JPH04254195A - オイルクーラを内蔵したアルミニウム製熱交換器のパイプタンク及びその製造方法 - Google Patents

オイルクーラを内蔵したアルミニウム製熱交換器のパイプタンク及びその製造方法

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JPH04254195A
JPH04254195A JP1355791A JP1355791A JPH04254195A JP H04254195 A JPH04254195 A JP H04254195A JP 1355791 A JP1355791 A JP 1355791A JP 1355791 A JP1355791 A JP 1355791A JP H04254195 A JPH04254195 A JP H04254195A
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洋司 中島
Kuniaki Oki
大木 国昭
Takashi Beppu
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    • F28F9/02Header boxes; End plates
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オイルクーラを内蔵し
たアルミニウム製熱交換器のパイプタンク及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オイルクーラ内蔵型のアルミニウ
ム製熱交換器としては、例えば実開平2−72326号
公報に開示されるように、ラジエ−タタンクをアルミニ
ウムで成形して当該ラジエ−タタンク内にアルミニウム
製のオイルクーラを装着したものや、実開昭62−19
0821号公報に開示されるようにラジエ−タタンクを
樹脂材で成形して当該ラジエ−タタンク内にオイルクー
ラを装着したもの等が知られている。
【0003】図6はラジエ−タタンクを樹脂材で成形し
たアルミニウム製ラジエ−タに於ける二重管式オイルク
ーラの取付構造を示し、従来、オイルクーラ1を樹脂タ
ンク3に取り付けるには、オイルクーラ1を別の工程で
焼き付けて内管4や外管5,コネクタ7,オイルクーラ
パイプ9等をろう付けした後、オイルクーラパイプ9を
樹脂タンク3のパイプ挿通孔11に挿入し乍らオイルク
ーラ1を樹脂タンク3内に介装し、そして、当該オイル
クーラパイプ9にO−リングを介してワッシャ13,ナ
ット15を螺着して、オイルクーラ1を樹脂タンク3に
固定していた。そして、斯様にオイルクーラ1の取り付
けが終了した後、樹脂タンク3をラジエ−タコア17に
カシメ固定することによって、オイルクーラ1をラジエ
−タ19内に内蔵させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】而して、昨今では、ラ
ジエ−タタンクにアルミニウム製の筒状パイプを採用し
、当該パイプタンクをラジエ−タコアと一体ろう付けし
たアルミニウム製ラジエ−タが提案されている。しかし
、斯様なパイプタンクでは、図6の如き方法でオイルク
ーラを取り付けることができず、両端開口部の一方から
オイルクーラを挿入してオイルクーラをパイプタンクに
取り付けるしか方法はない。
【0005】そして、斯様にオイルクーラをパイプタン
ク内に挿入する場合、オイルクーラパイプを内管と外管
とからなるオイルクーラ本体に挿着しておくと、オイル
クーラがパイプタンク内に挿入できず、又、オイルクー
ラパイプを後から入れようとしても、その場合、シート
部にO−リングが必要となり、パイプタンクの両端を一
体ろう付けしようにもO−リングがあるため不可能であ
り、オイルクーラを内蔵したパイプタンクの構造及びそ
の製造方法が望まれていた。
【0006】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、オイルクーラを内蔵した構造の簡単なアルミニウム
製熱交換器のパイプタンク及び斯様なパイプタンクを治
具を用いずに容易に製造することのできるパイプタンク
の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、本発明に係るオイルクーラを内蔵したアルミニウム
製熱交換器のパイプタンクは、熱交換器コアのチューブ
を挿入する複数のチューブ挿入孔及びオイルクーラパイ
プを挿通するオイルクーラパイプ挿通孔が設けられたア
ルミニウム製の筒状パイプと、当該筒状パイプ内に装着
され、内管と外管とからなるアルミニウム製の二重管式
オイルクーラ本体と、当該オイルクーラ本体の両端部に
取り付き、オイルクーラパイプ取付孔及び当該オイルク
ーラパイプ取付孔と連通してオイルをオイルクーラ本体
の内管と外管との間に導出入させるオイル通路が設けら
れたコネクタと、上記筒状パイプのパイプ挿通孔を挿通
してコネクタのオイルクーラパイプ取付孔に挿着される
2本のアルミニウム製のオイルクーラパイプと、筒状パ
イプの両端開口部を閉塞するアルミニウム製のキャップ
とから構成され、上記コネクタは、オイルクーラパイプ
取付孔が形成された面の背面側に突起が形成されて、上
記筒状パイプの内径と同一寸法に形成されていることを
特徴とするものである。
【0008】又、本発明のパイプタンクの製造方法は、
熱交換器コアのチューブを挿入する複数のチューブ挿入
孔及びオイルクーラパイプを挿通するオイルクーラパイ
プ挿通孔が設けられたアルミニウム製の筒状パイプと、
当該筒状パイプ内に装着され、内管と外管とからなるア
ルミニウム製の二重管式オイルクーラ本体と、当該オイ
ルクーラ本体の両端部に取り付き、オイルクーラパイプ
取付孔及び当該オイルクーラパイプ取付孔と連通してオ
イルをオイルクーラ本体の内管と外管との間に導出入さ
せるオイル通路が設けられたコネクタと、上記筒状パイ
プのパイプ挿通孔を挿通してコネクタのオイルクーラパ
イプ取付孔に挿着される2本のアルミニウム製のオイル
クーラパイプと、筒状パイプの両端開口部を閉塞するア
ルミニウム製のキャップとから構成され、上記コネクタ
は、オイルクーラパイプ取付孔が形成された面の背面側
に突起が形成されて、上記筒状パイプの内径と同一寸法
に形成されてなるオイルクーラを内蔵したアルミニウム
製熱交換器のパイプタンクを製造するに際し、内管と外
管とからなる上記オイルクーラ本体の両端部に、筒状パ
イプの内径と同一寸法に形成された上記コネクタを取り
付け、内管を拡管してオイルクーラ本体を仮組立したう
え、これらを上記筒状パイプ内に挿入した後、2本のオ
イルクーラパイプを上記筒状パイプのオイルクーラパイ
プ挿通孔に挿通してその挿入側端部を上記コネクタのオ
イルクーラパイプ取付孔に挿着し、筒状パイプの両端を
アルミニウム製キャップで閉塞してこれらを炉内で一体
ろう付けするものである。
【0009】
【作用】本発明に係るパイプタンクによれば、突起が設
けられたコネクタが、オイルクーラ本体を筒状パイプ内
に確実に位置決めして支持することとなる。そして、こ
れを例えば車両用ラジエ−タのラジエ−タタンクとして
用いると、ラジエ−タコアで冷却された冷却水がパイプ
タンク内に流下して、アウトレットパイプからエンジン
に戻されることとなる。そして、オイルクーラパイプか
らオイルクーラ本体内に流入したオイルは、従来と同様
、内管と外管の間を流下し乍らパイプタンク内の冷却水
で冷却されて、オイルクーラパイプからトルクコンバー
タ側へ流出されることとなる。
【0010】又、本発明に係るパイプタンクの製造方法
によれば、内管と外管とからなる上記オイルクーラ本体
の両端部に、筒状パイプの内径と同一寸法に形成された
コネクタを取り付け、内管を拡管してオイルクーラ本体
を仮組立したうえ、これらを上記筒状パイプ内に挿入し
た後、2本のオイルクーラパイプを上記筒状パイプのオ
イルクーラパイプ挿通孔に挿通してその挿入側端部を上
記コネクタのオイルクーラパイプ取付孔に挿着し、筒状
パイプの両端をアルミニウム製キャップで閉塞してこれ
らを炉内で一体ろう付けすることによって、オイルクー
ラを内蔵したパイプタンクが製造されることとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1乃至図4は本発明に係るパイプタンクの
一実施例を示し、図に於て、符号21はアルミニウム製
の円形状の筒状パイプで、当該筒状パイプ(以下「パイ
プ」という)21には、左右2本のオイルクーラパイプ
23,25を挿通する2つのオイルクーラパイプ挿通孔
27,29が穿設されると共に、図2に示すようにこれ
らと90°の間隔を置いて、ラジエ−タコアのチューブ
31を挿入する複数のチューブ挿入孔33が一列に設け
られ、そして、その両端開口部はアルミニウム製のキャ
ップ35で閉塞された構造となっている。又、パイプ2
1の一端側には、アウトレットパイプ取付孔37が上記
オイルクーラパイプ挿通孔27,29と同一線上にバー
リング加工されており、当該アウトレットパイプ取付孔
37にアルミニウム製のアウトレットパイプ39が挿着
されている。そして、上記パイプ21内に、図2及び図
3の如く二重管式のオイルクーラ41が取り付けられて
いる。
【0012】上記オイルクーラ41は、ストレート管か
らなる内管43と外管45、そして、これらの間に介装
されたインナーフィン47とからなる二重管構造のオイ
ルクーラ本体49と、これらの両端に鍛造品のコネクタ
51,53を介して取り付くアルミニウム製のオイルク
ーラパイプ23,25とで構成される。そして、図2及
び図4に示すように、一方のオイルクーラパイプ23が
挿着されるコネクタ51は、オイルクーラパイプ23の
取付孔55が形成された突状部57を外周に設けた断面
円形状のコネクタ本体59と、当該突状部57と反対側
に延長して設けられた平板突起61とで構成されており
、その全長Lは上記パイプ21の内径と一致した寸法に
設定されている。
【0013】そして、上記コネクタ本体59には、上記
内管43が貫通する貫通孔63がパイプ21の軸方向に
形成されると共に、内管43の外径よりも大きく且つ外
管45の内径よりも小さな径を有する円形状の凹部65
が、当該貫通孔63と中心軸を同じくしてコネクタ本体
59の内側に形成されており、上記取付孔55と当該凹
部65とは、オイル通路67を介して連通された構造と
なっている。
【0014】更に、図4の如く上記凹部65の開口縁部
には、外管45の内径と同一寸法の外径を有する環状突
起69が一体に形成されており、当該環状突起69に外
管45の端部45aが係合している。そして、上記取付
孔55に取り付いたオイルクーラパイプ23から流入し
たオイルが、上記オイル通路67,凹部65を介して内
管43と外管45との間に導入されるようになっている
【0015】又、図1に示すように、他方のコネクタ5
3は上記コネクタ51と左右対称な形状に成形されてお
り、当該コネクタ53に内管43と外管45とが同様に
取り付けられている。そして、オイルクーラパイプ23
から内管43と外管45との間に導入されたオイルが、
上記コネクタ53の凹部71,オイル通路73を経てオ
イルクーラパイプ25から流出するようになっている。 尚、パイプ21の内周に当接する上記両コネクタ51,
53の端部は、パイプ21内にコネクタ51,53を圧
入し易いようにパイプ21の内周面に沿った円弧状に形
成されている。
【0016】その他、図1に於て、符号75は上記コネ
クタ53に形成された平板突起、77はオイルクーラパ
イプ25の取付孔である。以上のように構成されたパイ
プタンク79は、本発明方法の一実施例により以下の如
く製造される。先ず、外側にろう材Rをクラッドした内
管43を一方のコネクタ51の貫通孔63に貫通した後
、内側にろう材Rをクラッドした外管45の端部45a
をコネクタ51の環状突起69に係合して外管45の端
部45aを閉塞する。そして、内管43と外管45との
間にインナーフィン47を介装し、内管43と外管45
の他端側にコネクタ53を取り付けて、オイルクーラ本
体49とコネクタ51,53を内管43を拡管して仮止
めしておく。尚、この時、両コネクタ51,53の取付
孔55,77が同一方向に位置させることが必要である
【0017】そして、図5に示すように、両端にコネク
タ51,53を取り付けたオイルクーラ本体49を、ろ
う材Rを外表面にクラッドした上記パイプ21内に挿入
する。この時、コネクタ51,53はパイプ21の内径
と一致した寸法であるから、図2に示すようにこれらを
圧入することによって、オイルクーラ本体49の位置決
めが確実になされることとなる。しかる後、コネクタ5
1,53の取付孔55,77をオイルクーラパイプ挿通
孔27,29に一致させ、ろう材Rを外表面にクラッド
したオイルクーラパイプ23,25を当該取付孔55,
77に挿着する。斯様にオイルクーラパイプ23,25
を取付孔55,77に挿着することによって、オイルク
ーラ41がパイプ21に仮付けされることとなる。そし
て、パイプ21の両端開口部をろう材Rをクラッドした
キャップ35で閉塞し、又、ろう材Rをクラッドしたア
ウトレットパイプ39をアウトレットパイプ取付孔37
に挿着し、更に、各チューブ挿入孔33に仮組みしたラ
ジエ−タコアのチューブ31を挿入してこれらを炉内で
焼き付けて一体ろう付けすることにより、オイルクーラ
41を内蔵したパイプタンク79を有するアルミニウム
製ラジエ−タが製造されることとなる。
【0018】而して、本実施例に係るパイプタンク79
はこのように構成されているから、平板突起61,75
が設けられたコネクタ51,53が、オイルクーラ本体
49をパイプ21内に確実に位置決めして支持すること
となる。そして、これを例えば車両用ラジエ−タのラジ
エ−タタンクとして用いると、ラジエ−タコアで冷却さ
れた冷却水がパイプタンク79内に流下してアウトレッ
トパイプ39からエンジンに戻されることとなる。そし
て、オイルクーラパイプ23からオイルクーラ本体49
内に流入したオイルは、従来と同様、内管43と外管4
5の間を流下し乍らパイプタンク79内の冷却水で冷却
されて、オイルクーラパイプ25からトルクコンバータ
側へ流出されることとなる。
【0019】従って、本実施例によれば、ラジエ−タタ
ンクにアルミニウム製のパイプ21を採用してこれをパ
イプタンク79として用いる場合、当該パイプタンク7
9内にオイルクーラ41を簡単な構造で内蔵させること
ができるため、パイプタンク79を積極的にラジエ−タ
タンクとして使用する途が開かれることとなった。又、
本実施例に係る上記パイプタンク79の製造方法では、
上述したように、両端にコネクタ51,53を取り付け
たオイルクーラ本体49をパイプ21内に挿入した後、
コネクタ51,53の取付孔55,77をオイルクーラ
パイプ挿通孔27,29に一致させ、オイルクーラパイ
プ23,25を当該取付孔55,77に挿着し、パイプ
21の両端開口部をキャップ35で閉塞してこれらを焼
き付けてオイルクーラ41を内蔵したパイプタンク79
を製造するようにしたので、上記パイプタンク79を容
易に製造することが可能である。
【0020】而も、本実施例によれば、上記コネクタ5
1,53がパイプ21の内径と一致した寸法に形成され
ているから、これらをパイプ21内に挿入することによ
ってオイルクーラ本体49の位置決めが確実にできると
共に、コネクタ51,53にオイルクーラパイプ23,
25を挿着する際に、上記平板突起61,75がオイル
クーラパイプ23,25挿着時の力を受けるため、オイ
ルクーラパイプ23,25の確実な取り付けが図れるこ
ととなる。
【0021】加えて、本実施例によれば、治具を必要と
せずにオイルクーラ41をパイプ21に仮付けできるた
め作業性が良く、又、従来の如く取付ナット等も不要で
ある。そして、オイルクーラ41を単独にろう付けしな
くても、ラジエ−タコアと同時にパイプ21に一体ろう
付けすることができる利点を有する。尚、上記製造方法
の実施例は、ラジエ−タコアと同時にオイルクーラ41
を仮付けしたパイプタンク79をろう付けしたが、オイ
ルクーラ41とパイプ21との焼き付けは、ラジエ−タ
コアとは別途にろう付けしてもよい。又、上記各実施例
では、パイプ21に円形状の筒状パイプを用いたが、パ
イプ21は円形形状に限定されるものではない。
【0022】更に、上記実施例では、内管43の外側や
外管45の内側等にろう材Rをクラッドしてこれらを一
体ろう付けしたが、ろう材Rを内管43の外側や外管4
5の内側等に介在させて、これらを炉内で一体ろう付け
することも可能である。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るオイル
クーラを内蔵したアルミニウム製熱交換器のパイプタン
クによれば、熱交換器のタンクにアルミニウム製のパイ
プを採用してこれをパイプタンクとして用いる場合、当
該パイプタンク内にオイルクーラを簡単な構造で内蔵さ
せることができるため、パイプタンクを積極的に熱交換
器のタンクとして使用する途が開かれることとなった。
【0024】又、本発明に係るパイプタンクの製造方法
によれば、パイプタンクを容易に製造することが可能で
あると共に、コネクタがパイプの内径と一致した寸法に
形成されているから、これらをパイプ内に圧入すること
によってオイルクーラ本体の位置決めが確実にできると
共に、コネクタにオイルクーラパイプを挿着する際に、
上記平板突起がオイルクーラパイプ挿着時の力を受ける
ため、オイルクーラパイプの確実な取り付けが図れるこ
ととなる。
【0025】加えて、本発明の製造方法によれば、治具
を必要とせずにオイルクーラをパイプに仮付けできるた
め作業性が良く、又、従来の如く取付ナット等も不要で
ある。そして、オイルクーラを単独にろう付けしなくて
もパイプタンクに一体ろう付けすることができるという
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るパイプタンクの断面図
である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII − III線断面図である。
【図4】コネクタの拡大断面図である。
【図5】パイプタンクの製造方法を示す斜視図である。
【図6】従来の樹脂タンクへのオイルクーラの取付方法
を示す斜視図である。
【符号の説明】
21  パイプ 23,25  オイルクーラパイプ 31  チューブ 33  チューブ挿入孔 35  キャップ 41  オイルクーラ 43  内管 45  外管 49  オイルクーラ本体 51,53  コネクタ 55,77  取付孔 61,75  平板突起 67,73  オイル通路 79  パイプタンク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  熱交換器コアのチューブ(31)を挿
    入する複数のチューブ挿入孔(33)及びオイルクーラ
    パイプ(23,25)を挿通するオイルクーラパイプ挿
    通孔(27,29)が設けられたアルミニウム製の筒状
    パイプ(21)と、当該筒状パイプ(21)内に装着さ
    れ、内管(43)と外管(45)とからなるアルミニウ
    ム製の二重管式オイルクーラ本体(49)と、当該オイ
    ルクーラ本体(49)の両端部に取り付き、オイルクー
    ラパイプ取付孔(55,77)及び当該オイルクーラパ
    イプ取付孔(55,77)と連通してオイルをオイルク
    ーラ本体(49)の内管(43)と外管(45)との間
    に導出入させるオイル通路(67,73)が設けられた
    コネクタ(51,53)と、上記筒状パイプ(21)の
    パイプ挿通孔(27,29)を挿通してコネクタ(51
    ,53)のオイルクーラパイプ取付孔(55,77)に
    挿着される2本のアルミニウム製のオイルクーラパイプ
    (23,25)と、筒状パイプ(21)の両端開口部を
    閉塞するアルミニウム製のキャップ(35)とから構成
    され、上記コネクタ(51,53)は、オイルクーラパ
    イプ取付孔(55,77)が形成された面の背面側に突
    起(61,75)が形成されて、上記筒状パイプ(21
    )の内径と同一寸法に形成されていることを特徴とする
    オイルクーラ(41)を内蔵したアルミニウム製熱交換
    器のパイプタンク(79)。
  2. 【請求項2】  熱交換器コアのチューブ(31)を挿
    入する複数のチューブ挿入孔(33)及びオイルクーラ
    パイプ(23,25)を挿通するオイルクーラパイプ挿
    通孔(27,29)が設けられたアルミニウム製の筒状
    パイプ(21)と、当該筒状パイプ(21)内に装着さ
    れ、内管(43)と外管(45)とからなるアルミニウ
    ム製の二重管式オイルクーラ本体(49)と、当該オイ
    ルクーラ本体(49)の両端部に取り付き、オイルクー
    ラパイプ取付孔(55,77)及び当該オイルクーラパ
    イプ取付孔(55,77)と連通してオイルをオイルク
    ーラ本体(49)の内管(43)と外管(45)との間
    に導出入させるオイル通路(67,73)が設けられた
    コネクタ(51,53)と、上記筒状パイプ(21)の
    パイプ挿通孔(27,29)を挿通してコネクタ(51
    ,53)のオイルクーラパイプ取付孔(55,77)に
    挿着される2本のアルミニウム製のオイルクーラパイプ
    (23,25)と、筒状パイプ(21)の両端開口部を
    閉塞するアルミニウム製のキャップ(35)とから構成
    され、上記コネクタ(51,53)は、オイルクーラパ
    イプ取付孔(55,77)が形成された面の背面側に突
    起(61,75)が形成されて、上記筒状パイプ(21
    )の内径と同一寸法に形成されてなるオイルクーラ(4
    1)を内蔵したアルミニウム製熱交換器のパイプタンク
    (79)を製造するに際し、内管(43)と外管(45
    )とからなる上記オイルクーラ本体(49)の両端部に
    、筒状パイプ(21)の内径と同一寸法に形成された上
    記コネクタ(51,53)を取り付け、内管(43)を
    拡管してオイルクーラ本体(49)を仮組立したうえ、
    これらを上記筒状パイプ(21)内に挿入した後、2本
    のオイルクーラパイプ(23,25)を上記筒状パイプ
    (21)のオイルクーラパイプ挿通孔(27,29)に
    挿通してその挿入側端部を上記コネクタ(51,53)
    のオイルクーラパイプ取付孔(55,77)に挿着し、
    筒状パイプ(21)の両端をアルミニウム製キャップ(
    35)で閉塞してこれらを炉内で一体ろう付けすること
    を特徴とするパイプタンク(79)の製造方法。
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