JPH04249410A - 負帰還増幅器 - Google Patents

負帰還増幅器

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JPH04249410A
JPH04249410A JP1465491A JP1465491A JPH04249410A JP H04249410 A JPH04249410 A JP H04249410A JP 1465491 A JP1465491 A JP 1465491A JP 1465491 A JP1465491 A JP 1465491A JP H04249410 A JPH04249410 A JP H04249410A
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JP
Japan
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negative feedback
capacitor
parallel
feedback
resistor
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JP1465491A
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Mitsuhiro Muraoka
村岡 満博
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NEC Yamagata Ltd
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NEC Yamagata Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は負帰還増幅器に関し、特
に、入出力インピーダンスの周波数特性を改善した高周
波用の負帰還増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高周波用広帯域増幅器の一例の回
路図を図4に示す。この増幅器は、基本的には、同図に
示すように、高位電源端子1と接地端子2との間にコレ
クタ抵抗RC1とNPN型バイポーラトランジスタ(以
後トランジスタと記す)Q1 とエミッタ抵抗RE1と
を直列に接続したコレクタ負荷エミッタ接地の増幅回路
と、同様に、コレクタ抵抗RC2とNPNトランジスタ
Q2 とエミッタ抵抗RE2とからなる増幅回路とを縦
列に接続したものである。そして、周波数帯域を広くす
るために、後段のNPNトランジスタQ2 のエミッタ
と前段のNPNトランジスタQ1 のベースとの間に帰
還抵抗RF1を接続して負帰還をかけ、更に、後段のエ
ミッタ抵抗RE2に並列にエミッタピーキングキャパシ
タC1 を接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の負帰還
増幅器では、エミッタピーキングキャパシタC1 によ
って高域での帰還量を減らし、広帯域特性を得ている。
【0004】ところがこの回路構成では、帰還量が減る
とオープンループの特性に近くなるので、特に高周波系
の特性インピーダンス50Ωに対して入力インピーダン
スが高い方にずれる。又、出力インピーダンスも高くな
る。この結果、入出力のインピーダンスマッチングがと
れなってしまうという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の負帰還増幅器は
、帰還抵抗に容量を並列に接続したことを特徴とし、エ
ミッタピーキングによる帰還量の低下を防ぎ、広帯域に
亘って安定なインピーダンス特性を実現する。
【0006】
【実施例】次に、本発明の最適な実施例について、図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施例の
回路図である。
【0007】本実施例が図4に示す従来の負帰還増幅器
と異なるのは、帰還抵抗RF1に並列に容量CF1を設
けた点である。
【0008】ここで、負帰還増幅器の入力インピーダン
スについて考えてみる。図1及び図4に示す負帰還増幅
器において、入力インピーダンスZi は、エミッタピ
ーキングキャパシタC1 の効果のない低周波帯では、
下記の(1)式で表される。
【0009】
【0010】そして、高周波系の負帰還増幅器では、こ
の入力インピーダンスZiLが50Ωになるように設計
されている。
【0011】ところが、エミッタピーキングキャパシタ
C1 の効果がでる周波数帯では、入力インピーダンス
は、
【0012】
【0013】となり、(2)式では、(1)式における
RE2の項が
【0014】
【0015】に入れ替っている。すなわち、(2)式と
(1)式とを比較すると、(2)式の方が(1)式より
も分母が小さくなっているので、(2)式のZiHの方
が(1)式のZiLよりも大きくなる。
【0016】ところが本実施例においては、帰還抵抗R
F1に並列に容量CF1が入っているために、入力イン
ピーダンスは以下のようになる。
【0017】
【0018】(2)式では、角速度ωが大きくなるにつ
れて、
【0019】
【0020】の項だけが小さくなっていったが、(3)
式では、
【0021】
【0022】の項も追従して小さくなって行く。
【0023】従って、(3)式では、分母が(2)式ほ
どには小さくならず、入力インピーダンスは高い周波数
でも低く保たれる。
【0024】図2に、本実施例の効果を評価した結果を
示す。図2は、本実施例におけるSパラメータの周波数
特性を示すものであって、入力インピーダンスS11の
周波数特性図である。
【0025】従来の負帰還増幅器では、同図中に実線で
示すように、インピーダンスの高くなるところでS11
が悪化していた。これに対して、本実施例では、破線で
示すように、従来のものほどには悪化せず、本発明の効
果が表れていることが分る。
【0026】次に、本発明の第2の実施例について、図
3を参照して説明する。図3は、本発明の第2の実施例
の回路図である。
【0027】本実施例では、エミッタ接地の2段の増幅
回路に、帰還抵抗RF1とRF2による直並列帰還およ
び並直列帰還がかかっている。そして、帰還抵抗RF2
には、並列に容量CF2が接続されている。
【0028】この場合、出力インピーダンスに着目する
と、低周波帯においては、
【0029】
【0030】となる。一方、容量CF2がない時の高周
波帯では、
【0031】
【0032】となり、(4)式で出力インピーダンスZ
oLよりも(5)式での出力インピーダンスZoHの方
が大きくなる。
【0033】ところが、帰還抵抗RF2に並列に容量C
F2を入れることによって、高周波帯での出力インピー
ダンスは、
【0034】
【0035】となる。従って、高周波帯では、(6)式
の出力インピーダンスZoCは、(5)式の出力インピ
ーダンスZoHよりも低く抑えられる。
【0036】尚、以上の第1および第2の実施例におい
ては、NPN型バイポーラトランジスタを用いて説明し
たが、本発明はこれに限られもものではない。これまで
の説明から明らかなように、PNP型バイポーラトラン
ジスタであっても同様の効果を得ことができる。又、M
OS電界効果型トランジスタであってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、負帰還
増幅器の帰還抵抗に並列の容量を設けることにより、高
周波帯における帰還量の低下を防いで入出力インピーダ
ンスをコントロールすることができ、広帯域に亘って、
インピーダンスを安定にすることができるという効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図2】本発明の第1の実施例および従来の負帰還増幅
器における入力インピーダンスS11の周波数特性を表
す図である。
【図3】本発明の第2の実施例の回路図である。
【図4】従来の負帰還増幅器の一例の回路図である。
【符号の説明】
1    高位電源端子 2    接地端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  帰還抵抗に並列に容量を接続したこと
    を特徴とする負帰還増幅器。
  2. 【請求項2】  コレクタ負荷エミッタ接地の第1のN
    PN型バイポーラトランジスタからなる前段の増幅回路
    とコレクタ負荷エミッタ接地の第2のNPN型バイポー
    ラトランジスタからなる後段の増幅回路とを縦列に接続
    し、第2のNPN型バイポーラトランジスタのエミッタ
    から第1のNPN型バイポーラトランジスタのベースに
    帰還抵抗を介して負帰還をかける負帰還増幅器において
    、前記帰還抵抗に並列に容量を接続したことを特徴とす
    る負帰還増幅器。
  3. 【請求項3】  コレクタ負荷エミッタ接地の第1のN
    PN型バイポーラトランジスタからなる前段の増幅回路
    とコレクタ負荷エミッタ接地の第2のNPN型バイポー
    ラトランジスタからなる後段の増幅回路とを縦列に接続
    し、第2のNPN型バイポーラトランジスタのエミッタ
    から第1のNPN型バイポーラトランジスタのベースに
    第1の帰還抵抗を介して負帰還をかけ、第2のNPN型
    バイポーラトランジスタのコレクタから第2の帰還抵抗
    を介して第1のNPN型バイポーラトラジスタのエミッ
    タに負帰還をかける負帰還増幅器において、第2の帰還
    抵抗に並列に容量を接続したことを特徴とする負帰還増
    幅器。
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JP5347992B2 (ja) * 2010-01-26 2013-11-20 株式会社デンソー 高周波増幅回路

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JPS5190548A (ja) * 1974-12-30 1976-08-09
JPS6156810A (ja) * 1984-08-27 1986-03-22 Brother Ind Ltd 工作機械における各種穴加工のステップ加工装置
JPS61214645A (ja) * 1985-03-20 1986-09-24 Tamura Electric Works Ltd 送話増幅回路のダ−リントン接続回路
JPS6356810U (ja) * 1986-10-02 1988-04-15

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