JP2646859B2 - 車両用放電灯点灯装置 - Google Patents
車両用放電灯点灯装置Info
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- JP2646859B2 JP2646859B2 JP1538491A JP1538491A JP2646859B2 JP 2646859 B2 JP2646859 B2 JP 2646859B2 JP 1538491 A JP1538491 A JP 1538491A JP 1538491 A JP1538491 A JP 1538491A JP 2646859 B2 JP2646859 B2 JP 2646859B2
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- lighting
- circuit
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、特に車両のヘッドラ
イトとして使用する放電灯に適した車両用放電灯点灯装
置に関するものである。
イトとして使用する放電灯に適した車両用放電灯点灯装
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、例えば特開平２−６８２３４
号公報に示されているように、車両のヘッドライトに放
電灯を使用することが提案されている。この車両用の放
電灯は、バッテリから電源が供給される点灯回路によっ
て駆動され、点灯回路にはインバータ，始動用の高圧発
生回路等が含まれている。また、バッテリは車両の他の
部分にも電源を供給しており、エンジンを始動させるス
タータ（始動モータ）もこのバッテリを駆動電源として
いる。
号公報に示されているように、車両のヘッドライトに放
電灯を使用することが提案されている。この車両用の放
電灯は、バッテリから電源が供給される点灯回路によっ
て駆動され、点灯回路にはインバータ，始動用の高圧発
生回路等が含まれている。また、バッテリは車両の他の
部分にも電源を供給しており、エンジンを始動させるス
タータ（始動モータ）もこのバッテリを駆動電源として
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の車両用放電灯点灯装置にあっては、放電灯
（ヘッドライト）が点灯している時にエンジンを始動さ
せた場合、スタータ駆動に伴ってバッテリ電圧が急激に
低下し、放電灯は放電を維持することが困難となり消灯
（立ち消え）状態に陥るため、運転者は放電灯を再点灯
させるために点灯スイッチを一度オフ（ＯＦＦ）した後
再度オン（ＯＮ）にしなければならず、煩わしい動作を
行わなければならないという問題点があった。
ような従来の車両用放電灯点灯装置にあっては、放電灯
（ヘッドライト）が点灯している時にエンジンを始動さ
せた場合、スタータ駆動に伴ってバッテリ電圧が急激に
低下し、放電灯は放電を維持することが困難となり消灯
（立ち消え）状態に陥るため、運転者は放電灯を再点灯
させるために点灯スイッチを一度オフ（ＯＦＦ）した後
再度オン（ＯＮ）にしなければならず、煩わしい動作を
行わなければならないという問題点があった。
【０００４】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、エンジン始動時に放電灯が消
灯した場合は自動的に再点灯され、煩わしい動作の不要
な車両用放電灯点灯装置を得ることを目的としている。
るためになされたもので、エンジン始動時に放電灯が消
灯した場合は自動的に再点灯され、煩わしい動作の不要
な車両用放電灯点灯装置を得ることを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明に係る車両用放
電灯点灯装置は、放電灯が点灯しているか消灯している
かを検出する点灯検出回路と、エンジンが稼働か非稼働
かを判別するエンジン稼働判別回路と、スタータが稼働
か非稼働かを判別するスタータ稼働判別回路とを備え、
放電灯のスイッチがオンでエンジンが非稼働の時にスタ
ータが稼働して放電灯が消灯した場合再度放電灯を始動
させると共に、放電灯のスイッチがオンで該放電灯が消
灯している時に放電灯を再始動させる点灯制御回路を具
備したものである。
電灯点灯装置は、放電灯が点灯しているか消灯している
かを検出する点灯検出回路と、エンジンが稼働か非稼働
かを判別するエンジン稼働判別回路と、スタータが稼働
か非稼働かを判別するスタータ稼働判別回路とを備え、
放電灯のスイッチがオンでエンジンが非稼働の時にスタ
ータが稼働して放電灯が消灯した場合再度放電灯を始動
させると共に、放電灯のスイッチがオンで該放電灯が消
灯している時に放電灯を再始動させる点灯制御回路を具
備したものである。
【０００６】
【作用】この発明における点灯制御回路は、放電灯のス
イッチがオンでエンジンが非稼働の時にスタータが稼働
して放電灯が消灯した場合、再度放電灯を始動させ、ま
た放電灯のスイッチがオンで放電灯が消灯している時に
も、放電灯を再始動させる。
イッチがオンでエンジンが非稼働の時にスタータが稼働
して放電灯が消灯した場合、再度放電灯を始動させ、ま
た放電灯のスイッチがオンで放電灯が消灯している時に
も、放電灯を再始動させる。
【０００７】
【実施例】図１はこの発明の一実施例による車両用放電
灯点灯装置の回路構成を示すブロック図である。図にお
いて、１は車両のバッテリ、２はヘッドライトを構成す
るＨＩＤランプ（放電灯）３を点灯せしめる点灯回路、
４はＨＩＤランプ３の点灯スイッチのオン，オフの位置
を検出するスイッチ位置検出回路、５はＨＩＤランプ３
が点灯しているか消灯しているかを検出する点灯検出回
路、６はエンジン７が稼働か非稼働かを判別するエンジ
ン稼働判別回路、８はスタータ９が稼働か非稼働かを判
別するスタータ稼働判別回路、１０は上記スイッチ位置
検出回路４及び点灯検出回路５からの検出信号とエンジ
ン稼働判別回路６及びスタータ稼働判別回路８からの判
別信号に基づいて点灯回路２の制御を行う点灯制御回路
で、ＨＩＤランプ３の点灯スイッチがオンの位置でエン
ジン７が非稼働の時にスタータ９が稼働してＨＩＤラン
プ３が消灯した場合再度ＨＩＤランプ３を始動させると
共に、ＨＩＤランプ３の点灯スイッチがオンの位置で該
ＨＩＤランプ３が消灯している時にＨＩＤランプ３を再
始動させる。
灯点灯装置の回路構成を示すブロック図である。図にお
いて、１は車両のバッテリ、２はヘッドライトを構成す
るＨＩＤランプ（放電灯）３を点灯せしめる点灯回路、
４はＨＩＤランプ３の点灯スイッチのオン，オフの位置
を検出するスイッチ位置検出回路、５はＨＩＤランプ３
が点灯しているか消灯しているかを検出する点灯検出回
路、６はエンジン７が稼働か非稼働かを判別するエンジ
ン稼働判別回路、８はスタータ９が稼働か非稼働かを判
別するスタータ稼働判別回路、１０は上記スイッチ位置
検出回路４及び点灯検出回路５からの検出信号とエンジ
ン稼働判別回路６及びスタータ稼働判別回路８からの判
別信号に基づいて点灯回路２の制御を行う点灯制御回路
で、ＨＩＤランプ３の点灯スイッチがオンの位置でエン
ジン７が非稼働の時にスタータ９が稼働してＨＩＤラン
プ３が消灯した場合再度ＨＩＤランプ３を始動させると
共に、ＨＩＤランプ３の点灯スイッチがオンの位置で該
ＨＩＤランプ３が消灯している時にＨＩＤランプ３を再
始動させる。
【０００８】図２は上記構成の回路の動作の流れを示す
図である。先ず、スイッチ位置検出回路４の検出信号が
オン、つまり点灯スイッチがオンの位置で、点灯検出回
路５がＨＩＤランプ３の点灯を検出している時、エンジ
ン稼働判別回路６が稼働を判別すれば、スタータ稼働判
別回路８の判別結果に関係なく点灯制御回路１０は点灯
信号を点灯回路２へ送出し、ＨＩＤランプ３を点灯状態
に維持させる。この時、エンジン稼働判別回路６が非稼
働を判別し、スタータ稼働判別回路８が非稼働を判別す
れば、上記と同様点灯制御回路１０は点灯信号を送出す
るが、スタータ稼働判別回路８が稼働を判別した場合
は、点灯制御回路１０は消灯信号を点灯回路２へ送出し
て一度ＨＩＤランプ３を消灯させ、スタータ９によりエ
ンジン７が稼働した後ＨＩＤランプ３を再始動させる。
すなわち、この場合はエンジン始動時に相当し、バッテ
リ１の電圧が低下するので、一旦ＨＩＤランプ３を消灯
させてから再点灯させる。
図である。先ず、スイッチ位置検出回路４の検出信号が
オン、つまり点灯スイッチがオンの位置で、点灯検出回
路５がＨＩＤランプ３の点灯を検出している時、エンジ
ン稼働判別回路６が稼働を判別すれば、スタータ稼働判
別回路８の判別結果に関係なく点灯制御回路１０は点灯
信号を点灯回路２へ送出し、ＨＩＤランプ３を点灯状態
に維持させる。この時、エンジン稼働判別回路６が非稼
働を判別し、スタータ稼働判別回路８が非稼働を判別す
れば、上記と同様点灯制御回路１０は点灯信号を送出す
るが、スタータ稼働判別回路８が稼働を判別した場合
は、点灯制御回路１０は消灯信号を点灯回路２へ送出し
て一度ＨＩＤランプ３を消灯させ、スタータ９によりエ
ンジン７が稼働した後ＨＩＤランプ３を再始動させる。
すなわち、この場合はエンジン始動時に相当し、バッテ
リ１の電圧が低下するので、一旦ＨＩＤランプ３を消灯
させてから再点灯させる。
【０００９】次に、上記点灯スイッチがオンの位置で、
点灯検出回路５が消灯を検出した場合は、各判別回路
６，８の判別結果によらず点灯制御回路１０は点灯信号
を送出する。すなわち、この場合は点灯スイッチがオン
にもかかわらずＨＩＤランプ３が消灯している場合で、
この場合にも点灯を促す信号を送出する。また、スイッ
チ位置検出回路４の検出信号がオフ、つまり点灯スイッ
チがオフの位置であれば、上述の検出結果及び判別結果
によらず点灯制御回路１０は消灯信号を点灯回路２に送
出する。
点灯検出回路５が消灯を検出した場合は、各判別回路
６，８の判別結果によらず点灯制御回路１０は点灯信号
を送出する。すなわち、この場合は点灯スイッチがオン
にもかかわらずＨＩＤランプ３が消灯している場合で、
この場合にも点灯を促す信号を送出する。また、スイッ
チ位置検出回路４の検出信号がオフ、つまり点灯スイッ
チがオフの位置であれば、上述の検出結果及び判別結果
によらず点灯制御回路１０は消灯信号を点灯回路２に送
出する。
【００１０】このように、各検出回路４，５及び判別回
路６，８からの信号に基づいて点灯回路２の制御を行う
ことで、エンジン始動時のスタータ駆動によりバッテリ
電圧が低下してＨＩＤランプ３が消灯状態となっても自
動的に再点灯され、自動的にＨＩＤランプ３は点灯状態
へ復帰する。このため、従来のように点灯スイッチを一
度オフにしてから再度オンにするという煩わしい動作は
不要となる。
路６，８からの信号に基づいて点灯回路２の制御を行う
ことで、エンジン始動時のスタータ駆動によりバッテリ
電圧が低下してＨＩＤランプ３が消灯状態となっても自
動的に再点灯され、自動的にＨＩＤランプ３は点灯状態
へ復帰する。このため、従来のように点灯スイッチを一
度オフにしてから再度オンにするという煩わしい動作は
不要となる。
【００１１】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、放電
灯の点灯検出回路，エンジンの稼働判別回路及びスター
タの稼働判別回路を備え、それらの検出結果及び判別信
号に基づいて放電灯の点灯回路を制御するようにしたの
で、エンジン始動時に放電灯が消灯した場合でも自動的
に再始動され、再点灯のための煩わしい動作が不要にな
るという効果がある。
灯の点灯検出回路，エンジンの稼働判別回路及びスター
タの稼働判別回路を備え、それらの検出結果及び判別信
号に基づいて放電灯の点灯回路を制御するようにしたの
で、エンジン始動時に放電灯が消灯した場合でも自動的
に再始動され、再点灯のための煩わしい動作が不要にな
るという効果がある。
【図１】 この発明の一実施例を示すブロック図
【図２】 図１の回路の動作の流れを示す説明図
１ バッテリ ２ 点灯回路 ３ ＨＩＤランプ（放電灯） ４ スイッチ位置検出回路 ５ 点灯検出回路 ６ エンジン稼働判別回路 ７ エンジン ８ スタータ稼働判別回路 ９ スタータ １０ 点灯制御回路 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 広義 神奈川県鎌倉市大船二丁目14番40号 三 菱電機株式会社 生活システム研究所内 (72)発明者 永井 敏 神奈川県鎌倉市大船二丁目14番40号 三 菱電機株式会社 生活システム研究所内 (72)発明者 私市 広康 神奈川県鎌倉市大船二丁目14番40号 三 菱電機株式会社 生活システム研究所内 (72)発明者 大塚 洋俟 神奈川県鎌倉市大船二丁目14番40号 三 菱電機株式会社 生活システム研究所内 (56)参考文献 特開 平２−68234（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−68889（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−87847（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】 放電灯が点灯しているか消灯しているか
を検出する点灯検出回路と、エンジンが稼働か非稼働か
を判別するエンジン稼働判別回路と、スタータが稼働か
非稼働かを判別するスタータ稼働判別回路とを備え、放
電灯のスイッチがオンでエンジンが非稼働の時にスター
タが稼働して放電灯が消灯した場合再度放電灯を始動さ
せると共に、放電灯のスイッチがオンで該放電灯が消灯
している時に放電灯を再始動させる点灯制御回路を具備
したことを特徴とする車両用放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1538491A JP2646859B2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 車両用放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1538491A JP2646859B2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 車両用放電灯点灯装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04271936A JPH04271936A (ja) | 1992-09-28 |
| JP2646859B2 true JP2646859B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=11887258
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1538491A Expired - Fee Related JP2646859B2 (ja) | 1991-02-06 | 1991-02-06 | 車両用放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2646859B2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-06 JP JP1538491A patent/JP2646859B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04271936A (ja) | 1992-09-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |