JP2850334B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2850334B2
JP2850334B2 JP63253381A JP25338188A JP2850334B2 JP 2850334 B2 JP2850334 B2 JP 2850334B2 JP 63253381 A JP63253381 A JP 63253381A JP 25338188 A JP25338188 A JP 25338188A JP 2850334 B2 JP2850334 B2 JP 2850334B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明は、各色差信号を時間圧縮して並べ換えて順次
記録する方式の磁気記録再生装置に関し、例えば、コン
ポーネント型ビデオテープレコーダ(VTR)等に適用さ
れる。
B 発明の概要 本発明は、各色差信号を時間圧縮して並べ換えて順次
記録する方式の磁気記録再生装置において、記録系では
テレビジョン方式に応じて選択した各色差信号の一方に
上記テレビジョン方式に応じたカラーフレームを示すイ
ンデックス情報を挿入する信号処理を行い、再生ではテ
レビジョン方式に応じて選択された一方の色差信号に挿
入されているインデックス情報に基づいて、対応するテ
レビジョン方式の再生信号に対してのみ上記インデック
ス情報に応じたカラーフレーミング制御を行い、異なる
テレビジョン方式の再生信号に対して上記カラーフレー
ミング制御を停止することにより、カラーフレーミング
制御の誤動作を防止し、テープの互換性を保証できるよ
うにしたものである。
C 従来の技術 NTSC方式とPAL−M方式とでは、コンポーネント信号
の規格が基本的部分で同じであることから、それぞれコ
ンポーネント信号においては互換性を保証することがで
きることが知られている。そこで、コンポーネント型VT
Rのテープフォーマットは、NTSC方式とPAL−M方式とで
テープの互換性を保証できるように決定するのが一般的
である。
また、従来より、一つの映像信号に対して輝度信号用
の記録トラックと色差信号用の記録トラックを独立に設
けるコンポーネント型VTRでは、各色差信号を時間圧縮
して並べ換えて順次記録する際に、そのテレビジョン方
式に応じたカラーフレームすなわちNTSC方式では4フィ
ールド期間またPAL−M方式では8フィールド期間を示
すインデックス情報を一方の色差信号に挿入し、再生時
に、そのインデックス情報に基づいてカラーフレームを
とるカラーフレーミング制御が行われている。
D 発明が解決しようとする課題 ところで、上述のように一つの映像信号に対して輝度
信号用の記録トラックと色差信号用の記録トラックを独
立に設け、各色差信号を時間圧縮して並べ換えて順次記
録する際に、そのテレビジョン方式に応じたカラーフレ
ームを示すインデックス情報を一方の色差信号に挿入
し、再生時に、そのインデックス情報に基づいてカラー
フレーミング制御を行うようにした従来のコンポーネン
ト型VTRでは、例えばNTSC方式のVTRにてPAL−M方式の
テープを再生すると8フィールド期間のカラーフレーム
を示すインデックス情報が再生され、また、PAL−M方
式のVTRにてNTSC方式のテープを再生すると4フィール
ド期間のカラーフレームを示すインデックス情報が再生
されてしまうことから、カラーフレーミング制御に誤動
作が発生し、テープの互換性を保証できなくなってしま
う。
上記カラーフレーミング制御の誤動作はVTRにおける
カラーフレーミング制御処理のアゴリズムにより異なる
が、例えば、サーボリロックによりカラーフレームをと
るような処理の場合は、サーボの所謂蹴飛ばし量が不安
定となるため、カラーフレーム編集時の編集制御を確保
することができなくなる。また、映像信号を水平軸
(H)方向へ遅延させて画質保障する場合には、上記水
平軸(H)方向に映像が揺らぐ現象が発生する。
そこで、本発明は、上述の如き従来の実情に鑑み、上
述のように一つの映像信号に対して輝度信号用の記録ト
ラックと色差信号用の記録トラックを独立に設け、各色
差信号を時間圧縮して並べ換えて順次記録する際に、そ
のテレビジョン方式に応じたカラーフレームを示すイン
デックス情報を一方の色差信号に挿入し、再生時に、そ
のインデックス情報に基づいてカラーフレーミング制御
を行うようにしたコンポーネント型VTRにおいて、NTSC
方式のテープとPAL−M方式のテープとの互換性を保証
できるようにすることを目的とし、再生系におけるカラ
ーフレーミング制御の誤動作を防止して、各種方式のテ
ープ間の互換性を確保するようにした新規構成の磁気記
録再生装置を提供するものである。
E 課題を解決するための手段 本発明は、上述の目的を達成するために、各色差信号
を時間圧縮して並べ換えて順次記録する方式の磁気記録
再生装置において、テレビジョン方式に応じて選択した
各色差信号の一方に、上記テレビジョン方式に応じたカ
ラーフレームを示すインデックス情報を挿入する信号処
理手段を記録系に設けるとともに、一方の色差信号から
上記インデックス情報を検出する検出手段と、上記検出
手段による検出出力に基づいて、上記インデックス情報
に応じたカラーフレーミング制御を行うとともに、上記
インデックス情報のないときには上記カラーフレーミン
グ制御を停止するカラーフレーミング制御手段とを再生
系に設け、テレビジョン方式に応じて選択された一方の
色差信号に挿入されているインデックス情報に基づい
て、対応するテレビジョン方式の再生信号に対してのみ
上記インデックス情報に応じたカラーフレーミング制御
を行うことを特徴としている。
F 作用 本発明に係る磁気記録再生装置の記録系では、テレビ
ジョン方式に応じて選択した各色差信号の一方に上記テ
レビジョン方式に応じたカラーフレームを示すインデッ
クス情報を挿入する信号処理を行う。また、本発明に係
る磁気記録再生装置の再生系では、カラーフレーミング
制御手段が、一方の色差信号から上記インデックス情報
を検出する検出手段による検出出力に基づいて、上記イ
ンデックス情報のないときにはカラーフレーミング制御
を停止しており、対応するテレビジョン方式の再生信号
に対してのみ上記インデックス情報に応じたカラーフレ
ーミング制御を行う。
G 実施例 以下、本発明の一実施例について、図面に従い詳細に
説明する。
第1図Aおよび第1図Bは、本発明を適用したNTSC方
式のコンポーネント型ビデオテープレコーダの一実施例
の記録系および再生系の構成を示している。
第1図Aのブロック図に示す記録系において、信号入
力端子(10)にはNTSC方式のコンポジットカラーテレビ
ジョン信号(SIN)が入力され、この入力カラーテレビ
ジョン信号(SIN)は、上記信号入力端子(10)からイ
ンデックス信号形成回路(11)とY/C分離回路(12)に
供給される。
上記インデックス信号形成回路(11)は、上記入力カ
ラーテレビジョン信号(SIN)のサブキャリアと水平同
期信号との位相関係すなわち所謂SCHを検出し、このSCH
に基づいて上記入力カラーテレビジョン信号(SIN)のN
TSC方式における4フィールド期間のカラーフレームを
示すカラーフレームインデックス信号(CF)を形成す
る。このインデックス信号形成回路(11)にて形成され
るカラーフレームインデックス信号(CF)は、後述する
インデックス信号付加回路(16)に供給されている。
また、上記Y/C分離回路(12)は、上記コンポジット
入力カラーテレビジョン信号(SIN)について、そのコ
ンポーネント成分すなわち輝度信号(Y)とクロマ信号
(C)とを分離するY/C分離処理を行う。このY/C分離回
路(12)にて得られる上記入力カラーテレビジョン信号
(SIN)のコンポーネント成分は、その輝度信号(Y)
が第1の変調回路(13)に供給され、また、クロマ信号
(C)がデコーダ(15)に供給されている。
上記輝度信号(Y)は、上記第1の変調回路(13)に
てFM変調されて、第1の記録ヘッド(14)により磁気テ
ープ(20)の図示しないYトラックに記録される。
また、上記デコーダ(15)は、上記Y/C分離回路(1
1)から供給されるクロマ信号(C)について、各色差
信号(R−Y),(B−Y)を形成するデコード処理を
行う。このデコーダ(15)にて得られる各色差信号(R
−Y),(B−Y)は、その赤色差信号(R−Y)が時
間軸圧縮処理用のコンプレッサ(17)に直接供給され、
また、青色差信号(B−Y)が上記インデックス信号付
加回路(16)を介して上記コンプレッサ(17)に供給さ
れている。
上記インデックス信号付加回路(15)は、上記インデ
ックス信号形成回路(11)から供給されるカラーフレー
ムインデックス信号(CF)を上記デコーダ(15)から供
給される青色差信号(B−Y)の15ライン目に挿入する
処理を行う。
そして、上記コンプレッサ(17)は、上記デコーダ
(14)から直接供給される赤色差信号(R−Y)と上記
インデックス信号付加回路(16)にてカラーフレームイ
ンデックス信号(CF)が付加された青色差信号(B−
Y)とに時間軸圧縮処理を施するとともに、時間軸圧縮
処理済の各色差信号を交互に並べる多重化処理を行うこ
とにより、1/2線順次色差信号(R−Y,B−Y)を形成す
る。
このコンプレッサ(16)にて得られる1/2線順次色差
信号(R−Y,B−Y)は、第2の変調回路(18)に供給
され、この第2の変調回路(18)にてFM変調されて、第
2の記録ヘッド(19)により磁気テープ(20)の図示し
ないCトラックに記録される。
すなわち、この実施例の記録系では、上記信号入力端
子(10)に供給されるNTSC方式のコンポジットカラーテ
レビジョン(SIN)について、上記Y/C分離回路(12)に
て輝度信号(Y)と分離されたクロマ信号(C)から上
記デコーダ(15)にて各色差信号(R−Y),(B−
Y)を形成し、上記入力カラーテレビジョン信号
(SIN)のテレビジョン方式すなわちNTSC方式における
4フィールド期間のカラーフレームを示すカラーフレー
ムインデックス信号(CF)を一方の青色差信号(B−
Y)に挿入してから、上記コンプレッサ(16)にて上記
各色差信号(R−Y),(B−Y)から1/2線順次色差
信号(R−Y,B−Y)を形成して上記磁気テープ(20)
の図示しないCトラックに記録するようになっている。
次に、上記第1図Aのブロック図に示した記録系に対
応する第1図Bのブロック図に示す再生系において、各
再生ヘッド(21),(22)は、上記記録系により輝度信
号(Y)と1/2線順次色差信号(R−Y,B−Y)とが独立
に記録されている上記磁気テープ(20)のYトラックと
Cトラックをトレースするようになっており、上記Yト
ラックをトレースする第1の再生ヘッド(21)による再
生出力が第1の復調回路(23)に供給され、また、上記
Cトラックをトレースする第2の再生ヘッド(22)によ
る再生出力が第2の復調回路(25)に供給されている。
上記第1の復調回路(23)は、上記第1の再生ヘッド
(21)による再生出力から輝度信号(Y)をFM復調す
る。この第1の復調回路(23)にて復調された輝度信号
(Y)は、第1の時間軸補正回路(24)にて時間軸補正
処理が施されて、後述するY/C合成回路(30)に供給さ
れている。
また、上記第2の復調回路(25)は、上記第2の再生
ヘッド(22)による再生出力から1/2線順次色差信号
(R−Y,B−Y)をFM復調する。この第2の復調回路(2
5)にて復調された1/2線順次色差信号(R−Y,B−Y)
は、第2の時間軸補正回路(24)にて時間軸補正処理が
施されて、イクスパンダ(27)に供給されている。
上記イクスパンダ(27)は、上記第2の時間軸補正回
路(24)にて時間軸補正処理済の1/2線順次色差信号
(R−Y,B−Y)について、各色差信号を分離して時間
軸伸長処理を施すことにより、正規の時間軸の赤色差信
号(R−Y)と青色差信号(B−Y)を再生する。この
イクスパンダ(27)にて再生される各色差信号(R−
Y),(B−Y)は、赤色差信号(R−Y)がエンコー
ダ(29)に直接供給され、また、青色差信号(B−Y)
がインデックス信号検出回路(28)を介して上記エンコ
ーダ(29)に供給されている。
上記インデックス信号検出回路(28)は、上述の記録
系において上記インデックス信号付加回路(16)により
青色差信号(B−Y)の15ライン目に挿入されるカラー
フレームインデックス信号(CF)を検出するもので、そ
の検出出力を後述する第1および第2の比較回路(3
3),(34)に供給するようになっている。
また、上記エンコーダ(29)は、上記イクスパンダ
(27)から供給される各色差信号(R−Y),(B−
Y)からクロマ信号(C)を形成するエンコード処理を
行う。このエンコーダ(29)にて得られるクロマ信号
(C)は、上記Y/C合成回路(30)に供給されている。
そして、上記Y/C合成回路(30)は、上記第1の復調
回路(33)にて復調される輝度信号(Y)と上記エンコ
ーダ(29)にて形成されるクロマ信号(C)とからNTSC
方式のコンポジット出力カラーテレビジョン信号
(SOUT)を合成するY/C合成処理を行う。このY/C合成回
路(30)にて得られるコンポジット出力カラーテレビジ
ョン信号(SOUT)は、信号出力端子(31)から出力され
るとともに、第1のSCH検出回路(32)に供給されてい
る。
上記第1のSCH検出回路(32)は、上記Y/C合成回路
(30)にて形成されたNTSC方式のコンポジット出力カラ
ーテレビジョン信号(SOUT)のSCHを検出し、このSCHに
基づいて、上記NTSC方式における4フィールド期間のカ
ラーフレームを示すカラーフレームインデックス信号
(CFREF1)を形成する。
また、上記第1の比較回路(33)は、上記第1のSCH
検出回路(32)にて形成されるカラーフレームインデッ
クス信号(CFREF1)が供給されており、このカラーフレ
ームインデックス信号(CFFRF1)と上記インデックス信
号検出回路(28)にて検出される上記カラーフレームイ
ンデックス信号(CF)とを比較する。第1の比較回路
(33)は、上記各カラーフレームインデックス信号(CF
REF1),(CF)についての比較誤差出力を上述の第1お
よび第2の時間軸補正回路(24),(26)に制御データ
として供給している。
そして、上記第1および第2の時間軸補正回路(2
4),(26)は、上記第1の比較回路(33)による比較
誤差出力を制御データとする時間軸補正処理を行い、輝
度信号(Y)およびクロマ信号(C)に対するHシフト
コントロールを行うようになっている。
さらに、この実施例の再生系では、信号入力端子(3
5)を介して外部同期用のコンポジット入力カラーテレ
ビジョン信号(SREF)が第2のSCH検出回路(36)に供
給されている。
上記第2のSHC検出回路(36)は、上記コンポジット
入力カラーテレビジョン信号(SREF)のSCHを検出し、
このSCHに基づいて、上記コンポジット入力カラーテレ
ビジョン信号(SREF)のテレビジョン方式に対応したカ
ラーフレームインデックス信号(CFREF2)を形成する。
また、上記第2の比較回路(34)は、上記第2のSCH
検出回路(36)にて形成されるカラーフレームインデッ
クス信号(CFREF2)が供給されており、このカラーフレ
ームインデックス信号(CRREF2)と上記インデックス信
号検出回路(28)にて検出される上記カラーフレームイ
ンデックス信号(CF)とを比較する。この第2の比較回
路(36)は、上記各カラーフレームインデックス信号
(CFREF2),(CF)についての比較誤差出力をサーボリ
ロック制御用の制御データとしてキャプスタンサーボ回
路(37)に供給している。
そして、上記キャプスタンサーボ回路(37)は、上記
第2の比較回路(36)による比較誤差出力を制御データ
として、上記磁気テープ(20)を定速走行させるための
キャプスタン(38)に対するサーボリロック制御を行う
ようになっている。
さらに、この実施例の再生系において、上記第1およ
び第2の比較回路(33),(34)は、上記インデックス
検出回路(28)にて上記青色差信号(R−B)に挿入さ
れいる上述のインデックス信号(CF)が検出された場合
だけ、上述の各カラーフレームインデックス信号(CF
REF1),(CFREF2)と上記インデックス信号(CF)との
比較誤差出力による上記第1および第2の時間軸補正回
路(24),(26)に対するHシフト制御や上記キャプス
タンサーボ回路(37)に対するサーボリロック制御等の
カラーフレーミング制御を行うようになっており、上記
インデックス検出回路(28)にて上記青色差信号(R−
B)からインデックス信号(CF)が検出されない場合に
は、上記第1および第2の時間軸補正回路(24),(2
6)に対するHシフト制御や上記キャプスタンサーボ回
路(37)に対するサーボリロック制御等のカラーフレー
ミング制御を禁止する。
この実施例の再生系のように、上記青色差信号(B−
Y)に挿入されているインデックス信号(CF)が検出さ
れた場合だけ、上記インデックス信号(CF)に基づいた
カラーフレーミング制御を行い、上記青色差信号(B−
Y)から上記インデックス信号(CF)が検出されない場
合にはカラーフレーミング制御を禁止することによっ
て、NTSC方式の正規の磁気テープ(20)の再生信号につ
いてはカラーフレーミング制御を正常に行い、テレビジ
ョン方式の異なる例えばPAL−M方式の磁気テープを再
生した場合には上述カラーフレーミング制御を禁止し
て、カラーフレーミング制御の誤動作を防止し、カラー
フレーミング制御の誤動作による画質劣化の無い再生カ
ラー画像再生を行うことができ、上記NTSC方式とPAL−
M方式の各磁気テープの互換性を確保することができ
る。
上記第1図Aおよび第1図Bに示した実施例すなわち
NTSC方式のコンポーネント型ビデオテープレコーダで
は、カラーフレームインデックス信号(CF)を青色差信
号(B−Y)に挿入するように上記インデックス信号挿
入回路(16)を記録系にを設け、青色差信号(B−Y)
に挿入されたカラーフレームインデックス信号(CF)を
検出するインデックス信号検出回路(28)を再生系に設
けたのに対し、本発明を適用したPAL方式のコンポーネ
ント型ビデオテープレコーダでは、その記録系および再
生系の構成を第2図Aおよび第2図Bに示すように、カ
ラーフレームインデックス信号(CF)を青色差信号(R
−Y)に挿入するようにインデックス信号挿入回路(5
6)が記録系に設けられ、青色差信号(R−Y)に挿入
されたカラーフレームインデックス信号(CF)を検出す
るようにインデックス信号検出回路(68)が再生系に設
けられる。
すなわち、第2図Aのブロック図に示す本発明に係る
PAL方式のコンポーネント型ビデオテープレコーダの記
録系において、PAL方式のコンポジットカラーテレビジ
ョン信号(SIN)は、信号入力端子(50)からインデッ
クス信号形成回路(51)とY/C分離回路(52)に供給さ
れる。
上記インデックス信号形成回路(51)は、上記入力カ
ラーテレビジョン信号(SIN)のSCHを検出し、このSCH
に基づいて上記入力カラーテレビジョン信号(SIN)のP
AL方式における8フィールド期間のカラーフレームを示
すカラーフレームインデックス信号(CF)を形成する。
このインデックス信号形成回路(51)にて形成されるカ
ラーフレームインデックス信号(CF)がインデックス信
号付加回路(56)に供給されている。
また、上記Y/C分離回路(52)は、上記コンポジット
入力カラーテレビジョン信号(SIN)について、輝度信
号(Y)とクロマ信号(C)とを分離するY/C分離処理
を行い、輝度信号(Y)を第1の変調回路(53)に供給
し、また、クロマ信号(C)をデコーダ(55)に供給し
ている。
上記輝度信号(Y)は、上記第1の変調回路(53)に
てFM変調されて、第1の記録ヘッド(54)により磁気テ
ープ(60)の図示しないYトラックに記録される。
また、上記デコーダ(55)は、上記Y/C分離回路(5
1)から供給されるクロマ信号(C)について、各色差
信号(R−Y),(B−Y)を形成するデコード処理を
行い、上記インデックス信号付加回路(56)を介して赤
色差信号(R−Y)を時間軸圧縮処理用のコンプレッサ
(57)に供給し、また、青色差信号(B−Y)を上記コ
ンプレッサ(57)に直接供給している。
上記インデックス信号付加回路(56)は、上記インデ
ックス信号形成回路(51)から供給されるカラーフレー
ムインデックス信号(CF)を上記デコーダ(55)から供
給される赤色差信号(R−Y)の12ライン目(NTSC方式
の数え方では15ライン目)に挿入する処理を行う。
そして、上記コンプレッサ(57)は、上記インデック
ス信号付加回路(56)にてカラーフレームインデックス
信号(CF)が付加された赤色差信号(R−Y)と上記デ
コーダ(54)から直接供給される青色差信号(B−Y)
とに時間軸圧縮処理を施するとともに、時間軸圧縮処理
済の各色差信号を交互に並べる多重化処理を行うことに
より、1/2線順次色差信号(R−Y,B−Y)を形成する。
このコンプレッサ(56)にて得られる1/2線順次色差
信号(R−Y,B−Y)は、第2の変調回路(58)に供給
され、この第2の変調回路(58)にてFM変調されて、第
2の記録ヘッド(59)により磁気テープ(60)の図示し
ないCトラックに記録される。
すなわち、この実施例の記録系では、上記信号入力端
子(50)に供給されるPAL方式のコンポジットカラーテ
レビジョン信号(SIN)について、上記Y/C分離回路(5
2)にて輝度信号(Y)と分離されたクロマ信号(C)
から上記デコーダ(55)にて各色差信号(R−Y),
(B−Y)を形成し、上記入力カラーテレビジョン信号
(SIN)のテレビジョン方式すなわちPAL方式における8
フィールド期間のカラーフレームを示すカラーフレーム
インデックス信号(CF)を他方の赤色差信号(R−Y)
に挿入してから、上記コンプレッサ(56)にて上記各色
差信号(R−Y),(B−Y)から1/2線順次色差信号
(R−Y,B−Y)を形成して上記磁気テープ(50)の図
示しないCトラックに記録する。
また、第2図Bのブロック図に示す再生系において、
各再生ヘッド(61),(62)は、上記記録系により輝度
信号(Y)と1/2線順次色差信号(R−Y,B−Y)とが独
立に記録されている上記磁気テープ(60)のYトラック
とCトラックをトレースして、第1の再生ヘッド(61)
による上記Yトラックからの再生出力が第1の復調回路
(63)に供給し、また、第2の再生ヘッド(62)による
上記Cトラックから再生出力が第2の復調回路(65)に
供給されている。
上記第1の復調回路(63)は、上記第1の再生ヘッド
(61)による再生出力から輝度信号(Y)をFM復調し、
この輝度信号(Y)を第1の時間軸補正回路(64)を介
して後述するY/C合成回路(70)に供給されている。
また、上記第2の復調回路(65)は、上記第2の再生
ヘッド(62)による再生出力から1/2線順次色差信号
(R−Y,B−Y)をFM復調し、この1/2線順次色差信号
(R−Y,B−Y)を第2の時間軸補正回路(64)を介し
てイクスパンダ(67)に供給している。
上記イクスパンダ(67)は、上記第2の時間軸補正回
路(64)による時間軸補正処理済の1/2線順次色差信号
(R−Y,B−Y)について、各色差信号を分離して時間
軸伸長処理を施すことにより、正規の時間軸の赤色差信
号(R−Y)と青色差信号(B−Y)を再生する。この
イクスパンダ(67)にて再生される各色差信号(R−
Y),(B−Y)は、赤色差信号(R−Y)がインデッ
クス信号検出回路(68)を介してエンコーダ(69)に供
給され、また、青色差信号(B−Y)が上記エンコーダ
(69)に直接供給されている。
上記インデックス信号検出回路(68)は、上述の記録
系において上記インデックス信号付加回路(56)により
赤色差信号(R−Y)の13ライン目に挿入されるカラー
フレームインデックス信号(CF)を検出し、その検出出
力を後述する第1および第2の比較回路(73),(74)
に供給している。
また、上記エンコーダ(69)は、上記イクスパンダ
(67)から供給される各色差信号(R−Y),(B−
Y)からクロマ信号(C)を形成し、このクロマ信号
(C)を上記Y/C合成回路(70)に供給している。
そして、上記Y/C合成回路(70)は、上記第1の復調
回路(63)にて復調される輝度信号(Y)と上記エンコ
ーダ(69)にて形成されるクロマ信号(C)とからPAL
方式のコンポジット出力カラーテレビジョン信号
(SOUT)を合成するY/C合成処理を行い、上記コンポジ
ット出力カラーテレビジョン信号(SOUT)を信号出力端
子(71)から出力するとともに、第1のSCH検出回路(7
2)に供給している。
上記第1のSCH検出回路(72)は、上記Y/C合成回路
(70)にて形成されたPAL方式のコンポジット出力カラ
ーテレビジョン信号(SOUT)のSCHを検出して、上記PAL
方式における8フィールド期間のカラーフレームを示す
カラーフレームインデックス信号(CFREF1)を形成す
る。
また、上記第1の比較回路(73)は、上記第1のSCH
検出回路(72)にて形成されるカラーフレームインデッ
クス信号(CFREF1)が供給されており、このカラーフレ
ームインデックス信号(CFREF1)と上記インデックス信
号検出回路(68)にて検出される上記カラーフレームイ
ンデックス信号(CF)とを比較して、その比較誤差出力
を上述の第1および第2の時間軸補正回路(64),(6
6)に制御データとして供給している。
そして、上記第1および第2の時間軸補正回路(6
4),(66)は、上記第1の比較回路(73)による比較
誤差出力を制御データとする時間軸補正処理を行い、輝
度信号(Y)およびクロマ信号(C)に対するHシフト
制御を行うようになっている。
また、上記第2の比較回路(74)は、信号入力端子
(75)から入力される外部同期用のコンポジット入力カ
ラーテレビジョン信号(SREF)のSCHを検出する第2のS
CH検出回路(76)にて形成されるカラーフレームインデ
ックス信号(CFREF2)と上記インデックス信号検出回路
(68)にて検出される上記カラーフレームインデックス
信号(CF)とを比較して、その比較誤差出力をサーボリ
ロック制御用の制御データとしてキャプスタンサーボ回
路(77)に供給している。
そして、上記キャプスタンサーボ回路(77)は、上記
第2の比較回路(76)による比較誤差出力を制御データ
として、上記磁気テープ(60)を定速走行させるための
キャプスタン(78)に対するサーボリロック制御を行
う。
さらに、この実施例の再生系における上記第1および
第2の比較回路(73),(74)は、赤色差信号(R−
B)に挿入されいる上述のインデックス信号(CF)が検
出された場合だけ、上述の各カラーフレームインデック
ス信号(CFREF1),(CFFEF2)と上記インデックス信号
(CF)との比較誤差出力による上記第1および第2の時
間軸補正回路(64),(66)に対するHシフト制御や上
記キャプスタンサーボ回路(77)に対するサーボリロッ
ク制御等のカラーフレーミング制御を行うようになって
おり、上記インデックス検出回路(68)にて上記赤色差
信号(R−Y)からインデックス信号(CF)が検出され
ない場合には、上記第1および第2の時間軸補正回路
(64),(66)に対するHシフト制御や上記キャプスタ
ンサーボ回路(77)に対するサーボリロック制御等のカ
ラーフレーミング制御を禁止する。
従って、この実施例の再生系では、上記赤色差信号
(R−Y)に挿入されているインデックス信号(CF)が
検出された場合だけ、上記インデックス信号(CF)に基
づいたカラーフレーミング制御を行い、上記赤色差信号
(R−Y)から上記インデックス信号(CF)が検出され
ない場合にはカラーフレーミング制御を禁止することに
よって、PAL方式の正規の磁気テープ(60)の再生信号
についてはカラーフレーミング制御を正常に行い、テレ
ビジョン方式の異なる例えば上述のNTSC方式の磁気テー
プ(20)を再生した場合には上述カラーフレーミング制
御を禁止して、カラーフレーミング制御の誤動作を防止
し、カラーフレーミング制御の誤動作による画質劣化の
無い再生カラー画像再生を行うことができ、上記PAL−
M方式の磁気テープとNTSC方式の磁気テープとの互換性
を確保することができる。
H 発明の効果 本発明に係る磁気記録再生装置では、記録系の信号処
理手段がテレビジョン方式に応じて選択した各色差信号
の一方に上記テレビジョン方式に応じたカラーフレーム
を示すインデックス情報を挿入する信号処理を行い、ま
た、再生系のカラーフレーミング制御手段が、一方の色
差信号から上記インデックス情報を検出する検出手段に
よる検出出力に基づいて、上記インデックス情報のない
ときにはカラーフレーミング制御を停止しており、対応
するテレビジョン方式の再生信号に対してのみ上記イン
デックス情報に応じたカラーフレーミング制御を行うの
で、上記再生系におけるカラーフレーミング制御の誤動
作を防止することができ、NTSC方式とPAL−M方式等各
種方式のテープ間の互換性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本発明を適用したNTSC方式のコンポーネント
型ビデオテープレコーダの記録系の構成を示すブロック
図、第1図Bは上記ビデオテープレコーダの再生系の構
成を示すブロック図、第2図Aは本発明を適用したPAL
−M方式のコンポーネント型ビデオテープレコーダの記
録系の構成を示すブロック図、第2図Bは上記ビデオテ
ープレコーダの再生系の構成を示すブロック図である。 (10),(35),(50),(75)……信号入力端子 (11),(51)……インデックス信号形成回路 (12),(52)……Y/C分離回路 (14),(19),(54),(59)……記録ヘッド (15),(55)……デコーダ (16),(56)……インデックス信号付加回路 (17),(57)……コンプレッサ (20),(60)……磁気テープ (21),(22),(61),(62)……再生ヘッド (24),(26),(64),(66)……時間軸補正回路 (27),(67)……イクスパンダ (28),(68)……インデックス信号検出回路 (29),(69)……エンコーダ (30),(70)……Y/C合成回路 (32),(36),(72),(76)……SCH検出回路 (33),(34),(73),(74)……比較回路 (37),(77)……キャプスタンサーボ回路 (38),(78)……キャプスタン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各色差信号を時間圧縮して並べ換えて順次
    記録する方式の磁気記録再生装置において、 テレビジョン方式に応じて選択した各色差信号の一方
    に、上記テレビジョン方式に応じたカラーフレームを示
    すインデックス情報を挿入する信号処理手段を記録系に
    設けるとともに、 一方の色差信号から上記インデックス情報を検出する検
    出手段と、上記検出手段による検出出力に基づいて、上
    記インデックス情報に応じたカラーフレーミング制御を
    行うとともに、上記インデックス情報のないときには上
    記カラーフレーミング制御を停止するカラーフレーミン
    グ制御手段とを再生系に設け、 テレビジョン方式に応じて選択された一方の色差信号に
    挿入されているインデックス情報に基づいて、対応する
    テレビジョン方式の再生信号に対してのみ上記インデッ
    クス情報に応じたカラーフレーミング制御を行うことを
    特徴とする磁気記録再生装置。
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