JP3492150B2 - 電池使用機器 - Google Patents

電池使用機器

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JP3492150B2 JP13926697A JP13926697A JP3492150B2 JP 3492150 B2 JP3492150 B2 JP 3492150B2 JP 13926697 A JP13926697 A JP 13926697A JP 13926697 A JP13926697 A JP 13926697A JP 3492150 B2 JP3492150 B2 JP 3492150B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電池電源によって
駆動される電池使用機器に関し、詳しくは、長時間の動
作が要求される測定機器や情報機器などの電池使用機器
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】この種の電池電源によって駆動されて低
消費電力化を実現している電子機器として、図3に示す
測定装置31が従来から知られている。この測定装置3
1は、温度や湿度を測定するためのものであって、駆動
用電力を出力する電池2と、電池2の電源電圧を所定電
圧に安定化する定電圧回路3と、自動復帰型の電源スイ
ッチ4と、定電圧回路3によって安定化された電源を作
動時にドレインから出力するPチャンネル型のFET5
と、CPU32と、FET5の作動を制御するためのト
ランジスタ33と、常態においてFET5を非動作状態
にバイアスするための抵抗34と、温度湿度センサを初
めとする測定回路を含んで構成される電子回路部7と、
電子回路部7に対して負電圧を供給するDC/DCコン
バータ22とを備えている。 【0003】この測定装置31では、電源スイッチ4を
操作する毎に、電子回路部7を交互に作動状態および非
作動状態に切り替え制御することが可能に構成されてい
る。具体的には、電子回路部7に電池電源が供給されて
いない非作動状態のときには、CPU32は、主要内部
回路が作動を停止して低消費電力状態を維持するいわゆ
るスリープ状態になっている。この状態のときには、C
PU32は、出力ポートP0UT1からロウレベル信号を出
力している。これにより、トランジスタ33が作動を停
止しているため、FET5も作動停止状態を維持する結
果、測定装置31全体として、低消費電力状態を維持し
ている。 【0004】一方、低消費電力状態のときに電源スイッ
チ4が操作されると、スイッチ信号が入力ポートPIN1
,PIN2 に入力されることにより、CPU32のスリ
ープ状態が解除される。この場合、CPU32は、起動
後、内部ROMに記憶されている動作プログラムに従
い、出力ポートPOUT1から作動信号SO を出力すること
によりトランジスタ33を駆動する。これにより、FE
T5のゲートが低電圧レベルになる結果、FET5が作
動する。この状態では、定電圧回路3によって安定化さ
れた直流電圧がFET5のドレインから出力されること
により、DC/DCコンバータ22が作動する。これに
より、電子回路部7は、定電圧回路3によって生成され
た正電圧と、DC/DCコンバータ22によって生成さ
れた負電圧とに基づいて所定の測定動作を実行する。 【0005】一方、FET5の作動時に電源スイッチ4
が再び操作されると、スイッチ信号が入力ポートPIN1
,PIN2 に入力されることにより、CPU32は、作
動信号SO の出力を停止した後、再びスリープ状態に移
行する。これにより、測定装置31は、低消費電力状態
を維持する。このように、この測定装置31では、電源
スイッチ4が操作される毎に、測定装置31の作動状態
および非作動状態を交互に切り替え制御すると共に、合
わせて低消費電力化を図っている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
測定装置31には、以下の問題点がある。すなわち、従
来の測定装置31では、非作動状態時において、CPU
32をスリープ状態に維持することにより低消費電力化
を図っている。しかし、CPU32をスリープ状態に維
持したとしても、実際には、CPU32は、数十μAの
電流を消費している。また、定電圧回路3内でもバイア
ス電流などが流れているため、電池電源が若干消費され
ている。このため、電子回路部7を毎日1回程度作動さ
せて温度や湿度の長期的な変化を測定するような場合、
測定装置31の非作動時にも電池2の電池電源が消費さ
れ続けている結果、電池2が極めて短寿命となる。この
ため、電池2を煩雑に交換しなければならず、従来の測
定装置31には、さらなる低消費電力化が要望されてい
るという問題点がある。 【0007】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、消費電力のさらなる低減を図ることが可能
な電池使用機器を提供することを主目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の電池使用機器は、自動復帰型の電源スイッ
チと、作動時に電池の電池電源を機器本体に供給する電
源制御用半導体素子と、電源スイッチの操作に基づいて
電源制御用半導体素子を制御することにより機器本体の
作動状態および非作動状態を交互に切り替え制御する電
源制御部とを備えている電池使用機器において、機器本
体は、負電圧を生成する負電圧生成部を備え、電源制御
用半導体素子は、その入力端子が電池の正電極に接続さ
れ、その出力端子が機器本体に接続され、かつ制御端子
が抵抗を介して正電極に接続されることにより常態にお
いて非作動状態を維持可能に構成され、電源スイッチ
は、操作時に電源制御用半導体素子の制御端子を低電圧
レベルに制御することにより電源制御用半導体素子を作
動可能に接続され、電源制御部は、電源制御用半導体素
子の作動時に電源制御用半導体素子から出力される電池
電源に基づいて起動すると共に電源制御用半導体素子を
作動状態に維持し、かつ起動時に電源制御用半導体素子
を作動させるための作動信号を出力ポートから出力する
マイクロコンピュータと、負電圧生成部によって生成さ
れた負電圧によって制御端子が逆バイアスされることに
より作動を停止させられ、かつ電源制御用半導体素子の
作動時に電源スイッチが操作されたときに、逆バイアス
されている制御端子を電池電源によって正電圧にバイア
スされることにより、作動信号の出力を停止させて電源
制御用半導体素子を非作動状態に制御するための作動停
止信号をマイクロコンピュータに出力する作動停止制御
用半導体素子とを備えて構成されていることを特徴とす
る。 【0009】この電池使用機器では、機器本体が作動停
止状態のときに電源スイッチが操作されると、電源制御
用半導体素子の制御端子が低電圧レベルに制御されるた
め、電源制御用半導体素子が作動状態になり、これによ
り、電源制御部が起動する。この場合、電源制御部は、
電源制御用半導体素子を作動状態に維持することによ
り、自身も作動状態を維持する。一方、電源制御用半導
体素子の作動時に電源スイッチが操作されると、電源制
御部は、電源スイッチのスイッチ信号に基づき、電源制
御用半導体素子を非作動状態に制御する。この結果、電
源制御用半導体素子からの電池電源の出力が停止される
ため、機器本体および電源制御部の両者が作動を停止さ
せられる。このように、この電池使用機器では、非作動
状態のときには、機器本体および電源制御部のいずれも
電力を消費しないため、消費電力をさらに低減すること
が可能となる。なお、従来の測定回路31と同じく、こ
の電池使用機器においても電源制御部に対して安定化電
圧を供給する必要が生じる場合がある。かかる場合であ
っても、この電池使用機器では、電源制御部が機器本体
の非作動状態時に作動を完全に停止していてもよいた
め、その安定化電圧を生成する定電圧回路を、電源制御
用半導体素子の出力側に配設することが可能となる。し
たがって、電源制御用半導体素子の非作動時には、この
定電圧回路でも電力を消費しないため、確実に低消費電
力化を図ることが可能となる。 【0010】また、この電池使用機器では、機器本体が
作動停止状態のときに電源スイッチが操作されると、電
源制御用半導体素子が作動する。この結果、マイクロコ
ンピュータが、起動後に出力ポートから作動信号を出力
することにより電源制御用半導体素子の作動を継続させ
る。したがって、電源制御用半導体素子から負電圧生成
部に電池電源が供給されるため、負電圧生成部が負電圧
を出力する結果、作動停止制御用半導体素子が逆バイア
スされることにより、作動停止制御用半導体素子は、作
動を停止させられる。一方、この状態において電源スイ
ッチが操作されると、作動停止制御用半導体素子の制御
端子が電池電源によって正電圧にバイアスされることに
より、作動停止制御用半導体素子が、マイクロコンピュ
ータに対して作動停止信号を出力する。これにより、マ
イクロコンピュータは、電源スイッチが操作されたこと
を認識することが可能となる。この状態では、マイクロ
コンピュータは、作動信号の出力を停止することによ
り、電源制御用半導体素子の作動を停止させる。このよ
うに、この電池使用機器でも、マイクロコンピュータと
作動停止制御用半導体素子とを用いることにより、電源
制御部を簡易に構成することが可能となる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、温度湿度測定装置を例に挙
げて、添付図面を参照しつつ、本発明に係る電池使用機
器の好適な実施の形態について説明する。なお、従来の
測定装置31の構成要素と同一のものについては同一の
符号を付して重複説明を省略する。 【0012】図1に示す温度湿度測定装置1(以下、
「測定装置1」という)は、温度、湿度および露点温度
の長期間に亘っての間欠的な測定を可能に構成されてい
る。 【0013】まず、測定装置1の構成について、同図を
参照して説明する。 【0014】測定装置1は、所定電圧を出力するボタン
型のリチウム電池(以下、「電池」ともいう)2、定電
圧回路3、電源スイッチ4、本発明における電源制御用
半導体素子に相当するPチャンネル型のFET5、本発
明における電源制御部に相当しFET5のオン/オフを
制御するCPU6、電子回路部7、ダイオード8、コン
デンサ9および抵抗10,11を備えて構成されてい
る。 【0015】次いで、測定装置1の全体的な動作につい
て説明する。 【0016】この測定装置1では、非動作時には、電池
2の電池電源が抵抗10を介してFET5のゲートに印
加されており、FET5が非動作状態を維持している。
この状態では、安定化回路3に電池電源が供給されない
ため、定電圧回路3,CPU6および電子回路部7が非
動作状態を維持する結果、測定装置1全体としての消費
電力が、ほぼ0Wとなっている。 【0017】一方、電源スイッチ4が操作されると、そ
の操作されている間のみ、電池2の出力電流が抵抗1
0、ダイオード8および電源スイッチ4を介してグラン
ドに流れる。したがって、FET5のゲート電圧が作動
電圧以下になる結果、FET5が作動する。この状態で
は、FET5のソースおよびドレインを介して、電池2
の電池電源が安定化回路3に入力されるため、安定化回
路3は、所定電圧の直流電圧を出力する。これにより、
CPU6および電子回路部7に電池電源が供給されるこ
とにより、これらの回路が作動する。CPU6は、起動
時に、初期リセットをした後、内部ROMに記憶されて
いる動作プログラムに従い、出力ポートPOUT11 をロウ
レベルに設定する。これにより、電池2の出力電流が抵
抗10を介して出力ポートPOUT11 に流れ込む。この結
果、ゲート電圧が作動電圧以下に維持されるためFET
5が作動状態を維持し、これにより、電子回路部7は、
図外の温度湿度センサによって検出されたセンサ信号に
基づいての温度や湿度の測定を開始する。これらの一連
の動作は電源スイッチ4が押圧されてから元の状態に復
帰するまでの間に終了するため、電源スイッチ4が復帰
した状態においても測定装置1は動作状態を維持する。 【0018】また、この間において、CPU6は、出力
ポートPOUT12 からハイレベル信号を出力することによ
り、抵抗11を介してハイレベル信号を入力ポートPIN
11に出力する。この場合、ハイレベル信号はダイオード
8によって出力ポートPOUT11 への流れ込みが阻止さ
れ、かつ、CPU6の入力ポートPIN11が、ハイインピ
ーダンスであるため、入力ポートPIN11はハイレベルに
維持される。この状態では、CPU6は、出力ポートP
OUT11 をロウレベルに維持することにより、FET5を
継続して作動させる。 【0019】一方、FET5の作動時において電源スイ
ッチ4が操作されると、CPU6の入力ポートPIN11が
グランド電位に制御される。この場合、CPU6は、内
部ROMに記憶されている動作プログラムに従い、出力
ポートPOUT11 をハイインピーダンス状態に設定する。
この際、コンデンサ9に電荷が残存することがあるた
め、CPU6は、動作プログラムに従って自己リセット
をした状態でコンデンサ9の放電完了まで待機し、所定
の時間が経過した時に作動を完全に停止する。これによ
り、FET5のゲートが電池2の電池電源によって逆バ
イアスされることにより、FET5は作動を停止する。
この結果、定電圧回路3に対して電池電源の供給が停止
されるため、定電圧回路3、CPU6および電子回路部
7が作動を停止する。この状態では、測定装置1全体と
しての消費電力は、ほぼ0Wとなる。 【0020】以上のように、この測定装置1によれば、
起動時にCPU6が出力ポートPOUT11 をロウレベルに
設定すると共に出力ポートPOUT12 からハイレベル信号
を出力させ、かつその状態において電源スイッチ4が操
作されたときに入力ポートPIN11をグランド電位に制御
することにより、ソフト的に測定装置1の作動および停
止を制御することができる。このため、測定装置1を簡
易に構成することができると共に確実に低消費電力化を
図ることができる。なお、CPU6は、電源スイッチ4
が操作された際に出力ポートPOUT11 からハイレベル信
号を出力するように制御してもよい。 【0021】次に、図2を参照して他の実施形態につい
て説明する。なお、測定装置1と同一の構成要素につい
ては同一の符号を付して詳細説明を省略する。 【0022】同図に示すように、測定装置21は、負電
圧を生成するDC/DCコンバータ22、トランジスタ
23、本発明における作動停止制御用半導体素子に相当
するNチャンネル型のFET24、および抵抗25〜2
7を備えている。 【0023】この測定装置21でも、非作動時には、電
池2の電池電源が抵抗10を介してFET5のゲートに
印加されており、FET5が非動作状態を維持してい
る。この状態では、安定化回路3に電池電源が供給され
ないため、定電圧回路3,CPU6、DC/DCコンバ
ータ22および電子回路部7が非動作状態を維持する結
果、測定装置1全体としての消費電力が、ほぼ0Wとな
る。 【0024】一方、電源スイッチ4が操作されると、そ
の操作されている間のみ、電池2の出力電圧を、抵抗1
0と、抵抗25および抵抗27の並列抵抗とで分圧した
分圧電圧がFET5のゲートに印加される。この場合、
分圧電圧がFET5の作動電圧以下になるように抵抗1
0,25,27の抵抗値が予め設定されているため、F
ET5が作動する。この状態では、FET5のソースお
よびドレインを介して、電池2の電池電源が安定化回路
3に入力されるため、安定化回路3は、所定電圧の直流
電圧を出力する。これにより、CPU6、電子回路部7
およびDC/DCコンバータ22に電池電源が供給され
ることにより、これらの回路が作動する。CPU6は、
起動時に、初期リセットをした後、内部ROMに記憶さ
れている動作プログラムに従い、出力ポートPOUT11 か
らハイレベル信号SH を出力する。これによって、トラ
ンジスタ23が作動することにより、電池2の出力電流
が抵抗10、トランジスタ23のコレクタおよびエミッ
タを介してグランドに流れ込む。この結果、FET5の
ゲート電圧が作動電圧以下に維持されるため、FET5
が作動状態を維持し、これにより、測定装置1は動作状
態を維持する。これらの一連の動作は電源スイッチ4が
押圧されてから元の状態に復帰するまでの間に終了する
ため、電源スイッチ4が復帰した状態においても測定装
置1は動作状態を維持する。 【0025】また、この状態では、DC/DCコンバー
タ22が作動して負電圧−Vを電子回路部7に供給する
と共に、抵抗25を介してFET24のゲートに供給す
る。これにより、ゲート電圧が作動電圧以下になるた
め、FET24が作動停止状態を維持する。この状態で
は、安定化回路3から出力される正電圧+Vが抵抗26
を介してCPU6の入力ポートPIN11に印加されるた
め、CPU6は、出力ポートPOUT11 からハイレベル信
号を出力する。これにより、トランジスタ23が作動状
態を維持するため、FET5は作動状態を維持する。こ
の結果、定電圧回路3が継続して正電圧+Vを出力する
ため、DC/DCコンバータ22および電子回路部7が
継続して作動する。 【0026】一方、FET5の作動時において電源スイ
ッチ4が操作されると、電池2の出力電圧が抵抗10を
介してFET24のゲートに印加される。この場合、抵
抗25に供給されている負電源−Vと、抵抗10に供給
されている電池電圧とを、抵抗10,25,27によっ
て分圧した分圧電圧がFET24の作動電圧を超えるよ
うに抵抗10,25,27の抵抗値が予め設定されてい
るため、FET24が作動する。この状態では、CPU
6の入力ポートPIN11の入力電圧が低下するため、CP
U6は、内部ROMに記憶されている動作プログラムに
従い、ハイレベル信号SH の出力を停止することにより
出力ポートPOUT11 をロウレベルに設定する。これによ
り、トランジスタ23が作動を停止し、FET5のゲー
トに電池2の電池電源が印加されることにより、FET
5は作動を停止する。したがって、定電圧回路3に対し
て電池電源の供給が停止される結果、定電圧回路3、C
PU6、DC/DCコンバータ22および電子回路部7
が作動を停止するため、測定装置1全体としての消費電
力が、ほぼ0Wとなる。 【0027】以上のように、この測定装置21によれ
ば、負荷回路としての電子回路部7に負電圧−Vが用い
られている場合、測定装置1が動作状態の時に、その負
電圧−VをFET24のゲートに印加し、かつその状態
において電源スイッチ4が操作されたときにFET24
のゲートに作動電圧以上の電圧を印加することにより、
CPU6に対してハイレベル信号SH の出力を停止させ
ることができる。このため、ハード的に測定装置1を作
動停止状態に設定することができ、この場合にも、測定
装置1を簡易に構成することができる。なお、FET2
4のソースとグランド間に抵抗を接続すると共にCPU
6の入力ポートPIN11をFET24のソースに接続し、
入力ポートPIN11に入力させる信号の論理を反転させる
こともできる。 【0028】なお、本発明は、本実施形態に示した構成
に限定されない。例えば、本実施形態では、温度や湿度
を測定する温度湿度測定装置を例にして説明したが、電
圧、電流および電力などの測定データを測定する測定装
置や記録装置にも適用が可能である。また、タイマなど
を設け、電源スイッチ4の代わりにタイマのタイムアッ
プ信号によってFET5を制御することにより、電子回
路部7に対して温度や湿度の測定を自動的かつ間欠的に
実行させるように構成することもできる。 【0029】 【発明の効果】以上のように、請求項1記載の電池使用
機器によれば、電源制御部が、電源制御用半導体素子の
作動時に電源制御用半導体素子から出力される電池電源
に基づいて起動すると共に電源制御用半導体素子を作動
状態に維持し、かつ電源制御用半導体素子の作動時に電
源スイッチが操作されたときに電源制御用半導体素子を
非作動状態に制御することにより、非作動状態のとき
に、機器本体および電源制御部のいずれも電力を消費し
ないため、確実に消費電力を低減することができる。ま
た、この電池使用機器によれば、マイクロコンピュータ
と作動停止制御用半導体素子とを用いて、ハード的な構
成によってマイクロコンピュータに対して作動停止制御
させることにより、電源制御部を簡易に構成することが
できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本実施形態に係る温度湿度測定装置の回路図で
ある。 【図2】他の実施形態に係る温度湿度測定装置の回路図
である。 【図3】従来の測定装置の回路図である。 【符号の説明】 1 温度湿度測定装置 2 電池 4 電源スイッチ 5 FET 6 CPU 7 電子回路部 11 抵抗 21 温度湿度測定装置 22 DC/DCコンバータ 24 FET
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 1/00 G06F 1/32

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 自動復帰型の電源スイッチと、作動時に
    電池の電池電源を機器本体に供給する電源制御用半導体
    素子と、前記電源スイッチの操作に基づいて前記電源制
    御用半導体素子を制御することにより前記機器本体の作
    動状態および非作動状態を交互に切り替え制御する電源
    制御部とを備えている電池使用機器において、前記機器本体は、負電圧を生成する負電圧生成部を備
    え、 前記電源制御用半導体素子は、その入力端子が前記電池
    の正電極に接続され、その出力端子が前記機器本体に接
    続され、かつ制御端子が抵抗を介して前記正電極に接続
    されることにより常態において非作動状態を維持可能に
    構成され、 前記電源スイッチは、操作時に前記電源制御用半導体素
    子の制御端子を低電圧レベルに制御することにより当該
    電源制御用半導体素子を作動可能に接続され、 前記電源制御部は、前記電源制御用半導体素子の作動時
    に当該電源制御用半導体素子から出力される前記電池電
    源に基づいて起動すると共に当該電源制御用半導体素子
    を作動状態に維持し、かつ起動時に前記電源制御用半導
    体素子を作動させるための作動信号を出力ポートから出
    力するマイクロコンピュータと、 前記負電圧生成部によって生成された前記負電圧によっ
    て制御端子が逆バイアスされることにより作動を停止さ
    せられ、かつ前記電源制御用半導体素子の作動時に前記
    電源スイッチが操作されたときに、前記逆バイアスされ
    ている制御端子を前記電池電源によって正電圧にバイア
    スされることにより、前記作動信号の出力を停止させて
    前記電源制御用半導体素子を非作動状態に制御するため
    の作動停止信号を前記マイクロコンピュータに出力する
    作動停止制御用半導体素子とを備えて 構成されているこ
    とを特徴とする電池使用機器。
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