JPH04257538A - カルボン酸無水物の製造方法 - Google Patents

カルボン酸無水物の製造方法

Info

Publication number
JPH04257538A
JPH04257538A JP3255199A JP25519991A JPH04257538A JP H04257538 A JPH04257538 A JP H04257538A JP 3255199 A JP3255199 A JP 3255199A JP 25519991 A JP25519991 A JP 25519991A JP H04257538 A JPH04257538 A JP H04257538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iodide
dialkyl
promoter
alkyl
rhodium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3255199A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert George Beevor
ロバート ジョージ ビーバー
Neil A Greener
ニール アンガス グリーナー
David Jeffrey Gulliver
ディビッド ジェフリー ガリバー
Robert Michael Sorrell
ロバート マイケル ソレル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BP Chemicals Ltd
Original Assignee
BP Chemicals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BP Chemicals Ltd filed Critical BP Chemicals Ltd
Publication of JPH04257538A publication Critical patent/JPH04257538A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/09Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides from carboxylic acid esters or lactones
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/54Preparation of carboxylic acid anhydrides
    • C07C51/56Preparation of carboxylic acid anhydrides from organic acids, their salts, their esters or their halides, e.g. by carboxylation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Furan Compounds (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はカルボニル化プロセス
に関し、更に詳しくはカルボン酸無水物を製造するロジ
ウム触媒液相カルボニル化プロセスに関する。
【0002】
【従来の技術】カルボニル化プロセスは公知であるが、
この場合、アルケン、アルキン、エステルまたはエーテ
ルのような小さい有機分子と一酸化炭素とを液相中にて
例えばロジウムのような遷移金属触媒の存在下に反応さ
せる。エステルまたはエーテルを反応体として使用する
とカルボン酸無水物を製造することができる。この種の
プロセスでは遷移金属触媒についてハロゲン化物促進剤
、また更に共促進剤を使用して触媒を安定化させるのが
有用である。
【0003】このため、英国特許第1538783号に
はモノカルボン酸の無水物の調製方法が記載されている
が、これは、実質的に無水の条件下で族VIIIの貴金
属触媒の存在下かつ族IVB、VBおよびVIBの少な
くとも1つの金属または族VIIIの非貴金属金属およ
び有機窒素化合物または有機リン化合物(ただし窒素お
よびリンは3価である)の存在下に、一酸化炭素、ヨウ
化物または臭化物およびカルボン酸エステルおよび/ま
たはヒドロカルビルエーテルを反応させることからなる
【0004】GB1538783号によれば、有機窒素
共促進剤は好ましくはアミン、特に次の式の第3アミン
である:
【0005】
【化1】
【0006】式中、R1、R2およびR3は同一または
異なり、アルキル、シクロヘキシル、アリールまたはア
シル基であって、好ましくは20までの炭素原子を有す
る非干渉基、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミ
ン、トリフェニルアミンまたはエチレンジアミンテトラ
酢酸または複素環式アミンまたはイミダゾール、例えば
イミダゾールまたはメチルイミダゾールまたはカルボン
酸のイミドまたはニトリルまたはアミドまたはオキシム
により置換され得る。促進剤は触媒を安定化させ腐蝕を
阻害すると記載されている。
【0007】米国特許第4,430,273号には酢酸
メチルおよびジメチルエーテルから選択される少なくと
も1つの物質と一酸化炭素とを反応させることにより無
水酢酸を製造する方法が記載されているが、実質的に無
水条件下とされ、350〜575Kの温度で、1〜30
0バールの圧力の下、元素の周期系の族VIIIに属す
る貴金属またはその化合物およびヨウ素およびその化合
物から選択される少なくとも1つの物質からなる触媒系
の存在下とされ、またこれは主として1〜8の炭素原子
を有する脂肪族カルボン酸および少なくとも1つの複素
環式芳香族化合物(少なくとも1つのヘテロ原子は四級
窒素原子である)よりなる促進剤系を使用することを含
む。
【0008】米国特許第4,430,273号によれば
、適切な促進剤は、(a)ヨウ化N−メチルピリジニウ
ム、ヨウ化N,N−ジメチルイミダゾリウム、ヨウ化N
−メチル−3−ピコリニウム、ヨウ化N−メチル−2,
4−ルチジニウム、ヨウ化N−メチル−3,4−ルチジ
ニウム、ヨウ化N−メチル−キノリニウム、(b)酢酸
ピリジニウム、酢酸N−メチルイミダゾリウム、酢酸3
−ピコリニウム、酢酸2,4−ルチジニウム、酢酸3,
4−ルチジニウムからなる。
【0009】本出願人の公告されたヨーロッパ特許出願
EP0153834号には、ロジウム成分およびヨウ化
物または臭化物成分からなるロジウム触媒系の存在下に
一酸化炭素と反応させることによりアルコール、エステ
ルまたはエーテルを液相カルボニル化する方法において
、チオールまたはイミダゾールを使用してロジウム触媒
系を安定化させると共に沈殿により損失を防止すること
が教示されている。
【0010】このイミダゾールは次の一般式を有するこ
とが記載されている:
【0011】
【化2】
【0012】式中、R1、R2、R3およびR4はそれ
ぞれ独立に水素、アルキル、アリール、シクロアルキル
またはアラルキルヒドロカルビル基である。好適なイミ
ダソールはN−メチルイミダゾールであることが記載さ
れ、これは実験例に示された唯一のイミダゾールである
【0013】この種の共促進剤を使用すると、特に好ま
しくないプロセス条件の下でロジウム触媒の沈殿および
/または不安定性を時に招く傾向がある。
【0014】本出願の優先日の後に公告された本出願人
のヨーロッパ特許出願番号EP0391680A1には
、水の存在下にアルコールまたはそのエステルをカルボ
ン酸にロジウム触媒によりカルボニル化する触媒安定剤
として所定の選択した四級ヨウ化アンモニウムを使用す
ることが記載されている。この触媒安定剤は次の式を有
する四級ヨウ化アンモニウムよりなる群から選択される
【0015】
【化3】
【0016】式中、RおよびR1は水素またはC1〜C
20のアルキル基から独立に選択されるが、ただし少な
くとも1つのR1基は水素以外とする。
【0017】EP0391680A1号によれば、少な
くとも1つのR基がアルコール、ヨウ化物誘導体および
カルボン酸の有機部分からなるR2基と同一であるのが
好適である。一方、R1基は適切には水素またはC1〜
C8アルキル、好ましくは水素またはC1〜C6アルキ
ル(ただし前記特定したもの)である。それぞれの種類
(1)および(2)の好適な触媒安定剤の例は、R1基
が水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル
、n−ブチル、sec−ブチルおよびt−ブチルから選
択されるものである。
【0018】触媒安定剤の特に好適な種類の1つは次の
カチオンのヨウ化物塩であることが記載されている:

0019】
【化4】
【0020】式中、(i)R1およびR2はメチルであ
り、(ii)R5は水素であり、(iii)R3はC1
〜C20アルキルまたは水素であり、かつ(iv)R4
はC1〜C20アルキルである。
【0021】この種類の例の最も好適な例は、(1)R
3=C2H5、R1、R2およびR4=CH3およびR
5=H、または(2)R3およびR5=H、およびR1
、R2およびR4=CH3の場合と記載されている。
【0022】EP0391680A1号のカルボニル化
方法は、反応器中で極く少量の水の存在下にアルコール
またはそのエステルからカルボン酸が製造される点で本
発明のものと異なる。これに対して本発明の方法は、反
応器中における実質的水非存在下でエステルおよび/ま
たはエーテルからカルボン酸無水物を製造するものであ
る。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】本発明によって解決す
べき技術的課題は、ロジウム触媒の沈殿および/または
不安定性の傾向を低減する実質的に無水の条件下でカル
ボン酸無水物を製造するロジウムにより触媒された液相
カルボニル化方法のための共促進剤を提供することであ
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】よって本発明によれば、
カルボン酸無水物を製造するに際し、ロジウム触媒、ヨ
ウ化物促進剤および共促進剤の存在下に反応帯域中で実
質的に無水条件下にて一酸化炭素とカルボン酸エステル
またはアルキルエーテルとを反応させることからなり、
共促進剤を、ヨウ化1,3−ジアルキル−4−メチルイ
ミダゾリウム、ヨウ化1,3−ジアルキル−4−エチル
イミダゾリウム、ヨウ化1,3−ジアルキル−4−n−
ブチルイミダゾリウム、ヨウ化1,3−ジアルキル−4
−sec−ブチルイミダゾリウム、ヨウ化1,3−ジア
ルキル−4−tert−ブチルイミダゾリウム、ヨウ化
1,3−ジアルキル−4−n−プロピルイミダゾリウム
、ヨウ化1,3−ジアルキル−4−イソプロピルイミダ
ゾリウム、ヨウ化1,3−ジアルキル−2,4,5−ト
リメチルイミダゾリウムおよびこれらの混合物(ただし
、アルキル基は独立にC1〜C20アルキル、好ましく
はメチルまたはエチル、更に好ましくはメチルとする)
よりなる群から選択することを特徴とするカルボン酸無
水物の製造方法が提供される。
【0025】本発明は、ロジウム触媒の不安定性を増加
させるような過酷な条件下であっても殆ど溶解しないロ
ジウム含有複合体を生成しないよう既に示したような所
定の選択された四級ヨウ化アンモニウムを使用すること
により前記した問題点を解決するものである。
【0026】反応帯域における実質的に無水の条件とは
、水の完全な不存在または0.1重量%未満の水濃度を
意図する。
【0027】本発明の方法はバッチまたは連続プロセス
として操作し得るが、好ましくは連続プロセスとする。 連続プロセスとして操作した場合、触媒および促進剤を
反応帯域にリサイクルする前に、反応媒体を反応帯域お
よびこれから分離されたカルボン酸無水物から連続的に
除去し得る。例えば反応帯域に対して一酸化炭素が不足
することにより例えばロジウム触媒の沈殿が生起し得る
のは、反応帯域からの触媒および促進剤のこの種の分離
の際である。本発明の共促進剤はこのような分離に際し
てロジウム触媒の改良された溶解性および安定性を与え
ることができ、したがってより穏和な条件で増加した生
産性および/または反応を可能とするものと考えられる
【0028】カルボン酸エステルおよびアルキルエーテ
ルは好ましくは2〜6の炭素原子を有する。好適な反応
体は酢酸メチル、酢酸エチルおよびジメチルエーテルで
ある。調節された量のアルカノール、例えばメタノール
またはエタノール、および/または水をカルボン酸エス
テルおよび/またはアルキルエーテル供給原料と共に反
応帯域に導入してカルボン酸を同時製造することができ
るが、ただし実質的に無水条件を反応器中で維持するも
のとする。よって、例えば調節された量のメタノールお
よび/または水を酢酸メチルと共に反応帯域に導入して
無水酢酸と共に酢酸を同時製造ことができるが、ただし
実質的に無水条件を反応器中で維持するものとする。
【0029】エステルまたはエーテルのカルボニル化に
有用な全ゆる可溶性のロジウム含有触媒をここで使用す
ることができる。ロジウムの供給源は、例えば単純な無
機塩例えばロジウム塩化物、臭化物、ヨウ化物または硝
酸塩、ロジウムのカルボニルまたは有機金属複合体、ま
たは配位化合物とし得る。反応媒体中で可溶性となる微
細に分割したロジウム金属も使用することができる。
【0030】触媒と共に使用するヨウ化物促進剤は、元
素ヨウ素、ヨウ化水素、ヨウ化物塩、例えばヨウ化ナト
リウム、または有機物起源のヨウ化物、例えばヨウ化ア
ルキルまたはアリールとし得る。ヨウ化物成分の好適な
供給源はヨウ化メチルである。例えばトリヨウ化ロジウ
ムのような化合物を使用することによりロジウムを用い
てヨウ化物の一部を供給することができる。ヨウ化物の
濃度は、少なくとも1:4、好ましくは1:10〜1:
1000のロジウム対ヨウ化物モル比を与えるようなも
のとする。
【0031】共促進剤は、共促進剤対ロジウム触媒のモ
ル比が少なくとも0.5:1、好ましくは0.5:1〜
105:1の範囲にあるような量で存在するものとする
。本発明の共促進剤は、反応帯域に導入する前に別々に
調製することもでき、または例えば現場でヨウ化アルキ
ルの供給源により四級化される対応するイミダゾールに
より現場で調製することができる。このイミダゾール自
体は、ヨウ化メチルのようなヨウ化アルキルの供給源に
より比較的置換されていないイミダゾールを現場でアル
キル化することにより調製することもできる。
【0032】ここに記載するカルボニル化反応は、触媒
系の溶液からなる液相中で行う。可溶性ロジウム成分の
濃度は、一般に反応混合物の10ppm〜20000p
pm、好ましくは10ppm〜10000ppm、最も
好ましくは10ppm〜3000ppmを構成するよう
なものとする。
【0033】このプロセスは過圧および昇温下で行う。 至適条件は使用する特定の供給原料および触媒系に依存
するが、反応は一般に10バール(bars)を越え、
好ましくは10〜100バールの圧力で100〜250
℃の範囲の温度で行う。ここに記載する好適な供給原料
については、至適温度および圧力範囲は幾分変動する。 しかしながら、与えられた供給原料についてのこの種の
至適温度および圧力の範囲は、カルボニル化における当
業者に馴染みのあるものである。
【0034】この発明で使用する一酸化炭素はできるだ
け純粋であることが好ましい。しかしながら、窒素のよ
うな希釈ガスまたは水素のような一酸化炭素としばしば
同時に製造されるガスの所定量が存在してもよい。水素
が存在する場合、これから製造され得る副生物の所望の
レベルと一貫性のあるレベルとすべきである。好ましく
は水素は反応帯域中に、適切には0.01〜10バール
(bara)、好ましくは0.1〜3バールの分圧で存
在する。
【0035】本発明のための適切な連続プロセスが本出
願人によるヨーロッパ特許出願EP0087870A号
に記載されており、これには一連のエステル化、カルボ
ニル化および分離工程においてメタノールおよび一酸化
炭素から酢酸の正味の共製造を伴うか、または伴うこと
なく無水酢酸を製造する方法が記載され、これは、(1
)エステル化工程でメタノールとリサイクル酢酸とを反
応させて主として酢酸メチル、水および場合により未反
応メタノールを含有するエステル化生成物を形成し、(
2)このエステル化生成物から水の一部を除去し、(3
)なお水を含有するエステル化生成物と一酸化炭素とを
カルボニル化工程で触媒として遊離または結合させた金
属カルボニル化触媒および促進剤として遊離または結合
させたハロゲンの存在下に反応させて酢酸および無水酢
酸を含有するカルボニル化生成物を形成し、(4)カル
ボニル化生成物を分別蒸留によりカルボニル化原料およ
び揮発性カルボニル化促進剤成分を含有する低沸点画分
、酢酸および無水酢酸画分、およびカルボニル化触媒成
分を含有する高沸点画分に分離し、(5)カルボニル化
原料およびカルボニル化促進剤成分を含有する低沸点画
分およびカルボニル化触媒成分を含有する高沸点画分を
カルボニル化工程にリサイクルし、(6)少なくとも一
部の酢酸画分をエステル化工程にリサイクルすることか
らなる。
【0036】
【実施例】本発明の共促進剤による可溶化および安定化
効果につき、以下の例によってここに説明する。
【0037】ロジウム触媒保存溶液の調製トリヨウ化ロ
ジウム(6.28g、13.00mmol)、水(28
.0g)、HI(57%水溶液の4.0g)および氷酢
酸(134.0g)の混合物を300mlのハステロイ
B2オートクレーブに導入した。このオートクレーブを
封止し、一酸化炭素により30bargに装填し、18
0℃に加熱し、この温度で48時間維持した。この期間
の終了に際してオートクレーブを冷却して排出した。溶
液を遠心分離し、酸分解の後に原子吸光スペクトル分析
を行うことによりロジウム濃度を分析した。典型的には
、触媒保存溶液は2000〜3000ppmのロジウム
を含有していた。保存溶液は使用の前にろ過した。
【0038】四級化イミダゾールの調製テトラヒドロフ
ラン中で3〜4等量のヨウ化メチルを用いてそれぞれの
イミダゾールを処理した後12時間還流することにより
本発明により、および本発明によらずに四級化されたイ
ミダゾールを調製した。幾つかの場合、ヨウ化メチルに
より四級化すると共にイミダゾールをアルキル化した。 四級化したイミダゾールおよび対応するイミダゾールを
以下にまとめる。これらの反応体から単離された生成物
を、溶解性/安定性試験の第1段階でフィッシャ−ポー
ターのチューブ中で180℃で酢酸、無水酢酸、酢酸メ
チル混合物中のヨウ化メチルを用いて更に処理してイミ
ダゾールの完全な四級化を確実なものとした。
【0039】本発明による実施例 四級化イミダゾール ヨウ化1,3,4−トリメチルイミダゾリウムヨウ化1
,2,3,4,5−ペンタメチルイミダゾリウム イミダゾール 4−メチルイミダゾール 1,2,4,5−テトラメチルイミダゾール。
【0040】比較実験 四級化イミダゾール ヨウ化1,3−ジメチルイミダゾリウムヨウ化1,2,
3−トリメチルイミダゾリウムイミダゾール 1−メチルイミダゾール 1,2−ジメチルイミダゾール。
【0041】イミダゾールは市販の供給元により供給さ
れたものである。
【0042】溶解性および安定性測定 本発明による実施例 実施例1 前記したように調製した3.62gのヨウ化1,3,4
−トリメチルイミダゾリウムを、無水酢酸(3.33g
)、酢酸メチル(2.38g)、ヨウ化メチル(2.8
5g)および酢酸(5.11g)の溶液に添加した。 その後この混合物をフィッシャ−ポーター管内で1バー
ル(bara)の窒素の下180℃で12時間加熱した
。この時間の終りに際して溶液を室温に冷却し、2.9
5gの触媒保存溶液を添加した。溶液を室温で1時間攪
拌した後サンプルを取った。サンプル溶液を遠心分離し
、酸消化の後に原子吸光スペクトル分析を行って共促進
剤の存在下におけるロジウム触媒の溶解性の測定値を得
ることによりロジウムについて溶液を分析した。
【0043】1バール窒素の下で22時間残りの溶液を
180℃に加熱した。この時間の終りに際して溶液を冷
却してサンプルを取った。サンプル溶液を遠心分離し、
酸消化の後に原子吸光スペクトル分析を行って共促進剤
の存在下におけるロジウム触媒の安定性の測定値を得る
ことによりロジウムについて溶液を分析した。結果を表
1に示す。
【0044】実施例2 前記したように調製した3.59gのヨウ化1,2,3
,4,5−ペンタメチルイミダゾリウムを、無水酢酸(
3.31g)、酢酸メチル(2.38g)、ヨウ化メチ
ル(2.67g)および酢酸(5.12g)の溶液に添
加した。その後この混合物をフィッシャ−ポーター管内
で1バール(bara)の窒素の下180℃で12時間
加熱した。この時間の終りに際して溶液を室温に冷却し
、3.00gの触媒保存溶液を添加した。溶液を室温で
1時間攪拌した後サンプルを取った。サンプル溶液を遠
心分離し、酸消化の後に原子吸光スペクトル分析を行っ
て共促進剤の存在下におけるロジウムの溶解性の測定値
を得ることによりロジウムについて溶液を分析した。
【0045】1バール窒素の下で22時間残りの溶液を
180℃に加熱した。この時間の終りに際して溶液を冷
却してサンプルを取った。サンプル溶液を遠心分離し、
酸消化の後に原子吸光スペクトル分析を行って共促進剤
の存在下におけるロジウム触媒の安定性の測定値を得る
ことによりロジウムについて溶液を分析した。結果を表
1に示す。
【0046】比較実験 比較実験A 前記したように調製した3.61gのヨウ化1,2,3
−トリメチルイミダゾリウムを、無水酢酸(3.31g
)、酢酸メチル(2.38g)、ヨウ化メチル(2.8
6g)および酢酸(5.11g)の溶液に添加した。 その後この混合物をフィッシャ−ポーター管内で1バー
ル(bara)の窒素の下180℃で12時間加熱した
。この時間の終りに際して溶液を室温に冷却し、3.0
0gの触媒保存溶液を添加した。溶液を室温で1時間攪
拌した後サンプルを取った。サンプル溶液を遠心分離し
、酸消化の後に原子吸光スペクトル分析を行って共促進
剤の存在下におけるロジウム触媒の溶解性の測定値を得
ることによりロジウムについて溶液を分析した。
【0047】1バール窒素の下で22時間残りの溶液を
180℃に加熱した。この時間の終りに際して溶液を冷
却してサンプルを取った。サンプル溶液を遠心分離し、
酸消化の後に原子吸光スペクトル分析を行って共促進剤
の存在下におけるロジウム触媒の安定性の測定値を得る
ことによりロジウムについて溶液を分析した。結果を表
1に示す。
【0048】比較実験B 前記したように調製した3.65gのヨウ化1,3−ジ
メチルイミダゾリウムを、無水酢酸(3.30g)、酢
酸メチル(2.40g)、ヨウ化メチル(2.89g)
および酢酸(5.13g)の溶液に添加した。その後こ
の混合物をフィッシャ−ポーター管内で1バール(ba
ra)の窒素の下180℃で12時間加熱した。この時
間の終りに際して溶液を室温に冷却し、2.89gの触
媒保存溶液を添加した。溶液を室温で1時間攪拌した後
サンプルを取った。サンプル溶液を遠心分離し、酸消化
の後に原子吸光スペクトル分析を行って共促進剤の存在
下におけるロジウム触媒の溶解性の測定値を得ることに
よりロジウムについて溶液を分析した。
【0049】1バール窒素の下で22時間残りの溶液を
180℃に加熱した。この時間の終りに際して溶液を冷
却してサンプルを取った。サンプル溶液を遠心分離し、
酸消化の後に原子吸光スペクトル分析を行って共促進剤
の存在下におけるロジウム触媒の安定性の測定値を得る
ことによりロジウムについて溶液を分析した。結果を表
1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】実施例4および5並びに比較実験Cおよび
D 増加させた量の無水酢酸を使用して更に実験を行った。
【0052】四級化イミダゾールの調製ジクロロメタン
中でそれぞれの遊離塩基を3〜4等量のヨウ化メチルを
用いて処理した後に加熱して3時間還流することにより
四級化イミダゾールを調製した。真空中で溶剤を除去す
ることにより生成物を単離した。
【0053】比較実験C 前記したように調製したヨウ化1,3−ジメチルイミダ
ゾリウム(2.789g)を、無水酢酸(4.205g
)、酢酸(11.511g)、ヨウ化メチル(3.11
1g)および酢酸メチル(3.001g)の溶液に添加
した。その後この混合物をフィッシャ−ポーター容器内
で1バール(bara)の窒素の下180℃で12時間
加熱した。この時間の終りに際して溶液を室温に冷却し
、[Rh(CO)2Cl]2(0.0305g)を添加
した。溶液を室温で1時間攪拌した後サンプルを取った
。 サンプル溶液を遠心分離し、酸消化の後に原子吸光スペ
クトル分析を行って共促進剤の存在下におけるロジウム
触媒の溶解性の測定値を得ることによりロジウムについ
て溶液を分析した。
【0054】1バール窒素の下で12時間残りの溶液を
180℃に加熱した。この時間の終りに際して溶液を冷
却してサンプルを取った。サンプル溶液を遠心分離し、
酸消化の後に原子吸光スペクトル分析を行って共促進剤
の存在下におけるロジウム触媒の安定性の測定値を得る
ことによりロジウムについて溶液を分析した。結果を表
2に示す。
【0055】実施例4 前記したように調製したヨウ化1,3,4−トリメチル
イミダゾリウム(2.368g)を、無水酢酸(4.2
23g)、酢酸(10.629g)、ヨウ化メチル(3
.223g)および酢酸メチル(3.210g)の溶液
に添加した。その後この混合物をフィッシャ−ポーター
容器内で1バール(bara)の窒素の下180℃で1
2時間加熱した。この時間の終りに際して溶液を室温に
冷却し、[Rh(CO)2Cl]2(0.0298g)
を添加した。溶液を室温で1時間攪拌した後サンプルを
取った。サンプル溶液を遠心分離し、酸消化の後に原子
吸光スペクトル分析を行って共促進剤の存在下における
ロジウム触媒の溶解性の測定値を得ることによりロジウ
ムについて溶液を分析した。
【0056】1バール窒素の下で12時間残りの溶液を
180℃に加熱した。この時間の終りに際して溶液を冷
却してサンプルを取った。サンプル溶液を遠心分離し、
酸消化の後に原子吸光スペクトル分析を行って共促進剤
の存在下におけるロジウム触媒の安定性の測定値を得る
ことによりロジウムについて溶液を分析した。結果を表
2に示す。
【0057】実施例5 前記したように調製したヨウ化1,2,3,4,5−ペ
ンタメチルイミダゾリウム(2.444g)を、無水酢
酸(4.215g)、酢酸(10.991g)、ヨウ化
メチル(3.330g)および酢酸メチル(3.006
g)の溶液に添加した。その後この混合物をフィッシャ
−ポーター容器内で1バール(bara)の窒素の下1
80℃で12時間加熱した。この時間の終りに際して溶
液を室温に冷却し、[Rh(CO)2Cl]2(0.0
337g)を添加した。溶液を室温で1時間攪拌した後
サンプルを取った。サンプル溶液を遠心分離し、酸消化
の後に原子吸光スペクトル分析を行って共促進剤の存在
下におけるロジウム触媒の溶解性の測定値を得ることに
よりロジウムについて溶液を分析した。
【0058】1バール窒素の下で12時間残りの溶液を
180℃に加熱した。この時間の終りに際して溶液を冷
却してサンプルを取った。サンプル溶液を遠心分離し、
酸消化の後に原子吸光スペクトル分析を行って共促進剤
の存在下におけるロジウム触媒の安定性の測定値を得る
ことによりロジウムについて溶液を分析した。結果を表
2に示す。
【0059】
【表2】
【0060】表2の結果は、逆行的な条件下で本発明に
よる共促進剤が、他の共促進剤より溶液中のより高い濃
度のロジウムを支持することを示す。
【0061】カルボニル化反応実験 四級イミダゾールの調製−実験6 ジクロロメタン溶剤中で1,2,4,5−テトラメチル
イミダゾールを3〜4モル等量のヨウ化メチルにより処
理し、3時間還流した。その後真空により溶剤を除去し
てヨウ化1,2,3,4,5−ペンタメチルイミダゾー
ルを生成し、これをその後のカルボニル化反応に使用し
た。
【0062】ヨウ化1,2,3,4,5−ペンタメチル
イミダゾリニウムの存在下におけるカルボニル化反応−
実験7 前記したように調製したヨウ化1,2,3,4,5−ペ
ンタメチルイミダゾリウム(9.02g)、無水酢酸(
5.21g)、酢酸メチル(6.81g)、ヨウ化メチ
ル(7.96g)、酢酸(21.01g)および[Rh
(CO)2Cl]2(0.072g)(反応器内容物の
761ppmのロジウムと等量)を100mlのハスタ
ロイB2オートクレーブに装填した。オートクレーブを
封止し、一酸化炭素により4バールゲージに過圧して1
80℃に加熱した。定常温度が得られた際に更に一酸化
炭素を添加することにより圧力を41バールに上げた。 温度を1時間維持し、その時間の間に圧力降下により一
酸化炭素の取り込みを測定した。この時間の終りに際し
、オートクレーブを冷却し圧力を抜き、ガスクロマトグ
ラフィにより内容物を分析した。無水酢酸の収量は3.
31gであり、酢酸メチルの35.2%変換に対応して
いた。一酸化炭素の取り込みに基く反応速度は3.35
モル/kg/hであった。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  カルボン酸無水物を製造するに際し、
    ロジウム触媒、ヨウ化物促進剤および共促進剤の存在下
    に反応帯域中で実質的に無水条件下にて一酸化炭素とカ
    ルボン酸エステルまたはアルキルエーテルとを反応させ
    ることからなり、共促進剤を、ヨウ化1,3−ジアルキ
    ル−4−メチルイミダゾリウム、ヨウ化1,3−ジアル
    キル−4−エチルイミダゾリウム、ヨウ化1,3−ジア
    ルキル−4−n−プロピルイミダゾリウム、ヨウ化1,
    3−ジアルキル−4−イソプロピルイミダゾリウム、ヨ
    ウ化1,3−ジアルキル−4−n−ブチルイミダゾリウ
    ム、ヨウ化1,3−ジアルキル−4−sec−ブチルイ
    ミダゾリウム、ヨウ化1,3−ジアルキル−4−ter
    t−ブチルイミダゾリウム、ヨウ化1,3−ジアルキル
    −2,4,5−トリメチルイミダゾリウムおよびこれら
    の混合物(ただし、アルキル基は独立にC1〜C20ア
    ルキルである)よりなる群から選択することを特徴とす
    るカルボン酸無水物の製造方法。
  2. 【請求項2】  共促進剤のアルキル基をメチルまたは
    エチルとすることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  共促進剤を、ヨウ化1,3,4−トリ
    メチルイミダゾリウムおよびヨウ化1,2,3,4,5
    −ペンタメチルイミダゾリウムよりなる群から選択する
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】  ヨウ化アルキルを用いて対応するイミ
    ダゾールを四級化することにより共促進剤を現場で調製
    することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の
    方法。
  5. 【請求項5】  ヨウ化アルキルにより比較的置換の少
    ないイミダゾールをアルキル化することにより対応する
    イミダゾールを現場で調製することを特徴とする請求項
    4記載の方法。
  6. 【請求項6】  反応帯域から反応媒体を除去しつつ、
    かつ反応帯域へロジウム触媒および促進剤をリサイクル
    させる前に反応媒体からカルボン酸無水物生成物を分離
    しつつ連続的にプロセスを操作することを特徴とする請
    求項1乃至5いずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】  カルボン酸エステルまたはアルキルエ
    ーテルが2〜6の炭素原子を有することを特徴とする請
    求項1乃至6いずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】  カルボン酸エステルを酢酸メチルまた
    は酢酸エチルとすることを特徴とする請求項7記載の方
    法。
  9. 【請求項9】  カルボン酸エステルおよび/またはア
    ルキルエーテル供給原料と共に調節された量のアルカノ
    ールおよび/または水を反応帯域に導入してカルボン酸
    を共製造することを特徴とする請求項1乃至8いずれか
    に記載の方法。
  10. 【請求項10】酢酸メチルと共に調節された量のメタノ
    ールおよび/または水を反応帯域に導入して無水酢酸と
    共に酢酸を共製造することを特徴とする請求項9記載の
    方法。
  11. 【請求項11】共促進剤がロジウム触媒に対して0.5
    :1〜105:1のモル比で存在することを特徴とする
    請求項1乃至10いずれかに記載の方法。
JP3255199A 1990-10-03 1991-10-02 カルボン酸無水物の製造方法 Pending JPH04257538A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9021454:5 1990-10-03
GB909021454A GB9021454D0 (en) 1990-10-03 1990-10-03 Process

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04257538A true JPH04257538A (ja) 1992-09-11

Family

ID=10683136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3255199A Pending JPH04257538A (ja) 1990-10-03 1991-10-02 カルボン酸無水物の製造方法

Country Status (20)

Country Link
US (1) US5298586A (ja)
EP (1) EP0479463B1 (ja)
JP (1) JPH04257538A (ja)
KR (1) KR100213514B1 (ja)
CN (1) CN1033698C (ja)
AT (1) ATE131468T1 (ja)
AU (1) AU634912B2 (ja)
CA (1) CA2052632A1 (ja)
CS (1) CS300491A3 (ja)
DE (1) DE69115424T2 (ja)
FI (1) FI914647A (ja)
GB (1) GB9021454D0 (ja)
HU (1) HUT59898A (ja)
MX (1) MX9101414A (ja)
MY (1) MY107657A (ja)
NO (1) NO913860L (ja)
NZ (1) NZ240009A (ja)
SU (1) SU1834883A3 (ja)
YU (1) YU161791A (ja)
ZA (1) ZA917709B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06100479A (ja) * 1992-06-30 1994-04-12 Korea Advanced Inst Of Sci Technol 酢酸、酢酸メチル及び無水酢酸の同時製造方法
JPH0753441A (ja) * 1993-07-27 1995-02-28 Korea Advanced Inst Of Sci Technol メタノールのカルボニル化による酢酸、酢酸メチルおよび無水酢酸の製造方法

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9120902D0 (en) * 1991-10-02 1991-11-13 Bp Chem Int Ltd Purification process
GB9218346D0 (en) * 1992-08-28 1992-10-14 Bp Chem Int Ltd Process
GB9303770D0 (en) * 1993-02-25 1993-04-14 Bp Chem Int Ltd Process
GB9305902D0 (en) * 1993-03-22 1993-05-12 Bp Chem Int Ltd Process
DE10138778A1 (de) 2001-08-07 2003-02-20 Basf Ag Flexibles Verfahren zur gemeinsamen Herstellung von Ameisensäure sowie einer Carbonsäure mit mindestens zwei Kohlenstoffatomen und/oder deren Derivaten
EP1501779B1 (en) * 2002-05-06 2009-12-23 Eastman Chemical Company Continuous carbonylation process
DE10232305A1 (de) * 2002-07-17 2004-02-05 Goldschmidt Ag Verfahren zur Herstellung von organomodifizierten Polysiloxanen unter Verwendung ionischer Flüssigkeiten
DE10249928A1 (de) 2002-10-26 2004-05-06 Basf Ag Flexibles Verfahren zur gemeinsamen Herstellung von (i) Ameisensäure, (ii) einer Carbonsäure mit mindestens zwei Kohlenstoffatomen und/oder deren Derivate und (iii) eines -Carbonsäureanhydrids
US7737298B2 (en) * 2006-06-09 2010-06-15 Eastman Chemical Company Production of acetic acid and mixtures of acetic acid and acetic anhydride
US7582792B2 (en) * 2006-06-15 2009-09-01 Eastman Chemical Company Carbonylation process
US7253304B1 (en) 2006-06-20 2007-08-07 Eastman Chemical Company Carbonylation process
US7629491B2 (en) * 2006-06-26 2009-12-08 Eastman Chemical Company Hydrocarboxylation process
US20090247783A1 (en) * 2008-04-01 2009-10-01 Eastman Chemical Company Carbonylation process
TW201022202A (en) * 2008-12-04 2010-06-16 China Petrochemical Dev Corp Method for producing carboxylic acid anhydride
TW201209034A (en) 2010-08-31 2012-03-01 China Petrochemical Dev Corp Production method for carboxylic acid anhydride
US9012683B2 (en) 2010-11-12 2015-04-21 Eastman Chemical Company Coproduction of acetic acid and acetic anhydride
CN106687435B (zh) * 2014-06-20 2020-09-01 英国石油化学品有限公司 用于提纯乙酸甲酯混合物的方法
RU2708627C2 (ru) * 2014-06-20 2019-12-10 Бп Кемикэлз Лимитед Способ получения диметилового эфира из газообразных смесей монооксида углерода, водорода и метилацетата

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1058636A (en) * 1975-03-10 1979-07-17 Nabil Rizkalla Process for preparing carboxylic acid anhydrides
DE2836084A1 (de) * 1978-08-17 1980-03-06 Hoechst Ag Verfahren zur herstellung von essigsaeureanhydrid
JPS6027651B2 (ja) * 1981-08-13 1985-06-29 工業技術院長 アルカンポリオ−ルの製造方法
DE3144772A1 (de) * 1981-11-11 1983-05-19 Hoechst Ag, 6230 Frankfurt Verfahren zur herstellung von essigsaeureanhydrid und essigsaeure
NZ203226A (en) * 1982-02-13 1985-08-30 Bp Chemical Ltd Production of acetic anhydride from methanol and carbon monoxide
GB8404136D0 (en) * 1984-02-16 1984-03-21 Bp Chem Int Ltd Carbonylation process
CA1228867A (en) * 1984-05-03 1987-11-03 G. Paull Torrence Methanol carbonylation process
DE3429179A1 (de) * 1984-08-08 1986-02-20 Hoechst Ag, 6230 Frankfurt Verfahren zur gemeinsamen herstellung von carbonsaeuren und carbonsaeureanhydriden sowie ggf. carbonsaeureestern
DE69009829T2 (de) * 1989-04-06 1994-10-13 Bp Chem Int Ltd Verfahren zur Herstellung von Carbonsäuren.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06100479A (ja) * 1992-06-30 1994-04-12 Korea Advanced Inst Of Sci Technol 酢酸、酢酸メチル及び無水酢酸の同時製造方法
JPH0753441A (ja) * 1993-07-27 1995-02-28 Korea Advanced Inst Of Sci Technol メタノールのカルボニル化による酢酸、酢酸メチルおよび無水酢酸の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE69115424D1 (de) 1996-01-25
AU8551091A (en) 1992-04-30
YU161791A (sh) 1994-06-10
CN1061401A (zh) 1992-05-27
KR920007972A (ko) 1992-05-27
MX9101414A (es) 1994-06-30
DE69115424T2 (de) 1996-05-02
EP0479463A3 (en) 1992-12-02
GB9021454D0 (en) 1990-11-14
MY107657A (en) 1996-05-30
AU634912B2 (en) 1993-03-04
NO913860D0 (no) 1991-10-02
CA2052632A1 (en) 1992-04-04
CS300491A3 (en) 1992-04-15
ATE131468T1 (de) 1995-12-15
FI914647A (fi) 1992-04-04
EP0479463A2 (en) 1992-04-08
US5298586A (en) 1994-03-29
HUT59898A (en) 1992-07-28
KR100213514B1 (ko) 1999-08-02
NO913860L (no) 1992-04-06
CN1033698C (zh) 1997-01-01
SU1834883A3 (ru) 1993-08-15
EP0479463B1 (en) 1995-12-13
FI914647A0 (fi) 1991-10-03
HU913145D0 (en) 1992-01-28
ZA917709B (en) 1993-03-26
NZ240009A (en) 1993-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04257538A (ja) カルボン酸無水物の製造方法
CA1111065A (en) Production of acetic anhydride
JP4854919B2 (ja) 非水イオン性液体中でロジウムまたはイリジウム系の触媒を使用し、効果的に触媒をリサイクルする、アルコールのカルボニル化方法
KR0163040B1 (ko) 카르복실산의 제조방법
EP0087869B1 (en) Process for the coproduction of carboxylic acids and acid anhydrides
US5091563A (en) Process for preparing α-phenylpropionic acid derivative
JP2512391B2 (ja) ブタジエンのヒドロキシカルボニル化法
JP2761530B2 (ja) カルボン酸の異性化方法
US4351972A (en) Process for making anhydrous alkyl iodides
JPS6310937B2 (ja)
JP2844178B2 (ja) α,β−不飽和カルボン酸エステルの製造方法
EP0132391A2 (en) Process for the production of acetic anhydride
EP0063105B1 (en) Process for producing ethyl acetate by homologation of methyl acetate
US4857657A (en) Preparation of hexenedioic acid diesters
JPS59222440A (ja) アルフア−ハロアルキルエステルの製造法
EP0574725A1 (de) Verfahren zur Herstellung von Halogenessigsäurevinylestern
US4339586A (en) Production of pyridoxine
NL8105840A (nl) Werkwijze voor het omzetten van azijnzuuranhydride.
JPH0515786A (ja) 酢酸及び酢酸メチル合成用触媒
JPS6156154A (ja) ロジウム錯体触媒を用いるアルコールからのアセテートエステルの製造
JPS6230190B2 (ja)
HU208298B (en) Process for producing saturated carboxylic acids