JPH0427869A - ドップラー速度計 - Google Patents

ドップラー速度計

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JPH0427869A
JPH0427869A JP13289090A JP13289090A JPH0427869A JP H0427869 A JPH0427869 A JP H0427869A JP 13289090 A JP13289090 A JP 13289090A JP 13289090 A JP13289090 A JP 13289090A JP H0427869 A JPH0427869 A JP H0427869A
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JP
Japan
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light
diffraction grating
laser
wavelength
doppler
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JP13289090A
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English (en)
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Hidejiro Kadowaki
門脇 秀次郎
Hiroshi Sugiyama
浩 杉山
Yasuhiko Ishida
泰彦 石田
Makoto Takamiya
誠 高宮
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、移動する物体や流体の速度を非接触にて検出
する速度計、特に光の周波数の偏移を検知して速度を検
出するドツプラー速度計に関する。
〔従来技術〕
従来から、物体や流体の移動速度を非接触、且つ高精度
に測定する装置として、レーザードツプラー速度計が使
用されている。レーザードツプラー速度計とは、移動す
る物体や流体にレーザー光を照射し、該移動物体若しく
は移動流体による散乱光の周波数が、移動速度に比例し
て偏移(シフト)する効果(ドツプラー効果)を利用し
て、前記移動物体若しくは移動流体の移動速度を測定す
る装置である。
従来のレーザードツプラーの速度計の一例を第19図に
示す。
1はレーザー光源、2はコリメーターレンズ、Iは平行
光束、4はビームスプリッタ−16及び6′は反射鏡、
7は速度Vで矢印方向に移動している物体若しくは流体
、8は集光レンズ、9は光検出器である。
レーザー光源1から出射されたレーザー光は、コリメー
ターレンズ2によって平行光束Iとなり、ビームスプリ
ッタ−4によって三光束5及び5′ に分割されて反射
鏡6及び6′ で反射された後、速度Vで移動している
物体若しくは流体7に入射角θて三光束照射される。物
体若しくは流体7による散乱光は、集光レンズ8を介し
て光検出器9で検出される。三光束による散乱光の周波
数は、移動速度Vに比例して各々+Δf、−△fのドツ
プラーシフトを受ける。ここで、レーザー光の波長をλ
とすれば、Δfは次の(1)式で表わすことができる。
△f=vsinθ/λ         ・ (1)十
Δf、−Δfのドツプラーシフトを受けた散乱光は、互
いに干渉し合って光検出器9の受光面での明暗の変化を
もたらし、その周波数Fは次の(2)式で与えらえる。
F=2Δf=2vsinθ/λ     −(2)従っ
て、光検出器9の出力信号の周波数(以下、ドツプラー
周波数と呼ぶ)を測定すれば、(2)式に基づいて移動
物体若しくは移動流体7の移動速度Vを求めることがで
きる。
更に移動物体若しくは移動流体に偏光面あるいは波長の
異なるレーザー光を用いて2成分の速度を同時に検出す
る2次元ドツプラー速度計が知られている。
第20図は直交する偏光レーザ光による2次元流速計の
1例である。レーザー発振器1′から発振されたレーサ
ー光Ioは偏光ビームスプリッタ20て互に直交する第
1の偏光レーザー光101、第2の偏光レーサーIO2
に分けられる。第1及び第2の偏光レーサー光IO1,
102は各々ビームスプリッタ3132によって2光束
1011. IO+2及びI 021 、 I O22
に互いに直交する面内で分けられ、収束レンズ41によ
ってこの4つの光束は収束レンズ41の焦点に集光し、
4光束のビームウェストが交叉する。流体F中の微粒子
Pがこの交差部を通過する際、第1偏光レーザー及び第
2偏光レーザーそれぞれに対応する2つの散乱光が発生
して、収束レンズ41、集光レンズ42、ミラー43を
経由し、偏光ヒームスプ7ノッタ50によって、この2
つの散乱光が分離され、各々が各受光器61. 62に
集光され、各受光器出力毎に前述の演算が行われて流体
Fの移動速度の二次元方向成分が同時に検出される。又
、二色二次元レーザードツプラー速度計では、この第2
0図の装置においてレーサー光源lとして2色レーザー
を用い、ビームスプリッタ20と50に分光ビームスプ
リッタを用いた形になっている。
〔発明が解決しようとしている課題〕
この様なレーサードツプラー速度計の小型化を図るため
には、He−Neレーサー等のガスレーサーを光源とし
て用いるよりもレーサーダイオードのような半導体レー
ザーを用いる方が有利である。しかしながら、半導体レ
ーサーはガスレーサーのように発振波長が安定しておら
ず、温度に依存して発振波長が変化する。上記(2)式
から明らかなように、ドツプラー周波数Fはレーサー光
の波長λに依存するので、レーサー光の波長が変動する
と移動物体や移動流体の速度を正確に検出することがで
きない。
第21図は市販のレーザーダイオードの発振波長の温度
依存性を示すグラフ図(1987年三菱半導体データブ
ック−光半導体素子績から引用)である。
同図において、波長が連続的に変化している部分は、主
としてレーザーダイオードの活性層の屈折率の温度変化
により生じている部分であり、その割合は0.05〜0
.06nm/℃である。一方、波長が不連続に変化して
いる部分は、縦モードホッピングと呼ばれる現象に起因
するもので、0.2〜0.3nm/℃という大きな割合
で変化する。
このように、レーザーダイオードの発振波長は極めて不
安定なものであり、この種のレーザーをレーザードツプ
ラー速度計の光源として使用する場合、周知のヒーター
、放熱器、温度センサー等を備えた温度制御ユニットを
レーザーダイオードと共に取り付ける必要がある。しか
しながら、これらの温度制御ユニットを取り付けると、
速度計が大きくなり、価格も上がるので好ましくない。
更に、前述の縦モードホッピングは温度変動以外の他の
要因でも生じる現象であり、仮に温度制御ユニットを取
り付けても、レーザーダイオードの発振波長の変動を完
全に抑えることはできない。
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり
、光の波長が変化しても、移動物体や移動流体の速度を
、正確且つ高感度で検出することが可能な2次元ドツプ
ラー速度計を提供することを目的としている。
〔課題を解決する為の手段〕
前述従来例の問題点を解決する為の本発明のドツプラー
速度計は波長λ1の第一の光と波長λ2の第二の光をそ
れぞれ入射角θ1.θ2で移動物体若しくは移動流体に
入射させる照明系と、前記移動物体若しくは移動流体か
らの第一の光による散乱光の周波数の偏移に基づいて前
記移動物体若しくは移動流体の所定方向に沿った速度状
態を検出し、且つ前記移動物体若しくは移動流体からの
第二の光による散乱光の周波数の偏移に基づいて前記移
動物体若しくは移動流体の前記所定方向と交差する方向
に沿った速度状態を検出する速度検出部と、を有し、こ
の時sinθ1/λ1とsinθ2/λ2が各々ほぼ一
定になるようにして該第一及び第二の光を前記移動物体
若しくは移動流体に入射せしめている。
〔実施例〕
第1図に本発明の第1実施例の2次元レーザードツプラ
ー速度計の概略図を示す。図中、1は半導体レーサー、
2は半導体レーザー1から出射するレーザー光を平行光
にするコリメータレンズ、70はコリメータレンズ2か
らのレーザー光をその偏光方向に応じて各々X方向、X
方向に回折する為の回折格子、6−11.6−12.6
−21.6−22はそれぞれ回折格子70の面(xy面
)に垂直に配置されたミラー、7は被検物体、8は被検
物体7からの散乱光を集光する集光レンズ、50は集光
レンズ8からの光をその偏光方向に応じて各々透過、反
射する偏光ビームスプリッタ、61. 62は偏光ビー
ムスプリッタ50からのそれぞれ透過光、反射光を受光
する位置に配置された受光器である。
半導体レーザーlから出射され、コリメータレンズ2に
よって平行にされたレーザー光■は回折格子70によっ
て偏光面に応じ各々X方向、X方向に回折され、この時
X方向に一1次光III、  +1次光112、X方向
に=1次光I21.+1次光122に分離される。
レーザー光源lから射出される実質直線偏光光であるレ
ーザー光を互いに直交する第1及び第2の偏光成分とし
、これらを各々別々に回折せしめる手段として、例えば
第2図(a)に示す様な液晶あるいは方解石等の光学的
異方性材料71aと、この光学的異方性材料71aの常
屈折率と異常屈折率の1方に屈折率が等しい基板72a
とを図の様に重ね合わせ、かつその境界面に常屈折率と
異常屈折率の1方に対応する偏光方向に平行な方向に長
手方向を有する直線格子を図の様に互いの凹凸で形成し
である位相格子70aと、これと全く同じ構成の位相格
子70bとを第2図(b)に示す様に互いの直線格子長
手方向が直交する様にして重ね合わせた構造の部材を用
いる。レーザー光Iは偏光方向を位相格子70a、 7
0bの直線格子長手方向と45″ 傾いた状態にして回
折格子70に位相格子面に垂直に入射する。この時レー
ザー光Iは位相格子70aにより光学的異方性材料71
aと基材72aが異なる屈折率となる方向の偏光成分の
み回折され、位相格子面と直線格子長手方向の両方に垂
直な面(xz面)内で一1次光In、+1次光112に
分けられ、これと垂直な方向の偏光成分はO次光I2と
して直進する。次に位相回折格子70aと直線格子長手
方向が直交し、同様の光学的異方性材料71bと基材7
2bからなる位相格子70bにより、偏光成分Ill、
112はそのまま直線するが、偏光成分■2は偏光I1
1及び+12を含む面と位相格子面の両方に直交する面
(yz面)内で一1次回折光I21.及び+1次回折光
I22に分けられる。
これら4つの回折光は各々回折格子70に垂直に配置さ
れたミラー6−11.6−12.6−21.6−22に
よって図の様に反射され、被検物体7上の同一位置に回
折格子70の回折角θ1と同じ角度で入射せしめられる
。即ち4つの回折光は全て入射角θ1で同一位置に入射
する。被検物体7からの散乱光は集光レンズ8によって
集光され、偏光ビームスプリッタ50によりX方向のド
ツプラー信号光(ここでは光1 o 、  I +2に
よる散乱光)とX方向のドツプラー信号光(ここでは光
121. 122による散乱光)に分離されて各々受光
器62.61によって検出される。
このドツプラー信号光のドツプラー周波数が各方向の速
度成分と各々対応する。
第3図及び第4図は本実施例のレーサードツプラー速度
計による速度検出原理を説明するための説明図である。
本説明では第1図のX方向についてのみ説明する。X方
向も原理は同様である。
第3図は格子ピッチdなる透過型回折格子10(位相格
子70aに対応)に波長λのレーサー光■を格子配列方
向tに垂直な方向から入射させた時の回折状態を示し、
回折格子10で生じる各次数の回折光の回折角θは次式
で示すことができる。
sinθ=±mλ/d         ・(3)(m
=o、  1. 2.・・・) 従って、回折格子10で生じるO次回先光(m = O
)以外の±nn次回先光各回折角をθ。とすると、si
n θ 。=±n λ/d            −
(4)(n=1. 2.  ・・・) なる式で表わされることになる。(4)式から明らかな
ように、±nn次回先光回折角θ。は入射レーザー光I
の波長λに依存し、波長λの変化に応じて回折格子10
からの±nn次回先光射出角が変化する。
第4図は第3図の回折格子lOを光学系中に組込んだレ
ーザードツプラー速度計を示す。第4図において、回折
格子lOを除く他の部材は第19図の従来例に示しであ
るものと同じであり、第19図と同じ符号を付しである
。従って、ここでは説明を省略する。以下の実施例でも
同様、前述の部材と同様の部材には同じ符号を付しであ
る。
第4図に示す光学系では、回折格子IOから射出する±
nn次回先光1..I2各々互いに反射面が平行なミラ
ー6、6’  (それぞれミラー6−11.6−12に
対応)で反射し、±nn次回先光各回折角±θ。と同じ
入射角θ。で被検物体7のほぼ同一地点に入射させてい
る。尚、ミラー6.6′ の反射面は各々回折格子10
の格子配列方向と被検物体7の移動方向に直交する面内
にある。
この時、光検出器9からの出力信号に対応するドツプラ
ー周波数Fは、前記(2)式及び(4)式に基づいて次
の(5)式で表わすことがてきる。
F =2vsin e 、 /λ       、、、
(5)=: 2 n v / d 即ち、ドツプラー周波数Fはレーサー光の波長λに依存
せず、回折格子10の格子ピッチdに反比例し、回折光
の次数nと被検物体7の移動速度■に比例することにな
る。回折格子10のピッチdは十分に安定しているので
、ドツプラー周波数Fはレーサー光の波長には無関係に
、被検物体7の速度Vのみに依存する。従って、光検出
器9(受光器61又は62に対応)は、不図示のレーザ
ーの発振波長か変化しても、被検物体7の速度■に正確
に対応した信号を出力する。
第1図にもどって、上述原理に基づき被検物体7の想定
速度方向に対し、X、X方向を45° に設定すると被
検物体7の想定速度方向の速度vh及び直角方向の速度
V は v h ”     (f x+f y)2v’fi ■p ”    (fx  fy) ME’ dは回折格子の格子ピッチ f、はX方向のドツプラー信号光のドツプラー周波数 f、はX方向のドツプラー信号光のドツプラー周波数 となり、例えば被検物体7の想定速度方向の速度及び想
定速度方向と垂直方向のゆれを検出することが可能であ
る。この様にして検出信号から物体の2次元速度が検出
される。
第5図は本発明の第2実施例のレーザードツプラー速度
計の概略図である。本実施例は第1実施例のミラー6−
11.6−12.6−21.6−22の代りに回折格子
14−11. 14−12. 14−21. 14−2
2を用いたものであり、他の部材の構成及び動作は第1
実施例と同様である。回折格子14−11. 14−1
2はX方向に、回折格子14−21. 14−22はX
方向に、回折格子70の半分のピッチの格子間隔で配列
された直線格子を有し、これら全回折格子は回折格子7
0の位相格子面に平行な同一平面上に、各回折格子から
の光学系中心軸方向に向かう一次回折光が被検物体7上
の同一点に入射する様に配置されている。
本実施例における原理を第6図を用いて説明する。
第6図は第4図の説明図のミラー6.6′  を回折格
子10の%の格子間隔の回折格子14. 14’  (
回折格子14−11. 14−12に対応)に置き換え
たものである。この様な構成にする事により、回折格子
14、 14’  における入射光の入射角と回折光の
出射角は、回折光1.、I2の回折格子10からの射出
角θ、に常に等しく、又被検物体7上への入射角も回折
光I、、I。の出射角θ1に常に等しい。本実施例にお
いても(2)式と(4)式が成立し、従って(5)式が
成立するので、ドツプラー周波数Fはレーザー光の波長
λに依存せず、回折格子lOの格子ピッチdに反比例し
、回折光の次数nと被検物体7の移動速度Vに比例する
ことになる。回折格子10のピッチdは十分に安定して
いるので、ドツプラー周波数Fはレーザー光の波長には
無関係に、被検物体7の速度Vのみに依存する。従って
、光検出器9(受光器61又は62に対応)は、不図示
のレーザーの発振波長が変化しても、被検物体7の速度
Vに正確に対応した信号を出力する。回折格子14. 
14’としては回折エネルギーの大部分が特定(この場
合光学系の中心軸方向の一次回折光)の次数に集中する
ような、例えばブレーズド回折格子が望ましい。
第7図は第5図、第6図で示した第2実施例を変形した
第3実施例の概略図である。第3実施例は第2実施例の
回折格子14−11. 14−12. 14−21゜1
4−22の代りに、回折格子70と同じ格子間隔を有す
る回折格子15−11. 15−12. 15−21.
 1522を同様に配置し、更にこの回折格子から出射
する回折光を被検物体7上に集光する収束レンズ41を
設けたものである。又被検物体7からの散乱光は収束レ
ンズ41と集光1ノンズ42、ビームスプリッタ50を
介して受光器61.62に効率良く受光される。回折格
子70から回折格子15−11. 15−12゜15−
21.15−22が配された平面までの距離は収束レン
ズ41の焦点距離と同じfとしである。
第3実施例は、2対の光束I11,212及びI 21
 、 I 22を被検物体としての流体F中に収束させ
、ビームウェストを交差させることにより流体F中の微
粒子Pからの散乱光のレーザードツプラー周波数を検出
する2次元ドツプラー速度計に本発明を応用している。
第1.第2実施例同様、偏光面に応じ回折格子70によ
って2対のプラス、マイナス次数の回折光T ++ 、
  I 12及び121. 122に分離し、回折格子
ピッチが回折格子70と等しく、又望ましくは光学系の
中心軸と平行に出射する1次光を効率よく回折する様構
成された2対の回折格子15−11. 15−12、及
び15−21. 15−22とより互いに平行な2対の
コリメート光を出射し、更に収束レンズ41によりその
焦点位置に収束、ビームウェストを交差させるもので、
この交差位置に流体F中の微粒子Pが通過したときの散
乱光を前述実施例の様に偏光ビームスプリツタ50によ
り、x+Y方向のドツプラー信号光に分離して各々受光
器62.61によって検出する。
第8図は前述第3実施例の原理を第4図、第6図と同様
に説明する為の図である。回折格子lOからの±1次光
11とI2を回折格子ピッチが回折格子10と等しく、
望ましくは回折エネルギーを特定の次数に集中する様構
成された回折格子15. 15’(回折格子15−11
.15−12に対応)により回折光11+  I2を互
いに平行なコリメート光とし、収束レンズ16(収束レ
ンズ41に対応)により被検流体F中に集光させるもの
で、収束レンズ16の焦点距離fと回折格子lOと(例
えばブレーズド)回折格子15及び15′  の距離を
等しくすることにより回折格子10の回折角θ1と被検
流体Fへの入射角を等しくすることが出来る。従って第
1.第2実施例で説明したのと同様に光の波長λの変化
に影響されないレーザードツプラー速度測定が可能とな
る。尚レンズ17(集光レンズ42対応)は受光器9に
被検流体Fからの散乱光を集光させる集光レンズである
。本実施例においては収束レンズ41により、被検物体
7への入射光束が交叉位置、即ち被測定位置にて集光す
るので微小領域にて測定を行う必要がある場合に有利で
ある。この様に光束を絞ってそのビームウェストを交叉
させて流体又は移動物体中の微小部分の速度を検出する
には他に、例えば第1あるいは第2実施例のコリメータ
レンズ2の代りに交叉位置に収束する様な焦点距離を有
する集光レンズを配置することによっても可能である。
第9図は本発明の第4実施例の2次元レーザードツプラ
ー速度計の概略図である。図中、101−1゜101−
2は互いに出射光波長の異なる半導体レーサー102−
1. 102−2は各々半導体レーザー101−110
1−2からのレーザー光をそれぞれコリメートするコリ
メータレンズ、110−1. 11.0−2は各々コリ
メータレンズ102−1,102−2からの出射光をそ
れぞれX方向、X方向へ回折すべく、それぞれX方向、
X方向に長手方向を有する直線格子をそれぞれピッチd
、、d2毎に設けた回折格子、106−11゜106−
12. 106−21. 106−22は回折格子11
0−1,110−2の面(xy面)に垂直に配置された
ミラー、150は半導体レーザー101−1の出射する
波長の光と半導体レーザー101−2の出射する波長の
光とを分離する為の分光ビームスプリッタ(例えばダイ
クロイックミラー)である。
波長の異なる半導体レーザー101−1. 101−2
から射出されたレーザー光Il+I2  は各々、互い
に直交する直線格子を有する回折格子110−1、及び
110−2に面に垂直に入射し、各々によってyz面内
でマイナス−次回先光II+’、プラスー次回折光11
2’ 、  XZ面内でマイナス−次回先光I21プラ
スー次回折光I22′  に分離され、これらの回折光
は、各々の回折格子エエO−1,110−2の面に垂直
に配置されたミラー106−11. 106−12. 
106−21,106−22により被検物体7上の同一
位置に回折格子110−1. 110−2の回折角と同
角度の入射角で入射せしめられる。
第10図は2対の回折光を同一位置に入射せしめる為の
光学系の構成の説明図で、第10図(a)は第9図のx
−x’ から見た回折格子110−1とミラー106−
11,106−12の配置を示し、第1O図(b)は第
9図のY−Y’  から見た回折格子110−1. 1
102とミラー106−21,106−21の配置を示
す。
ミラー106−11. 106−12をレーザー光■、
 の光路の延長線に対して対称に配置するのに対して、
ミラー106−21.106−22をレーサー光■2 
に対して図の様に非対称にすることにより2組の回折光
の交叉位置を一致させる。この際、回折格子11〇−1
による回折光1++’ 、  I12’  が回折角θ
aと1回折格子+10−2による回折光121’ 、 
 I22’  が回折角θbと、それぞれ同じ角度で被
検物体7に入射する。
第9図にもどって被検物体7からの散乱光は集光レンズ
8によって集光され、分光ビームスプリッタ150によ
りX方向とX方向のドツプラー信号光(ここでは半導体
レーザー101−2の波長の光と半導体レーザー101
−1の波長の光)に分離されて、各々受光器62.61
によって検出される。この様に本実施例では、前述実施
例が同一波長で偏光方向の直交する2種類の光束を入射
し、偏光ビームスプリツ夕で散乱光を分離していたのに
対し、異波長の光束を入射して分光ビームスプリッタで
散乱光分離する様にしている。
今、半導体レーザー101−1. 101−2の出射光
波長をそれぞれλ1.λ2とすると、本実施例において
も第(2)式が成立するので、波長λ1.λ2の散乱光
がそれぞれ受光器61.62に受光されるとして、受光
器61. 62の受光信号には各々次式が成立する。
fy’ =2vysinθ、/λ1(6)f x’ =
 2 v x s i nθユ/λ2(7)vx+  
vy:それぞれx+’Y方向の速度成分子X’ + f
Y’  :それぞれ受光器62.61の検出するドツプ
ラー周波数 又、本実施例も(4)式が成立するのでsinθユ=±
λl /d I        (8)sinθ5−±
λ2/d2       (9)従って(6) (7)
 (8) (9)式より以下の様になる。
f、’  =2vy/d  I           
     (10)fx’  = 2vy/d 2  
            (11)以上は回折次数が±
1次の回折光を測定光として使用した場合であるがn次
回先光の場合も同様にして次式が導かれる。
fy’ =2nvy/d 1(12) fx’ =2nvx/d 2          (1
3)即ち、ドツプラー周波数f、1 、  fx7  
はレーザー光の波長λ、 、λ2 に依存せず、回折格
子110−1,110−2の格子ピッチdl+  d2
′ に反比例し、回折光の次数nと被検物体7の移動速
度■。
vx′  に比例することになる。回折格子110−1
゜110−2のピッチd、、d2は十分に安定している
ので、ドツプラー周波数f 、/ 、  fx/  は
レーザー光の波長には無関係に、被検物体7の速度Vy
、Vxのみに依存する。従って、受光器61.62は、
半導体レーザーの発振波長が変化しても、被検物体7の
速度vy、  VXに正確に対応した信号を出力する。
被検物体7の想定速度方向に対しX+Y方向を45° 
に設定すると被検物体7の想定速度方向の速度vh及び
直角方向の速度Vpはd、=d2=dと設定すれば vh−□(fx′ +f、′) n v p = −(f工’ry’) r となり、被検体物体7の想定速度方向の速度及び想定速
度方向と垂直方向のゆれを検出することが可能である。
この様にして検出信号から物体の2次元速度が検出され
る。
第11図により本発明の第5実施例を説明する。
本実施例では第4実施例に対し2対の回折光を同一位置
に入射させる光学系を変形したものである。他の部分の
構成及び動作、原理は第4実施例と同様なので、本実施
例では第10図と同様の説明図のみで示す。本実施例で
は、ミラー106−21’ 、  106−22′  
は光束I2′  の延長線に対して対称に配置され、光
束■2 が垂直入射する回折格子110−2からの回折
光I21’ 、  I22’  は光束12′ の略延
長線上で交叉する。回折格子1io−iに入射する光束
I、′ は、その延長線が回折光121  、  I2
2  の交叉点を通る様に回折格子110−1の面に対
し斜入射される。回折格子110−1から出射する回折
光h+’ 、  I12’は各々ミラー106−11’
 、106−12’によって反射され、回折光121 
 、  I22’  の交叉点て交叉する。
第12図に本発明の第6実施例のレーザードツプラー速
度計の概略図を示す。本実施例は第5実施例におけるミ
ラー106−11’ 、106−12’  をそれぞれ
回折格子110−1の%のピッチで直線格子を回折格子
110−1の直線格子と平行に配列して形成した回折格
子114−11. 114−12に置換し、かつミラー
106−21’ 、  106−22’  をそれぞれ
回折格子110−2の汗のピッチで直線格子を回折格子
110−2の直線格子と平行に配列して形成した回折格
子114−21. 114−22に置き換えたものであ
る。回折格子114−11. 114−12. 114
−21゜114−22は回折格子110−1,110−
2の面と平行な同一平面上に配置され、これらから光束
I2の延長線方向に出射する一次回折光は被検物体7上
の同一地点で交叉する。
本実施例においても、いずれの波長の光でも第6図で説
明したのと同様にして(5)式が成立するので、検出さ
れるドツプラー周波数は波長変動に影響されない。従っ
て第4.第5実施例と同様にして正確な2次元速度測定
が可能である。
第13図は第12図で示した第6実施例を変形した第7
実施例の概略図である。第7実施例は第6実施例の回折
格子114−11. 114−12.114−21゜1
14−22の代りに、回折格子110〜1と同じ格子間
隔を有する回折格子115−11. 115−12と、
回折格子110−2と同じ格子間隔を有する回折格子1
15−21,115−22を同様に配置し、更にこの回
折格子から出射する回折光を被検物体7上に集光する収
束レンズ141を設けたものである。又、被検物体7か
らの散乱光は収束レンズ141と集光レンズ142、分
光ビームスプリッタ150を介して受光器61.62に
効率良く受光される。回折格子110−1,110−2
から回折格子115−11,115−12゜115−2
1,115−22が配された平面までの距離は収束レン
ズ141の焦点距離と同じfとしである。
第7実施例は2対の光束I】1. I12  及び12
1122  を被検物体として流体F中に収束させビー
ムウェストを交差させることにより流体F中の微粒子P
からの散乱光のレーザードツプラー周波数を検出する2
次元ドツプラー速度計に本発明を応用している。第4.
第5.第6実施例同様回折格子110−1,110〜2
によって2対のプラス、マイナス次数の回折光I】I、
 In’ 及び121’ 、 I22’  に分離し、
回折格子ピッチが回折格子110−1. 110−2と
それぞれ等しく、又望ましくは光学系の中心軸と平行に
出射する1次光を効率よく回折する様構成された2対の
回折格子115−11. 1.15−12、及び115
−21,115−22とより互いに平行な2対のコリメ
ート光を出射し、更に収束レンズ141によりその焦点
位置に収束、ビームウェストを交差させるもので、この
交差位置に流体F中の微粒子Pが通過したときの散乱光
を前述実施例の様に分光ビームスプリッタ150により
、x、X方向のドツプラー信号光に分離して各々受光器
61. 62によって検出する。
本実施例においても、いずれの波長の光でも第8図で説
明した様に検出されるドツプラー周波数は波長変動の影
響を受けず、従って第4〜第6実施例と同様にして正確
な2次元速度測定が可能となる。
又本実施例も第3実施例同様微小領域での測定に有利で
ある。この様に光束を絞ってそのビームウェストを交叉
させて流体、又は移動物体中の微小部分の速度を検出す
るには他に、例えば第4〜第6実施例においてコリメー
タレンズ102−1. 102−2の代りに交叉位置に
収束する様な焦点距離を有する集光レンズを配置するこ
とによっても可能である。
第14図に本発明の第8実施例のレーサードツプラー速
度計の概略図を示す。図中、131は1本の入射光束を
2本の平行光束にして出射するビームスプリッタ、70
−1.70−2はそれぞれX方向、X方向に長平方向を
有する直線格子が、それぞれX方向、X方向に複数同じ
ピッチ(ここではdとする)で配列された回折格子、2
06−11. 206−12゜206〜21,206−
22はミラー、8−1.8−2は被検物体7からの散乱
光を集光する集光レンズである。
半導体レーサーlから射出されたレーサー光はビームス
プリッタ131により三元に分光され、さらにX方向、
X方向に各々の回折格子70−1.70−2によってx
z面内で一一次光I++、+−次光r+2yz面内でm
=次光12+  、  +−次光122  に分離され
、これらの回折光は各々の回折格子70−1.702に
垂直に配置されたミラー206−11.206−122
06−21. 206−22により被検物体7上の異な
った位置に回折格子70−1.70−2の同格角と同角
度で入射せしめられる。被検物体7からの散乱反射光は
集光レンズ8−2及び8−1により集光し、X方向とX
方向のドツプラー信号光は各々受光器6261により検
出される。このときx、  y両方向のドツプラー信号
光は各々に対応した回折光の被検物体7への照射位置が
異なるので、互いに空間的に分離されており、前述実施
例にあるようなビームスプリッタは不要である。
本実施例の速度検出原理はX方向、X方向それぞ+l+
+つ?λプ笛1φ憧刷−臼性一奴h 帰一て曾呂11i
J榊第3図、第4図で行ったものと同様であるので、こ
こでは省略する。本実施例においても光の波長変動に影
響されない正確な速度測定が可能である。
被検物体7の想定速度方向に対し、x、 X方向を45
° に設定すると被検物体7の想定速度方向に対しx、
  X方向を45° に設定すると被検物体7の想定速
度方向の速度vh及び直角方向の速度Vpは第1実施例
同様 v h=     (fx +fy) n Vp =    (f−fy) fl と表わされる。
尚、本実施例の場合、半導体レーザー1とビームスプリ
ッタ131の部分を半導体レーザー1を2つ使用する形
態にして、ビームスプリッタ131を省略する構成でも
よい。
第15図、第16図に本発明の第9実施例のレーザード
ツプラー速度計を示す。第15図は概略図、第16図は
側面図である。本実施例は第1実施例におけるミラー6
−11.6−12の位置をずらす事により回折光I n
 、  I 12の交叉位置と回折光I 21 、  
I 22の交叉位置を異ならせ、各交叉位置から各々集
光レンズ8−1.8−2を用いてx+Y両方向で別個に
ドツプラー信号光を検出する様にしたものである。
半導体レーザー1から射出されたレーザー光Iは、x、
 7両方向に回折溝の成形されている回折格子70によ
り、X方向に一一次光In++−次光112、X方向に
m−次光I21.+−次光122に分離され、これらの
回折光は回折格子70に垂直に配置されたミラー6−2
1.6−22および回折格子に垂直かつ非対称位置に配
置されたミラー6−11.6−12により被検物体7上
の異なった位置に回折格子70の回折角θ。と同角度θ
。で入射せしめられる。以下は前記第8の実施例と同一
なので省略する。
第17図、第18図に本発明の第10実施例のレーザー
ドツプラー速度計を示す。第17図は概略図、第18図
は側面図である。本実施例は第2実施例における回折格
子14−11.14−12の位置をずらす事により回折
格子14−11. 14−12からの回折光の交叉位置
と回折格子14−21. 14−22からの回折光の交
叉位置を異ならせ、各交叉位置から各々集光レンズ8−
1.8−2を用いてx、  7両方向て別個にドツプラ
ー信号光を検出する様にしたものである。
半導体レーザー1から射出されたレーザー光Iは、x、
 7両方向に回折溝の成形されている回折格子70によ
り、X方向にm−次光りn、+−次光112、X方向に
m−次光I21.+−次光I22に分離され、これらの
回折光は回折格子70に平行に配置された回2θ 折格子14−21. 14−22および回折路b、に平
行かつ非対称位置に配置された回折格子14−11.1
412により被検物体7上の異なった位置に回折格子7
0の回折角θ。と同角度θゎで入射せしめられる。以下
は前記第8.第9の実施例と同一なので省略する。
さて上述した各実施例では、回折格子は±1次回折光を
出射する様にしであるが、任意の±n次光(nは自然数
)を用いる事が可能で、また次数の異なる例えば0次光
とn次光の2光束を用いてもよい。
からの散乱光とを干渉させてドツプラー信号を得る参照
光法を用いてもよい。
又、上述した様な速度計は被検物体の複数ケ所の速度を
測定すべく複数設けても良い。
又、光束の被検物体への入射角度は、x+Y両方向の測
定光でそれぞれ異ならせても同一にしても良い。
〔効果〕
以上述べてきた様に、本発明によればレーサー等の可干
渉光のドツプラー効果を利用した速度測定において、測
定用光の波長変動によらず、常に正確に被検物体の移動
速度を2次元的に測定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の2次元レーザードツプラ
ー速度計の概略図、 第2図(a) (b)は同装置の回折格子の構成を示す
図、 第3図及び第4図は同第1実施例のレーザードツプラー
速度計による速度検出原理を説明するための説明図、 第5図は本発明の第2実施例の2次元レーザードツプラ
ー速度計の概略図、 第6図は同第2実施例の速度検出原理を説明する説明図
、 第7図は本発明の第3実施例の2次元レーザードツプラ
ー速度計の概略図、 第8図は同第3実施例の速度検出原理を説明する説明図
、 第9図は本発明の第4実施例の2次元レーザードツプラ
ー速度計の概略図、 第10図(a) (b)は同装置の光学系の構成説明図
、 第11図は本発明の第5実施例の2次元レーザードツプ
ラー速度計の光学系の構成説明図、第12図は本発明の
第6実施例の2次元レーザードツプラー速度計の概略図
、 第13図は本発明の第7実施例の2次木、レーザードツ
プラー速度計の概略図、 第14図は本発明の第8実施例の2次元レーザードツプ
ラー速度計の概略図、 第15図は本発明の第9実施例の2次元レーザードツプ
ラー速度計の概略図、 第16図は同装置の側面図、 第17図は本発明の第10実施例の2次元レーザードツ
プラー速度計の概略図、 第18図は同装置の側面図 第19図は第1の従来例の説明図、 第20図は第2の従来例の説明図、 第21図はレーザーダイオードの発振波長の温度依存性
を示すグラフ図である。 図中、 L  101−1,101−2:半導体レーザー70、
 110−]、、  ]110−2;回折格子6−11
6−12.6−21.6〜22. 106−11106
−12. 106−21. 106−22.206−1
1゜206−12.  206−21.  206−2
2  ;   ミ ラ −50;偏光ビームスプリッタ 150;分光ビームスプリッタ 61゜ 受光器 である。 Y−Y’ T−Y′ ケース温戊TC(’C)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)波長λ_1の第一の光と波長λ_2の第二の光を
    それぞれ入射角θ_1、θ_2で移動物体若しくは移動
    流体に入射させる照明系と、前記移動物体若しくは移動
    流体からの前記第一の光による散乱光の周波数の偏移に
    基づいて前記移動物体若しくは移動流体の所定方向に沿
    った速度状態を検出し、且つ前記移動物体若しくは移動
    流体からの前記第二の光による散乱光の周波数の偏移に
    基づいて前記移動物体若しくは移動流体の前記所定方向
    と交差する方向に沿った速度状態を検出する速度検出部
    と、を有し、sinθ_1/λ_1とsinθ_2/λ
    _2が各々ほぼ一定になるようにして該第一及び第二の
    光を前記移動物体若しくは移動流体に入射せしめること
    を特徴とするドップラー速度計。
  2. (2)前記第一の光と第二の光は前記移動物体若しくは
    移動流体の略同一箇所に入射されることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のドップラー速度計。
  3. (3)前記第一の光と第二の光は波長がλ_1=λ_2
    で且つ偏光方向が互いに垂直な直線偏光光であり、前記
    第一の光による散乱光と第二の光による散乱光は偏光ビ
    ームスプリッタによって分離された後それぞれ周波数偏
    移を検出されることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載のドップラー速度計。
  4. (4)前記第一の光と第二の光は波長がλ_1≠λ_2
    であり、前記第一の光による散乱光と第二の光による散
    乱光は分光手段によって分離された後それぞれ周波数偏
    移を検出されることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    記載のドップラー速度計。
  5. (5)前記第一の光と第二の光は前記移動物体若しくは
    移動流体の異なる箇所に入射されることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のドップラー速度計。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005061928A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Sharp Corp 速度計、変位計、振動計および電子機器
JP2005195464A (ja) * 2004-01-07 2005-07-21 Sharp Corp 光学式移動情報検出装置およびそれを備えた電子機器
JP2005227077A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Sharp Corp 光学式移動情報検出装置および移動情報検出システムおよび電子機器およびエンコーダ
US7333185B2 (en) 2003-09-02 2008-02-19 Sharp Kabushiki Kaisha Optical velocimeter, displacement information measurement device and conveying and processing device

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