JPH04251610A - 金属製型材の押出における材料洩れ防止方法 - Google Patents

金属製型材の押出における材料洩れ防止方法

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JPH04251610A
JPH04251610A JP703191A JP703191A JPH04251610A JP H04251610 A JPH04251610 A JP H04251610A JP 703191 A JP703191 A JP 703191A JP 703191 A JP703191 A JP 703191A JP H04251610 A JPH04251610 A JP H04251610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
extrusion
tool
leaking
force
Prior art date
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Pending
Application number
JP703191A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Hashimoto
一郎 橋本
Kouzou Michisaka
道阪 浩三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aluminum Corp filed Critical Showa Aluminum Corp
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Publication of JPH04251610A publication Critical patent/JPH04251610A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アルミニウム等の金
属製の型材の押出成形中に、押出工具とコンテナとの間
から、押出材料、即ちビレット金属が洩れるのを防止す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム等の金属製型材の押出成形
中に生じる押出工具とコンテナとの間からのビレット金
属の洩れは、型材の製造歩留りを低下させる原因となる
。また、ダイスを通過するビレット金属量を減少させて
予定どおりの長さの型材を得ることを困難にする。更に
、1サイクルの押出終了ごとに押出工具とコンテナとの
間にたまった押滓を除去しなければならず、能率面、安
全面等において、問題がある。
【0003】そこで、従来、このような材料洩れを防止
するため、押出時にコンテナに押出工具側に向けて外的
に付与される力を大きくしてコンテナを強く押出工具に
押し当てるようにしたり、あるいは押出に際して押出工
具を一部分コンテナ内にしっくりとした嵌合状態に配置
するというような方法が検討されていた。
【0004】
【発明が解決使用とする課題】しかしながら、コンテナ
を強く押出工具に押し当てるようにする方法には、次の
ような問題があり、必ずしも、材料洩れを有効的に防止
しうるものではなかった。即ち、押出初期の段階ではコ
ンテナ内のビレットの長さが長く、そのためビレットと
コンテナ内面との接触面積が大きく、第3図に示される
ように、その摩擦力F1 で、コンテナが強く押出工具
に押し当てられる。従って、コンテナに押出工具側に向
けて付与すべき外力F2 も、その摩擦力F1 を加味
して、押出工具やコンテナに損傷を招かない範囲内にお
いて高くされさればならない。ところが、押出が進行す
るにしたがってビレットの長さも短くなってビレットと
コンテナ内面との接触面積が減少し、そのためその摩擦
力F1 も弱くなって、この摩擦力F1 とコンテナに
付与されている外力F2 とを合わせた力F1 +F2
 も弱くなり、そのためシール性能が低下して、押出の
後半ないし終了間近になると、M0 からの材料洩れは
ないもののM1 以降、ビレット金属の洩れを生じてし
まうことになる。なお、これを回避するため、ステムの
進出距離を制限してディスカードの長さを長くすること
も考えられるが、それでは、製造歩留りの大幅な低下を
招いてしまう。
【0005】また一方、押出工具を一部分コンテナ内に
嵌入する方法では、押出工具ないし押出用ダイス等の製
造に限界があって、適用範囲が狭いという欠点があった
【0006】この発明は、上記のような従来の欠点を解
消し、押出開始後から終了に至るまでの間の材料洩れを
従来よりも有効的に防止することができると共に、その
適用範囲も広い金属製型材の押出における材料洩れ防止
方法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的において、この
発明は、押出に際してコンテナに押出工具側に向けて外
的に付与される力を、押出開始後から終了に向けて増加
させていくことを特徴とする金属製型材の押出における
材料洩れ防止方法を要旨とする。
【0008】
【作用】上記方法では、押出の進行によってビレットの
長さが短くなりビレットとコンテナ内面との間の摩擦力
が減少していくにしたがって、コンテナに押出工具側に
向けて外的に付与される力が増加されていく。従って、
押出工具とコンテナとの間のシール力が押出開始から終
了に至るまで適正な範囲に保たれ、材料洩れが防がれる
【0009】
【実施例】次に、この発明をアルミニウム製押出型材の
押出に適用した実施例につき説明する。
【0010】第1図に示される押出機において、(1)
は押出工具、(2)はコンテナ、(3)は外力付与装置
、(4)は制御装置である。なお、(B)はアルミニウ
ムビレット、(8)はステムである。
【0011】押出工具(1)は、ダイス(5)と、その
後端面に隣接して配置されたプレート(6)と、ダイス
(5)の前端面に隣接して配置される図示しないバッカ
ーと、これらを収納する図示しないダイリングとの組合
わせによる。この押出工具(1)は、図示しないが、エ
ンドプラテンとコンテナ(2)との間に配設されたダイ
スライドにボルスターとともに保持されてコンテナ(2
)の前方隣接位置に配置されている。
【0012】コンテナ(2)は、焼嵌めにより前方突出
状態に具備されたライナー(7)が、上記の押出工具(
1)、特にダイス(5)やプレート(6)の材料である
SKD−61よりも硬度の高い材料によりつくられてお
り、かつ押出工具(1)との接触面積が可及的に小さく
なるように薄肉化されている。これにより、コンテナラ
イナー(7)と押出工具(1)との間の面圧を小さな圧
接力で高くできるようにされている。因みにこれにより
面圧を従来の70Kg/mm2 から125Kg/mm
2 ないしそれを越える程度まで高めることができる。
【0013】外力付与装置(3)は、コンテナライナー
(7)の前端面が押出工具(1)の後端面に当接された
状態で、コンテナ(2)に押出工具(1)側に向けて外
力を付与するもので、例えばシリンダー装置によって構
成される。なお、この外力付与装置(3)は、ディスカ
ード切断等のためにコンテナ(2)を前後方向に進退作
動させるコンテナ進退作動装置と一体のものとして構成
されてもよいし、これとは別体の装置として構成されて
もよい。
【0014】制御装置(4)は、外力付与装置(3)に
指令信号を出力してコンテナ(2)にかける外力を制御
するものである。即ち、この制御装置(4)による外力
付与装置(3)の制御により、コンテナ(2)に押出工
具(1)側に向けて外的に付与される力が制御される。
【0015】本実施例方法を実施する前提として、第2
図に示されるようなデータを求めておく。即ち、コンテ
ナ(2)と押出工具(1)との圧接力が最低限どの程度
であれば押出中終始コンテナ(2)と押出工具(3)と
の間から材料洩れを生じないかを明らかにすると共に、
どのくらいの圧接力が作用してもコンテナ(2)又は押
出工具(1)に損傷を生じないかを明らかしておく。併
せて、ビレット(B)とコンテナライナー(7)との接
触による摩擦力F1 が押出開始後、終了に至るまでの
間にどのように変化するかを明らかにする。なお、この
結果よりM0 点以降にストロークが進むと材料洩れが
発生することがわかる。そして、外力付与装置(3)に
よりコンテナ(2)に押出工具(1)側に向けて外的に
付与すべき力F3 をどのような勾配を以って増加させ
ていけば圧接力F1 +F3 が押出中終始材料洩れを
生じない力に保持されるかを明らかにする。
【0016】そして、上記データに基づいて、押出を開
始し、外的付与力F3 を上記勾配で以って増加させて
いきながら、押出を遂行する。これにより、押出中終始
、押出工具(1)とコンテナライナー(7)との圧接力
F1+F3 が材料洩れを生じる限界値よりも大きく保
たれることになり、材料洩れが防止される。
【0017】なお、コンテナ(2)に付与すべき押出中
の外力F3 の制御の態様は、上記のような直線的に増
加するものに限定されるものではなく、曲線的に増加さ
れるもの、段階的増加されるもの等、各種態様のものが
採用され得ることはいうまでもない。
【0018】
【発明の効果】上述の次第で、この発明の材料洩れ防止
方法は、押出に際してコンテナに押出工具側に向けて外
的に付与される力を、押出開始後から終了に向けて増加
させていくものであるから、押出工具とコンテナとの間
のシール力が押出開始から終了に至るまで適正な範囲に
保たれ、従って、材料洩れを従来よりも有効的に防止す
ることができる。しかも、押出工具とコンテナとの圧接
力をコントロールすることにより材料洩れを防止するも
のであることにより、適用範囲も広く、種々の形材の押
出にこの方法を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】押出機の縦断面図である。
【図2】押出過程と圧接力等の各種力との関係を示すグ
ラフ図である。
【図3】従来の押出における押出過程と圧接力等の各種
力との関係を示すグラフ図である。
【符号の説明】
1…押出工具 2…コンテナ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  押出に際してコンテナに押出工具側に
    向けて外的に付与される力を、押出開始後から終了に向
    けて増加させていくことを特徴とする金属製型材の押出
    における材料洩れ防止方法。
JP703191A 1991-01-24 1991-01-24 金属製型材の押出における材料洩れ防止方法 Pending JPH04251610A (ja)

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JPH04251610A true JPH04251610A (ja) 1992-09-08

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