JPH0425772Y2 - - Google Patents

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JPH0425772Y2
JPH0425772Y2 JP1558188U JP1558188U JPH0425772Y2 JP H0425772 Y2 JPH0425772 Y2 JP H0425772Y2 JP 1558188 U JP1558188 U JP 1558188U JP 1558188 U JP1558188 U JP 1558188U JP H0425772 Y2 JPH0425772 Y2 JP H0425772Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案車輌用灯具の内外連絡チユーブを以下の
項目に従つて説明する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 従来技術[第27図] D 考案が解決しようとする問題点[第27図] E 問題点を解決するための手段 F 実施例[第1図乃至第26図] F−1 第1の実施例[第1図乃至第6図] a 形状[第1図乃至第4図] b 製造[第5図、第6図] b−1 パリソン[第5図A] b−2 型締[第5図B,C,D、第6図] b−3 チユーブ連続体の切断[第5図D,
E,F] F−2 第2の実施例[第7図乃至第11図] F−3 第3の実施例[第12図乃至第16
図] F−4 第4の実施例[第17図乃至第21
図] F−5 第5の実施例[第22図乃至第26
図] G 考案の効果 (A 産業上の利用分野) 本考案は新規な車輌用灯具の内外連絡チユーブ
に関する。詳しくは、車輌用、例えば、自動車用
の灯具の水抜穴や空気孔等に取着される連絡チユ
ーブであつて、安価で、かつ、水や塵埃等の逆流
防止効果の大きい新規な連絡チユーブを提供しよ
うとするものである。
(B 考案の概要) 本考案車輌用灯具の内外連絡チユーブは、合成
樹脂のブロー成形によつて形成され、チユーブの
内部にはチユーブの外壁を成形金型で押圧するこ
とによつて空気流通孔を部分的に遮断する突条が
一体に形成され、上記突条が内部に形成された部
分の外側は凹部になつており、突条が空気流通孔
を部分的に横断していることによつて水や塵埃等
が外から灯具内に入つて来るのを効果的に防止す
ることができ、かつ、ブロー成形によつてきわめ
て安価に形成することができる。
(C 従来技術)[第27図] 車輌用、例えば、自動車用の灯具において、水
抜きやくもり除去等の目的で灯具の内外を連通さ
せることが行なわれる。
そして、灯具の内外を連通させた場合、その連
通孔から水、例えば、雨水や塵埃が灯具内に入つ
てしまうことを防止するために、第27図に示す
ようにU字形をした連絡チユーブaを連通孔bに
取着することが行なわれている。
(D 考案が解決しようとする問題点)[第27
図] ところで、従来は、上記したような略U字状に
屈曲した連絡チユーブaを形成するのに、例え
ば、EPTゴムをプレス成形していた。
しかしながら、ゴム材料のプレス成形では生産
性が悪く、それだけ連絡チユーブの生産コストが
増大し、連絡チユーブの価格が高くなるという問
題があつた。また、従来の連絡チユーブaではそ
の中に空気流通孔を部分的に横断する遮断部を形
成することが困難である。
(E 問題点を解決するための手段) 本考案車輌用灯具の内外連絡チユーブは、上記
した問題点を解決するために、合成樹脂のブロー
成形によつて形成され、チユーブの内部にはチユ
ーブの外壁を成形金型で押圧することによつて空
気流通孔を部分的に遮断する突条が一体に形成さ
れ、上記突条が内部に形成された部分の外側は凹
部になつていることを特徴とするものである。
従つて、本考案車輌用灯具の内外連絡チユーブ
にあつては、空気流通孔を部分的に横断する突条
が形成されているので、外部から水や塵埃等が灯
具内に侵入しようとしても、それらは突条によつ
て遮られ、これによつて、水や塵埃等の灯具内へ
の侵入が効果的に防止される。また、合成樹脂の
ブロー成形によつて形成されるため、きわめて安
価である。
(F 実施例)[第1図乃至第26図] 以下に、本考案車輌用灯具の内外連絡チユーブ
の詳細を図示した実施例に従つて説明する。
(F−1 第1の実施例)[第1図乃至第6図] 第1図乃至第6図は本考案車輌用灯具の内外連
絡チユーブの第1の実施例1を示すものである。
(a 形状)[第1図乃至第4図] 該連絡チユーブ1は円筒体を略逆L字状に屈曲
した形状をしている。
垂直部2の下端3は斜めに形成されている。
4,4,…は空気流通孔5のうち垂直部2の下
半部を部分的に横断するように形成された遮断部
であり、垂直部2を両側から押圧して両側壁が重
ねられて溶着することによつて形成されている。
従つて、遮断部4,4,…の両側部は凹部6,
6,…になつている。
(b 製造)[第5図、第6図] 上記した連絡チユーブ1を作るには、先ず、多
数のチユーブ体が連続して形成されたチユーブ連
続体を形成する。
(b−1 パリソン)[第5図A] 図中7はダイスであり、その中心部にダイスコ
ア8が嵌合されており、該ダイス7とダイスコア
8との間に溶融樹脂通路9が形成され、該溶融樹
脂通路9の下端開口縁9aは下方から見て略円形
をしている。また、ダイスコア8の中心を貫通し
て空気通路10が形成され、該空気通路10の下
端にはエアーピン11が連絡されている。
そこで、溶融樹脂、例えば、溶融ポリエチレン
樹脂を図示しない射出装置により、上記溶融樹脂
通路9を通して下方へ向けて射出し、これによつ
て、下方へ向つて筒状に延びて行くパリソン12
が形成される(第5図A参照) (b−2 型締)[第5図B,C,D、第6図] 13,13′は成形金型であり、パリソン12
を挟んでパリソン12の軸方向に直交する方向で
離接自在に移動するように構成され、互いの突き
合わせ面には成形用の上下に連続した凹部14,
14′が形成されている(第6図参照)。
そこで、上記したように、パリソン12が形成
されたところで、成形金型13,13′を型締め
し、これと同時に上記空気通路10及びエアーピ
ン11を通して、図示しない空気圧送装置によつ
てパリソン12内に空気を供給する(第5図C参
照)。
これによつて、パリソン12はその外壁が各成
形金型13,13′に形成された凹部14,1
4′の内面に押し付けられた状態となる。このと
き、凹部14,14′の間にある突条14a,1
4a′によつて遮断部4,4…が形成され、突条1
4a,14a′のあつたところが凹部6,6,…と
なる。そこで、成形金型13,13′を冷却した
後成形品、即ち、チユーブ連続体15を成形金型
13,13′から取り出す(第5図D参照)。
(b−3 チユーブ連続体の切断)[第5図D,
E,F] 前述したように、パリソン12が成形金型1
3,13′によつて型成形されると、連続したチ
ユーブ体16から成るチユーブ連続体15が形成
される(第5図D参照)。
そこで、先ず、パリソン12のチユーブ連続体
15から上及び下の部分15a,15bを切除
し、その後、チユーブ連続体15をパリソン12
の所定の箇所で切断する(第5図E)参照。尚、
各切断位置を1点鎖線で示す。)。
これによつて、多数の連絡チユーブ1,1,…
が出来上がる(第5図F参照)。
(F−2 第2の実施例)[第7図乃至第11図] 第7図乃至第11図は本考案車輌用灯具の内外
連絡チユーブの第2の実施例17を示すものであ
る。
該実施例17は扁平な角筒状をした主部18と該
主部18の上端部に一体に連接し、かつ、横方向
に延びる連結管部19とから成り、主部18の下
端と連結管部19の一端部とが開口されている。
主部18の下端の開口面20は斜後下を向くよ
うに傾斜されている。
21,21,…は遮断部であり、その両側面部
は凹部22,22,…となつている。そして、こ
れら遮断部21,21,…によつて、連結管部1
9の開口19aから主部18の下端開口面20ま
での間が迷路状の空気流通孔23となる。
そして、このような連絡チユーブ17も、上記
した如きブロー成形によつて多数の連絡チユーブ
17,17,…が連続されたチユーブ連続体24
を形成し、このチユーブ連続体24を所定の箇所
で切断して(切断箇所を1点鎖線で示す。)形成
される。
(F−3 第3の実施例)[第12図乃至第16
図] 第12図乃至第16図は本考案車輌用灯具の内
外連絡チユーブの第3の実施例25を示すものであ
る。
この連絡チユーブ25は上下の水平部26,2
7とこれら水平部26,27の一端間を連続した
垂直部28とが一体に連結されて成り、水平部2
6,27の他端26a,27aが開口されてい
る。
そして、垂直部28には多数の遮断部29,2
9,…が形成されて、これによつて、上端開口2
6aから下端開口27aに至る空気流通孔30が
迷路状に形成される。
尚、31,31,…は遮断部29,29,…の
両端部に形成された凹部である。
そして、このような連絡チユーブ25も、上述
した如きブロー成形によつて、多数の連絡チユー
ブ25,25,…が連続されたチユーブ連続体3
2が形成され、このチユーブ連続体32が所定の
箇所(1点鎖線で示してある。)で切断されて形
成される。
(F−4 第4の実施例)[第17図乃至第21
図] 第17図乃至第21図は本考案車輌用灯具の内
外連絡チユーブの第4の実施例33を示すものであ
る。
この連絡チユーブ33は水平部34と垂直部3
5とが逆L字状に一体に連結されて成り、垂直部
35の下端部36が拡径部とされこの36の下面
が斜後方を向いた下端開口部37とされている。
そして、垂直部35の中間部にも他の部分より
拡径された大径部38が形成されている。
そして、垂直部35には多数の遮断部39,3
9,…が形成されて、これによつて、上端開口4
0から下端開口部37に至る空気流通孔41が迷
路状に形成される。
尚、42,42,…は遮断部39,39,…の
両側部に形成された凹部である。
そして、このような連絡チユーブ33も、上述
した如きブロー成形によつて、多数の連絡チユー
ブ33,33,…が連続されたチユーブ連続体4
3が形成され、このチユーブ連続体43が所定の
箇所(1点鎖線で示してある。)で切断されて形
成される。
(F−5 第5の実施例)[第22図乃至第26
図] 第22図乃至第26図は本考案車輌用灯具の内
外連絡チユーブの第5の実施例44を示すものであ
る。
該実施例44は扁平な角筒状をした主部45と該
主部45の上端部に一体に連接し、かつ、横方向
に延びる連結管部46とから成り、主部45の下
端と連結管部46の一端部とが開口47,48さ
れている。
49,49,…は遮断部であり、その両側面部
は凹部50,50,…となつている。そして、こ
れら遮断部49,49,…によつて、連結管部4
6の開口47から主部45の下端開口面48まで
の間が迷路状の空気流通孔51となる。
52は圧力抜き孔であり、主部45の前端部の
略中間から突設され、その内端52aは一の遮断
部49の下側に位置している。下端開口48から
大量の水が高い圧力で侵入した場合、該水が空気
流通孔51を遡つて上端開口47から灯具内に入
つてしまいそうになつても、上記圧力抜き孔52
が上記圧力をここから逃すように作用するため、
上記水はこの圧力抜き孔52から連絡チユーブ4
4外へ排出されることになる。
そして、このような連絡チユーブ44も、上記
した如きブロー成形によつて多数の連絡チユーブ
44,44,…が連続されたチユーブ連続体53
を形成し、このチユーブ連続体53を所定の箇所
で切断して(切断箇所を1点鎖線で示す。)形成
される。
(G 考案の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本
考案車輌用灯具の内外連絡チユーブは、合成樹脂
のブロー成形によつて形成され、チユーブの内部
にはチユーブの外壁を成形金型で押圧することに
よつて空気流通孔を部分的に遮断する突条が一体
に形成され、上記突条が内部に形成された部分の
外側は凹部になつていることを特徴とする。
従つて、本考案車輌用灯具の内外連絡チユーブ
にあつては、空気流通孔を部分的に横断する突条
が形成されているので、外部から水や塵埃等が灯
具内に侵入しようとしても、それらは突条によつ
て遮られ、これによつて、水や塵埃等の灯具内へ
の侵入が効果的に防止される。また、合成樹脂の
ブロー成形によつて形成されるため、きわめて安
価である。
尚、上記いずれの実施例においても、内部に突
条が形成された部分の外側の凹部が両側に形成さ
れたものを示したが、金型の突条を一方の金型に
のみ形成すれば凹部は片側のみに形成されること
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案車輌用灯具の内外連
絡チユーブの第1の実施例を示すもので、第1図
は斜視図、第2図は側面図、第3図は第2図の
−線に沿う断面図、第4図は第3図の−線
に沿う断面図、第5図A乃至Fは本考案車輌用灯
具の内外連絡チユーブの製造方法をAからFへ経
時的に順を追つて示す一部切欠側面図、第6図は
金型の型面図、第7図乃至第11図は本考案車輌
用灯具の内外連絡チユーブの第2の実施例を示す
もので、第7図は斜視図、第8図は側面図、第9
図は第8図−線に沿う断面図、第10図は第
9図の−線に沿う断面図、第11図は連絡チ
ユーブが多数連続して形成されたものを一部省略
して示す側面図、第12図乃至第16図は本考案
車輌用灯具の内外連絡チユーブの第3の実施例を
示すもので、第12図は斜視図、第13図は側面
図、第14図は第13図の−線に沿う断
面図、第15図は第14図の−線に沿う
断面図、第16図は連絡チユーブが多数連続して
形成されたものを一部省略して示す側面図、第1
7図乃至第21図は本考案車輌用灯具の内外連絡
チユーブの第4の実施例を示すもので、第17図
は斜視図、第18図は側面図、第19図は第18
図の−線に沿う断面図、第20図は第1
9図の−線に沿う断面図、第21図は連
絡チユーブが多数連続して形成されたものを一部
省略して示す側面図、第22図乃至第26図は本
考案車輌用灯具の内外連絡チユーブの第5の実施
例を示すもので、第22図は斜視図、第23図は
側面図、第24図は第23図の−線
に沿う断面図、第25図は第24図の−
線に沿う断面図、第26図は連絡チユーブが
多数連続して形成されたものを一部省略して示す
側面図、第27図は従来の連絡チユーブの一例を
示す側面図である。 符号の説明、1……連絡チユーブ、4……突
条、5……空気流通孔、6……凹部、13,1
3′……成形金型、17……連絡チユーブ、21
……突条、22……凹部、23……空気流通孔、
25……連絡チユーブ、29……突条、30……
空気流通孔、31……凹部、33……連絡チユー
ブ、39……突条、41……空気流通孔、42…
…凹部、44……連絡チユーブ、49……突条、
50……凹部、51……空気流通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車輌用灯具の内外連絡チユーブであつて、 合成樹脂のブロー成形によつて形成され、 チユーブの内部にはチユーブの外壁を成形金型
    で押圧することによつて空気流通孔を部分的に遮
    断する突条が一体に形成され、 上記突条が内部に形成された部分の外側は凹部
    になつている ことを特徴とする車輌用灯具の内外連絡チユー
    ブ。
JP1558188U 1988-02-08 1988-02-08 Expired JPH0425772Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1558188U JPH0425772Y2 (ja) 1988-02-08 1988-02-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1558188U JPH0425772Y2 (ja) 1988-02-08 1988-02-08

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JPH01121204U JPH01121204U (ja) 1989-08-17
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