JPS5831276Y2 - 煙感知器の電池チエツク回路 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、間欠的に動作してその動作期間中に煙感知部
１の電池電源２の電圧を検知する電圧検知回路部３と、
電池電源２の電圧が所定レベル以−ヒであることを電圧
検知回路部３が検知した際にオンする放電回路部４と、
この放電回路部４を介して電池電源２に接続され放電回
路部４のオン時に発光表示動作する表示回路部５と、放
電回路部４に並列的に接続され放電回路部４のオフ時に
は電池電源２にて充電され、放電回路部４のオン時には
充電々荷が放電回路部４にて放電される容量素子６を有
しこの容量素子６の両端電圧が一定以上であれば電池電
源２にて動作する発振回路部７と、この発振回路部７の
出力に同期して電池電源２にて動作し発音体８を駆動す
る駆動回路部９とを具備して成る煙感知器の電池チェッ
ク回路に係る。

本考案は煙感知器の電池チェック回路に関するものであ
る。

従来の電池式煙感知器に用いていたこの種電池チェック
回路は第１図、第２図に示すようになっていた。

即ちかかる従来例にあっては、煙感知部１は電池電源２
を電源として作動する発振１駆動回路部１０にて第３図
ａに示すように発光素子１１を間欠発光１駆動させ、煙
感知室内に煙Ｘが侵入した際に生じる散乱光を受光素子
１２にて受光し、この受光信号をアンプ１３にて増幅し
、受光信号が所定レベル以上であれば警報保持回路部１
４を動作せしめてアラーム信号を発するようになってい
る。

一方電池電源２には前記発振駆動回路部１０の発振信号
に同期してオンするスイッチング素子１５を介して電圧
検知回路部３を接続してあって、スイッチング素子１５
のオン期間中に電圧検知回路部３は基準電圧と電池電圧
とを比較し、電池電源２の良否を判定するようになって
いた。

電圧検知回路部３の検出信号は保持回路部１６にて保持
され、その保持回路部１６は保持出力にて発振回路部１
７を動作させるとともに、表示回路部１８の表示動作を
停止させるように制御する表示停止回路１９を動作させ
るようになっている。

表示回路部１８は前記スイッチング素子１５を介して電
池電源２に接続され、電池電源２が正常なとき、即ち電
圧検知回路部３の検出信号が出力せず保持回路ｑ、 ｊ
、、６．にＱＱ；；ｐが発生しない際にはスイッチング
素子１５のオン時に同期して発光表示するのである。

保持回路部１６はスイッチング素子１５のオフをリセッ
ト信号とするもので、前記電圧検知回路部３の検出信号
がセット信号となる。

従ってかかる従来例回路では第３図すのように電池電圧
が所定レベルＬ以下になると、スイッチング素子１５の
オン期間中の電圧検知時に電属検知回路部３か６畔ｇ３
１ｋＣのような検出信号が発生し、この孝生と：同時に
保持回路部、ｉ６からは第３囮ｅ（ｐような伴持出力が
学生して１．表示回路部１８はその表示素子１８ａの点
灯動作を第３囮ｅのように停止する。

一方発振回路部１７は保持出力の発生によって、発振単
作を開始して第ｆ図ｆのような発振信号を出力する。

この発振信号によって駆動回路部２０が働らいて、発振
信、夛の入力の度にブザーのような発音体８を鳴動させ
電池切れを報知するのである。

尚１駆動回路部２０は警報保持、回路部、 １４の連続
信号によ、つても発音体８を鳴動させることができるよ
うになっている。

さて上述の従来例回路にあっては電圧検知回路部の検出
信号を保持するための保持回路部を要し、その結果保時
回路部の：ＩＪ、 、＄ ：、、ント回路も要し、、軍
に表示回路部の動作を停止さするための表示停止回警を
要し１．回路構成が複雑になって部品点数が多くなると
いう欠点があった。

本考案は上述の欠点に鑑みて為したものでその目的とす
うところは、回路構成が簡単で部品序数が少なくてすみ
、しかも電池電源の良否を光表案と、音とで報知するこ
とができる煙感知器の電池チェック回路を提供するにあ
る。

第４図は本考案の一実施例の構成図を示し１．第５図は
その具体回路を示すもので１．煙感知部１は第１図回路
と同様り構成と動作を有するもので、第６図に吊す内蔵
発振駆動回路部の発掘信号を電圧検知回路部３へ出力す
るとともに、アラーム信号を駆動−跨部９−＞出力する
よ匈、こりつている。

電圧検知回路部３は前記発掘駆動回路部の発振信号の入
力時に動作して電池電源２の電圧を検知するよう（こ９
っており、電池電圧が所定レベビレ以上にある正常状態
であれば、ハイレベノ、しの信号を出力し、電池電圧が
所定「べ）５以下９軍池切れ時にはローレベルの信号を
出力するようになっている。

表示回路部５は放電回路部、４を介して電池電源２に接
続されてあって１．、放電回路部４がオイ吟（ζ表示素
子５ａを発光せしめるようになってい□る。

放電回路部４は電圧検知回路部３の出力信号がハイレベ
ルのときにオンするものである。

発振回路部７は電池電源２にて充電される容量素子６を
有し、この容量素子６を前記放電回路部４に並列的に接
続してあって、放電回路部４のオン時には充電々荷が放
電されるよう！こｑ、容量素子６の両端電圧が所定以上
であれば、発振動作し、所定以下であれば発振動作しな
いよ、う（（なっている。

駆動回路部９は前記アラーム信号の入力時又は発振回路
部７の発振信号の入力時に動作してブザーのような発音
体８を鳴動させ、るため、のもので西る。

次に第５図の具体回路によって動作を説明する。

今、電圧検知囲路３に第６囮ｅに示す信号が入力すると
、この信号に同期して、トランジスタＴｒ１がオン動作
し、このオン時に電池電圧がツェナダイオードＺＤ１を
介して、チェックされ、電池電圧が第６図すのように所
定レベルＬ以上であればツェナー電流が流井る。

このツェナー電流によって放電回路部４を構成するトラ
ンジスタＴｒ２が第６囮ｅのようにオンし、・このオン
によって表示回路部５の表示素子５ａに電流が流れて表
示素子５ａは第６囮ｅのＡ区間のように卑光ス、ヤ。

、一方トランジスタＴｒ２のオンによって、発振回路部
７コンデンサ６と、ダイオードＤ１．と、トランジスタ
Ｔｒ２との閉囲、路が構成され、ぞンデンサたる容量索
子６は充電々荷を放電する。

その結果発振回路部７のプ、ログラマプルユニジャンク
、ショントランジ不りＰＵＴのスイッチングレベルにま
で至らず・発振回路部７け発振動作し籐キ房ある。

次に電池電源２の電圧力所定し’−＜／！／Ｌ以下に低
下すると、電圧検知回路部３のツェナーダイオードＺＤ
１に流れる電流ではトランジスタＴｒ２をオンすること
ができなくなす、放電回路部４は第６囮ｅ、のようにオ
フとなる。

従って表示回路部５の表示索子５ａ年電流が流れなくな
って発光表示を第６囮ｅのＢ区間の占うに止める。

プ方発振回路部７にあっては容量素子６の放電路力さな
、＜：なるため第６囮ｅのように容量索子６は抵ｍＲ４
を通して充電されてその両端電圧均Ｓ高くなり、プログ
ラマブルシュそジャンクシ、ヨントランジスタＰＵＴの
スイッチングレベル以上となって第６図ｆのように発振
回路部７は動作し１．この発掘出力によつて駆動回路部
９のトランジスタＴｒ３をオンオフさせて発音体８を駆
動し、電池切れを報知する。

さて煙感知部１においてアラーム信号が出力した場合に
は駆動回路部９のトランジスタＴｒ４をアラーム信号に
て連続的にオンせしめ、発音体８を連続的に鳴動させて
、煙感知を報知量る。

本考案は、上蓮のように電池検知回路部、放電回路部、
表示回路部、容量素子、発振回路部、・発音体、駆動回
路部を設けであるので、保持幽蕗や表示停止回路がなく
ても、量池切社を極知報卸することができるものであっ
てＪ保持回路や１４表示停止回路が不要であるから、・
、回路構成が簡単になって部品点数も少なくて済み、安
価に製作できるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の回路構成図、第２図は同上の具体的回
路図、第３図は同上の各部のタイムチャート、第４図は
本考案の一実施例の回路構成図、第５図は同上の具体的
回路図、第６図は同上の各声のタイムチャー、トチあり
、１は煙感知部、２は電池電源、３は電池検知回路部、
４は放電回路部、５は表示回路部； ６は容量素子、７
．は発振回路部、８は発音体、′９は１駆動回路部であ
る。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 間欠的に動作してその動作期間中に煙感知部の電池電源
   の電圧を検知する電圧検知回路部と、電池電源の電圧が
   所定レベル以上であることを電圧検知回路部が検知した
   際にオンする放電回路部と、この放電回路部を介して電
   池電源に接続され放電回路部のオン時に発光表示動作す
   る表示回路部と、放電回路部に並列的に接続され放電回
   路部のオフ時には電池電源にて充電され放電回路部のオ
   ン時には充電々荷が放電回路部にて放電される容量素子
   を有しこの容量素子の両端電圧が一定以上であれば電池
   電源にて動作する発振回路部と、この発振回路部の出力
   に同期して電池電源にて動作し発音体を駆動する駆動回
   路部とを具備して成る煙感知器の電池チェック回路。