JPH0425787A - ドップラー速度計 - Google Patents

ドップラー速度計

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JPH0425787A
JPH0425787A JP13058690A JP13058690A JPH0425787A JP H0425787 A JPH0425787 A JP H0425787A JP 13058690 A JP13058690 A JP 13058690A JP 13058690 A JP13058690 A JP 13058690A JP H0425787 A JPH0425787 A JP H0425787A
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light
diffraction grating
moving object
incident
moving
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JP13058690A
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Makoto Takamiya
誠 高宮
Hiroshi Sugiyama
浩 杉山
Hidejiro Kadowaki
門脇 秀次郎
Takeshi Doi
健 土井
Tsunesuke Yamamoto
恒介 山本
Yasuhiko Ishida
泰彦 石田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はドツプラー速度計に関し、例えば移動する物体
や流体等(以下「移動物体」と称する。)にレーザー光
を照射し、該移動物体の移動速度に応じてドツプラーシ
フトを受けた散乱光の周波数の偏移を検出することによ
り移動物体の移動速度を非接触で測定するようにしたド
ツプラー速度計に関するものである。
(従来の技術) 従来より移動物体の移動速度を非接触且つ高鯖度に測定
する装置として、レーザードツプラー速度計が使用され
ている。レーザードツプラー速度計は移動物体にレーザ
ー光を照射し、該移動物体からの散乱光の周波数が、移
動物体の移動速度に比例して偏移(シフト)する効果(
ドツプラー効果)を利用して、移動物体の移動速度を測
定する装置である。
第4図は従来のレーザードツプラー速度計の例を示す説
明図である。
同図においてレーザー1から出射されたレーザー光は、
コリメーターレンズ2によって平行光束3となり、ビー
ムスプリッタ−4によって透過光5aと反射光5bの2
光束に分割されて反射鏡6a、6bで反射されたのち、
速度Vで移動している移動物体7に異りだ方向から入射
角θで三光束照射される。移動物体7からの散乱光は、
集光レンズ8を介して光検出器9て検出される。このと
き三光束による散乱光の周波数は、移動速度Vに比例し
て各々+Δf、−Δfのドツプラーシフトを受ける。こ
こで、レーザー光の波長をλとすれば周波数変化Δfは
次の(1)式で表わすことかできる。
Δf=V−sin(θ)/λ  −−−−(+)十Δf
、−Δfのドツプラーシフトを受けた散乱光は、互いに
干渉しあって光検出器9の受光面での明暗の変化をもた
らし、その周波数Fは次の(2)式で与えられる。
F=2−Δf=2−V−sin (θ)/λ・・・・・
・・・(2) (2)式から、光検出器9の周波数F(以下「ドツプラ
ー周波数」と呼ぶ)を測定すれば移動物体7の移動速度
Vか求められる。
従来のレーザードツプラー速度計では、(2)式から明
らかのようにドツプラー周波数Fはレーザーの波長λに
反比例し、従ってレーザードツプラー速度計としては波
長が安定したレーザー光源を使用する必要があった。連
続発振か可能で波長が安定したレーザー光源としてはH
e−Ne等のガスレーザーか良く使用されるが、レーザ
ー発振器か大きくまた電源に高圧か必要で、装置か大き
く高価になる傾向があった。
又、コンパクトディスク、ビデオディスク、光フアイバ
ー通信等に使用されているレーザータイオート(または
半導体レーザー)は超小型で駆動も容易であるが温度依
存性を有するという問題点かあった。
第5図(′87三菱半導体データブック;光半導体素子
編から引用)はレーザータイオートの標準的な温度依存
性の一例の説明図であり、波長が連続的に変化している
部分は、主としてレーザータイオードの活性層の屈折率
の温度変化によるもので、0.05〜0.06nm/’
Cである。
方、波長が不連続に変化【ノている部分は縦干−トホッ
ピンクと呼ばれ0.2〜0.3nm/’Cである。
波長を安定させるために一般にはレーザーダイオードを
一定温度に制御する方法が採られる。この方法ではヒー
タ、放熱器、温度センサー等の温度制御部材をレーザー
ダイオードに小さな熱抵抗で取付は鯖密に温度制御をお
こなう必要があり、レーザードツプラー速度計が比較的
大きく、またコスト高になるうえに、前述の縦モードホ
ラピンクによる不安定さは完全には除去できない。
上述の問題を解決するレーザードツプラー速度計として
、レーザー光を回折格子に入射し、回折格子より得られ
る回折光のうち、0次以外の+n次、−n 次(nは1
,2.・・)の二つの回折光を、該三光束の成す角度と
同じ交差角で移動物体に照射し、該移動物体からの散乱
光をフォトディテクターで検出する方式(以下、G−L
DV)が特願平1−83208号に提案されている。
第6図は格子ピッチdなる透過型の回折格子10にレー
ザー光Iを格子の配列方向tに垂直に入射したときの回
折光を示し、このときの回折角θ。は次式となる。
sin θo −mλ/d ここ千mは回折次数(0,1,2,・・)、λはレーザ
ー光の波長である。
このうち0次以外の±n次光は次式で表わされる。
sinθ。=±nλ/ d        −・−(3
)(nは1,2.・・) 第7図はこのときの±nn次回先光ミラー6a、6bに
よって移動物体7に異った方向から入射角がθ。になる
ように2光束照射したト、ソブラー速度計の説明図であ
る。光検出器9のト・ソブラー周波数Fは(2)及び(
3)式からF=2Vs jnθ。/λ=2nV/d−=
(4)となる。即ちレーザー光Iに依存しなく、回折格
子10の格子どツチdに反比例し移動物体7の移動速度
に比例する。格子どツチdは充分安定にしつるので、ド
ツプラー周波数Fは移動物体7の移動速度のみに比例し
た周波数となる。尚、回折格子10は反射型の回折格子
についても全く同線である。
(発明か解決しようとする問題点) 航述のG−LDV方式のドツプラー速度計では環境変化
、特に温度変化の影響を受けにくい信頼性の高い検出が
可能であるが、ドツプラー速度計の持つ信頼性に関する
もう一つの問題点として検出信号のドロップアウトかあ
る。
これはドツプラー速度計の速度検出対象かランタムな光
の散乱特性を持つことに起因する。移動物体の回折光が
照射されている部分は、光を反射する粒子の集合とみな
せ、つまり反射率か二次元的に変動する拡散面を構成し
ている。
そして小さな粒子の光の散乱特性はランダムであり、か
つその集合の分布状態は常に変化しているので1反射率
の二次元的な変動周期もある程度ランダムに変化する。
ドツプラー速度計は2分割されたレーザー光か再度所定
の交差角で交わる時に生じる干渉縞のピッチと拡散面の
反射率変動周期とのビートを検出するので、その検出信
号ゲインも変動し、ある頻度で無信号状態即ちドロップ
アウトか生するという問題点かあフた。
そこてP L L (Phase Locked I、
oop)等の信号処理回路をもちいてのドロップアウト
時のイ二号補間が行れるわけであるが、信号補間時には
速度検出か行なわれないので検出鯖度が劣化するという
問題点があった。
本発明は回折格子て回折された回折光を移動物体面上の
移動方向と異なる複数位置に入射させ、該複数の位置か
らのドツプラーシフトを受けた散乱光を各々検出するよ
うにしてドロップアウトの起こる確率が低く、高精度な
移動速度の検出を可能としたドツプラー速度計の提供を
目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明のドツプラー速度計は、波長λの照射光束を所定
の入射角Oで移動物体に入射させ、該移動物体からの散
乱光の周波数の偏移に基づいて該移動物体の速度情報を
検出する速度計において、前記照射光束の波長λの変化
に応じて該入射角θか変化し、sinθ/λがほぼ一定
となるように前記照射光束を該移動物体に入射せしめる
光学系を有し、前記照射光を該移動物体面の移動方向と
異なる複数の位置に入射させる光学手段を設け、該複数
の位置からの散乱光を複数の検出手段で各々検出し、該
複数の検出手段のうち少なくとも1つの検出手段からの
出力信号を利用して該移動物体の移動速度を求めること
を特徴としている。
(実施例) 第1図(A)は本発明の第1実施例の要部斜視図、第1
図(B)は同図(A)の爪方向から見たときの一部概略
図である。
同図において101はドツプラー速度計である。1は光
源で例えばレーザーダイオードや半導体レーザー等(以
下「レーザー」と称する。)より成フている。2はコリ
メーターレンズであり、レーザー1からの光束を平行光
束3にしている。
10は回折格子であり、格子どツチdが1.6μmの反
射型の±1次回折光を回折角θ1で回折させるように設
定されている。6a、6bは各々反射鏡であり、対向配
置されている。7は移動物体又は移動流体(以下「移動
物体」と称する。)であり、移動速度Vで矢印7c方向
に移動している。11は光学手段であり、本実施例では
ハーフミラ−から成り、反射鏡6a、6bと移動物体7
との間の光路中に配置されており、反射鏡6a。
6bからの+1次と−n次の回折光を各々透過光と反射
光の2つの光束に分割し、各々移動物体7面上の異なっ
た位置7a、7bに導光している。
8a、8bは集光レンズであり、移動物体7面上の位置
7a、7bからのドツプラーシフトを受けた散乱光を検
出手段としての光検出19a9bの検出面9al、eb
l上に集光している。
検出面9al、9blは直径約0.8mmである。移動
物体7面上と検出面9af、9blは略共役(等倍)関
係となりでいる。
14は演算手段であり、光検出器9a、9bて得られる
ドツプラー信号を用いて移動物体7の移動速ytVを演
算し求めている。
本実施例ではレーザー1から放射されたレーザー光はコ
リメーターレンズ2によって直径約2mmの平行光束3
となって反射型の回折格子10に格子配列方向先に垂直
に入射する。そして回折格子10によって回折角θ1で
回折された+n次(本実施例ではn=1でθ、=290
)の回折光5a、5bは格子配列方向に垂直に配置した
反射fi6a、6bによって各々反射される。
反射鏡6a、6bで反射された2つの回折光5a、5b
はハーフミラ−11により透過光5af、5blと反射
光5a2,5b2の2組の光束に分割され、移動物体7
面上の2点7a7bに各々照射される。
このとき2つの透過光5al、5bl (反射光5a2
,5b2)は移動物体7の位置7aに各々異った方向か
ら同じ入射角θ1で移動物体7面上でそれらの光束5a
l、5blのスポット径L 5a、L Sbか重なるよ
うに互いに交差するように入射している。
本実施例ではこのように構成することにより波長λの変
化に応じて回折格子1oからの+n次の(回折光の)回
折角が変化し、移動物体への入射角θが変化し、このと
きの比sinθ/λが略定となるように回折格子やミラ
ー等を有する光学系を構成している。
又、このとき2つの回折光5al、5bl(5a2,5
b2)は直径約2mmのスポット径Liar  LSb
であり、これにより移動物体7面上の位置7a(7b)
を2光束照射している。
集光レンズ8a (8b)は移動物体7の移動速度■に
比例した(1)式に示すドツプラーシフトΔf、−Δf
を受けた周波数の散乱光を光検出器9a (9b)の検
出面9al (9bl)上に集光している。このときド
ツプラーシフトΔf。
−Δfを受けた2つの散乱光は互いに検出面9al (
9bl)上で干渉する。光検出器9a(9b)はこのと
きの干渉縞の明暗に基づく光量を検出する。即ち光検出
器9a (9b)は(4)式においてn=1とした移動
速度Vに比例したドツプラー周波数F、 F=2V/d        ・・・・・・・・(5)
なるレーザー1の発振波長λに依存しなし)ドツプラー
信号を検出する。
そして演算手段14により光検出器9a、9bの少なく
とも一方の光検出器からの出力信号を用いて移動速度V
を(5)式より求めている。
本実施例において2つの光束5al、5bl(5a2,
5b2)が移動物体7面上でそれらのスポット径が重な
る場合には回折格子10と移動物体7面上の位置7a(
7b)との距離りは、反射鏡6a、6b間の距離を!、
回折格子の格子間隔をdとすると h=u・  (d’ −1’ )/λ となる。
従ってffi=30mmの場合、レーザー光の波長λ=
0.78μm、格子どツチd=1.6μmだからh=5
3.7mmとなる。レーザーダイオード1の発振周波数
が1%変化(レーザータイオード1の温度で約3000
変化に相当)したとすると、2つの回折光5al、5b
lのスポット径は周波数が長波長側に変化した場合や周
波数が短波長側に変化した場合には各々2つのスポット
径は約0.8mmずれている。
しかしながら光検出器9a (9b)により検出される
場所は2つのスボト径が重なる部分7a(7b)である
ので、2つの回折光5al。
5bl (5a2,5b2)により生じる散乱光を必す
同時に光検出器9a(9b)が受光し、ドツプラー周波
数Fに対応する信号を出力することができる。
又、移動速度の検出は通常一方の光検出器、例えば光検
出器9aからの出力信号により行なう。
このとき光検出器9aが無信号(ドロップアウト)状態
又はS/N比が低下し検出が困難になったときは演算手
段14により他方の光検出器9bからの出力信号を用い
て移動速度の検出を行うように制御している。そして光
検出器9a、9bの双方が同時に無信号状態又は検出が
困難になったときはPLL信号処理回路を用いて信号補
間を行う。
しかしながら一般に双方の光検出器9a、9bか同時に
無信号状態又は検出が困難になる確率は非常に低い為、
信号補間による検出誤差は殆どなくすことかできる。
本実施例ではこのような方法により移動物体の移動速度
の高蹟度な検出を可能としている。尚、本実施例におい
て回折格子10から回折される±1次以外の回折光を利
用しても本発明は同様に適用することができる。
又、レーザ光3の回折格子10への入射角は垂直でなく
ても一定の角度で入射させても良い。そしてこのとき回
折格子10より生しる±nn次回先光2つの回折光の交
差角と同じ交差角を維持しつつ±nn次回先光2つの回
折光を移動物体に入射させれば良い。
尚、同じ光源から放射された光束を用いるのであれば移
動物体に入射させる2つの回折光のうち少なくとも1つ
の回折光がn次回先光であれば他方の回折光はn次以外
、例えば0次、n+1次、n+2次等どのようなもので
あっても良い。
又、受光素子に入射させる同一光源から放射された2つ
の光束のうち一方の光束をn次の回折光とし移動物体に
入射させ、他方の光束を移動物体を介さないで直接受光
素子に入射させて移動物体からの散乱光と干渉させてド
ツプラー信号を得るようにしても良い。
第2図(A)、(B)は各々本発明の第2実施例の要部
正面図と要部側面図である。同図において第1図(A)
、(B)で示した要素と同一要素には同符番を付してい
る。
本実施例ではレーザー1からの光束をコリメーターレン
ズ2を介し、光学手段としてのビームスプリッタ−12
で2つの光束に分割した後、該2つの光束を回折格子1
0に入射させている。そして回折格子10からの±n次
の2つの回折光を2組形成し、該2組の光束を移動物体
7面上の2点7a、7bに2光束照射している。そして
2点7a、7bからのドツプラーシフトを受けた散乱光
を光検出器9a、9bにより検出している。この他の構
成は第1図(A)、(B)の第1実施例と同様である。
第3図(A)、(B)は各々本発明の第3実施例の要部
正面図と要部側面図である。同図において′M1図(A
)、(B)で示した要素と同一要素には同符番な付して
いる。
本実施例ではレーザー1からの光束をコリメーターレン
ズ2を介し、回折格子10と格子配列方向が略90度ず
れた光学手段としての透過型の光分割用回折格子13に
入射させている。そして光分割用回折格子13により入
射光束を回折格子IOの格子配列と垂直な方向に2つの
光束13a、13bに2分割し、該2分割した光束13
a、13bを各々回折格子10に入射させている。そし
て回折格子10からの±n次の2つの回折光を2組形成
し、該2組の光束を各々移動物体7面上の2点7a、7
bに2光束照射している。そして2点7a、7bからの
ドツプラーシフトを受けた散乱光を光検出器9a、9b
により検出している。この他の構成は第1図(A)。
(B)の第1実施例と同様である。
(発明の効果) 本発明によれば入射光束の波長λの変動に応して移動物
体への入射角θか変化するように回折格子やミラー等を
有する光学系を適切に構成し、sinθ/λか一定の値
となるように設定し、又回折格子で回折された±n次の
2つの回折光を移動物体面上の複数の位置に入射させ、
複数の位置からのドツプラーシフトを受けた散乱光を各
々検出手段で検出することにより、ドロップアウトの起
こる確率を極めて低くし、又ドロップアウト時の信号補
間の頻度が減少し、信頼性の高い高精度な移動速度の検
出が可能なドツプラー速度計を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は各々本発明の第1〜第3実施例の要部
概略図、第4図は従来のドツプラー速度計の概略図、第
5図はレーザータイオードの発振波長の温度依存性を示
す説明図、第6図は回折格子で回折される各次数の回折
光の説明図、第7図はG−LDVを用いたドツプラー速
度計の概略図である。 図中、1はレーザー、2はコリメーターレンズ、5a、
5bは回折光、6a、6bは反射鏡、7は移動物体、8
a、8bは集光レンズ、9a。 9bは光検出器、10は回折格子、11はハーフミラ−
12はビームスプリッタ−113は光分割用回折格子、
14は演算手段である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)波長λの照射光束を所定の入射角θで移動物体に
    入射させ、該移動物体からの散乱光の周波数の偏移に基
    づいて該移動物体の速度情報を検出する速度計において
    、前記照射光束の波長λの変化に応じて該入射角θが変
    化し、sinθ/λがほぼ一定となるように前記照射光
    束を該移動物体に入射せしめる光学系を有し、前記照射
    光を該移動物体面の移動方向と異なる複数の位置に入射
    させる光学手段を設け、該複数の位置からの散乱光を複
    数の検出手段で各々検出し、該複数の検出手段のうち少
    なくとも1つの検出手段からの出力信号を利用して該移
    動物体の移動速度を求めることを特徴とするドップラー
    速度計。
  2. (2)前記光学系は回折格子を有しており、前記光学手
    段を前記光源からの光束を2つの光束に分割するビーム
    スプリッターより構成し、該ビームスプリッターで2分
    割した光束を前記回折格子に各々入射させて該回折格子
    からの+n次と−n次の2つの回折光を2組形成して前
    記移動物体に入射させていることを特徴とする請求項1
    記載のドップラー速度計。
  3. (3)前記光学系は回折格子を有しており、前記光学手
    段を前記回折格子からの+n次と−n次の2つの回折光
    を2組に2分割するビームスプリッターより構成し、該
    ビームスプリッターで2分割した2組の2つの回折光を
    各々移動物体面上の異なった位置に入射させていること
    を特徴とする請求項1記載のドップラー速度計。
  4. (4)前記光学系は回折格子を有しており、前記光学手
    段を前記回折格子に対して格子配列方向を略90度ずら
    した光分割用回折格子より構成し、前記光源からの光束
    のうち該光分割用回折格子で回折された所定次数の2つ
    の光束を該回折格子に入射させ+n次と−n次の2つの
    回折光を2組形成していることを特徴とする請求項1記
    載のドップラー速度計。
  5. (5)光源からの光束を回折格子に入射させ、該回折格
    子からの回折光を移動物体面上に該回折格子からの回折
    角と同一の入射角で照射し、該移動物体面からのドップ
    ラーシフトを受けた散乱光を該光源から出たもう一方の
    光と共に検出手段で検出し、該検出手段で得られる信号
    を利用して該移動物体の移動速度を検出するドップラー
    速度計において、該回折光を該移動物体面の移動方向と
    異なる複数の位置に入射させる光学手段を設け、該複数
    の位置からの散乱光を複数の検出手段で各々検出し、該
    複数の検出手段のうち少なくとも1つの検出手段からの
    出力信号を利用して該移動物体の移動速度を求めるよう
    にしたことを特徴とするドップラー速度計。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005061928A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Sharp Corp 速度計、変位計、振動計および電子機器
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