JPH0425380Y2 - - Google Patents

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JPH0425380Y2
JPH0425380Y2 JP2262686U JP2262686U JPH0425380Y2 JP H0425380 Y2 JPH0425380 Y2 JP H0425380Y2 JP 2262686 U JP2262686 U JP 2262686U JP 2262686 U JP2262686 U JP 2262686U JP H0425380 Y2 JPH0425380 Y2 JP H0425380Y2
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JP
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input shaft
transmission
shaft
belt
engine
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JP2262686U
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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行変速用にベルト式無段変速装置
を導入した歩行型管理機に関する。
〔従来の技術〕
歩行型管理機においては、付設した耕耘装置の
定速駆動を行なうために走行系とは独立のPTO
系を備える必要があり、このため、エンジンから
の動力を2系統に分岐伝動し、一方を走行系、他
方をPTO系とする。
そこで、従来では、エンジンからの動力が入力
される第1入力軸をミツシヨンケースに貫通突出
させ、その突出させた第1入力軸の一端とエンジ
ンの出力軸とをベルト伝動機構を介して連動連結
すると共に、前記第1入力軸と前記ベルト伝動機
構が装着された側とは反対側においてミツシヨン
ケースから突出する第2入力軸とをベルト式無段
変速装置で連動連結するようにしていた(例えば
実公昭49−13448号)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記構造によると、第1入力軸とエンジンの出
力軸とを連動連結するベルト伝動機構を覆うため
のカバーと第1入力軸と第2入力軸とを連動連結
するベルト式無段変速装置を覆うためのカバーと
を別々に形成しなければならず、コスト高となる
だけでなく、カバーの組付面において不利であつ
た。
本考案の目的は、ベルト伝動機構及びベルト式
無段変速装置の配置を合理的に設定することによ
つて、それらを覆うためのカバーの兼用化を図る
と共に、カバーの組付面での不利を解消しようと
する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、エンジンの出力軸とミツ
シヨンケースの一側に突設した第1入力軸とをベ
ルト伝動機構を介して連動連結すると共に、前記
第1入力軸にギヤ機構を介して連動連結される
PTO軸を設け、前記第1入力軸と前記ミツシヨ
ンケースの一側に突設した第2入力軸とを外装式
のベルト式無段変速装置で連動連結すると共に、
前記第2入力軸を前記第1入力軸に対してエンジ
ン側の箇所に設置した点にある。
〔作用〕
すなわち、エンジンの出力軸とミツシヨンケー
スの一側に突設した第1入力軸とを連動連結する
ベルト伝動機構と第1入力軸とミツシヨンケース
の一側に突設した第2入力軸とを連動連結するベ
ルト式無段変速装置とを同一側に設けるのであ
る。しかも、第2入力軸を第1入力軸に対してエ
ンジン側の箇所に設置することによりベルト伝動
機構とベルト式無段変速装置とを重複させる状態
で設けるのである。
〔考案の効果〕
したがつて、ベルト伝動機構及びベルト式無段
変速装置を同一側に且つそれらを重複させる状態
で配置することで、それらを覆うためのカバーの
兼用化を図ることができると共に、カバーを極力
小さいものにすることができ、もつて、コスト面
及び組付面において有利な歩行型管理機を得るに
至つた。
〔実施例〕
第3図に、本考案の歩行型管理機を示してお
り、この歩行型管理機は、機体前部にエンジン1
を設け、このエンジン1の後方に縦長のミツシヨ
ンケース2を設け、このミツシヨンケース2下部
に左右一対の車輪3,3を軸支すると共に、機体
後部に操縦ハンドル4及び作業装置連結用のヒツ
チ5を設けて、構成されるものであり、以下、こ
の歩行型管理機の伝動構造について説明する。
第1図及び第2図に示すように、エンジン1の
出力軸6に固着された出力プーリ7とミツシヨン
ケース2の一側に突設した第1入力軸8に固着さ
れた入力プーリ9とに亘つてベルト10を巻回し
てテンシヨン主クラツチ付きのベルト伝動機構A
を構成してある。又、第1入力軸8には、入力プ
ーリ9とミツシヨンケース2との間に位置して割
プーリ11を外嵌してあり、この割プーリ11と
ミツシヨンケース2の一側に突設した第2入力軸
12に外嵌着された割プーリ13とをベルト14
により連動連結し、もつて、割プーリ11のうち
の内方側の固定プーリ11aに対して摺動移動自
在な外方側の可動プーリ11bをシフトフオーク
(図示せず)により外方側へ操作するほど高速側
に変速されるようにして、ベルト式無段変速装置
Bを構成してある。
尚、前記シフトフオークは、操縦ハンドル4側
に備える操作レバーLにより操作されるのであ
る。
そして、第2入力軸12を第1入力軸8に対し
てエンジン側の箇所に設けることによつて、ベル
ト伝動機構A及びベルト式無段変速装置Bに対す
る共用のカバー15を小さなものにすることがで
きるのである。
エンジン1からの動力が第1入力軸8に入力さ
れると、その入力された動力を中間伝動軸16を
介してギヤ減速した出力をPTO軸17に伝達す
るPTO系と第1入力軸8に入力された動力をベ
ルト式無段変速装置Bにより変速すると共に、第
1入力軸8にそれと同心状に設けた太陽ギヤ18
を備えた遊星減速機構Cにより減速した出力を車
軸19に伝達する走行系とから前記ミツシヨンケ
ース2内の伝動系を構成してあり、以下、PTO
系及び走行系の各伝動構造について詳述する。
PTO系の伝動構造 第1入力軸8に固着の小径ギヤ20と咬合する
大径ギヤ21を中間伝動軸16の一端に固着する
と共に、この中間伝動軸16の他端に固着の小径
ギヤ22と咬合する大径ギヤ23を第1入力軸8
に遊嵌のPTO軸17に固着してPTO系のギヤ減
速機構Dを構成し、もつて、PTO軸17を第1
入力軸8に減速連動連結してある。
走行系の伝動構造 第1入力軸8に入力された動力をベルト式無段
変速装置Bにより変速し、その変速された出力が
第2入力軸12からチエーン伝動機構24を介し
て伝達されるアイドルギヤ25を中間伝動軸16
に遊嵌してある。そして、アイドルギヤ25と咬
合する内歯ギヤ26を第1入力軸8に遊嵌し、こ
の内歯ギヤ26に咬合し、かつ、第1入力軸8に
外嵌着される太陽ギヤ18に咬合する遊星ギヤ2
7を、第1入力軸8に相対回転自在に外嵌された
キヤリア28に遊転支承して、遊星減速機構Cを
構成してある。さらに、遊星ギヤ27の公転速
度、つまりキヤリア28の回転速度を走行速度と
して出力された動力をギヤ減速機構29を介して
伝動軸30に伝達された後、その伝動軸30から
チエーン伝動機構31を介して左右の車軸19,
19に伝達されることになる。尚、各車軸19に
は、夫々サイドクラツチ32を設けてあり、車軸
19へ伝達される動力の断続を行なえるようにし
てある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る歩行型管理機の実施例を示
し、第1図はミツシヨンケース内の伝動構造を示
す断面図、第2図は歩行型管理機の伝動部を示す
側面図、第3図は歩行型管理機の全体側面図であ
る。 1……エンジン、2……ミツシヨンケース、6
……出力軸、8……第1入力軸、12……第2入
力軸、17……PTO軸、A……ベルト伝動機構、
B……ベルト式無段変速装置、D……ギヤ機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン1の出力軸6とミツシヨンケース2の
    一側に突設した第1入力軸8とをベルト伝動機構
    Aを介して連動連結すると共に、前記第1入力軸
    8にギヤ機構Dを介して連動連結されるPTO軸
    17を設け、前記第1入力軸8と前記ミツシヨン
    ケース2の一側に突設した第2入力軸12とを外
    装式のベルト式無段変速装置Bで連動連結すると
    共に、前記第2入力軸12を前記第1入力軸8に
    対してエンジン側の箇所に設置してある歩行型管
    理機。
JP2262686U 1986-02-18 1986-02-18 Expired JPH0425380Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2262686U JPH0425380Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2262686U JPH0425380Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62137731U JPS62137731U (ja) 1987-08-31
JPH0425380Y2 true JPH0425380Y2 (ja) 1992-06-17

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