JPH04256461A - 流体処理装置 - Google Patents

流体処理装置

Info

Publication number
JPH04256461A
JPH04256461A JP3145980A JP14598091A JPH04256461A JP H04256461 A JPH04256461 A JP H04256461A JP 3145980 A JP3145980 A JP 3145980A JP 14598091 A JP14598091 A JP 14598091A JP H04256461 A JPH04256461 A JP H04256461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
substrate
head member
head
directing means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3145980A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0712461B2 (ja
Inventor
Steven L Bard
スティーブン・リンディー・バード
David N Christensen
デビッド・ノーマン・クリステンセン
John J Glenning
ジョン・ジョセフ・グレニング
James A Nicoletti
ジェームズ・アンソニー・ニコレッティ
Mark W Urdanick
マーク・ウィリアム・アーダニック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH04256461A publication Critical patent/JPH04256461A/ja
Publication of JPH0712461B2 publication Critical patent/JPH0712461B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23FNON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
    • C23F1/00Etching metallic material by chemical means
    • C23F1/08Apparatus, e.g. for photomechanical printing surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B3/04Cleaning involving contact with liquid
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/0061Tools for holding the circuit boards during processing; handling transport of printed circuit boards
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/02Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding
    • H05K3/06Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which the conductive material is applied to the surface of the insulating support and is thereafter removed from such areas of the surface which are not intended for current conducting or shielding the conductive material being removed chemically or electrolytically, e.g. by photo-etch process
    • H05K3/068Apparatus for etching printed circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流体処理装置に関し、よ
り詳しくは、基板等を処理するための流体処理装置に関
する。本明細書において以下に明らかにするように、本
発明の装置は金属系基板等のエッチング処理に特に適し
たものである。
【0002】
【従来の技術】基板ないし基板に類似した物品を処理す
ることを目的として設計された様々な装置が従来より公
知となっている。その具体的な例としては、米国特許第
4142010号(D. J. Pipkin et 
al. )、同第4152153号(J. M. Ja
cksonet al.)、同第4299186号(D
. J. Pipkin et al. )、同第43
87124号(D. J. Pipkin)、並びに、
同第4836133号(A. Wohrle )に図示
され記載されているものを挙げることができる。更にま
た、IBM技術開示広報、1980年、9月号(IBM
 Technical Disclosure Bul
letin, Vol. 23, No. 4, Se
ptember, 1980)の、第1362頁及び第
1363頁(M. Gagne)も参照されたい。これ
ら刊行物に図示され記載されている種々の装置は、物品
を処理する幾つかの異なった処理形態を提供し得るもの
であり、それらの処理形態の中には、例えば、その物品
に対するコーティング処理、洗浄処理、それに化学処理
(例えばエッチング等)、等々がある。従って、本明細
書において本発明の機能を述べる際に使用する「処理」
という用語は、以上の諸機能(コーティング処理、洗浄
処理、及び化学処理)を含むと共に、更に、本明細書の
教示からそれと認識することのできるその他の機能(例
えばメッキ処理等)を含めて意味する用語である。更に
は、本明細書で使用する「流体」という用語は、液体(
例えばエッチング液等)と、気体(例えば空気等)とを
含めて意味する用語である。以下の記載から明らかとな
るように、本発明の装置は、比較的薄肉の金属系基板の
エッチング処理に特に適したものである。しかしながら
、本発明は、この特定の用途に限定されるものではなく
、なぜならば、本発明は、以上に示した、その他の種々
の用途にも使用可能なものだからである。
【0003】本明細書において以下に明示するように、
本発明は、流体を基板に作用させる際に、その流体を基
板上の精密に規定した所定区域へ、しかも略々その所定
区域だけへ導流するようにしたものである。本発明はヘ
ッド部材を使用しており、該ヘッド部材は、2種類の流
体を導流し、そのうちの一方の流体の働きによって、他
方の流体が影響を及ぼす領域を前記所定区域のみに限局
するようにしている。本発明は、そのために、2種類の
流体を夫々の圧力で使用するようにしており、それによ
って、比較的高精度で流体を作用させることができるよ
うにしている。更に、本発明は、以下の記載から容易に
理解されるように、比較的簡明な方式で動作するもので
あると共に、その製造コストが比較的低廉なものでもあ
る。本明細書に示す優れた特徴、並びにその他の、以下
の教示から認識し得る特徴を備えた流体処理装置は、当
技術分野における大きな進歩であるというべきである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の主要
目的の1つは、流体処理装置の技術分野に進歩向上をも
たらすことにある。本発明の更なる目的は、比較的高い
精度をもって、且つ、容易な方式で基板へ流体を作用さ
せることのできる、流体処理装置を提供することにある
。本発明の更なる目的は、動作方式が比較的簡明で、且
つ、比較的低いコストで製造することができる上記の種
類の装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの局面とし
て示す、基板へ流体を作用させるための装置は、少なく
とも1つのヘッド部材を含んでおり、該ヘッド部材はそ
の中に、第1流体を所定の第1圧力で基板へ導流するた
めの第1流体導流手段と、第2流体を所定の第2圧力で
(この第2圧力は流体交わり部における圧力である)基
板へ導流することによって、前記第1流体が前記基板へ
影響を及ぼす領域を、所定区域に限局する第2流体導流
手段とを含んでいる。
【0006】
【実施例】本発明をより明らかに理解するために、また
、本発明のその他の目的、利点及び機能をより明らかに
理解するために、添付図面に関する以下の開示を参照さ
れたい。
【0007】図1〜図5は、本発明の一好適実施例に係
る流体処理装置10を図示したものである。以下の説明
から理解されるように、本発明は、製造物へ(例えば基
板の表面等へ)流体を作用させる際に、その製造物上の
所望の領域への物質移動量を比較的大きなものとし、し
かも、この装置の外部の大気との相互作用を実質的に制
限してそれを行なえるようにしたものである。より詳細
に説明すると、ここに教示する装置は、流体が比較的高
い精度で基板上の選択した領域へ影響を及ぼすようにす
ることができるようにしたものであり、このように影響
を及ぼす領域を高精度とすることは、例えば電子パッケ
ージのためのマイクロ回路等をはじめとする種々の製造
物を製造する際に重要と考えられるものである。従って
、ここに示す発明は、その種の物品の製造に用いるのに
特に適したものであり、また特に主流体としてエッチン
グ液等を用いる製造工程に適したものである。ただし、
本発明はその種の用途に限定されるものではなく、なぜ
ならば、その他の種類の流体(並びにその流体に付随す
る製造工程)も、本発明を用いることによって容易に利
用ないし実施し得るからである。その具体例を挙げるな
らば、装置10は、種々の基板(例えば金属系材料製の
リードフレーム等)のリンス処理にも利用することがで
きると共に、それらの基板の上に存在する種々の物質(
例えばフォトレジスト等)の除去処理を、その処理のた
めの公知の流体(例えば水酸化ナトリウムや水酸化カリ
ウム等の苛性アルカリ溶液等)を用いて行なう場合にも
利用することができ、また更には、後に示すように、本
発明に比較的小さな改変を加えるだけで、物質付加を伴
う製造工程(例えばメッキ処理工程等)にも利用するこ
とができるものである。従って本発明は、流体処理装置
の技術分野に大きな進歩をもたらすものであることが理
解されよう。
【0008】装置10は、少なくとも1つのヘッド部材
11を備えており、このヘッド部材11はその中に導流
手段13を含んでいる。導流手段13は、この装置10
の中に置かれている基板19の上に定められている区域
である、所定の第1区域17へ、所定の第1圧力の第1
流体15(図2には実線の矢印で表わした)を導流する
ための手段である。本発明の一具体例においては、第1
流体15はエッチング液(塩化第二銅)とし、そのエッ
チング液を実質的に金属系(銅製)の基板19上の区域
17へ作用させるようにした。また別の一具体例におい
ては、基板19としては、その表面に更に別の材質(例
えば重合体等)を備え、その重合体の上に更なる導電層
を備えたものを用いた。その具体例におけるエッチング
液の目的は、その導電層の防護した部分を除去すること
であり、その基板19は、処理の後には、マイクロ回路
の構造体として使用するものであった。その種の導電体
材料の更なる例は、図3に引用符号21で示してあるが
、絶縁材である重合体は示していない。既述の如く、装
置10で処理することのできる基板の材料は上記のもの
ばかりでなく、非金属系材料をも含めた、その他の基板
材料に対する処理も必要に応じて行なうことができる。 従って本発明は、本明細書に示す特定の基板の種類に限
定されるものではない。
【0009】上記実施例においては、金属系材料製基板
19は、その全幅寸法(図3の寸法W)が約2.73イ
ンチ(約69.3ミリメートル)で、その厚さ(図3の
寸法T)が僅か0.020インチ(約0.51ミリメー
トル)のものとしている。厚さが0.005インチから
約0.150インチまで(約0.13ミリメートルから
約3.8ミリメートルまで)の範囲内にある基板であれ
ば、本発明を用いて良好に処理することができる。更に
また、幅寸法が7インチ(約180ミリメートル)や2
1インチ(約530ミリメートル)の、大きな基板も、
実際に処理することができた。図2に示すように、ヘッ
ド部材11は更に導流手段23を含んでおり、この導流
手段23は、第1流体15の圧力と略々等しいか或いは
それよりも大きい所定の第2圧力の第2流体25(図2
には破線矢印で表わした)を導流するための手段であり
、この導流手段23によって、第2流体25は、基板1
9上の、流体15を作用させるようにした第1区域17
に隣接した所定の区域27へ導流されるようにしてある
。図2から分かるように、第2流体25を作用させるた
めの手段であるこの導流手段23は、第2流体を基板の
第1区域17の両側の端部へ導流している。第2流体を
このように作用させているため、それによって、第1流
体15が作用する領域が限局されて、第1流体15が影
響を及ぼし得る区域が実質的に区域17のみ、即ち、装
置10の略々中央の領域のみであるようになっている。
【0010】本発明の一具体例(前述のエッチング液を
使用するようにした具体例)では、第2流体としては空
気を選択した。既述の如く、第2流体は、その圧力を第
1流体の圧力と略々等しいか或いはそれよりも大きい圧
力とすることによって、第1流体が影響を及ぼす区域を
所望の区域とするようにするものである。流体としてエ
ッチング液と空気とを使用するようにしたこの具体例で
は、エッチング液の供給圧力は約3〜約7ポンド/平方
インチ(約0.21〜約0.49キログラム/平方セン
チメートル)の範囲内の圧力に定め、一方、空気の供給
圧力は約3〜約15ポンド/平方インチ(約0.21〜
約1.1キログラム/平方センチメートル)にした。そ
して、エッチング液の体積流量は、約6〜約10ガロン
/分(約23〜約38リットル/分)の範囲内の値にし
た。また、更に別の具体例では、装置10を使用してリ
ンス処理を行なうようにした。その第1流体には脱イオ
ン水を使用し、これを約1〜約2ポンド/平方インチ(
約0.07〜約0.14キログラム/平方センチメート
ル)の範囲内の圧力で供給するようにすると共に、第2
流体(この具体例でも空気とした)は、約1〜約5ポン
ド/平方インチ(約0.07〜約0.35キログラム/
平方センチメートル)の圧力で供給するようにした。 脱イオン水の体積流量は約2〜約4ガロン/分(約7〜
約15リットル/分)の範囲内の値にした。尚、この装
置10は、その中に装填された基板を処理する際に、そ
の基板がこの装置に対して相対的に所定の速度で移動し
ている状態でも、また、相対的に停止している状態でも
、その基板の処理を行なうことができる。基板19が移
動している状態では、第1流体15は、ヘッド11に対
向している基板表面の、その略々全域に亙って衝突する
ことになる。しかしながら本発明では、所定の時間だけ
、図2に示した区域17へ流体を供給し得るようにして
あり、それによって、所望の時間だけ、その供給される
特定の流体と接触させることができるようになっている
。また、その接触時間は、基板の移動速度を然るべく調
節することによって容易に調節し得るものであることは
、言うまでもない。
【0011】装置10は、好ましくは、ヘッド部材を2
個含んだ構成とするのが良く、その場合の第2のヘッド
部材を、図面には引用符号11’ で示した。また、こ
の第2ヘッド部材11’ は、図2に示した下方のヘッ
ド部材11と同一の形状とすることもできる。それゆえ
、対応する構造部分を示すためには対応した引用符号を
用いることにする。ただし、本発明は上下のヘッド部材
を同一の形状とすることに限定されるものではない。な
ぜならば、第2ヘッド部材の内部構造を異なったものと
しても所期の目的を達成することができ、また、2種類
の流体を供給することによって、正確な位置に流体が影
響を及ぼすようにするということを、下方ヘッド部材1
1だけで行なうようにすることもできるからである。更
にこの第2ヘッド部材11’ は、ヘッド部材11の導
流手段13及び23と実質的に同一の導流手段13’ 
及び23’ を含んでいる。この構成(即ち実質的に同
一形状のヘッド部材を2個使用する構成)は、同じ1枚
の基板の両面に実質的に同一の処理を施す場合に特に好
適なものである。いうまでもなく、本発明はこの構成に
限定されるものではなく、なぜならば、互いに異なった
処理(例えばエッチング処理とリンス処理)を同じ1枚
の基板の両面に施すことも可能だからである。また基板
19が、多孔構造といえるものである場合(即ち貫通開
口等を備えている場合)には、やはり、互いに類似形状
として対向させた2個のヘッド部材を用いる構成とする
ことが好ましい場合がある。そうした構成においては、
引用符号15’ と25’ とで、夫々、第1流体と第
2流体とを表わすことにする。
【0012】装置10に、互いに対向させた2個のヘッ
ド部材を使用するようにした場合には、流体を作用させ
ている間、基板が、対向したそれらヘッド部材のいずれ
からも離隔した位置(図2に示した)に維持されるよう
にすることができる。また、ヘッド部材を1個しか使用
しない場合であっても、基板が、使用流体圧力に応じた
所定の距離だけ上方へ離隔した位置に維持されるように
することができる。容易に理解されるように、2個のヘ
ッド部材の各々から供給される2種類の流体から基板へ
充分な圧力が加えられることによって、その基板が離隔
したその位置に維持されるのである。エッチング液と空
気とを用いるようにした上述の具体例では、それらエッ
チング液と空気の供給圧力を上述の範囲内の値として、
その寸法を上述の値とした実質的に剛体の基板を処理し
たところ、その基板が維持された位置は、その基板に対
向した各ヘッド部材の平らな表面から、約0.003イ
ンチ〜約0.015インチ(約0.08ミリメートル〜
0.4ミリメートル)の範囲内にある距離だけ離れた位
置であった。
【0013】第1流体15を導流するための導流手段1
3は、ヘッド部材11の内部に設けた少なくとも1つの
導入ポート31と、この導入ポート31に関連させて設
けた少なくとも1つの排出ポート33とを備えている。 図2及び図3から分かるように、導流手段13は、この
導入ポート31を複数個(図示例では11個)含んでお
り、それら導入ポートは、ヘッド部材11の外表面(上
面)に、3本の列に並べて配列してある。更に、図1及
び図3から分かるように、導流手段13のそれら複数個
の導入ポートの各々は、その側壁部を断面曲線形状とし
てあり、この形状は、エッチング液等の流体を効果的に
流動させるための、そしてその流体を、対向している基
板へ向けて最も効果的な方法で導流するための、極めて
適当な形状であると考えられるものである。また特に、
夫々の排出ポート33は、それらの本数を4本だけとし
てあり、その各々を、導入ポート33の1本の列に関連
させて、その列に近接した位置に形成してある。図2及
び図3から分かるように、各々の排出ポート33は細長
形状としてあり、従って、ヘッド部材の上面の溝ないし
スロットを構成するものとしてある。更には、それら排
出ポートの側壁部を断面直線形状(直方体形状)とした
ため、流体がそこから極めて効果的に流出し得るように
なっている。ただし、それら排出ポートの側壁部は、そ
の他の断面形状(例えば断面曲線形状、ないしはテーパ
形状等)とすることも可能であり、そうした場合にも、
それなりに効果的な流体流出を行なわせることができる
【0014】第1流体15の供給は、好ましくは、ヘッ
ド部材の中に形成した共通チャンバ41を介して行なう
ようにするのが良く、この共通チャンバ41へは、それ
に接続した共通流入管43等から、第1流体15が供給
されるようにする。ここへ供給された第1流体15は、
続いて、この共通チャンバ41と導入ポート31との間
の細い流路45を通過して、断面曲線形状の夫々の導入
ポート31へ流れて行く。第1流体15は、基板19へ
作用した後には、細長形状の溝33を通って排出される
。この細長形状の溝33は、好ましくは、共通ダクト(
不図示)等に接続しておき、そしてその共通ダクト等か
ら、流出管50等を介してその流体が流出するようにし
ておくのが良い。流出管50は更に、その流体を装置1
0へ還流させるための循環手段(例えばポンプ等)に接
続しておくようにしても良い。適当な流体処理用エレメ
ント(例えばフィルタ等)を、この循環手段の一部とし
て設けておいても良いことは言うまでもない。
【0015】容易に理解されるように、ヘッド部材を2
個使用する場合には、他方のヘッド部材(図示例では1
1’ )の対応する導入ポート並びに排出ポートも、以
上と同様に、図3に示した43ないし50等の、共通流
入管ないし共通流出管に接続するようにする。更には、
それら双方のヘッド部材の、夫々の共通チャンバ41と
41’ とを、同じ1本の共通流入管43に接続すると
共に、それら双方のヘッド部材の夫々の排出用の溝を、
同じ1本の流出管50へ共通に接続することも、本発明
の範囲に含まれるものである。
【0016】既述の如く、この流体処理装置10は、流
体を作用させている間、処理対象の基板を、夫々のヘッ
ド部材から離れた位置に維持することができるようにな
っている。これによって製造物(基板)とヘッド部材と
の間に比較的小さな間隙が形成されることと、流体の流
量を先に示した値としていることとがあいまって、本発
明では、物質移動量と化学処理速度とが比較的大きな値
となっている。そのため本発明は、容易に理解されるよ
うに、大量生産方式にも容易に適合させ得るものである
。また、特記すべき点として、以上に説明した装置は、
その装置内で使用した後の第1流体を捕捉することがで
きるため、必要に応じてその使用済みの第1流体を再使
用することも可能となっているということがある。 このように捕捉回収を行なうようにすれば、本発明を使
用することに伴う製造物の製造コストを低減するのに役
立つ。また、同じく特記すべきこととして、その場合の
第1流体の捕捉を、第2流体が補助するため、害を与え
るおそれのある物質(即ち汚染原因物質)を、システム
の内部に封じ込めることができるということがある。容
易に理解されるように、基板19がヘッド部材の外表面
から離隔した位置に維持されることによって、そのヘッ
ドの外表面には、流体ベアリングが形成される。従って
その基板19は、装置10の中に位置しているときには
(装置10の中を通過している場合を含む)、流体を作
用させている間、その流体ベアリングの上に載った状態
となっている。
【0017】第2流体25を導流するための各導流手段
23は、少なくとも1つの導入ポート51と、この導入
ポート51に関連した位置に設けた、この導入ポート5
1に対応した排出ポート53とを備えている。図2及び
図3に示したように、この導入ポート51は、各々のヘ
ッド部材ごとに複数個(図示例では10個)備えてあり
、それら導入ポート51は、各列5個ずつとして2本の
単列に並べて形成してある(図3)。導入ポートのそれ
らの各列へ第2流体25を供給するには、共通チャンバ
55(ヘッド部材11’ の場合には55’ )を介し
て行なうようにしている。この共通チャンバ55へ供給
された第2流体25は、そこから、細い流路57を通り
、ヘッド部材の中を上方へ流動して夫々の導入ポートへ
流れる。導入ポートの各々は、図示の如く、その側壁部
を断面直線形状(断面長方形)に形成してあり、それら
導入ポートに対応した排出ポート53の各々の側壁部も
同様に断面直線形状としてある。図3に示したように、
それら排出ポート53は、好ましくは、それらの排出ポ
ート53に隣接して形成してある、導流手段13の排出
ポート33と略々同一の形状(ただし底面部分の形状だ
けは異なっている)とするのが良い。このようにして、
各々のヘッド部材には、第2導流手段23のこの排出ポ
ート53(排出用流路)を2本だけ形成するようにして
いる。また、共通流入チャンバ55の各々は、更に、1
本の共通流入管61(図3)に接続してあり、更にこの
共通流入管61を、適当な供給源(例えばポンプ等)に
接続してある。排出流路(排出ポート)53の各々は更
に、第2流体(空気)を効果的に排気するために、排気
管(不図示)等に接続しておくことが好ましい。
【0018】図2に示したように、第1流体と第2流体
との間の交わり部分(図2には直線I−Iで示した)の
夫々によって、基板19へ第1流体を作用させる区域で
ある第1区域17の外側境界が規定されている。第1及
び第2流体の種類と、それら流体の圧力と、導入ポート
及び排出ポートの形状とを、夫々上で説明したようにし
たところでは、斯かる交わり部分による境界部における
流体の衝突は、極めて微細な分解能を持つものとするこ
とができた。これは即ち、第1流体と第2流体との間の
境界を示す線は、非常に明瞭且つ高精度で設定すること
ができるということである。この高精度は、マイクロ回
路等の構成体を製造する上では非常に重要なものである
と考えられ、従って、本発明の優れて有利な特徴のうち
の1つを成すものである。更にまた、図3に示すように
、この装置10は更に共通マニホルド部材71を備えて
いる。共通マニホルド71部材は、2つのヘッド部材に
近接して配設してあり、この装置10が使用した流体を
集めて排出するのを補助するものである。共通マニホル
ド部材71は、好ましくは、先に説明した複数本の排出
ポート53を相互に接続するための共通長手方向溝73
等を含んでいるようにするのが良い。また、この共通マ
ニホルド部材71には、複数の流入口75を設けてあり
、それら流入口75は、夫々のヘッド部材に連通させて
ある(より詳しくはヘッド部材の共通流入チャンバ55
に連通させてある)。図3には、共通マニホルド部材7
1は、1つだけしか図示していないが、容易に理解され
るように、本発明においては、更にマニホルド部材を追
加して、流体の流入並びに排出を補助させることができ
る。例えば、図1には、第2マニホルド部材71’ を
示してあり、この第2マニホルド部材71’ は、2つ
のヘッド部材11と11’ の一方に連結するようにし
ても良く、また両方に連結するようにしても良い。尚、
共通マニホルド部材に装着する配管類は、図1では省略
してある。
【0019】図4及び図5からは、互いに対向した2個
のヘッド部材11と11’ との間の相対変位を理解す
ることができる。図4は、流体を作用させる以前にそれ
ら2個のヘッド部材の各々が、それらの原点位置にある
ところを示したものである。同図に示したように、基板
19(想像線で描いてある)が、2つのヘッド部材の間
に位置している。図4には、僅かな間隙があるように描
いてあるが、容易に理解されるように、実際には、基板
19は流体を作用させる以前には、その基板19に対向
している両側のヘッドの外表面の双方と当接しているこ
とすらある。更に図4に示すように、2つのヘッド部材
11と11’ の各々は、それらヘッド部材に隣接させ
た2個のマニホルド部材(側部支持部材)71と71’
 の夫々一方に(図示例ではネジ81を用いて)連結し
てある。各々のヘッド部材とマニホルド部材とを組み付
けるために使用している連結用ネジ81の本数は、最少
本数である2本としてある(図1参照)。2個の側部マ
ニホルド部材(側部支持部材)の各々は更に、一対の曲
り変形自在な板部材83と83’ とによって、対向し
ている他方のマニホルド部材に機械的に連結してある。 これには、ネジ85(板部材1枚につき4本ずつ)を用
いて、それら板部材を各マニホルド部材の上面と下面と
に連結するようにしている。
【0020】一方、図5から分かるように、流体を作用
させているときには(図示例では上述の圧力値で流体を
作用させている)、2つのヘッド部材11と11’ と
の間に相対移動が生じている。図5では、2個のヘッド
部材に共通の基板19に対し、ヘッド部材11は相対的
に下方へ移動しており、一方、ヘッド部材11’ は相
対的に上方へ移動している。そして、この状態において
、基板19は2つのヘッド部材の各々から上述の距離だ
け離隔した位置にある。ここで注意すべきことは、2つ
のヘッド部材の各々は、そのヘッド部材が連結されてい
るマニホルド部材に対しては一定の位置を保つが、夫々
の板部材83と83’ が図5に示したように僅かに反
る(曲る)ために、各ヘッド部材が、図示の如く互いに
逆方向へ移動することができるのである。本発明の好適
な具体例においては、夫々のヘッド部材と、それらヘッ
ド部材に取付けるマニホルド部材71及び71’ とを
、ポリカーボネート(例えばレクサン等)で製作した。 「レクサン」はジェネラル・エレクトリック社の登録商
標である。更には、連結用の板部材83及び83’ も
、同じ材料で製作した。これらの部材の材料としては、
例えばポリ塩化ビニル、ステンレス鋼、アルミニウム、
それにセラミックス等を始めとするその他の材料を、使
用する流体の種類に応じて用いることもでき、そのよう
にしたものも本発明の範囲に含まれる。レクサンが好適
な材料であるのは、透明材料として提供されており、従
って本発明によって実行される処理を、組立てた装置の
壁部を透して監視することができるからである。好適に
利用することのできるその他の材料としてはデルリン(
これはデュポン社の登録商標である)があり、この材料
は、本発明の装置の中に溶剤を流す場合に特に好ましい
材料である。
【0021】図6は、本発明の別実施例に係るヘッド部
材11’’’ を示したものである。この実施例では、
ヘッド部材の中に流体を流通させるための導入ポート及
び排出ポートを、ヘッド部材の上面に、長手方向に向け
て、実質的に互いに平行に設けてある。更に詳しく説明
すると、所望の第2流体(例えば空気等)を導入するた
めの導入ポートは引用符号51’’で表わしてあり、一
方、この導入ポート51’’に隣接した、この第2流体
を供給する手段のための排出ポートは、引用符号53’
’で表わしてある。このヘッド部材の第1流体のための
導入ポートと排出ポートと(導入ポートは3本、排出ポ
ートは4本)は、夫々、引用符号31’’と35’’と
で示してあり、図示の如く交互に配設してある。尚、図
示してはいないが、このヘッド部材11’’’ は、図
2のヘッド部材11及び11’ におけるものと同様の
供給用の流路、並びに共通チャンバを備えるようにして
も良く、また、図3に示したような共通マニホルド部材
を備えるようにしても良い。ヘッド部材11’’’は、
従って、図1〜図3に示したヘッド部材の一方(または
両方)の代わりとして容易に用いることができるもので
ある。
【0022】図7の実施例は、本発明の更に別の実施例
に係るヘッド部材11’’’’を示したものである。こ
のヘッド部材11’’’’は、先に説明した種々のヘッ
ド部材と同様に、所望の基板を処理するための2つのヘ
ッド部材の一方ないし両方として、装置10の中で使用
し得るようにしたものである。図7に示した、このヘッ
ド部材11’’’’は、第1流体が基板の表面に対して
影響を及ぼす領域を実質的に限局する(図示例では基板
の中央領域に限局する)という独特の機能を提供するも
のである。これを達成するために、第2流体(図示例で
は空気)を導入するための、長手方向の導入ポート51
’’’ を設けてあり、この導入ポート51’’’ は
、好ましくは、細長形状の流路91の形で、ヘッド部材
の上面の外周部に延在するように形成するようにする。 この導入ポート51’’’ の内側に、従って、この細
長形状ポート51’’’ に実質的に囲まれるようにし
て、第2流体を導流する導流手段のための排出ポート5
3’’’ を形成してあり、この排出ポートも、好まし
くは、細長形状の流路93の形で形成するようにする。 外側の流路91には、図2のヘッド部材に関連して説明
したものと同様の、一連の複数本の細い流路と共通チャ
ンバとを備えるようにすれば良いが、それらは図7では
省略してある。
【0023】排出用の流路93に1つまたは複数の排出
用ドレイン部(不図示)等を備えることによって、第2
流体の排出手段とするようにしても良い(図1〜図3に
示した本発明の先の実施例において使用されているもの
と同様の、共通マニホルド部材を備えることもこれに含
まれる)。更に、ヘッド部材11’’’’の上面には、
第1流体(図示例ではエッチング液)を供給するための
第1手段を設けてあり、この第1供給手段は、導入ポー
ト31’’’ と、それに隣接して形成した排出ポート
33’’’ とを含んでいる。排出ポート33’’’ 
は、導入ポート31’’’ を実質的に囲繞しており、
これによって、上で説明したように、対向した基板に対
して流体が影響を及ぼす領域が限局されるようになって
いる。好ましくは、これら導入ポート31’’’と排出
ポート33’’’ の各々を細長形状流路として形成し
た上、それら細長形状流路を、図2に示した実施例に用
いられているものと同様の共通チャンバ、並びに夫々の
流路に連通させるようにするのが良い。そのような構成
とすれば、流入してくる第1流体は、先ず導入ポート3
1’’’ の中を流れ、続いて外方へ流れて、導入ポー
ト31’’’ に隣接してその周囲を囲繞している排出
ポート33’’’ を流れる。このように隣接した位置
で排出されるようにすことによって、第1流体を、略々
矩形の所望区域内に高精度で限局することが可能となっ
ている。従って、第1流体と第2流体との間の交わり位
置は、2つの排出ポート53’’’ と33’’’ と
を成す夫々の細長形状流路の間の位置として指定される
ものであることが分かる。
【0024】
【発明の効果】従って、以上に図示して説明した流体処
理装置は、上に挙げた幾つもの極めて優れた特徴を有す
るものである。既述の如く、この装置は、エッチング液
、苛性アルカリ溶液、水、空気、等々を含めた様々な種
類の流体に適用可能なものである。この装置は、その構
成が比較的簡明であり、従って、比較的低コストで製造
することができる。更には、以上に説明したこの装置は
、大量生産における使用に適合した装置とすることが容
易であるため、この装置に関する製造コストを更に低減
することができる。
【0025】以上に、現時点において好適実施例である
と考えているものについて図示して説明したが、当業者
には明らかなように、この装置に対し、本発明の範囲か
ら逸脱することなく、種々の変更ないし改変を加えるこ
とが可能である。その例を挙げるならば、僅かな改変を
加えるだけで、本発明をメッキ等の処理工程に使用する
ことも可能である。これを行なうためには、例えば、適
当な電極をヘッド部材の一方ないし両方の中の、メッキ
を施す基板の位置に対して好適な位置に配設すれば良い
。また、流体の温度を特定のレベルまで上昇させること
が望まれる場合には、そのための種々の手段(例えば加
熱エレメント等)を、ヘッド部材の中に(例えばそのヘ
ッド部材の上面に近接させて)備えるようにすれば良い
。更にまた、ヘッド部材を振動させることが望まれる場
合には、そのための機械的な振動装置(例えばバイブレ
ータ等)を備えるようにすれば良い。その振動によって
、処理速度を速め、均一性を向上させることができる。 更には、ヘッド部材の表面近くの所定の反応を監視する
ために、本発明のヘッド部材の中に、種々の検出デバイ
ス(例えば温度センサや音響センサ等)を備えるように
しても良い。そして更に、様々な種類の流体を組み合わ
せる(例えば特別の化学特性を得ること等を目的として
)ようにし、それら様々な流体を本発明の導流手段の各
々ないし両方に流すようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一局面に係る流体処理装置の斜視図で
ある。
【図2】図1の流体処理装置の、図1の直線2−2に沿
って部分断面図とした、側面図である。
【図3】図1の流体処理装置の、やや縮小して図示した
斜視図であって、この装置に使用可能なヘッド部材の一
方のみを示した図である。
【図4】図1の流体処理装置の、やや拡大して図示した
正面図であって、この装置で処理する基板が初期位置に
あるときの、本発明の2つのヘッド部材の間の相対的な
位置関係を示した図である。、
【図5】図4の正面図と略々同様の正面図であって、流
体を作用させているときの、本発明の2つのヘッド部材
の間の相対的な位置関係を示した図である。
【図6】本発明に使用することのできる、本発明の別実
施例に係るヘッド部材の斜視図である。
【図7】本発明の更に別の実施例に係るヘッド部材の部
分斜視図である。
【符号の説明】
10  流体処理装置 11、11’ 、11’’’ 、11’’’’  ヘッ
ド部材13、13’   第1流体の導流手段15、1
5’   第1流体 17  第1区域 19  基板 23、23’   第2流体の導流手段25、25’ 
  第2流体 27  第2区域 31、31’ 、31’’、31’’’   第1流体
の導入ポート 33、33’ 、33’’、33’’’   第1流体
の排出ポート 51、51’ 、51’’、51’’’   第2流体
の導入ポート 53、53’ 、53’’、53’’’   第2流体
の排出ポート

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基板へ流体を作用させるための装置に
    おいて、少なくとも1つのヘッド部材を含んでおり、該
    ヘッド部材はその中に、第1流体を所定の第1圧力で前
    記基板上の所定の第1区域へ導流するための第1流体導
    流手段と、第2流体を所定の第2圧力で前記基板上の前
    記第1区域に隣接した所定の第2区域へ導流して、前記
    第1流体が影響を及ぼす領域を実質的に前記第1区域の
    みに限局する第2流体導流手段とを備え、且つ、前記第
    1流体と前記第2流体との間の交わり区域において前記
    第2流体の前記第2圧力が前記第1圧力と略々等しいか
    それより大きい圧力であるようにしたことを特徴とする
    装置。
  2. 【請求項2】  前記第1流体と前記第2流体とを前記
    基板に作用させている間、それら流体が該基板を前記ヘ
    ッド部材から離隔した位置に維持しているようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】  前記第1流体導流手段が、前記ヘッド
    部材の内部に設けた少なくとも1つの導入ポートと、該
    ヘッド部材の内部に該導入ポートに関連させて設けた少
    なくとも1つの排出ポートとを備えていることを特徴と
    する請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】  前記第2流体導流手段が、前記ヘッド
    部材の内部に設けた少なくとも1つの導入ポートと、該
    ヘッド部材の内部に該第2流体導流手段の該導入ポート
    と前記第1流体導流手段の前記排出ポートとに関連させ
    て設けた少なくとも1つの排出ポートとを備えているこ
    とを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 【請求項5】  前記第1流体導流手段が、複数の前記
    導入ポートを含んでおり、それら複数の前記導入ポート
    が、前記ヘッド部材の中に所定アレイを成すように配列
    されていることを特徴とする請求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】  前記第1流体導流手段が、複数の前記
    排出ポートを含んでおり、それら複数の前記排出ポート
    が、前記ヘッド部材の中に所定のアレイを成すように配
    列されていることを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】  前記第1流体導流手段の前記複数の前
    記導入ポートが、断面曲線形状の側壁部を備えており、
    且つ、該第1流体導流手段の前記複数の前記排出ポート
    が、断面略々直線形状の側壁部を備えていることを特徴
    とする請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】  前記第2流体導流手段が、複数の前記
    導入ポートを含んでおり、それら複数の前記導入ポート
    が、前記ヘッド部材の中に所定アレイを成すように配列
    されていることを特徴とする請求項4記載の装置。
  9. 【請求項9】  前記第2流体導流手段が、複数の前記
    排出ポートを含んでおり、それら複数の前記排出ポート
    が、前記ヘッド部材の中に所定のアレイを成すように配
    列されていることを特徴とする請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】  前記第2流体導流手段の前記複数の
    前記導入ポートと前記複数の前記排出ポートとの各々が
    、断面略々直線形状の側壁部を備えていることを特徴と
    する請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】  前記第2流体導流手段の前記導入ポ
    ートが、該第2流体導流手段の前記排出ポートを、前記
    ヘッド部材の内部において実質的に囲繞しているように
    したことを特徴とする請求項4記載の装置。
  12. 【請求項12】  前記第2流体導流手段の前記導入ポ
    ートが更に、前記第1流体導流手段の前記導入ポートと
    前記排出ポートとの双方を実質的に囲繞しているように
    したことを特徴とする請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】  前記第1流体が液体であり前記第2
    流体が気体であることを特徴とする請求項1記載の装置
  14. 【請求項14】  前記第1流体がエッチング液であり
    前記第2流体が空気であることを特徴とする請求項13
    記載の装置。
  15. 【請求項15】  前記第1流体である前記エッチング
    液が、塩化第二銅、塩化第二鉄、過マンガン酸カリウム
    、過硫酸ナトリウム、及び硝酸のうちから選択したもの
    であることを特徴とする請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】  前記ヘッド部材の個数が2個であり
    、それらヘッド部材は実質的に互いに近接して配置され
    ており、且つ、それらヘッド部材は、前記基板を実質的
    にそれらヘッド部材の間に位置させることができるよう
    にしてあることを特徴とする請求項1記載の装置。
  17. 【請求項17】  前記2個のヘッド部材の前記第1流
    体及び前記第2流体を前記基板の両面へ導流することに
    よって、それら流体を該基板に作用させている間、それ
    ら流体が該基板を該2個のヘッド部材の各々から離隔し
    た位置に維持しているようにしたことを特徴とする請求
    項16記載の装置。
  18. 【請求項18】  前記第1流体と前記第2流体とを前
    記基板に作用させている間、前記2個のヘッド部材が互
    いに対して相対的に可動であるようにしたことを特徴と
    する請求項16記載の装置。
JP3145980A 1990-07-19 1991-06-18 流体処理装置 Expired - Lifetime JPH0712461B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/554,487 US5063951A (en) 1990-07-19 1990-07-19 Fluid treatment device
US554487 1990-07-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04256461A true JPH04256461A (ja) 1992-09-11
JPH0712461B2 JPH0712461B2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=24213541

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3145980A Expired - Lifetime JPH0712461B2 (ja) 1990-07-19 1991-06-18 流体処理装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5063951A (ja)
EP (1) EP0467118B1 (ja)
JP (1) JPH0712461B2 (ja)
DE (1) DE69116015T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110447318A (zh) * 2017-03-22 2019-11-12 株式会社富士 工具管理装置

Families Citing this family (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5538754A (en) * 1991-03-26 1996-07-23 Shipley Company Inc. Process for applying fluid on discrete substrates
US5294259A (en) * 1992-05-18 1994-03-15 International Business Machines Corporation Fluid treatment device
US5289639A (en) * 1992-07-10 1994-03-01 International Business Machines Corp. Fluid treatment apparatus and method
US5483984A (en) * 1992-07-10 1996-01-16 Donlan, Jr.; Fraser P. Fluid treatment apparatus and method
US5317359A (en) * 1992-10-02 1994-05-31 Eastman Kodak Company Apparatus for processing photosensitive material
US5378307A (en) * 1993-04-28 1995-01-03 International Business Machines Corporation Fluid treatment apparatus
US5435885A (en) * 1994-01-25 1995-07-25 International Business Machines Corporation Apparatus and method for fluid processing of electronic packaging with flow pattern change
US5751307A (en) * 1994-04-12 1998-05-12 Moore Business Forms, Inc. Print cartridge cleaning apparatus and method using water and air
US5512335A (en) * 1994-06-27 1996-04-30 International Business Machines Corporation Fluid treatment device with vibrational energy means
US5746234A (en) 1994-11-18 1998-05-05 Advanced Chemill Systems Method and apparatus for cleaning thin substrates
US5837067A (en) * 1995-06-07 1998-11-17 International Business Machines Corporation Precision fluid head transport
US5720813A (en) 1995-06-07 1998-02-24 Eamon P. McDonald Thin sheet handling system
US5904773A (en) * 1995-08-11 1999-05-18 Atotech Usa, Inc. Fluid delivery apparatus
US5614264A (en) * 1995-08-11 1997-03-25 Atotech Usa, Inc. Fluid delivery apparatus and method
DE19530989C1 (de) * 1995-08-23 1997-03-13 Atotech Deutschland Gmbh Verfahren zum Filmstrippen
US5824157A (en) * 1995-09-06 1998-10-20 International Business Machines Corporation Fluid jet impregnation
JPH09103732A (ja) * 1995-09-06 1997-04-22 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 流体供給装置
US5725668A (en) * 1995-09-06 1998-03-10 International Business Machines Corporation Expandable fluid treatment device for tublar surface treatments
JP4421686B2 (ja) * 1996-06-24 2010-02-24 インテルウニフェルシテール ミクロエレクトロニカ セントルム フェライニジンク ゾンダ ウィンストベヤーク 平坦な基材を湿式でクリーニングまたはエッチングするための装置および方法
CN1104967C (zh) * 1998-05-15 2003-04-09 阿托技术美国公司 液体处理设备和方法
AU746118B2 (en) * 1998-07-10 2002-04-18 Atotech Usa, Inc. Fluid treatment apparatus and method
US6193861B1 (en) 1999-02-23 2001-02-27 International Business Machines Corporation Apparatus and method to enhance hole fill in sub-micron plating
US6964884B1 (en) 2004-11-19 2005-11-15 Endicott Interconnect Technologies, Inc. Circuitized substrates utilizing three smooth-sided conductive layers as part thereof, method of making same, and electrical assemblies and information handling systems utilizing same
US7383629B2 (en) * 2004-11-19 2008-06-10 Endicott Interconnect Technologies, Inc. Method of making circuitized substrates utilizing smooth-sided conductive layers as part thereof
US7307022B2 (en) * 2004-11-19 2007-12-11 Endicott Interconnect Technologies, Inc. Method of treating conductive layer for use in a circuitized substrate and method of making said substrate having said conductive layer as part thereof
US7169313B2 (en) * 2005-05-13 2007-01-30 Endicott Interconnect Technologies, Inc. Plating method for circuitized substrates
US8291921B2 (en) * 2008-08-19 2012-10-23 Lam Research Corporation Removing bubbles from a fluid flowing down through a plenum
US20100024722A1 (en) * 2008-07-31 2010-02-04 Harold Ochs Apparatus for Coating Dental Tape
US8470718B2 (en) * 2008-08-13 2013-06-25 Synos Technology, Inc. Vapor deposition reactor for forming thin film
KR101286545B1 (ko) * 2008-09-23 2013-07-17 엘지디스플레이 주식회사 세정 장치
KR101229775B1 (ko) * 2008-12-26 2013-02-06 엘지디스플레이 주식회사 기판 세정장치
US8758512B2 (en) 2009-06-08 2014-06-24 Veeco Ald Inc. Vapor deposition reactor and method for forming thin film
EP2281921A1 (en) * 2009-07-30 2011-02-09 Nederlandse Organisatie voor toegepast -natuurwetenschappelijk onderzoek TNO Apparatus and method for atomic layer deposition.
US20110076421A1 (en) * 2009-09-30 2011-03-31 Synos Technology, Inc. Vapor deposition reactor for forming thin film on curved surface
ES2704032T3 (es) * 2009-12-22 2019-03-13 3M Innovative Properties Co Aparato y métodos para hacer impactar fluidos en sustratos
EP2360293A1 (en) 2010-02-11 2011-08-24 Nederlandse Organisatie voor toegepast -natuurwetenschappelijk onderzoek TNO Method and apparatus for depositing atomic layers on a substrate
EP2362411A1 (en) 2010-02-26 2011-08-31 Nederlandse Organisatie voor toegepast -natuurwetenschappelijk onderzoek TNO Apparatus and method for reactive ion etching
US8840958B2 (en) 2011-02-14 2014-09-23 Veeco Ald Inc. Combined injection module for sequentially injecting source precursor and reactant precursor
US11251019B2 (en) * 2016-12-15 2022-02-15 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Plasma device
US10422038B2 (en) * 2017-03-14 2019-09-24 Eastman Kodak Company Dual gas bearing substrate positioning system
JP6863199B2 (ja) 2017-09-25 2021-04-21 トヨタ自動車株式会社 プラズマ処理装置
US20190283063A1 (en) * 2018-03-14 2019-09-19 Adam Zax Method and apparatus for inline coating of substrates
CN110961310B (zh) * 2019-12-05 2021-04-20 青岛迪世亚制钢有限公司 一种钢丝绳涂油保养装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2879779A (en) * 1951-03-12 1959-03-31 Bank Of America Nat Trust & Savings Ass Strip cleaning device
US3044098A (en) * 1959-06-02 1962-07-17 United States Steel Corp Apparatus for cleaning wire rod
US3137882A (en) * 1960-04-07 1964-06-23 Sirius Vibration generating unit and vibration treating system
US3196832A (en) * 1963-02-20 1965-07-27 Rca Corp Fluid applicator apparatus
US3682185A (en) * 1970-03-10 1972-08-08 James J Murray Plated wire manufacturing cell
US3687104A (en) * 1970-11-27 1972-08-29 Amp Inc Strip processing apparatus having air locks between tanks
US3734109A (en) * 1971-03-08 1973-05-22 P Hebner Spray cleaning system
GB1356239A (en) * 1972-03-14 1974-06-12 Kaiser Aluminium Chem Corp Active alumina shapes
FR2355697A1 (fr) * 1976-06-25 1978-01-20 Bertin & Cie Procede pour etancher l'intervalle entre une paroi et une surface en regard, dispositifs de mise en oeuvre du procede et applications
US4174261A (en) * 1976-07-16 1979-11-13 Pellegrino Peter P Apparatus for electroplating, deplating or etching
GB2031036B (en) * 1978-10-10 1982-11-03 Midland Ross Corp Liquid trestment of metal strip
US4270317A (en) * 1978-10-10 1981-06-02 Midland-Ross Corporation Apparatus used in the treatment of a continuous strip of metal and method of use thereof
FR2453927A1 (fr) * 1979-04-11 1980-11-07 Superba Sa Machine pour le traitement thermique de fils textiles

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110447318A (zh) * 2017-03-22 2019-11-12 株式会社富士 工具管理装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0467118B1 (en) 1996-01-03
US5063951A (en) 1991-11-12
DE69116015D1 (de) 1996-02-15
DE69116015T2 (de) 1996-07-04
JPH0712461B2 (ja) 1995-02-15
EP0467118A2 (en) 1992-01-22
EP0467118A3 (en) 1992-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04256461A (ja) 流体処理装置
KR100251034B1 (ko) 분무에칭제어방법 및 장치
JP2962389B2 (ja) 流体処理装置
CN1150397C (zh) 蒸发器
JP2001033165A (ja) 乾燥用ノズルおよびこれを用いた乾燥装置ならびに洗浄装置
TWI326620B (en) Apparatus and method for photoresist removal processing
US6579576B1 (en) Fluid treatment device with vibrational energy means for treating substrates
KR20040068538A (ko) 유체투여장치
US5294259A (en) Fluid treatment device
US5192394A (en) Fluid treatment apparatus and method
CN1056423C (zh) 潜浸式喷流法
KR101127051B1 (ko) 기판 및 이를 포함하는 마이크로 반응기
JP4046697B2 (ja) 両面エッチングシステム
JP2001196345A (ja) 基板ガイド装置ならびにこれを用いた洗浄装置
JP6905557B2 (ja) 多段冷却を有する装置
JPH08323106A (ja) 薬液供給装置及び薬液供給方法
KR100429096B1 (ko) 양면 동시세정이 가능한 매엽식 웨이퍼 세정장치
JP3955197B2 (ja) ウエット処理用ノズルおよびウエット処理装置
KR920018853A (ko) 반도체소자 및 그 제조공정, 그리고 마이크로웨이브 플라즈마 취급장치
SU1604436A1 (ru) Тарельчатый скруббер
JPS62202087A (ja) エツチング方法
JPH0766100A (ja) エア−ナイフおよびエア−ナイフを用いた処理装置
KR20200142251A (ko) 롤투롤 진공 처리장치 진공 게이트 밸브
JPH0575236A (ja) 金属張り積層板のエツチング装置
RU1768526C (ru) Устройство дл магнитной обработки жидкости