JPH0340097Y2 - - Google Patents

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JPH0340097Y2
JPH0340097Y2 JP16457485U JP16457485U JPH0340097Y2 JP H0340097 Y2 JPH0340097 Y2 JP H0340097Y2 JP 16457485 U JP16457485 U JP 16457485U JP 16457485 U JP16457485 U JP 16457485U JP H0340097 Y2 JPH0340097 Y2 JP H0340097Y2
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hopper
granules
fine powder
supply hose
powder contained
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は粒体貯留用のホツパーを設け、そのホ
ツパーに貯留している粒体を供給ホースに繰出す
ための繰出しロールを設けた農用散布装置に関す
る。
〔従来の技術〕
かかる農用散布装置において、従来では、第4
図に示すように、粒体貯留ホツパー100の下部
吐出口100a付近に位置する傾斜底面101の
部分に形成の溝102内にコイルばね103を、
繰出しロール104の軸方向と平行な姿勢で且つ
繰出しロール104の全長に亘つて架設して、粒
体がコイルばね103を通過する際に、コイルば
ね103の隙間を通して粒体に含まれる細粉を下
方の室105に漏下させるようにして、粒体に含
まれる細粉を除去する手段が提案されている(実
開昭60−57918号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の場合、粒体貯留ホツパー
100の下部吐出口100a全域に亘つて粒体が
存在するものであるため、傾斜底面付近に位置す
る粒体しか細粉を除去することができず、すべて
の粒体夫々に含まれる細粉を十分に除去すること
が困難となることが予想される。
ちなみに、粒体に含まれる細粉を除去しないま
ま繰出しロール104で供給ホース106に繰出
すと、その細粉が供給ホース106に付着堆積し
て、供給ホース106を詰まらせてしまい、粒体
を作業地に供給することができなくなる虞れがあ
る。尚、前記粒体に含まれる細粉が供給ホース1
06に付着堆積する理由としては、圃場面に近接
する供給ホース106内に圃場の湿気が入り込ん
でしまい、その湿気により細粉が溶けて供給ホー
ス106に付着堆積するのである。
本考案は、上記実状に鑑みてなされたものであ
つて、その目的は、粒体に含まれる細粉を除去す
ることにより、供給ホースに細粉が付着堆積する
ことを抑制して、供給ホースが詰まることを回避
できるようにする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、第1ホツパーから送り出
される粒体を、その下方に設けた第2ホツパーに
供給し、この第2ホツパーの下部から繰出しロー
ルを介して繰出した粒体を供給ホースを介して流
下案内し、供給ホースの下端に設けた作溝器で圃
場に形成した溝に供給するよう構成し、前記第1
ホツパーから第2ホツパーへの供給径路中に、粒
体に含まれる細粉を濾過回収する機構を設けた点
にあり、その作用及び効果は次の通りである。
〔作用〕
すなわち、第1ホツパーから送り出される粒体
を、その下方に設けた第2ホツパーに少量ずつ供
給することによつて、第2ホツパーに貯留する粒
体を少量にすることができるので、第2ホツパー
の下部に位置する繰出しロールへの粒体堆積圧力
が軽減することができるものとなつて、その繰出
しロールにてスムーズに且つ安定的に粒体を、供
給ホースを介して供給ホースの下端に設けた作溝
器で圃場に形成した溝に供給することができるの
である。
しかも、第1ホツパーから第2ホツパーへの供
給径路中で流動している粒体に含まれる細粉を濾
過回収するので、粒体から分離している細粉はも
ちろんのこと、粒体の表面に付着している細粉も
遊離しやすくなり、細粉の含有が少ない粒体が第
2ホツパーに供給される。
〔考案の効果〕
したがつて、第1ホツパーと第2ホツパーとを
利用することによつて、第2ホツパーの下部に位
置する繰出しロールをスムーズに且つ安定的に駆
動できるものとなつて、粒体を均一に供給ホース
へ流下させることができ、しかも、濾過回収する
機構により粒体に含まれる細粉を、第1ホツパー
から第2ホツパーへの供給径路中で確実に除去す
ることができるので、供給ホース内に細粉が付着
堆積することを抑制することができるものとなつ
た。
〔実施例〕
第1図は乗用田植機の後部に連結された苗植付
装置部を示し、田植えと同時に施肥を行うために
本考案の散布装置が利用されている。以下、散布
装置の構造を詳細に説明する。顆粒状の肥料(粒
体)を貯留する第1ホツパー1を設け、その第1
ホツパー1から送り出される粒体を一旦貯留して
おくための第2ホツパー2を前記第1ホツパー1
の下方に設け、前記第1ホツパー1及び前記第2
ホツパー2夫々に貯留してある粒体を下方に送り
出すための第1繰出しロール3及び第2繰出しロ
ール4夫々を、それらホツパー1,2の下部吐出
口1a,2aの直下位置に架設した駆動回転軸
5,6夫々に一体回転自在に外嵌すると共に、前
記第2繰出しロール4の下部に、その繰出しロー
ル4から繰出された粒体を受止め案内する供給ホ
ース7を傾斜底姿勢となる状態で取付け、もつ
て、第1ホツパー1から送り出される粒体を、そ
の下方に設けた第2ホツパー2に供給し、この第
2ホツパー2下部から第2繰出しロール4を介し
て繰出された粒体を供給ホース7を介して流下案
内し、供給ホース7の下端に設けた作溝器8で圃
場に形成した溝9に供給するように構成してあ
る。
尚、図中10は、前記作溝器8よりも前方位置
において、圃場面の雑草やワラ等を、前記作溝器
8の下方に押し込み案内する板体であり、フロー
ト11の底面に一体形成してある。
前記第1繰出しロール3及び第2繰出しロール
4の伝動構造について説明する。
前記駆動回転軸5,6夫々の長手方向中央部に
外嵌固定した受動アーム12と苗植付爪13を循
環運動させる植付機構14の揺動アーム14Aと
をロツド15にて連係してある。そして、この植
付機構14の植付け作動に連動して、前記第1及
び第2繰出しロール3,4夫々を上方側の粒体受
入位置と下方側の粒体排出位置とに亘つてそれら
繰出しロール3,4に形成の凹部3a又は3b,
4a又は4bの夫々が同時に移動されるように第
1及び第2繰出しロール3,4を往復回動させる
ように構成してある。
尚、前記第1繰出しロール3の凹部3a又は3
b及び前記第2繰出しロール4の凹部4a又は4
b夫々は、肥料用と種子用とに夫々の形状及び深
さが異なつたものとして形成されるのである。
又、粉粒体掻取ブラシ16を、前記粉粒体受入位
置と前記粉粒体排出位置との間に位置するロール
外周部に対して粉粒体の掻取作用を行なうように
配置してある。
前記第1ホツパー1から第2ホツパー2への供
給経路中に、粒体に含まれる細粉を濾過回収する
機構Aを設けてあり、以下、その機構Aについて
説明する。
第1図に示すように、前記第1ホツパー1の側
壁1b下部を網17に形成し、その網17に向け
て風を送り込むための送風機18を、前記網17
が形成されている側壁1bと対向する側壁1cに
設けると共に、その送風機18の風により吹き飛
ばされる細粉を受止める回収皿19を前記網17
の後方側にその網17を覆う状態で設け、もつ
て、粒体が第1繰出しロール3にて第2ホツパー
2へ繰出される際において、送風機18の風によ
り粒体に含まれる細粉や粒体表面に付着している
細粉を吹き飛ばすと共に、その吹き飛ばされた細
粉を網17を介して回収皿19に回収させるよう
にして、粒体に含まれる細粉を濾過回収する機構
Aを構成してある。尚、前記送風機18は、車体
に備えるバツテリ(図示せず)に接続されてい
る。
前記回収皿19に形成の突片t1を、前記側壁1
bに備える弾性変形自在な突片t2に対して係合並
びに係合解除することにより回収皿19を着脱で
きるようにしてある。
尚、例示図は、粒体の繰出しにおける最適状態
を示したものであり、第2ホツパー2に貯留する
粒体の量を図示のように維持するために人為的に
その量を調節することになる。
〔別実施例〕
前記実施例では、第1及び第2繰出しロール
3,4共に植付機構14の駆動力を利用するよう
にしたが、他の駆動力を利用してもよいし、又、
第1及び第2繰出しロール3,4夫々を各別に駆
動するようにしてもよい。
本考案の農用散布装置を第3図に示す如く構成
してもよい。つまり、第1ホツパー30及びその
下方に位置する第2ホツパー31の夫々を一体形
成し、その第1ホツパー30の下部に網Tを設
け、その第1ホツパー30から送り込まれる粒体
を供給ホース32に繰出すための繰出しロール3
3を設け、前記網Tの下方に粒体に含まれる細粉
を回収するための回収皿34を設けると共に、前
記繰出しロール33が外嵌される軸35と前記網
Tとをロツド36を介して連動連結し、もつて、
繰出しロール33の回動により網Tを揺動するこ
とによつて、粒体に含まれる細粉を網Tを介して
回収皿34に回収すると共に、その細粉が回収さ
れた粒体を第2ホツパー31へ繰出し、そして第
2ホツパー31へ繰出された粒体を供給ホース3
2へ繰出しロール33により繰出すようにしてあ
る。尚、図中37は大きな粒体を漏下させないよ
うにするための網である。
本考案は、顆粒状の肥料の散布に適用する他、
酸素発生剤をコーテイングした直播用の水稲籾の
散布においても有効となるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る農用散布装置の実施例を示
し、第1図は乗用田植機の後部の側面図、第2図
は粒体繰出し装置の要部の縦断面図である。第3
図は同装置の別実施例を示す縦断面図である。第
4図は同装置の従来例を示す縦断面図である。 1……第1ホツパー、2……第2ホツパー、4
……繰出しロール、7……供給ホース、8……作
溝器、9……溝、A……濾過回収する機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1ホツパー1から送り出される粒体を、その
    下方に設けた第2ホツパー2に供給し、この第2
    ホツパー2の下部から繰出しロール4を介して繰
    出した粒体を供給ホース7を介して流下案内し、
    供給ホース7の下端に設けた作溝器8で圃場に形
    成した溝9に供給するよう構成し、前記第1ホツ
    パー1から第2ホツパー2への供給径路中に、粒
    体に含まれる細粉を濾過回収する機構Aを設けて
    ある農用散布装置。
JP16457485U 1985-10-25 1985-10-25 Expired JPH0340097Y2 (ja)

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JP16457485U JPH0340097Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

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JP16457485U JPH0340097Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

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Publication Number Publication Date
JPS6270723U JPS6270723U (ja) 1987-05-06
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JP16457485U Expired JPH0340097Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25

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JP2502608Y2 (ja) * 1988-11-14 1996-06-26 株式会社クボタ 施肥装置
JP2536631B2 (ja) * 1989-08-07 1996-09-18 井関農機株式会社 肥料の散布装置

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JPS6270723U (ja) 1987-05-06

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