JPH04247245A - 竪形ミルの圧加力制御方法 - Google Patents

竪形ミルの圧加力制御方法

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JPH04247245A
JPH04247245A JP3235991A JP3235991A JPH04247245A JP H04247245 A JPH04247245 A JP H04247245A JP 3235991 A JP3235991 A JP 3235991A JP 3235991 A JP3235991 A JP 3235991A JP H04247245 A JPH04247245 A JP H04247245A
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JP
Japan
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signal
coal
pressing force
roller
seam thickness
Prior art date
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Pending
Application number
JP3235991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Aoki
裕 青木
Hideo Takagi
高木 秀雄
Kunihiro Nakajima
中島 邦浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、竪形ミルの圧加力制御
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図3に示される如く、石炭を粉
砕するための竪形ミル1では、回転テーブル2上に円周
方向へ所要のピッチで粉砕用のローラ3が設けられ、該
ローラ3をテーブル2上に押付けるため前記竪形ミル1
のケーシング4には、ローラ加圧装置5が取付けてある
【0003】而して、該加圧装置5としては、従来スプ
リング式のものが使用されていたが、スプリング式のも
のの場合、回転テーブル2及びローラ3の摩耗によりス
プリングの押付け力が弱くなってしまい、そのために回
転テーブル2に対するローラ3の押付け力が不十分とな
り、原炭6を充分に粉砕することができない、等の理由
から、現在では一般に前記加圧装置5として油圧シリン
ダ7が用いられることが多い。
【0004】油圧シリンダ7が用いられた竪形ミル1に
おいては、通常、給炭機8に設けられた給炭量検出器9
により竪形ミル1への給炭量(原炭投入量)を検出し、
実測給炭量信号10を、図4(A)に示される如く給炭
量と必要圧加力との関係が予め設定入力されている関数
発生器11へ入力して前記ローラ3の給炭量に対する必
要圧加力を求め、該必要圧加力に基づき圧加力調整弁1
2に対して制御信号13を出力することにより、油圧シ
リンダ7によるローラ3の圧加力を制御するようにして
おり、該ローラ3によって粉砕された微粉炭14は、一
次空気ダクト15から送給される一次空気16によって
ケーシング4内上方へ吹き上げられ、粗粉分離器17を
経て微粉炭出口管18から図示していない微粉炭管を介
しボイラ火炉のバーナへ供給される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記関
数発生器11に予め設定してある給炭量と必要圧加力の
関係を示す曲線は、代表炭種の原炭6を基準微粉度に粉
砕する場合のものであり、原炭6はHGI(Hardg
rove  index)即ちこなれ易さ等が産地によ
って大きく異なったり、又同一炭種でも湿分の影響等に
よって差異を生じるため、図3及び図4(A)に示され
るようにローラ3の圧加力を制御するのでは、性状の異
なる別の炭種の原炭6を竪形ミル1に供給したり、或い
は微粉度を変更したりする場合には前記曲線が変化して
設定値とずれを生じることになる。
【0006】特に、給炭量が同一であるにもかかわらず
、原炭6が低HGI(こなれにくい)又は高湿分であっ
たり或いは高微粉度化が要求される場合にはミル内貯炭
量が増加し、図4(B)における曲線b’で示される如
く炭層厚(前記ローラ3と回転テーブル2との間に形成
される隙間)が曲線a’で示される代表炭種、基準微粉
度の場合に比べ増加することになり、一方、原炭6が高
HGI(こなれ易い)又は低湿分であったり或いは低微
粉度しか要求されない場合にはミル内貯炭量が減少し、
図4(B)における曲線c’で示される如く炭層厚が曲
線a’で示される代表炭種、基準微粉度の場合に比べ減
少することになり、運転状態が不安定となって負荷変化
時における応答遅れ等の原因にもなっていた。
【0007】本発明は、斯かる実情に鑑み、炭種や微粉
度を変更しても、常に炭層厚が設定範囲内に収まるよう
、ローラの圧加力を最適に制御し得る竪形ミルの圧加力
制御方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、給炭量検出器
によって検出された竪形ミルへの実測給炭量信号を関数
発生器に入力してローラの必要圧加力を求め、該必要圧
加力に基づきローラを回転テーブルに押し付けるための
油圧シリンダの圧加力調整弁に制御信号を出力すること
により前記ローラの圧加力を制御する竪形ミルの圧加力
制御方法において、前記油圧シリンダに設けた位置検出
器により前記ローラと回転テーブルとの間に形成される
実測炭層厚信号を求め、前記実測給炭量信号を第二の関
数発生器に入力して給炭量に基づく設定炭層厚上下限範
囲信号を求め、前記実測炭層厚信号と設定炭層厚上下限
範囲信号とを演算器に入力して実測炭層厚信号の設定炭
層厚上下限範囲信号からの偏差信号を演算し、該偏差信
号に基づき制御器を用いて補正圧加力信号を求め、該補
正圧加力信号に基づき前記制御信号を加算器を用いて補
正することにより補正制御信号を求め、該補正制御信号
を前記圧加力調整弁に出力することにより前記ローラの
圧加力を制御することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】従って、油圧シリンダに設けた位置検出器によ
り実測炭層厚信号が求められ、前記実測給炭量信号が第
二の関数発生器に入力されて給炭量に基づく設定炭層厚
上下限範囲信号が求められ、前記実測炭層厚信号と設定
炭層厚上下限範囲信号が演算器に入力されて実測炭層厚
信号の設定炭層厚上下限範囲信号からの偏差信号が演算
され、該偏差信号に基づき制御器により補正圧加力信号
が求められ、該補正圧加力信号に基づき前記制御信号が
加算器により補正されて補正制御信号が求められ、該補
正制御信号が前記圧加力調整弁に出力され、前記ローラ
の圧加力が制御される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0011】図1は本発明の方法を実施する装置の一例
であって、図中図3と同一の符号を付した部分は同一物
を表わしており、油圧シリンダ7に、該油圧シリンダ7
の伸縮量に基づきローラ3と回転テーブル2との間に形
成される炭層厚を検出する位置検出器19を設け該位置
検出器19から実測炭層厚信号24を出力するようにす
る。
【0012】又、図2(B)に示す如く給炭量に対する
炭層厚の許容範囲を予め設定入力してある第二の関数発
生器25を設け、該第二の関数発生器25に実測給炭量
信号10を導き、実測給炭量に基づく設定炭層厚上下限
範囲信号26を求めるようにする。
【0013】前記実測炭層厚信号24と設定炭層厚上下
限範囲信号26とから炭層厚が設定範囲内に収まってい
るかを判別し収まっていない場合には前記実測炭層厚信
号24の設定炭層厚上下限範囲信号26からの偏差信号
28を演算する演算器27を設け、該演算器27から出
力される偏差信号28に基づき補正圧加力信号30を求
める制御器29を設けると共に、該制御器29から出力
される補正圧加力信号30に基づき制御信号13を補正
して補正制御信号32を求める加算器31を設け、該加
算器31から補正制御信号32を圧加力調整弁12に出
力するようにする。
【0014】前述の如く構成したので、竪形ミル1の運
転時、位置検出器19で検出された実測炭層厚信号24
が求められて演算器27へ出力される。
【0015】一方、給炭機8に設けられた給炭量検出器
9により竪形ミル1への給炭量が検出され、実測給炭量
信号10が、関数発生器11へ入力されて、代表炭種、
基準微粉度の場合におけるローラ3の給炭量に対する必
要圧加力が求められ、該必要圧加力に基づき制御信号1
3が加算器31へ出力されると共に、前記実測給炭量信
号10が第二の関数発生器25に入力され、図2(B)
に示す関係から給炭量に対する設定炭層厚上下限範囲信
号26が求められて前記演算器27へ出力される。
【0016】前記演算器27において炭層厚が設定範囲
内に収まっているかどうかが判別され、収まっていない
場合には前記実測炭層厚信号24の設定炭層厚上下限範
囲信号26からの偏差信号28が求められ、制御器29
で補正圧加力信号30に変換された後、該補正圧加力信
号30が前記加算器31へ出力される。
【0017】前記加算器31において、前記制御信号1
3が補正圧加力信号30によって補正され、補正制御信
号32が圧加力調整弁12に出力される。
【0018】この結果、図2(A)に示す如く、代表炭
種、基準微粉度の場合における給炭量と必要圧加力との
関係を示す曲線aは、原炭6が低HGI(こなれにくい
)又は高湿分であったり或いは高微粉度化が要求される
場合曲線bの如く補正されるため、ローラ3の圧加力が
増加してミル内貯炭量が減少する方向に働くことになり
、一方、原炭6が高HGI(こなれ易い)又は低湿分で
あったり或いは低微粉度しか要求されない場合には前記
曲線aが曲線cの如く補正されるため、ローラ3の圧加
力が減少してミル内貯炭量が増加する方向に働くことに
なる。
【0019】こうして、代表炭種とは性状の異なる原炭
6を竪形ミル1に供給したり或いは微粉度を変更したり
しても、こうした条件の変化に応じて炭層厚が設定範囲
内に収まるようローラ3の圧加力の補正がなされるため
、常に最適運転状態を維持することが可能となり、負荷
変化時における応答遅れ等の改善にも役立つ。
【0020】尚、本発明の竪形ミルの圧加力制御方法は
、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得る
ことは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の竪形ミル
の圧加力制御方法によれば、炭種や微粉度を変更しても
、炭層厚が設定範囲内に収まるようローラの圧加力を常
に最適に制御することができるという優れた効果を奏し
得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施する装置の一例を示す全体
概要図である。
【図2】本発明の方法を実施した場合における給炭量と
必要圧加力並びに炭層厚との関係を示す線図である。
【図3】従来例を示す全体概要図である。
【図4】従来例における給炭量と必要圧加力並びに炭層
厚との関係を示す線図である。
【符号の説明】
1    竪形ミル 2    回転テーブル 3    ローラ 6    原炭 7    油圧シリンダ 9    給炭量検出器 10  実測給炭量信号 11  関数発生器 12  圧加力調整弁 13  制御信号 15  一次空気ダクト 18  微粉炭出口管 19  位置検出器 24  実測炭層厚信号 25  第二の関数発生器 26  設定炭層厚上下限範囲信号 27  演算器 28  偏差信号 29  制御器 30  補正圧加力信号 31  加算器 32  補正制御信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  給炭量検出器によって検出された竪形
    ミルへの実測給炭量信号を関数発生器に入力してローラ
    の必要圧加力を求め、該必要圧加力に基づきローラを回
    転テーブルに押し付けるための油圧シリンダの圧加力調
    整弁に制御信号を出力することにより前記ローラの圧加
    力を制御する竪形ミルの圧加力制御方法において、前記
    油圧シリンダに設けた位置検出器により前記ローラと回
    転テーブルとの間に形成される実測炭層厚信号を求め、
    前記実測給炭量信号を第二の関数発生器に入力して給炭
    量に基づく設定炭層厚上下限範囲信号を求め、前記実測
    炭層厚信号と設定炭層厚上下限範囲信号とを演算器に入
    力して実測炭層厚信号の設定炭層厚上下限範囲信号から
    の偏差信号を演算し、該偏差信号に基づき制御器を用い
    て補正圧加力信号を求め、該補正圧加力信号に基づき前
    記制御信号を加算器を用いて補正することにより補正制
    御信号を求め、該補正制御信号を前記圧加力調整弁に出
    力することにより前記ローラの圧加力を制御することを
    特徴とする竪形ミルの圧加力制御方法。
JP3235991A 1991-02-01 1991-02-01 竪形ミルの圧加力制御方法 Pending JPH04247245A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07328466A (ja) * 1994-06-03 1995-12-19 Nittetsu Mining Co Ltd ローラミル並びに該ミルの原料供給量制御方法および装置
JP2007127370A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 微粒燃料機の制御方法および微粒燃料機

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