JPH04258950A - セーフライト性に優れた感光材料 - Google Patents

セーフライト性に優れた感光材料

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JPH04258950A
JPH04258950A JP2111091A JP2111091A JPH04258950A JP H04258950 A JPH04258950 A JP H04258950A JP 2111091 A JP2111091 A JP 2111091A JP 2111091 A JP2111091 A JP 2111091A JP H04258950 A JPH04258950 A JP H04258950A
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JP
Japan
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compd
dye
photosensitive material
photosensitive
light
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JP2111091A
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English (en)
Inventor
Hirohide Ito
博英 伊藤
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPH04258950A publication Critical patent/JPH04258950A/ja
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  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セーフライト性に優れ
、かつ高コントラストな感光材料に関する。
【0002】
【発明の背景】感光材料は、その感光性によりかぶりの
問題から、取り扱いは暗室下、或は安全光下で行わなけ
ればならず、使用上おおきな制約となっている。このた
め染料により、入射光の一部波長をカットする等の対策
が取られる方法もあるが、感度の低下をきたし、所望の
効果を得ることができなかった。又、特開昭60−10
7652号に記載されているように感光性物質の上層に
光で褪色する染料層を設ける方法が知られている。しか
しながらこの方法によっても感度低下は比較的少ないも
のの長時間の安全光の照射によりフィルター染料が光褪
色してしまい、十分なかぶり防止の効果を得ることがで
きない等の問題がある。
【0003】又、光褪色する染料層を設ける方法は、フ
ォトレジスト用感光材料において、CEL(Contr
ast  Enhancing  Layer)とよば
れ高コントラスト化させる技術として用いられているが
、上記と同様な理由で長時間のセーフライト照射下或は
一度露光した部分での再露光ではコントラストを高める
効果が著しく劣化するなどの欠点があった。
【0004】
【発明の目的】上記のような問題に対して本発明の目的
は、明るい白色に近い安全灯下でもかぶり難く、しかも
感度の低下が少なく、高コントラストである感光材料を
提供することである。
【0005】
【発明の構成】本発明の上記目的は、感光材料の感光域
に光吸収を有し、光照射により吸収波長が変化し、かつ
熱により可逆的に、もとの吸収波長に変化する染料を含
有することを特徴とする感光材料により達成される。
【0006】以下、本発明について具体的に説明する。 本発明に係わる染料としてはホトクロミック化合物が用
いられるが、このような化合物としては、例えばG.H
.Brown著「ホトクロミズム(Wiley,197
1)]に述べられているような無機及び有機ホトクロミ
ック化合物及び逆ホトクロミック化合物が用いられる。 具体的にはスピロピラン化合物及びスピロピラン化合物
開環体であるメロシアニン色素、フルギド化合物、ジア
リールエチレン、アゾ化合物、チオインジゴ化合物、ト
リフェニルメタン化合物などの有機ホトクロミック化合
物を用いることができる。特に下記一般式〔I〕に示す
ような化合物を用いることが好ましい。
【0007】
【化1】
【0008】〔式中、R1、R2、R5、R6は水素原
子、置換又は非置換のアルキル基及びアリール基、ハロ
ゲン、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシ基、カルボキシ
ル基、スルホン基、アルキルスルホニル基、アルコキシ
カルボニル基、アミノ基、アルキルアミノ基、アシルア
ミノ基、スルホニルアミノ基、カルバモイル基、スルフ
ァモイル基、等の各種置換基を表し、R1とR2、R4
とR5で環を形成してもよい。この環中にはヘテロ原子
を含有してもよい。さらにこの環にR1、R2、R5、
R6で示した置換基を有することができる。
【0009】
【化2】
【0010】以下に本発明にもちいることのできる染料
の具体例を示すが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。
【0011】
【化3】
【0012】
【化4】
【0013】
【化5】
【0014】
【化6】
【0015】
【化7】
【0016】
【化8】
【0017】
【化9】
【0018】
【化10】
【0019】
【化11】
【0020】本発明の化合物は感光材料中に0.1mg
/m2〜1000mg/m2,好ましくは、1〜200
mg/m2の範囲で用いられる。
【0021】本発明の化合物を含む層は、種々の位置に
設けることができる。例えば感光物質層の上層、感光物
質層及びその上層の保護層の中間層、感光物質層中或は
感光物質層の下層又は支持体をはさんで感光物質層の反
対側に設けられたバック層に用いることができる。
【0022】本発明の化合物を含む層は、ホルムアルデ
ヒド樹脂、アクリル樹脂、共重合アクリル樹脂、塩化ビ
ニル樹脂、酢酸ビニル樹脂及びその部分酸化樹脂、スチ
ロール樹脂、アセタール樹脂、繊維素樹脂などの水不溶
性ポリマーをバインダーとしてもよい。この場合、これ
らのポリマーと上記試薬を酢酸エチル、塩化メチレン、
アセトン、アルコール、ベンゼン、トルエン、メチルエ
チルケトン、テトラヒドロフランなどの有機溶媒に溶解
し、常用の塗布法によって層を形成するとができる。
【0023】或はゼラチン、カゼイン、ポリビニルアル
コール、ポリアクリルアミド、ポリビニルビロリドン、
水溶性アクリル酸共重合樹脂、水溶性セルロース誘導体
などの水溶性ポリマーをバインダーとしてもよい。
【0024】本発明の化合物が水溶性の場合は、水溶性
として容易に用いることができる。水不溶性の場合、本
発明の化合物は、上記の有機溶媒に溶解して、これらの
水溶性ポリマーの水溶液に、高速撹拌機で撹拌しながら
加えて、微分散物にして用いてもよく、或は粉末状態で
添加してからポールミル、コロイド、或はサンドミルの
ような媒体分散機によって微細な分散物を作り用いても
よい。
【0025】また本発明の化合物の他に、前記の水不溶
性ポリマーを共に有機溶媒に溶解して分散すると、水溶
性バインダー中に本発明の化合物が疎水性ポリマーに溶
解してコロイド分散され、安定な分散物が得られるので
好ましい。
【0026】上記の水不溶性バインダーは本発明の化合
物に対して、重量で0.1〜1000倍量、好ましくは
1〜100倍量で用いられる。水溶性バインダー中に分
散して用いる場合は比較的小さい側で用いられる。水溶
性バインダーは、0.5〜1000倍、好ましくは1〜
100倍で用いられる。
【0027】また本発明の化合物か水不溶性の化合物で
ある場合ドデシルベンゼンスルホン酸のような活性剤を
用いて水不溶性化合物をミセル中に取り込んで分散物を
作ってもよい。またシクロデキストリンのような包接化
合物を用いて分散させることもできる。又、本発明の化
合物を特定の層にだけ存在するようにするために、四級
アンモニウム塩、四級リン塩などを有する媒染剤を用い
ることができる。
【0028】本発明に用いられる感光体としては、各種
感光体を用いることができる。例えばハロゲン化銀とし
ては、塩化銀、臭化銀、塩臭化銀、沃臭化銀、沃塩臭化
銀等いずれの組成をも用いられる。又は有機感光体とし
てはポリケイ皮酸ビニル、芳香族ビスアジト、芳香族モ
ノアジド、ナフトキノンジアジド、シリコーン樹脂など
が用いられる。またこのような有機感光体とともに環化
ゴム、ポリビニルフェノール、ノボラック樹脂などのバ
インイダーを用いることができる。これら無機及び有機
感光体の感光域を変化させたり、感度を高めるために種
々の分光増感色素を用いることができる。これらのもの
としては、例えばシアニン色素、メロシアニン色素、ケ
トン化合物類、アントラセン類などが挙げれる。
【0029】またこれらの支持体としては、ポリエチレ
ンテレフタレート、セルローストリアセテート、ポリエ
チレンラミネート紙、アルミニウム板、シリコンウエハ
ーなど各種支持体が用いられる。またこれら支持体と感
光体層との接着性、或は親水性を上げるために、ラテッ
クス下引層を設けたり、砂目立て処理、陽極酸化処理、
コロナ放電処理、火焔処理、電子線処理など物理的或は
化学的処理を行うのが好ましい。
【0030】支持体上に感光性物質及び本発明染料層を
塗布する方法としては、従来公知の方法、例えば回転塗
布、ワイヤーバー塗布、ディップ塗布、エアーナイフ塗
布、ロール塗布、ブレード塗布及びカーテン塗布等を用
いることができる。
【0031】本発明の染料を有する感光材料に応じた光
源を用いて露光し、通常の方法で現像処理することがで
きる。
【0032】光源としては、超高圧水銀灯、高圧水銀灯
、メタルハライドランプ、キセノンランプ、タングステ
ンランプ、Arレーザー、He−Neレーザー、半導体
レーザーなどを用いることができる。またこれらの光源
から必要な波長を選別するために各種フィルターを用い
ることができる。
【0033】現像処理は、感材に応じた通常の現像処理
を行うことができる。
【0034】
【実施例】次に、実施例によって、本発明の効果を例証
するが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。
【0035】なお実施例中に示した本発明の吸収極大(
λmax)は、該バインダー中において測定したもので
ある。
【0036】実施例1 〔アルミニウム板の作製〕厚さ0.24mmのアルミニ
ウム板(材質1050、調質H  16)を、5重量%
の水酸化ナトリウム水溶液中で60℃で1分間脱脂処理
を行った後、1lの0.5モル塩酸水溶液中において、
温度25℃、電流密度60A/dm2、処理時間30秒
の条件で電解エッチング処理を行った。次いで5重量%
の水酸化ナトリウム水溶液中で60℃、10秒間のデス
マット処理を施した後、20重量%硫酸溶液中で、温度
20℃、電流密度3A/dm2、処理時間1分の条件で
陽極酸化処理を行った。更に、80℃の熱水で20秒間
熱水封孔処理を行い、平板印刷版用支持体のアルミニウ
ム板を作製した。
【0037】〔感光性組成物塗布液の塗布〕上記のよう
に作成したアルミニウム板に下記組成の感光性組成物塗
布液を回転塗布機を用いて塗布し、90℃で4分間乾燥
し、ポジ型感光性平版印刷版(試料1)を作製した。
【0038】この試料の乾燥塗布膜の膜厚は2.2g/
m2であった。
【0039】(感光性塗布液組成)(1)フェノールと
m−クレゾールとp−クレゾールとホルムアルデヒドと
の共縮合樹脂(フェノール、m−クレゾール、及びp−
クレゾールの各々   のモル比が2.0:4.8:3.2、Mw=6,0
00、Mw/Mn=5.0)            
     6.9g
【0040】
【化12】
【0041】                          
                         
                2.3g(3)メチ
ルセロソルブ(溶剤)               
                     100m
l 又、上記感光性組成物塗布液組成物に本発明化合物を表
1に示すように加え、試料1と同様にして感光性平板印
刷版試料2〜3を作製した。
【0042】<感度の評価>得られた感光性平板印刷版
試料1〜3の各々に、感度測定用ステップタブレット(
イーストマン・コダック社製No.2、濃度差0.15
ずつで21段階のグレースケール)を密着して、2KW
メタルハライドランプ(岩崎電気社製アイドルフィン2
000)を光源として90cmの距離から露光した。次
にこの試料をSDR−1(コニカ(株)製)現像液を水
で6倍に希釈した現像液で27℃にて20秒間現像した
【0043】上記ステップタブレットの3.0段が完全
にクリアーになる露光時間をもって感度とした。
【0044】又蛍光灯に対するセーフライト性は、市販
の昼光色蛍光灯(ネオルミスーパーFLR4050/M
三菱電気製)を用いて、照度が400luxになるよう
に照射し、続けて濃度差0.15のグレースケールで感
度と同様に露光現像し、蛍光灯照射なしに対してグレー
スケール段数が一段変化するのに要する照射時間で表し
た。
【0045】以上の評価結果を表1に示す。
【0046】
【表1】
【0047】表1に示したように本発明の感光性組成物
を用いた感光性平板印刷版は、感度の低下が少なく、白
色蛍光灯下でもセーフライト性が良好である。これによ
り本発明の効果は明らかである。
【0048】実施例2 シリコンウェハー上にフェノール樹脂(Alnovol
 PN430)とアジド感光剤3−(4−アジドスチリ
ル)−5,5−ジメチル−2−シクロヘキセン−1−オ
ン(10重量部)とからなるネガ型レジスト層を回転塗
布法により形成し、80℃で1分間プリベークした。ベ
ーク後本発明の化合物I−10(5重量%)、ポリビニ
ルピロリドン(5重量%)を含む50重量%酢酸水溶液
をフェノール樹脂上に回転塗布法により塗布し、上層を
形成し、80℃で3分間ベークし、試料1とした。
【0049】また比較として、上層にI−10の代わり
に下記AZ(5重量%)を含む以外は、全く同様にして
作製した試料2、及び本発明の化合物を含まない以外は
、試料1と全く同じ組成をもつ試料3を作成した。
【0050】
【化13】
【0051】<硬調化の評価>前記のように作成した試
料1,2,3をi線縮小投影露光装置を用いて露光強度
を変化させ、現像処理後の膜厚の変化を測定した。その
結果を図1に示す。
【0052】<セーフライト性の評価>試料1〜3を昼
光色蛍光灯(三菱電気製ネオルミスーパーFLR405
0/M)を用いて、感光面の照度が400luxになる
ようにし、照射時間を変えて現像後の膜厚の変化を測定
したところ図2のようになった。
【0053】以上のような結果から1−10のような逆
ホトクロミック化合物を用いると、高コントラストな感
光特性にすぐれ、かつセーフライト性にきわめてすぐれ
たレジスト材料が得られることがわかった。
【0054】実施例3 高感度の明室用ネガフィルムを次のようにして作成した
【0055】(試料の調製)pH3.0の硝酸酸性雰囲
気下で、銀電位(EAg)を170mVに保持しながら
下記〔溶液A〕中に〔溶液B〕を添加してEAgを1N
のNaclで制御してコントロールダブルジェット法で
混合すると共に、〔溶液C〕を添加時間2分迄は〔溶液
B〕と同じ反応温度、添加流速で添加し、その後は〔溶
液B〕のEAgを1NのNaclで制御しつつ添加流速
の0.99倍の流速で添加し、ハロゲン化銀乳剤を調製
した。得られたハロゲン化銀乳剤のハロゲン化銀粒子の
平均粒径は0.08μmだった。
【0056】 〔溶液A〕   ゼラチン                   
                         
            5.6g  ポリイソプロピ
レン−ポリエチレンオキシジコハク酸−エステル  ナ
トリウム塩10%エタノール溶液          
                       0.
56ml  塩化ナトリウム            
                         
            0.12g  濃硝酸   
                         
                         
    0.43ml  蒸留水          
                         
                       44
5ml〔溶液B〕   硝酸銀                    
                         
              60g  濃硝酸   
                         
                         
   0.208ml  蒸留水          
                         
                      85.
2ml〔溶液C〕   ゼラチン                   
                         
              3g  ポリイソプロピ
レン−ポリエチレンオキシジコハク酸−エステル  ナ
トリウム塩10%エタノール溶液          
                        0
.3ml  臭化カリウム             
                         
              4.2g  塩化ナトリ
ウム                       
                         
 18.6g  Na3RhCl61%水溶液    
                         
                0.02ml  蒸
留水                       
                         
         87.3ml〔溶液D〕   ゼラチン                   
                         
            1.4g  ポリイソプロピ
レン−ポリエチレンオキシジコハク酸−エステル  ナ
トリウム塩10%メタノール溶液          
                        0
.14ml   蒸留水                    
                         
             48.8ml   またハロゲン化銀粒子の塩化銀含有率は90モル%
、ロジウム含有量はハロゲン化銀1モル当たり2×10
−6モル、単分散度は8〜15%であった。
【0057】EAg値の測定には、金属銀電極と、ダブ
ルジャンクション型飽和Ag/AgCl比較電極を用い
た。(電極の構成は、特開昭57−197534号に開
示されるダブルジャンクションを使用した。)また〔溶
液B〕、〔溶液C〕の添加には、流量可変型のローラー
チューブ定量ポンプを用いた。
【0058】また添加中、乳剤のサンプリングにより新
たな粒子の発生が認められないことを電子顕微鏡により
観察し、系内の臨界成長速度をこえる添加量でないこと
を確認している。
【0059】このようにして調製した乳剤a〜cに、そ
れぞれ6−メチル−4−ヒドロキシ−1,3,3a,7
テトラザインデンをハロゲン化銀1モル当たり200m
g加え、炭酸ナトリウムでpHを5.7に調整し、つい
で〔溶液D〕を添加した。その後各ハロゲン化銀乳剤を
常法に従って水洗、脱塩し、続いてハロゲン化銀1モル
当たり58mgの6−メチル−4−ヒドロキシ−1,3
,3a,7−テトラザインデン及び150mgの臭化カ
リウムを加えた後、硫黄増感した。硫黄増感後、安定剤
として6−メチル−4−ヒドロキシ−1,3,3a,7
−テトラザインデンをハロゲン化銀1モル当たり570
mgとゼラチンを25g加えた。更に下記添加剤を加え
て乳剤層塗布液を調製した。
【0060】 〔乳剤層用塗布液添加剤〕   サポニン                   
                         
        100mg/m2  臭化カリウム 
                         
                        3
mg/m2  水酸化ナトリウム          
                         
          10mg/m2  テトラゾリウ
ム化合物(T)                  
                 45mg/m2 
 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム      
                   21mg/m
2   アクリル酸ブチル−スチリル−アクリル酸共重合ラ
テックス          1g/m2  5−メチ
ルベンゾトリアゾール               
                    10mg/
m2  5−フェニル−1−メルカプトテトラゾール 
                       11
.5mg/m2  2−メルカプトベンツイミダゾール
−5−スルフォン酸                
 1mg/m2  ベンジル−トリフェニルフォスフォ
ニウムクロライド               5m
g/m2  化合物(M)             
                         
          5.8mg/m2   乳剤保護層は、下記添加剤を加え試料1とし、表2
に示すように本発明化合物を加え試料2,3とした。又
試料1と同一組成物にK 100mg/m2となるよう
に加え試料4とした。
【0061】 (乳剤保護層組成)   ゼラチン                   
                         
       1.14g/m2      下記化合
物(M)                     
                      32.
7mg/m2       不定型シリカ             
                         
           20mg/m2       下記化合物(S)           
                         
        0.5mg/m2       クエン酸               
                         
            5.4mg/m2       ホルムアルデヒド           
                         
       7.15mg/m2
【0062】
【化14】
【0063】試料1〜3ともに以下に示すバッキング層
、バッキング保護層を塗布した。
【0064】 〔バッキング層〕   ラテックスポリマー:ブチルアクリレート−スチレ
ン共重合体     0.5g/m2      サポ
ニン                       
                         
    200mg/m2       染料
【0065】
【化15】
【0066】   オセインゼラチン               
                         
    2.0g/m2       〔バッキング保護層〕   ジオクチルスルホコハク酸エステル       
                       30
0mg/m2       マット剤:メタクリル酸メチル(平均粒径
4.0μm)              100mg
/m2       オセインゼラチン(等電点4.9)   
                         
   1.1g/m2       弗素化ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム                   50mg
/m2       このようにして得られた試料を、ウシオコ
ーテック社製クォーシプリンターFA−Qを用いて露光
した。
【0067】続いて、下記に示す現像液、定着液を使用
して現像処理した。
【0068】 〔現像液処方〕 (組成A)   純水(イオン交換水)             
                         
      150ml  エチレンジアミン四酢酸二
ナトリウム塩                   
           2g  ジエチレングリコール
                         
                    50g  
亜硫酸カリウム(55%W/V水溶液)       
                         
100ml  炭酸カリウム            
                         
                50g  ハイドロ
キノン                      
                         
    15g  5−メチルベンゾトリアゾール  
                         
           200mg  1−フェニル−
5−メルカプトテトラゾール            
                  30mg  水
酸化カリウム                   
            使用液のpHを10.4にす
る量  臭化カリウム               
                         
            4.5g(組成B)   純水(イオン交換水)             
                         
        3ml  ジエチレングリコール  
                         
                   50g  1
−フェニル−3−ピラゾリドン           
                         
   500mg  エチレンジアミン四酢酸二ナトリ
ウム塩                      
       25mg  酢酸(90%水溶液)  
                         
                   0.3ml 
 5−ニトロインダゾール             
                         
        110mg 現像液の使用時に水500ml中に上記組成A、組成B
の順に溶かし、1lに仕上げて用いた。
【0069】 〔定着液処方〕 (組成A)   チオ硫酸アンモニウム(72.5%W/V水溶液)
                         
240ml  亜硫酸ナトリウム          
                         
              17g  酢酸ナトリウ
ム・3水塩                    
                      6.5
g  硼酸                    
                         
                 6g  クエン酸
ナトリウム・2水塩                
                        2
g  酢酸(90%W/V水溶液)         
                         
        13.6ml(組成B)   純水(イオン交換水)             
                         
       17ml  硫酸(50%W/Vの水溶
液)                       
                  4.7g  硫
酸アルミニウム(Al2O3換算含量が8.1%W/V
の水溶液)            26.5g   定着液の使用時に水500ml中に上記組成A、組
成Bの順に溶かし、1lに仕上げて用いた。この定着液
のpHは約4.3であった。
【0070】 各工程時間は次工程までのいわゆるワタリ搬送時間も含
む。
【0071】上記試料について下記の如く評価した。
【0072】<感度>感度はカブリ濃度+25を与える
露光量の逆数の相対値で表した。
【0073】<セーフライト性>三菱電機製昼光色蛍光
灯ネオルミスパーFLR4050/Mを用いて照度が4
00luxになるようにセーフライト光を照射し、かぶ
り濃度が0.02上がる時間をもって表した。
【0074】<ドット品質(DQ)>50%の網点面積
をもったスクリーンチントを返して50%の網点を形成
するような露光量を与えたときの網点品質を100倍ル
ーペによる目視観察で5段階評価した。評価点は「1」
か最も品位が低く、順次品位が高く、ランク「5」は、
最もよいレベルを表す。
【0075】結果を表2に示す。
【0076】
【表2】
【0077】表2の結果から、本発明の染料を用いた試
料は感度の変化が少なく、かつセーフライト性に優れた
高コントラストな性能を有することが明らかである。
【0078】
【発明の効果】本発明により、明るい白色に近い安全灯
下でもかぶり難しく、しかも感度の低下が少なく、高コ
ントラストである感光材料を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は露光強度と現像処理後の膜厚の関係を示すグラ
フであり、第2図は一定照度を与える時の照射時間変化
と現像処理後の膜厚の関係を示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  感光材料の感光域に光吸収を有し、光
    照射により吸収波長が変化し、かつ熱により可逆的に、
    もとの吸収波長に変化する染料を含有することを特徴と
    する感光材料。
JP2111091A 1991-02-14 1991-02-14 セーフライト性に優れた感光材料 Pending JPH04258950A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006095535A1 (ja) * 2005-03-09 2006-09-14 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 感光性平版印刷版材料

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