JPH04250255A - 複合合板およびその製造方法 - Google Patents

複合合板およびその製造方法

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JPH04250255A
JPH04250255A JP3006727A JP672791A JPH04250255A JP H04250255 A JPH04250255 A JP H04250255A JP 3006727 A JP3006727 A JP 3006727A JP 672791 A JP672791 A JP 672791A JP H04250255 A JPH04250255 A JP H04250255A
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plywood
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JP3006727A
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Seiji Wakamoto
誠治 若本
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WAKAMOTO SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、壁や床などに利用さ
れる板材であって、製作が容易で、断面係数が大きな複
合合板およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、壁材などに利用される断面係数の
大きな板材としては、波型板材やハニカム構造などの2
枚の板材を骨材で互いに結合させた複合板材が知られて
いる。また特開昭62−45851号公報では、2枚の
金属板をその一方の切起し片を介して互いに結合させて
複合合板としたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記波型板材やハニカ
ム構造などの複合板材では製作に大型の設備を必要とし
、あるいは製作に手間がかかって高価になるという問題
がある。また特開昭62−45851号公報に示された
複合合板では、一方の板材の切起し片の先端部と他方の
板材とを1つずつ溶接する必要があってこの溶接作業に
非常に手間がかかるという問題がある。
【0004】この発明は、このような従来の欠点を解消
するためになされたものであり、断面係数の大きな複合
合板であって、軽量で製作が容易な複合合板を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の複合合板は、
金属板のほぼ全面にわたって部分的な切起し片を形成し
た第1の層と、木材などからなる板材であって上記第1
の層に平行に配置された第2の層とを有し、上記切起し
片の先端部に結合部が形成され、この結合部が第2の層
に圧入されることにより第1の層と第2の層とが互いに
結合されているものである。上記木材などの板材とは、
合板、パーティクルボード、石膏ボード、石綿セメント
板、けい酸カルシウム板、繊維強化セメント板、あるい
は低発泡倍率のプラスチック板などを含む概念である。
【0006】この発明の複合合板の製造方法は、金属板
のほぼ全面にわたって部分的な切起し片を形成するとと
もに各切起し片の先端部に結合部を形成して第1の層と
し、木材またはプラスチック製の板材からなる第2の層
を上記第1の層に平行に配置し、上記第1の層と第2の
層とを互いに全面的に圧着させることにより上記結合部
を第2の層に圧入させて第1の層と第2の層とを互いに
結合させるようにしたものである。
【0007】
【作用】上記構成では、金属板に多数の切起し片を形成
させて第1の層を形成し、木材などの板材からなる第2
の層を第1の層に全面的に圧着させることによって各切
起し片の先端結合部が第2の層に圧入され、これによっ
て第1の層と第2の層とが結合されて断面係数の大きな
複合合板が構成される。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1〜図4において、こ
の発明の複合合板1は、鋼板などの金属板からなる第1
の層10とベニヤ板からなる第2の層20とからなり、
両者は互いに平行に配置されている。第1の層10には
そのほぼ全面にわたって部分的な切起し片4が形成され
、この切起し片4の先端部が第2の層20中に圧入され
ることにより両者が互いに結合されている。上記第2の
層20としては、耐割れ性や結合力などの点からベニヤ
板が好ましいが、その他の木材、あるいは低発泡倍率の
プラスチックなどの板材を用いてもよい。
【0009】上記切起し片4は、六角形の各辺を1辺と
する6個の正三角形の切起し片により形成されている。 この切起し片4を形成するには、図3においてまず辺4
0で構成される六角形の中心部に小穴44を明け、この
小穴44からの放射状の切断線46を切断するように斜
線で示す三角形のプレス型で押圧して辺40で折り曲げ
ることにより斜線部分の3個所の切起し片4を切起す。 この際、切断線46の中心部付近は鋸歯状にして結合部
41を形成させる。ついで6個所全部の切起し片4を辺
40で直角に折り曲げることにより、図4に示すように
先端部に結合部41を備えた6個の切起し片4を形成さ
せる。このような切起し片4を有する六角形の部分を第
1の層10を形成する金属板に全面的に均等に分布させ
て配置する。例えば、1辺の長さが34mmの六角形の
部分からの切起し部を、670mm角の金属板に68個
均等に配置する。
【0010】上記のようにして製作した第1の層10を
、第2の層20上に結合部41を当接させて載置し、全
面に均等に圧力を加えることにより結合部41を第2の
層20中に圧入させる。これによって第1の層10と第
2の層20とは互いに平行な状態で切起し片4を介して
全面的に結合され、断面係数の大きな複合合板1が形成
される。この複合合板1の周縁部には、図1に示すよう
に木材などからなる縁部材8を取付けて第1の層10と
第2の層20との周縁部を互いに接続するようにしても
よい。そして角部には図5に示すように円弧状の切欠部
100を形成しておく。さらに第1の層10の下面には
適宜の板材からなる覆い板9を取付けて、切起し片4に
より形成された六角形の穴5を塞ぐようにしてもよい。
【0011】上記複合合板1用の支持装置3は、図1に
示すように基盤30とその中心部の筒体31とからなる
支持体と、この筒体31中に回転可能に下端部の細径部
320が挿入された軸32と、複合合板1の角部を受け
る受け板34と、この受け板34の中心部に取付けられ
た筒体33とを備え、この軸32の外周部にはねじが形
成され、このねじと螺合するねじが上記筒体33の内周
面に形成されている。軸32の細径部320の下端部に
は抜け止め用のスナップリング310が取付けられ、ま
た筒体33の上端部には支持片38が着脱可能に取付け
られ、この支持片38を通して締め付けボルト39を軸
32のねじ穴36に螺合させることにより、軸32と筒
体33とが相対的に回転しないように回り止めをしてい
る。また基盤30には高さ調整ボルト91が周方向に複
数個所螺着され、この調整ボルト91が基盤30から下
方へ突出する量を調整することにより、支持装置3の傾
きを調整できるようにしている。そして支持片38およ
び締め付けボルト39を外した状態で、ドライバを軸3
2の上端部の溝37に係合させて軸32を回転させるこ
とにより、これと螺合する筒体33を昇降させて受け板
34の高さを調整することができる。上記受け板34に
は、ボルト90を螺着させるためのねじ穴340が形成
されている。
【0012】上記実施例では六角形の部分から切起し片
を形成させる例を示したが、同様の方法で六角形に限ら
ず任意の多角形から切起し片を形成させることができる
。図6(a)は四角形の部分から一対の長方形の切起し
片6を形成する方法を示し、四角形の相対向する辺を切
断線66とし、それらの中間部間を結ぶ鋸歯状の切断線
(結合部)62で規定される切起し片6を折り曲げ線6
0で折り曲げて、図6(b)に示すように一対の切起し
片6を突出させ、その先端部の結合部62を第2の層2
0に対して圧入させることにより第1の層と第2の層と
を上記同様に結合させるようにしてもよい。結合部62
は、第2の層20中に圧入されたときに抜け止め作用を
果たすように、上記のような鋸歯状に形成してもよい。
【0013】図7(a)は四角形の部分から一対の三角
形の切起し片64を形成する方法を示し、四角形の相対
向する辺を切断線63とし、四角形の一方の対角線を切
断線67とし、切起し片64のそれぞれの先端部に鋸歯
状の結合部を形成し、これらを折り曲げ線60で折り曲
げて、図7(b)に示すように一対の切起し片64を突
出させ、その先端部の結合部65を第2の層20に対し
て圧入させることにより第1の層と第2の層とを上記同
様に結合させるようにしてもよい。
【0014】上記複合合板1を用いて床板を構成するに
は、複合合板1を碁盤目状に配列し、それらの角部を図
1に示すような支持装置3により支持し、支持装置3の
受け板34に対してボルト90により締め付け固定する
。部屋の隅部は適宜の高さ調整可能な支持手段により支
持させればよい。この際、予め床101上に設置した支
持装置3は調整ボルト91により受け板34が水平面に
なるように調整しておく。また受け板34上に複合合板
1を設置した後、支持片38および締め付けボルト39
を外した状態で、ドライバを軸32の上端部の溝37に
係合させて軸32を回転させることにより、これと螺合
する筒体33を昇降させて受け板34の高さを調整する
。これによって複合合板1の各角部間の高さが等しくな
るように調整し、複数個の複合合板1からなる床板が全
体として均一な平面になるようにする。そしてその状態
で支持片38および締め付けボルト39を取付けて、軸
32の回り止めをし、これによって軸32の回転による
受け板34の高さの変化が生じないようにする。
【0015】上記構成においては、第1の層に切起し片
を全面的に形成させたものを第2の層に対して圧着させ
るだけで両者を互いに結合させることができ、また両層
は互いに全面的に結合されているために、断面係数の大
きな複合合板が形成されている。1例として、図1〜図
4の構造において、1辺の長さが34mmの六角形の部
分からの切起し部を、670mm角で1.2mmの金属
板に68個均等に配置し、第2の層20を厚さ12mm
のベニヤ板で構成し、結合部41を第2の層20に対し
て深さ6mm圧入させて全体の厚さが36mmの複合合
板を形成し、これを各角部で支持装置3により支持した
状態で複合合板の中央部に200kgの集中荷重を50
00回かけた後、複合合板のたわみを測定したところ、
撓みは0であり、充分な剛性および耐久性を有すること
が証明された。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
金属板に多数の切起し片を形成させた第1の層と、木材
などの板材からなる第2の層とを互いに圧着させること
によって切起し片の先端結合部を第2の層に圧入させ、
これによって第1の層と第2の層とが結合された断面係
数の大きな複合合板を構成させたものであり、第1の層
と第2の層との結合は両者を単に圧着させるだけでよい
ために、極めて容易に製造することができる。そしてこ
の複合合板を床板あるいは壁板として利用した場合、表
面層は防音性のよい木材またはプラスチック製の板材で
構成されているために、良好な防音性が発揮され、とく
に覆い板を取付けて切起し片形成部の穴を塞いだ場合に
はその効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す複合合板およびその支
持装置の断面図である。
【図2】複合合板の部分斜視図である。
【図3】切起し片の平面説明図である。
【図4】切起し片の斜視説明図である。
【図5】複合合板の隅部支持状態の平面説明図である。
【図6】切起し片の形成方法の他の例を示す説明図であ
る。
【図7】切起し片の形成方法のさらに別の例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1    複合合板 3    支持装置 4    切起し片 6    切起し片 10  第1の層 20  第2の層 41  結合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  金属板のほぼ全面にわたって部分的な
    切起し片を形成した第1の層と、木材などからなる板材
    であって上記第1の層に平行に配置された第2の層とを
    有し、上記切起し片の先端部に結合部が形成され、この
    結合部が第2の層に圧入されることにより第1の層と第
    2の層とが互いに結合されていることを特徴とする複合
    合板。
  2. 【請求項2】  周縁部には第1の層と第2の層とを結
    合する縁部材が取付けられてなることを特徴とする請求
    項1記載の複合合板。
  3. 【請求項3】  金属板のほぼ全面にわたって部分的な
    切起し片を形成するとともに各切起し片の先端部に結合
    部を形成して第1の層とし、木材またはプラスチック製
    の板材からなる第2の層を上記第1の層に平行に配置し
    、上記第1の層と第2の層とを互いに全面的に圧着させ
    ることにより上記結合部を第2の層に圧入させて第1の
    層と第2の層とを互いに結合させることを特徴とする複
    合合板の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH059930U (ja) * 1991-07-19 1993-02-09 宇部興産株式会社 成形板材用補強板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH059930U (ja) * 1991-07-19 1993-02-09 宇部興産株式会社 成形板材用補強板

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