JP2749588B2 - 石炭焚ボイラの燃料制御方法 - Google Patents
石炭焚ボイラの燃料制御方法Info
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- JP2749588B2 JP2749588B2 JP63107281A JP10728188A JP2749588B2 JP 2749588 B2 JP2749588 B2 JP 2749588B2 JP 63107281 A JP63107281 A JP 63107281A JP 10728188 A JP10728188 A JP 10728188A JP 2749588 B2 JP2749588 B2 JP 2749588B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N1/00—Regulating fuel supply
- F23N1/002—Regulating fuel supply using electronic means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N2221/00—Pretreatment or prehandling
- F23N2221/10—Analysing fuel properties, e.g. density, calorific
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
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- F23N2225/04—Measuring pressure
- F23N2225/06—Measuring pressure for determining flow
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は石炭性状の変化に対応し得る石炭焚ボイラの
燃料制御方法に関するものである。
燃料制御方法に関するものである。
［従来の技術］ 第３図は従来の石炭焚ボイラの燃料制御方式を示すも
ので、燃料流量は負荷のみに対するプログラムによって
制御している。即ち、負荷指令（発電機出力指令）１を
関数発生器２を介して引算器３に入力して、給炭機の給
炭計12等からの燃料量（給炭量）信号４と引算し、その
差が零になるようにPIコントローラ５を介してボイラに
微粉炭燃料を供給する微粉炭ミルの入口ダンパ等の制御
を行うようにしている。
ので、燃料流量は負荷のみに対するプログラムによって
制御している。即ち、負荷指令（発電機出力指令）１を
関数発生器２を介して引算器３に入力して、給炭機の給
炭計12等からの燃料量（給炭量）信号４と引算し、その
差が零になるようにPIコントローラ５を介してボイラに
微粉炭燃料を供給する微粉炭ミルの入口ダンパ等の制御
を行うようにしている。
［発明が解決しようとする課題］ しかし、石炭焚ボイラへ供給する石炭は、同一産地の
石炭でも性状が変化し、又同一種の石炭でも雨水の影響
などによって経時的に大きくその燃焼特性に差異を生じ
る。
石炭でも性状が変化し、又同一種の石炭でも雨水の影響
などによって経時的に大きくその燃焼特性に差異を生じ
る。
これに対して、従来、石炭性状に基づいた補正を行っ
ておらず、このためにボイラ出口圧力や温度が不安定に
変動し、制御性が悪化する問題を有していた。
ておらず、このためにボイラ出口圧力や温度が不安定に
変動し、制御性が悪化する問題を有していた。
本発明は、石炭性状の変化をミル廻りの状態の変化に
よって推定して燃料流量の補正を行うことにより、ボイ
ラの制御性の向上を図ることを目的としている。
よって推定して燃料流量の補正を行うことにより、ボイ
ラの制御性の向上を図ることを目的としている。
［課題を解決するための手段］ 本発明は、上記技術的課題を解決しようとしたもの
で、微粉炭ミルの出口温度を一定に保持する如くミルに
供給する空気の温度を制御している時の、ミル入口空気
温度、ミル入口空気流量、給炭量から石炭性状を推定
し、該推定した石炭性状に基づいて燃料流量を補正する
ことを特徴とする石炭焚ボイラの燃料制御方法、に係る
ものである。
で、微粉炭ミルの出口温度を一定に保持する如くミルに
供給する空気の温度を制御している時の、ミル入口空気
温度、ミル入口空気流量、給炭量から石炭性状を推定
し、該推定した石炭性状に基づいて燃料流量を補正する
ことを特徴とする石炭焚ボイラの燃料制御方法、に係る
ものである。
［作用］ 従って、本発明では、ミル入口空気流量及び給炭量並
びにミル入口空気温度が変動することにより石炭性状
（湿分、発熱量等）の変化を推定して、燃料流量を補正
する。
びにミル入口空気温度が変動することにより石炭性状
（湿分、発熱量等）の変化を推定して、燃料流量を補正
する。
［実 施 例］ 以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第１図は本発明の方法を実施する制御系統、第２図は
微粉炭ミルの一例を示し、第１図中前記第３図と同一符
号を付したものは同一物を表わしている。
微粉炭ミルの一例を示し、第１図中前記第３図と同一符
号を付したものは同一物を表わしている。
第２図は微粉炭ミル６の一例を示すもので、給炭機７
からの原炭をミル６に投入して粉砕し、空気供給管８を
介して供給される一次空気（熱空気）により前記粉砕さ
れた微粉炭を微粉炭管９を介してボイラのバーナに供給
するようにしている。
からの原炭をミル６に投入して粉砕し、空気供給管８を
介して供給される一次空気（熱空気）により前記粉砕さ
れた微粉炭を微粉炭管９を介してボイラのバーナに供給
するようにしている。
又、前記空気供給管８及び微粉炭管９に温度計10,11
を設けてミル６出側の微粉出口温度が一定（例えば65
℃）に保持されるようにミル６に供給する熱空気のミル
入口空気温度を自動調整し、又熱空気のミル入口空気流
量がボイラの負荷（給炭計12からの給炭量）に対応して
制御されているかどうか、空気供給管８に設けた流量計
13の検出値によって調整されるようになっている。
を設けてミル６出側の微粉出口温度が一定（例えば65
℃）に保持されるようにミル６に供給する熱空気のミル
入口空気温度を自動調整し、又熱空気のミル入口空気流
量がボイラの負荷（給炭計12からの給炭量）に対応して
制御されているかどうか、空気供給管８に設けた流量計
13の検出値によって調整されるようになっている。
上記したように、ミル６出口の微粉の温度（出口温
度）が一定になるようにミル６入口の空気温度を制御し
ているので、定常状態においてミル入口空気温度が変化
すれば石炭の性状に変化があったことを推定できる。例
えば、ミル入口空気流量と給炭量が定常状態においてミ
ル入口空気温度が上昇すれば石炭の湿分増加を推定で
き、またミル入口空気温度が下降すれば石炭の湿分減少
を推定できる。更に、ミル入口空気温度とミル入口空気
流量が定常状態において給炭量が増加すれば石炭の発熱
量減少を推定でき、また給炭量が減少すれば石炭の発熱
量増加を推定できる。
度）が一定になるようにミル６入口の空気温度を制御し
ているので、定常状態においてミル入口空気温度が変化
すれば石炭の性状に変化があったことを推定できる。例
えば、ミル入口空気流量と給炭量が定常状態においてミ
ル入口空気温度が上昇すれば石炭の湿分増加を推定で
き、またミル入口空気温度が下降すれば石炭の湿分減少
を推定できる。更に、ミル入口空気温度とミル入口空気
流量が定常状態において給炭量が増加すれば石炭の発熱
量減少を推定でき、また給炭量が減少すれば石炭の発熱
量増加を推定できる。
このため、第１図に示すように、前記温度計10による
ミル入口の空気温度信号14と、流量計13によるミル入口
の空気流量信号15及び給炭計12からの燃料量（給炭量）
信号４とを入力して石炭性状を推定し、燃料の補正量を
演算する回路16を設け、該演算回路16の補正信号17を前
記引算器３に入力する燃料量信号４に加算器18を介して
加算する。
ミル入口の空気温度信号14と、流量計13によるミル入口
の空気流量信号15及び給炭計12からの燃料量（給炭量）
信号４とを入力して石炭性状を推定し、燃料の補正量を
演算する回路16を設け、該演算回路16の補正信号17を前
記引算器３に入力する燃料量信号４に加算器18を介して
加算する。
上記により、燃料量信号４が石炭性状に応じて補正さ
れるので、石炭性状が加味された燃料量信号４と、負荷
指令１を関数変換した信号とが引算器３で比較され、そ
の差が零になるようにPIコントローラ５を介してミル６
の制御が行われることになるので、石炭性状の変化によ
るボイラ出口蒸気圧力や温度の変動を低減することがで
きる。
れるので、石炭性状が加味された燃料量信号４と、負荷
指令１を関数変換した信号とが引算器３で比較され、そ
の差が零になるようにPIコントローラ５を介してミル６
の制御が行われることになるので、石炭性状の変化によ
るボイラ出口蒸気圧力や温度の変動を低減することがで
きる。
尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得る。
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得る。
［発明の効果］ 上記したように、本発明の石炭焚ボイラの燃料制御方
法によれば、微粉炭ミルの出口温度を一定に保持する如
くミルに供給する空気の温度を制御している時に、石炭
性状が変化することによりミル入口空気温度、ミル入口
空気流量、給炭量が変化することに着目して、ミル入口
空気温度、ミル入口空気流量、給炭量の検出値から石炭
性状を推定し、該推定した石炭性状に基づいて燃料流量
を補正するようにしているので、石炭性状が変化した場
合に、石炭性状を分析する手段を要することなしに、石
炭性状に応じた適正な燃料流量をボイラに供給すること
ができ、よってボイラ出口蒸気圧力、温度の変動を減少
して、制御性の向上を図ることができる優れた効果を奏
し得る。
法によれば、微粉炭ミルの出口温度を一定に保持する如
くミルに供給する空気の温度を制御している時に、石炭
性状が変化することによりミル入口空気温度、ミル入口
空気流量、給炭量が変化することに着目して、ミル入口
空気温度、ミル入口空気流量、給炭量の検出値から石炭
性状を推定し、該推定した石炭性状に基づいて燃料流量
を補正するようにしているので、石炭性状が変化した場
合に、石炭性状を分析する手段を要することなしに、石
炭性状に応じた適正な燃料流量をボイラに供給すること
ができ、よってボイラ出口蒸気圧力、温度の変動を減少
して、制御性の向上を図ることができる優れた効果を奏
し得る。
第１図は本発明の方法を実施する制御系統の説明図、第
２図は微粉炭ミルの説明図、第３図は従来方式の制御系
統の説明図である。 １は負荷指令、３は引算器、４は燃料量信号、５はPIコ
ントローラ、６は微粉炭ミル、７は給炭機、10,11は温
度計、12は給炭計、13は流量計、16は演算回路、18は加
算器を示す。
２図は微粉炭ミルの説明図、第３図は従来方式の制御系
統の説明図である。 １は負荷指令、３は引算器、４は燃料量信号、５はPIコ
ントローラ、６は微粉炭ミル、７は給炭機、10,11は温
度計、12は給炭計、13は流量計、16は演算回路、18は加
算器を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇佐美 優 東京都江東区豊洲３丁目２番16号 石川 島播磨重工業株式会社豊州総合事務所内 (72)発明者 中山 信弥 東京都江東区豊洲３丁目２番16号 石川 島播磨重工業株式会社豊州総合事務所内 (56)参考文献 特開 昭53−76432（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−263316（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−196135（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭51−31973（ＪＰ，Ｂ１)
Claims (1)
- 【請求項１】微粉炭ミルの出口温度を一定に保持する如
くミルに供給する空気の温度を制御している時の、ミル
入口空気温度、ミル入口空気流量、給炭量の検出値から
石炭性状を推定し、該推定した石炭性状に基づいて燃料
流量を補正することを特徴とする石炭焚ボイラの燃料制
御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63107281A JP2749588B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 石炭焚ボイラの燃料制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63107281A JP2749588B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 石炭焚ボイラの燃料制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01277111A JPH01277111A (ja) | 1989-11-07 |
| JP2749588B2 true JP2749588B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=14455097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63107281A Expired - Lifetime JP2749588B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 石炭焚ボイラの燃料制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2749588B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109539300B (zh) * | 2018-09-28 | 2023-09-01 | 国网新疆电力有限公司电力科学研究院 | 一种锅炉调峰的一次风速调节方法及专用磨煤机 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS597560B2 (ja) * | 1974-09-12 | 1984-02-18 | アイダエンジニアリング （株） | Ｎｃによる型選択装置 |
| JPS5376432A (en) * | 1976-12-17 | 1978-07-06 | Hitachi Ltd | Coal combustion apparatus |
| JPS60196135U (ja) * | 1984-06-01 | 1985-12-27 | バブコツク日立株式会社 | ミル用一次空気温度制御装置 |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP63107281A patent/JP2749588B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01277111A (ja) | 1989-11-07 |
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