JPH048337B2 - - Google Patents

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JPH048337B2
JPH048337B2 JP61040652A JP4065286A JPH048337B2 JP H048337 B2 JPH048337 B2 JP H048337B2 JP 61040652 A JP61040652 A JP 61040652A JP 4065286 A JP4065286 A JP 4065286A JP H048337 B2 JPH048337 B2 JP H048337B2
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JP
Japan
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powder
amount
pressure
rotary valve
air flow
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JP61040652A
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JPS62201729A (ja
Inventor
Kyoshi Kikuzawa
Kazuaki Yano
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は粉粒体定量供給装置の供給量制御方法
に係り、詳しくは、ボイラやキルンなどへ定常的
に燃料を気流搬送するラインに、石炭やコークス
などの粉粒体燃料を供給する場合の供給量制御に
関するものである。
〔従来技術〕
流動床ボイラやキルンなどへの気流搬送ライン
には、第3図に示す加圧ホツパ式の粉粒体供給装
置21が設置される。この装置21には、ホツパ
22内を加圧するために気体を吹込む気体吹込管
23が接続され、ホツパ22の下部には、そのホ
ツパ22内の粉粒体24を気流搬送管25へ所定
量切出すロータリバルブ26が備えられている。
このような粉粒体供給装置21が設置される燃料
供給系にあつては、ロータリバルブ26の回転数
が調節され、気流搬送管25への供給量を制御す
るようになつている。しかし、供給粉粒体量が常
時変化したり、送給先の圧力の変動が著しくてロ
ータリバルブ26に作用する圧力が頻繁に変化す
ることがある。そのような場合、供給量の変化に
よる気流搬送管25の圧力損失の変化や送給先圧
力の変動が大きい場合には、ロータリバルブ26
に作用する圧力が変動する。したがつて、ロータ
リバルブ26の容積効率が一定せず、再現性のあ
る定量供給が困難となる。
この問題を解決するために、ロータリバルブ2
6の前後の差圧を計測して、これを一定とする方
法が提案されている。すなわち、加圧ホツパ22
内の圧力と気流搬送管25に通じる側の圧力の差
を検出し、その値が所定範囲外になると気体吹込
管23に介在されている気流吹込弁27の開度が
調節される。したがつて、加圧ホツパ22内の圧
力は気流搬送管25内の圧力に対して、ロータリ
バルブ26によつて粉粒体を切出すに適した圧力
に保持される状態となる。その結果、供給指令信
号を受けて駆動されるモータ28によりロータリ
バルブ26が回転されると、その速度に応じた量
の粉粒体24が、気流搬送管25に切出されるよ
うになつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の粉粒体供給装置においては、ロータリバ
ルブの前後差圧を計測して、これを一定に維持し
ようとするものであるが、搬送距離が長くて気流
搬送管中に存在する粉粒体量が多い場合には、気
流搬送管の圧力損失が大きくなる。したがつて、
ロータリバルブに作用する圧力の変動が大きくな
り、供給量変化とロータリバルブの前後差圧とは
逆応答を示す。流動床ボイラの給炭装置のように
実供給量の迅速な変化が要求される場合には、供
給量変化の応答性が著しく劣ることになる問題が
ある。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもの
で、その目的は、加圧ホツパ内の粉粒体をロータ
リバルブにより気流搬送管内へ切出す際、その切
出量を所望値とすることができるように、ロータ
リバルブの前後差圧を所定値に維持させることが
でき、しかも、実供給量に迅速な変化が要求され
る場合でも、供給量変化の応答性が著しく良好に
なる粉粒体定量供給装置の供給量制御方法を提供
することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の粉粒体定量供給装置の供給量制御方法
の特徴を、第1図を参照して説明する。気体吹込
管6が接続された加圧ホツパ4と、その加圧ホツ
パ4内の粉粒体7を気流搬送管3へ所定量切出す
ロータリバルブ8と、を備えた粉粒体定量供給装
置1における粉粒体供給量の制御方法であつて、 加圧ホツパ4の内圧が、 気流搬送管3の先端個所における圧力Poに、 搬送気体流量および粉粒体供給量から定まる 気流搬送管差圧ΔPtと、ある一定の値Padを 加えた圧力Ps=Po+ΔPt+Padとなるように、 気体吹込管6による気体吹込量を調節すると共
に、 ロータリバルブ8の回転数を調節し、 粉粒体7の気流搬送管3への供給量を制御する
ことである。
〔発明の効果〕
気流搬送管の先端個所における圧力Poに、搬
送気体流量および粉粒体供給量から定まる気流搬
送管差圧ΔPtと、ある一定の値Padとを加えた圧
力Ps=Po+ΔPt+Padを、加圧ホツパ内に作用さ
せるよう、気体吹込管による気体吹込量を調節す
るようにしたので、供給量変化とロータリバルブ
に作用する圧力変化が同じ応答を示し、実供給量
は迅速に規定の値の達する。その結果、ロータリ
バルブの容積効率は低下せず、むしろ供給量変化
直後はその容積効率が向上し、実供給量はより速
く規定値に達する。このようにして粉粒体供給量
の供給量変化に対する追従性が改善され、頻繁か
つ広範囲な供給量変化が要求される流動床ボイラ
などの給炭装置に適用すると、ボイラの制御性を
著しく向上させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説
明する。第1図に示す粉粒体定量供給装置1は、
燃料用の石炭やコークスを微粉状の粉粒体にして
貯蔵する貯蔵庫と、ボイラやキルンなどの燃焼装
置2のための気流搬送管3との間に設置される。
本例では、加圧ホツパ4、貯蔵庫から粉粒体をホ
ツパ4へ移送する移送管5、ホツパ4内を加圧す
るために気体を吹込む気体吹込管6、ホツパ4内
の粉粒体7を気流搬送管3へ所定量切出すロータ
リバルブ8が備えられている。ロータリバルブ8
はモータによつて連続して回転され、粉粒体が常
時気流搬送管3内に定量切出しされている。
このような粉粒体定量供給装置1にあつては、
気流搬送管3の先端に位置する例えば流動床ボイ
ラ2内の圧力Poを検出する圧力センサ9が設置
され、その検出値が別途設けられた演算装置10
に入力されるようになつている。その気流搬送管
3の上流には気流を発生させる送風機11があ
り、それによつて気流搬送管3内で送風される量
を検出する風量計12が設けられている。一方、
ロータリバルブ8にはモータの回転数を検出する
ことにより粉粒体の切出量を検出する粉粒体供給
量検出センサ13があり、上述の風量計12の信
号と共に演算装置10に入力される。その搬送気
体流量および粉粒体供給量から定まる気流搬送管
差圧ΔPtが、演算装置10において演算されるよ
うになつている。その演算装置10から上記の各
圧力を加えた圧力Po+ΔPtに、後述する裕度を
上乗せした圧力信号が入力される弁開度調節器1
4があり、そこからの信号で気体吹込管6に取付
けられた気体吹込弁15の開度が調節される。な
お、弁開度調節器14には、加圧ホツパ4内が調
節された圧力になつているかを検出するフードバ
ツク回路16も設けられている。ちなみに、ロー
タリバルブ8は別途入力される供給信号を受け
て、そのときに必要とされる供給量の粉粒体7を
気流搬送管3に切出すように回転数調節される。
次に、このような構成の粉粒体定量供給装置1
の作動を説明する。
粉粒体定量供給装置1には加圧ホツパ4内に所
定量の粉粒体7が収容された状態にあり、ロータ
リバルブ8は指令された供給量の粉粒体7を気流
搬送管3に切出すべく常時回転する。流動床ボイ
ラ2で燃焼される石炭を必要量送給している状態
で、気流搬送管3に連なる流動床ボイラ2での圧
力Po、気流搬送管3を流過する風量、ロータリ
バルブ8による切出量が時々刻々検出される。例
えば、搬送距離が長くて気流搬送管3中に存在す
る粉粒体量が多い場合には、気流搬送管3の圧力
損失が大きくなる。このとき、ロータリバルブ8
に作用する圧力の変動は大きくなる。その場合に
風量計12によつて検出された気流搬送管3内の
送風量と、粉粒体供給量検出センサ13によつて
検出された切出量信号とが、演算装置10に入力
されて、それに対応する気流搬送管3内の圧力上
昇または下降差圧分ΔPtが演算される。演算装置
10においては、そのΔPtに上記のPoを加え、
さらに余裕を持たせてロータリバルブ8による円
滑かつ過不足のない切出しを実現するための追加
圧力Padが上乗せされる。このようにして演算さ
れたPs=Po+ΔPt+Padが弁開度調節器14に出
力される。弁開度調節器14はその圧力信号を基
にして、図示しないエアレシーバタンクからの気
体を加圧ホツパ4に吹込む気体吹込弁15の開度
を調節する。なお、フードバツク回路16によつ
て、加圧ホツパ4内が調節された圧力になつてい
るかが確認される。
以上の作動を、従来技術のところで述べた第3
図のロータリバルブ前後差圧を計測してこれを一
定に維持しようとする供給量制御方法と比較しな
がら説明する。まず、従来の制御の場合について
述べる。供給量の増加指令を受けると、第2図a
のようにロータリバルブの回転数が増加し始め、
気流搬送管25内の粉粒体量が増し〔第2図b参
照〕、気流搬送管25の圧損も増える〔第2図c
参照〕。このとき、加圧ホツパ22内の圧力〔第
2図d参照〕は従前の気流搬送管25の圧損に応
じたロータリバルブ差圧を基に制御されているた
め、ロータリバルブ26の前後差圧〔第2図e参
照〕は、制御目標値に達するまで過渡的に減少す
ることになる。その結果、ロータリバルブ26の
容積効率は低下し、実供給量が規定の値に達する
まで遅れが生じる。〔第2図b参照〕。
一方、第1図に適用された供給量制御方法によ
れば、供給量増加指令と共に加圧ホツパ4の内圧
および気流搬送管3の圧損は増加し始める〔第2
図f、iおよびh参照〕ため、ロータリバルブ8
の回転数が増して実供給量が増加しても〔第2図
g参照〕、ロータリバルブ8の前後差圧は減少し
ない〔第2図j参照〕。そのためにロータリバル
ブ8の容積効率は低下せず、むしろ供給量変化直
後は向上するので、実供給量はより速く規定値に
到達し〔第2図g参照〕、迅速な応答性が得られ
る。したがつて、粉粒体供給量の供給量変化に対
する追従性が改善され、頻繁かつ広範囲な供給量
変化が要求されるボイラ給炭装置に適用すると、
ボイラの制御性が著しく改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の供給量制御方法が適用された
粉粒体定量供給装置を含む燃料供給系統の全体
図、第2図は本発明による方法と従来の方法とに
おける制御動作を比較したシーケンスチヤート、
第3図は従来の供給量制御方法が適用された粉粒
体供給装置を含む燃料供給系統の全体図である。 1……粉粒体定量供給装置、3……気流搬送
管、4……加圧ホツパ、6……気体吹込管、8…
…ロータリバルブ、Po……気流搬送管の先端個
所における圧力、ΔPt……搬送気体流量および粉
粒体供給量から定まる気流搬送管差圧、Pad……
ある一定の値。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 気体吹込管が接続された加圧ホツパと、その
    加圧ホツパ内の粉粒体を気流搬送管へ所定量切出
    すロータリバルブと、を備えた粉粒体定量供給装
    置における粉粒体供給量の制御方法において、 上記加圧ホツパの内圧が、 前記気流搬送管の先端個所における圧力Poに、 搬送気体流量および粉粒体供給量から定まる 気流搬送管差圧ΔPtと、ある一定の値Padを加
    えた圧力Ps=Po+ΔPt+Padとなるように、 前記気体吹込管による気体吹込量を調節すると
    共に、 前記ロータリバルブの回転数を調節し、 粉粒体の気流搬送管への供給量を制御すること
    を特徴とする粉粒体定量供給装置の供給量制御方
    法。
JP4065286A 1986-02-25 1986-02-25 粉粒体定量供給装置の供給量制御方法 Granted JPS62201729A (ja)

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JPS62201729A JPS62201729A (ja) 1987-09-05
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