JP2713641B2 - 微粉炭機風量制御装置 - Google Patents

微粉炭機風量制御装置

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JP2713641B2 JP13525790A JP13525790A JP2713641B2 JP 2713641 B2 JP2713641 B2 JP 2713641B2 JP 13525790 A JP13525790 A JP 13525790A JP 13525790 A JP13525790 A JP 13525790A JP 2713641 B2 JP2713641 B2 JP 2713641B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は微粉炭機等に適用される微粉炭機風量制御装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置を第3図と第4図により説明する。第3図
にて、石炭は石炭バンカ1から給炭機2を経て石炭粉砕
機(微粉炭機)3へ供給される。一方、熱空気ダンパ9
を持つ熱空気ラインと冷空気ダンパ8を持つ冷空気ライ
ンとが合流したのち風量調整ダンパ13を持つラインを経
て1次空気通風機7の入口につながれる。1次空気通風
機7の出口は空気流量計6を経て石炭粉砕機3へつなが
れる。また石炭粉砕機3の出口は微粉炭機4によりバー
ナ5へつながれている。
以上において、石炭粉砕機3へ供給する空気量は第4
図に示すように石炭粉砕負荷に応じて所要風量を予め決
め、例えば実線で示すaのプログラムまたは2点鎖線で
示すbのプログラムによって制御していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
例えば石炭はその銘柄や貯蔵場所(屋内、屋外)、季
節に左右され乾燥すべき水分量が増減する。水分が増せ
ば高温の熱空気を一定量投入するのか、低温であれば量
でその乾燥能力を付す他ない。また風量の増減に影響さ
れて微粉炭機の内部通風損失(差圧)と微粉炭管内流速
も増減する。
このように被粉砕物の状態によって変化する所要風量
を従来のように一義的に変化させるのみでは、不適当で
あった。
以上の問題点を解決するため、本発明は、微粉炭機の
運転制限主要図である (イ)給炭量は当然として (ロ)微粉炭機出口の空気
温度、(ハ)微粉炭管内流速、(ニ)微粉炭機内部通風
損失(差圧)および微粉炭機の振動を検出或いは算出し
各制御値(制御装置に記憶させておく)と比較し常に風
量を最適(通常は最小)値に制御させ1次空気通風機の
負荷を軽くするとともにバーナでの安定かつ完全燃焼を
保持する風量制御装置を提案するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記課題を解決するため次の手段を講ずる。
すなわち、微粉炭機風量制御装置として、微粉炭機の
風量制御装置において、上記微粉炭機の1次空気入口部
に設けられる熱空気流量計と、上記微粉炭機の出口部に
設けられる出口温度計と、上記熱空気流量計および上記
出口温度計の出力を入力する掛算器と、同掛算器および
上記熱空気流量計の出力を入力する第1の加算器と、管
内最適流速設定器および上記第1の加算器の出力を入力
する第1の引算器と、同引算器の出力を入力し風量調節
信号を出力する第1の制御器と、給炭機に設けられる給
炭量計と、同給炭量計の出力を受け先行信号を発生する
関数発生器と、同関数発生器および上記第1の制御器の
出力を入力る第2の加算器と、上記微粉炭機の1次空気
入口部および出口部間に設けられる差圧計と、上限許容
差圧設定器と、同上限許容差圧設定器および上記差圧計
の出力を入力する第2の引算器と、同引算器の出力を入
力する第2の制御器と、同制御器および上記第2の加算
器の出力を入力する高信号選択器と、上記微粉炭機に設
けられる振動計と、上限許容振動設定器と、同上限許容
設定器および上記振動計の出力を入力する第3の引算器
と、同引算器の出力を入力する第3の制御器と、同制御
器および上記高信号選択器の出力を入力する低信号選択
器と、1次空気配管に設けられ上記低信号選択器の出力
を入力する風量調整ダンパ駆動装置と、温度設定器と、
同温度設定器および上記出口温度計の出力を入力する第
4の引算器と、同引算器の出力を入力する第4の制御器
と、1次空気配管の熱空気配管および冷空気配管に設け
られ上記第4の制御器の出力を入力する熱空気/冷空気
ダンパ駆動装置とを設ける。
〔作用〕
上記手段により次のように演算制御される。熱空気流
量計および出口温度計により計測された熱空気流量と微
粉炭機出口温度から掛算器と第1の加算器より微粉炭管
の管内流量Vが算出される。次に第1の引算器を経て最
適管内流速設定器により設定された流速となるように第
1の制御器が作動しこの制御信号が風量調整ダンパ駆動
装置に伝達される。この伝達過程で給炭量計により検知
された給炭量と関数発生器により作られた先行信号FXは
第2の加算器にて第1の制御器の出力と加算され高信号
選択器、低信号選択器を経て風量調整ダンパ駆動装置に
送られ風量が最適になるよう調節される。
またこのとき風量調整ダンパが必要以上に絞られ管内
流速が下がることによって微粉炭機内の差圧が上昇する
ことを防ぐため、高信号選択器が設置されている。すな
わち差圧計の出力が上昇し、上限許容差圧設定器の設定
値ΔPsに達すると、第2の引算器を経て第2の制御器が
作動し、高信号選択器により第2の制御器の信号が選択
され、風量調整ダンパが絞られるのを防止する。さら
に、風量が上昇することによって微粉炭機の振動が上昇
することを防止するために低信号選択器が設置されてい
る。すなわち、微粉炭機の振動計の出力が上昇し、上限
許容振動設定器の設定値Usに達すると、第3の引算器を
経て第3の制御器が作動し、低信号選択器により第3の
本制御器の信号が選択され、ダンパが開くのを防止す
る。
また、微粉炭機出口温度計の出力は温度設定器の設定
値tsと第4の引算器で比較され第4の制御器により制御
信号がつくられ、熱空気/冷空気ダンパ駆動装置に伝達
され、ダンパが調節されて一定温度に制御される。以上
のようにして炭種の変化、水分含有量の変化等に即応し
て風量が最適値に制御され、バーナの安定燃焼が維持さ
れる。
〔実施例〕 本発明の一実施例を第1図と第2図により説明する。
なお、従来例で説明した部分は、同一の番号をつけ説明
を省略し、この発明に関する部分を主体に説明する。第
1図、第2図にて、熱空気流量計6の出力は掛算器21と
第1の加算器22へ送られる。また出口温度計12の出力は
掛算器21へ送られる。さらに掛算器21の出力は加算器22
へ送られる。同加算器22と管内最適流速設定器24の出力
は第1の引算器23へ送られる。同引算器23の出力は第1
の制御器25を経て第2の加算器28へ送られる。
また給炭量計26の出力は関数発生器27を経て第2の加
算器へ送られる。
差圧計11と上限許容差圧設定器との出力は第2の引算
器30を経て第2の制御器31へ送られる。また微粉炭機3
に設けられた振動計32と上限許容振動設定器33との出力
は第3の引算器34を経て第3の制御器35へ送られる。
第2の加算器28と第2の制御器31の出力は高信号選択
器36へ送られる。また高信号選択器36と第3の制御器35
の出力は低信号選択器37へ送られる。さらに低信号選択
器37の出力は自動/手動操作器38を経て風量調整ダンパ
駆動装置13aへ送られる。
出口温度計12と温度設定器39の出力は第4の引算器40
を経て第4の制御器41へ送られる。さらに第4の制御器
41の出力は自動/手動操作器42を経て熱空気/冷空気ダ
ンパ駆動装置8a&9aへ送られる。
以上の構成において、熱空気流量計(発進器)6及び
微粉炭機出口温度計12により計測された熱空気流量
(Q)及び微粉炭機出口温度(t)から掛算器21及び加
算器22より(1)式で示す管内流速Vが算出される。
V=K1(Q+K2Qt) ……(1) ただし、K1,K2は(2)式を変形して求める定数、な
おDは微粉炭管4の内径 次にこのVは最適管内流速設定器34により設定された
出力Vsとなるように第1の制御器25が作動しこの制御信
号が自動/手動操作器38を経由し風量調整ダンパ駆動装
置13aに伝達される。この伝達過程で給炭量計(発信
器)26により検知された給炭量と関数発生器27により作
られた信号FXは第2の加算器28にて第1の制御器25の出
力と加算され高信号選択器36、低信号選択器37を経て風
量調整ダンパ駆動装置13aに送られ風量が最適になるよ
う調節される。
なお、上記FX信号は従来から使用されていた先行信号
であり、風量調整ダンパ13がスムーズに最適ダンパ開度
となるために使用される。
このとき風量調整ダンパ13が、必要以上にダンパを絞
られ管内流速が下がることによってミルバウル差圧が上
昇することを防ぐため、高信号選択器36が設置されてい
る。すなわち差圧部11の出力ΔPが上昇し、上限許容差
圧設定器29の設定値ΔPsに達すると第2の引算器30を経
て第2の差圧制御器31(ミルバウル差圧制御器)、が作
動し、高信号選択器36により第2の制御器31の信号が選
択され、風量調整ダンパ13が絞れるのを防止する。なお
上記で“制御器31が作動し”とは引算器30の出力Ipが
(2)式を満たすようになると、制御器31の出力が高信
号選択器36を経て風量調整ダンパ駆動装置13aに達する
ことを意味する。
Ip=ΔPs−ΔP0 ……(2) さらに、風量が上昇することによって微粉炭機3の振
動が上昇することを防止するために低信号選択器37が設
置されている。すなわち、微粉炭機の振動計32の出力が
上昇し、上限許容振動設定器33の設定値Usに達すると第
3の引算器34を経て第3の振動制御器35が作動し、低信
号選択器37により第3の本制御器35の信号が選択され、
風量調整ダンパ13が開くのを防止する。
また、微粉炭機出口温度計12の出力は温度設定器39の
設定値tsと第4の引算器40で比較され第4の制御器41に
より制御信号がつくられ、自動/手動操作器42を経由し
て熱空気/冷空気ダンパ駆動装置8a&9aに伝達され、各
ダンパが8&9が調節されて一定温度に制御される。
以上のようにして炭種の変化、水分含有量の変化等に
即応して風量が最適値に制御され、バーナの安定燃焼が
維持される。
なお、以上において、出口温度計12の出力tは火災の
予防、差圧計11の出力ΔPは詰り及び振動の予知、Vは
管内微粉堆積防止と管の摩耗軽減および振動計32の出力
Uは発生した振動の軽減用のシグナルとして働く。
また通常の給炭量は設計量を最大とするが、tは60〜
92℃(炭種による)ΔPは100〜200mmAq Vは18〜30m/s、Uは最大50(μm)程度の域にある。
〔発明の効果〕
以上に説明したように本発明は次の効果を奏する。
(1)風量を炭種の変化、水分含有量の変化等に即応し
て最適値に制御でき1次通風機の負荷軽減およびバーナ
での安定燃焼の確保が計れる。
(2)微粉炭機の運用可能域を拡巾できる可能性があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体構成ブロック線図、第
2図は同実施例の系統図、第3図は従来例の系統図、第
4図は同従来例の作用説明図である。 3……微粉炭機,6……熱空気流量計,8a&9a……熱空気
/冷空気ダンパ駆動装置,11……差圧計,12……出口温度
計,13a……風量調整ダンパ駆動装置,21……掛算器,22,2
8……加算器,23,30,34,40……引算器,25,31,35,41……
制御器,24……最適管内流速設定器,26……給炭量計、27
……関数発生器,29……上限許容差圧設定器,33……上限
許容振動設定器,36……高信号選択器,37……低信号選択
器,39……温度設定器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】微粉炭機の風量制御装置において、上記微
    粉炭機の1次空気入口部に設けられる熱空気流量計と、
    上記微粉炭機の出口部に設けられる出口温度計と、上記
    熱空気流量計および上記出口温度計の出力を入力する掛
    算器と、同掛算器および上記熱空気流量計の出力を入力
    する第1の加算器と、管内最適流速設定器および上記第
    1の加算器の出力を入力する第1の引算器と、同引算器
    の出力を入力し風量調節信号を出力する第1の制御器
    と、給炭機に設けられる給炭量計と、同給炭量計の出力
    を受け先行信号を発生する関数発生器と、同関数発生器
    および上記第1の制御器の出力を入力する第2の加算器
    と、上記微粉炭機の1次空気入口部および出口部間に設
    けられる差圧計と、上限許容差圧設定器と、同上限許容
    差圧設定器および上記差圧計の出力を入力する第2の引
    算器と、同引算器の出力を入力する第2の制御器と、同
    制御器および上記第2の加算器の出力を入力する高信号
    選択器と、上記微粉炭機に設けられる振動計と、上限許
    容振動設定器と、同上限許容振動設定器および上記振動
    計の出力を入力する第3の引算器と、同引算器の出力を
    入力する第3の制御器と、同制御器および上記高信号選
    択器の出力を入力する低信号選択器と、1次空気配管に
    設けられ上記低信号選択器の出力を入力する風量調整ダ
    ンパ駆動装置と、温度設定器と、同温度設定器および上
    記出口温度計の出力を入力する第4の引算器と、同引算
    器の出力を入力する第4の制御器と、1次空気配管の熱
    空気配管および冷空気配管に設けられ上記第4の制御器
    の出力を入力する熱空気/冷空気ダンパ駆動装置とを備
    えてなることを特徴とする微粉炭機風量制御装置。
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