JP2869166B2 - 微粉炭機の出炭量調節装置 - Google Patents
微粉炭機の出炭量調節装置Info
- Publication number
- JP2869166B2 JP2869166B2 JP21003990A JP21003990A JP2869166B2 JP 2869166 B2 JP2869166 B2 JP 2869166B2 JP 21003990 A JP21003990 A JP 21003990A JP 21003990 A JP21003990 A JP 21003990A JP 2869166 B2 JP2869166 B2 JP 2869166B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- coal
- temperature
- coal output
- machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
る。
する横形の微粉炭機の出炭量調節装置の一例を示すもの
で、熱空気管1からの熱空気2と、冷空気管3からの冷
空気4とを、熱空気ダンパ5と冷空気ダンパ6を介して
合流させることにより温度調節を行い、温度調節された
搬送用空気7を、内部に粉砕ボール8が装入されて回転
し供給され石炭9の粉砕を行う微粉炭機10に、搬送用空
気管11に有した搬送用空気流量調節ダンパ12を介して供
給し、前記微粉炭機10にて粉砕された微粉炭を、微粉炭
管13を介して図示しないボイラ等のバーナに供給するよ
うにしている。尚、石炭9は、微粉炭機10内の炭層レベ
ルを一定に保つように供給される。
れ、該温度検出計14からの検出温度信号15を、設定温度
信号(例えば65℃)16とともに温度制御装置17に入力
し、上記信号15,16の偏差に基づいて、前記熱空気ダン
パ5と冷空気ダンパ6の調節器18,19に調節信号20,21が
出力されてダンパ開度が調節されることにより、前記微
粉炭機10の出口温度が一定(65℃)に制御されるように
なっている。
節ダンパ12の下流に流量計22を設け、該流量計22にて検
出した検出流量信号23を出炭換算用関数発生器24に入力
して、第4図に示すような搬送用空気流量と出炭量との
関係から出炭量に相当する出炭換算信号25に信号変換
し、該出炭換算信号25を、出炭量指令信号26が入力され
ている引算器27に入力して引算し、該引算器27からの偏
差信号28が零になるように調節する調節計29を介して前
記搬送用空気流量調節ダンパ12の開度を調節器30にて調
節し、搬送用空気流量の調節により出炭量の制御を行う
ようにしている。
を一定に制御するようにしているが、負荷の変動時等に
は、過渡的には微粉炭機10出口温度が変化する。
搬送用空気流量調節ダンパ12の開度が増加して搬送用空
気流量が増加することにより、微粉炭機10内に蓄えられ
ていた微粉が一時的に多く搬送され炭層レベルが低下す
るので、それに見合った石炭を微粉炭機10に供給すると
石炭自体の温度が一定でないので微粉炭機10出口の温度
が低下してしまう。
口温度が設定温度になるように、温度制御装置17によっ
て熱空気ダンパ5及び冷空気ダンパ6の開度の調整が行
われるが、該両ダンパ5,6の開度調整は微粉炭機10の出
口温度を見ながら行っているためにダンパ制御に遅れが
あり、よって微粉炭機10の出口温度が設定温度に復帰す
るまでに時間を要し追従性が欠けることになる。
の搬送用空気流量と出炭量の特性が変化し、出炭量が正
しく計測できなくなり燃料制御が不安定となる問題を有
していた。
炭量指令信号に応じた出炭量を確保し、且つ制御の安定
を図ることを目的としている。
空気管11に有した搬送用空気流量調節ダンパ12と、前記
微粉炭機10に供給される搬送用空気7の流量を検出する
流量計22と、該流量計22の検出流量信号23を出炭換算信
号25に変換する出炭換算用関数発生器24と、出炭量指令
信号26と前記出炭換算信号25を入力して引算を行う引算
器27と、該引算器27からの偏差信号28が零になるように
調節器30を介して前記搬送用空気流量調節ダンパ12の開
度を調節する調節計29と、前記搬送用空気管11に連通す
る熱空気管1と冷空気管3に夫々有した熱空気ダンパ5
及び冷空気ダンパ6と、前記微粉炭機10の出口温度を検
出する温度検出計14と、該温度検出計14の検出温度信号
15と設定温度信号16との偏差に基づいて前記熱空気ダン
パ5及び冷空気ダンパ6の開度を調節する温度制御装置
17を有した微粉炭機の出炭量調節装置において、前記温
度検出計14の検出温度信号15と前記設定温度信号16とを
入力して引算する引算器32と、該引算器32からの温度差
信号31を入力して温度を出炭量に信号変換する出炭量変
換用関数発生器33と、該出炭量変換用関数発生器33から
の出炭量温度補正信号34を前記出炭換算信号25に加算し
て出炭換算補正信号36として前記引算器27に入力する加
算器35とを備えて、前記搬送用空気流量調節ダンパ12の
開度を調節するようにしたことを特徴とする微粉炭機の
出炭量調節装置にかかるものである。
温度信号15が設定温度信号16に対して変化すると、引算
器32によって引算された正又は負の温度差信号31が出炭
量変換用関数発生器33に出力されて、前記温度差信号31
が正又は負の出炭量温度補正信号34に信号変換され、該
出炭温度補正信号34が加算器35により出炭換算信号25に
加算され、このようにして得られた出炭換算補正信号36
が引算器27に導入されて出炭量指令信号26から引算さ
れ、搬送用空気流量調節ダンパ12の開度調節が行われ
る。従って、前記微粉炭機出口温度の変動に対しても出
炭量の変化をとらえ安定した燃料制御を行わせることが
可能となる。
の符号を付した部分は同一物を表わしている。
た温度検出計14からの検出温度信号15を、設定温度信号
(例えば65℃)16とともに温度制御装置17に入力し、上
記信号15,16の偏差に基づいて、前記熱空気ダンパ5と
冷空気ダンパ6の調節器18,19に調節信号20,21が出力さ
れてダンパ開度が調節され、これにより、前記微粉炭機
10の出口温度が一定(65℃)に制御されるようになって
いる。
度検出計14からの検出温度信号15とを入力して設定温度
信号16から検出温度信号15を引算することにより正又は
負の温度差信号31を出力するようにした引算器32を設
け、該引算器32からの温度差信号31を出炭量変換用関数
発生器33に入力することにより、出炭量に相当する正又
は負の出炭量温度補正信号34に信号変換し、該出炭量温
度補正信号34を加算器35に入力する。
用関数発生器24に入力して信号変換した出炭換算信号25
を前記加算器35に入力して前記出炭量温度補正信号34に
加算することにより出炭換算補正信号36を得、該出炭換
算補正信号36を引算器27に導入するようにしている。
36との差、即ち偏差信号28が出力されており、この偏差
信号28零になるように調節計29が搬送用空気流量調節ダ
ンパ12の開度を調節する。
すように微粉炭機出口温度が上昇すると出炭量は増加
し、微粉炭機出口温度が低下すると出炭量は低下する関
係がある。これは搬送用空気温度の変化によって、石炭
のこなれ易さや乾燥の度合いが変化することによってい
る。
と出炭量との関係を予め出炭量変換用関数発生器33に入
力しておくと、前記温度検出計14からの検出温度信号15
が例えば低下して設定温度信号16(例えば65℃)との間
に差が生じた場合、引算器32は正の温度差信号31を出炭
量変換用関数発生器33に出力し、該出炭量変換用関数発
生器33は前記第2図の関係から、温度差信号31の温度低
下分に相当する出炭量の減少分を補うような出炭量温度
補正信号34を加算器35に出力する。
の温度(例えば65℃)より高くなった場合には、上記と
逆に作用される。
じた出炭量の変化分を正確にとらえ、微粉炭機10に供給
する搬送用空気7の流量を調節することができる。
施例にのみ限定されるものではなく、堅形の微粉炭機に
も適用し得ること、流量計によって搬送用空気流量を検
出する代りに微粉炭機内の圧力を検出する方式を用いた
場合にも適用できること、その他本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々偏向を加え得ることは勿論であ
る。
置によれば、微粉炭機出口温度の変化に伴う出炭量の変
化分をとらえた出炭量温度補正信号34を用いて搬送用空
気流量を調節しているので、出炭量を出炭量指令信号26
に基づいて常に安定して制御することができる優れた効
果を奏し得る。
炭機出口温度と出炭量との関係を示す線図、第3図は従
来における微粉炭機の出炭量調節装置の一例を示すブロ
ック図、第4図は搬送用空気流量と出炭量との関係を示
す線図である。 1は熱空間管、3は冷空気管、5は熱空気ダンパ、6は
冷空気ダンパ、7は搬送用空気、10は微粉炭機、11は搬
送用空気管、12は搬送用空気流量調節ダンパ、14は温度
検出計、15は検出温度信号、16は設定温度信号、17は温
度制御装置、18,19は調節器、20,21は調節信号、22は流
量計、23は検出流量信号、24は出炭換算用関数発生器、
25は出炭換算信号、26は出炭量指令信号、27は引算器、
28は偏差信号、29は調節計、30は調節器、31は温度差信
号、32は引算器、33は出炭量変換用関数発生器、34は出
炭量温度補正信号、35は加算器、36は出炭換算補正信号
を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】微粉炭機10に搬送用空気7を供給する搬送
用空気管11に有した搬送用空気流量調節ダンパ12と、前
記微粉炭機10に供給される搬送用空気7の流量を検出す
る流量計22と、該流量計22の検出流量信号23を出炭換算
信号25に変換する出炭換算用関数発生器24と、出炭量指
令信号26と前記出炭換算信号25を入力して引算を行う引
算器27と、該引算器27からの偏差信号28が零になるよう
に調節器30を介して前記搬送用空気流量調節ダンパ12の
開度を調節する調節計29と、前記搬送用空気管11に連通
する熱空気管1と冷空気管3に夫々有した熱空気ダンパ
5及び冷空気ダンパ6と、前記微粉炭機10の出口温度を
検出する温度検出計14と、該温度検出計14の検出温度信
号15と設定温度信号16との偏差に基づいて前記熱空気ダ
ンパ5及び冷空気ダンパ6の開度を調節する温度調製装
置17を有した微粉炭機の出炭量調節装置において、前記
温度検出計14の検出温度信号15と前記設定温度信号16と
を入力して引算する引算器32と、該引算器32からの温度
差信号31を入力して温度を出炭量に信号変換する出炭量
変換用関数発生器33と、該出炭量変換用関数発生器33か
らの出炭量温度補正信号34を前記出炭換算信号25に加算
して出炭換算補正信号36として前記引算器27に入力する
加算器35とを備えて、前記搬送用空気流量調節ダンパ12
の開度を調節するようにしたことを特徴とする微粉炭機
の出炭量調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21003990A JP2869166B2 (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | 微粉炭機の出炭量調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21003990A JP2869166B2 (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | 微粉炭機の出炭量調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0493511A JPH0493511A (ja) | 1992-03-26 |
JP2869166B2 true JP2869166B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=16582795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21003990A Expired - Lifetime JP2869166B2 (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | 微粉炭機の出炭量調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2869166B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6225217B1 (ja) | 2016-05-13 | 2017-11-01 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 石炭粉砕装置及びその制御装置及び制御方法、並びに石炭焚き火力発電プラント |
CN115194178B (zh) * | 2022-07-18 | 2024-06-11 | 中国矿业大学 | 一种用于薄壁零件激光直接成形的同轴送粉喷嘴 |
-
1990
- 1990-08-08 JP JP21003990A patent/JP2869166B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0493511A (ja) | 1992-03-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0120325B2 (ja) | ||
JP2869166B2 (ja) | 微粉炭機の出炭量調節装置 | |
JP2975064B2 (ja) | ボイラの空気流量制御方法 | |
JP2713641B2 (ja) | 微粉炭機風量制御装置 | |
JPH09250734A (ja) | ボイラの自動制御装置 | |
JP2539346B2 (ja) | 再熱器の蒸気温度制御方法 | |
JP3817851B2 (ja) | ガス焚きボイラの燃料ガス圧力制御方法及び装置 | |
JP2749588B2 (ja) | 石炭焚ボイラの燃料制御方法 | |
JPS58179702A (ja) | ドラム型ボイラ負荷追従制御装置 | |
JP2005155349A (ja) | 負荷変化に追従するボイラ制御方法 | |
JPS62276318A (ja) | ミル出口温度制御方法 | |
JP2000126643A (ja) | 竪・横ミル混在型石炭焚ボイラの石炭流量制御方法 | |
JPS60161752A (ja) | ミル制御装置 | |
JP2865972B2 (ja) | ボイラの燃料発熱量補正方法 | |
JP2647437B2 (ja) | 微粉炭焚きボイラの主蒸気圧力制御装置 | |
JPH0299153A (ja) | 竪形ミルの制御方法 | |
JPH0343334U (ja) | ||
JP3363989B2 (ja) | チューブミルの石炭レベル制御方法 | |
JPH11337049A (ja) | 微粉炭焚ボイラのミル一次空気ダンパ制御方法及び装置 | |
JP3707063B2 (ja) | 主蒸気圧力制御時における竪型ミルの制御方法 | |
JPH10290941A (ja) | 石炭焚ボイラ設備におけるミルのパイライトホッパへの石炭落下抑制方法 | |
JPS6046338B2 (ja) | 燃焼系の自動制御装置 | |
JP2998234B2 (ja) | ミルの出炭量計測装置 | |
JP6702109B2 (ja) | 粉砕プラントにおけるプロセス制御方法、粉砕プラントにおけるプロセス制御装置、およびプログラム | |
JPH08261410A (ja) | 微粉炭焚ボイラの窒素酸化物低減方法及び装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071225 Year of fee payment: 9 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071225 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081225 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091225 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091225 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101225 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101225 Year of fee payment: 12 |