JPH04251536A - モータ用ロータ - Google Patents

モータ用ロータ

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Publication number
JPH04251536A
JPH04251536A JP2416677A JP41667790A JPH04251536A JP H04251536 A JPH04251536 A JP H04251536A JP 2416677 A JP2416677 A JP 2416677A JP 41667790 A JP41667790 A JP 41667790A JP H04251536 A JPH04251536 A JP H04251536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
rotor
rotor shell
shell
notch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2416677A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Chiyoda
亮 千代田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2416677A priority Critical patent/JPH04251536A/ja
Publication of JPH04251536A publication Critical patent/JPH04251536A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータのロータに関する
ものであり,特に,モータのキャップ型ロータに取りつ
けられるロータの回転検出用パルス発生用磁石の装着に
関する。
【0002】
【従来の技術】モータとして,小型モータ,たとえば,
8ミリVTRカメラ用の小型モータの断面を図5に示す
。この小型モータは,固定されたプリント基板10に対
して回転軸9に軸支されたキャップ型ロータ殻6が回転
する。ロータ殻6の回転は,プリント基板10に固定さ
れた電磁石8に発生する回転磁界とロータ殻6の内壁に
装着された円環状永久磁石7との反作用によって行われ
る。ロータ殻6の周縁端部にはパルス発生用(PG)磁
石5が装着されている。このPG磁石5の対向するプリ
ント基板10の面には,磁束検出用コイル(図示せず)
がプリント印刷されており,ロータ殻6の回転に応じて
PG磁石5が回転すると,その回転による磁束変化が磁
束検出用コイルに発生する誘起起電力パルスとして検出
される。
【0003】図6(b)はロータ殻6の断面図,図6(
c)は円環状磁石7の断面図,図6(d)はPG磁石5
の断面図を示し,図6(a)はこれらがアセンブリとし
て一体に組み合わされた断面図を示す。ロータ殻6の内
壁には円環状磁石7が固着されている。また,ロータ殻
6はPG磁石5を装着するため,周縁端部の一部に切り
欠き61を設け,切り欠きした部分を上方に折り曲げて
屈曲部62を形成している。そして,PG磁石5は円環
状磁石7がロータ殻6の内壁に固着された後,切り欠き
61に部分的に挿入された状態で屈曲部62の底面に固
着される。円環状磁石7の着磁方向は,図5に示した電
磁石8に向かう方向,すなわち,内壁の中心方向Aであ
る。一方,PG磁石5の着磁方向はプリント基板10を
指向する磁石7の着磁方向と直交する方向Bである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】小型モータのロータの
直径Dは20〜30mm程度と小さい。このような小型
ロータは回転が円滑になるように,全体の質量が回転軸
9を中心として周方向全体に均一になっている必要があ
る,すなわち,静的バランスがとれている必要がある。 しかしながら,図6に示したロータはロータ殻6の一部
に切り欠き61を設け,その切り欠き部分を上方に屈曲
させて屈曲部62とし,その部分にPG磁石5を固着し
ているから,PG磁石5が装着された分だけ質量が増加
して,静的のバランスを崩している。この静的アンバラ
ンスは小型ロータの円滑な回転にとって影響が大きく無
視できない。この静的アンバランスを解決するため,た
とえば,PG磁石5が固着された側面と反対側の側面に
バランス用ウエート12を固着するなどの加工が必要と
なるという問題がある。特に,バランス用ウエート12
をつけその静的バランス調整は試行錯誤的に行う要素が
あり,調整時間がかかるという問題がある。以上,特に
,小型モータ用ロータについて述べたが,より大型のモ
ータ用ロータについても上記同様な問題が発生する場合
がある。したがって,本発明は,PG磁石を装着しても
,バランス用ウエート12の装着およびその静的バラン
ス調整作業を必要とせず,充分な静的バランスのとれた
モータ用ロータを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
,本発明のモータ用ロータは,周縁端部に切り欠きを有
するキャップ型ロータ殻と,このロータ殻の内壁に装着
されその内壁中心に向かって着磁された円環状磁石と,
この円環状磁石の着磁方向と直交する下部方向に着磁さ
れ円環状磁石に固定され上記ロータ殻の切り欠きに挿入
され,切り欠いた部分と実質的に同じ質量を有するパル
ス発生用(PG)磁石とを有する。好適には,円環状磁
石とPG磁石とは一体形成され,異方性着磁される。
【0006】
【作用】PG磁石がキャップ型ロータ殻の切り欠いた部
分と実質的に同じ質量で形成されている。このPG磁石
が円環状磁石に固定されている。PG磁石が切り欠きに
挿入されるように円環状磁石をロータ殻の内壁に固着す
る。このように構成されたロータを回転軸,たとえば,
図5の回転軸に固定すると,静的バランスがとれたロー
タとなる。円環状磁石の着磁方向は電磁石を指向する方
向であり,PG磁石の着磁方向はプリント基板などにプ
リント印刷された磁束検出用コイルを指向する方向であ
る。円環状磁石とPG磁石とを一体形成し,上記着磁方
向になるように異方性着磁を行うと,ロータ殻への装着
作業が一層簡単になる。
【0007】
【実施例】以下,本発明のモータ用ロータの実施例とし
て,小型モータ用キャップ型ロータの1実施例について
述べる。この実施例のロータは,図5に示した小型モー
タに装着される例である。
【0008】図1(a),(b)にキャップ型金属製ロ
ータ殻1の側面図,および,断面図を示す。ロータ殻1
はキャップ型をしており,頭部中心に,図5の回転軸9
が挿入固定される孔13が設けられている。また,周縁
側面には切り欠き11が形成されている。切り欠いた金
属片は除去されている。
【0009】図2(a),(b)にロータ殻1に装着さ
れる円環状永久磁石2およびPG磁石3の側面図および
断面図を示す。これら円環状磁石2およびPG磁石3と
は,たとえば,磁化材料を含むプラステックゴムで一体
形成され,異方性着磁により,円環状磁石2は電磁石8
を指向する円環内部中心Aに向けて着磁され,PG磁石
3はプリント基板10の磁束検出コイルを指向する方向
Bに着磁される。
【0010】図3は図2に示す一体形成された円環状磁
石2とPG磁石3とを図1に示すロータ殻1に固着した
状態を示す。すなわち,PG磁石3がロータ殻1の切り
欠き11に挿入されるようにして円環状磁石2をロータ
殻1の内壁に挿入して円環状磁石2をロータ殻1の内壁
に接着剤で固着する。図4は図3のPG磁石3の部分を
ロータ殻1の上部から見た部分平面図である。ロータ殻
1の切り欠き11に挿入されたPG磁石3はロータ殻1
の側壁から部分的に突出している。このようにアセンブ
リとして一体に組み合わされたロータのロータ殻1の孔
13には図5に示す回転軸9が挿入され,ロータが円環
状磁石2が電磁石8との反作用によって回転する。この
PG磁石3の回転中心に対向する下部にプリント基板1
0に印刷された磁束検出コイルが位置し,PG磁石3の
回転にともなう磁束変化をパルス状の誘起起電力として
ロータ殻1の回転を検出する。
【0011】このロータは,PG磁石3の質量がロータ
殻1の切り欠き11を形成したときに除去したロータ殻
1の質量と等しくしている。あるいは,PG磁石3の質
量と等しくなるだけの切り欠き11の大きさにしている
。これにより,ロータは周方向全体として静的(質量)
バランスがとれる。その結果,無調整で円滑な回転が可
能なロータが実現できる。特に,直径Dが,たとえば,
20〜30mm程度,またはそれ以下と,小さいロータ
においても,静的バランスが完全にとれ,無調整で円滑
な回転が可能となる。また,PG磁石3は円環状磁石2
と一体形成されており,一体形成された円環状磁石2と
PG磁石3とがロータ殻1の内壁に挿入され,環状磁石
のみがロータ殻1の内壁に固着されるから,その組立て
作業も簡単になる。
【0012】本発明の実施に際しては,上述したものの
他種々の変形形態をとることができる。たとえば,図2
に示した円環状磁石2とPG磁石3とは,必ずしもプラ
ステックゴムなどによる一体成形,異方性着磁でなく,
それぞれ独立して製造してもよい。たとえば,円環状磁
石2を磁化材料を含むプラステックゴムで成形し,方向
Aに着磁をする。PG磁石3は円環状磁石2とは独立に
,金属磁化材料で成形し,方向Bに着磁する。その後,
円環状磁石2の外壁にPG磁石3を固着して,円環状磁
石2とPG磁石3とが一体化された状態で,上述したよ
うに,ロータ殻1の内壁に挿入し環状磁石2をロータ殻
1の内壁に固着する。
【0013】上述した材料,寸法などは例示であり,本
発明の小型モータ用ロータを限定するものではない。ま
た,以上の実施例は特定的実施例として小型モータ用ロ
ータについて述べたが,本発明は上記同様の問題を有す
るより大型のモータ用ロータについても適用できる。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように,本発明の小型モータ
用ロータは,PG磁石を設けても,製造段階で静的バラ
ンスがとれ,従来のような静的バランスをとるために特
別の部材を装着し,その静的バランス調整作業を行うな
どの作業を必要とせず,静的バランスがとれる。また本
発明の小型モータ用ロータは,静的バランス調整作業を
必要としないばかりでなく,組立作業も短時間で簡単に
行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小型モータ用ロータを構成する実施例
のロータ殻を示す図である。
【図2】本発明の1実施例としての小型モータ用ロータ
を構成する実施例の円環状磁石およびPG磁石を示す図
である。
【図3】図2のロータ殻と図2の円環状磁石およびPG
磁石を組み立てた図である。
【図4】図3の一部の平面図である。
【図5】本発明の実施例の小型モータ用ロータが適用さ
れる小型モータの断面図である。
【図6】従来の小型ロータを示す図である。
【符号の説明】
1・・ロータ殻,2・・円環状磁石,3・・PG磁石,
11・・切り欠き,13・・孔。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  周縁端部に切り欠きを有するキャップ
    型ロータ殻と,該ロータ殻の内壁に装着され該内壁中心
    に向かって着磁された円環状磁石と,該円環状磁石の着
    磁方向と直交する下部方向に着磁され該円環状磁石に固
    定され該ロータ殻の切り欠きに挿入され,該切り欠いた
    部分と実質的に同じ質量を有するパルス発生用磁石とを
    有するモータ用ロータ。
  2. 【請求項2】  該円環状磁石と該パルス発生用磁石と
    は一体形成され,異方性着磁されている請求項1記載の
    モータ用ロータ。
JP2416677A 1990-12-28 1990-12-28 モータ用ロータ Pending JPH04251536A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2416677A JPH04251536A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 モータ用ロータ

Applications Claiming Priority (1)

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JP2416677A JPH04251536A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 モータ用ロータ

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Publication Number Publication Date
JPH04251536A true JPH04251536A (ja) 1992-09-07

Family

ID=18524880

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2416677A Pending JPH04251536A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 モータ用ロータ

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JP (1) JPH04251536A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6661132B2 (en) * 2001-10-03 2003-12-09 Kokusan Denki Co., Ltd. Rotor for flywheel magneto generator

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6661132B2 (en) * 2001-10-03 2003-12-09 Kokusan Denki Co., Ltd. Rotor for flywheel magneto generator

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