JPH0425792A - ドップラー速度計 - Google Patents

ドップラー速度計

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JPH0425792A
JPH0425792A JP13059490A JP13059490A JPH0425792A JP H0425792 A JPH0425792 A JP H0425792A JP 13059490 A JP13059490 A JP 13059490A JP 13059490 A JP13059490 A JP 13059490A JP H0425792 A JPH0425792 A JP H0425792A
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誠 高宮
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浩 杉山
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J9/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
    • H01J9/20Manufacture of screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored; Applying coatings to the vessel
    • H01J9/22Applying luminescent coatings
    • H01J9/221Applying luminescent coatings in continuous layers

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はドツプラー速度計に関し、例えば移動する物体
や流体等(以下「移動物体Jと称する。)にレーザー光
を照射し、該移動物体の移動速度に応じてドツプラーシ
フトを受けた散乱光の周波数の偏移を検出することによ
り移動物体の移動速度を非接触で測定するようにしたド
ツプラー速度計に関するものである。
(従来の技術) 従来より移動物体の移動速度を非接触且つ高精度に測定
する装置として、レーザードツプラー速度計が使用され
ている。レーザードツプラー速度計は移動物体にレーザ
ー光を照射し、該移動物体からの散乱光の周波数か、移
動物体の移動速度に比例して偏移(シフト)する効果(
ドツプラー効果)を利用して、移動物体の移動速度を測
定する装置である。
第3図は従来のレーザードツプラー速度計の一例を示す
説明図である。
同図においてレーザー1から出射されたレーザー光は、
コリメーターレンズ2によって平行光束3となり、ビー
ムスプリッタ−4によって透過光5aと反射光5bの2
光束に分割されて反射鏡6a、6bで反射されたのち、
速度Vで移動している移動物体7に異フた方向から入射
角θで三光束照射される。移動物体7からの散乱光は、
集光レンズ8を介して光検出器9で検出される。このと
き三光束による散乱光の周波数は、移動速度Vに比例し
て各々+Δf、−Δfのドツプラーシフトを受ける。こ
こで、レーザー光の波長なλとすれば周波数変化Δfは
次の(1)式で表わすことができる。
Δf=V−sin(θ)/λ  −・・−(1)+Δf
、−Δfのドツプラーシフトを受けた散乱光は、互いに
干渉しあって光検出器9の受光面での明暗の変化をもた
らし、その周波数Fは次の(2)式で与えられる。
F=2−Δf=2−V−sin (θ)/λ・・・・・
・・・(2) (2)式から、光検出器9の周波数F(以下「ドツプラ
ー周波数」と呼ぶ)を測定すれば移動物体7の移動速度
Vが求められる。
従来のレーザードツプラー速度計では、(2)式から明
らかのようにドツプラー周波数Fはレーザーの波長λに
反比例し、従ってレーザードツプラー速度計としては波
長が安定したレーザー光源を使用する必要があった。連
続発振が可能で波長が安定したレーザー光源としてはH
e−Ne等のガスレーザーが良く使用されるが、レーザ
ー発振器が大きくまた電源に高圧が必要で、装置が大き
く高価になる傾向があった。
又、コンパクトディスク、ビデオディスク、光フアイバ
ー通信等に使用されているレーザーダイオード(または
半導体レーザー)は超小型で駆動も容易であるが温度依
存性を有するという問題点があった。
第4図(゛87三菱半導体データブック;光半導体素子
編から引用)はレーザータイオートの標準的な温度依存
性の一例の説明図であり、波長が連続的に変化している
部分は、主としてレーザーダイオードの活性層の屈折率
の温度変化によるもので、0.05〜0.06nm/’
 Cである。
方、波長が不連続に変化している部分は縦モートホッど
ングと呼ばれ02〜0.3nm10Cである。
波長を安定させるために一般にはレーザータイオードを
一定温度に制御する方法が採られる。この方法ではヒー
タ、放熱器、温度センサー等の温度制御部材をレーザー
ダイオードに小さな熱抵抗で取付は精密に温度制御をお
こなう必要があり、レーザードツプラー速度計が比較的
大きく、またコスト高になるうえに、前述の縦モードホ
ラピンクによる不安定さは完全には除去できない。
上述の問題を解決するレーザードツプラー速度計として
、レーザー光を回折格子に入射し、回折格子より得られ
る回折光のうち、0次以外の+0次、−n次(nは1,
2.・・)の二つの回折光を、該三光束の成す角度と同
じ交差角で移動物体に照射し、該移動物体からの散乱光
をフォトディテクターで検出する方式(以下、G−LD
V)か特願平1−83208号に提案されている。
第5図は格子ピッチdなる透過型の回折格子IOにレー
ザー光Iを格子の配列方向tに垂直に入射したときの回
折光を示し、このときの回折角θ。は次式となる。
sinθ。=mλ/d ここでmは回折次数(0,1,2,・・)、λはレーザ
ー光の波長である。
このうち0次以外の±n次光は次式で表わされる。
sinθ。=±nλ7 d       −−−−(3
)(nは1,2.・・) 第6図はこのときの±nn次回先光ミラー6a、6bに
よって移動物体7に異った方向から入射角がθ。になる
ように2光束照射したドツプラー速度計の説明図である
。光検出器9のドツプラー周波数Fは(2)及び(3)
式からF=2Vs i nθ。/λ=2nV/d・・・
・(4)となる。即ちレーザー光Iに依存しなく、回折
格子10の格子どツチdに反比例し移動物体7の移動速
度に比例する。格子ピッチdは充分安定にしうるので、
ドツプラー周波数Fは移動物体7の移動速度のみに比例
した周波数となる。尚、回折格子10は反射型の回折格
子についても全く同様である。
(発明が解決しようとする問題点) 前述のG−LDV方式のドツプラー速度計では移動速度
が0近傍であっても測定可能で又移動方向の判断も可能
であった。更に環境変化、特に温度変化の影響を受けに
くい信頼性の高い検出が可能であるが、ドツプラー速度
計の持つ信頼性に関するもう一つの問題点として検出信
号のドロップアウトが有る。
これはドツプラー速度計の速度検出対象がランダムな光
の散乱特性を持つことに起因する。移動物体の回折光が
照射されている部分は、光を反射する小さな粒子の集合
とみなせ、つまり反射率か二次元的に変動する拡魅面を
構成している。そして小さな粒子の光の散乱特性はラン
ダムであり、かつその集合の分布状態は常に変化してい
るので、反射率の二次元的な変動周期もある程度ランタ
ムに変化する。ドツプラー速度計は2分割されたレーザ
ー光が再度所定の交差角で交わる時に生じる干渉縞のピ
ッチと拡散面の反射率変動周期とのビートを検出するの
で、その検出信号ゲインも変動し、ある頻度で無信号状
態即ちドロップアウトが生ずるという問題点があった。
従来のドツプラー速度計では移動物体の速度情報を検出
するのに例えば第7図に示すように光検出器を有する光
検出部71、増幅器72、バンドパスフィルター(BP
F)73とフェーズロックドループ74とを有する信号
処理回路75そしてワウフラッタメータ76等を用いて
行ってぃた。
しかしながらドツプラー信号はバンドパスフィルターを
通した後、S/N比は第8図に示すように改善されても
ドロップアウトは依然として発生する。又フェーズロッ
クドループで連続信号とすることができてもドロップア
ウトが発生すると依然と同様に検出精度が低下するとい
う問題点があった。
本発明は検出手段からの比カ信号を用いて信号処理部を
有する演算手段で移動物体の速度情報を検出する際、該
信号処理部の回路構成を適切に設定することにより、ド
ロップアウトが発生しても検出精度が低下することなく
速度情報を高精度に検出することのできるドツプラー速
度計の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明のドツプラー速度計は、波長λの照射光束を所定
の入射角θで移動物体に入射させ、該移動物体からの散
乱光の周波数の偏移に基づいて該移動物体の速度情報を
検出するドツプラー速度計において、該照射光束の波長
λの変化に応じて該入射角θが変化し、sinθ/λが
ほぼ一定となるように該照射光束を該移動物体に入射せ
しめる光学系と、該移動物体の速度情報を演算し検出す
る信号処理部とを有し、該信号処理部はバンドパスフィ
ルターとドロップアウト検出部そしてフェーズロックド
ループとを備えていることを特徴としている。
又本発明は、光源からの光束を回折格子に入射させ、該
回折格子からの±n次(n=1.2゜・・)の2つの回
折光を移動物体に該2つの回折光の該回折格子からの回
折角の交差角と略等しい角度で、該2つの回折光が該移
動物体近傍で互いに交差するように入射させ、該移動物
体でドツプラーシフトを受けた散乱光を検出手段で検出
し、該検出手段からの出力信号を用いて信号処理部で該
移動物体の速度情報を検出するドツプラー速度計におい
て、該信号処理部はバンドパスフィルターとドロップア
ウト検出器そしてフェーズロックドループを有している
ことを特徴としている。
特に本発明では、前記ドロップアウト検出器は前記バン
ドパスフィルターからのドツプラー信号のレベルがある
一定値以下となったとき、前記フェーズロックドループ
の位相比較器の出力とボルテージコントロールドオシレ
ータの入力との系とをスイッチ手段で切るようにしてい
ること、又前記信号処理部は前記バンドパスフィルター
の次に波形整形器を設けているときには、前記ドロ・ツ
ブアウト検出器は前記波形整形器からのドツプラー信号
がある一定時間以上変化かなかったときに前記フェーズ
ロックドループの位相比較器の出力とボルテージコント
ロールドオシレータの入力との系をスイッチ手段で切る
ようにしていることを特徴としている。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の光学系の要部概略図である
。同図において101はドツプラー速度計である。1は
光源で例えばレーザーダイオードや半導体レーザー等(
以下「レーザーJと称する。)より成っている。2はコ
リメーターレンズであり、レーザー1からの光束を平行
光束3にしている。10は回折格子であり、格子どツチ
dの反射型の±1次回折光を回折角θ1で回折させるよ
うに設定されている。6a、6bは各々反射鏡であり、
対向配置されている。7は移動物体又は移動流体(以下
「移動物体」と称する。)であり、移動速度Vで矢印7
a方向に移動している。
8は集光レンズであり、移動物体7からのドツプラーシ
フトを受けた散乱光を検出手段としての光検出器9の検
出面9a上に集光している。
14は演算手段であり、後述する信号処理部を有してお
り、光検出器9で得られるドツプラー信号を用いて移動
物体7の移動速度Vを演算し求めている。
本実施例ではレーザー1から放射されたレーザー光はコ
リメーターレンズ2によって直径約2mmの平行光束3
となって反射型の格子ピッチdが1,6μm程度の回折
格子10に格子配列方向tに垂直に入射する。そして回
折格子10によフて回折角θ1で回折された±n次(本
実施例ではn=2)の回折光5a、5bは格子配列方向
に垂直に配置した反射鏡6a、6bによって各々反射さ
れ、移動物体7に各々異った方向から同じ入射角θ、で
移動物体7面上でスポット径か重なるように互いに交差
するように入射している。
本実施例ではこのように構成することにより波長λの変
化に応じて回折格子10からの±n次の(回折光の)回
折角か変化し、移動物体への入射角θが変化し、このと
きの比sinθ/λが略−定となるように回折格子やミ
ラー等を有する光学系を構成している。
集光レンズ8は移動物体7の移動速度■に比例した(1
)式に示すドツプラーシフトΔf。
−Δfを受けた周波数の散乱光を光検出器9の検出面9
a上に集光している。このときドツプラーシフトΔf、
−Δfを受けた2つの散乱光は互いに検出面9a上で干
渉する。光検出器9はこのときの干渉縞の明暗に基づく
光量を検出する。即ち光検出器9は(4)式においてn
=1とした移動速度Vに比例したドツプラー周波数F、
F = 2 V/d        ・・・・・・・・
(5)なるレーザー1の発振波長λに依存しないドツプ
ラー信号を検出する。そして演算手段14により光検出
器9からの出力信号を用いて移動速度Vを(5)式より
求めている。
第2図(A)は第1図の演算手段14の一要素を構成す
る信号処理部の第1実施例のブロック図である。同図に
おいて102は信号処理部である。2Iはバンドパスフ
ィルター(BPF)であり、第1図の光検出器9からの
ドツプラー信号Sが入力されている。22はドロップア
ウト検出器、23はフェーズロックドループ(PLL)
であり、後述するようにドロップアウト時の信号補間な
行っている。フェーズロックドループ23は位相比較器
24とスイッチ手段(SW)25とローパスフィルター
(LPF)26そしてボルテージコントロールドオシレ
ータ(VCO)27を有している。同図においてはドツ
プラー信号Sはバンドパスフィルター21でS/N比が
改善されフェーズロックドループ23に入力される。
フェーズロックドループ23ではドツプラー信号を連続
信号として出力する。
今、ドツプラー信号が第8図のような無信号状態のドロ
ップアウトを生じたとし、このときの動作について説明
する。
ドロップアウト検出器22は常にバンドパスフィルター
21から出力されるドツプラー信号の出力状態をチエツ
クしている。そして第8図のようにドツプラー信号のレ
ベルがある一定値以下となるとドロップアウトが生じた
ことを検出する。
そうするとスイッチ手段25をオフにし、位相比較器2
4の出力信号とボルテージコントロールドオシレータ2
7への入力信号との系を分離する。
このときローパスフィルター(LPF)26ではスイッ
チ手段25のオフ直前に電圧を保持し、ボルテージコン
トロールドオシレータ27は一定値の信号を出力する。
これによりフェーズロックドループ23ではドツプラー
信号のドロップアウトによる出力信号のみだれを補正し
、ドロップアウト以前の周波数のドツプラー信号の出力
を維持する。そしてドロップアウト検出器22がバンド
パスフィルター(BPF)21からのドツプラー信号の
レベルがある一定値以上になったことを検出したときは
スイッチ手段25をオンにして、通常のフェーズロック
ドループ23の動作に復帰する。
本実施例ではこのようにしてドロップアウトが生じたと
きの信号補間を行い検出精度の低下を防止している。
第2図(B)は第1図の演算手段14の一要素を構成す
る信号処理部の第2実施例のブロック図である。
本実施例では第1図(A)の第1実施例に比べてバンド
パスフィルター(BPF)21の次に波形整形器28を
設はドツプラー信号を波形整形した後にフェーズロック
ドループ23に入力している点が異っており、この他の
構成は第1実施例と基本的に同様である。波形整形器2
8はヒステリシスを持たせたコンパレータとロジックよ
り構成されている。
本実施例におけるドツプラー信号の信号処理方法を第9
図を用いて説明する。光検出器で検出されたトツブラー
イ言号はバンドパスフィルター(BPF)21でS/N
比は改善されるが第9図(A)のようなドロップアウト
が生じることがある。このとき波形整形器28からの出
力信号は第9図(B)のように出力信号がとぎれる。そ
こでドロップアウト検出器22では波形整形器28から
の出力信号の立上がりタイミングTをチエツクする。そ
してドロップアウト検出器22はタイミングTがある一
定時間T3に比べてT<T3のときはオフにし、又T>
73のときはオンとなるようにする。第9図(B)、(
C)ではT、<73でオフ、T2〉T3でオンとなって
いる。又ドロップアウト検出器22の出力は第9図(C
)に示すようにタイミングT2後の次の波形整形器28
からの出力信号の立ち上がりでオフとなる。
次にドロップアウト検出器22の出力がオンになるとス
イッチ手段25は第9図(D)のようにオフとなり位相
比較器24の出力信号とボルテージコントロールドオシ
レータ27の入力信号との系が分離される。このときロ
ーパスフィルター(LPF)26ではスイッチ手段25
のオフ直前の電圧を保持しボルテージコントロールドオ
シレータ27は一定値の信号を出力する。
これによりフェーズロックドループ23ではドツプラー
信号のドロップアウトによる出力信号のみだれを補正し
第9図(E)に示すようなドロップアウト以前の周波数
のドツプラー信号の出力を維持する。
そしてドロップアウト検出器22の出力信号がオフにな
るとスイッチ手段25はオンとなり通常のフェーズロッ
クドループ23の動作に復帰する。
本実施例ではこのようにしてドロップアウトが生じたと
きの信号補間を行い検出積度の低下を防止している。
尚、第1図の実施例では反射型の回折格子な用いたが透
過型の回折格子を用いても同様に適用可能である。又回
折光としては±1次回折光の他に2次以上の回折光を用
いても良い。
又、レーザ光3の回折格子10への入射角は垂直でなく
ても一定の角度で入射させても良い。そしてこのとき回
折格子10より生じる±nn次回先光2つの回折光の交
差角と同じ交差角を維持しつつ±nn次回先光2つの回
折光を移動物体に入射させれば良い。
尚、同じ光源から放射された光束を用いるのであれば移
動物体に入射させる2つの回折光のうち少なくとも1つ
の回折光がn次回先光であれば他方の回折光はn次以外
、例えば0次、n+1次、n+2次等どのようなもので
あっても良い。
又、受光素子に入射させる同一光源から放射された2つ
の光束のうち一方の光束をn次の回折光とし移動物体に
入射させ、他方の光束を移動物体を介さないで直接受光
素子に入射させて移動物体からの散乱光と干渉させてド
ツプラー信号を得るようにしても良い。
(発明の効果) 本発明によれば前述のようにドロップアウト検出器によ
りドツプラー信号のドロップアウトを検出し、フェーズ
ロックドループの動作を一時停止させて、停止以前のフ
ェーズロックドループの出力信号を維持するように設定
することにより、ドツプラー信号のドロップアウトによ
るフェーズロックドループからの出力信号のみだれを補
正し、移動物体の速度情報を高精度に検出することがで
きるドツプラー速度計を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の光学系の要部概略図、第2
図(A)、(B)は各々本発明に係る信号処理部の第1
.第2実施例のブロック図、第3図は従来のドツプラー
速度計の概略図、第4図はレーザーダイオードの発振波
長の温度依存性を示す説明図、第5図は回折格子で回折
される各次数の回折光の説明図、第6図はG−LDVを
用いたドツプラー速度計の概略図、第7図は従来のドツ
プラー信号の信号処理方法のブロック図、第8図はドツ
プラー信号のドロップアウトの説明図、第9図は第2図
(B)における信号処理の説明図である。 図中、1はレーザー、2はコリメーターレンズ、5a、
5bは回折光、6a、6bは反射鏡、7は移動物体、8
は集光レンズ、9は光検出器、10は回折格子、14は
演算手段、102は信号処理部、21はバンドパスフィ
ルター、22はドロップアウト検出器、23はフェーズ
ロックドループ、24は位相比較器、25はスイッチ手
段、26はローパスフィルター、27はボルテージコン
トロールドオシレータ、28は波形整形器である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)波長λの照射光束を所定の入射角θで移動物体に
    入射させ、該移動物体からの散乱光の周波数の偏移に基
    づいて該移動物体の速度情報を検出するドップラー速度
    計において、該照射光束の波長λの変化に応じて該入射
    角θが変化し、sinθ/λがほぼ一定となるように該
    照射光束を該移動物体に入射せしめる光学系と、該移動
    物体の速度情報を演算し検出する信号処理部とを有し、
    該信号処理部はバンドパスフィルターとドロップアウト
    検出部そしてフェーズロックドループとを備えているこ
    とを特徴とするドップラー速度計。
  2. (2)光源からの光束を回折格子に入射させ、該回折格
    子からの±n次(n=1、2、・・)の2つの回折光を
    移動物体に該2つの回折光の該回折格子からの回折角の
    交差角と略等しい角度で、該2つの回折光が該移動物体
    近傍で互いに交差するように入射させ、該移動物体でド
    ップラーシフトを受けた散乱光を検出手段で検出し、該
    検出手段からの出力信号を用いて信号処理部で該移動物
    体の速度情報を検出するドップラー速度計において、該
    信号処理部はバンドパスフィルターとドロップアウト検
    出器そしてフェーズロックドループを有していることを
    特徴とするドップラー速度計。
  3. (3)前記ドロップアウト検出器は前記バンドパスフィ
    ルターからのドップラー信号のレベルがある一定値以下
    となったとき、前記フェーズロックドループの位相比較
    器の出力とボルテージコントロールドオシレータの入力
    との系とをスイッチ手段で切るようにしていることを特
    徴とする請求項1又は2記載のドップラー速度計。
  4. (4)前記信号処理部は前記バンドパスフィルターの次
    に波形整形器を設けていることを特徴とする請求項1又
    は2記載のドップラー速度計。
  5. (5)前記ドロップアウト検出器は前記波形整形器から
    のドップラー信号がある一定時間以上変化がなかったと
    きに前記フェーズロックドループの位相比較器の出力と
    ボルテージコントロールドオシレータの入力との系をス
    イッチ手段で切るようにしていることを特徴とする請求
    項4記載のドップラー速度計。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06197015A (ja) * 1992-12-24 1994-07-15 Canon Inc 周波数発振装置、周期エラー検出装置、フィルター装置、信号判定装置、及びそれを用いたドップラー速度計
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CN113631958A (zh) * 2019-04-08 2021-11-09 三菱电机株式会社 测风激光雷达装置

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