JPH0424892Y2 - - Google Patents

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JPH0424892Y2
JPH0424892Y2 JP1985119973U JP11997385U JPH0424892Y2 JP H0424892 Y2 JPH0424892 Y2 JP H0424892Y2 JP 1985119973 U JP1985119973 U JP 1985119973U JP 11997385 U JP11997385 U JP 11997385U JP H0424892 Y2 JPH0424892 Y2 JP H0424892Y2
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conduit
sensor
seed
missing
seeds
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は播種機における欠粒検出装置に利用さ
れるもので、特に種子ホツパーの種子繰出ロール
下方に設けた導管に種子欠粒センサーを装着して
種子の欠粒を検出するようにしたものに関する。
〔従来技術〕
従来、上述の欠粒検出装置においては、欠粒セ
ンサーを導管に直接取付けた構成となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、このような構成のものでは、種子の
コーテイング剤の粉末が導管内面やセンサー作用
面に付着して種子の通過が阻害されたりセンサー
機能が低下して導管内を清掃する必要が生じた時
に導管全体を種子ホツパーから取外さねばならず
清掃が面倒で時間がかかる等の欠陥があつた。
又、検知装置を必要としないものに対してはセ
ンサーなしの導管を特別に容易しておく必要があ
り、型種が多くコスト高となる欠陥があつた。
本考案の技術的課題は、簡単な機構で種子の検
出を漏れなく確実になすものであり乍ら、導管内
部及びセンサーを清掃する際、導管を種子ホツパ
ーから取外すことなく簡単に清掃できるようにす
ると共に、欠粒検知装置を必要としないものに対
しては導管本体を別のものと取替えることなく共
用化して低コストで提供できるようにすることに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための講じた本考案によ
る播種機における欠粒検出装置は、種子ホツパー
の種子繰出ロール下方に少なくとも一部が漏斗状
の導管を設け、該導管を経て播種するようにした
播種機において、上記導管の傾斜側壁の一部に開
口を設け、該開口には央部に窓孔を有する蓋材を
着脱固定自在に取付けて上記開口を閉塞し、上記
窓孔に種子欠粒センサーを嵌装自在に装着して、
該欠粒センサーの作用面を上記蓋材に沿う傾斜面
として導管内面にのぞませると共に、上記欠粒セ
ンサーの対向面にはセンサーの作用面に指向する
ガイド板を設けたことを特徴とするものである。
〔作用〕
種子ホツパーに収納した過酸化カルシウム等を
コーテイングした種子は繰出ロールの回動により
繰出され、導管内のガイド板に案内されて欠粒セ
ンサーにぶつかり、導管を通つて播種されるが、
種子がセンサーにぶつからなくなるとセンサーの
発する信号により表示装置の警報手段が作動す
る。
導管内及びセンサー作用面を清掃する際は、セ
ンサーを蓋材と共に取外して行う。
センサーを必要としないものに対してはセンサ
ーなしの蓋材と取替えればよい。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、
1はトラクタ、2は水稲直播用の播種機であつ
て、トラクタ1の後部に設けたリンク3,4の後
端が播種機2のフレーム5前部に設けたマスト6
に連結されており、これにより播種機2はトラク
タ1に牽引されるようになつている。
7はフレーム5に取付けた種子ホツパーで、そ
の下部には繰出ロール8が回動自在に軸支されて
おり、種子ホツパー7には過酸化カルシウム等を
コーテイングした種籾が収納される。
9は種子ホツパー7の下方に垂設して繰出ロー
ル8より繰出される種子を案内するようにした導
管で、繰出ロール8下方の傾斜壁は大きく開口9
bされていて、この部分には前高後低に傾斜させ
た蓋材10が着脱自在に取付けてある。つまり、
導管9は導管本体9aと蓋材10とで構成されて
いる。該蓋材10はプラスチツク等の可撓材で断
面コ字状に形勢され、その左右両側辺に内方に向
け突出させた突起11,11を導管本体9aの横
側壁に穿設した孔9c,9cに係合させて固定し
てある。
そして蓋材10を着脱する際は、第2図に示す
如く、蓋材10の左右両側辺が弾性変形して開閉
するようになつており、ワンタツチで着脱するこ
とが出来る。
12は蓋材10に取付けた衝撃センサーで、そ
の作用面12aを蓋材10の央部に設けた窓孔1
0aに嵌装して蓋材10の内面傾斜方向に一致さ
せて沿わせてあり、該センサー12の左右両側面
に突設した突起13,13を蓋材10の背面に衝
撃センサー12を挟むようにして設けたブラケツ
ト10b,10bの孔10c,10cに係合させ
て固定してある。
衝撃センサー12を蓋材10から脱着する際は
ブラケツト10b,10bの可撓性を利用して脱
着することが出来る。
導管9内部や衝撃センサー12の作用面12a
を清掃する場合は、衝撃センサー12が取付けら
れたままの状態で蓋材10を取外して行えばよ
く、蓋材10は衝撃センサー12を保持する機能
と掃除口蓋の機能とを兼ね備えたものである。
従つて、欠粒検出装置を必要としない場合は導
管9本体を取替えることなく無孔の蓋材を用意し
ておきこれを導管9の開口9bにかぶせれば良
い。
14は導管9の蓋材10対向側に設けたガイド
板で、下部を樋状に折り曲げて先端が上記衝撃セ
ンサー12の作用面12aに指向するよう傾斜さ
せてある。
15はフロート16に設けた案内壁で、導管9
下端の出口下方に設けてある。17は案内壁15
の前方に設けた作溝板、18,19は案内壁15
の後方に設けた覆土板である。
そして繰出ロール8により繰出された種子22
はガイド板14に案内されて衝撃センサー12の
作用面12aにぶつかり、導管9の出口を通つて
案内壁15部より落下し、作溝板17により作溝
された溝に播種され、覆土板18,19により覆
土されるようになつている。
20は種子ホツパー7の前面に取付けた制御ボ
ツクス、21はトラクタ1のボンネツトに取付け
た表示装置であり、前記衝撃センサー12と制御
ボツクス20及び表示装置21は夫々配線連結さ
れていて、衝撃センサー12に種子がぶつからな
くなると制御ボツクス20を介して表示装置21
が運転者に欠粒を報知するようになつている。
上記表示装置21は第5図及び第6図に示す他
例の如く種子ホツパー7の前部下方の空所を利用
してここに表示装置21を装着してもよく、この
場合は播種機2をトラクタ1に着脱する際、前記
の衝撃センサー12と制御ボツクス20及び表示
装置21間夫々の配線連結を脱離する必要がな
く、播種機2を単独で格納する際に便利である。
本考案はこのように構成されており、種子ホツ
パー7内に過酸化カルシウム等をコーテイングし
た種子籾22を収納して水田直播作業を開始する
と種子22は繰出ロール8の回転により一定量づ
つ導管9上部に繰出され、ガイド板14に案内さ
れて、傾斜面とした衝撃センサー12の広い作用
面12aにぶつかつて検知漏れを防止し、更に導
管9内を下降して案内壁15の間から作溝板17
により形成された作溝内に落下し、覆土板18,
19により覆土される。
種子22が衝撃センサー12の作用面12aに
ぶつかつて導管9を通過している間は表示装置2
1の警報手段は作動しないが、種子ホツパー7内
の種子がなくなつたり、ホツパー7内でブリツジ
を生じたりしてぶつからなくなると警報手段が作
動するから、この時欠粒状態の原因を見つけ、種
子を補給したりブリツジを除去したりすればよ
い。
導管9内には田面からの水の飛散、湿気等によ
りコーテイング剤の粉末が付着しやすい状況にあ
り、これが導管9内側壁に堆積してくると種子の
繰出落下状態が悪くなり好ましくなく、導管9を
清掃する必要がある。その際は導管9を種子ホツ
パー7から取外すことなく蓋材10を導管9本体
から取外すだけで清掃することが出来る。即ち、
蓋材10をその側辺を拡げるようにして取出し、
大きく開いた開口9bから導管9内部を容易に清
掃することができる。
又、衝撃センサー12の作用面12aも単独に
清掃することができ、清掃が終わつたら再び取付
ければよく、蓋材10の脱着には工具等を用いる
必要がないから清掃も簡単迅速に行うことが出来
る。
〔考案の効果〕
本考案は種子ホツパーの種子繰出ロール下方に
少なくとも一部が漏斗状の導管を設け、該導管を
経て播種するようにした播種機において、上記導
管の傾斜側壁の一部に開口を設け、該開口には央
部に窓孔を有する蓋材を着脱固定自在に取付けて
上記開口を閉塞し、上記窓孔に種子欠粒センサー
を嵌装自在に装着して、該欠粒センサーの作用面
を上記蓋材に沿う傾斜面として導管内面にのぞま
せると共に、上記欠粒センサーの対向面にはセン
サーの作用面に指向するガイド板を設けたので、
蓋材がセンサーの保持体と清掃口蓋との両機能を
兼ね、繰出ロールにより繰出された種子は欠粒セ
ンサーの作用面に指向するガイド板により傾斜面
とした衝撃センサーの広い作用面に確実にぶつか
つて検知漏れすることがなくなると共に、導管及
びセンサーを清掃する際、導管全体を種子ホツパ
ーから一々取外すことなく蓋材のみを導管から取
外すだけで、簡単迅速に導管とセンサーを清掃す
ることが出来るものである等の効果を奏する。
また、欠粒検知装置を必要としないものに対し
ては導管全体を別のものと取り替えることなく、
センサー付蓋材に替えて無孔の蓋材を取付ければ
よく、導管を共有化して低コストで提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る一実施例を示すものであ
つて、第1図は要部の側断面図、第2図は第1図
のA−A断面図、第3図は蓋材とセンサーの分解
斜視図、第4図はトラクタに装着した播種機の側
面図、第5図は制御ボツクス及び表示装置を種子
ホツパーに取付けた他例の正面図、第6図は同上
側面図である。 7……種子ホツパー、8……繰出ロール、9…
…導管、9b……開口、10……蓋材、10a…
…窓孔、12……衝撃センサー、14……ガイド
板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 種子ホツパーの種子繰出ロール下方に少なくと
    も一部が漏斗状の導管を設け、該導管を経て播種
    するようにした播種機において、上記導管の傾斜
    側壁の一部に開口を設け、該開口には央部に窓孔
    を有する蓋材を着脱固定自在に取付けて上記開口
    を閉塞し、上記窓孔に種子欠粒センサーを嵌装自
    在に装着して、該欠粒センサーの作用面を上記蓋
    材に沿う傾斜面として導管内面にのぞませると共
    に、上記欠粒センサーの対向面にはセンサーの作
    用面に指向するガイド板を設けたことを特徴とす
    る播種機における欠粒検知装置。
JP1985119973U 1985-08-06 1985-08-06 Expired JPH0424892Y2 (ja)

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JPS6227410U JPS6227410U (ja) 1987-02-19
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JPS6227410U (ja) 1987-02-19

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