JPH0425809A - 光ケーブル用抗張力体およびその製造方法 - Google Patents
光ケーブル用抗張力体およびその製造方法Info
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- JPH0425809A JPH0425809A JP2131538A JP13153890A JPH0425809A JP H0425809 A JPH0425809 A JP H0425809A JP 2131538 A JP2131538 A JP 2131538A JP 13153890 A JP13153890 A JP 13153890A JP H0425809 A JPH0425809 A JP H0425809A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は光ケーブル用抗張力体、とくに表面状態を改良
した外径変動の少ない光ケーブル用抗張力体とその製造
方法に関するものである。
した外径変動の少ない光ケーブル用抗張力体とその製造
方法に関するものである。
［従来の技術］
従来、この種の補強用繊維素材に熱硬化性樹脂を含浸さ
せた混合物からなる光ケーブル用抗張力体を製造する場
合、光ケーブル用抗張力体の表面を成形する方法として
は、例えば特開昭５０−８８６５号公報に開示されてい
るように、補強用繊維素材に熱硬化性樹脂を含浸させた
混合物を、溶融した熱可塑性樹脂で被覆するとともに、
直ちに混合物を形成する熱硬化性樹脂を硬化する製造方
法により製造された、熱可塑性樹脂で被覆された連続棒
状体を、例えば特開昭５９−１０１３３３号公報に開示
されているように、加熱炉を通して被覆熱可塑性樹脂を
再度溶融してダイスで絞る方法が実施されている。
せた混合物からなる光ケーブル用抗張力体を製造する場
合、光ケーブル用抗張力体の表面を成形する方法として
は、例えば特開昭５０−８８６５号公報に開示されてい
るように、補強用繊維素材に熱硬化性樹脂を含浸させた
混合物を、溶融した熱可塑性樹脂で被覆するとともに、
直ちに混合物を形成する熱硬化性樹脂を硬化する製造方
法により製造された、熱可塑性樹脂で被覆された連続棒
状体を、例えば特開昭５９−１０１３３３号公報に開示
されているように、加熱炉を通して被覆熱可塑性樹脂を
再度溶融してダイスで絞る方法が実施されている。
第３図は従来の光ケーブル用抗張力体の断面構造で、補
強用繊維素材３１に熱硬化性樹脂３３を含浸させた混合
物の外周に熱可塑性樹脂３０を被覆した構造を備えてい
る。
強用繊維素材３１に熱硬化性樹脂３３を含浸させた混合
物の外周に熱可塑性樹脂３０を被覆した構造を備えてい
る。
［発明が解決しようとする課題］
従来の光ケーブル用抗張力体の製造方法は、混合物を一
度被覆した熱可塑性樹脂を再度溶融する工程が必要であ
り、このため製造設備が大形化すること、また生産性が
悪くなるなどの問題がある。
度被覆した熱可塑性樹脂を再度溶融する工程が必要であ
り、このため製造設備が大形化すること、また生産性が
悪くなるなどの問題がある。
また製造された中心抗張力体は、光ケーブルに用いる中
心抗張力体として必要とされる精度、すなわち外径精度
が熱可塑性樹脂では必ずしも満足できるものではないと
いう問題があった。
心抗張力体として必要とされる精度、すなわち外径精度
が熱可塑性樹脂では必ずしも満足できるものではないと
いう問題があった。
本発明は従来の問題点を解決し、外径変動の少ない光ケ
ーブル用抗張力体およびその製造容易でかつ生産性の優
れた製造方法を提供することを目的とするものである。
ーブル用抗張力体およびその製造容易でかつ生産性の優
れた製造方法を提供することを目的とするものである。
［課題を解決するための手段］
本発明は上記目的を達成するため、本発明の光ケーブル
用抗張力体は、補強用繊維素材に熱硬化性樹脂を含浸し
た混合物の外周に紫外線硬化性樹脂を塗布硬化した構造
を備えてなることを特徴としている。
用抗張力体は、補強用繊維素材に熱硬化性樹脂を含浸し
た混合物の外周に紫外線硬化性樹脂を塗布硬化した構造
を備えてなることを特徴としている。
また本発明の光ケーブル用抗張力体の製造方法の一態様
は、補強用繊維素材に熱硬化性樹脂を含浸させて補強用
繊維素材と熱硬化性樹脂の混合物を形成し、該混合物の
外周に紫外線硬化性樹脂被覆装置により紫外線硬化性樹
脂を塗布した後、成形用ダイスで成形し、直ちに紫外線
照射装置により、前記塗布した紫外線硬化性樹脂と前記
混合物を形成する熱硬化性樹脂とをともに硬化させる各
工程からなることを特徴としている。
は、補強用繊維素材に熱硬化性樹脂を含浸させて補強用
繊維素材と熱硬化性樹脂の混合物を形成し、該混合物の
外周に紫外線硬化性樹脂被覆装置により紫外線硬化性樹
脂を塗布した後、成形用ダイスで成形し、直ちに紫外線
照射装置により、前記塗布した紫外線硬化性樹脂と前記
混合物を形成する熱硬化性樹脂とをともに硬化させる各
工程からなることを特徴としている。
また他の態様として、前記紫外線硬化性樹脂を塗布した
混合物を成形用ダイスで成形した後、直ちに紫外線照射
装置により塗布した紫外線硬化性樹脂を硬化させ、しか
る後、加熱炉で前記混合物を形成する熱硬化性樹脂を硬
化させる工程からなることも有効である。
混合物を成形用ダイスで成形した後、直ちに紫外線照射
装置により塗布した紫外線硬化性樹脂を硬化させ、しか
る後、加熱炉で前記混合物を形成する熱硬化性樹脂を硬
化させる工程からなることも有効である。
［作用］
本発明は、先ず補強用繊維素材に未硬化の熱硬化性樹脂
を含浸させた混合物の外周に紫外線硬化性樹脂を塗布し
、紫外線照射装置で塗布した紫外線硬化性樹脂とともに
、同時に通常照射される赤外線による紫外線照射装置の
炉内の高温で、混合物を形成する熱硬化性樹脂の硬化も
進行させる工程であり、また必要に応じ加熱炉で混合物
を形成する熱硬化性樹脂の硬化を十分とする製造方法で
あることから、樹脂硬化工程の単一化による設備の簡易
化に併せて、製品としての光ケーブル用抗張力体の外径
精度が確保され、生産性の向上がはかれる。以下図面に
もとづき実施例について説明する。
を含浸させた混合物の外周に紫外線硬化性樹脂を塗布し
、紫外線照射装置で塗布した紫外線硬化性樹脂とともに
、同時に通常照射される赤外線による紫外線照射装置の
炉内の高温で、混合物を形成する熱硬化性樹脂の硬化も
進行させる工程であり、また必要に応じ加熱炉で混合物
を形成する熱硬化性樹脂の硬化を十分とする製造方法で
あることから、樹脂硬化工程の単一化による設備の簡易
化に併せて、製品としての光ケーブル用抗張力体の外径
精度が確保され、生産性の向上がはかれる。以下図面に
もとづき実施例について説明する。
［実施例１
第２図に本発明の光ケーブル用抗張力体の製造方法実施
例の工程概要を示す。補強用繊維素材２１は含浸槽２２
に導かれ、熱硬化性樹脂２３を含浸した後、紫外線硬化
性樹脂２９を塗布する紫外線硬化性樹脂被覆装置２４に
導かれ、成形用ダイス２５を通して所望の形状、たとえ
ば連続棒状体に形成した後、紫外線照射装置２６により
硬化されて光ケーブル用抗張力体２０を形成し、引き取
りローラ２７で引き取られ、ボビン２８に巻き取られる
。
例の工程概要を示す。補強用繊維素材２１は含浸槽２２
に導かれ、熱硬化性樹脂２３を含浸した後、紫外線硬化
性樹脂２９を塗布する紫外線硬化性樹脂被覆装置２４に
導かれ、成形用ダイス２５を通して所望の形状、たとえ
ば連続棒状体に形成した後、紫外線照射装置２６により
硬化されて光ケーブル用抗張力体２０を形成し、引き取
りローラ２７で引き取られ、ボビン２８に巻き取られる
。
一般に紫外線照射装置２６は、紫外線だけでなく赤外線
も同時に照射されることから、紫外線照射装置の炉内は
かなり高温になっているため、混合物を形成する補強用
繊維素材２１に含浸する熱硬化性樹脂の硬化も進行し、
単一の樹脂硬化工程で製造することができ、従来の一度
被覆した熱可塑性樹脂を再度溶融する工程は必要ない。
も同時に照射されることから、紫外線照射装置の炉内は
かなり高温になっているため、混合物を形成する補強用
繊維素材２１に含浸する熱硬化性樹脂の硬化も進行し、
単一の樹脂硬化工程で製造することができ、従来の一度
被覆した熱可塑性樹脂を再度溶融する工程は必要ない。
なお、混合物を形成する熱硬化性樹脂の硬化の進行をよ
り効率化するため、更に加熱炉を通す工程を付加すると
有効である。
り効率化するため、更に加熱炉を通す工程を付加すると
有効である。
第１図に本発明の製造方法により製造した光ケーブル用
抗張力体の断面構造を示す。補強用繊維素材１の例とし
てアラミド繊維に熱硬化性樹脂３の例として不飽和ポリ
エステル樹脂を含浸させた後に、紫外線硬化性樹脂９の
例として紫外線硬化性ウレタンアクリレート樹脂を塗布
硬化し、外径４．５闘φの光ケーブル用抗張力体の試料
を５００ｍ長製造した。
抗張力体の断面構造を示す。補強用繊維素材１の例とし
てアラミド繊維に熱硬化性樹脂３の例として不飽和ポリ
エステル樹脂を含浸させた後に、紫外線硬化性樹脂９の
例として紫外線硬化性ウレタンアクリレート樹脂を塗布
硬化し、外径４．５闘φの光ケーブル用抗張力体の試料
を５００ｍ長製造した。
製造した光ケーブル用抗張力体の試料全長に互って、そ
の外径変動を測定したところ±１０μｍ以下で、光ケー
ブルに適用するうえで、非常に表面状態の良好な、外径
精度を十分溝たす抗張力体を得ることができた。
の外径変動を測定したところ±１０μｍ以下で、光ケー
ブルに適用するうえで、非常に表面状態の良好な、外径
精度を十分溝たす抗張力体を得ることができた。
［発明の効果］
以上述べたように、本発明は、補強用繊維素材に未硬化
の熱硬化性樹脂を含浸させた混合物の外周に紫外線硬化
性樹脂を塗布し、紫外線照射装置で硬化させることを特
徴としていることから、製造方法としては樹脂硬化工程
の単一化による製造設備の簡易化に併せて、製品として
の光ケーブル用抗張力体の外径精度が確保され、生産性
の向上がはかれ、効果が顕著である。
の熱硬化性樹脂を含浸させた混合物の外周に紫外線硬化
性樹脂を塗布し、紫外線照射装置で硬化させることを特
徴としていることから、製造方法としては樹脂硬化工程
の単一化による製造設備の簡易化に併せて、製品として
の光ケーブル用抗張力体の外径精度が確保され、生産性
の向上がはかれ、効果が顕著である。
第１図は本発明の光ケーブル用抗張力体の断面構造図、
第２図は本発明の光ケーブル用抗張力体の製造方法の実
施例工程図、第３図は従来の光ケーブル用抗張力体の断
面構造図である。 １．２１．３１・・・補強用繊維素材、２２・・・含浸
槽、３，２３．３３・・・熱硬化性樹脂、２４・・・紫
外線硬化性樹脂被覆装置、２５・・・成形用ダイス、６
・・・紫外線照射装置、２７・・・引き取りローラ、８
・・・ボビン、９，２９・・・紫外線硬化性樹脂、２・
・・光ケーブル用抗張力体、３０・・・熱可塑性樹脂、 特許出願人 住友電気工業株式会社
第２図は本発明の光ケーブル用抗張力体の製造方法の実
施例工程図、第３図は従来の光ケーブル用抗張力体の断
面構造図である。 １．２１．３１・・・補強用繊維素材、２２・・・含浸
槽、３，２３．３３・・・熱硬化性樹脂、２４・・・紫
外線硬化性樹脂被覆装置、２５・・・成形用ダイス、６
・・・紫外線照射装置、２７・・・引き取りローラ、８
・・・ボビン、９，２９・・・紫外線硬化性樹脂、２・
・・光ケーブル用抗張力体、３０・・・熱可塑性樹脂、 特許出願人 住友電気工業株式会社
Claims (3)
- （１）、補強用繊維素材に熱硬化性樹脂を含浸した混合
物の外周に紫外線硬化性樹脂を塗布硬化した構造を備え
てなる ことを特徴とする光ケーブル用抗張力体。 - （２）、補強用繊維素材に熱硬化性樹脂を含浸させて補
強用繊維素材と熱硬化性樹脂の混合物を形成し、該混合
物の外周に紫外線硬化性樹脂被覆装置により紫外線硬化
性樹脂を塗布した後、成形用ダイスで成形し、 直ちに紫外線照射装置により、前記塗布した紫外線硬化
性樹脂と前記混合物を形成する熱硬化性樹脂とをともに
硬化させる各工程からなる ことを特徴とする光ケーブル用抗張力体の製造方法。 - （３）、補強用繊維素材に熱硬化性樹脂を含浸させて補
強用繊維素材と熱硬化性樹脂の混合物を形成し、該混合
物の外周に紫外線硬化性樹脂被覆装置により紫外線硬化
性樹脂を塗布した後、成形用ダイスで成形し、 直ちに紫外線照射装置により前記塗布した紫外線硬化性
樹脂を硬化させ、 しかる後、加熱炉で前記混合物を形成する熱硬化性樹脂
を硬化させる各工程からなる ことを特徴とする光ケーブル用抗張力体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2131538A JPH0425809A (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 光ケーブル用抗張力体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2131538A JPH0425809A (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 光ケーブル用抗張力体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0425809A true JPH0425809A (ja) | 1992-01-29 |
Family
ID=15060420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2131538A Pending JPH0425809A (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | 光ケーブル用抗張力体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0425809A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6591046B2 (en) * | 2001-06-06 | 2003-07-08 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Method for protecting optical fibers embedded in the armor of a tow cable |
| JP2009114558A (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-28 | Fuji Tebukuro Kogyo Kk | 防水ズボンにおける前開き部の防水構造 |
-
1990
- 1990-05-21 JP JP2131538A patent/JPH0425809A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6591046B2 (en) * | 2001-06-06 | 2003-07-08 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Method for protecting optical fibers embedded in the armor of a tow cable |
| JP2009114558A (ja) * | 2007-11-02 | 2009-05-28 | Fuji Tebukuro Kogyo Kk | 防水ズボンにおける前開き部の防水構造 |
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