JPH04258240A - 電動式釣針の釣糸結び器 - Google Patents

電動式釣針の釣糸結び器

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JPH04258240A
JPH04258240A JP1754091A JP1754091A JPH04258240A JP H04258240 A JPH04258240 A JP H04258240A JP 1754091 A JP1754091 A JP 1754091A JP 1754091 A JP1754091 A JP 1754091A JP H04258240 A JPH04258240 A JP H04258240A
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fishhook
gear
fishing line
fishing hook
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Seiji Yokogawa
征二 横川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動式釣針の釣糸結び器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、釣針に釣糸を結ぶために釣針を釣
糸結び器にセットする方法は、図15に示すようであっ
た。図において131は釣針押さえレバーで、この釣針
押さえレバー131は一端部に釣針押さえボタン132
を圧入保持し、かつ他端部は略L字状に構成し、さらに
カバー111に設けた支柱101aに摺動自在に保持さ
れている。133はコイルバネで、このコイルバネ13
3は前記釣針押さえレバー131の一端部を常時図15
の矢印A方向にバネ付勢することにより、釣針押さえレ
バー131の他端突起部131aがカバー111の釣針
当て部101bに常時押しつけられるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方法
では、本体と一体になった釣針当て部101bが固定さ
れ、釣針押さえレバー131の他端突起部が可動となり
、動く部分が片方だけとなるため釣針を本体にセットす
る時にセット位置がわかりにくく、またセット自体もし
にくいものであった。
【0004】本発明は釣針を本体にセットする時にセッ
ト位置をわかりやすく、またセットしやすいようにする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、釣針押さえボタンを指でスライドして釣針
押さえレバーAを外方に動かし、リンクカバーの支点を
軸として釣針押さえレバーBを内方に動かして、両者の
間にすきまを設け、このすきまに釣針のチモト部を挿入
し、その後、指を離して釣針押さえボタンを復帰させ、
釣針を本体ケースにセットするようにしたものである。
【0006】
【作用】釣針を本体に固定するために両側の釣針押さえ
レバーを動かせて釣針をはさむため、針の挿入部がわか
りやすく、また中央に確実にはさむことができる。さら
に本体と一体となった釣針当て部が不要となり、より小
さな針の使用も可能となるという利点がある。
【0007】
【実施例】以下、本発明をその一実施例を示す図面にも
とづいて説明する。
【0008】図1〜図6において、1はカバー、2はカ
バー1に嵌合させて固着された本体ケースで、この本体
ケース2と前記カバー1は扁平形に構成されている。3
は電池ケース、4は本体ケース2内に装備されたモータ
で、このモータ4のシャフト4aには歯車5が圧入によ
り嵌合されている。
【0009】6は前記歯車5とかみ合うドーナツ状の歯
車でこの歯車6の裏面にはスイッチレバー7の爪7aが
嵌合する切り欠き部6aを有する環状突起6bを設け、
かつ一部には釣糸を通す半径方向の切り溝6cを設けて
いる。また前記歯車6は本体ケース2内に設けられるが
、一部を本体ケース2外に露出させている。
【0010】8は図4に示すように、前記歯車6の表面
に設けた固定台、9は固定台8に近接して歯車6を表面
から裏面にかけて貫通するように設けた貫通孔で、この
貫通孔9を閉塞するように前記歯車6の裏面には板材1
0が嵌め込まれ、かつこの板材10にはねじ孔10aを
設けている。
【0011】11は前記貫通孔9内に圧縮コイルバネ1
2を介して上下動自在に挿入された可動片で、この可動
片11は圧縮コイルバネ12により常時上方に付勢され
ている。
【0012】13は前記可動片11を他端で受け止める
ように一端が前記固定台8の上面にねじ14により固定
された固定片で、この固定片13を固定するねじ14の
先端部は前記板材10のねじ孔10aにねじ込まれて、
板材10をも固定している。そして前記可動片11と固
定片13は、両者11,13の間に釣糸の端部を保持す
る保持体15を構成している。また前記固定片13の両
側面には、固定片13の端面より貫通孔9側へ突出する
釣糸ストッパー8aを設けている。
【0013】また前記歯車6は、図4に示すように、本
体ケース2内の一部に形成した軸受部16に回転自在に
嵌合され、かつ筒状の押さえ部材17を前記軸受部16
にねじ18で固定することにより取付けられる。また前
記押さえ部材17には、コイルバネ19により常時上方
に付勢された針支持部20を収納する穴17aを中心部
に設けるとともに、釣糸を通す切り溝17bが穴17a
の極近辺まで設けられている。21は前記押さえ部材1
7の下端開口部付近に装着された閉塞板である。また前
記針支持部20の上面部には後述する釣針のチモト部を
挿入する穴20aを設けている。22は本体ケース2の
軸受部16の内部に設けた凹部で、この凹部22には軸
受部16の外周面まで達する切り溝23を設け、かつこ
の切り溝23は本体ケース2に設けた切り溝24と連通
させている。そして前記歯車6の切り溝6cと押さえ部
材17の切り溝17bはモータ4が停止しているときは
、一直線上にくるように歯車6の切り欠き部6aが位置
決めされている。
【0014】また前記モータ4には、図2に示すように
、リード線25aの一端と電池の一方の端子26aがそ
れぞれ接続され、かつリード線25aの他端は本体ケー
ス2内に設けたマイクロスイッチ27のNO端子27a
に接続されている。
【0015】また別のリード線25bの一端はマイクロ
スイッチ27の共通端子27bに接続され、かつ他端は
電池の他方の端子26bに接続されている。
【0016】また前記スイッチレバー7の一端部には、
図5および図6に示すように半円形状の突起部7bが形
成され、かつこの突起部7bは、図6に示すように、ス
イッチレバー7の指当て部7cを指で矢印方向にスライ
ドさせることにより、前記マイクロスイッチ27のスイ
ッチレバー27cを押し下げてマイクロスイッチ27を
オン状態にするとともに、スイッチレバー7の爪7aが
歯車6の切り欠き部6aより外れる。これによりモータ
4は回転を始めるとともに、歯車5を介して歯車6を図
6の矢印方向に回転させる。この状態でスイッチレバー
7の指当て部7cから手を離しても、歯車6が一回転す
るまでは、スイッチレバー7の爪7aは歯車6の環状突
起6bの外周面に当接しているため、これによりスイッ
チレバー7は側方に押しつけられることになり、その結
果、マイクロスイッチ27のスイッチレバー27cはス
イッチレバー7の突起部7bにより押し続けられるため
、モータ4,歯車5および歯車6は回転し続ける。
【0017】そして歯車6が回転し続け、図5に示すよ
うに、回転を始める前の位置にくると、スイッチレバー
7は圧縮バネ28により常に側方へ付勢されているため
、スイッチレバー7の爪7aは歯車6の切り欠き部6a
に嵌入し、かつスイッチレバー7も側方へ移動するため
、マイクロスイッチ27のスイッチレバー27cへの押
圧力は解除される。その結果、マイクロスイッチ27は
オフ状態になるため、モータ4,歯車5および歯車6の
回転は停止する。
【0018】29はスライダーで、このスライダー29
にはボス29aを設けており、そしてこのボス29aが
前記本体ケース2に設けた半円弧状の溝30に嵌合して
いるため、スライダー29は半円弧状の溝30に沿って
移動する。また半円弧状の溝30の一方端と他方端の近
くには、スライダー29を位置決めする突起30a,3
0bがそれぞれ設けられているため、スライダー29は
これらの突起30a,30bによりその位置を保持され
る。
【0019】図3(A)及び(B)は本発明の本体の一
部を示す正面図とその裏面図である。
【0020】図において1aは支柱でこの支柱1aは釣
針押さえレバーA31aのガイドとなる。1bは支点で
この支点1bにリンクカバー31cが取付けられ、リン
クカバー31cの一端は釣針押さえレバーB31bの揺
動端となり、他端は釣針押さえレバーA31aの揺動端
となる。すなわち釣針押さえボタン32をスライドさせ
ると、釣針押さえレバーA31aは外方に、釣針押さえ
レバーB31bは内方にスライドし、その間にすきまが
できる。このすきまの中央部に現れた針支持部20の穴
20aに釣針のチモト部を挿入し、釣針押さえボタン3
2から指を離すとコイルバネ33の押力により、釣針押
さえレバーA31a及び釣針押さえレバーB31bはも
とへ戻ろうとして釣針をはさみ込みセットを終える。
【0021】次に釣糸を釣針に結びつける動作について
図3(A),図3(B)及び図7〜図14に基づいて説
明する。
【0022】まず、図3(A),図3(B)において釣
針押さえボタン32をスライドして釣針押さえレバーA
31aと、リンクカバー31cの支点1bを軸として釣
針押さえレバーB31bとを矢印のように動かして両者
を離す。
【0023】この離した状態において、図14に示した
釣針34を、図7に示すように、その間隙内に入れると
ともに、釣針34のチモト34aを押さえ部材17の穴
17aより上方に突出している針支持部20の穴20a
に差し込む。この場合、大型の釣針の場合は、針支持部
20を押さえ部材17の穴17aに押し込むようにして
取付ける。この状態で、釣針押さえボタン32から手を
離すと、釣針押さえレバーA31aと釣針押さえレバー
B31bはコイルバネ33のばね力により釣針34を挟
持する。この状態で、次に図9に示すように、釣糸35
を本体ケース2の裏側から本体ケース2の切り溝24、
歯車6の切り溝6cおよび押さえ部材17の切り溝17
bを通して本体ケース2の表面側に持ってきて、その後
、図10に示すように釣糸35を可動片11と固定片1
3との間に挟持固定する。このとき、釣糸35の先端3
5aから可動片11までの長さは約3cm位とっておく
【0024】そして次に図11に示すようにフリーな方
、すなわち本体ケース2の裏側に位置する釣糸35をス
ライダー29に掛けてから釣針34の横を通して釣針押
さえレバーA31aに当て、その後、押さえ部材17の
切り溝17b、歯車6の切り溝6cおよび本体ケース2
の切り溝24を通して本体ケース2の裏側へ引っ張る。 以上の操作により、釣針34及び釣糸35のセットを終
了する。
【0025】続いて、スイッチレバー7の指当て部7c
を指で図6の矢印方向にスライドさせると、マイクロス
イッチ27のスイッチレバー27cはスイッチレバー7
の突起部7bにより押されて、マイクロスイッチ27が
オンするとともに、スイッチレバー7の爪7aが歯車6
の切り欠き部6aより外れる。これによりモータ4は回
転を始めるとともに、歯車5を介して歯車6を図6の矢
印方向に回転させる。ここで、例えば釣針34に釣糸3
5を6回巻きつけたいときは、歯車6が5回転した後、
6回転目に入った時点でスイッチレバー7の指当て部7
cから指を離せば、歯車6は6回転して図5に示す位置
にくると、スイッチレバー7は圧縮バネ28により常に
側方へ付勢されているため、スイッチレバー7の爪7a
は歯車6の切り欠き部6aに嵌入し、かつスイッチレバ
ー7も側方へ移動するため、マイクロスイッチ27のス
イッチレバー27cへの押圧力は解除される。これによ
りマイクロスイッチ27はオフ状態になるため、モータ
4,歯車5および歯車6の回転は停止する。
【0026】上記したように、歯車6の回転により釣糸
35を釣針34に例えば6回巻きつけた後、続いて図1
2に示すように、スライダー29を本体ケース2に設け
た溝30に沿って移動させる。この場合、スライダー2
9はまず一方端の突起30bを越えさせ、さらに他方端
の突起30aを越えてカチッという音がするまで移動さ
せることにより、図12に示す位置に固定される。その
後、本体ケース2の裏側に位置するフリーな釣糸35を
図13に示すように下方に引っ張ると、釣糸35はスラ
イダー29を滑り落ち、そして本体ケース2の切り溝2
4、歯車6の切り溝6cおよび押さえ部材17の切り溝
17bを通って図14に示すように、釣針34の根元部
に結びつけられる。
【0027】以上の操作により、釣針34に釣糸35を
結びつける作業は完了し、その後、再び釣針押さえボタ
ン32を操作して、釣針押さえレバーA31aと釣針押
さえレバーB31bより離すことにより、釣糸35が結
びつけられた釣針34を取り出す。そして図14に示す
ように取り出された釣糸35の結び目付近35bを切り
、さらに釣糸35の他端側を必要な長さに切れば、すべ
ての作業が終了する。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、釣針を本
体ケースに保持する時に、釣針押さえボタンをスライド
させ、釣針押さえレバーAを外方に開くとともに、リン
クカバーの支点により釣針押さえレバーBを内方に開き
、両レバーが左右に開くことにより針支持部が中央に現
れて釣針をセットする場所がわかりやすくなり、両レバ
ーが同一面上にくるため小さな釣針のセットも確実に行
えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電動式釣針の釣糸結び
器の正面図
【図2】同結び器の縦断面図
【図3】(A)同結び器のカバーと釣針押さえボタンの
配置を示す正面図 (B)同結び器のカバーと釣針押さえレバーA,Bの配
置を示す裏面図
【図4】同結び器における釣糸と釣針の保持機構を示す
分解斜視図
【図5】同結び器におけるマイクロスイッチと歯車の関
係を示す正面図
【図6】同結び器におけるマイクロスイッチと歯車の関
係を示す正面図
【図7】同結び器における要部の斜視図
【図8】同結び
器に釣針と釣糸をセットする動作過程を示す要部斜視図
【図9】同結び器に釣針と釣糸をセットする動作過程を
示す要部斜視図
【図10】同結び器に釣針と釣糸をセットする動作過程
を示す要部斜視図
【図11】同結び器に釣針と釣糸をセットする動作過程
を示す要部斜視図
【図12】同結び器で釣針と釣糸を結んだ後の動作過程
を示す要部斜視図
【図13】同結び器で釣針と釣糸を結んだ後の動作過程
を示す要部斜視図
【図14】同結び器により結ばれた釣針と釣糸を示す図
【図15】従来の結び器のカバーと釣針押さえレバーの
配置を示す裏面図
【符号の説明】
1  カバー 2  本体ケース 3  電池ケース 4  モータ 5  歯車 6  歯車 6a  切り欠き部 6b  環状突起 7  スイッチレバー 7a  爪 6c,17b,23,24  切り溝 15  保持体 16  軸受部 17  押さえ部材 19  コイルバネ 20  針支持部 20a  穴 27  スイッチ 29  スライダー 30  溝 31a  釣針押さえレバーA 31b  釣針押さえレバーB 31c  リンクカバー 33  コイルバネ 34  釣針 35  釣糸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータを内装し、かつ一部の端縁より内方
    に向かって切り溝を有する扁平形の本体ケースと、この
    本体ケース内に、一部を本体ケース外に露出させて前記
    モータと連動するように回転自在に取付けられ、かつそ
    の回転が停止したときに前記本体ケースの切り溝と連通
    するように半径方向の切り溝を設けるとともに、釣糸の
    端部を保持する保持体を本体ケース外に露出した表面の
    一部に設け、さらに裏面に前記切り溝とは別個に切り欠
    き部を有する環状突起を設けた歯車と、この歯車を回転
    自在に保持するように前記本体ケース内に設けられ、か
    つ前記歯車の切り溝と連通する切り溝を外周部から中心
    部付近まで設けた軸受部と、前記歯車の切り溝と連通す
    る切り溝を外周部から中心部付近まで設け、かつ前記軸
    受部に歯車を回転自在に取付ける押さえ部材と、前記歯
    車の裏面に設けた環状突起の切り欠き部に爪を挿脱可能
    に配設するとともに、本体ケースに設けたスイッチレバ
    ーと、このスイッチレバーの外部からの操作に連動して
    オン,オフし、前記モータの制御を行なうとともに、本
    体ケース内に設けたスイッチと、前記歯車の本体ケース
    外に露出した部分の外側に位置して本体ケースに設けた
    円弧状の溝に沿って移動自在に設けられ、かつ前記釣針
    に釣糸を歯車の回転により結びつけた後において釣糸の
    張りをゆるめるスライダーとを備え、釣針押さえボタン
    を指で押して釣針押さえレバーAを外方に動かし、リン
    クカバーの支点を軸として釣針押さえレバーBを内方に
    動かして、両者の間にすきまを設け、このすきまの中央
    部に現れた針支持部の穴に釣針のチモト部を挿入した後
    、指を離して釣針押さえボタンを復帰させ釣針を本体ケ
    ースに保持する電動式釣針の釣糸結び器。
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