JPH02126786A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は映像信号を磁気テープへ記録再生する磁気記録
再生装置に関するもので、特にコンポジット映像信号お
よび、コンポーネント映像信号および、水平同期信号（
Ｈ−３ＹＮＣと称す）と色副搬送波（サブキャリアと称
す）の関係（ｓｅａと称す）が一定に保たれていないノ
ンスタンダード映像信号を記録再生する磁気記録再生装
置に関する。

従来の技術 ］ンボジット映像信号を記録再生する磁気記碌信号を記
録再生する１インチタイプＣＶＴＲが知られている。１
インチタイプＣＶＴＲでは、入力映像信号はコンポジッ
ト信号のまま周波数変調され磁気テープへ記録される。

つまり、入力映像信号のカラーフレームがビデオトラッ
ク上に記録されることになる。なお、カラーフレームと
は、Ｈ−３ＹＮＣとサブキャリアの位相関係により定め
られ、ＮＴＳＣ方式の映像信号の場合、初めのフレーム
と次のフレームではサブキャリア位相が１８００反転す
る（ＰＡＬ方式では２フレーム後の位相が１８００反転
する）。従って、水平同期信号とサブキャリアの位相関
係は４フイールド経過しないと元にもどらない（ＰＡＬ
方式では８フイールド）。第４図はＮＴＳＣ方式の前記
位相関係を示した図面であるが、カラーフィールド１と
カラーフィールド３では、サブキャリアの位相が１８０
０反転している他は同一である。このため前記の１イン
チタイプＣＶＴＲの様にコンポジット映像信号を直接周
波数変調して、記録再生を行なう場合、ＶＴＲ編集等で
２系統以上の映像信号を１系統に編集した際、カラーフ
ィールド１とカラーフィールド３とをミス同期させるこ
とがある。ミス同期させた場合には、編集点での色相の
変化や画像の水平方向シフト等の現象が発生する。前記
ミス同期を防ぐために１インチタイプＣＶＴＲでは、入
力映像信号のカラーフレームを検出し、カラーフレーム
の識別用付加パルスをコントロール信号に付加してコン
トロールトラックへ記録している。

第６図’ｒｉカラーフレーム信号とコントロール信号の
波形図で、ａＨカラーフレーム信号、ｂはコントロール
信号であり、カラーフレーム信号の”ハイ′°期間がカ
ラーフィールド１及ヒ２　、　−＋ロー”期間がカラー
フィールド３及び４を示している。

カラーフレーム識別用の付加パルスは同図すに示す如く
、フィールド１に相当するコントロール信号の極性が変
わった０、２ｍ５ｅＯ後に、０．２ｍ５ｅｃ幅のパルス
を付加している。

コントロール信号に付加パルスを付加して記録すれば、
再生時に前記記録されたコントロール信号から付加パル
スを検出し、検出された付加パルスを使用して、キャプ
スタンサーボを行なうと、再生映像信号のカラーフレー
ムを基準信号のカラーフレームに同期させることができ
る。従って。

ＶＴＲ編集を行なう場合、２系統以上の再生映像信号の
カラーフレームが基準信号のカラーフレームに同期する
ため、編集点での色相ずれ等の問題が生じることはない
。前記編集法をカラーフレーム編集という。また、タイ
ムコードにより編集点を設定して、”／ＴＲ編集を行な
う場合が多くなった。タイムコードを用いて編集を行な
う時、前記のミス同期をなくすために、タイムコードの
ナンバーと映像信号のカラーフレームの関係１ｊＩ：Ｎ
Ｔｓｃ方式では、タイムコードの偶数番号が第４図のカ
ラーフィールド（フィールド１．２　）、奇数番号がカ
ラーフレーＢ（フィールド３．４）に規定している。Ｆ
ＡＩ、方式では、タイムコードの秒の番号をＳ、フレー
ム番号をＰとすると、Ｓ十Ｐを４で割った余りが ０の時・・・・・・フィールド７．８ １の時・・・・・・フィールド１．２ ２の時・・・・・・フィールド３．４ ３の時・・・・・・フィールド５．６ に規定している。タイムコードを前記した関係にカラー
フレームロックさせないで記ｆｉした場合は。

再生映像信号は基準信号のカラーフレームに同期するが
、タイムコードは同期することができないため、タイム
コードを用いて編集した場合、やはりミス同期を起こす
ためカラーフレーム編集ができなかった。

以上説明したようにコンポジット映像信号を記録再生す
る磁気記録再生装置では、映像信号のカラーフレームに
同期してサーボ用のコントロール信号にカラーフレーム
情報を付加し、かつタイムコードの番号からのカラーフ
レーム情報と映像信号のカラーフレームとを一致させて
、磁気テープへ記録することが重要となる。

発明が解決しようとする課雇 しかしながら、コンポジット映像信号を輝度信号（Ｙ信
号）と色信号に分離し、色信号をＲ−τ信号、Ｂ−丁信
号へ復調し、かつ両色差信号金時間軸圧縮信号へ変換し
、輝度信号と時間軸圧縮信号を別々のトラックへ記録す
る磁気記録再生装置では２コンポジット映像信号の他に
、Ｙ、Ｒ−Ｙ。

Ｂ−Ｙ信号のコンポーネント映像信号も入力可能となっ
て２す、出力には、コンポジット、コンポーネント映像
信号を同時に出力することが可能となっている。

コンポーネント映像信号はサブキャリアを用いないたぬ
カラーフレーム情報は存在しない。

従って、コンポーネント映像信号が入力された場合、タ
イムコードをカラーフレームロックして記録することが
できず、また、コントロール信号にカラーフレーム情報
を付加することができないため、その再生出力のコンポ
ジット映像信号のカラーフレームとタイムコードのカラ
ーフレームとが一致せず、カラーフレームロックしない
という問題点がある。また、１インチタイプＣＶＴＲへ
の編集でタイムコードを用いてカラーフレーム編集がで
きないという問題点があった。

本発明はこのような点に鑑み、コンポジット映像信号、
カラーフレーム情報のないコンポーネント映像信号およ
びＳＣＨが一定に保たれていないノンスタンダード映像
信号のどの映像信号を記録しても、再生のコンポジット
映像信号のカラーフレームは基準信号のカラーフレーム
に同量させることができ、タイムコードとの関係もカラ
ーフレームロックすることのできる磁気記録再生装置を
提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は入力映像信号のカラーフレームラ検出して第１
のカラーフレーム信号を得る手段と、入力映像信号より
検出されたフレーム信号を分周して第２のカラーフレー
ム信号全得る手段と、第１．第２のカラーフレーム信号
を選択する選択手段と、選択されたカラーフレーム信号
に従ってサーボ用のコントロール信号全変調する手段と
、タイムコード信号をカラーフレームロックさせてタイ
ムコード信号を発生させる手段とを設け、カラーフレー
ムを規定できない映像信号が入力された時には、前記第
２のカラーフレーム信号にもとづいて、カラーフレーム
を規定できる映像信号が入力された時には、＠記第１の
カラーフレーム信号にもとづいて。

コントロール信号を変調し、かつ、タイムコード信号を
カラーフレームロックさせて、記録する構成となってい
る。

作用 本発明は前記した構成により、カラーフレームを規定す
ることのできない映像信号が入力されても、フレーム信
号全分周してつくったカラーフレーム情報に従って、サ
ーボ用のコントロール信号を変調かけ、およびタイムコ
ード信号はカラーフレームロックして記録するため、サ
ーボ、タイムコードにとっては入力映像信号にあたかも
カラーフレーム情報が存在したかのように作用し、その
再生時、コントロール信号へ付加したカラーフレーム情
報を検出し、検出したカラーフレーム情報を用いてキャ
プスタンサーボを行なうと再生出力のコンポジット映像
信号のカラーフレームは基準信号のカラーフレームに同
期し、かつ、タイムコード信号も基準信号にカラーフレ
ームロックし、映像信号とタイムコード信号のカラーフ
レーム関係は所定の規定を満足するものとなる。

実施例 第１図は本発明の一実施例における磁気記録再生装置の
記録系のブロック図であり、ＰＡＬ、方式のコンポジッ
ト映像信号とコンポーネント映像信号を記録再生するも
のである。

以下その動作を図面を用いて説明する。

図中、１はコンポジット映像信号の入力端子で、２．３
．４はそれぞれＹ、Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ信号のコンポーネン
ト映像信号の入力端子であり、入力端子１からのコンポ
ジット映像信号はデコーダー６でＹ、Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ信
号ヘデコードされ、スイッチ６でデコーダー６からの信
号か入力端子２〜４からの信号かを切りかえる。制御信
号は装置に付いている入力切換えスイッチに連動して、
コンポーネント信号を選択する時Ｋ　ｔ＋ロー″となる
コンボーネン）Ｌの信号で切換える。スイッチｅで切換
えられた信号のうち輝度信号は変調器７へ供給され、ク
ランプ、エンファシス９周波数変調され１回転磁気ヘッ
ド１０で磁気テープへ記録される。一方、スイッチ６か
らのＲ−Ｙ　、　Ｂ−Ｙ信号は時間軸圧縮回路８へ供給
されて１時間軸圧縮処理されて、１系統の時間軸圧縮信
号に変換され、輝度信号と同様に変調器９でクランプ、
エンファシス、周波数変調された後、回転磁気ヘッド１
１で磁気テープへ記録される。

また、同期分離回路１３ではスイッチ６から輝度信号が
供給され、複合同期信号が分離される。

分離された複合同期信号はフレーム信号検出器１６へ供
給され、フレーム信号を検出し、検出されたフレーム信
号は変調器１７とμ分周器１６へ供給される。μ分周器
１ｅではフレーム信号をに分周して、第２のカラーフレ
ーム信号を形成する。第２のカラーフレーム信号はコン
ポジット映像信号に存在スるＨ−３ＹＮＣとサブキャリ
アの関係を検出したものでなく、単にフレーム信号を％
分周したもので、入力映像信号が何であろうとカラーフ
レームが存在するかの如く、扱う信号である。

一方、コンポジット映像信号にはカラーフレームが存在
するため、入力端子１からのコンボジフト映像信号はバ
ースト分離回路１２でバースト信号が分離され、バース
ト信号はカラーフレーム検出回路１４へ供給され、同期
分離回路１３からの複合同期信号とでカラーフレームを
検出する。カラーフレーム検出回路１４の出力信号は第
１のカラーフレーム信号としてスイッチ１８へ供給され
、スイッチ１８の他方端子にはμ分周器１６からの第２
のカラーフレーム信号が供給される。スイッチ１８の制
御信号は、装置についているスタンダード、ノンスタン
ダード信号を切換えるスイッチより供給されるノンスタ
ンダード時に”ロー″となるノンスタンダードＬと前記
コンポーネントＬと？ナントゲート２２でナンドした信
号で、スイッチ１８の出力信号は入力映像信号がコンポ
ジット映像信号のときは第１のカラーフレーム信号が、
コンボジフト映像信号、およびノンスタンダード信号の
ときは第２のカラーフレーム信号が出力される。スイッ
チ１８からのカラーフレーム信号は変調器１７とタイム
コード発生器１９へ供給され、変調器１７では、奇数フ
ィールドでゞ−・イ”偶数フィールドで゛ロー”のデユ
ーティ比ｓｏ　：　ｓ。

のフレーム信号をカラーフレーム信号によって、カラー
フィールド３と４．およびカラーフィールド５と６のデ
ユーティ比を５５　：４５に変調する。

第２図はカラーフレーム信号と変調されたコントロール
信号の波形図で、Ｃはコントロール信号。

ｄはカラーフレーム信号である。第２図Ｃの如く変調さ
れたコントロール信号は、磁気テープの長手方向のコン
トロールトラックに磁気ヘッド２゜で記録される。

一方、タイムコード発生器１９では、複合同期信号にも
とづいてタイムコード信号を発生させるが、コントロー
ル信号を変調かけたカラーフレーム信号により、タイム
コード信号とをカラーフレームロックして発生し、磁気
テープの長手方向のタイムコードトラックに磁気ヘッド
２１で記録される。

第３図は本実施例の磁気記録再生装置の再生系のブロッ
ク図である。同図面で第１図と同一〇ものは同一番号を
付しである。

図中磁気ヘッド１０．１１からの再生信号はそれぞれ復
調器２３．２４へ供給されて、リミッタ。

周波数復調、デイエンファシス等の処理を行ない。

再生輝変信号、再生時間軸圧縮信号として時間軸補正器
２６へ供給される。時間軸補正器２６では。

再生信号の時間軸変動に同期した書込みクロック。

書込みスタート信号を形成し、メモリへ書込み。

シンクジェネレータ３１で形成された基準の読出しクロ
ック、読出しスタート信号でメモリから読出すことによ
り、時間軸質＠を除去した再生コンポーネント映像信号
を得る。Ｒ−Ｙ、Ｂ−Ｙ信号については書込みクロック
のμの周波数の読出しクロックでメモリから読出して時
間軸伸長を行なう。

なお、シンクジェネレータ３１で形成される信号はすべ
て入力端子３２から供給される基準映像信号から形成さ
れ１時間軸補正用の読出しクロック、読出しスタート信
号の他に、エンコード用の基準サブキャリア、サーボ用
の基準フレーム信号。

基準カラーフレーム信号を発生する。

時間軸補正器２５からのコンポーネント映像信号は、出
力端子２６．２７．２８へＹ、Ｒ−Ｙ。

Ｂ−Ｙ信号を出力する。一方、コンポーネント映像信号
はエンコーダ２９へも供給され、シンクジェネレータ３
１からの基準サブキャリアにもとづいてＲ−Ｙ、Ｂ−Ｙ
信号が変調され、輝度信号と混合することにより再生コ
ンポジット映像信号を得、出力端子３０へ出力する。以
上の様に、再生コンボシフ）映像信号は基準映像信号に
水平同期し、かつ、サブキャリアも位相ロックするため
。

カラーフレームは一致する。

一方、磁気ヘッド２０で再生されたコントロール信号は
、検出回路３３へ供給されて、デユーティ比６５：４５
の変調点を検出することにより、記録されたカラーフレ
ーム情報を得、磁気ヘッド２０からのコントロール信号
とともにサーボ回路３４へ供給される。サーボ回路３４
では、シンクジェネレータ３１からの基準フレーム信号
、基準カラーフレーム信号と再生コントロール信号、再
生のカラーフレーム情報とを位相比較して誤差電圧をキ
ャプスタンモータ３５へ帰還する。以上のキャプスタン
サーボの動作により、磁気テープ長手方向に記録された
タイムコード信号は、基準カラーフレーム信号とカラー
フレームロックする。

以上の様に本実施例によれば、入力コンボジフト映像信
号から第１のカラーフレーム信号を得る手段と、フレー
ム信号’に’Ａ分周して第２のカラーフレーム信号を得
る手段と、第１．第２のカラーフレーム信号を選択する
手段を設け、３０Ｈの規定できるコンボジフト映像信号
のときは、第１のカラーフレーム信号、ＳＣＨの規定で
きないコンポーネント映像信号やノンスタンダード信号
のとキハ、第２のカラーフレーム信号を選択し１選択さ
れたカラーフレーム信号によってコントロール信号を変
調し、かつ、タイムコード信号をカラーフレームロック
して記録することにより、再生時。

基準映像信号のカラーフレームと再生のコンポジット映
像信号のカラーフレームがロックし、かつ。

再生タイムコード信号ともカラーフレームロックする。

なお１本実施例では、ＰＡＬ方式のコンボジフト映像信
号を記録再生するものであるが、ＮＴＳＣ方式の場合は
Ａ分周器１６を捧分局器にすればよい。

また１本実施例では、カラーフレーム情報ヲコントロー
ル信号のデユーティ比を変調かけることにより磁気テー
プへ記録したが、従来の１インチタイプＣＶＴＲの如く
コントロール信号にカラーフレーム識別用の付加パルス
を付加して記録し、再生時に付加パルスを検出してカラ
ーフレーム情報を得てもよい。

また１本実施例では、コンポジット映像信号のカラーフ
レームのみ検出していたが、コンポーネント映像信号に
カラーフレーム識別パルスが付加しである場合には、コ
ンポーネント映像信号から前記識別パルスを検出する手
段を設けて、カラーフレーム情報を検出し、コントロー
ル信号を変調する変調器１７と２タイムコ一ド発生器１
９へ供給し、識別パルスが存在しない時はフレーム信号
’を分周したカラーフレーム情報を変調器１７．タイム
コード発生器１９へ供給するようにスイッチ１８を構成
してもよい。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、カラーフレームの
規定できない映像信号が入力されても、つねにコントロ
ール信号にカラーフレーム情報を付加し、付加したカラ
ーフレーム情報とタイムコード信号とをカラーフレーム
ロックして記録するため、再生時には、再生のコンポジ
ット映像信号およびタイムコード信号は基準信号にカラ
ーフレームロックすることができる。また、再生映像信
号、タイムコード信号が基準信号にカラーフレームロッ
クしているので、１インチＶＴＲとの編集でタイムコー
ドを用いて編集点を設定しても１編集点での色相乱れや
画像の水平方向シフトを生じることなく編集でき、その
実用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における一実施例の磁気記録再生装置の
記録系のブロック図、第２図は同実施例の動作波形図、
第３図は同実施例の再生系のブロック図、第４図はカラ
ーフレームを説明するための波形図、第５図は１インチ
ＶＴＲのコントロール信号の記録波形図である。 １４・・・・・・カラーフレーム検出回路＋１６・・・
・・・Ａ分周器、１７・・・・・・変調器、１８・・・
・・・スイッチ、１９・・・・・・タイムコード発生器
。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名Ｃ−
−−コントロール！言号 ｄ−ｍ−カラーフレーム信号 第 図 Ｓθ こＳ 心 より く５ ン 偶 図 ｚ６−−−イ ど７−１？　　−イ ３ｚ・ Ｘノ映像店号

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 コンポジット映像信号およびコンポーネント映像信号お
   よび水平同期信号と色副搬送波の関係が一定に保たれて
   いないノンスタンダード映像信号を記録再生する磁気記
   録再生装置であって、入力映像信号のカラーフレームを
   検出して第１のカラーフレーム信号を得る手段と、 入力映像信号より検出されたフレーム信号を分周して第
   ２のカラーフレーム信号を得る手段と、前記第１、第２
   のカラーフレーム信号を選択する選択手段と、 前記選択手段の出力信号に従ってサーボ用のコントロー
   ル信号を変調する手段と、 前記選択手段の出力信号にもとづいてタイムコード信号
   をカラーフレームロックさせてタイムコード信号を発生
   させる手段とを設け、カラーフレームを規定できない映
   像信号が入力された時には、第２のカラーフレーム信号
   にもとづいて、カラーフレームを規定できる映像信号が
   入力された時には、第１のカラーフレーム信号にもとづ
   いてコントロール信号を変調し、かつ、タイムコード信
   号をカラーフレームロックさせて映像信号、コントロー
   ル信号、タイムコード信号を記録することを特徴とする
   磁気記録再生装置。