JPH0645825A - 低消費電力形光電式センサ - Google Patents

低消費電力形光電式センサ

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JPH0645825A
JPH0645825A JP19687492A JP19687492A JPH0645825A JP H0645825 A JPH0645825 A JP H0645825A JP 19687492 A JP19687492 A JP 19687492A JP 19687492 A JP19687492 A JP 19687492A JP H0645825 A JPH0645825 A JP H0645825A
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JP
Japan
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oscillation
cmos
circuit
photoelectric sensor
voltage
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Withdrawn
Application number
JP19687492A
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English (en)
Inventor
Takeshi Kobayashi
毅 小林
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Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd
Original Assignee
Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイパクトで性能が安定した、しかも低消費
化を図り得る低消費電力形光電式センサを提供する。 【構成】 人体、物体を検知するCMOSで構成した発
振回路を有する光電式センサにおいて、発振回路10の
入力電圧印加部に定電流回路11を配設し、この定電流
回路11の発振維持電流によりCMOSインバータ13
を動作させるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体、物体を検知する
センサに係り、特にCMOSで構成した発振回路の入力
電圧印加部に定電流回路を設け、前記CMOSを低電流
にて動作させる低消費電力形光電式センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のセンサにあっては、CM
OS(ComplementaryMetal Oxi
de Semiconductor)の動作電圧範囲か
ら低消費を考慮した場合、CMOSを動作させて発振が
開始される最小動作電圧により使用していた。例えば、
CMOSの動作電圧範囲が3V〜18Vの場合には、3
Vの定電圧を使用していた。
【0003】一例を挙げると、図3に示すように、CM
OSインバータ1、水晶発振器2、コンデンサ3,4,
6、抵抗5から構成されていた。また、他の技術とし
て、CMOSの動作電圧、動作電流に基づき、入力電圧
を変動させる回路構成を設けて低消費化を図っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のセンサにあっては、発振が開始される電圧、す
なわち発振開始電圧と、発振を維持する電圧、すなわち
発振維持電圧の関係は、発振開始電圧>発振維持電圧で
あり、しかもCMOSのバラツキがあることから動作電
圧範囲の保証値を定めているため、定電圧で動作させる
場合には、CMOSの動作電圧のバラツキを考慮した下
限値で使用しなければならない。
【0005】そのため、CMOSが保証値以下で動作す
るものであっても、保証値の下限値で使用することにな
り、低消費化を図るためには、下限値の小さいものを選
択することが、低消費化を図るための限界であった。ま
た、他の技術であるCMOSの動作電圧、動作電流に基
づき、電源電圧を変動させる回路を配設するものにあっ
ては、回路が複雑となり、コストがアップしてしまうと
共に、機器が大形化してしまう等の欠点があった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決し、コンパク
トで性能が安定した、しかも低消費化を図り得る低消費
電力形光電式センサを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、人体、物体を検知するCMOSで構成し
た発振回路を有する光電式センサにおいて、前記発振回
路の入力電圧印加部に定電流回路を配設し、該定電流回
路の発振維持電流によりCMOSインバータを動作させ
るようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、上記のように、発振回路と入
力電圧印加部間の定電流回路より発振維持電流を与える
ことにより、CMOSインバータが動作し、発振を維持
することができるものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す人
体、物体を検知するCMOSで構成した発振回路を有す
る光電式センサの基本回路構成を示すブロック図、図2
は本発明の実施例を示す光電式センサの発振回路図であ
る。
【0010】図1に示すように、発振回路10からの発
振パルスに基づきカウンターデコーダー21を介して投
光パルスP3 を得て、LEDドライバー22よりパルス
変調光を発生する投光素子23と、この投光素子23か
らの投光に基づき人体、物体の被検出体より反射された
パルス変調光を受光する受光素子24を設ける。そこ
で、受光素子24により受光したパルス変調光を、パル
ス波形に増幅するプリアンプ25及びアンプ27と、カ
ウンターデコーダー21からストローブパルスP1 をコ
ンパレーター28へ、サンプリングパルスP2 をラッチ
30へそれぞれ伝達する。プリアンプ25とアンプ27
間には感度調整ボリューム26が配備される。そして、
これらのパルス信号をコンパレーター28及びラッチ3
0によりロジカルなON、OFF信号に処理し、タイマ
ー回路31を介して出力回路32へと出力する構成であ
る。なお、29はコンパレータ28とラッチ30との間
に接続される抵抗である。
【0011】ここで、本発明の人体、物体を検知するC
MOSで構成した発振回路は、図2に示すように構成さ
れる。ここで、発振維持電流Ih に基づいて設定可能な
電圧Vcc2 が定電流回路11を介して発振部12に供給
される。この発振部12は、CMOSインバータ13
と、水晶発振器14、コンデンサC1 15,C2 16,
3 18、抵抗R17から構成されている。
【0012】この図に示されるように、水晶発振器14
を含む帰還回路はπ型になっており、C1 15,C2
6の値は、水晶の種類や発振周波数によって決まる。な
お、C3 18は充電用のコンデンサである。因みに、3
2.768kHzの水晶振動子を用い、抵抗Rは40M
Ωである。ここで、定電流回路11としては、高抵抗、
例えば、10MΩ,20MΩ,30MΩ,40MΩ等を
接続する。また、FET等の半導体素子を用いて定電流
回路を構成するようにしてもよい。
【0013】従来の図3に示す光電式センサの発振回路
においては、発振が開始される発振開始電圧を測定する
と2.3V、その時の電流が0.78μA、発振が停止
する電圧は1.4V、その時の電流が0.13μA、メ
ーカーが保証する最小動作電圧3Vの時の電流は2.4
μAであった。この実施例における光電式センサの発振
回路は、電源電圧Vcc2 に定電流回路11を介して発振
部12に接続するように構成しているので、CMOSイ
ンバータ13を用いれば発振開始電圧の2.3Vを、入
力電圧とすることができる。発振停止は1.4Vであ
る。
【0014】そこで、発振が停止する電流は、発振を維
持させるための最小電流である発振維持電流の近似値で
あり、同一とみなされる。上記のように構成したので、
電源電圧Vcc2 を印加し、発振が開始されるまでは、定
電流回路11よりコンデンサC3 に電荷が蓄積され、発
振が開始されると発振維持電流Ih となり、発振が維持
される。
【0015】したがって、従来の図3のように、入力電
圧3Vを使用していた場合には、常時2.4μAを消費
していたものが、本発明によると、電源を接続した過渡
期の発振開始電流を無視した消費電流は、0.13μA
であり、約1/20の低消費電力化を図ることができ
る。また、従来3〜5年の寿命であった光電式センサ
が、CMOSの動作電流のバラツキや発振維持電流の余
裕度を加味しても、10〜15年の長寿命化を図ること
ができる。
【0016】この長寿命化により、電池を電源とした長
期に互るメンテナンスフリーの商品化が可能であり、人
体を感知してON、OFFを行うキャシュディスペンサ
ーや水洗トイレ等に使用できるほか、本発明の低消費電
力形センサをブザー等と共に宝石箱や金庫に設置する盗
難防止用等、種々の保安用途に使用できる。なお、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣
旨に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の
範囲から排除するものではない。
【0017】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)光電式センサの発振回路にCMOSを用い、定電
流回路を配設して発振維持電流によりCMOSを動作さ
せるようにしたので、従来の定電圧を用いてCMOSを
動作させるものに比べ、消費電力を約1/20に低減す
ることができ、極めて高い低消費電力化を図ることがで
きる。
【0018】したがって、消費電力が極めて少ないので
電池を用いても長寿命化を図ることができる。また、そ
れに伴い電池式の小形化された光電式センサを得ること
ができる。 (2)光電式センサの発振回路にCMOSを用い、定電
流回路を配設して発振維持電流によりCMOSを動作さ
せるようにしたので、CMOSの動作電圧のバラツキに
全く関係なく、CMOSのそれぞれの発振維持電流で動
作させることができる。
【0019】(3)光電式センサの発振回路にCMOS
を用い、定電流回路を配設して発振維持電流によりCM
OSを動作させるようにして低消費電力化を図ったの
で、長寿命化されたメンテナンスフリーの宝石や金庫の
盗難防止等、防犯装置用の光電式センサを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す光電式センサの基本回路
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例を示す光電式センサの発振回路
図である。
【図3】従来の光電式センサの発振回路図である。 10 発振回路 11 定電流回路 12 発振部 13 CMOSインバータ 14 水晶発振器 15 コンデンサC1 16 コンデンサC2 17 抵抗R 18 コンデンサC3 21 カウンターデコーダー 22 LEDドライバー 23 投光素子 24 受光素子 25 プリアンプ 26 感度調整ボリューム 27 アンプ 28 コンパレーター 29 抵抗 30 ラッチ 31 タイマー回路 32 出力回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体、物体を検知するCMOSで構成し
    た発振回路を有する光電式センサにおいて、前記発振回
    路の入力電圧印加部に定電流回路を配設し、該定電流回
    路の発振維持電流により前記CMOSインバータを動作
    させることを特徴とする低消費電力形光電式センサ。
JP19687492A 1992-07-23 1992-07-23 低消費電力形光電式センサ Withdrawn JPH0645825A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19687492A JPH0645825A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 低消費電力形光電式センサ

Applications Claiming Priority (1)

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JP19687492A JPH0645825A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 低消費電力形光電式センサ

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Publication Number Publication Date
JPH0645825A true JPH0645825A (ja) 1994-02-18

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19687492A Withdrawn JPH0645825A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 低消費電力形光電式センサ

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Effective date: 19991005