JPH04251571A - 突入電流防止回路 - Google Patents

突入電流防止回路

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JPH04251571A
JPH04251571A JP41582590A JP41582590A JPH04251571A JP H04251571 A JPH04251571 A JP H04251571A JP 41582590 A JP41582590 A JP 41582590A JP 41582590 A JP41582590 A JP 41582590A JP H04251571 A JPH04251571 A JP H04251571A
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JP
Japan
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circuit
inrush current
power supply
supply circuit
output voltage
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP41582590A
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English (en)
Inventor
Shiyouji Amatatsu
天辰 松次
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源回路の突入電流防
止回路に関し、更に詳しく言えば、例えば、3相交流電
源を入力し、直流低電圧、大電流を出力するような電源
回路に用いられ、特に該電源回路に設けた突入電流防止
回路の制御系を改善し、電源回路の小型化、軽量化を実
現した電源回路の突入電流防止回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の電源回路のブロック図、
図4は従来の電源回路例を示した図である。
【0003】図中、1は整流回路、2はコンデンサ入力
形の平滑回路、3はD/Dコンバータ(DC/DCコン
バータ)、4は突入電流防止回路、5はトランス、6は
整流回路、7は遅延回路、8は突入電流制御部、R1〜
R5は抵抗、Z1、Z2はゼナーダイオード、Q1はト
ランジスタ、THはサイリスタ(SCR)、C1、C2
はコンデンサを示す。
【0004】従来、交流電源を入力し、直流出力を得る
電源回路としては、例えば図3に示したような回路が知
られていた。この例では、3相交流電源(例えば、3φ
200V)を入力し、直流低電圧(例えば、数V)の大
電流を出力するものである。
【0005】この電源回路は、整流回路1、コンデンサ
入力型の平滑回路2、D/Dコンバータ3、及び突入電
流防止回路4で構成されている。また、突入電流防止回
路4には、トランス5、整流回路6、遅延回路7、突入
電流制御部8を設ける。
【0006】この電源回路では、先ず整流回路1によっ
て、交流入力を整流し、直流に変換した後、コンデンサ
入力形の平滑回路2で平滑化する。その後、DC/DC
コンバータ3により、所定の出力電圧に変換して出力す
るものである。
【0007】この場合、電源投入時の突入電流による入
力側の回路等の破壊などを防止するために、図示のよう
な突入電流防止回路4を設けておく。この突入電流防止
回路4では、トランス5で入力電圧を低電圧に変換し、
整流回路6で整流した後、遅延回路7で遅延処理を行っ
て、突入電流制御部8へ制御信号を送ることにより、突
入電流の制御を行うものである。
【0008】以下、図3の具体例を、図4の回路例につ
いて説明する。この回路では、突入電流制御部8を、抵
抗R1と、サイリスタ(SCR)THとで構成し、遅延
回路7を、コンデンサC1、C2、抵抗R2〜R5、ト
ランジスタQ1、ゼナーダイオードZ1、Z2で構成す
る。
【0009】大容量の電源回路では、電源投入時等に、
突入電流が問題となるが、この回路では、特にコンデン
サ入力形の平滑回路2に対する突入電流を防止する。そ
のため、該平滑回路2に突入電流が流れようとする時は
、突入電流制御部8のサイリスタTHをオフ状態にして
おき、抵抗R1で、突入電流を制限する。
【0010】突入電流が流れなくなるとサイリスタTH
をオン状態とすることにより、該サイリスタTHによっ
て抵抗R1を短絡する。このような動作をさせるため、
入力電源をトランス5によって低電圧化し、整流回路6
によって全波整流する。
【0011】前記整流回路6の出力は、遅延回路によっ
て遅延させた後、サイリスタTHのゲート信号となる。 すなわち、抵抗R2とコンデンサC1より成る時定数回
路で遅れた信号を作り、これによりトランジスタQ1を
動作させ、サイリスタTHのゲート信号を与えて該サイ
リスタTHをオン状態にする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような欠点があった。すなわち、突
入電流防止回路に、補助電源用のトランスや整流回路を
必要とする。特に、トランスは外形寸法も大きく、かつ
重量も多い。このため、突入電流防止回路を備えた電源
回路の小型化や軽量化は、困難であった。
【0013】本発明は、このような従来の欠点を解消し
、突入電流防止回路の構成を簡素化して、小型化と軽量
化を図ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理図
であり、図中、図3、図4と同符号は同一のものを示す
。また、9は電圧監視部を示す。
【0015】本発明は、上記の目的を達成するため、整
流回路1と、平滑回路2等を用いて、交流入力を直流出
力に変換する電源回路内で、前記電源回路への突入電流
を防止する突入電流防止回路において、電源回路の直流
出力電圧を監視し、該直流出力電圧が所定値まで上昇し
た場合に制御信号を出力する電圧監視部9と、平滑回路
2の前段に設けられ、電圧監視部9からの制御信号を用
いて、突入電流の制限、及び該制限の解除とを行う突入
電流制御部8とを設け、上記直流出力電圧が、所定値ま
で立ち上がる間は、突入電流の制限を行い、所定値に達
すると、突入電流の制限を解除するように構成した。
【0016】
【作用】本発明は上記のように構成したので、つぎのよ
うな作用がある。
【0017】図1において、通常の使用状態では、突入
電流制御部8による電流制限は行われていない。従って
、交流入力は、整流回路1で整流された後、平滑回路2
で平滑化され、更に、直流−直流コンバータ3によって
、目的とする直流出力に変換される。
【0018】電源投入時には、最初は直流−直流コンバ
ータ3の出力電圧が低いため(OVから徐々に立ち上が
る)、電圧監視部9から制御信号が出力されない。従っ
て、突入電流制御部8では、突入電流制限状態となって
いて、平滑回路2への突入電流を防止する。
【0019】その後、直流−直流コンバータ3の出力電
圧が所定値まで上昇すると、電圧監視部9から制御信号
を出力して突入電流制御部8へ送る。これにより、突入
電流制限状態は解除されるので、目的とする直流出力が
得られる。
【0020】このようにすれば、従来のようなトランス
等を用いることなく、簡単な回路で突入電流の防止がで
きる。また、電源回路の小型化、軽量化も実現可能とな
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は、本発明の1実施例を示した図であり、図
中、第1図、第4図と同符号は同一のものを示す。また
、Q2はトランジスタ、Z3、Z4はゼナーダイオード
、R6〜R9は抵抗、C3はコンデンサ、10はスイッ
チ、11はスイッチ制御部、12はサイリスタフォトカ
プラを示す。
【0022】この実施例では、電圧監視部9を、サイリ
スタフォトカプラ12、ゼナーダイオードZ3、Z4、
抵抗R6、等で構成する。また、直流出力側には、トラ
ンジスタQ2を用いたスイッチ10を設けると共に、該
スイッチ10を制御するスイッチ制御部11を設けてあ
る(その他の構成は、従来例と同じ)。
【0023】電圧監視部9では、直流−直流コンバータ
3の出力電圧を、抵抗R6、ゼナーダイオードZ3、Z
4により検出している。従って、前記出力電圧により、
ゼナーダイオードZ3、Z4が導通すればフォトカプラ
が動作する(発光ダイオードが発光してサイリスタがオ
ンとなる)ものである。
【0024】スイッチ制御部11は、ゼナーダイオード
Z3、Z4を介して電圧監視部9に流れる電流を検出し
て、スイッチ10のトランジスタQ2をオン/オフ制御
するものである。
【0025】以下、上記構成に基づく本実施例の動作を
説明する。電源投入時には、スイッチ10のトランジス
タQ2はオフ状態で、DC出力は阻止状態となっている
。また、ゼナーダイオードZ3、Z4はオフとなってい
て、電圧監視部9のサイリスタフォトカプラはオフ状態
(発光していない)であり、突入電流制御部8のサイリ
スタTHもオフである。
【0026】この状態では、抵抗R1により、突入電流
の制限状態となっていて、平滑回路2には突入電流が流
入しない(素子破壊等の原因となる大電流は流れない)
【0027】その後、直流−直流コンバータ3の出力電
圧が徐々に上昇すると、ゼナーダイオードZ3、Z4が
導通し、電圧監視部9のサイリスタフォトカプラ(発光
状態)となる。これにより、サイリスタTHがオンとな
って抵抗R1を短絡する。この状態では抵抗R1には電
流が流れず、サイリスタTHを介して電流が流れるから
、突入電流制限状態は解除されたことになる。
【0028】またこの状態では、スイッチ制御部11に
よって、トランジスタQ2がオンとなるから、スイッチ
10が直流出力通過状態となる。従って、このスイッチ
10を介して、所定の直流出力が得られることになる。
【0029】以上実施例について説明したが、本発明は
次のようにしても実施可能である。
【0030】(1)電圧監視部9は、フォトカプラを用
いずに他の回路で構成してもよい。フォトカプラを用い
るのは、平滑回路の前段側と、D/Dコンバータの出力
側とを電気的に絶縁するためである。従って、フォトカ
プラと同等な機能を有する回路であれば他の回路を用い
てもよい。
【0031】(2)スイッチ10は、必ずしも必要では
ない。しかしこのスイッチ10を挿入しておけば、電源
投入時の突入電流が流れようとする期間中のみ、電源回
路の出力を遮断できるので、このスイッチ10を設けた
方がよい。
【0032】(3)突入電流制御部8内のサイリスタT
Hは、他のスイッチ素子、例えばトランジスタで置き換
えてもよい。
【0033】(4)電圧監視部9のゼナーダイオードZ
3、Z4は、検出する電圧の値に合わせてその数を決め
ればよい。またこれと同等な機能を有する他の素子で置
き換えてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。
【0035】(1)従来のような補助電源用のトランス
等を使用することなく、上記のような電圧監視部や、電
子式のスイッチを用いて突入電流防止回路を構成したの
で、回路構成を簡素化できると共に、突入電流防止回路
の制御系を小電力化できる。
【0036】(2)補助電源用トランスを不要としたの
で、電源回路の小型化、軽量化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の1実施例における電源回路のブロック
図である。
【図3】従来の電源回路のブロック図である。
【図4】従来の電源回路例である。
【符号の説明】
1  整流回路 2  平滑回路 3  直流−直流コンバータ(D/Dコンバータ)4 
 突入電流防止回路 8  突入電流制御部 9  電圧監視部(フォトカプラ) 10  スイッチ 11  スイッチ制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  整流回路(1)と、平滑回路(2)等
    を用いて、交流入力を直流出力に変換する電源回路内で
    、前記電源回路への突入電流を防止する、突入電流防止
    回路において、電源回路の直流出力電圧を監視し、該直
    流出力電圧が所定値まで上昇した場合に制御信号を出力
    する電圧監視部(9)と、平滑回路(2)の前段に設け
    られ、電圧監視部(9)からの制御信号を用いて、突入
    電流の制限、及び該制限の解除とを行う突入電流制御部
    (8)とを設け、上記直流出力電圧が所定値まで立ち上
    がる間は、突入電流の制限を行い、所定値に達すると、
    突入電流の制限を解除することを特徴とした突入電流防
    止回路。
JP41582590A 1990-12-28 1990-12-28 突入電流防止回路 Withdrawn JPH04251571A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41582590A JPH04251571A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 突入電流防止回路

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JP41582590A JPH04251571A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 突入電流防止回路

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JPH04251571A true JPH04251571A (ja) 1992-09-07

Family

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002142031A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Aiphone Co Ltd インターホン装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002142031A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Aiphone Co Ltd インターホン装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980312