JPH0242093Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0242093Y2
JPH0242093Y2 JP1983018062U JP1806283U JPH0242093Y2 JP H0242093 Y2 JPH0242093 Y2 JP H0242093Y2 JP 1983018062 U JP1983018062 U JP 1983018062U JP 1806283 U JP1806283 U JP 1806283U JP H0242093 Y2 JPH0242093 Y2 JP H0242093Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge port
guide
fertilizer
groove
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983018062U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59124420U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1806283U priority Critical patent/JPS59124420U/ja
Publication of JPS59124420U publication Critical patent/JPS59124420U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0242093Y2 publication Critical patent/JPH0242093Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fertilizing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は散布機に関し、散布物により、溝切り
デイスクの回転が悪くなることを防止すると共
に、溝切りデイスクの軸受を長寿命とすることを
目的とする。
種子が播種される個所の両側に施肥を行う散布
機として、肥料を下方に放出する放出口両側に、
側方に面状を呈し且つ作溝を形成する左右一対の
溝切りデイスクを軸受を介して回転自在に備える
と共に、放出口に、左右一対の案内面を有する案
内体を下設し、放出口からの散布物を肥料を案内
体により左右に分けると共に、この分けられた肥
料を、各案内面による案内を介して、溝切りデイ
スク内側面に当てることで作溝内に導くものがあ
る。ところで、従来においては、放出口からの肥
料は、案内面による案内によつて、溝切りデイス
クの中央部側の内側面にも当つており、このため
溝切りデイスクの中央部側にある軸受内に肥料が
侵入し易すく、溝切りデイスクが良好に回転しな
くなり易すいと共に、軸受の寿命も短いものとな
つていたのが実情である。
本考案は上記実情に鑑みて考案されたものであ
つて、その特徴とする処は、肥料等の散布物を下
方に案内する筒状放出部10の下端に設けられた
放出口9両側に、側方に面状を呈し且つ作溝11
を形成する左右一対の溝切りデイスク6を左右一
対の支持軸13に夫々軸受14を介して回転自在
に備えると共に、放出口9に、左右一対の案内面
29を有する案内体26を下設し、放出口9から
放出される散布物を案内体26により左右に分け
ると共に、この分けられた散布物を、各案内面2
9による案内を介して、溝切りデイスク6内側面
に当てることで、作溝11内に導く散布機3にお
いて、放出部10の下端部が上下方向に対して弯
曲状に形成され、その下端の放出口9が両支持軸
13の後方で、かつ上方に位置して配置され、放
出口9からの散布物の各溝切デイスク6後部側の
内側面に案内すべく、各案内面29を、下方及び
前方に向かうに従つて外側方側となる傾斜状とし
た点にある。
以下、本考案の第1実施例を第1図乃至第4図
の図面に基き説明すれば、第1図は播種装置1を
示し、トラクタ後方に、3点リンク機構を介して
昇降自在に装着されている。播種装置1は、機枠
2と、散布機3と、播種機4と、鎮圧輪5等から
成る。
第2図乃至第4図にも示すように、散布機3は
左右一対の溝切りデイスク6と、肥料を貯留する
肥料タンク7と、肥料繰出部8と、下端に放出口
9を有する放出部10と、案内体26等から成
る。
溝切りデイスク6は作溝11を形成するもの
で、放出口9下方の両側に平面視ハの字状として
外傾状に配置されて、側方に面状を呈している。
12は機枠2から前傾姿勢で下設されたステイ
で、その下端部が両溝切りデイスク6の中央部間
にあり、該下端部から左右一対の支持軸13が外
側方に突設されて、該支持軸13に軸受14を介
して溝切りデイスク6が回転自在に支承されてい
る。軸受14は溝切りデイスク6の外側面側に配
置され、溝切りデイスク6と、該ディスク6外側
面に固設されたカバー15とにより覆被されてい
る。
肥料タンク7内は仕切板16により左右に仕切
られて、2個の貯留部17,18が形成されてお
り、夫々異なる肥料が貯留されている。
肥料繰出部8は肥料タンク7下方に連設されて
おり、その内部に繰出しロール19が回転自在に
備えられている。繰出しロール19は、図示省略
した駆動ロール等によつて回転駆動されたもの
で、外周面に、肥料を収容して繰出すための繰出
溝20が形成されている。なお、仕切板16下端
は、繰出しロール19の上方近傍に位置してい
る。
放出部10は肥料繰出部8の下方に連設され、
ホツパ21と、放出筒22とを上下に連設するこ
とで構成されている。放出筒22はホツパ21下
端に着脱自在に取付けられており、上下方向に対
して後方に突出する弯曲状とされると共に、その
放出口9は両支持軸13の上方斜め後方側に配置
されて、前方斜め下方側に向つて開口している。
放出筒22は、左右一対の断面略コ型状の分割体
23から構成されている。分割体23は前後両端
縁にフランジ部24を有し、両分割体23は、対
応するフランジ部24がボルト・ナツト25によ
り接合されることで、分割自在に一体化されてい
る。
案内体26は放出口9から放出される肥料を左
右に分けるもので、放出筒22下端部に下設状と
して着脱自在に備えられており、左右一対の側板
27から成る。両側板27はその上端部で固着一
体化され、該上端部が両分割体23下端部間に配
置されて、それらのフランジ部24及びボルト・
ナツト25により挟持固定されている。両側板2
7の下部側は、一体化された上端部に対して屈曲
部28を介して外側方に屈曲されて、その外側面
が案内面29とされている。案内面29は、下方
及び前方に向うに従つて外側方側となる傾斜状と
され、第2図乃至第4図の矢印で示すように、放
出口9からの肥料を斜め後方に案内して溝切りデ
イスク6の後部側の内側面に当てて作溝11内に
導く。なお両側板27の上端縁及び屈曲部28は
前上り状とされている。
播種機4は、機枠2にステイ30を介して回転
自在に備えられて両作溝11間に作溝を形成する
溝切りデイスク31と、種子32を貯留する種子
タンク33と、同タンク33内の種子32を作溝
内に繰出播種する種子繰出部34と、播種された
種子32及び肥料等を覆土する覆土部材35等か
ら成る。
鎮圧輪5は機枠2にステイ36を介して回転自
在に備えられており、覆土された種子32及び肥
料等を鎮圧する。
上記のように構成した実施例によれば、肥料の
散布と播種作業を行う際には、播種装置1をトラ
クタにより牽引走行するのである。すると、散布
機3においては、まず、左右の溝切りデイスク6
により2条の作溝11が形成されると共に、肥料
タンク7の各貯留部17,18内の2種類の肥料
が繰出しロール19により放出部10内に繰出さ
れて混合されるのである。この場合、放出筒22
が後方に突出する弯曲状に形成されていることか
ら、2種類の肥料は極めて好適に混合されると共
に、上方からの落下速度が緩衝されるのである。
そして、このように混合された肥料は放出口9か
ら前方斜め下方に向つて放出されるのであるが、
放出口9下端に、左右一対の側板27から成る案
内体26が備えられていることから、肥料は左右
に丁度分けられて放出され、この分けられた肥料
は各側板27の案内面29により斜め後方に案内
されて各溝切りデイスク6の内側面に当つて、作
溝11内に導かれるものである。この場合におい
て、放出口9からの肥料を、各溝切りデイスク6
後部側の内側面に案内すべく、各案内面29を、
下方及び前方に向うに従つて外側方側となる傾斜
状としており、しかも放出口10下端部の弯曲状
部分で一旦、落下速度が緩衝された後、その下端
の放出口9から放出されるため、肥料は不用意に
拡散されることなく、案内面29に沿つてより確
実に案内され、従つて各溝切りデイスク6におけ
る軸受14がある中央部側に当ることがないの
で、肥料が軸受14内に侵入して、溝切りデイス
ク6の回転が悪くなつたりすることがないと共
に、軸受14等を長寿命とできる。さらに放出口
9が両支持軸13の後方で、上方に位置されてい
るため、放出口9までの地上高が高く確保でき、
溝切りデイスク6でかきあげられた土や、播種装
置1を僅かに後進させた際、デイスク6間に盛り
上げられた土の放出口9に対する付着が有効に防
止でき、放出口9の詰まりが防止でき、円滑な散
布作業が確保できる。
又、播種機4においては、上記のように2条に
散布された肥料間の中央部に溝切りデイスク31
が作溝を形成し、この作溝内に、種子タンク33
内の種子32が種子繰出部34により繰出播種さ
れる。そして、種子32及び肥料等が覆土部材3
5により覆土されるとともに、この覆土された種
子32及び肥料等が鎮圧輪5により鎮圧される。
なお、1条施肥する場合には、案内体26を取
外せばよく、1条施肥と2条施肥の切換えを容易
に行える。
第5図は本考案の第2実施例を示すもので、放
出口9が真下に開口するようにされると共に、案
内体26の両側板27の上端縁及び屈曲部28が
水平とされている。
なお、実施例は、本考案を肥料散布機に適用し
たものであるが、本考案は、防除用薬剤等の散布
物を散布する各種散布機に対して適用可能であ
る。
以上詳述したように、本考案によれば、放出口
が両支持軸の後方で、かつ上方に位置して配置さ
れた構造であり、放出口までの地上高が高く確保
でき、放出口に対する土の付着が防止でき、しか
も放出部の下端部が上下方向に対して弯曲状に形
成されると共に、案内体の各案内面を、下方及び
前方に向かうに従つて外側方側となる傾斜状とし
たため、放出口からの散布物を不用意に拡散させ
ることなく、より有効に斜め後方に案内し、散布
物の溝切りデイスクの軸受内への侵入をより確実
に防止し、従つて溝切りデイスクの回転が悪くな
つたりすることがないと共に、溝切りデイスクの
軸受を長寿命とできる。本考案は上記利点を有す
ると共に、その構造は簡易で、ローコストで実施
可能であり、実益大である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の第1実施例を示し
第1図は全体側面図、第2図は要部の縦側断面
図、第3図は同背面図、第4図は第2図のA−A
線矢視断面図、第5図は本考案の第2実施例を示
す要部の縦側断面図である。 1……播種装置、3……散布機、6……溝切り
デイスク、7……肥料タンク、8……肥料繰出
部、9……放出口、10……放出部、11……作
溝、12……ステイ、13……支持軸、14……
軸受、26……案内体、27……側板、29……
案内面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 肥料等の散布物を下方に案内する筒状放出部1
    0の下端に設けられた放出口9両側に、側方に面
    状を呈し且つ作溝11を形成する左右一対の溝切
    りデイスク6を左右一対の支持軸13に夫々軸受
    14を介して回転自在に備えると共に、放出口9
    に、左右一対の案内面29を有する案内体26を
    下設し、放出口9から放出される散布物を案内体
    26により左右に分けると共に、この分けられた
    散布物を、各案内面29による案内を介して、溝
    切りデイスク6内側面に当てることで、作溝11
    内に導く散布機3において、放出部10の下端部
    が上下方向に対して弯曲状に形成され、その下端
    の放出口9が両支持軸13の後方で、かつ上方に
    位置して配置され、放出口9からの散布物を各溝
    切デイスク6後部側の内側面に案内すべく、各案
    内面29を、下方及び前方に向うに従つて外側方
    側となる傾斜状としたことを特徴とする散布機。
JP1806283U 1983-02-08 1983-02-08 散布機 Granted JPS59124420U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1806283U JPS59124420U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 散布機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1806283U JPS59124420U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 散布機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59124420U JPS59124420U (ja) 1984-08-22
JPH0242093Y2 true JPH0242093Y2 (ja) 1990-11-09

Family

ID=30149277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1806283U Granted JPS59124420U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 散布機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59124420U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0618406Y2 (ja) * 1984-12-18 1994-05-18 藤太郎 田端 多条ロータリー施肥機
JPH0436573Y2 (ja) * 1986-05-19 1992-08-28
JP6266920B2 (ja) * 2013-08-20 2018-01-24 松山株式会社 農作業機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS533821B2 (ja) * 1974-05-24 1978-02-10

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588009Y2 (ja) * 1976-06-29 1983-02-14 田端 寿平 施肥装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS533821B2 (ja) * 1974-05-24 1978-02-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59124420U (ja) 1984-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU592931B2 (en) Fertilizer divider for a dual air system
NZ237288A (en) Seed sower with rotatable ground-slitting blade and scraper therefor: sub-surface tine forms horizontal slot for seed deposition
US6047908A (en) Manure spreading apparatus
US5862763A (en) Apparatus for high speed application of liquid or dry fertilizer
CN115812392A (zh) 一种香稻旱地直播种植用种子均匀撒播装置
JPH0242093Y2 (ja)
US3228363A (en) Row crop planter of the grain drill type
EP0769896B1 (en) Vertical axis metering device for a particulate material dispenser
JP2872997B1 (ja) 施肥機または施肥播種機の施肥部における肥料混和装置
JPH11196618A (ja) 施肥同時播種マルチ装置
DE2250115A1 (de) Einzelkorn-saemaschine
JPH0444006Y2 (ja)
JP3242324U (ja) 散布装置及びトラクター
JPH11103616A (ja) 部分耕起播種装置
JPH0117184Y2 (ja)
JPH0122406Y2 (ja)
CZ2016392A3 (cs) Zařízení pro hloubkovou aplikaci organické hmoty do příkmenného pásu trvalých porostů
GB2176982A (en) Rotary cultivator
JPS6230905Y2 (ja)
JPS5933223Y2 (ja) 鎮圧覆土装置
JPS6343851Y2 (ja)
JPH0240726Y2 (ja)
US3831867A (en) Apparatus and method for distributing toxic agricultural chemicals
JPH051206Y2 (ja)
JPS59151806A (ja) 播種マルチング装置