JPH04259181A - 磁気記録再生装置の時間軸変動補正方法 - Google Patents

磁気記録再生装置の時間軸変動補正方法

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JPH04259181A
JPH04259181A JP3020034A JP2003491A JPH04259181A JP H04259181 A JPH04259181 A JP H04259181A JP 3020034 A JP3020034 A JP 3020034A JP 2003491 A JP2003491 A JP 2003491A JP H04259181 A JPH04259181 A JP H04259181A
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JP
Japan
Prior art keywords
signal
audio
recording
circuit
audio signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3020034A
Other languages
English (en)
Inventor
Sugio Makishima
杉夫 巻島
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP3020034A priority Critical patent/JPH04259181A/ja
Publication of JPH04259181A publication Critical patent/JPH04259181A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置の時間
軸変動補正方法に関し、高周波なジッタをも補正できる
よう工夫したものであり、例えば8mmビデオテープレ
コーダに利用して有用である。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダの再生映像信号に
は、ジッタや位相遅れなどの時間軸変動が含まれている
。この時間軸変動を補償するものとしてタイムベースコ
レクタ(Time Base Corrector:T
BC)がある。従来のTBCは、再生された映像信号か
ら水平同期信号を分離するとともに、映像信号をデジタ
ル信号にする。そして分離した水平同期信号を基に書き
込みクロックを生成し、この書き込みクロックのタイミ
ングに合せて、デジタル化した映像信号をメモリに書き
込む。次に基準同期信号のタイミングに合せて、デジタ
ル映像信号をメモリから読み出し、このデジタル映像信
号をアナログの映像信号に戻す。アナログ信号に戻され
た映像信号は、新たに同期信号がつけかえられ、変動の
無いきれいな映像信号となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のTBC
では、書き込みクロックを水平同期信号(周波数15.
7KHZ )から作っているため、水平同期信号よりも
高周波な周波数成分のジッタの除去はできない。また、
水平同期信号が歪んでいるときには、正確な書き込みク
ロックを生成することは難しい。
【0004】高周波なジッタを除くには、水平同期信号
よりも高周波なパイロット信号を発生する発振器を付加
して、このパイロット信号を映像信号とともに記録し、
パイロット信号から書き込みクロックを生成してTBC
を作動させればよいと考えられる。しかし、このように
すると発振器を新たに組み込まなければならず、回路構
成が複雑となり、実際の製品としては現実的ではない。
【0005】本発明は、上記従来技術に鑑み、高周波な
ジッタを除去でき、かつ、既存の回路を利用して映像信
号の時間軸変動の補正ができる、磁気記録再生装置の時
間軸変動補正方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、音声信号をステレオ記録・再生でき、且つタイム
ベースコレクタを備えた磁気記録再生装置において、音
声用の二種の音声キャリアのうちの一方の音声キャリア
を利用して、タイムベースコレクタのパイロット信号を
生成してタイムベースコレクタを作動させることを目的
とする。
【0007】
【作用】本発明では、タイムベースコレクタを作動させ
る書き込みクロックの基となるパイロット信号を、水平
同期信号よりも高周波な音声キャリアを用い、高周波な
ジッタも除去する。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。実施例としては8mmビデオテープレコーダ
(VTR)に適用したものを説明する。8mmVTRの
オーディオ記録規格では、標準装備としてFMオーディ
オ方式が規定されている。FMオーディオ方式では、音
声信号をビデオ信号と一緒に回転ベッドによりステレオ
記録する。ステレオ記録をするFMオーディオ方式では
、右側音声Rと左側音声Lの和信号である主音声信号(
L+R)により1.5MHZ の音声キャリアを変調し
て記録し、右側音声Rと左側音声Lの差信号である副音
声信号(L−R)により1.7MHZ の音声キャリア
を変調して記録する。
【0009】本実施例ではステレオ記録のできる8mm
VTRを用いている。まず図1を基に記録時の態様を説
明する。輝度信号Yは、プリエンファシス回路1でプリ
エンファシスされ、FM変調回路2でFM変調されて帯
域が2〜7.5MHZ の変調輝度信号Y(FM)とな
る。色信号Cは、低域変換回路3により低域変換され7
43KHZ の低域変換色信号C(T)となる。1.5
MHZ の音声キャリアAC(L)は、FM変調回路4
にて主音声信号(L+R)で変調され変調主音声信号(
L+R)(FM)となる。もう一方の1.7MHZ の
音声キャリアAC(H)は、変調されることなくそのま
ま送られる。変調輝度信号Y(FM),低域変調色信号
C(T),変調主音声信号(L+R)(FM),音声キ
ャリアAC(H)は、加算器5及びアンプ6を介して回
転ヘッド7へ送られ、回転ヘッド7によりビデオテープ
8に記録される。本実施例では、1.7MHZ の音声
キャリアAC(H)を変調することなく記録し、この音
声キャリアAC(H)を、後述するタイムベースコレク
タ用のパイロット信号としており、この点が発明のポイ
ントとなるところである。なお、通常のステレオ録音を
するときには、音声キャリアAC(H)は副音声信号(
L−R)により変調され、変調副音声信号がビデオテー
プ8に記録される。
【0010】次に再生系について図2を基に説明する。 ビデオテープ10に記録された各信号は、回転ヘッド1
0により再生されアンプ11を介して出力される。変調
主音声信号(L+R)(FM)は、バンドパスフィルタ
12を通って音声復調回路13に送られ、1.7MHZ
 の音声キャリアAC(H)は、バンドパスフィルタ1
4を通って音声復調回路13及びフェーズロックループ
(PLL)15に送られる。
【0011】音声復調回路13は、変調主音声信号(L
+R)(FM)を復調して主音声信号(L+R)を出力
する。このとき音声キャリアAC(H)には音声情報が
含まれていないため、再生音声はモノラル音声となる。
【0012】PLL15は、1.7MHZ の音声キャ
リアAC(H)が入力されて、音声キャリアAC(H)
と位相の同調がとられた14.3MHZ の書き込みク
ロックKを生成する。つまり、音声キャリアAC(H)
はパイロット信号として機能し、生成された書き込みク
ロックKはタイムベースコレクタ100へ送られる。
【0013】変調輝度信号Y(FM)は、ハイパスフィ
ルタ101を通り処理回路102にてFM復調及びディ
エンファシスがされ輝度信号Yとなる。輝度信号YはA
/D変換器103によりデジタル化されてメモリ104
に記憶される。A/D変換タイミング及びメモリ記憶タ
イミングは、書き込みクロックKに同期して行なわれる
【0014】低域変換色信号C(T)は、バンドパスフ
ィルタ106を通り、高域変換回路107にて高域変換
されて色信号Cとなる。色信号CはA/D変換器108
によりデジタル化されメモリ109に記憶される。A/
D変換タイミング及びメモリ記憶タイミングは、書き込
みクロックKに同期して行なわれる。
【0015】サーボ回路16からは14.3MHZ の
基準同期信号KOが出力されている。そしてメモリ10
4に記憶された輝度信号Yは、基準同期信号KOに同期
してメモリ104から読み出され、D/A変換回路10
5でアナログ化されて出力される。またメモリ109に
記憶された色信号Cは、基準同期信号KOに同期してメ
モリ109から読み出され、D/A変換器110でアナ
ログ化されて出力される。
【0016】基準同期信号KOには変動がないため、タ
イムベースコレクタ100から出力される輝度信号Y及
び色信号Cは時間軸変動(ジッタ等)が補正されたもの
となる。また、パイロット信号となる1.7MHZ の
音声キャリアAC(H)は、水平同期信号(15.7K
HZ )よりも高周波であるため、15.7KHZ よ
りも高周波なジッタも除去できる。
【0017】なお、ドロップアウト検出回路17がドロ
ップアウトを検出したときには、ドロップアウトを含む
フィールドの輝度信号Y及び色信号Cのメモリ104,
109への書き込みを禁止する。また回転ヘッド10は
サーボ回路16によりサーボ制御される。
【0018】次に本発明の第2の実施例を図3を参照し
て説明する。第2の実施例では、水平同期信号分離回路
31により輝度信号Yから水平同期信号HDを分離し、
PLL32により水平同期信号HDから1.7MHZ 
のパイロット信号Pを作っている。他の部分は図1に示
す回路と同様である。
【0019】図3に示す回路で記録したビデオテープ8
を、図2に示す回路で再生すると、前述したのと同様に
して映像信号の時間軸変動補正を正確に実行できる。
【0020】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに、本発明によれば、水平同期信号よりも高周波な音
声キャリアまたはこれと同周波の信号を、タイムベース
コレクタのパイロット信号としたので、高周波なジッタ
の除去ができる。
【0021】また、現状の回路をそのまま利用している
ので、新たに付加する回路はわずかですむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の記録系を示す回路図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例の再生系を示す回路図であ
る。
【図3】本発明の第2実施例の記録系を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
AC(L),AC(H)  音声キャリアY  輝度信
号 C  色信号 K  書き込みクロック KO  基準同期信号 100  タイムベースコレクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録系では輝度信号,色信号,主音声
    信号及び副音声信号をビデオテープに記録する記録回路
    を有し、再生系では、再生した輝度信号及び色信号を書
    き込みクロックのタイミングに合せてA/D変換してメ
    モリに書き込み、書き込んだ輝度信号及び色信号を基準
    同期信号のタイミングに合せてメモリから読み出してD
    /A変換するタイムベースコレクタを有するとともに、
    主音声信号及び副音声信号を再生するステレオ再生回路
    を有する磁気記録再生装置において、主音声信号及び副
    音声信号により変調される二種類の音声キャリアのうち
    、一方のキャリアをパイロット信号として記録系で記録
    し、再生系ではパイロット信号を再生し、このパイロッ
    ト信号を基に書き込みクロックを生成し、タイムベース
    コレクタを作動させることを特徴とする磁気記録再生装
    置の時間軸変動補正方法。
  2. 【請求項2】  記録系では輝度信号,色信号,主音声
    信号及び副音声信号をビデオテープに記録する記録回路
    を有し、再生系では、再生した輝度信号及び色信号を書
    き込みクロックのタイミングに合せてA/D変換してメ
    モリに書き込み、書き込んだ輝度信号及び色信号を基準
    同期信号のタイミングに合せてメモリから読み出してD
    /A変換するタイムベースコレクタを有するとともに、
    主音声信号及び副音声信号を再生するステレオ再生回路
    を有する磁気記録再生装置において、主音声信号及び副
    音声信号により変調される二種類の音声キャリアのうち
    、一方のキャリアと周波数の等しい信号を生成し、この
    生成した信号をパイロット信号として記録系で記録し、
    再生系ではパイロット信号を再生し、このパイロット信
    号を基に書き込みクロックを生成し、タイムベースコレ
    クタを作動させることを特徴とする磁気記録再生装置の
    時間軸変動補正方法。
JP3020034A 1991-02-13 1991-02-13 磁気記録再生装置の時間軸変動補正方法 Withdrawn JPH04259181A (ja)

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