JPH042553Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH042553Y2
JPH042553Y2 JP19777887U JP19777887U JPH042553Y2 JP H042553 Y2 JPH042553 Y2 JP H042553Y2 JP 19777887 U JP19777887 U JP 19777887U JP 19777887 U JP19777887 U JP 19777887U JP H042553 Y2 JPH042553 Y2 JP H042553Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
microcomputer
oscillation
remote control
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19777887U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01126673U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19777887U priority Critical patent/JPH042553Y2/ja
Publication of JPH01126673U publication Critical patent/JPH01126673U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH042553Y2 publication Critical patent/JPH042553Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、例えばCDラジオカセツト等の赤外
線リモコン装置を有するポータブル機器における
スタンバイ回路に関し、更に詳しくは、デコーダ
用マイクロコンピユータのスタンバイ状態時にお
ける消費電力を低減してバツクアツプ用電池の寿
命を長くするようになつたスタンバイ回路に関す
るものである。
〈従来の技術〉 この種の従来のスタンバイ回路は、第3図に示
すように、デコーダ用ワンチツプC−MOS型マ
イクロコンピユータ3に、外部接続された発振子
Xを有する内部発振回路OSCが内蔵され、スタ
ンバイ状態時には、バツクアツプ用電源+B2か
ら電源端子Vccに電源供給されているとともに、
機器の主電源+B1が投入されていないのを検出
回路2で検出してマイクロコンピユータ3の発振
制御端子OCをハイレベルとし、これにより内部
発振回路OSCの発振動作を停止させてスタンバ
イ状態時の消費電力の低減を図つている。そし
て、主電源+B1が投入されて機器が動作状態に
なると、これを検出回路2で検出して発振制御端
子OCをローレベルとして内部発振回路OSCを発
振動作させる。この時、主電源+B1からベース
バイアス用のプルアツプ抵抗R1を通じてスイツ
チング用トランジスタQにベース電圧が印加さ
れ、マイクロコンピユータ3の入力端子DIはロ
ーレベルとなつている。この状態において、リモ
コン装置(図示せず)からPPM変調された赤外
線信号が送出されると、これが受光ユニツト1で
受光されて増幅・検波され、且つパルス信号とし
て出力され、このパルス信号がトランジスタQの
ベースに印加されることにより、トランジスタQ
がパルス信号に応じて断続的にオフ状態となり、
このオフ状態時にバツクアツプ用電源+B2から
負荷抵抗R2を介して入力端子DIにハイレベル
信号が入力される。
〈考案が解決しようとする問題点〉 然し乍ら、前記スタンバイ回路では、機器の動
作状態を検出するための検出回路2を設けている
ため、主電源+B1から検出回路2までの配線を
要し、また、検出回路2自体も以下に述べるよう
な理由で複雑なものとなる。即ち、マイクロコン
ピユータ3は、発振制御端子OCへの印加電圧が
マイクロコンピユータ3の電源電圧を越えると破
壊するため、検出回路2から発振制御端子OCに
対する制御出力をバツクアツプ用電源電圧を越え
ないように設定しなければならない。また、バツ
クアツプ用電源+B2投入による電源電圧の初期
立ち上がり時において、マイクロコンピユータ3
の初期設定のために、機器が動作状態でなくても
内部発振回路OSCを一定時間だけ発振動作させ
る必要があり、そのため、検出回路2からの制御
出力をバツクアツプ用電源+B2の投入時から一
定時間だけ遅延させる必要がある。このような理
由で検出回路2の構成が複雑化することに起因し
てコスト高となる。
〈考案の目的〉 本考案は、このような従来の問題点に鑑みなさ
れたもので、複雑な検出回路を要することなくマ
イクコンピユータの消費電力を低減でき、且つマ
イクロコンピユータを安定に動作させることので
きるリモコン機器のスタンバイ回路を提供するこ
とを技術的課題とするものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、前記した課題を達成するための技術
的手段を次のように構成した。即ち、リモコンに
よる信号入力端子、内部発振回路およびこの内部
発振回路の発振動作をハイレベル状態になること
により停止させる発振制御端子を有するマイクロ
コンピユータを備えたリモコン機器のスタンバイ
回路において、前記発振制御端子に、積分回路を
介して前記マイクロコンピユータのバツクアツプ
用電源を接続し、前記積分回路とバツクアツプ用
電源との接続点を、リモコンによる信号入力が無
い状態時および機器が動作していない状態時に前
記信号入力端子に対しローレベル信号を出力する
スイツチング回路の出力側に接続したことにより
特徴づけられる。
〈作用〉 マイクロコンピユータのバツクアツプ用電源の
投入時、この電源電圧が積分回路で積分されるた
めにマイクロコンピユータの発振制御端子への制
御電圧の立ち上がりが遅れ、制御電圧がスレツシ
ユホールドレベルに達するまでの一定時間の間、
バツクアツプ用電源の供給によりマイクロコンピ
ユータの内部発振回路が発振動作して初期設定が
行われる。そして、積分回路の時定数で決定され
る一定時間経過後に制御電圧がスレツシユホール
ドレベルに達して内部発振回路の発振動作が停止
してスタンバイ状態となり、消費電力の低減が図
られる。この時、発振制御端子への制御電圧は、
パツクアツプ用電源から積分回路を介して供給さ
れるので、バツクアツプ用電源電圧以上になるこ
とはない。
そして、機器が動作状態になると、スイツチン
グ回路の出力側がローレベルとなるために、この
出力側に接続されている積分回路とバツクアツプ
用電源との接続点もローレベルとなつて発振制御
端子もローレベルとなり、内部発振回路も発振動
作を開始する。この状態でリモコン装置から信号
が入力されると、この信号入力時のみスイツチン
グ回路の出力側がハイレベルとなつて発振制御端
子もハイレベルに引き上げられようとするが、こ
の入力信号が積分回路で積分され、しかも入力信
号のデユーテイ比は積分回路の時定数に比較して
十分に小さいために、発振制御端子の入力電圧が
スレツシユホールドレベルに達することがなく、
内部発振回路が発振動作を継続する。このスタン
バイ回路は複雑な構成の検出回路を設けることな
くマイクロコンピユータを支障なく動作させるこ
とができる。
〈実施例〉 以下、本考案の好適な実施例について図面を参
照しながら詳細する。
本考案の一実施例を示した第1図において、第
3図と同一若しくは同等のものには同一の符号を
付してその説明を省略する。そして、第3図に対
し異なる点は、検出回路を除去し、バツクアツプ
用電源+B2に一端が接続された負荷抵抗R2の
他端を、抵抗R3とコンデンサCからなる積分回
路ICを介してマイクロコンピユータ3の発振制
御端子OCに接続した構成のみである。
次に、前記実施例の動作を、第2図のフローチ
ヤートに基づき説明する。第2図に示すt1時
に、同図aに示すようにマイクロコンピユータ3
のバツクアツプ用電源+B2が投入されると、ス
イツチング回路Qを構成するスイツチング用トラ
ンジスタの出力側となるコレクタ電位、即ちマイ
クロコンピユータ3の入力端子DIの入力電圧が、
同図eに示すように、バツクアツプ用電源電圧と
同時に立ち上がるが、発振制御端子OCの入力電
圧は、同図cに示すように、積分回路ICで積分
されるために立ち上がりが遅れ、T時間経過後に
スレツシユホールドレベルVthに達する。従つて、
同図fに示すように、t1時に内部発振回路
OSCが発振動作を開始するとともに、t1時か
らT時間が経過するまでの間、発振動作を継続
し、マイクロコンピユータ3の初期設定が行われ
る。ここで、積分回路ICの時定数は、前記T時
間内にマイクロコンピユータ3が初期設定を終了
するように設定されている。そして、発振制御端
子OCの入力電圧がスレツシユホールドレベルVth
に達した時点で、同図fに示すように、内部発振
回路OSCの発振動作が停止する。
次に、t2時に、同図bに示すように主電源+
B1が投入されると、同図dに示すように、スイ
ツチング回路Qのベース電位が立ち上がることに
よつて、同図eに示すようにスイツチング回路Q
の出力側のコレクタ電位が立ち下がつてローレベ
ルに移行する。これに伴つて同図cに示すように
発振制御端子OCの電圧が低下し、この電圧がス
レツシユホールドレベルVth以下になつた時に内
部発振回路OSCが発振動作を開始し、マイクロ
コンピユータ3が動作状態となる。この動作状態
において受光ユニツト1がリモコン装置からの信
号を受けると、この信号の入力時のみスイツチン
グ回路Qのベース電位が同図dに示すようにロー
レベルとなり、且つ出力側のコレクタ電位が同図
eに示すようにハイレベルとなり、マイクロコン
ピユータ3の入力端子DIに入力される。この入
力端子DIに入力される入力信号のハイレベルに
より発振制御端子OCもハイレベルに引き上げら
れようとするが、前記入力信号は積分回路ICで
積分され、且つ入力信号のデユーテイ比が積分回
路ICの時定数に比し十分に小さいので、積分回
路ICのコンデンサCが充放電を繰り返し、発振
制御端子OCの電位は、同図cに示すようにスレ
ツシユホールドレベルVthに達することがない。
従つて、同図fに示すように、リモコン装置から
信号が入力された状態においても内部発振回路
OSCが発振動作を継続し、マイクロコンピユー
タ3が正常に動作し続ける。
そして、t3時に同図bに示すように主電源+
B1が切られると、スイツチング回路Qがオフ状
態になることにより出力側のコレクタ電位が同図
eに示すようにハイレベルに移行し、これに伴つ
て発振制御端子OCの電位も同図cに示すように
立ち上がり、この電位がスレツシユホールドレベ
ルVthに達した時点で内部発振回路OSCの発振動
作が停止する。
〈考案の効果〉 以上詳説したように本考案のリモコン機器のス
タンバイ回路によると、従来装置の複雑な検出回
路を除去し、マイクロコンピユータの発振制御端
子に、マイクロコンピユータのバツクアツプ用電
源を積分回路を介して接続し、この積分回路の電
源との接続点を、機器が動作していない状態とリ
モコン装置からの入力信号が無い状態においてロ
ーレベル信号をマイクロコンピユータの入力端子
に対し出力するスイツチング回路の出力側に接続
する構成としたので、マイクロコンピユータの内
部発振制御を検出回路を用いることなく安定に行
なうことができ、複雑な検出回路が不要になると
ともに、この検出回路の機器の主電源への配線も
不要となり、相当なコストダウンを達成すること
ができる。また、マイクロコンピユータの発振制
御端子にバツクアツプ用電源電圧を印加するの
で、マイクロコンピユータの破線を防止するため
の入力電圧レベルの調整が不要となる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の電気回路図、第2
図は第1図の各部の動作電圧波形を示すタイミン
グチヤート、第3図は従来回路の電気回路図であ
る。 Q……スイツチング回路、3……マイクロコン
ピユータ、DI……入力端子、OC……発振制御端
子、OSC……内部発振回路、IC……積分回路、+
B2……バツクアツプ用電源。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リモコンによる信号入力端子、内部発振回路お
    よびこの内部発振回路の発振動作をハイレベル状
    態になることにより停止させる発振制御端子を有
    するマイクロコンピユータを備えたリモコン機器
    のスタンバイ回路において、前記発振制御端子
    に、積分回路を介して前記マイクロコンピユータ
    のバツクアツプ用電源を接続し、前記積分回路と
    バツクアツプ用電源との接続点を、リモコンによ
    る信号入力が無い状態時および機器が動作してい
    ない状態時に前記信号入力端子に対しローレベル
    信号を出力するスイツチング回路の出力側に接続
    してなることを特徴とするリモコン機器のスタン
    バイ回路。
JP19777887U 1987-12-25 1987-12-25 Expired JPH042553Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19777887U JPH042553Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19777887U JPH042553Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01126673U JPH01126673U (ja) 1989-08-30
JPH042553Y2 true JPH042553Y2 (ja) 1992-01-28

Family

ID=31488315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19777887U Expired JPH042553Y2 (ja) 1987-12-25 1987-12-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH042553Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01126673U (ja) 1989-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6501342B2 (en) Power-conserving external clock for use with a clock-dependent integrated circuit
JPH042553Y2 (ja)
JPS58102223A (ja) 電子閃光装置
JP3301986B2 (ja) スイッチング電源回路
JP2005253166A (ja) 電源装置
JP3272319B2 (ja) スイッチング電源回路
JPH116885A (ja) 発電手段を備えた電子機器
JP3492150B2 (ja) 電池使用機器
JPH0445065Y2 (ja)
JP2000037036A (ja) 省電力駆動回路
JPH0726735Y2 (ja) 電源回路
JPH0786786B2 (ja) マイクロコンピュータクロック供給制御回路
JPS6016054B2 (ja) リレ−駆動回路
JPS6023369B2 (ja) 電源供給回路
JPH063455Y2 (ja) Cpu内蔵ramのバックアップ装置
JPH0237061Y2 (ja)
JP2582357Y2 (ja) 時定数安定回路
JPS607554Y2 (ja) ミユ−テイング駆動回路
JP2568701Y2 (ja) バッテリの充電回路
JPH10312172A (ja) 表示回路
JPH04133630A (ja) バックアップ電源回路
JPH0540539A (ja) 集積回路
JPH0645825A (ja) 低消費電力形光電式センサ
JPH0339679A (ja) 監視応答装置
JPH0468417A (ja) マイクロコンピュータ装置