JPH04254722A - ミルの出炭量計測装置 - Google Patents

ミルの出炭量計測装置

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JPH04254722A
JPH04254722A JP3556591A JP3556591A JPH04254722A JP H04254722 A JPH04254722 A JP H04254722A JP 3556591 A JP3556591 A JP 3556591A JP 3556591 A JP3556591 A JP 3556591A JP H04254722 A JPH04254722 A JP H04254722A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミルの出炭量計測装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】石炭焚ボイラの運転時には、ボイラバー
ナでの燃焼量を制御するために、ミルで粉砕された微粉
炭のボイラバーナへの出炭量を正確に知る必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来竪型ミ
ルを使用した石炭焚ボイラでは、給炭器から竪型ミルへ
給炭される給炭量を、竪型ミルからボイラバーナへ出炭
される出炭量(すなわちボイラバーナでの燃焼量)とし
て用い、運転を行っているが、蒸気温度等から推測され
る竪型ミルの出炭量は必らずしも給炭器から竪型ミルへ
給炭される給炭量とは等しくならず、ボイラバーナの燃
焼量を正確に制御することはできない。
【0004】又、ボイラの負荷変動により、図5に示す
ように竪型ミルの出炭量がW1からW2に変更される場
合、竪型ミルへの給炭量は図5の直線Aに示すように負
荷に対応するよう迅速に増加するが、竪型ミルからの出
炭量は曲線Bに示すようにして応答遅れが生じるため、
竪型ミルへの給炭量をミルからの出炭量として運転を行
うと、負荷変動時のボイラの制御を迅速に安定させるこ
とができない。
【0005】本発明は、上述の実情に鑑み、竪型ミルか
らボイラバーナへ出炭される出炭量を正確に検出し得る
ようにすることを目的としてなしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ミル
4で形成された微粉炭6をボイラバーナ8へ送る系路7
の差圧ΔPを求める差圧検出器13と、ミル4へ供給さ
れる石炭5の給炭量Wkを求める給炭量検出器14と、
該給炭量検出器14で求めた給炭量Wkから給炭量Wk
に対応した前記系路7内の基本差圧ΔPOを求める関数
発生器16と、該関数発生器16からの基本差圧ΔPO
と前記差圧検出器13からの差圧ΔPの比をとり差圧比
γを求める割算器17と、該割算器17で求めた差圧比
γから出炭量補正係数K2を求める関数発生器18と、
前記給炭量検出器14からの給炭量Wkに前記関数発生
器18からの出炭量補正係数K2を掛けてミル4からの
微粉炭6の出炭量Wを求める掛算器19を設けたもので
あり、請求項2の発明はミル4で形成された微粉炭6を
ボイラバーナ8へ送る系路7の差圧ΔPを求める差圧検
出器13と、ミル4へ供給される石炭5の給炭量Wkか
ら給炭量Wkに対応した前記系路7内の基本差圧ΔPO
を求める関数発生器16と、該関数発生器16からの基
本差圧ΔPOと前記差圧検出器13からの差圧ΔPの比
をとり差圧比γを求める割算器17と、該割算器17で
求めた差圧比γから出炭量補正係数K2を求める関数発
生器18と、前記給炭量検出器14からの給炭量Wkに
前記関数発生器18からの出炭量補正係数K2を掛けて
ミル4からの微粉炭6の出炭量Wを求める掛算器19と
前記関数発生器16からの基本差圧ΔPOと前記差圧検
出器13からの差圧ΔPの差をとり差圧差Pdを求める
減算器20と、該減算器20で求めた差圧差Pdを積分
して積分差圧差ΣPdを求める積分器21と、積分器2
1で求めた積分差圧差ΣPdから給炭量補正係数K1を
求める調整器22と、前記給炭量検出器14からの給炭
料Wkに前記調整器22からの給炭量補正係数K1を掛
けて補正給炭料Wksを求め前記関数発生器16へ与え
る掛算器15を設けたものである。
【0007】
【作用】請求項1の発明では、差圧検出器13により、
ミル4で形成された微粉炭6をボイラバーナ8へ送る系
路7の差圧ΔPが求められると共に給炭量検出器14に
より、ミル4へ供給される給炭量Wkが求められ、関数
発生器16では、給炭量Wkに対応した、系路7内の基
本差圧ΔPOが求められ、割算器17では差圧ΔPと基
本差圧ΔPOから差圧比γが求められ、関数発生器18
では差圧比γにより出炭量補正係数K2が求められ、掛
算器19では給炭器Wkに出炭量補正係数K2が掛けら
れて、ミル4からの微粉炭6の出炭量Wが求められる。
【0008】該請求項2の発明では、請求項1と同様に
して出炭量Wが求められると共に、炭種等に変更があっ
た場合、減算器20では差圧検出器13からの差圧ΔP
と関数発生器16からの基本差圧ΔPOの差をとり差圧
差Pdが求められ、積分器21では差圧差Pdが積分さ
れて積分差圧差ΣPdが求められ、調整器22では、積
分差圧差ΣPdに対応した給炭量補正係数にK1が求め
られ、掛算器15では、給炭量Wkに給炭量補正係数K
1が掛けられて補正給炭量Wksが求められ、関数発生
器16では補正給炭量Wksに対応した基本差圧ΔPO
がΔPO求められて割算器17及び減算器20に与えら
れ、上述した手順で給炭量W、給炭量補正係数K1が求
められる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつ
つ説明する。
【0010】図2は本発明のミルの出炭量計測装置が適
用されるボイラ設備の概要を示し、図中1はボイラ、2
は石炭貯留用のホッパ、3はホッパ2の下部に設置され
た給炭器、4は給炭器3から給炭された石炭5を粉砕し
て微粉炭6を形成する竪型ミル、7は竪型ミル4で形成
された微粉炭6を出炭しボイラバーナ8へ送給する微粉
炭管、9は給炭器3のベルト上に搭載された石炭5の重
量を検出する荷重検出器、10は給炭器3のベルト速度
を検出する速度検出器、11は微粉炭管7の入口部近傍
に接続した圧力検出器、12は微粉炭管7の出口部近傍
に接続した圧力検出器である。
【0011】上記竪型ミル4の出炭量を計測するための
装置は図1に示され、13は圧力検出器11で検出した
微粉炭管7の入口部近傍の一次空気圧力P1と圧力検出
器12で検出した微粉炭管7出口部近傍の一次空気圧力
P2の差圧ΔP(=P1−P2)を求める差圧検出器、
14は荷重検出器9で検出した、給炭器3のベルト上の
石炭5の重量Wo及び速度検出器10で検出した給炭器
3のベルトの送り速度Vをもとに、ホッパ2から竪型ミ
ル4へ給炭される給炭量Wkを求める演算器等の給炭量
検出器である。
【0012】15は給炭量検出器14で検出した給炭量
Wkと後述する調整器22で求めたた給炭量補正係数K
1を掛け、補正給炭量Wksを求める掛算器16は掛算
器15からの給炭量Wk或いは補正給炭量Wksに対応
した、微粉炭管7の入口から出口までの基本差圧ΔPO
を求める関数発生器、17は前記差圧検出器13で検出
した差圧ΔPと関数発生器16で求めた基本差圧ΔPO
の差圧比γ(=ΔP/ΔPO)を求める割算器、18は
割算器17で求めた差圧比γから出炭量補正係数K2を
求める関数発生器、19は給炭量検出器14で検出した
給炭量Wkに関数発生器18で求めた出炭量補正係数K
2を掛け、竪型ミル4からの出炭量Wを求める掛算器で
ある。
【0013】20は差圧検出器13で求めた差圧ΔPと
関数発生器16で求めた基本差圧ΔPOから差圧差Pd
(=ΔP−ΔPO)を求める減算器、21は減算器20
で求めた差圧差Pdを積分して積分差圧差ΣPdを求め
る積分器、22は積分器21で求めた積分差圧差ΣPd
に対応した修正係数K1を求め、前記掛算器15へ出力
する調整器である。
【0014】次に本発明の作動について説明する。
【0015】ホッパ2から切出された石炭5は、給炭器
3により搬送されて竪型ミル4内へ給炭され、粉砕され
る。而して、石炭5が粉砕されて形成された微粉炭6は
、竪型ミル4へ供給される一次空気により、竪型ミル4
から微粉炭管7を経てボイラバーナ8へ搬送され、ボイ
ラバーナ8からボイラ1の火炉内へ噴射されて燃焼され
る。
【0016】上記運転時には、荷重検出器9により給炭
器3のベルト上の石炭5の重量Woが検出されると共に
速度検出器10により給炭器3のベルトの送り速度Vが
検出されて給炭量検出器14に与えられ、給炭量検出器
14では、重量Wo(t/m)と送り速度V(m/h)
が掛けられて給炭量Wk(t/h)が求められ、 給炭
量Wkは掛算器15,19へ与えられる。
【0017】又、圧力検出器11で検出した微粉炭管7
内の入口部近傍の一次空気圧力P1及び圧力検出器12
で検出した微粉炭管7内の出口部近傍の一次空気圧力P
2は差圧検出器13に与えられ差圧検出器13では差圧
ΔP(=P1−P2)が求められ、該差圧ΔPは割算器
17及び減算器20に与えられる。
【0018】一方、給炭器3から竪型ミル4へ送給され
ている石炭5の炭種等に変更がないような場合には、後
述するように、調整器22から掛算器15へ与えられる
給炭量補正係数K1は1であるため、給炭量検出器14
で検出された給炭量Wk掛算器15を通ってそのまま関
数発生器16に与えられる。
【0019】関数発生器16には、図3に示すように、
給炭量Wk或いは補正給炭量Wksと基本差圧ΔPoの
関係が関数F(X1)として設定してあり、例えば曲線
イで表わされる関数F(X1)で給炭量WkがX1の場
合基本差圧ΔPoはY1となり、このY1が基本差圧Δ
Poとして割算器17及び減算器20に与えられる。こ
こで基本差圧ΔPoとは、特定の種類の石炭の出炭量W
が給炭量Wkと等しい場合に微粉炭管7内の入口部及び
出口部に生ずる実際の一次空気の差圧であり、試運転時
に実験的に求めるか、或いは理論的に求めてある。
【0020】而して、炭種により定まる基本差圧ΔPO
と操業時に差圧検出器13で検出された差圧ΔPは、負
荷静定時には炭種が変らない限り略等しく、減算器20
から積分器16へ与えられる差圧差Pd(=ΔPO−Δ
P)は略零である。このため、積分器21から調整器2
2へ与えられる積分差圧差ΣPdも略零であり、これは
、給炭量検出器14で検出した給炭量Wkを修正する必
要がないことを意味し、従って調整器22から掛算器1
5へ与えられる給炭量補正係数K1は1のままである。
【0021】割算器17では、差圧検出器13からの差
圧ΔPが、関数発生器16からの基準差圧ΔPOにより
除算されて差圧比γ(=ΔP/ΔPO)が求められ、該
差圧比γは、関数発生器18に与えられる。
【0022】関数発生器18には、図4に示すように、
差圧比γと出炭量補正係数K2の関係が関数F(X2)
として設定してある。このため、関数発生器18では差
圧比γに対応した出炭量補正係数K2が求められて掛算
器19に与えられ、掛算器19では、給炭量検出器14
からの給炭量Wkに関数発生器18からの出炭量補正係
数K2が掛けられて出炭量W(t/h)が求められる。 而して、掛算器19で求められた出炭量Wは、竪型ミル
4からの実際の出炭量となり、斯かる出炭量Wをもとに
、ボイラバーナの燃焼制御が行われる。
【0023】関数発生器18に設定される差圧比γと出
炭量補正係数K2の関係は、試運転時に実験的に求める
か、或いは理論的に求めておく。
【0024】最も安定した運転が行われている場合、割
算器17で求めた差圧比はγ≒1となり、又関数発生器
18で求めた出炭量補正係数はK2≒1となる。これは
給炭量Wkから定まる基本差圧ΔPOと圧力検出器11
,12で検出した実際の一次空気圧力P1,P2の差圧
ΔPは等しく、給炭器3からの給炭量Wkと竪型ミル4
からの出炭量Wが等しいことを意味する。
【0025】例えば、ボイラ負荷が増加して給炭器3に
よる給炭量Wkが図5に示すように、直線Aに従いW1
からW2に増加した場合、竪型ミル4からの出炭量Wは
、図5の曲線Bに示すように、時間的に遅れて増加する
が、この場合の出炭量Wも上述した場合と同様に求める
【0026】この場合、給炭器3からの給炭量Wkが増
加し、図3に示すようにX1からX2になると、ボイラ
負荷変動の前後で炭種が同じなら、基本差圧ΔPOは、
Y1からY2に増加する。従って、関数発生器16から
出力される基本差圧ΔPOは大きくなるが、竪型ミル4
からの出炭量Wには時間遅れがあり、微粉炭管7内を通
る風量も時間遅れがあって直ちには増加しないため、圧
力検出器11,12で検出される一次空気圧力P1,P
2の差圧ΔPも直ちには増加しない。従って割算器17
で求められる差圧比γ(=ΔP/ΔPO)は1よりも小
さくなり、関数発生器18から出力される出炭量補正係
数K2も小さくなるため掛算器19で求められた出炭量
Wは、給炭量Wkよりも少量となり、この少量の出炭量
Wが竪型ミル4の出炭量となる。
【0027】ボイラ負荷が減少して給炭器3による給炭
量Wkが減少する場合には、竪型ミル4からの出炭量W
は、時間的に遅れて減少する。この場合、給炭器3から
の給炭量が減少して図3に示すようにX1からX3にな
ると、ボイラ負荷変動の前後で炭種が同じなら、基本差
圧ΔPoはY1からY3に減少する。従って、関数発生
器16から出力される基本差圧ΔPoは小さくなるが、
竪型ミル4からの出炭量Wには時間遅れがあり、微粉炭
管7内を通る風量にも時間遅れがあって直ちには減少し
ないため、圧力検出器11,12で検出される一次空気
圧力P1,P2の差圧ΔPも直ちには減少しない。従っ
て、割算器17で求められる差圧比γ(=ΔP/ΔPo
)は1よりも大きくなり、関数発生器18から出力され
る出炭量補正係数K2も大きくなるため、掛算器19で
求められた出炭量Wは、給炭量WKよりも多量となり、
この給炭量Wが竪型ミル4の出炭量となる。
【0028】ボイラ負荷の増減の際には、基本差圧ΔP
Oと差圧ΔPに差が生じ、減算器20から積分器21へ
与えられる差圧差Pdは零ではなくなり、このため積分
器21からは積分差圧差ΣPd(≠0)が調整器22に
与えられ、調整器22からは、1よりも大きい給炭量補
正係数K1が掛算器15に与えられ、結果的に炭種が変
更されたと同様の状態になって具合が悪い。そこで、こ
の場合には、積分器21のゲインを小さくしておき、負
荷変化時等のような短時間の変化の場合には、積分器2
1からは積分差圧差ΣPd(≠0)が出力されないよう
予め積分器21の設定を行っておく。このようにすれは
、ボイラ負荷の変化時には、調整器22から出力される
給炭量補正係数はK=1であり、ボイラの運転に何等支
障は生じない。
【0029】たとえば、ボイラの定常運転時に炭種が変
更されると給炭量Wk及び基本差圧ΔPOが変化する。 このため減算器20からは差圧差Pd(≠0)が積分器
21に与えられ、積分器21からは積分差圧差ΣPd(
≠0)が調整器22に与えられ、調整器22からは給炭
量補正係数K1(≠1)が掛算器15に与えられ、掛算
器15では、給炭量検出器14からの給炭量Wkに給炭
量補正係数K1が掛けられて補正給炭量Wks(≠Wk
)が求められ、該補正給炭量Wksは関数発生器16に
与えられる。
【0030】而して、関数発生器16からは変化した炭
種及び給炭量Wkに対応した基本差圧ΔPoが選定され
て割算器17及び減算器20に与えられ、割算器17で
は差圧比γが、関数発生器18では出炭量補正係数K2
が掛算器19では出炭量Wkが上述したと同様の手順で
順次求められ、一方減算器20では差圧差Pdが求めら
れる。この場合、時間の経過と共に微粉炭の出炭量が増
加し、差圧ΔPが基本差圧ΔPoに近付くため差圧差P
dが減少し、従って積分差圧差ΣPdは徐々に減少し、
給炭量補正係数K1は徐々に1に接近し、最終的には基
本差圧ΔPoと差圧ΔPが等しくなり、給炭量補正係数
K1は1となる。これにより炭種及び給炭量の変更に伴
う修正が終了する。
【0031】例えば、図3に示すように、給炭量Wkと
基本差圧ΔPOの関係が曲線イで表わされる石炭を給炭
量X1で使用していた際に、曲線ロで表わされる石炭に
変更し、そのときの給炭量WkをX1´とすると、基本
差圧ΔPOはY1からY1´に変化する。このため、上
述のように減算器20からは、差圧差Pd(≠0)が出
力されるが、時間の経過に従って、掛算器15を通過す
る補正微粉炭量Wksが変化して差圧検出器13で検出
される差圧ΔPは基本差圧ΔPOに近付く。
【0032】上述したような運転を行うことにより、ボ
イラ負荷を変更したり、炭種を変更した場合でも、竪型
ミル4からの微粉炭6の出炭量Wを正確に求めることが
できる。
【0033】なお、本発明の実施例では微粉炭が出炭さ
れる系路の差圧を微粉炭管の入口及び出口で検出する場
合について説明したが、微粉炭が送給される系路であれ
ばどこで検出しても良く、例えば竪型ミルの石炭入口及
び微粉炭出口で検出しても、粗粉分離器の入口と出口で
検出しても良いこと、ミルは竪型ミルではなく横型ミル
でも良いこと、給炭量Wkから基本差圧ΔPOを求める
かわりにミルへ送風される一次空気量から基本差圧ΔP
Oを検出しても良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内で種々変更を加え得ること、等は勿論であ
る。
【0034】
【発明の効果】本発明のミルの出炭量計測装置によれば
、ミルからの出炭量を正確に求めることが可能となると
いう優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のミルの出炭量計測装置の実施例の制御
ブロック図である。
【図2】本発明のミルの出炭量計測装置が適用されるボ
イラ設備の概念図である。
【図3】本発明のミルの出炭量計測装置における給炭量
又は補正給炭量と基本差圧の関係を表わすグラフである
【図4】本発明のミルの出炭量計測装置における差圧比
と出炭量補正係数の関係を表わすグラフである。
【図5】ボイラ負荷が増加した場合の給炭器からの給炭
量或いは竪型ミルからの出炭量の変化を表わすグラフで
ある。
【符号の説明】
4       竪型ミル(ミル) 5       石炭 6       微粉炭 7       微粉炭管(系路) 8       ボイラバーナ 13      差圧検出器 14      給炭量検出器 15      掛算器 16      関数発生器 17      割算器 18      関数発生器 19      掛算器 20      減算器 21      積分器 22      調整器 ΔP      差圧 ΔPO     基本差圧 Pd       差圧差 Wk       給炭量 Wks      補正給炭量 K1       給炭量補正係数 γ        差圧比 K2       出炭量補正係数 ΣPd     積分差圧差 W        出炭量

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ミル4で形成された微粉炭6をボイラ
    バーナ8へ送る系路7の差圧ΔPを求める差圧検出器1
    3と、ミル4へ供給される石炭5の給炭量Wkを求める
    給炭量検出器14と、該給炭量検出器14で求めた給炭
    量Wkから給炭量Wkに対応した前記系路7内の基本差
    圧ΔPOを求める関数発生器16と、該関数発生器16
    からの基本差圧ΔPOと前記差圧検出器13からの差圧
    ΔPの比をとり差圧比γを求める割算器17と、該割算
    器17で求めた差圧比γから出炭量補正係数K2を求め
    る関数発生器18と、前記給炭量検出器14からの給炭
    量Wkに前記関数発生器18からの出炭量補正係数K2
    を掛けてミル4からの微粉炭6の出炭量Wを求める掛算
    器19を設けたことを特徴とするミルの出炭量計測装置
  2. 【請求項2】  ミル4で形成された微粉炭6をボイラ
    バーナ8へ送る系路7の差圧ΔPを求める差圧検出器1
    3と、ミル4へ供給される石炭5の給炭量Wkから給炭
    量Wkに対応した前記系路7内の基本差圧ΔPOを求め
    る関数発生器16と、該関数発生器16からの基本差圧
    ΔPOと前記差圧検出器13からの差圧ΔPの比をとり
    差圧比γを求める割算器17と、該割算器17で求めた
    差圧比γから出炭量補正係数K2を求める関数発生器1
    8と、前記給炭量検出器14からの給炭量Wkに前記関
    数発生器18からの出炭量補正係数K2を掛けてミル4
    からの微粉炭6の出炭量Wを求める掛算器19と前記関
    数発生器16からの基本差圧ΔPOと前記差圧検出器1
    3からの差圧ΔPの差をとり差圧差Pdを求める減算器
    20と、該減算器20で求めた差圧差Pdを積分して積
    分差圧差ΣPdを求める積分器21と、積分器21で求
    めた積分差圧差ΣPdから給炭量補正係数K1を求める
    調整器22と、前記給炭量検出器14からの給炭料Wk
    に前記調整器22からの給炭量補正係数K1を掛けて補
    正給炭量Wksを求め前記関数発生器16へ与える掛算
    器15を設けたことを特徴とするミルの出炭量計測装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115755677A (zh) * 2022-10-31 2023-03-07 华能国际电力股份有限公司上海石洞口第二电厂 一种基于图像识别的犁煤器状态监测与控制方法及系统

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