JPH0324172B2 - - Google Patents

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JPH0324172B2
JPH0324172B2 JP841883A JP841883A JPH0324172B2 JP H0324172 B2 JPH0324172 B2 JP H0324172B2 JP 841883 A JP841883 A JP 841883A JP 841883 A JP841883 A JP 841883A JP H0324172 B2 JPH0324172 B2 JP H0324172B2
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JP
Japan
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body case
fishing line
fishhook
line
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JP841883A
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Kikuo Kuma
Tatsuya Shimoyama
Osamu Hanazawa
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0324172B2 publication Critical patent/JPH0324172B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、釣針と釣糸を結びつける電動針結び
器に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来この種の電動針結び器は、第13図〜第1
6図に示すように構成されており、釣針と釣糸を
結びつける場合は、次のような動作により行なつ
ていた。まず釣針押さえボタン51を操作して、
釣針押さえレバー52の先端略V字状部52aを
本体カバー53の釣針当て部53aより離す。こ
の離した状態において、釣針54をその間隙内に
入れるとともに、釣針54のチモト部を押さえ板
55の穴55aに差し込み、そして釣針54の先
端部54aを本体カバー53に設けた穴53bに
入れる。この状態で、釣針押さえボタン51から
手を離すと、釣針押さえレバー52の先端略V字
状部52aはコイルバネ56のバネ力により釣針
54を本体カバー53の釣針当て部53aとの間
に挾持する。この状態で、次に第16図に示すよ
うに釣糸57を本体ケース58の裏側から本体ケ
ース58の切り溝58a、回転体59の切り溝5
9aおよび押さえ板55の切り溝55bを通して
本体ケース58の表面側に持つてきて、釣糸57
を板バネ60により固定台61との間に挾持固定
する。そして次に、フリーな方、すなわち本体ケ
ース58の裏側に位置する釣糸57をスライダー
62に掛けてから釣針54の横を通し、その後、
押さえ板55の切り溝55b、回転体59の切り
溝59aおよび本体ケース58の切り溝58aを
通して本体ケース58の裏側へ引張る。以上の操
作により釣針54および釣糸57のセツトを終了
する。続いて、第14図に示すスイツチレバー6
3の指当て部63aを指で押下げると、マイクロ
スイツチ64のスイツチボタン64aはスイツチ
レバー63のテーバー部63bにより押し下げら
れ、マイクロスイツチ64がオンするとともに、
スイツチレバー63の爪63cが回転体59の切
り欠き部59bより外れる。これによりモータ6
5は回転を始めるとともに、歯車66を介して回
転体59を回転させる。ここで、例えば釣針54
に釣糸57を6回巻きつけたいときは、回転体5
9が5回転した後、6回転目に入つた時点でスイ
ツチレバー63の指当て部63aから指を離せ
ば、回転体59は6回転し、そしてスイツチレバ
ー63は圧縮バネ67により常に上方へ押し上げ
られているため、スイツチレバー63の爪63c
は回転体59の切り欠き部59bに嵌入し、かつ
スイツチレバー63も上方へ移動するため、マイ
クロスイツチ64のスイツチボタン64aへの押
圧力は解除される。これによりマイクロスイツチ
64はオフ状態になるため、モータ65、歯車6
6および回転体59の回転は停止する。
上記したように、回転体59の回転により釣糸
57を釣針54に例えば6回巻きつけた後、続い
てスライダー62を本体ケース58に設けた溝6
8に沿つて移動させる。この場合、スライダー6
2はまず一方端の突起68aを越えさせ、さらに
他方端の突起68bを越えてカチツという音がす
るまで移動させることにより、固定される。その
後本体ケース58の裏側に位置するフリーな釣糸
57を下方に引張ると、釣糸57はスライダー6
2を滑り落ち、そして本体ケース58の切り溝5
8aおよび押さえ板55の切り溝55bを通つて
釣針54の根元部に結びつけられる。以上の操作
により、釣針54に釣糸57を結びつける作業は
完了するものである。
しかしながら上記従来の構成においては、第1
6図および第17図に示すように釣糸57と別の
釣糸(ハリス糸と呼ばれる)69を釣針54とと
もに釣糸57で結ぶ場合、釣糸57を釣針54と
ハリス糸69に結びつけた後、スライダー62を
動かして本体ケース58の裏側に位置するフリー
な釣糸57を下方に引張るとき、ハリス糸69と
間違えやすく、たとえばハリス糸69を引張ると
釣針54から抜けてしまう。またこの場合は、釣
糸57とハリス糸69がからみついたりすること
も多かつた。そのため、ハリス糸69が本体ケー
ス58の裏側に位置するフリーな釣糸57の邪魔
にならないように、操作中ずつとハリス糸69を
保持していなければならないという不便さを有す
るものであつた。
発明の目的 本発明は上記従来の問題点に鑑み、釣糸で釣針
との別の釣糸(ハリス糸と呼ばれる)とを結びつ
ける場合、ハリス糸を指で保持する必要がなく、
釣針結び作業が容易に行なえる電動針結び器を提
供することを目的とするものである。
発明の構成 上記目的を達成するために本発明は、釣針とと
もに釣糸によつて結ばれるハリス糸を保持する保
持部を、本体ケースと本体カバーのいずれか一方
もしくは両方に設けたもので、この構成によれ
ば、ハリス糸を保持部で保持することができるた
め、従来のように巻きつける釣糸とハリス糸がか
らみつかないようにハリス糸を指で保持するとい
う不便さがなくなるとともに、釣糸の釣針および
ハリス糸への巻きつけが終つた後、釣糸を引張る
際にハリス糸が邪魔になることもなく、したがつ
て確実、かつ迅速に針結び作業が行なえるという
すぐれた効果を奏する。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について添付図面にも
とづいて説明する。第1図〜第10図において、
1は本体カバー、2は本体カバー1に嵌合させて
固着された本体ケースで、この本体ケース2と前
記本体カバー1は扁平形に構成されている。3は
電池ケース、4は本体ケース2内に装備されたモ
ータで、このモータ4のシヤフト4aには歯車5
が圧入により嵌合されている。6は前記歯車5と
噛み合うドーナツ状の歯車よりなる回転体で、こ
の回転体6の裏面にはスイツチレバー7の爪7a
が嵌合する切り欠き部6aを有する環状突起6b
を設け、かつ一部には釣糸を通す半径方向の切り
溝6cを設けている。また前記回転体6は本体ケ
ース2内に設けられるが、一部を本体ケース2外
に露出させている。6dは回転体6の上面に設け
たピンである。8は第1図および第4図に示すよ
うに本体カバー1の外周凹部1aと本体ケース2
の外周突起2aとにより形成した保持溝で、この
保持溝8は釣糸により釣針とともに結びつけられ
る別の釣糸(ハリス糸と呼ばれる)を保持するも
のである。また前記ハリス糸の保持溝8は第5図
に示すように、本体カバー1または本体ケース2
の表面に弾性部材39を取付けることにより構成
してもよいものである。
9は前記回転体6に設けた貫通穴6e内に挿入
された可動片で、この可動片9は圧縮コイルバネ
9bにより、前記回転体6の表面に設けた固定台
6fにねじ9dにより固定された固定片9aに常
時当接するように付勢されて、釣糸を保持する役
目をする。また前記圧縮コイルバネ9bは前記回
転体6の裏面に嵌め込まれた板材9cにより支持
されている。
また前記回転体6は第3図に示すように、本体
ケース2の一部に形成した軸受部10に回転自在
に嵌合され、かつ押さえ板11を軸受部10にビ
ス12で固定することにより取付けられる。また
前記押さえ板11には、後述する釣針の軸部先端
を挿入する穴11aを設けるとともに、釣糸を通
す切り溝11bが穴11aの極近辺まで設けられ
ている。そして前記回転体6の切り溝6cと押さ
え板11の切り溝11bは、モータ4が停止して
いるときは、一直線上にくるように回転体6の切
り欠き部6aが位置決めされている。
13a,13bはリード線で、一方のリード線
13aはマイクロスイツチ15の端子と電池の一
方の端子14に接続され、かつ他方のリード線1
3bはマイクロスイツチ15の別の端子とモータ
4の端子に接続されている。16は一端がモータ
4の別の端子に接続されたリード線で、このリー
ド線16の他端は電池の他方の端子14aを形成
している。
また前記スイツチレバー7には指当て部7bを
設けており、この指当て部7bを指で第2図の矢
印A方向にスライドさせることにより、スイツチ
レバー7の端部の爪7aと反対側の面7cがマイ
クロスイツチ15のスイツチレバー15aを押し
てマイクロスイツチ15をオン状態にするととも
に、スイツチレバー7の爪7aが回転体6の切り
欠き部6aより外れる。これによりモータ4は回
転を始めるとともに、歯車5を介して回転体6を
回転させる。この状態でスイツチレバー7の指当
て部7bから手を離しても、回転体6が1回転す
るまでは、スイツチレバー7の爪7aは回転体6
の環状突起6bの外周面に当接しているため、こ
れによりスイツチレバー7は側方に押しつけられ
ることになり、その結果、マイクロスイツチ15
のスイツチレバー15aはスイツチレバー7の端
面7cにより押し続けられるため、モータ4、歯
車5および回転体6は回転し続ける。
そして回転体6が回転し続け、回転を始める前
の位置にくると、スイツチレバー7は、スイツチ
レバー7と一体に形成された薄板状の腕部7dに
より常に第2図の矢印A方向と反対方向に押され
ているため、スイツチレバーの爪7aは回転体6
の切り欠き部6aに嵌入し、その結果、スイツチ
レバー7のマイクロスイツチ15のスイツチレバ
ー15aへの押圧力は解除される。
18はスライダーで、このスライダー18には
ボス18aを設けており、そしてこのボス18a
が前記本体ケース2に設けた半円弧状の溝19に
嵌合しているため、スライダー18は半円弧状の
溝19に沿つて移動する。20は第3図に示すよ
うに、本体ケース2の軸受部10の内部に設けた
凹部で、この凹部20には軸受部10の外周面ま
で達する切り溝21を設け、かつこの切り溝21
は本体ケース2に設けた切り溝22と連通させて
いる。23はバネで、このバネ23は凹部20内
に収納されている。そして前記バネ23は、回転
体6を軸受部10にセツトし、かつ押さえ板11
をビス12で軸受部10に固定することにより、
凹部20が蓋をされる形となるため、凹部20よ
り抜け出ることはない。またバネ23は凹部20
の内壁を常時押しつける方向に付勢されている。
24は本体カバー1にねじ25によりスライ
ド、自在に取付けられたレバーで、このレバー2
4は第6図に示すように、本体カバー1の裏面か
ら外部に出た部分を曲げて表面側に延びた爪24
aを有している。26はレバーボタンで、このレ
バーボタン26は本体カバー1の貫通穴27を通
して本体カバー1の表面に突出している。28は
バネ材で、このバネ材28の中央部は本体カバー
1の裏面に設けたピン29に挿入されており、そ
の一端は本体カバー1の裏面に設けた突起30に
当接し、かつ他端はレバー24の突起24bに当
接してレバー24を常時本体カバー1の外周凹部
31側に付勢している。32は本体カバー1の裏
面に設けた突起で、この突起32はレバー24の
外周面に接して、レバーボタン26を指で動かし
たとき、レバー24がスムーズに動くようにガイ
ドの役目をしている。
また第7図〜第9図において、33は釣針ホル
ダーで、複数本の釣針を挿入する溝33aを複数
個有し、かつこの溝33aの両側には、レバー2
4の爪24aと本体カバー1の外周凹部31とに
それぞれ当接してチヤツクされる細溝33bと突
起33cを有している。34は前記溝33aに挿
入された複数本の釣針を挾持固定するホルダーカ
バーで、上部には釣糸を掛ける糸掛け部34a,
34bを有している。35はカバーストツパー
で、このカバーストツパー35は釣針ホルダー3
3に一体に固着され、ホルダーカバー34が釣針
ホルダー33から抜け出るのを防止する役目をし
ている。また33d,35aは、それぞれ釣針ホ
ルダー33、カバーストツパー35に設けた貫通
孔で、釣針36とともに結ばれる前述のハリス糸
38を通す通路である。
次に釣糸を釣針に結びつける動作について説明
する。まず第7図に示す釣針ホルダー33に設け
た複数個の溝33aに釣針36を挿入し、ホルダ
ーカバー34をスライドさせると、溝33aがせ
ばめられて、複数本の釣針36は第8図および第
9図に示すように釣針ホルダー33に固定され
る。この後、ハリス糸38をカバーストツパー3
5の貫通孔35aから釣針ホルダー33の貫通孔
33dに通して、指でハリス糸38を保持した状
態で複数本の釣針36の先端部36aを押さえ板
11の穴11aに挿入し、続いてレバーボタン2
6を指で押してレバー24を本体カバー1の外周
凹部31と反対側に動かし、釣針ホルダー33の
突起33cを本体カバー1の外周凹部31に当接
させた後、レバーボタン26から指を離すと、バ
ネ材28のバネ力によりレバー24が本体カバー
1の外周凹部31側に押されて、釣針ホルダー3
3の細溝33bにレバー24の爪24aが入り込
んで釣針ホルダー33が固定される。そしてハリ
ス糸38を押さえ板11の切り溝11b、回転体
6の切り溝6cおよび本体ケース2の切り溝22
を通して、本体ケース2の裏側へ引張る。これに
よりハリス糸38は第3図に示すバネ23により
保持されて、釣針ホルダー33から抜け出ること
にはなくなる。続いて、ハリス糸38の下部38
bを、第1図および第4図に示す保持溝8に挿入
しておく。以上の操作により釣針36とハリス糸
38の本体ケース2および本体カバー1へのセツ
トを終了する。この状態を第10図に示す。
この状態で、次に第11図に示すように、釣糸
37を本体ケース2の裏側から本体ケース2の切
り溝22、回転体6の切り溝6cおよび押さえ板
11の切り溝11bを通して本体ケース2の裏面
側に持つてきて、その後、回転体6の上面に設け
たピン6dに釣糸37をかけた後、釣糸37を可
動片9により固定片9aとの間に挾持固定する。
そして次に、フリーな方、すなわち本体ケース2
の裏側に位置する釣糸37をスライダー18に掛
け、そしてホルダーカバー34の糸掛け部34
a,34bに掛け、その後、押さえ板11の切り
溝11b、回転体6の切り溝6cおよび本体ケー
ス2の切り溝22を通して本体ケース2の裏側へ
引張る。このとき、第11図中の釣糸部分37
a,37bは第3図に示したバネ23により保持
されており、したがつて釣糸37より手を離して
も釣糸37がたるむことはない。以上の操作によ
り、釣糸36とハリス糸38および釣糸37のセ
ツト、を終了する。
続いて、第2図に示すスイツチレバー7の指当
て部7bを指でスライドさせると、マイクロスイ
ツチ15のスイツチレバー15aはスイツチレバ
ー7の端面7cにより押されて、マイクロスイツ
チ15がオンするとともに、スイツチレバー7の
爪7aが回転体6の切り欠き部6aより外れる。
これによりモータ4は回転を始めるとともに、歯
車5を介して回転体6を回転させる。ここで、例
えば釣針36とハリス糸38に釣糸37を10回巻
きつけたいときは、回転体6が9回転した後、10
回転目に入つた時点でスイツチレバー7の指当て
部7bから指を離せば、回転体6は10回転し、そ
してスイツチレバー7は薄板状腕部7dにより常
に側方へ押されているため、スイツチレバー7の
爪7aは回転体6の切り欠き部6aに嵌入し、か
つスイツチレバー7も側方へ移動するため、マイ
クロスイツチ15のスイツチレバー15aへの押
圧力は解除される。これによりマイクロスイツチ
15はオフ状態になるため、モータ4、歯車5お
よび回転体6の回転は停止する。
上記したように、回転体6の回転により釣糸3
7を釣針36とハリス糸38に例えば10回巻きつ
けた後、続いてスライダー18を本体ケース2に
設けた溝19に沿つて、溝19の端部19aまで
移動させる。その後、本体ケース2の裏側に位置
するフリーな釣糸37を下方に引張ると、釣糸3
7はスライダー18を滑り落ち、本体ケース2の
切り溝22、回転体6の切り溝6cおよび押さえ
板11の切り溝11bを通つて釣針36とハリス
糸38に結びつけられる。以上の操作により、釣
針36とハリス糸38に釣糸37を結びつける作
業は完了する。その後、本体ケース2の裏側に位
置する釣糸37を押さえ板11の切り溝11b、
回転体6の切り溝6cおよび本体ケース2の切り
溝22を通して回転体6の表側に外し、その後、
釣針ホルダー33とハリス糸38を本体ケース2
および本体カバー1から取り外し、ホルダーカバ
ー34をスライドさせて、複数本の釣針36とハ
リス糸38を取り出す。この状態を第12図に示
す。その後、複数本の釣針36とハリス糸38に
結びつけた釣糸37の結び目付近37cを切り、
接着剤により結び目を接着し、ハリス糸38の両
端部38a,38bを適当な長さに切つて全ての
作業を終了する。
上記本発明の実施例においては、釣糸37で複
数本の釣針36とハリス糸38とを結びつける場
合において、ハリス糸38の本体ケース2の裏側
に出ている部分38bを、本体カバー1の凹部1
aと本体ケース2の突起2aとで形成した保持溝
8に保持するようにしているため、ハリス糸38
の本体ケース2の裏側に出ている部分38bが巻
きつけの終つた釣糸37の邪魔になることもなく
なり、その結果、確実、迅速に針結び作業ができ
るものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、釣糸で釣針とハ
リス糸とを結びつける場合、ハリス糸の保持部を
本体ケースと本体カバーのいずれか一方もしくは
両方に形成して、この保持部でハリス糸を保持す
るようにしているため、従来のように巻きつける
釣糸とハリス糸がからみつかないようにハリス糸
を指で保持するという不便さがなくなるととも
に、釣糸の釣針およびハリス糸への巻きつけが終
つた後、釣糸を引張る際にハリス糸が邪魔になる
こともなく、したがつて確実、かつ迅速に針結び
作業が行なえるというすぐれた効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電動針結び器
の正面図、第2図は同結び器の本体カバーを取り
外した状態を示す正面図、第3図は同結び器にお
ける釣糸と釣針の保持機構を示す分解斜視図、第
4図はハリス糸の保持溝を示す部分断面図、第5
図は同保持溝の他の実施例を示す部分断面図、第
6図は本体カバーの裏側を示す正面図、第7図は
釣針ホルダーの斜視図、第8図は同釣針ホルダー
に3本の釣針を保持させ、ハリス糸を挿入した状
態を示す半截断面図、第9図は3本の釣針を保持
した状態を示す斜視図、第10図および第11図
は同結び器における操作過程を説明する斜視図、
第12図は3本の釣針とハリス糸に釣糸を結びつ
けた状態を示す斜視図、第13図は従来例を示す
電動針結び器の正面図、第14図は同結び器の縦
断面図、第15図は同結び器におけるカバーの内
側を示す正面図、第16図は同結び器における釣
針および釣糸の取付けの操作方法を示す斜視図、
第17図は同結び器で1本の釣針とハリス糸に釣
糸を結びつけた状態を示す斜視図である。 1……本体カバー、2……本体ケース、4……
モータ、6……回転体、6a……切り欠き部、6
b……環状突起、6c……切り溝、7……スイツ
チレバー、7a……爪、8……保持溝(保持部)、
9……可動片、9a……固定片、15……スイツ
チ、18……スライダー、19……円弧状の溝、
22……本体ケースの切り溝、36……釣針、3
7……釣糸、38……ハリス糸、39……弾性部
材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モータを内装し、かつ一部の端縁より内方に
    向つて切り溝を有する本体ケースと、この本体ケ
    ース内に、一部を本体ケース外に露出させて前記
    モータと連動するように回転自在に取付けられ、
    かつその回転が停止したときに前記本体ケースの
    切り溝と連通するように半径方向の切り溝を設け
    るとともに、釣糸の端部を保持する保持体を本体
    ケース外に露出した表面の一部に設け、さらに裏
    面に前記切り溝とは別個に切り欠き部を有する環
    状突起を設けた回転体と、前記環状突起の切り欠
    き部に爪を挿脱可能に配設するとともに前記本体
    ケースに設けたスイツチレバーと、このスイツチ
    レバーの外部からの操作に連動してオン、オフ
    し、前記モータの制御を行なうとともに前記本体
    ケース内に設けたスイツチと、前記回転体の本体
    ケース外に露出した部分の外側に位置して本体ケ
    ースに設けた円孔状の溝に沿つて移動自在に設け
    られ、かつ釣針に釣糸を回転体の回転により結び
    つけた後において釣糸の張りをゆるめるスライダ
    ーと、前記本体ケースを覆う本体カバーとを備
    え、前記釣針とともに前記釣糸によつて結ばれる
    ハリス糸を保持する保持部を、前記本体ケースと
    本体カバーのいずれか一方もしくは両方に設けた
    電動針結び器。 2 前記保持部は、前記本体ケースと本体カバー
    の外周嵌合部の一部に形成した凹凸部の組み合わ
    せよりなる保持溝である特許請求の範囲第1項記
    載の電動針結び器。 3 前記保持部は、前記本体ケースと本体カバー
    のいずか一方の表面に弾性部材を取付けて構成し
    た特許請求の範囲第1項記載の電動針結び器。
JP841883A 1983-01-20 1983-01-20 電動針結び器 Granted JPS59132838A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP841883A JPS59132838A (ja) 1983-01-20 1983-01-20 電動針結び器

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JP841883A JPS59132838A (ja) 1983-01-20 1983-01-20 電動針結び器

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JPS59132838A JPS59132838A (ja) 1984-07-31
JPH0324172B2 true JPH0324172B2 (ja) 1991-04-02

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ID=11692577

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JP841883A Granted JPS59132838A (ja) 1983-01-20 1983-01-20 電動針結び器

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