JPH04249654A - クラッチ及びダンパアセンブリ - Google Patents
クラッチ及びダンパアセンブリInfo
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- JPH04249654A JPH04249654A JP3129608A JP12960891A JPH04249654A JP H04249654 A JPH04249654 A JP H04249654A JP 3129608 A JP3129608 A JP 3129608A JP 12960891 A JP12960891 A JP 12960891A JP H04249654 A JPH04249654 A JP H04249654A
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- spring
- stop
- intermediate ring
- input
- clutch
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Links
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- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract description 37
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 abstract description 3
- 239000007787 solid Substances 0.000 abstract 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 10
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/121—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon using springs as elastic members, e.g. metallic springs
- F16F15/123—Wound springs
- F16F15/1232—Wound springs characterised by the spring mounting
- F16F15/1234—Additional guiding means for springs, e.g. for support along the body of springs that extend circumferentially over a significant length
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H45/00—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
- F16H45/02—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H45/00—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
- F16H45/02—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
- F16H2045/0273—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
- F16H2045/0294—Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は動力伝達クラッチに関し
、より詳細には行程制限装置をそなえたばねダンパを有
する動力伝達クラッチに関する。
、より詳細には行程制限装置をそなえたばねダンパを有
する動力伝達クラッチに関する。
【０００２】
【従来技術およびその問題点】一般に、動力伝達クラッ
チ用の従来技術のダンパ機構は、ばねの密接高さ（ばね
が完全に圧縮された状態の高さ）を利用して角度的な行
程の制限を行っている。この方法は効果的であるが、ば
ねの中に過度の応力が生ずることが極めて頻繁にある。 この状況を避けるために、積極的な停止部材をクラッチ
の入力部材あるいは出力部材上の適所に設けて入力部材
及び出力部材の他方に当接させ、これにより出力部材に
対する入力部材の角度的な行程を制限することが提案さ
れている。停止部材は通常はピンあるいは他の軸方向に
伸長する部材であり、これらピンあるいは部材は入力部
材又は出力部材に固定されると共に他方の部材の移動経
路に進入するようになされている。
チ用の従来技術のダンパ機構は、ばねの密接高さ（ばね
が完全に圧縮された状態の高さ）を利用して角度的な行
程の制限を行っている。この方法は効果的であるが、ば
ねの中に過度の応力が生ずることが極めて頻繁にある。 この状況を避けるために、積極的な停止部材をクラッチ
の入力部材あるいは出力部材上の適所に設けて入力部材
及び出力部材の他方に当接させ、これにより出力部材に
対する入力部材の角度的な行程を制限することが提案さ
れている。停止部材は通常はピンあるいは他の軸方向に
伸長する部材であり、これらピンあるいは部材は入力部
材又は出力部材に固定されると共に他方の部材の移動経
路に進入するようになされている。
【０００３】上記構造は単相型のダンパには効果的であ
るが、連続的すなわち直列に配列されたばねダンパに対
しては幾分効果を失う。直列に配列されたダンパにおい
ては、中央に配列されたピンあるいは延長させたばね座
を用いない限り、ダンパばねの少なくとも１組を密接高
さに到達させて最大のばね定数の効果を得る必要がある
。これらの部材は組み立ての際に取り付けなければなら
ず、従って追加の手順を必要とする。
るが、連続的すなわち直列に配列されたばねダンパに対
しては幾分効果を失う。直列に配列されたダンパにおい
ては、中央に配列されたピンあるいは延長させたばね座
を用いない限り、ダンパばねの少なくとも１組を密接高
さに到達させて最大のばね定数の効果を得る必要がある
。これらの部材は組み立ての際に取り付けなければなら
ず、従って追加の手順を必要とする。
【０００４】一方の部材すなわち入力部材に固定したリ
ベット及び他方の部材すなわち出力部材上の面を用いて
停止部材として作用させることができる。これらの装置
は、クラッチ及びダンパアセンブリの製造の際に追加の
取り付け作業を必要とする。
ベット及び他方の部材すなわち出力部材上の面を用いて
停止部材として作用させることができる。これらの装置
は、クラッチ及びダンパアセンブリの製造の際に追加の
取り付け作業を必要とする。
【０００５】各々のリベットは、製造時に取り付けすな
わち位置決めしなければならない。１又はそれ以上の数
のリベットを挿入することを忘れることがあり、これに
より停止部材としてばねの密接高さを用いるものにして
しまう。
わち位置決めしなければならない。１又はそれ以上の数
のリベットを挿入することを忘れることがあり、これに
より停止部材としてばねの密接高さを用いるものにして
しまう。
【０００６】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の目的は
改善されたクラッチ及びダンパアセンブリを提供するこ
とであり、このクラッチ及びダンパアセンブリにおいて
は、ダンパアセンブリが、入力部材と、出力部材と、中
間のリング部材と、これらの部材の間に直列に配設され
たばねユニットとを備えており、上記入力及び出力部材
はこれら部材上に形成された停止部材を有しており、ま
た上記中間のリング部材は上記入力及び出力部材上の停
止部材の対応する１つと半径方向および軸方向において
整合された停止部材を有しており、従って、上記停止部
材は互いに協働して、制振作用の一方の段階の間に入力
部材と中間のリング部材との間の制限された角度的な行
程を提供し、また制振作用の他の段階の間には中間のリ
ング部材と出力部材との間の制限された角度的な行程を
提供する。
改善されたクラッチ及びダンパアセンブリを提供するこ
とであり、このクラッチ及びダンパアセンブリにおいて
は、ダンパアセンブリが、入力部材と、出力部材と、中
間のリング部材と、これらの部材の間に直列に配設され
たばねユニットとを備えており、上記入力及び出力部材
はこれら部材上に形成された停止部材を有しており、ま
た上記中間のリング部材は上記入力及び出力部材上の停
止部材の対応する１つと半径方向および軸方向において
整合された停止部材を有しており、従って、上記停止部
材は互いに協働して、制振作用の一方の段階の間に入力
部材と中間のリング部材との間の制限された角度的な行
程を提供し、また制振作用の他の段階の間には中間のリ
ング部材と出力部材との間の制限された角度的な行程を
提供する。
【０００７】本発明の他の目的は、複数の停止部材を設
けることにより、直列に配列されたダンパばね用のアセ
ンブリの各要素間に順次角度的な行程の制限を行うこと
のできる、改善されたクラッチ及びダンパアセンブリを
提供することである。
けることにより、直列に配列されたダンパばね用のアセ
ンブリの各要素間に順次角度的な行程の制限を行うこと
のできる、改善されたクラッチ及びダンパアセンブリを
提供することである。
【０００８】本発明によれば、ばね座を有する入力部材
と、隔置された第１及び第２のばね座を有する中間のリ
ング部材と、ばね座を有する出力部材と、上記入力部材
上のばね座と上記中間のリング部材上の第１のばね座と
の間に配設されて入力部材と中間のリング部材との間の
角度的な相対運動を許容する第１のばね手段と、上記出
力部材上のばね座と中間のリング部材上の第２のばね座
との間に配設されて中間のリング部材と出力部材との間
の角度的な相対運動を許容する第２のばね手段とを備え
て成るクラッチ及びダンパアセンブリであって、前記入
力部材は１つの停止部材を有しており、上記中間のリン
グ部材は第１及び第２の停止部材を有していてこれら停
止部材の一方は上記入力部材の停止部材と半径方向及び
軸方向において整合されており、また、上記出力部材は
上記中間のリング部材上の第１及び第２の停止部材の他
方と半径方向及び軸方向において整合される停止部材を
有しており、上記入力部材の停止部材及び上記中間のリ
ング部材上の上記一方の停止部材は協働して前記入力部
材と中間のリング部材との間の角度的な相対運動を制限
し、更に、前記出力停止部材及び前記中間のリング部材
上の前記他方の停止部材は協働して上記中間のリング部
材と上記出力部材との間の角度的な相対運動を制限する
ように構成されたクラッチ及びダンパアセンブリが提供
される。
と、隔置された第１及び第２のばね座を有する中間のリ
ング部材と、ばね座を有する出力部材と、上記入力部材
上のばね座と上記中間のリング部材上の第１のばね座と
の間に配設されて入力部材と中間のリング部材との間の
角度的な相対運動を許容する第１のばね手段と、上記出
力部材上のばね座と中間のリング部材上の第２のばね座
との間に配設されて中間のリング部材と出力部材との間
の角度的な相対運動を許容する第２のばね手段とを備え
て成るクラッチ及びダンパアセンブリであって、前記入
力部材は１つの停止部材を有しており、上記中間のリン
グ部材は第１及び第２の停止部材を有していてこれら停
止部材の一方は上記入力部材の停止部材と半径方向及び
軸方向において整合されており、また、上記出力部材は
上記中間のリング部材上の第１及び第２の停止部材の他
方と半径方向及び軸方向において整合される停止部材を
有しており、上記入力部材の停止部材及び上記中間のリ
ング部材上の上記一方の停止部材は協働して前記入力部
材と中間のリング部材との間の角度的な相対運動を制限
し、更に、前記出力停止部材及び前記中間のリング部材
上の前記他方の停止部材は協働して上記中間のリング部
材と上記出力部材との間の角度的な相対運動を制限する
ように構成されたクラッチ及びダンパアセンブリが提供
される。
【０００９】また、本発明によれば、上記停止部材がそ
れぞれのクラッチおよびダンパ要素上に一体に形成され
たクラッチ及びダンパアセンブリが提供される。
れぞれのクラッチおよびダンパ要素上に一体に形成され
たクラッチ及びダンパアセンブリが提供される。
【００１０】本発明は、ばねダンパ用の改善された停止
構造を提供する。クラッチの入力部材及び出力部材は鍛
造された金属要素である。鍛造行程の間に、金属要素の
部分は停止部材を提供するように形成される。直列に配
列されたばねダンパにおいては、浮動すなわち中間のリ
ング部材が、入力部材と出力部材との間の隣接するばね
ユニットの間に設けられる。中間のリング部材も鍛造さ
れた金属要素であり、この金属要素は鍛造の間にこの金
属要素上に形成された停止部材面を有している。
構造を提供する。クラッチの入力部材及び出力部材は鍛
造された金属要素である。鍛造行程の間に、金属要素の
部分は停止部材を提供するように形成される。直列に配
列されたばねダンパにおいては、浮動すなわち中間のリ
ング部材が、入力部材と出力部材との間の隣接するばね
ユニットの間に設けられる。中間のリング部材も鍛造さ
れた金属要素であり、この金属要素は鍛造の間にこの金
属要素上に形成された停止部材面を有している。
【００１１】組み立ての間に、中間のリング部材上の停
止部材は、入力部材及び出力部材上の対応する停止部材
と周方向で整合される。これにより、クラッチ及びダン
パアセンブリに第１及び第２の段階の停止位置が与えら
れる。一方の段階は入力部材と中間のリング部材との間
の角度的な行程を制限し、また他方の段階は中間のリン
グ部材と出力部材との間の角度的な行程を制限する。従
って、本発明は、ダンパの設計及び第１および第２の段
階に用いられるばね定数において広い選択の幅を与える
。停止部材はシート金属要素と一体の部分であるので、
これら停止部材を、不注意により、組み立てることを忘
れることがない。
止部材は、入力部材及び出力部材上の対応する停止部材
と周方向で整合される。これにより、クラッチ及びダン
パアセンブリに第１及び第２の段階の停止位置が与えら
れる。一方の段階は入力部材と中間のリング部材との間
の角度的な行程を制限し、また他方の段階は中間のリン
グ部材と出力部材との間の角度的な行程を制限する。従
って、本発明は、ダンパの設計及び第１および第２の段
階に用いられるばね定数において広い選択の幅を与える
。停止部材はシート金属要素と一体の部分であるので、
これら停止部材を、不注意により、組み立てることを忘
れることがない。
【００１２】以下に、図面を参照して本発明を例示とし
て説明する。
て説明する。
【００１３】
【実施例】図面を参照すると、クラッチ及びダンパアセ
ンブリがその全体を符号１０で示されており、このクラ
ッチ及びダンパアセンブリは、クラッチディスク１２と
ダンパアセンブリ１４とを備えている。クラッチディス
ク１２は、通常の態様で作動流体によって操作され、ク
ラッチディスク１２と入力ハウジング１６とが係合ある
いは離脱するように制御しており、また上記入力ハウジ
ング１６は通常の可撓性のプレート２０を介してエンジ
ンのクランクシャフト１８に固定されている。クラッチ
ディスク１２は、クラッチの出力ハブ２４上で回転可能
に支持された内周縁２２を有しており、該出力ハブ２４
は動力伝達装置の入力軸２６を駆動するためにこの入力
軸２６に接続されている。
ンブリがその全体を符号１０で示されており、このクラ
ッチ及びダンパアセンブリは、クラッチディスク１２と
ダンパアセンブリ１４とを備えている。クラッチディス
ク１２は、通常の態様で作動流体によって操作され、ク
ラッチディスク１２と入力ハウジング１６とが係合ある
いは離脱するように制御しており、また上記入力ハウジ
ング１６は通常の可撓性のプレート２０を介してエンジ
ンのクランクシャフト１８に固定されている。クラッチ
ディスク１２は、クラッチの出力ハブ２４上で回転可能
に支持された内周縁２２を有しており、該出力ハブ２４
は動力伝達装置の入力軸２６を駆動するためにこの入力
軸２６に接続されている。
【００１４】ダンパアセンブリ１４は、入力部材すなわ
ちプレートアセンブリ２８と、出力（被動）部材３０と
、浮動すなわち中間のリング部材３２と、複数の圧縮ば
ね３４、３６（第１及び第２のばね手段）とを有してい
る。圧縮ばね３４は、入力プレートアセンブリ２８と中
間のリング部材３２との間に配設されており、一方圧縮
ばね３６は、中間のリング部材３２と出力部材３０との
間に配設されている。
ちプレートアセンブリ２８と、出力（被動）部材３０と
、浮動すなわち中間のリング部材３２と、複数の圧縮ば
ね３４、３６（第１及び第２のばね手段）とを有してい
る。圧縮ばね３４は、入力プレートアセンブリ２８と中
間のリング部材３２との間に配設されており、一方圧縮
ばね３６は、中間のリング部材３２と出力部材３０との
間に配設されている。
【００１５】入力プレートアセンブリ２８は、互いに隔
置された一対の環状の部材３８、４０を有している。環
状の部材３８、４０は鍛造された金属要素であるのが好
ましい。環状の部材３８、４０は、複数のリベット４２
によって互いに固定されると共に軸方向に隔置されてお
り、また各々の環状の部材３８、４０は整合された複数
のばね座４４を有しており、これらばね座は対応する圧
縮ばね３４の一端に当接するようになされている。環状
の部材３８は、この環状の部材に形成された入力停止部
材すなわち停止面４６を有しており、これら停止面は、
中間のリング部材３２に形成された停止部材すなわち停
止面４８と係合するよう周方向で整合されている。
置された一対の環状の部材３８、４０を有している。環
状の部材３８、４０は鍛造された金属要素であるのが好
ましい。環状の部材３８、４０は、複数のリベット４２
によって互いに固定されると共に軸方向に隔置されてお
り、また各々の環状の部材３８、４０は整合された複数
のばね座４４を有しており、これらばね座は対応する圧
縮ばね３４の一端に当接するようになされている。環状
の部材３８は、この環状の部材に形成された入力停止部
材すなわち停止面４６を有しており、これら停止面は、
中間のリング部材３２に形成された停止部材すなわち停
止面４８と係合するよう周方向で整合されている。
【００１６】出力部材３０は、対応する圧縮ばね３６の
一端に接触するように位置決めされた複数のばね座５０
を有している。出力部材３０はスプラインが形成された
内周縁５２を有しており、この内周縁はクラッチの出力
ハブ２４に形成されたスプラインにこれを駆動するよう
に連結され、これにより上記内周縁と出力ハブとの間に
積極的な駆動連結が達成されている。出力部材３０は、
この出力部材に形成された複数の出力停止部材すなわち
停止面５６を有しており、これら停止面は、中間のリン
グ部材３２に形成される複数の停止部材すなわち停止面
５８と接触するよう周方向で整合されている。
一端に接触するように位置決めされた複数のばね座５０
を有している。出力部材３０はスプラインが形成された
内周縁５２を有しており、この内周縁はクラッチの出力
ハブ２４に形成されたスプラインにこれを駆動するよう
に連結され、これにより上記内周縁と出力ハブとの間に
積極的な駆動連結が達成されている。出力部材３０は、
この出力部材に形成された複数の出力停止部材すなわち
停止面５６を有しており、これら停止面は、中間のリン
グ部材３２に形成される複数の停止部材すなわち停止面
５８と接触するよう周方向で整合されている。
【００１７】クラッチ及びダンパアセンブリ１０が離合
する（切れる）と、ダンパアセンブリを介するトルクが
何ら伝達されず、従って緩衝作用が何ら生じない。クラ
ッチが切れると、総てのエンジン動力は入力ハウジング
１６を介して図示しない通常のトルクコンバータのイン
ペラへ行き、動力はこのインペラから破線で示すトルク
コンバータのタービン６０へ伝達される。このタービン
はクラッチの出力ハブ２４にこれを駆動するように連結
されている。液圧伝達装置であるトルクコンバータは、
ねじれ振動に対する優れたダンパである。クラッチ及び
ダンパアセンブリ１０が図２に示すように非伝達モード
にあると、環状の部材３８、４０上のばね座４４及び出
力部材３０上のばね座５０は半径方向において整合され
、これによりそれぞれのばね座の各側部は対応する圧縮
ばね３４−３６の１つと接触する。図３に示すように、
クラッチ及びダンパアセンブリ１０がトルクを伝達して
いる時には、ばね座４４および５０は回転して半径方向
の整合から逸脱し、これにより各々のばね座の一方の側
部のみが圧縮ばねと接触する。前進トルクを伝達してい
る間に、ばね座４４は圧縮ばね３４と接触し、またばね
座５０は圧縮ばね３６と接触する。
する（切れる）と、ダンパアセンブリを介するトルクが
何ら伝達されず、従って緩衝作用が何ら生じない。クラ
ッチが切れると、総てのエンジン動力は入力ハウジング
１６を介して図示しない通常のトルクコンバータのイン
ペラへ行き、動力はこのインペラから破線で示すトルク
コンバータのタービン６０へ伝達される。このタービン
はクラッチの出力ハブ２４にこれを駆動するように連結
されている。液圧伝達装置であるトルクコンバータは、
ねじれ振動に対する優れたダンパである。クラッチ及び
ダンパアセンブリ１０が図２に示すように非伝達モード
にあると、環状の部材３８、４０上のばね座４４及び出
力部材３０上のばね座５０は半径方向において整合され
、これによりそれぞれのばね座の各側部は対応する圧縮
ばね３４−３６の１つと接触する。図３に示すように、
クラッチ及びダンパアセンブリ１０がトルクを伝達して
いる時には、ばね座４４および５０は回転して半径方向
の整合から逸脱し、これにより各々のばね座の一方の側
部のみが圧縮ばねと接触する。前進トルクを伝達してい
る間に、ばね座４４は圧縮ばね３４と接触し、またばね
座５０は圧縮ばね３６と接触する。
【００１８】トランスミッションの経済性を改善するた
めに、クラッチ及びダンパアセンブリ１０を作動させて
入力ハウジング１６とトランスミッションの入力軸２６
とを直接的に駆動連結し、これによりトルクコンバータ
の使用に伴う特有の液圧損失を排除する。しかしながら
、クラッチ及びダンパアセンブリ１０は、エンジンのク
ランクシャフト１８に生ずる過渡ねじれ振動を減少しな
がらエンジンのトルクを伝達することができる機械的な
動力伝達装置である。制振機能は、ばね３４および３６
と、環状の部材３８、４０と出力部材３０との間に配設
される摩擦要素とにより提供される。そのようなアセン
ブリの一般的な制振作用は周知である。
めに、クラッチ及びダンパアセンブリ１０を作動させて
入力ハウジング１６とトランスミッションの入力軸２６
とを直接的に駆動連結し、これによりトルクコンバータ
の使用に伴う特有の液圧損失を排除する。しかしながら
、クラッチ及びダンパアセンブリ１０は、エンジンのク
ランクシャフト１８に生ずる過渡ねじれ振動を減少しな
がらエンジンのトルクを伝達することができる機械的な
動力伝達装置である。制振機能は、ばね３４および３６
と、環状の部材３８、４０と出力部材３０との間に配設
される摩擦要素とにより提供される。そのようなアセン
ブリの一般的な制振作用は周知である。
【００１９】圧縮ばね３４、３６のたわみは、トルクレ
ベル及び過渡トルクスパイクに依存する。圧縮ばね３４
はトルクを入力プレートアセンブリ２８から中間のリン
グ部材へ伝達するのに効果的であり、一方圧縮ばね３６
はトルクを中間のリング部材３２から出力部材３０へ伝
達するのに効果的である。圧縮ばね３４は、トルク荷重
の作用により、圧縮ばねの設計ばね定数にしたがって歪
む。圧縮ばね３６も設計ばね定数にしたがって歪む。
ベル及び過渡トルクスパイクに依存する。圧縮ばね３４
はトルクを入力プレートアセンブリ２８から中間のリン
グ部材へ伝達するのに効果的であり、一方圧縮ばね３６
はトルクを中間のリング部材３２から出力部材３０へ伝
達するのに効果的である。圧縮ばね３４は、トルク荷重
の作用により、圧縮ばねの設計ばね定数にしたがって歪
む。圧縮ばね３６も設計ばね定数にしたがって歪む。
【００２０】圧縮ばね３４、３６に種々のばね定数を与
え、これにより入力プレートアセンブリ２８と出力部材
３０との間の角度的な行程が少なくとも２つの状態すな
わち段階を有するようにするのが好ましい。このように
する時には、圧縮ばね３４のばね定数が圧縮ばね３６の
ばね定数よりも概ね小さな値となる。これにより一般に
、圧縮ばね３４は、圧縮ばね３６がその圧縮の限界に到
達する前に、その密着高さまで圧縮される。
え、これにより入力プレートアセンブリ２８と出力部材
３０との間の角度的な行程が少なくとも２つの状態すな
わち段階を有するようにするのが好ましい。このように
する時には、圧縮ばね３４のばね定数が圧縮ばね３６の
ばね定数よりも概ね小さな値となる。これにより一般に
、圧縮ばね３４は、圧縮ばね３６がその圧縮の限界に到
達する前に、その密着高さまで圧縮される。
【００２１】圧縮ばね３４がその密着高さへ到達するの
を阻止するために、入力プレートアセンブリ２８上の入
力停止部材４６が中間のリング部材３２上の停止部材４
８に接触する。圧縮ばね３４が更に圧縮することが阻止
される。入力停止部材４６が効果を発揮するまでは、圧
縮ばね３４の中の力は圧縮ばね３６の中の力と等しい。 圧縮ばね３６はトルクレベルが増加するにしたがって圧
縮され続ける。圧縮ばね３６の中の力は圧縮ばね３４の
中の力よりも大きく、その理由は駆動トルクが入力停止
部材４６及び停止部材４８を介して伝達されないからで
ある。圧縮ばね３６がその密着高さに到達するのを阻止
するために、中間のリング部材３２上の停止部材５８が
出力部材３０上の出力停止部材５６に当接し、これによ
り圧縮ばね３６のそれ以上の歪みすなわち圧縮が阻止さ
れる。
を阻止するために、入力プレートアセンブリ２８上の入
力停止部材４６が中間のリング部材３２上の停止部材４
８に接触する。圧縮ばね３４が更に圧縮することが阻止
される。入力停止部材４６が効果を発揮するまでは、圧
縮ばね３４の中の力は圧縮ばね３６の中の力と等しい。 圧縮ばね３６はトルクレベルが増加するにしたがって圧
縮され続ける。圧縮ばね３６の中の力は圧縮ばね３４の
中の力よりも大きく、その理由は駆動トルクが入力停止
部材４６及び停止部材４８を介して伝達されないからで
ある。圧縮ばね３６がその密着高さに到達するのを阻止
するために、中間のリング部材３２上の停止部材５８が
出力部材３０上の出力停止部材５６に当接し、これによ
り圧縮ばね３６のそれ以上の歪みすなわち圧縮が阻止さ
れる。
【００２２】停止部材４６、４８および５６、５８が当
接すると、クラッチ及びダンパアセンブリ１０の制振特
性は無効となる。しかしながら、圧縮ばね３４、３６が
これらの密着高さまで圧縮することが防止され、これに
より圧縮ばね３４、３６の寿命が改善される。
接すると、クラッチ及びダンパアセンブリ１０の制振特
性は無効となる。しかしながら、圧縮ばね３４、３６が
これらの密着高さまで圧縮することが防止され、これに
より圧縮ばね３４、３６の寿命が改善される。
【００２３】いずれのばねダンパも、有効な制動範囲内
で伝達可能なトルク量に対して制限を有している。一般
に、現在入手可能なばねダンパにおいては、段階的な制
振領域は、ばねの密着高さ又はダンパの入力部と出力部
との間に配設される停止部材により制限を受ける。本発
明を用いることにより、段階的な制振作用が達成され、
また同時に制振ばねがその密着高さまで圧縮される可能
性が排除される。
で伝達可能なトルク量に対して制限を有している。一般
に、現在入手可能なばねダンパにおいては、段階的な制
振領域は、ばねの密着高さ又はダンパの入力部と出力部
との間に配設される停止部材により制限を受ける。本発
明を用いることにより、段階的な制振作用が達成され、
また同時に制振ばねがその密着高さまで圧縮される可能
性が排除される。
【００２４】これは、一方のばねの組あるいは両方のば
ねの組が密着高さに到達しなければならないか、又は、
入力部材と出力部材との間に停止構造を設けた場合には
少なくとも１組の制振ばねが密着高さに到達するであろ
う、従来技術により提供される段階的なダンパとは対照
的である。
ねの組が密着高さに到達しなければならないか、又は、
入力部材と出力部材との間に停止構造を設けた場合には
少なくとも１組の制振ばねが密着高さに到達するであろ
う、従来技術により提供される段階的なダンパとは対照
的である。
【００２５】上述の事柄および図面から明らかなように
、本発明の停止部材は、ダンパを組み立てると停止部材
と適正に整合するように、ダンパ部材と一体に形成する
ことができる。これは従来技術のダンパと対照的であり
、従来技術のダンパにおいては、ダンパ制限手段の少な
くとも一部として別個の部材を用いており、従ってこの
別個の部材は組み立ての際に取り付けることを忘れられ
るかあるいは不適正に装着されることがある。また、本
発明の停止部材は鍛造されるダンパ部材上の一体の要素
として形成されるために、組み立て時間を減少させ、こ
れにより本発明を用いたダンパに対してコスト的な利点
をもたらす。
、本発明の停止部材は、ダンパを組み立てると停止部材
と適正に整合するように、ダンパ部材と一体に形成する
ことができる。これは従来技術のダンパと対照的であり
、従来技術のダンパにおいては、ダンパ制限手段の少な
くとも一部として別個の部材を用いており、従ってこの
別個の部材は組み立ての際に取り付けることを忘れられ
るかあるいは不適正に装着されることがある。また、本
発明の停止部材は鍛造されるダンパ部材上の一体の要素
として形成されるために、組み立て時間を減少させ、こ
れにより本発明を用いたダンパに対してコスト的な利点
をもたらす。
【図１】本発明を利用したクラッチ及びダンパアセンブ
リの実施例の側方断面図である。
リの実施例の側方断面図である。
【図２】図１の線２−２に沿う断面図であり、作動して
いない状態のダンパを示す。
いない状態のダンパを示す。
【図３】図２と同様の部分図であるが、それ以上の角度
的な行程を防止する位置にあるダンパを示す。
的な行程を防止する位置にあるダンパを示す。
２８ 入力部材
３０ 出力部材３２ 中間のリング部材
３４ 第１のばね手段 ３６ 第２のばね手段
３８、４０ 環状の部材 ４６ 停止部材
４８、５６、５８ 停止部材 ４９、５０ ばね座
３０ 出力部材３２ 中間のリング部材
３４ 第１のばね手段 ３６ 第２のばね手段
３８、４０ 環状の部材 ４６ 停止部材
４８、５６、５８ 停止部材 ４９、５０ ばね座
Claims (2)
- 【請求項１】 ばね座（４４）を有する入力部材（２
８）と、隔置された第１及び第２のばね座を有する中間
のリング部材（３２）と、ばね座（５０）を有する出力
部材（３０）と、前記入力部材上のばね座と前記中間の
リング部材上の第１のばね座との間に配設されて入力部
材と中間のリング部材との間の角度的な相対運動を許容
する第１のばね手段（３４）と、前記出力部材上のばね
座と中間のリング部材上の第２のばね座との間に配設さ
れて中間のリング部材と出力部材との間の角度的な相対
運動を許容する第２のばね手段（３６）とを備えて成る
クラッチ及びダンパアセンブリにおいて、前記入力部材
（２８）は１つの停止部材（４６）を有しており、前記
中間のリング部材（３２）は第１及び第２の停止部材（
４８，５８）を有していてこれら停止部材の一方は前記
停止部材と半径方向及び軸方向において整合されており
、また、前記出力部材（３０）は前記中間のリング部材
上の第１及び第２の停止部材の他方と半径方向及び軸方
向において整合される１つの停止部材（５６）を有して
おり、前記入力部材の停止部材及び前記中間のリング部
材上の前記一方の停止部材は協働して前記入力部材と中
間のリング部材との間の角度的な相対運動を制限し、更
に、前記出力部材の停止部材及び前記中間のリング部材
上の前記他方の停止部材は協働して前記中間のリング部
材と前記出力部材との間の角度的な相対運動を制限する
ように構成されたことを特徴とするクラッチ及びダンパ
アセンブリ。 - 【請求項２】 請求項１のクラッチ及びダンパアセン
ブリにおいて、前記入力部材（２８）は軸方向に隔置さ
れた一対の環状の部材（３８、４０）を有しており、こ
れら環状の部材は軸線の周囲で一体に回転運動するよう
に互いに結合されており、各々の環状の部材は隔置され
た複数のばね座（４４）を有しており、環状の部材の一
方が前記停止部材（４６）を有しており、該停止部材が
環状の部材の他方に向かって軸方向に変位されているこ
とを特徴とするクラッチ及びダンパアセンブリ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/531,612 US5009301A (en) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | Clutch damper assembly |
| US531612 | 1990-06-01 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04249654A true JPH04249654A (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=24118353
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3129608A Pending JPH04249654A (ja) | 1990-06-01 | 1991-05-31 | クラッチ及びダンパアセンブリ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5009301A (ja) |
| EP (1) | EP0459557A3 (ja) |
| JP (1) | JPH04249654A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013167309A (ja) * | 2012-02-16 | 2013-08-29 | Valeo Unisia Transmission Kk | 捻り振動低減装置 |
| WO2014034941A1 (ja) * | 2012-09-03 | 2014-03-06 | ヴァレオユニシアトランスミッション株式会社 | 捻り振動低減装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0645728Y2 (ja) * | 1989-12-22 | 1994-11-24 | 株式会社大金製作所 | 液体粘性ダンパー |
| US5161660A (en) * | 1990-11-15 | 1992-11-10 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Gmbh | Clutch plate with plural dampers |
| JP2592056Y2 (ja) * | 1992-05-18 | 1999-03-17 | 株式会社エクセディ | ダンパーディスク |
| FR2698427B1 (fr) * | 1992-11-26 | 1995-01-20 | Valeo | Embrayage de verrouillage, notamment pour véhicule automobile. |
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| JP2000213598A (ja) * | 1999-01-25 | 2000-08-02 | Unisia Jecs Corp | トルク伝達装置 |
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| US6953409B2 (en) | 2003-12-19 | 2005-10-11 | General Motors Corporation | Two-mode, compound-split, hybrid electro-mechanical transmission having four fixed ratios |
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1990
- 1990-06-01 US US07/531,612 patent/US5009301A/en not_active Ceased
-
1991
- 1991-05-10 EP EP19910201142 patent/EP0459557A3/en not_active Ceased
- 1991-05-31 JP JP3129608A patent/JPH04249654A/ja active Pending
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5009301A (en) | 1991-04-23 |
| EP0459557A3 (en) | 1992-08-12 |
| EP0459557A2 (en) | 1991-12-04 |
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