JPH0324173B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0324173B2
JPH0324173B2 JP841983A JP841983A JPH0324173B2 JP H0324173 B2 JPH0324173 B2 JP H0324173B2 JP 841983 A JP841983 A JP 841983A JP 841983 A JP841983 A JP 841983A JP H0324173 B2 JPH0324173 B2 JP H0324173B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
fishing line
rotating body
body case
fishhook
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP841983A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59132839A (ja
Inventor
Kikuo Kuma
Tatsuya Shimoyama
Osamu Hanazawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP841983A priority Critical patent/JPS59132839A/ja
Publication of JPS59132839A publication Critical patent/JPS59132839A/ja
Publication of JPH0324173B2 publication Critical patent/JPH0324173B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、釣針と釣糸を結びつける電動針結び
器に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来のこの種の電動針結び器は、第12図〜第
15図に示すように構成されており、釣針と釣糸
を結びつける場合は、次のような動作により行な
つていた。まず釣針押さえボタン51を操作し
て、釣針押さえレバー52の先端略V字状部52
aを本体カバー53の釣針当て部53aより離
す。この離した状態において、釣針54をその間
隙内に入れるとともに、釣針54のチモト部を押
さえ板55の穴55aに差し込み、そして釣針5
4の先端部54aを本体カバー53に設けた穴5
3bに入れる。この状態で、釣針押さえボタン5
1から手を離すと、釣針押さえレバー52の先端
略V字状部52aはコイルバネ56のバネ力によ
り釣針54を本体カバー53の釣針当て部53a
との間に挾持する。この状態では、次に第15図
に示すように釣糸57を本体ケース58の裏側か
ら本体ケース58の切り溝58a、回転体59の
切り溝59aおよび押さえ板55の切り溝55b
を通して本体ケース58の表面側に持つてきて、
釣糸57を板バネ60により固定台61との間に
挾持固定する。そして次に、フリーな方、すなわ
ち本体ケース58の裏側に位置する釣糸57をス
ライダー62に掛けてから釣針54の横を通し、
その後、押さえ板55の切り溝55b、回転体5
9の切り溝59aおよび本体ケース58の切り溝
58aを通して本体ケース58の裏側へ引張る。
以上の操作により、釣針54および釣糸57のセ
ツトを終了する。続いて、第13図に示すスイツ
チレバー63の指当て部63aを指で押し下げる
と、マイクロスイツチ64のスイツチボタン64
aはスイツチレバー63のテーパー部63bによ
り押し下げられ、マイクロスイツチ64がオンす
るとともに、スイツチレバー63の爪63cが回
転体59の切り欠き部59bより外れる。これに
よりモータ65は回転を始めるとともに、歯車6
6を介して回転体59を回転させる。ここで、例
えば釣針54に釣糸57を6回巻きつけたいとき
は、回転体59が5回転した後、6回転目に入つ
た時点でスイツチレバー63の指当て部63aか
ら指を離せば、回転体59は6回転し、そしてス
イツチレバー63は圧縮バネ67により常に上方
へ押し上げられているため、スイツチレバー63
の爪63cは回転体59の切り欠き部59aに嵌
入し、かつスイツチレバー63も上方へ移動する
ため、マイクロスイツチ64のスイツチボタン6
4aへの押圧力は解除される。これによりマイク
ロスイツチ64はオフ状態になるため、モータ6
5、歯車66および回転体59の回転は停止す
る。
上記したように、回転体59の回転により釣糸
57を釣針54に例えば6回巻きつけた後、続い
てスライダー62を本体ケース58に設けた溝6
8に沿つて移動させる。この場合、スライダー6
2はまず一方端の突起68aを越えさせ、さらに
他方端の突起68bを越えてカチツという音がす
るまで移動させることにより、固定される。その
後、本体ケース58の裏側に位置するフリーな釣
糸57を下方に引張ると、釣糸57はスライダー
62を滑り落ち、そして本体ケース58の切り溝
58aおよび押さえ板55の切り溝55bを通つ
て釣針54の根元部に結びつけられる。以上の操
作により、釣針54に釣糸57を結びつける作業
は完了するものである。
しかしながら上記従来の構成においては、釣糸
57を釣針54に結びつけるとき、釣糸57は回
転体59の回転とともに、板バネ60と固定台6
1の間をすべりながら回転しているため、本体ケ
ース58や本体カバー53の内側と回転体59の
隙間にかみ込んだり、回転体59の中心部まで巻
き込まれて釣針54にからみつく場合があつた。
このような状態になつた場合、釣糸57は板バネ
60と固定台61の間をすべることができず、従
つて、この場合は針結び作業を中断して、からみ
ついた糸を取り除かねばならなかつた。
特に鮎針など複数本の釣針を結ぶ場合は、20回
〜40回くらい釣糸を結びつけるため、板バネ60
と固定台61に挾持された残りの釣糸57は10cm
〜15cmくらいの長さを必要とするため、前記釣糸
57のからみ込みやからみつきが多発する等種々
の不具合点を有するものであつた。
発明の目的 本発明は上記従来の問題点に鑑み、回転体に設
けた釣糸の保持体からの残りの釣糸が、回転中に
各部にかみ込んだり、からみついたりするのを防
いで、確実、かつ迅速に針結び作業ができる電動
針結び器を提供することを目的とするものであ
る。
発明の構成 上記目的を達成するために本発明は、回転体の
表面に略環状をなす突起を設けるとともに、この
略環状をなす突起に部分的に回転体の外周方向に
突出し、かつ釣糸を案内するフランジ部を設けた
ものである。
上記構成によれば、回転体の表面に、フランジ
部を有し、かつ略環状をなす突起を設けているた
め、釣糸保持体からの残りの釣糸は、回転体が回
転すると略環状をなす突起の外周面に沿つてすべ
つていくとになり、したがつて従来のような回転
体の裏側に釣糸がかみ込んだり、回転体の中心部
まで巻き込まれて釣針にからみついたるすること
はなくなるため、釣針への釣糸の結びつけ作業が
確実、かつ迅速に行なえるというすぐれた効果を
奏するものである。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について添付図面にも
とづいて説明する。第1図〜第9図において、1
は本体カバー、2は本体カバー1に嵌合させて固
着された本体ケースで、この本体ケース2と前記
本体カバー1は扁平形に構成されている。3は電
池ケース4は本体ケース2内に装備されたモータ
で、このモータ4のシヤフト4aには歯車5が圧
入により嵌合されている。6は前記歯車5と噛み
合うドーナツ状の歯車よりなる回転体で、この回
転体6の裏面にはスイツチレバー7の爪7aが嵌
合する切り欠き部6aを有する環状突起6bを設
け、かつ一部には釣糸を通す半径方向の切り溝6
cを設けている。また前記回転体6は本体ケース
2内に設けられるが、一部を本体ケース2外に露
出させている。6dは回転体6の上面に設けたピ
ンである。9は前記回転体6に設けた貫通穴6e
内に挿入された可動片で、この可動片9は圧縮コ
イルバネ9bにより、前記回転体6の表面に設け
た固体台6fにねじ9dにより固定された固定片
9aに常時当接するように付勢されて、釣糸を保
持する役目をする。また前記圧縮コイルバネ9b
は前記回転体6の裏面に嵌み込まれた板材9cに
より支持されている。
また前記回転体6の表面には、第3図および第
4図に示すように、略環状をなす突起8を設ける
とともに、この略環状をなす突起8には部分的
に、突起8の上面からフランジ部8aを前記回転
体6の外周方向に設けている。また前記フランジ
部8aの端部は前記回転体6の表面との間にわず
かな間隙8bができるように下方に曲げられて釣
糸が入り込む溝部8cを形成している。
さらに前記回転体6は第3図に示すように、本
体ケース2の一部に形成した軸受部10に回転自
在に嵌合され、かつ押さえ板11を軸受部10に
ビス12で固定することにより取付けられる。ま
た前記押さえ板11には、後述する釣針の軸部先
端を挿入する穴11aを設けるとともに、釣糸を
通す切り溝11bが穴11aの極近辺まで設けら
れている。そして前記回転体6の切り溝6cと押
さえ板11の切り溝11bは、モータ4が停止し
ているときは、一直線上にくるように回転体6の
切り欠き部6aが位置決めされている。
13a,13bはリード線で、一方のリード線
13aはマイクロスイツチ15の端子と電池の一
方の端子14に接続され、かつ他方のリード線1
3bはマイクロスイツチ15の別の端子とモータ
4の端子に接続されている。16は一端がモータ
4の別の端子に接続されたリード線で、このリー
ド線16の他端は電池の他方の端子14aを形成
している。
また前記スイツチレバー7には指当て部7bを
設けており、この指当て部7bを指で第2図の矢
印A方向にスライドさせることにより、スイツチ
レバー7の端部の爪7aと反対側の面7cがマイ
クロスイツチ15のスイツチレバー15aを押し
てマイクロスイツチ15をオン状態にするととも
に、スイツチレバー7の爪7aが回転体6の切り
欠き部6aより外れる。これによりモータ4は回
転を始めるとともに、歯車5を介して回転体6を
回転させる。この状態でスイツチレバー7の指当
て部7bから手を離しても、回転体6が1回転す
るまでは、スイツチレバー7の爪7aは回転体6
の環状突起6bの外周面に当接しているため、こ
れによりスイツチレバー7は側方に押しつけられ
ることになり、その結果、マイクロスイツチ15
のスイツチレバー15aはスイツチレバー7の端
面7cにより押し続けられるため、モータ4、歯
車5および回転体6は回転し続ける。
そして回転体6が回転し続け、回転を始める前
の位置にくると、スイツチレバー7はスイツチレ
バー7と一体に形成された薄板状の腕部7dによ
り常に第2図の矢印A方向と反対方向に押されて
いるため、スイツチレバーの爪7aは回転体6の
切り欠き部6aに嵌入し、その結果、スイツチレ
バー7のマイクロスイツチ15のスイツチレバー
15aへの押圧力は解除される。
18はスライダーで、このスライダー18には
ボス18aを設けており、そしてこのボス18a
が前記本体ケース2に設けた半円弧状の溝19に
嵌合しているため、スライバー18は半円弧状の
溝19に沿つて移動する。20は第3図に示すよ
うに、本体ケース2の軸受部10の内部に設けた
凹部で、この凹部20には軸受部10の外周面ま
で達する切り溝21を設け、かつこの切り溝21
は本体ケース2に設けた切り溝22と連通させて
いる。23はバネで、このバネ23は凹部20内
に収納されている。そして前記バネ23は、回転
体6を軸受部10にセツトし、かつ押さえ板11
をビス12で軸受部10に固定することにより、
凹部20が蓋をされる形となるため、凹部20よ
り抜け出ることはない。またバネ23は凹部20
の内壁を常時押しつける方向に付勢されている。
24は本体カバー1にねじ25によりスライド
自在に取付けられたレバーで、このレバー24は
第5図に示すように、本体カバー1の裏面から外
部に出た部分を曲げて表面側に延びた爪24aを
有している。26はレバーボタンで、このレバー
ボタン26は本体カバー1の貫通穴27を通して
本体カバー1の表面に突出している。28はバネ
材で、このバネ材28の中央部は本体カバー1の
裏面に設けたピン29に挿入されており、その一
端は本体カバー1の裏面に設けた突起30に当接
し、かつ他端はレバー24の突起24bに当接し
てレバー24を常時本体レバー1の外周凹部31
側に付勢している。32は本体カバー1の裏面に
設けた突起で、この突起32はレバー24の外周
面に接して、レバーボタン26を指で動かしたと
き、レバー24がスムーズに動くようにガイドの
役目をしている。
また第6図〜第8図において、33は釣針ホル
ダーで、複数本の釣針を挿入する溝33aを複数
固有し、かつこの溝33aの両側には、レバー2
4の爪24aと本体カバー1の外周凹部31とに
それぞれ当接してチヤツクされる細溝33bと突
起33cを有している。34は前記溝33aに挿
入された複数本の釣針を挾持固定するホルダーカ
バーで、上部には釣糸を掛ける糸掛け部34a,
34bを有している。35はカバーストツパー
で、このカバーストツパー35は釣針ホルダー3
3に一体に固着され、ホルダーカバー34が釣針
ホルダー33から抜け出るのを防止する役目をし
ている。
次に釣糸を釣針に結びつける動作について説明
する。まず第6図に示す釣針ホルダー33に設け
た複数個の溝33aに複数本の釣針36を挿入
し、ホルダーカバー34をスライドさせると、溝
33aがせばめられて、複数本の釣針36は第7
図および第8図に示すように釣針ホルダー33に
固定される。この後、前記複数本の釣針36の軸
部先端36aを押さえ板11の穴11aに挿入
し、続いてレバーボタン26を指で押してレバー
24を本体カバー1の外周凹部31と反対側に動
かし、釣針ホルダー33の突起33cを本体カバ
ー1の外周凹部31に当接させ、そしてレバーボ
タン26から指を離すと、バネ材28のバネ力に
よりレバー24が本体カバー1の外周凹部31側
に押されて、釣針ホルダー33の細溝33bにレ
バー24の爪24aが入り込んで、釣針ホルダー
33が固定される。以上の操作により、複数本の
釣針36の本体ケース2および本体カバー1への
セツトを終了する。この状態を第9図に示す。
この状態で、次に第10図に示すように、釣糸
37を本体ケース2の裏側から本体ケース2の切
り溝22、回転体6の切り溝6cおよび押さえ板
11の切り溝11bを通して本体ケース2の表面
側に持つてきて、その後、回転体6の上面に設け
たピン6dに釣糸37をかけた後、釣糸37を可
動片9より固定片9aとの間に挾持固定する。こ
のとき、釣糸37の先端37aから可動片9まで
の長さは約10cm位とつておく。そして次に、フリ
ーな方、すなわち本体ケース2の裏側に位置する
釣糸37をスライダー18に掛け、そしてホルダ
ーカバー34の糸掛け部34a,34bに掛け、
その後、押さえ板11の切り溝11b、回転体6
の切り溝6cおよび本体ケース2の切り溝22を
通して本体ケース2の裏側へ引張る。このとき、
第10図中の釣糸部分37b,37cは第3図に
示したバネ23により保持されており、したがつ
て釣糸37より手を離しても釣糸37がたるむこ
とはない。以上の操作により、釣針36および釣
糸37のセツトを終了する。
このとき、釣糸37の可動片9と固定片9aと
に挾持された残りの部分37aにおける本体ケー
ス2になるべく近い部分はたるまない程度に軽く
指で引つぱり気味に保持し、本体ケース2の上面
2aに接触させる。続いて、第2図に示すスイツ
チレバー7の指当て部7bを指でスライドさせる
と、マイクロスイツチ15のスイツチレバー15
aはスイツチレバー7の端面7cにより押され
て、マイクロスイツチ15がオンするとともに、
スイツチレバー7の爪7aが回転体6の切り欠き
部6aより外れる。ことによりモータ4、歯車5
が回転し、回転体6が第2図の矢印B方向に回転
を始める。すると釣糸37aは指の間を滑りなが
ら回転体6の表面に設けた略環状をなす突起8の
一部8dに当り、さらに回転体6の表面と本体ケ
ース2の上面2aは略同一平面であるため、第4
図に示す回転体6の表面と突起8との間のわずか
な間隙8bから釣糸溝部8cに入り込む。そして
回転体6がさらに回転し続けると、釣糸37の残
りの部分37aは指から離れ、略環状をなす突起
8の周囲にほぼ完全に巻かれた状態になり、そし
て可動片9と固定片9aの間を滑りながら釣針3
6に巻きついて行く。
ここで、例えば釣針36に釣糸37の残り部分
37aを20回巻きつけたいときは、回転体6が19
回転した後、20回転目に入つた時点でスイツチレ
バー7の指当て部7bから指を離せば、回転体6
は20回転し、そしてスイツチレバー7は薄板状腕
部7dにより常に側方へ押されているため、スイ
ツチレバー7の爪7aは回転体6の切り欠き部6
aに嵌入し、かつスイツチレバー7も側方へ移動
するため、マイクロスイツチ15のスイツチレバ
ー15aへの押圧力は解除される。これによりマ
イクロスイツチ15はオフ状態になるため、モー
タ4、歯車5および回転体6の回転は停止する。
その後、スライダー18を本体ケース2の溝1
9に沿つて溝19の端部まで移動させ、本体ケー
ス2の裏側に位置するフリーな釣糸37を下方に
引張ると、釣糸37はスライダー18を滑り落
ち、そして本体ケース2の切り溝22、回転体6
の切り溝6cおよび押さえ板11の切り溝11b
を通つて釣針36の根元部に結びつけられる。以
上の操作により、釣針36に釣糸37を結びつけ
る作業は完了する。その後、本体ケース2の裏側
に位置する釣糸37を押さえ板11の切り溝11
b、回転体6の切り溝6cおよび本体ケース2の
切り溝22を通して回転体6の表側へ外し、その
後、釣針ホルダー33を本体ケース2および本体
カバー1から取り外し、ホルダーカバー34をス
ライドさせて釣針36を取り出す。この状態を第
11図に示す。その後、複数本の釣針36に巻き
つけた釣糸37を接着剤により接着した後、釣糸
37の結び目付近37dを切り、さらに釣糸37
の他端側を必要な長さに切る。
上記本発明の実施例においては、複数本の釣針
36に釣糸37を結ぶ場合を説明したが、一般の
釣針1本を結ぶ従来の電動針結び器の場合にも、
回転体6の表面に略環状をなす突起8を設け、こ
の略環状をなす突起8の上面から回転体6の外周
方向に突出するフランジ部8aを設けることによ
り、釣糸37aのかみ込みやからみつきを防ぐの
に十分な効果を有するものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、回転体の表面に
略環状をなす突起を設けるとともに、この略環状
をなす突起に部分的に回転体の外周方向に突出
し、かつ釣糸を案内するフランジ部を設けている
ため、例えば複数本の釣針を結ぶ場合において、
釣糸保持体からの残りの釣糸の長さが長い場合で
も、釣糸保持体からの残りの釣糸は、回転体が回
転すると略環状をなす突起の外周面に沿つてすべ
つていくことになり、したがつて従来のように回
転体の裏側に釣糸がかみ込んだり、回転体の中心
部まで巻き込まれて釣針にからみついたりするこ
とはなくなり、その結果、釣針への釣糸の結びつ
け作業が確実、かつ迅速に行なえるというすぐれ
た効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電動針結び器
の正面図、第2図は同結び器の本体カバーを取り
外した状態を示す正面図、第3図は同結び器にお
ける釣糸と釣針の保持機構を示す分解斜視図、第
4図は回転体の半截断面図、第5図は本体カバー
の裏側を示す正面図、第6図は釣針ホルダーの斜
視図、第7図は同釣針ホルダーに3本の釣針を保
持させた状態を示す半截断面図、第8図は第7図
の状態における斜視図、第9図および第10図は
同結び器における操作過程を説明する斜視図、第
11図は3本の釣針に釣糸を結びつけた状態を示
す斜視図、第12図は従来例を示す電動針結び器
の正面図、第13図は同結び器の縦断面図、第1
4図は同結び器におけるカバーの内側を示す正面
図、第15図は同結び器における釣針および釣糸
の取付けの操作方法を示す斜視図である。 1……本体カバー、2……本体ケース、4……
モータ、6……回転体、6a……切り欠き部、6
b……環状突起、6c……切り溝、7……スイツ
チレバー、7a……爪、8……略環状をなす突
起、8a……フランジ部、8b……間隙、8c…
…溝部、9……可動片、9a……固定片、15…
…スイツチ、18……スライダー、19……円弧
状の溝、22……本体ケースの切り溝、36……
釣針、37……釣糸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モータを内装し、かつ一部の端縁より内方に
    向つて切り溝を有する本体ケースと、この本体ケ
    ース内に、一部を本体ケース外に露出させて前記
    モータと連動するように回転自在に取付けられ、
    かつその回転が停止したときに前記本体ケースの
    切り溝と連通するように半径方向の切り溝を設け
    るとともに、釣糸の端部を保持する保持体を本体
    ケース外に露出した表面の一部に設け、さらに裏
    面に前記切り溝とは別個に切り欠き部を有する環
    状突起を設けた回転体と、前記環状突起の切り欠
    き部に爪を挿脱可能に配設するとともに前記本体
    ケースに設けたスイツチレバーと、このスイツチ
    レバーの外部からの操作に連動してオン、オフ
    し、前記モータの制御を行なうとともに前記本体
    ケース内に設けたスイツチと、前記回転体の本体
    ケース外に露出した部分の外側に位置して本体ケ
    ースに設けた円弧状の溝に沿つて移動自在に設け
    られ、かつ釣針に針糸を回転体の回転により結び
    つけた後において釣糸の張りをゆるめるスライダ
    ーと、前記本体ケースを覆う本体カバーとを備
    え、前記回転体の表面に略環状をなす突起を設
    け、この略環状をなす突起に部分的に前記回転体
    の外周方向に突出し、かつ釣糸を案内するフラン
    ジ部を設けた電動針結び器。 2 前記略環状をなす突起のフランジ部は、その
    端部を前記回転体の表面との間にわずかな間隙が
    できるように下方に曲げて釣糸が入り込む溝部を
    設けて成る特許請求の範囲第1項記載の電動針結
    び器。
JP841983A 1983-01-20 1983-01-20 電動針結び器 Granted JPS59132839A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP841983A JPS59132839A (ja) 1983-01-20 1983-01-20 電動針結び器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP841983A JPS59132839A (ja) 1983-01-20 1983-01-20 電動針結び器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59132839A JPS59132839A (ja) 1984-07-31
JPH0324173B2 true JPH0324173B2 (ja) 1991-04-02

Family

ID=11692601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP841983A Granted JPS59132839A (ja) 1983-01-20 1983-01-20 電動針結び器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59132839A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59132839A (ja) 1984-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3923596B2 (ja) ベイトキャストリールのカバーロック装置
JPH0324173B2 (ja)
JP4494573B2 (ja) カバーテープ巻取りリール
JPH0324172B2 (ja)
JPH0332328B2 (ja)
JP3019428B2 (ja) 電動式釣針の釣糸結び器
JPS6226473Y2 (ja)
JPS6125331B2 (ja)
JPS6046932B2 (ja) 電動式釣針の釣糸結び器
JPS6046933B2 (ja) 電動式釣針の釣糸結び器
JPS5925578B2 (ja) 電動式釣針の釣糸結び器
JPS59232041A (ja) 電動式釣針の釣糸結び器
JPS5810546Y2 (ja) ミシンア−ム上のオ−バ−ラン防止装置
JP3003807U (ja) 線引き具
JPS58129923A (ja) 電動式釣針の釣糸結び器
JP3889508B2 (ja) リール巻き取り用釣り糸スプール支持装置
JPS5925581B2 (ja) 電動式釣針の釣糸結び器
JPS5925579B2 (ja) 電動式釣針の釣糸結び器
JPS6040206Y2 (ja) ミシンの全回転釜
JPH0314147Y2 (ja)
JPS6046936B2 (ja) 電動式釣針の釣糸結び器
JPS6024312Y2 (ja) ミシンの糸通し器
KR820002081Y1 (ko) 낚시용 스피닝 릴의 낚시줄 고정장치
JPH0691785B2 (ja) 電動式釣針の釣糸結び器
JPS62191369A (ja) テ−プ繰出具