JP2013167309A - 捻り振動低減装置 - Google Patents

捻り振動低減装置 Download PDF

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章一 土屋
Tsukasa Fujita
司 藤田
Koichi Tsunoda
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Abstract

【課題】入力側・出力側回転部材同士の相対回転方向が正転方向である場合と逆転方向である場合とで共に同じ回転トルク特性を実現する。
【解決手段】入力側となるサイドプレート3と出力側となるハブプレート5との間に、イコライザ8とともに、ばね定数の小さいばね17とばね定数の大きいばね18とを二つ一組として配置してある。(B)の中立状態からハブプレート5が時計回り方向に捻られた場合、(A)のようにイコライザ8側の内側突起部7がハブプレート7側の被当接面35に当接し、それ以上のばね17の圧縮変形が規制される。ばね18は単独でなおもストロークS1だけ圧縮変形可能である。逆に(B)の中立状態からハブプレートが反時計回り方向に捻られた場合には(C)の状態となり、(A)と同様にばね17の圧縮変形が先に規制される。
【選択図】図10

Description

本発明は、自動車の原動機であるエンジンと動力伝達装置であるトランスミッションとの間に配設されるいわゆるロングトラベル型ダンパーと称される捻り振動低減装置に関する。
この種のいわゆるロングトラベル型の捻り振動低減装置として、例えば特公平5−77891号公報および特開2007−285335号公報に記載されているように、略円板状の入出力側回転部材間においてその円周方向の等分位置に、圧縮コイルばねを二つ一組としてフローティングイコライザを介して直列に配置したものが知られている。さらに、上記のようないわゆるロングトラベル化のための二つ一組の圧縮コイルばねの採用を前提に、それらの直列関係にある二つ一組の圧縮コイルばねの総合的なばね特性がいわゆる二段特性となるようにしたものが特許文献1および特許文献2として提案されている。
特開2009−19640号公報 特開2009−150431号公報
しかしながら、特許文献1に記載された捻り振動低減装置では、互いにばね特性(ばね定数)が異なる二つ一組の圧縮コイルばねを採用した上で、剛性が高い(ばね定数が大きい)圧縮コイルばね側にウエーブワッシャ等のヒステリシス手段を併用しているため、剛性が低い(ばね定数が小さい)圧縮コイルばねについてはその素線同士が密着するまで圧縮されることになり、耐久性の面でなおも課題を残している。そのため、入出力側回転部材間の許容トルクが制限されてしまい、ロングトラベル化による低剛性の捻り特性のもとでの高い制振効果と高い許容トルクとを両立することが困難となる。
また、特許文献2に記載された捻り振動低減装置では、互いにばね特性(ばね定数)が同じ二つ一組の圧縮コイルばねを採用した上で、いずれか一方の圧縮コイルばねの圧縮変位量を規制する手段を併用しているため、入力側回転部材と出力側回転部材との相対的な回転方向が正回転方向(正転方向の捻り方向)である場合と逆回転方向(逆転方向の捻り方向)である場合とでは圧縮変位量が規制される圧縮コイルばねが交互に入れ替わることになり、正転方向回転時と逆転方向回転時とでは入出力側回転部材間の回転トルク特性が変化してしまうおそれがある。
例えば、ロングトラベル型の捻り振動低減装置と組み合わされるエンジンまたはトランスミッションの仕様によっては、上記のようなロングトラベル化による低剛性の捻り特性のもとでの高い制振効果と高い許容トルクとを両立しつつ、なお且つ入力側回転部材と出力側回転部材との相対的な回転方向が正転方向(正転方向の捻り方向)である場合と逆転方向(逆転方向の捻り方向)である場合とで共に同じ回転トルク特性としたいとの要請があるが、特許文献2に記載された捻り振動低減装置ではかかる要請に応えることができないことになる。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、ロングトラベル化による低剛性の捻り特性のもとでの高い制振効果と高い許容トルクとを両立しつつ、なお且つ正転方向回転時と逆転方向回転時とで共に同じ回転トルク特性となるように工夫された捻り振動低減装置を提供するものである。
本発明に係る捻り振動低減装置は、略円形の入力側回転部材と、この入力側回転部材と同心状に且つ正逆転方向に相対回転可能に対向配置された同じく略円形の出力側回転部材と、上記入力側・出力側回転部材の軸心よりも半径方向外周側においてそれら入力側・出力側回転部材にそれぞれに形成されて、両者の相対回転方向両端部をばね受け部とするばね収容部と、上記ばね収容部に入力側・出力側回転部材同士の相対回転方向に沿って直列に介装・配置されて、その入力側・出力側回転部材同士の相対回転に伴って圧縮変形されるようになっているとともに、ばね定数が互いに相違する少なくとも一対の圧縮コイルばねと、上記入力側・出力側回転部材の半径方向において一対の圧縮コイルばねよりも外周側に位置する環状部から一対の圧縮コイルばね側に突出してそれら一対の圧縮コイルばね同士の間に介在する中間ばね受け部を有する中間部材と、を備えているものとする。
その上で、上記中間部材には入力側部材に当接可能な第1当接部と出力側部材に当接可能な第2当接部とが形成されているとともに、上記入力側・出力側回転部材同士の正転方向および逆転方向の相対回転時には、第1当接部および第2当接部のうちいずれか一方の当接部が他方の当接部よりも先に相手側となる回転部材に当接するようになっていて、このいずれか一方の当接部の当接をもって一対の圧縮コイルばねのうちばね定数の小さな圧縮コイルばねの以降の圧縮変形が制限されるようになっていることを特徴とするものである。
したがって、本発明では、上記第1当接部および第2当接部のうちいずれか一方の当接部が他方の当接部よりも先に相手側となる回転部材に当接するまでの間は、例えば一対の圧縮コイルばねが共に圧縮変形することになる。そして、いずれか一方の当接部が相手側となる回転部材に当接すると、その時点で一対の圧縮コイルばねのうちばね定数の小さな圧縮コイルばねの圧縮変形が制限され、以降はばね定数の大きな圧縮コイルばねのみが単独で圧縮変形することになる。この関係は、入力側・出力側回転部材同士の相対回転方向が反転しても変わることはない。
本発明によれば、互いにばね定数が異なる一対の圧縮コイルばねのばね力が直列に作用するため、全体としては低剛性の捻り特性となり、高い制振効果が得られる。そして、第1当接部および第2当接部のうちいずれか一方の当接部が他方の当接部よりも先に相手側となる回転部材に当接した以降は、ばね定数の小さい圧縮コイルばねの圧縮変形が制限されて、ばね定数の大きい圧縮コイルばねのみが圧縮変形することになるので、許容トルクを高くすることができる。これにより、低剛性の捻り特性のもとでの高い制振効果と高い許容トルクとを両立できるようになる。
さらに、入力側・出力側回転部材同士が正転方向に相対回転した場合だけでなく、入力側・出力側回転部材同士が逆転方向に相対回転した場合にも、最初にばね定数の小さい圧縮コイルばねの圧縮変形が制限されて、それ以降はばね定数の大きい圧縮コイルばねのみが圧縮変形することになるので、入力側・出力側回転部材同士の相対回転方向が正転方向である場合と逆転方向である場合とで共に同じ回転トルク特性を実現することができる。
本発明に係る捻り振動低減装置の第1の実施の形態を示す図で、図2のA−A線に沿う断面図。 図1に示した捻り振動低減装置を右方向から見た正面図。 図2に示した捻り振動低減装置において、サイドプレートを取り外した状態を示す正面図。 図1に示したドライブプレート単独での詳細を示す図で、(A)はその正面図、(B)は同図(A)のB−B線に沿う断面図。 図1に示したサイドプレート単独での詳細を示す図で、(A)はその正面図、(B)は同図(A)のC−C線に沿う断面図。 図1に示したハブプレート単独での詳細を示す図で、(A)はその正面図、(B)は同図(A)のD−D線に沿う断面図。 図1に示したフローティングイコライザ単独での詳細を示す図で、(A)はその正面図、(B)は同図(A)のE−E線に沿う断面図。 図2,3に示したスプリングシート単独での詳細を示す図で、(A)はその正面図、(B)は同図(A)の左側面図、(C)は同図(A)の右側面図。 図3に示したキャノピー単独での詳細を示す図で、(A)はその正面図、(B)は同図(A)F−F線に沿う断面図、(C)はその平面図、(D)は同図(C)のG−G線に沿う断面図。 図1に示した捻り振動低減装置の挙動を示す説明図。 本発明に係る捻り振動低減装置の第2の実地の形態を示す図であって、図10と同等の動作時の説明図。
図1〜10は本発明に係るロングトラベルダンパ型の捻り振動低減装置(以下、単に捻り振動低減装置という。)の具体的な第1の実施の形態を示す図であり、特に図1は同捻り振動低減装置の断面図を、図2は図1の捻り振動低減装置の右方向から見た正面図をそれぞれ示している。なお、図1は図2のA−A線に沿った断面図を示している。また、図3は同捻り振動低減装置の構造をわかりやすくするために図2に示されているサイドプレートを取り外した状態を示している。さらに、図4〜9は図1〜3に示した主要な構成部品の単品での詳細を示している。
図1では、内燃機関(エンジン)の出力軸に相当するクランクシャフトCと、クランクシャフトCの延長軸線上に例えば自動変速機を含む伝動装置の入力軸Dとが正対するように配置され、これらの間に全体として略円盤状の捻り振動低減装置1が配設されている。そして、後述するように捻り振動低減装置1における入力側回転部材として機能するドライブプレート2が複数の取付ボルト9にてクランクシャフトCに連結され、同じく捻り振動低減装置1における出力側回転部材として機能することになるハブプレート5が入力軸Dに対してスプライン結合されている。
図1〜3に示すように、捻り振動低減装置1は、ハブプレート5と、その外周側に配置されたフローティングイコライザ8と、これらのハブプレート5およびフローティングイコライザ8を挟んで対向配置されたドライブプレート2とサイドプレート3とを備えている。そして、図2,3に示すように、ハブプレート5とサイドプレート3およびドライブプレート2の三者の円周方向において、その三等分位置にそれぞれに二つ一組とする圧縮コイルばね(以下、単に「ばね」という。)17,18が収容・配置されている。なお、各構成要素の詳細は後述する。
上記フローティングイコライザ8とハブプレート5とは相対回転可能であり、ドライブプレート2はこれらのフローティングイコライザ8とハブプレート5に対して相対回転可能である。ドライブプレート2とサイドプレート3とは後述するようにリベット4にて一体的に締結されていて相対回転不能となっている。これにより、円周方向の三箇所に配置された各一対のばね17,18を弾性部材とする捻り振動低減装置1において、ドライブプレート2とサイドプレート3とが同捻り振動低減装置1の入力側回転部材として機能し、ハブプレート5が同じく捻り振動低減装置1の出力側回転部材として機能することになる。同時にフローティングイコライザ8が中間部材として機能することになる。
ドライブプレート2は図1〜3のほか図4に示すように全体としては円板状のプレートであって、最内周側に均等配置された例えば6個のボルト穴10に挿入される取付ボルト9にて円環状のレインフォース11とともにクランクシャフトCに締結結合されている。ドライブプレート2の円周方向の三箇所の等分位置には反サイドプレート3側に突出するカバー部12を膨出形成してあり、各カバー部12の両端にはスロット部13を形成してある。このカバー部12は後述するサイドプレート3側のカバー部14とともに入力側回転部材のばね収容部を形成して、このばね収容部にて後述するように直列関係にある一対のばね17,18を収容することになる。
そして、ドライブプレート2の周縁部では後述するサイドプレート3側のフランジ部19と円環状の外周マス20とが複数のリベット4にて共締め固定されている。さらに、外周マス20にはリングギヤ21が圧入固定されている。なお、外周マス20はエンジンの回転を安定させるための質量体として機能し、またリングギヤ21は図示外のスタータギヤと噛み合ってエンジン始動のための回転力を与えるためのものである。
上記各カバー部12の両端におけるスロット部13の端面22はばね受け部として機能するようになっていて、カバー部12に収容された一対のばね17,18の両端が後述するスプリングシート23を介してスロット部13の端面22にて係止されることになる。
なお、図1から明らかなように、ドライブプレート2とハブプレート5との間には樹脂製のワッシャ24が介装されていて、このワッシャ24の円周方向三箇所に付帯する位置決め用の突起部25がカバー部12の内周側においてドライブプレート2と嵌合している。
ドライブプレート2とともに入力側回転部材として機能することになるサイドプレート3は、図1〜3のほか図5に示すようにドライブプレート2と同心・同径の円環状のプレートであって、外周縁部にフランジ部19が曲折形成されていて、先に述べたようにこのフランジ部19が外周マス20とともにリベット4にてドライブプレート2と共締め固定されている。また、サイドプレート3にはドライブプレート2と同様にその円周方向の三箇所に、両端にスロット部26を有するカバー部14が反ドライブプレート2側に向けて膨出形成されている。このサイドプレート3側のカバー部14は先に述べたドライブプレート2側のカバー部12とともに入力回転部材側のばね収容部を形成して、その内部に直列関係にある一対のばね17,18を収容することなる。同時に、各スロット部26の端面,27にはドライブプレート2側のものと同様にばね収容部に収容される一対のばね17,18の両端がスプリングシート23を介して係止されるようになっていて、これにより各スロット部26の端面27はばね受け部として機能することになる。
サイドプレート3の外周縁部16におけるフランジ部19はその円周方向の等分三箇所が切除されていて、円周方向で所定の長さを有する切欠部28が形成されている。そして、図2に示すように、この切欠部28には後述するフローティングイコライザ8側の第1当接部としての爪状の外側突起部6が遊嵌的に臨むようになっていて、その切欠部28の両端面29,30を被当接部として外側突起部6が当接可能となっている。
他方、出力側回転部材として機能することになるハブプレート5は、図1〜3のほか図6に示すようにドライブプレート2およびサイドプレート3と比べて小径の円形浅皿状のものであって、中心部に雌スプライン部31を揺するボス部32が一体に形成されている。そして、図1に示すようにこのボス部32が入力軸D側の雄スプライン部に対してスプライン結合される。また、ハブプレート5におけるボス部32の外周側には6個の逃げ穴33が等ピッチで形成されている。これらの逃げ穴33は、図1から明らかなように、先に述べたドライブプレート2をクランクシャフトCに締結するための取付ボルト9を締め込む際に使用される。
ハブプレート5の周縁部には、その円周方向の等分三箇所を切り欠くようにして出力側回転部材のばね収容部として機能することになるばね受容凹部34が形成されている。このばね受容凹部34の位置は、入力側回転部材のばね収容部として機能することになるドライブプレート2側およびサイドプレート3側のそれぞれのカバー部12,14の位置と一致している。そして、双方のカバー部12,14とハブプレート5側のばね受容凹部34とで形成される空間に、先に述べたように直列関係にある一対のばね17,18が収容配置される。同時に、ばね受容凹部34の円周方向での双方の端面15は、一対のばね17,18の両端がスプリングシート23を介して着座するばね受け部として機能することになる。
その一方で、ハブプレート5における三箇所のばね受容凹部34には、図3に示すように後述するフローティングイコライザ8側の第2当接部としての爪状の内側突起部7が遊嵌的に且つばね受容凹部34に収容されるばね17,18と干渉しないように臨むようになっている。そして、ばね受容凹部34のうち実際にばね17,18を収容する空間よりも外周側の両端に被当接部たる被当接面35,36を形成してあり、後述するようにこの被当接面35,36に対してフローティングイコライザ8側の内側突起部7が当接可能となっている。
なお、図1から明らかなように、ハブプレート5とサイドプレート3との間には樹脂製のワッシャ39が介装されていて、このワッシャ39の円周方向三箇所に付帯する位置決め用の突起部40が各ばね受容凹部34の内周側においてハブプレート5と嵌合している。
中間部材として機能することになるフローティングイコライザ8は、図1〜3のほか図7に示すように、ハブプレート5の外周縁部と同一平面上においてハブプレート5の外周側にこれと同心状に配置されるリング状のものである。図7に示すように、フローティングイコライザ8における環状部8aの円周方向の三等分位置には、その外側に向けてストッパ部たる第1当接部として機能する爪状の外側突起部6が形成されている一方、その内側に向けて外側突起部6よりも幅広のストッパ部たる第2当接部として機能する爪状の内側突起部7が形成されている。さらに、内側突起部7から内側に向けて中間ばね受け部として機能することになるイコライザ突起部41が形成されている。これらのフローティングイコライザ8の円周方向三箇所における外側突起部6、内側突起部7およびイコライザ突起部41の三者はそれぞれその回転方向位相が一致している。なお、上記イコライザ突起部41には後述する樹脂製のキャノピー44が嵌合される。
そして、捻り振動低減装置が中立状態にある状態では、図2に示すようにサイドプレート3側の切欠部28の円周方向の中間位置にフローティングイコライザ8側の外側突起部6が臨んでいて、入力側回転部材としてのサイドプレート3とフローティングイコライザ8の関係だけに着目すれば、両者は外側突起部6が臨んでいる切欠部28の円周方向の範囲内、すなわち切欠部28の両端の被当接部42,43同士で規制される範囲内で相対回転可能となっている。
同様に、図3に示すようにハブプレート5側のばね受容凹部34の円周方向の中間位置にフローティングイコライザ8側の内側突起部7が臨んでいて、出力側回転部材としてのハブプレート5とフローティングイコライザ8との関係だけに着目すれば、両者は内側突起部7が臨んでいるばね受容凹部34の円周方向の範囲内、すなわちばね受容凹部34の両端の被当接部37,38同士で規制される範囲内で相対回転可能となっている。
ここで、ドライブプレート2およびサイドプレート3の双方が入力側回転部材として、ハブプレート5が出力側回転部材としてそれぞれ機能し、さらにドライブプレート2およびサイドプレート3それぞれの円周方向三箇所のカバー部12,14が入力側回転部材のばね収容部として、ハブプレート5側の円周方向三箇所のばね受容凹部34が出力側回転部材のばね収容部としてそれぞれ機能することは先に述べたとおりである。
そして、図3に示すように、ドライブプレート2およびサイドプレート3それぞれのカバー部12,14とハブプレート5のばね受容凹部34には、二つ一組で直列関係にある一対のばね17,18が樹脂製のスプリングシート23を介して収容されているとともに、対をなす二つのばね17,18同士の間にフローティングイコライザ8側のイコライザ突起部41(図7参照)が図8に示すキャノピー44とともに介在している。
二つ一組のばね17,18は互いにその特性が異なっていて、長さは共にほぼ同一であるものの、そのばね定数(剛性が)が異なっている。より詳しくは、図3の円周方向三箇所における各一対のばね17,18は、キャノピー44をはさんで時計回り方向に位置するばね18のばね定数が大きく(剛性が高い)、反時計回り方向に位置するばね17のばね定数が反対側のものより小さい(剛性が低い)ものとなっている。これらの双方のばね17,18の特性の違いは、例えば素線径や巻き数等の選定によって決定される。
図8は先に述べた樹脂製のスプリングシート23の詳細を示し、ばね受け部として機能するカバー部12,14(図4,5参照)およびばね収容凹部34(図6参照)の両端面に嵌合する突起部45が形成されているとともに、各ばね17,18の端部を支えるボス部46が形成されている。また、図9は先に述べた樹脂製のキャノピー44の詳細を示していて、図7に示したフローティングイコライザ8側のイコライザ突起部41に挿入されるスロット部47が形成されているとともに、スプリングシート23と同様に各ばね17,18の端部を支えるボス部48が形成されている。
このように構成された捻り振動低減装置1によれば、図1に示すように共に入力側回転部材として機能するドライブプレート2とサイドプレート3とが相対回転不能であって、それらのドライブプレート2とサイドプレート3との間に出力側回転部材として機能するハブプレート5が相対回転可能に配置されていて、それらの入力側回転部材と出力側回転部材との間に二つで一組とする合計三組のばね17,18がフローティングイコライザ8とともに介装されている。そのため、図1のクランクシャフトC側からドライブプレート2に入力される回転トルクは、各一対のばね17,18を圧縮変形させながらハブプレート5へと伝達され、そのハブプレート5から入力軸Dへと伝達されることになる。そして、各一対のばね17,18を圧縮変形をもって上記のような回転トルク伝達過程での捻り振動が吸収または低減されることになる。
この場合において、図2に示したように、入力側回転部材として機能するサイドプレート3の切欠部28にフローティングイコライザ8側の外側突起部6が臨んでいて、切欠部28の両端の被当接部42,43同士で規制される範囲内で両者が相対回転可能となっている。同時に、図3に示すように、ハブプレート5側のばね受容凹部34にフローティングイコライザ8側の内側突起部7が臨んでいて、ばね受容凹部34の両端の被当接部37,38同士で規制される範囲内で両者が相対回転可能となっている。
したがって、図2において、例えばドライブプレート2がサイドプレート3とともに時計回り方向に回転したと仮定した場合、サイドプレート3の切欠部28において被当接部として機能する一方の端面29がフローティングイコライザ8側の第1当接部として機能する外側突起部6に当接するか、あるいは、図3において、ハブプレート5のばね受容凹部34において被当接部として機能する一方の端面36がフローティングイコライザ8側の第2当接部として機能する内側突起部7に当接するまでの範囲内において、各一組のばね17,18を圧縮変形させながら、入力側回転部材としてのドライブプレート2と出力側回転部材としてのハブプレート5との相対回転が許容されることになる。
図10は上記捻り振動低減装置1のより詳細な要部の挙動を示していて、ここでは説明の都合上、ドライブプレート2とともに入力側回転部材として機能するサイドプレート3と出力側回転部材として機能するハブプレート5のうちハブプレート5側が特定の方向に捩られた場合を想定している。そして、同図(A)はハブプレート5が時計回り方向(ここでは、仮に正転方向とする。)に捩られた状態を、(B)は中立状態を、(C)はハブプレート5が反対時計回り方向(ここでは、仮に逆転方向とする。)に捻られた状態をそれぞれ示している。
同図(B)に示す中立状態では、二つで一組とするばね17,18同士の特性が互いに異なるものの、その中立状態を自己保持している。すなわち、サイドプレート3の切欠部28における周方向長さの中間位置にフローティングイコライザ8側の第1当接部として機能する外側突起部6が位置している。同様に、ハブプレート5側のばね受容凹部34における周方向長さの中間位置にフローティングイコライザ8側の第2当接部として機能する内側突起部7が位置している。
図10の(B)の中立状態から同図(A)のようにハブプレート5が時計回り方向に捻られると、入力側と出力側との間、ここでは、ハブプレート5と、サイドプレート3を含むドライブプレート2との間に相対回転が起こり、両者間に介在しているそれぞれの各一対のばね17,18が圧縮変形することになる。相対回転の初期はばね定数が小さい(剛性が小さい)ばね17とばね定数の大きい(剛性が大きい)ばね18とが共に圧縮変形し、やがては同図に示すようにハブプレート5側のばね受容凹部34における被当接部たる一方の端面35がフローティングイコライザ8側の第2当接部として機能する内側突起部7に当接することになる。
こうしてハブプレート5側の被当接部たる一方の端面35がフローティングイコライザ8側の第2当接部として機能する内側突起部7に当接した以降は、少なくともハブプレート5とフローティングイコライザ8とのそれ以上の相対回転が規制(阻止)される。そのため、ばね定数の小さいばね17はそれ以上は圧縮変形されず、以降はばね定数の大きいばね18のみが圧縮変形されることになる。なお、ばね定数の小さいばね17の圧縮変形量を規制することは、そのばね17の素線同士が密着して過大入力による破壊を防止する上で有効である。
ここで、図の(A)に示すように、ハブプレート5側の一方の端面35がフローティングイコライザ8側の内側突起部7に当接した時点では、フローティングイコライザ8側の第1当接部として機能する外側突起部6と、サイドプレート3側の切欠部28における被当接部として機能する一方の端面30との間に、所定のストロークS1が残されていて、このストロークS1がばね定数の大きいばね18が単独で圧縮変形可能なストロークとなる。
逆に図10の(B)の中立状態から同図(C)のようにハブプレート5が反時計回り方向に捻られると、ハブプレート5と、サイドプレート3を含むドライブプレート2との間に相対回転が起こり、両者間に介在しているそれぞれの各一対のばね17,18が圧縮変形することになる。相対回転の初期はばね定数が小さい(剛性が小さい)ばね17とばね定数の大きい(剛性が大きい)ばね18とが共に圧縮変形し、やがては同図に示すようにサイドプレート3側の切欠部28における被当接部として機能する一方の端面29にフローティングイコライザ8側の第1当接部として機能する外側突起部6に当接することになる。
こうしてサイドプレート3側の被当接部たる一方の端面29にフローティングイコライザ8側の第1当接部として機能する外側突起部6に当接した以降は、少なくともハブプレート5とフローティングイコライザ8とのそれ以上の相対回転が規制(阻止)される。そのため、ばね定数の小さいばね17はそれ以上は圧縮変形されず、以降はばね定数のおおきいばね18のみが圧縮変形されることになる。
ここで、図の(C)に示すように、サイドプレート3側の一方の端面29がフローティングイコライザ8側の外側突起部6に当接した時点では、フローティングイコライザ8側の第2当接部として機能する内側突起部7と、ハブプレート5側のばね収容凹部34における被当接部として機能する一方の端面36との間に、所定のストロークS2が残されていて、このストロークS2がばね定数の大きいばね18が単独で圧縮変形可能なストロークとなる。
以上の関係は、ハブプレート5に対してドライブプレート2側をサイドプレート3とともに捻った場合でも何ら変わることはない。
このように本実施の形態では、入力側回転部材であるドライブプレート2およびサイドプレート3と出力側回転部材であるハブプレート5との相対回転方向を問わず、フローティングイコライザ8を媒体として、入力側回転部材であるサイドプレート3とフローティングイコライザ8との間で第1当接部たる外側突起部6によるストッパ効果を発揮させる一方で、出力側回転部材であるハブプレート5とフローティングイコライザ8との間で第2当接部たる内側突起部7によるストッパ効果を発揮させることで、ばね定数の小さいばね17の素線密着を招く前に必ずそのばね定数の小さいばね17の圧縮変形量を制限することができる。
そのため、入力側回転部材であるドライブプレート2およびサイドプレート3と出力側回転部材であるハブプレート5との相対回転方向を問わず、正転方向回転時と逆転方向回転時とで入出力側回転部材間の回転トルク特性を同じにすることができる。
言い換えるならば、入力側回転部材であるドライブプレート2およびサイドプレート3と出力側回転部材であるハブプレート5とが正転方向に相対回転した場合だけでなく、両者が逆転方向に相対回転した場合にも、最初にばね定数の小さいばね17の圧縮変形が制限されて、それ以降はばね定数の大きいばね18のみが圧縮変形することになるので、入力側・出力側回転部材同士の相対回転方向が正転方向である場合と逆転方向である場合とで共に同じ回転トルク特性を実現することができる。
その上、互いにばね定数が異なる一対のばね17,18のばね力が直列に作用するため、全体としては低剛性の捻り特性となり、高い制振効果が得られる。そして、フローティングイコライザ8側の第1当接部たる外側突起部6および第2当接部たる内側突起部7のうちいずれか一方が他方よりも先に相手側となるサイドプレート3またはハブプレート5に当接した以降は、ばね定数の小さいばね17の圧縮変形が制限されて、ばね定数の大きいばね18のみが圧縮変形することになるので、許容トルクを高くすることができて、低剛性の捻り特性のもとでの高い制振効果と高い許容トルクとを両立できるようになる。
図11は本発明に係る捻り振動低減装置の第2の実施の形態を示し、図10と同等の要部のみを示している。
この第2の実施の形態では、先の第1の実施の形態における第1当接部たる外側突起部6および第2当接部たる内側突起部7に代えて、直列関係にある一対のばね17,18のうちばね定数の小さいばね17の内部に円柱状のストッパ部材49を挿入配置したものである。このストッパ部材49はばね定数の小さいばね17側のばね受け部の一部として機能するスプリングシート23のボス部46と、中間ばね受け部の一部として機能するキャノピー44のうちばね定数の小さいばね17側のボス部48とにそれぞれ当接可能となっている。
したがって、図11の(A)の中立状態から図10の(C)と同方向にサイドプレート3を含むドライブプレート2とハブプレート5とが相対回転すると、初期段階では双方のばね17,18が共に圧縮変形し、やがては図11の(B)に示すようにばね定数の小さいばね17に挿入されているストッパ部材49がスプリングシート23のボス部46およびキャノピー44のボス部48にそれぞれ当接するようになる。
こうしてストッパ部材49が双方のボス部46,48に当接した以降は、ばね定数の小さいばね17はそれ以上は圧縮変形されず、以降はばね定数の大きいばね18のみが圧縮変形されることになる。そして、図11の(C)に示すように、ばね定数の大きいばね18側にはストッパ機能を有するものが存在しないので、そのばね定数の大きいばね18は素線同士の密着した段階で初めてそれ所の圧縮変形が規制されることになる。
この第2の実施の形態においても先の第1の実施の形態と同様の機能が発揮されることになるほか、ばね定数の小さいばね17の内部にストッパ部材49を挿入するだけで良いので、省スペース化が図れるようになる。
ここで、上記第1,第2の実施の形態は一例にすぎず、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形あるいは改良が可能であることは言うまでもない。
1…捻り振動低減装置
2…ドライブプレート(入力側回転部材)
3…サイドプレート(入力側回転部材)
5…ハブプレート(出力側回転部材)
6…外側突起部(第1当接部)
7…内側突起部(第2当接部)
8…フローティングイコライザ(中間部材)
8a…環状部
15…ばね収容凹部の端面(ばね受け部)
17…ばね定数の小さい圧縮コイルばね
18…ばね定数の大きい圧縮コイルばね
12…カバー部(ばね収容部)
14…カバー部(ばね収容部)
22…スロット部端面(ばね受け部)
27…スロット部端面(ばね受け部)
28…切欠部
29…切欠部の端面(被当接部)
30…切欠部の端面(被当接部)
34…ばね収容凹部(ばね収容部)
35…被当接面(被当接部)
36…被当接面(被当接部)
41…イコライザ突起部(中間ばね受け部)
49…ストッパ部材

Claims (5)

  1. 略円形の入力側回転部材と、
    この入力側回転部材と同心状に且つ正逆転方向に相対回転可能に対向配置された同じく略円形の出力側回転部材と、
    上記入力側・出力側回転部材の軸心よりも半径方向外周側においてそれら入力側・出力側回転部材にそれぞれに形成されて、両者の相対回転方向両端部をばね受け部とするばね収容部と、
    上記ばね収容部に入力側・出力側回転部材同士の相対回転方向に沿って直列に介装・配置されて、その入力側・出力側回転部材同士の相対回転に伴って圧縮変形されるようになっているとともに、ばね定数が互いに相違する少なくとも一対の圧縮コイルばねと、
    上記入力側・出力側回転部材の半径方向において一対の圧縮コイルばねよりも外周側に位置する環状部から一対の圧縮コイルばね側に突出してそれら一対の圧縮コイルばね同士の間に介在する中間ばね受け部を有する中間部材と、
    を備えていて、
    上記中間部材には入力側部材に当接可能な第1当接部と出力側部材に当接可能な第2当接部とが形成されているとともに、
    上記入力側・出力側回転部材同士の正転方向および逆転方向の相対回転時には、第1当接部および第2当接部のうちいずれか一方の当接部が他方の当接部よりも先に相手側となる回転部材に当接するようになっていて、
    このいずれか一方の当接部の当接をもって一対の圧縮コイルばねのうちばね定数の小さな圧縮コイルばねの以降の圧縮変形が制限されるようになっていることを特徴とする捻り振動低減装置。
  2. 上記中間部材の環状部から半径方向外周側に向けて第1当接部となる外側突起部を形成するとともに、上記入力側回転部材の外周部のうち外側突起部と同等位置に円周方向に延在する切欠部を設けて当該切欠部の端部を第1当接部に対する被当接部とする一方、
    上記中間部材の環状部から半径方向内周側に向けて第2当接部となる内側突起部を形成するとともに、上記出力側回転部材のばね収容部におけるばね受け部の外周側を第2当接部に対する被当接部としたことを特徴とする請求項1に記載の捻り振動低減装置。
  3. 上記第1当接部および第2当接部のうちいずれか一方の当接部が他方の当接部よりも先に相手側となる回転部材に当接した以降であって且つ他方の当接部がもう一方の相手側となる回転部材に当接するまでの入力側・出力側回転部材同士の相対回転ストロークが、ばね定数の小さな圧縮コイルばねの圧縮変形が制限された以降のばね定数の大きな圧縮コイルばねの圧縮変形ストロークとなっていることを特徴とする請求項1または2に記載の捻り振動低減装置。
  4. 上記第1当接部および第2当接部のうちいずれか一方の当接部が他方の当接部よりも先に相手側となる回転部材に当接するまでの間は、一対の圧縮コイルばねが共に圧縮変形するようにそれぞれの圧縮コイルばねのばね定数が設定されていることを特徴とする請求項3に記載の捻り振動低減装置。
  5. 略円形の入力側回転部材と、
    この入力側回転部材と同心状に且つ正逆転方向に相対回転可能に対向配置された同じく略円形の出力側回転部材と、
    上記入力側・出力側回転部材の軸心よりも半径方向外周側においてそれら入力側・出力側回転部材にそれぞれに形成されて、両者の相対回転方向両端部をばね受け部とするばね収容部と、
    上記ばね収容部に入力側・出力側回転部材同士の相対回転方向に沿って直列に介装・配置されて、その入力側・出力側回転部材同士の相対回転に伴って圧縮変形されるようになっているとともに、ばね定数が互いに相違する少なくとも一対の圧縮コイルばねと、
    上記入力側・出力側回転部材の半径方向において一対の圧縮コイルばねよりも外周側に位置する環状部から一対の圧縮コイルばね側に突出してそれら一対の圧縮コイルばね同士の間に介在する中間ばね受け部を有する中間部材と、
    上記ばね収容部に配置された一対の圧縮コイルばねのうちばね定数の小さな圧縮コイルばねの内部に配置されていて、ばね収容部のばね受け部と中間部材の中間ばね受け部とに当接可能なストッパ部材と、
    を備えていて、
    上記入力側・出力側回転部材同士の正転方向および逆転方向の相対回転時に、ストッパ部材がばね収容部のばね受け部と中間部材の中間ばね受け部とにそれぞれ当接することで、一対の圧縮コイルばねのうちばね定数の小さな圧縮コイルばねの以降の圧縮変形が制限されるようになっていることを特徴とする捻り振動低減装置。
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