JPH0425732Y2 - - Google Patents

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JPH0425732Y2
JPH0425732Y2 JP1986088374U JP8837486U JPH0425732Y2 JP H0425732 Y2 JPH0425732 Y2 JP H0425732Y2 JP 1986088374 U JP1986088374 U JP 1986088374U JP 8837486 U JP8837486 U JP 8837486U JP H0425732 Y2 JPH0425732 Y2 JP H0425732Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は螢光表示管、液晶パネル及びプラズマ
デイスプレイ等の表示装置、特に表示パネルの端
子部の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の表示装置における表示パネルの
端子部と駆動用回路基板の端子部との接続構造は
半田付けによるものが主である。
第2図は従来例を示すものである。
この例において、表示パネル1の端子部1aと
駆動用回路基板2の端子部2aとは金属製のリー
ドフレーム11を介して、該リードフレーム11
の両端で各々半田付けによつて接続した構造とな
つている。
このような従来の構造は前述の端子部1a,2
aのピッチ間隔が比較的広いもの及び端子数の少
ないものについては実用的である。しかし、近年
所望されている表示パネル1の大型化及び解像度
の向上のためには次の欠点があり実用的でない。
すなわち、 (1) 表示パネルの大型化による端子数の増加のた
め、半田付けの工数が膨大なものとなり経済的
でない。
(2) ドツトマトリツクス型の表示パネルの解像度
向上には、マトリツクスのフアイン化が不可欠
であり、このため端子のピツチ間隔が狭くな
る。従つて、半田付けにおいては、隣接端子間
短絡等の不具合が生じ易く歩留りが低い。
前述の欠点をなくすため、第3図に示すように
合成樹脂フイルム5に所望の導電帯4を形成した
フレキシブル回路基板3(以下FPCと略す)と
異方性導電膜とを使用した表示装置が開発されて
いる。その構造を第4図に示してある。第4図に
示すように、表示パネル1の端子部1aは金属等
の導電性微粒子7を合成樹脂接着剤6に分散させ
た異方性導電膜を介してFPC3と熱圧着によつ
て接続された構造となつている。また駆動用回路
基板2の端子部2aも同様な構造である。この構
造では、前述の端子部1a,2aとFPC3の導
電帯が熱圧着によつて、各々導電性微粒子7と接
触し、電気的接続が行われる。また、隣接する端
子間の隙間には、熱圧着時に圧力が加わらないた
め、隣接端子間の絶縁は保持される。
このような構造を有するため、端子数が増加し
ても接続が容易にでき、又0.2〜3mmのフアイン
ピツチ化が可能である長所を有する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の異方性導電膜
による接続構造を採用した表示装置では端子部1
a,2aとFPC3との接着は実質的に合成樹脂
接着剤6によつてなされている。
従つて、FPC3の長さが短い場合には、例え
ば表示パネル1の端子部1aとFPC3とを熱圧
着によつて接着後、駆動用回路基板2の端子部2
aとFPC3とを接着する際、前記表示パネル1
の端子部1aにも熱が伝導し、合成樹脂接着剤6
の接着力が弱くなりFPC3のずれ又ははがれが
生じ、接続不良が発生し易い欠点がある。
このため、従来の表示装置ではFPC3を長く
する必要があり、表示装置が表示パネル1の大き
さに比べ大型化せざるを得なく、近年所望されて
いる小型化かつ薄型化した表示装置の実現が困難
であつた。
また、表示パネル1の端子部1aの端子材料と
して銀あるいはアルミニウム等が使用されている
場合、前述のような従来の表示装置では耐湿性に
劣り、端子の酸化及びマイグレーシヨンが生じ接
続不良が発生し易い。
このため特にきびしい耐湿性が要求される車載
用の表示装置などには適用できない欠点がある。
本考案はこれら前述の欠点を排除するもので、
その目的は、小型化,薄型化が可能であり、かつ
接続部分の耐湿性等に優れた信頼性の高い表示装
置を提供することにある。
〔考案の従来技術に対する相違点〕
上述した従来の表示装置の不具合に対し、本考
案の表示装置では、表示パネルの端子部とFPC
との接続部を合成樹脂接着剤及びガラス板にて被
覆した構造に独創的内容を有する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は表示パネルと、駆動用回路基板と、合
成樹脂フイルム上に導電帯を形成し前記表示パネ
ルと駆動用回路基板を電気的に接続するフレキシ
ブル回路基板とからなる表示装置において、表示
パネルの端子部とフレキシブル回路基板の端子部
とを第1の合成樹脂接着剤に導電性粒子を分散さ
せた異方性導電膜を介して接続し、該接続部分の
フレキシブル回路基板の端子部の上面に第2の合
成樹脂接着剤を介してガラス板を密着し、表示パ
ネルの端子部の端面に前記第2の合成樹脂接着剤
を介してフレキシブル回路基板を接着したことを
特徴とする表示装置である。
〔実施例〕
次に本考案の実施例について説明する。
(実施例 1) 第1図は本考案の一実施例の縦断面図である。
表示パネル1の端子部1aはFPC3の端子部
3aとアクリル系接着剤に半田合金粉末を分散さ
せた異方性導電膜8を介して接続されており、
FPC3の端子部3aの上面にはUV硬化型アクリ
ル系の合成樹脂接着剤9を介して厚さ1.3mmのガ
ラス板10が密着され、かつ表示パネル1の端子
部1aの端面は前記合成樹脂接着剤9を介して
FPC3と接着された構造となつている。
なお、表示パネル1の端子部1aは端子巾0.3
mm、端子間隔0.3mmの50個の銀厚膜印刷端子から
なつている。
本実施例の表示装置と従来の表示装置(ガラス
板10又はガラス板10と合成樹脂接着剤9のな
い表示装置)との表示パネル1の端子部1aと
FPC3の端子部3aとの接続部の信頼性を比較
するため、次の2点の評価を行つた。
先ず、FPC3と駆動用回路基板(図示せず)
とを異方性導電膜を介して熱圧着によつて接続し
た前後で、先に接続してある前述の表示パネルの
端子部とFPCの端子部との接続抵抗の変化を調
べた。
従来の表示装置の前記の接続抵抗は1.5〜3倍
増加していたのに対し、本実施例の表示装置では
接続抵抗の変化は全く認められなかつた。
このことから、本実施例の表示装置では、
FPC3と駆動用回路基板の熱圧着によつて、表
示パネル1の端子部1aとFPC3の端子部3a
の接続部が加熱されても、ガラス板の重し効果の
ため、FPC3のずれ又ははがれが生じることな
く、接続抵抗が安定していることが判る。
次に相対湿度95%以上、温度80℃の雰囲気下
で、表示パネル1の端子部1aとFPC3の端子
部3aの接続部の隣接端子間にDC200Vを印加
し、隣接端子間の絶縁性を評価した。
従来の表示装置では評価試験10〜30時間経過
後、隣接端子間の絶縁破壊が生じ、明らかに銀の
マイグレーシヨンが認められた。
これに対し、本実施例の表示装置では、200時
間経過しても隣接端子間の絶縁抵抗は104MΩ以
上に保たれており、耐湿性にも優れていることが
判つた。
(実施例 2) 次に本考案の第2の実施例について説明する。
本実施例の表示装置では、第1図と同様な構造
において、表示パネル1の端子部1aは端子巾
0.15mm,端子間隔0.15mmの合計100端子のアルミ
ニウム薄膜端子からなつており、又合成樹脂接着
剤9はエポキシ系接着剤からなつている。
本実施例においてはFPCと駆動用回路基板と
の接続を半田付けにより行つた。
半田付け前後での先に接続してある表示パネル
1の端子部1aとFPC3の端子部3aとの接続
抵抗は全く変化せず、また実施例1と同様な耐湿
評価を行つても、隣接端子間の絶縁劣化は生じな
かつた。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の表示装置では、表
示パネルの端子部とFPCの端子部との接続部を
合成樹脂接着剤及びガラス基板で覆うことによつ
て、該接続部の耐熱性,耐湿性を向上できる。
従つて、FPCの長さを極力短くすることがで
き、小型化かつ薄型化した表示装置が実現でき
る。また、耐湿性にも優れているため、車載用等
のきびしい耐湿性が要求される表示装置を低コス
トで生産できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す表示装置の縦断
面図、第2図は従来の表示装置の縦断面図、第3
図はFPCの斜視図、第4図は従来の表示装置の
縦断面図である。 1……表示パネル、1a,2a,3a……端子
部、2……駆動用回路基板、3……フレキシブル
回路基板、4……導電帯、5……合成樹脂フイル
ム、6,9……合成樹脂接着剤、7……導電性微
粒子、8……異方性導電膜、10……ガラス板、
11……リードフレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表示パネルと、駆動用回路基板と、合成樹脂フ
    イルム上に導電帯を形成し前記表示パネルと駆動
    用回路基板を電気的に接続するフレキシブル回路
    基板とからなる表示装置において、表示パネルの
    端子部とフレキシブル回路基板の端子部とを第1
    の合成樹脂接着剤に導電性粒子を分散させた異方
    性導電膜を介して接続し、該接続部分のフレキシ
    ブル回路基板の端子部の上面に第2の合成樹脂接
    着剤を介してガラス板を密着し、表示パネルの端
    子部の端面に前記第2の合成樹脂接着剤を介して
    フレキシブル回路基板を接着したことを特徴とす
    る表示装置。
JP1986088374U 1986-06-10 1986-06-10 Expired JPH0425732Y2 (ja)

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JPS62199785U JPS62199785U (ja) 1987-12-19
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JPS6165287A (ja) * 1984-09-07 1986-04-03 株式会社日立製作所 液晶表示素子とフレキシブル配線板の接続方式

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