JPH06245527A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JPH06245527A
JPH06245527A JP5324593A JP5324593A JPH06245527A JP H06245527 A JPH06245527 A JP H06245527A JP 5324593 A JP5324593 A JP 5324593A JP 5324593 A JP5324593 A JP 5324593A JP H06245527 A JPH06245527 A JP H06245527A
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JP
Japan
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voltage
input
power supply
choke coil
circuit
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JP5324593A
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Masahiro Inasawa
正浩 稲沢
Jiyunichi Seigan
淳一 西願
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源回路としての回路規模の小型化、コスト
ダウン。 【構成】 倍電圧整流平滑手段を備え、AC入力電圧に
ワイドレンジ対応の電源回路において、交流入力が第1
/第2の電圧である場合に応じてオン/オフされ、第1
の電圧入力時に倍電圧整流平滑動作を実行させるスイッ
チ3と、力率改善用にチョークコイルL1 ,L2 を備
え、スイッチ3がオンのときはチョークコイルL1 が電
源入力ラインに挿入され、スイッチ3がオフのときはチ
ョークコイルL1 ,L2 が電源入力ラインに挿入される
ようにする。またスイッチ3はリレーRYにより構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源回路に関し、特に倍
電圧整流平滑手段を備えた電源回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば100V系のAC電源入力から2
00V系のAC電源入力に広く対応できるようにした電
源回路として、倍電圧整流平滑動作を行なうことができ
るようにしたものが知られている。例えば整流平滑回路
部の動作を、AC電源入力が100V系の場合と200
V系の場合とで切り換えることができるように、手動で
又は入力電圧検出に基づいて自動的に切り換えられるス
イッチを設け、AC電源入力が100V系の場合は倍電
圧整流平滑動作を実行させ、一方AC電源入力が200
V系の場合、通常の整流平滑動作を実行させ、例えば後
段のスイッチング電源回路部に供給することにより、A
C入力電圧の変動に関わらず、或る所定の直流電圧を得
られるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に電源
回路では、整流平滑時の力率を改善することができる手
段を搭載することが行なわれており、例えばチョークコ
イルを交流電源ラインに挿入して力率を改善するチョー
クインプット方式が知られている。
【0004】このチョークインプット方式を上記のよう
に100V系〜200V系のAC入力電圧について対応
可能とした電源回路に採用する場合、AC100V入力
の場合とAC200V入力の場合とでそれぞれ専用にチ
ョークコイルの設定が必要となる。つまり、電源供給を
行なう負荷が一定であるならば、AC100V入力時に
は電流量は増大するため、100V用のチョークコイル
として比較的太い巻線のものが必要となるが、一方、A
C200V入力時には、力率を改善するためには比較的
大きな値のインダクタンスが必要になり、チョークコイ
ルとしては巻数が多くなる。
【0005】このため、AC入力電圧に対してワイドレ
ンジ対応とされている電源回路においては、チョークコ
イルとして非常に大型のものが必要となり、回路規模の
増大や、この電源回路を搭載する機器全体の小型化への
障害、コストアップという問題が生じる。また、100
V用と200V用とで2つのチョークコイルを用いて、
それぞれ切り換えて機能させるようにしても同様の問題
が生ずる。
【0006】また、上記のようなワイドレンジ対応の電
源回路においては、AC入力電圧の変化に応じたスイッ
チ手段のオン/オフにより整流平滑回路が倍電圧整流平
滑動作を行なうように切り換えられるようにしている
が、従来、このスイッチ手段の切換素子としてはトライ
アックを用いていることが多かった。
【0007】このため、トライアックのオン電圧とオン
電流との積であるオン損失とドライブ損失による発熱が
あり、この発熱対策のために、ヒートシンクによる冷却
が必要であった。そして、大電流化には、トライアック
の大容量化とヒートシンクの拡大が必要となるため、回
路実装スペースの増大及びコストアップが生じるという
問題があった。
【0008】さらに保護回路としては+電源ラインに設
けたサイリスタによる強制ショートを行なう方式となる
ため、サイリスタの耐圧として過大なものを必要として
いたという欠点もあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みてなされたもので、ワイドレンジ対応の電源回
路における回路規模の拡大やコストアップを解消するこ
とを目的とする。
【0010】即ち電源回路として、倍電圧整流平滑手段
を備えることにより、第1の電圧の交流入力と、第1の
電圧の略2倍の電圧の交流入力に対応して整流平滑動作
を実行することができる電源回路において、交流入力が
第1の電圧であるときと第2の電圧であるときに応じて
オン/オフされ、交流入力が第1の電圧であるときに倍
電圧整流平滑動作を実行させるスイッチ手段と、整流平
滑動作における力率改善用に第1及び第2のチョークコ
イルを備え、交流入力が第1の電圧であってスイッチ手
段がオンとされることにより第1のチョークコイルが電
源入力ラインに挿入され、また交流入力が第2の電圧で
あってスイッチ手段がオフとされることにより第1のチ
ョークコイル及び第2のチョークコイルが直列に電源入
力ラインに挿入されるように構成する。
【0011】ここで、第1のチョークコイルは交流電源
の正極とフルブリッジ整流回路の間に接続され、一方第
2のチョークコイルは交流電源の負極とフルブリッジ整
流回路の間に接続され、該フルブリッジ整流回路は、交
流入力が第2の電圧であるときにスイッチ手段がオフと
されることによりフルブリッジ整流を行ない、これに応
じて第1及び第2のチョークコイルが電源入力ラインに
挿入されるように回路を構成する。
【0012】また電源回路として、倍電圧整流平滑手段
を備えることにより、第1の電圧の交流入力と、第1の
電圧の略2倍の電圧の交流入力に対応して整流平滑動作
実行することができる電源回路において、交流入力が第
1の電圧であるときと第2の電圧であるときに応じてオ
ン/オフされ、交流入力が第1の電圧であるときに倍電
圧整流平滑動作を実行させるスイッチ手段と、交流入力
電圧を検出してスイッチ手段のオン/オフ動作を制御す
るスイッチ制御手段を備えるとともに、スイッチ手段と
してはリレーを用いる。
【0013】またこの場合、リレーに対する駆動電圧
を、倍電圧整流平滑手段の後段に設けられるコンバータ
トランスの補助巻線から得るように構成する。
【0014】
【作用】上記の構成のように力率改善用のチョークコイ
ルを設けた場合、AC100V入力時には第2のチョー
クコイルには電流は流れず、従って第2のチョークコイ
ルはAC200V入力時の電流量を考慮すれば足りる。
そして、AC200V入力時には第1及び第2のチョー
クコイルによる合成インダクタンスで機能し、第2のチ
ョークコイルは第1のチョークコイルのみでは不十分な
力率改善分を補正するのみのインダクタンス値でよいこ
とになる。これらのことから第2のチョークコイルとし
ては小型、軽量化を実現できる。また、スイッチ手段と
してリレーを用いることにより熱対策が不要となり、ヒ
ートシンクは不要となり、大電流化にも容易に対応でき
る。
【0015】
【実施例】図1〜図3により、力率改善のためのチョー
クインプット方式を用いた本発明の電源回路の第1の実
施例を説明する。図1において1は交流電源を示し、交
流電源1の両極はダイオードD1 ,D2,D3 ,D4
らなる整流ブリッジ回路2に接続されている。ここで、
ダイオードD1 ,D4 の接続点となる整流ブリッジ回路
2の入力端と交流電源1の正極側に対応するラインの間
には力率改善のためのチョークコイルL1 が接続されて
いる。また、ダイオードD2 ,D3 の接続点となる整流
ブリッジ回路2の他方の入力端と交流電源1の負極側に
対応するラインの間には力率改善のためのチョークコイ
ルL2 が接続されている。
【0016】整流回路2により整流されライン21に現
われる入力電圧は、平滑コンデンサC0 ,C1 により平
滑されて直流電圧Eiとして後段のスイッチング電源回
路部10に供給される。スイッチング電源回路部10で
は例えば共振コンバータ、フライバックコンバータ、フ
ォワードコンバータ等の方式により、コンバータトラン
スの2次側から得られた交流電圧を整流平滑し所定電圧
の直流電圧出力E0 を得る。
【0017】3は倍電圧整流平滑動作と通常の整流平滑
動作を切り換えるためのスイッチであり、交流電源1と
して100V系の交流電圧が供給される場合は、スイッ
チ3は手動又は自動的に導通状態に制御され、倍電圧整
流平滑動作が実行される。一方、交流電源1として20
0V系の交流電圧が供給される場合は、スイッチ3は非
導通状態に制御され、通常の電圧整流平滑動作が実行さ
れる。
【0018】交流電源1として100V系の交流電圧が
供給され、スイッチ3がオンとされ倍電圧整流平滑動作
が実行されている場合の等価回路を図2に示す。この場
合、交流入力電圧が正の期間は、電流は図中実線で示す
ように、交流電源1→チョークコイルL1 →ダイオード
1 →平滑コンデンサC0 →交流電源1の経路で流れる
こととなる。一方、交流入力電圧が負の期間は、電流は
図中破線で示すように交流電源1→平滑コンデンサC1
→ダイオードD4 →チョークコイルL1 →交流電源1の
経路で流れる。
【0019】つまり、平滑コンデンサC1 ,C2 に対す
るそれぞれ正期間、負期間の充電により電圧Eiとして
は交流入力の倍の200V系の電圧が得られる。そし
て、この場合は力率改善はチョークコイルL1 のインダ
クタンスによって行われる。
【0020】一方、交流電源1として200V系の交流
電圧が供給され、スイッチ3がオフとされて通常の整流
平滑動作が実行されている場合の等価回路を図3に示
す。この場合、交流入力電圧が正の期間は、電流は図中
実線で示すように、交流電源1→チョークコイルL1
ダイオードD1 →平滑コンデンサC0 →平滑コンデンサ
1 →ダイオードD3 →チョークコイルL2 →交流電源
1の経路で流れることとなる。また、交流入力電圧が負
の期間は、電流は図中破線で示すように交流電源1→チ
ョークコイルL2 →ダイオードD2 →平滑コンデンサC
0 →平滑コンデンサC1 →ダイオードD4 →チョークコ
イルL1 →交流電源1の経路で流れる。
【0021】つまり、フルブリッジ整流回路2による整
流及びコンデンサC0 、C1 による平滑動作が実行され
て入力電圧に応答した200V系の直流電圧Eiが得ら
れる。そして、この場合は力率改善はチョークコイルL
1 のインダクタンスとチョークコイルL2 のインダクタ
ンスの合成値によることとなる。
【0022】このような本実施例の回路の場合、チョー
クコイルL1 としてはAC100V系の入力時に改善し
うる力率に設定したインダクタンス値(例えば3〜5m
H)と、AC100V系の入力時の電流量に応じた許容
電流値を満たすコイル径を有すればよく、その条件下で
最小、軽量のものを採用できる。
【0023】また、チョークコイルL2 としては、AC
100V系の入力時には電流は流れないため、許容電流
については比較的大電流となるAC100V系の入力時
の電流量を考慮する必要はなく、AC200V系の入力
時の電流量を考慮すればよい。さらに、AC200V系
の入力時には力率はチョークコイルL1 ,L2 のリアク
タンスの合成値が例えば9〜25mHとなるように設定
することで改善されることになるため、チョークコイル
2 としては、チョークコイルL1 のリアクタンス値の
みでは改善できない力率分を補正するリアクタンス値で
よいことになり、コイル径の細いものが使用できる。そ
してこれらの条件を満たすのみでよいため、チョークコ
イルL2 としても従来のチョークコイルに比して小型軽
量のものを採用できる。
【0024】以上のようにチョークコイルを小型軽量化
することが可能となるため、AC入力電圧にワイドレン
ジ対応の電源回路において回路規模の減縮、コストダウ
ンを実現できる。
【0025】次に図4によりスイッチ3について改善さ
れた本発明の電源回路の全体的な実施例を説明する。な
お、上記図1と同一部分には同一符合を付し、説明を省
略する。この実施例ではスイッチ3としてリレーRYが
採用されている。また一点鎖線で囲った30はリレーR
Yに対するオン/オフ制御回路となる。
【0026】スイッチング電源回路部10において、1
1はスイッチング素子(例えばFET)、12はスイッ
チング素子11に対してオン/オフ制御する起動回路、
1は起動抵抗である。
【0027】整流ブリッジ回路2で整流され、平滑コン
デンサC0 ,C1 により平滑された電圧Eiは、起動抵
抗R4 を介して起動回路12を動作させ、発振出力をス
イッチング素子11に印加させる。そして、起動回路1
2の発振出力によりスイッチング素子11がオン/オフ
を繰り返す際に、トランスT1 の一次巻線N1 に流れる
電流によりトランスT1 の二次巻線N2 側に交流電圧が
発生する。この交流電圧がダイオードD5 ,D6 で整流
され、平滑コンデンサC2 で平滑されて所定電圧の直流
電圧E0 が取り出される。
【0028】また、この際にトランスT1 の補助巻線N
3 にも電圧が発生し、この電圧はダイオードD7 で整流
され、コンデンサC3 で平滑されて、直流電圧E1 とし
て現われる。なお、直流電圧E1 はさらにダイオードD
8 ,コンデンサC4 を介して制御電圧として起動回路1
2に供給され、起動回路12ではこの入力電圧に応じて
発振周波数がPWM信号でコントロールされる。
【0029】電圧E1 はフューズF1 を介した後抵抗R
16,R17と抵抗R18によって分圧され、トランジスタQ
2 にベース電流を印加し、トランジスタQ2 をオンとす
る。これによりトランジスタQ1 もオンとなり、トラン
ジスタQ1 を介して電圧E1 がリレーRY(スイッチ
3)に駆動電圧として印加されることになる。なお、コ
ンデンサC7 は入力電圧の立上り時の誤動作を防ぐため
の時間遅延のために挿入されている。
【0030】以上の動作によりAC100V入力時にお
ける倍電圧整流出力でリレーRYが電圧E1 によりオン
とされると、図1、図2により説明したように倍電圧整
流動作がなされることになる。
【0031】一方、AC200入力時にはリレーRYは
オフとされなければならないが、これは以下の動作によ
り実行される。交流電源1による入力電圧はダイオード
11で整流され、コンデンサC5 で平滑されて、直流電
圧E2 とされている。この電圧E2 は抵抗R11,R12
13で分圧され、電圧E3 としては、 E3 =E2・{R13/(R11+R12+R13)} となる。この電圧E3 は定電圧ダイオードD12と比較さ
れることになり、AC200V入力時には電圧E3 が定
電圧ダイオードD12のツェナ降伏値を越えることにより
抵抗R14を介してサイリスタD13に供給され、サイリス
タD13が導通する。
【0032】サイリスタD13がオンとなることにより、
トランジスタQ2 にはベース電流が印加されなくなり、
トランジスタQ2 はオフとなる。そしてこれによりトラ
ンジスタQ1 もオフとなり、リレーRYがオフとなる。
即ち前記図3で説明した状態となり全波整流及び平滑動
作が実行されて直流電圧Eiが得られ、スイッチング電
源回路部10に供給される。
【0033】AC100V入力時には電圧E3 は定電圧
ダイオードD12のスレッショルド電圧を越えないため、
サイリスタD13はオフ状態を維持し、リレーRYはオン
状態を保つ。一方、AC200V入力時には上記の動作
でリレーRYがオフとされるように自動制御されること
になる。
【0034】図中4で示す電圧検出回路は、保護回路と
して設けられているもので、例えばAC100V入力時
でないときにリレーRYがオンとされて倍電圧整流平滑
動作が実行され、電圧Eiとして高電圧が現われるよう
な誤動作時には、電圧検出回路4による検出出力に基づ
いてサイリスタD14がオンとされる。サイリスタD14
オンとされることにより、フューズF1 には大電流が流
れることになり、フューズF1 が切られる。これにより
リレーRYはオフとされ、電子機器の動作が異常になる
ことを防止する。
【0035】この実施例では、以上のようにスイッチ3
としてリレーRYを採用しているため、スイッチ3につ
いての発熱の問題は解消される。従ってヒートシンクを
設けることも不要となる。これにより、電源回路として
の回路規模の縮小を実現できる。また、保護回路として
も簡単になり、さらに保護回路が動作してもリレーRY
がオフとなって正常動作に復帰するのみで動作が停止す
ることはないという利点がある。さらに、熱対策が不要
であることから大電流化にも容易に対応できる。
【0036】なお、本発明は以上の実施例に限定される
ものではなく、要旨の範囲内において各種の変更が可能
であることはいうまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、力率改善
用のチョークコイルとして、交流入力が第1の電圧であ
るときにスイッチ手段がオンとされることにより第1の
チョークコイルが電源入力ラインに挿入され、また交流
入力が第2の電圧であるときにスイッチ手段がオフとさ
れることにより第1のチョークコイル及び第2のチョー
クコイルが直列に電源入力ラインに挿入されるように構
成することにより、第1の電圧入力時には第2のチョー
クコイルには電流は流れず、従って第2のチョークコイ
ルは第2の電圧入力時の電流量を考慮すれば足りる。そ
して、第2の電圧入力時には第1及び第2のチョークコ
イルによる合成インダクタンスで機能し、第2のチョー
クコイルは第1のチョークコイルのみでは不十分な力率
改善分を補正するのみのインダクタンス値でよいことに
なり、コイル径の小さい小型のチョークコイルとするこ
とができる。さらに、第1のチョークコイルも第1の電
圧入力時の電流量及び力率改善のためのインダクタンス
を考慮すればよい。このため、力率改善用のチョークコ
イルとして小型軽量化が可能となる。さらに、スイッチ
手段としてリレーを採用することにより、熱対策が不要
となりヒートシンクも不要となる。以上のことから、A
C入力電圧にワイドレンジ対応の電源回路としての回路
規模の小型化、コストダウンを実現することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図2】実施例のAC100V入力時の等価回路図であ
る。
【図3】実施例のAC200V入力時の等価回路図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施例の回路図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 整流ブリッジ回路 3 スイッチ 10 スイッチング電源回路部 11 スイッチング素子 12 起動回路 30 オン/オフ制御回路 RY リレー L1 ,L2 チョークコイル C0 ,C1 ,C2 ,C3 ,C4 ,C% 平滑コンデンサ Q1 ,Q2 トランジスタ T1 トランス D1 〜D8 ,D11 整流ダイオード D12 定電圧ダイオード D13,D14 サイリスタ F1 フューズ R1 ,R11〜R18 抵抗

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 倍電圧整流平滑手段を備えることによ
    り、第1の電圧の交流入力と、前記第1の電圧の略2倍
    の電圧の交流入力に対応して整流平滑動作を実行するこ
    とができる電源回路において、 交流入力が前記第1の電圧であるときと第2の電圧であ
    るときに応じてオン/オフされ、交流入力が前記第1の
    電圧であるときに倍電圧整流平滑動作を実行させるスイ
    ッチ手段と、 整流平滑動作における力率改善用に第1及び第2のチョ
    ークコイルを備え、 交流入力が前記第1の電圧であるときに前記スイッチ手
    段がオンとされることにより前記第1のチョークコイル
    が電源入力ラインに挿入され、また交流入力が前記第2
    の電圧であるときに前記スイッチ手段がオフとされるこ
    とにより前記第1のチョークコイル及び前記第2のチョ
    ークコイルが直列に電源入力ラインに挿入されるように
    構成したことを特徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】前記第1のチョークコイルは交流電源の正
    極とフルブリッジ整流回路の間に接続され、前記第2の
    チョークコイルは交流電源の負極とフルブリッジ整流回
    路の間に接続され、該フルブリッジ整流回路は、交流入
    力が前記第2の電圧であるときに前記スイッチ手段がオ
    フとされることによりフルブリッジ整流を行ない、これ
    に応じて第1及び第2のチョークコイルが電源入力ライ
    ンに挿入されるようにしたことを特徴とする請求項1に
    記載の電源回路。
  3. 【請求項3】 倍電圧整流平滑手段を備えることによ
    り、第1の電圧の交流入力と、前記第1の電圧の略2倍
    の電圧の交流入力に対応して整流平滑動作実行すること
    ができる電源回路において、 交流入力が前記第1の電圧であるときと第2の電圧であ
    るときに応じてオン/オフされ、交流入力が前記第1の
    電圧であるときに倍電圧整流平滑動作を実行させるスイ
    ッチ手段と、 交流入力電圧を検出して前記スイッチ手段のオン/オフ
    動作を制御するスイッチ制御手段を備えるとともに、 前記スイッチ手段としてリレーが用いられていることを
    特徴とする電源回路。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ手段としてのリレーに対す
    る駆動電圧を、前記倍電圧整流平滑手段の後段に設けら
    れるコンバータトランスの補助巻線から得るように構成
    したことを特徴とする請求項3に記載の電源回路。
JP5324593A 1993-02-19 1993-02-19 電源回路 Pending JPH06245527A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998016993A1 (fr) * 1996-10-11 1998-04-23 Daikin Industries, Ltd. Convertisseur
JP2002209385A (ja) * 2001-01-11 2002-07-26 Nichicon Corp 電源回路

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