JP3430461B2 - 回収・清掃装置付き空気噴流式施肥機 - Google Patents

回収・清掃装置付き空気噴流式施肥機

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JP3430461B2 JP12285993A JP12285993A JP3430461B2 JP 3430461 B2 JP3430461 B2 JP 3430461B2 JP 12285993 A JP12285993 A JP 12285993A JP 12285993 A JP12285993 A JP 12285993A JP 3430461 B2 JP3430461 B2 JP 3430461B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、空気の噴流を利用して
搬送する空気噴流式施肥機において、空気噴流を利用し
て、機内の残った肥料や薬剤の回収・清掃装置を付設し
たものに関する。 【0002】 【従来の技術】従来からブロアを用いて空気噴流を発生
させて、肥料を施肥部まで搬送する乗用田植機の施肥機
や、粒剤や粉剤を動力散布機のブロアの空気噴流により
散布する技術は公知となっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このような施肥機や散
布機による作業を終了すると、ホッパー又はタンク等内
に残った肥料や薬剤等は元の袋や容器等に戻して次ぎの
作業まで貯蔵しておくが、この戻す作業はホッパーをひ
っくり返して出したり、空運転させて排出口のホースよ
り取り出したりしていたが、ひっくり返したりしても、
隅に押しつけられたり、繰出部やシャッター等の隙間に
入り込んだ肥料や薬剤は、完全に除去することができな
かったのである。このように肥料や薬剤等を残したまま
にしておくと、湿気を吸収してこびり付き、錆等の原因
となったり、次の作業で他の肥料や薬剤が付着して詰ま
りの原因となったりしていたのである。また、完全に除
去しないで、他の種類の肥料や薬剤を入れて混じったま
まで作業を行うと薬害が生じたりしていたのである。そ
こで、容易に回収・清掃できる装置が望まれていたので
ある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。ホッパー19と繰出装置10とロー
ト20より構成した施肥機Aのロート20の部分に、エ
ンジンの動力により駆動するブロア3の圧縮空気を供給
し、ホッパー19から繰出装置10により繰り出した肥
料を、ホース38と分配器22と散布ホース21・21
を介して、各植付部側部の作溝器24に供給する空気噴
流式施肥機構において、前記ロート20に連結したホー
ス38を取外して、エジェクタ25のホース18aを取
り付け可能とし、該エジェクタ25の他側には、ホース
18bと底が開放した圧縮空気を抜く為の網体37を取
り付け、エジェクタ25の吸気管32にはクリーナーホ
ース35を接続し、該ブロア3と繰出装置10を作動さ
せることにより、繰出装置10とロート20内の肥料を
まず網体37に回収し、その後に空になったホッパー1
9内の隅等の残った肥料をクリーナーホース35により
吸い取り可能としたものである。 【0005】 【作用】次に、作用について説明する。乗用田植機に空
気噴流搬送式の施肥機Aを付設した場合において、施肥
作業終了後にホッパー19内の肥料を回収する場合、側
条施肥部に連通するホース38を取り外して、エジェク
タ25を装着したホース18aをロート20の吐出側に
連結して、ホース18b端を回収容器に挿入してから、
ブロア3及び施肥機Aを作動させると、ロート20に落
下した肥料はホース18aからホース18b端まで搬送
されて、網体37にて圧縮空気は外気中に放出され、肥
料だけが肥料袋39内に回収されていく。そして、ホッ
パー19内から繰り出されないようになると、クリーナ
ーホース35先端の吸取口36をホッパー19内に挿入
して、出しきれなかった肥料屑等を吸い取り網体37に
回収し、同時に埃等も吸い取って清掃もできるのであ
る。 【0006】 【実施例】次に、本発明の構成、施肥機の実施例につい
て図面に従って説明する。図1は施肥機を装着した乗用
田植機の全体側面図、図2は本発明の要部斜視図、図3
はエジェクタの断面図、図4は本発明の使用状態を示す
側面図、図5は他の空気噴流式作業機との接続部を示す
斜視図である。 【0007】図1において側条施肥機を付設した乗用田
植機Cは、前部にエンジン室1を設け、該エンジン室1
の後部上にステアリングハンドル2を突出し、前記エン
ジン室の一側面にブロア3を固設し、エンジンの動力に
よりブロア3を駆動すべく構成している。前記ブロア3
の吐出口にはホース5を介して、圧縮空気を貯蔵し、吐
出空気の脈流を解消させる為のエアーチャンバー4に連
通され、該エアーチャンバー4の吐出口にはホース7が
連通され、該ホース7の他端は施肥機Aの繰出装置10
下部のロート20の吸入側に連通している。 【0008】前記施肥機Aは運転席12の両側に配設さ
れ、該施肥機Aはホッパー19と繰出装置10とロート
20より構成され、該繰出装置10は繰出ロール13が
内装され、該繰出ロール13の繰出軸14にはフレキシ
ブルワイヤー15を介してミッションケース16後端よ
り突設したギアボックス17と接続して繰出軸14を駆
動できるように構成している。また、前記ロート20の
吸入側には前記ホース7、吐出側にはホース38が連通
され、該ホース38端は分配器22を介して、散布ホー
ス21・21・・・と接続され、該散布ホース21先端
の散布口は植付部側部に配置した作溝器24にそれぞれ
連通している。 【0009】そして、施肥機Aにおける施肥作業は、乗
用田植機を走行させていくと施肥機Aの繰出装置10の
繰出軸14が駆動され、該繰出軸14の駆動により繰出
ロール13が回転し、これによりホッパー19内の肥料
が繰り出されてロート20に落下する。一方、ブロア3
が作動されて、該ブロア3にて発生した圧縮空気はホー
ス7を通じてロート20まで送られ、該ロート20内に
落下した肥料をホース38から分配器22を介して散布
ホース21・21・・・から作溝器24後部に落下させ
て施肥される。 【0010】本発明の清掃装置は、図2に示すように、
ホース18aとホース18bの間にエジェクタ(真空発
生器)25を配置し、ホース18a他端は作業機側の吐
出部に接続し、本実施例ではロート20の吐出側に接続
されるが、作業機によっては図5に示すように、ブロア
3の吐出口3aに直接接続しても良く、脱着容易とする
ためにカップリング40を介装することも可能である。
そして、前記ホース18bの他端は網体37を装着し、
エジェクタ25の中途部にはクリーナーホース35を接
続している。該エジェクタ25は、図3に示すように、
ディフューザー26、ノズル27、中空部28、吸気管
32、送気口33、排気口34から構成され、圧縮空気
をエジェクタ25の送気口33に送りノズル27で高速
噴流とすると、その粘性で周囲の空気を引き付けて負圧
となって、吸気管32から空気が中空部28内に吸い込
まれ、両者を排気口34より排出する構成としているの
である。この吸気管32にクリーナーホース35を連結
して、その先端に吸取口36を装着することにより清掃
装置とすることができるのである。 【0011】このような構成において、施肥機の肥料を
回収する場合には、図4に示すように、まず、ロート2
0からホース38を取り外して、ホース18a端をロー
ト20に装着し、該ホース18bの他端に底が開放した
圧縮空気を抜く為の網体37を取り付け、該網体37の
下方を回収容器、本実施例では使用済の肥料袋39に挿
入し、前記エジェクタ25の吸気管32にはクリーナー
ホース35を接続しておく。このようにセットしてか
ら、繰出装置10とブロア3を作動させると、図2に示
すようにロート20に落下した肥料はホース18a、エ
ジェクタ25、ホース18bと搬送され、空気は網体3
7より外へ出て、肥料は肥料袋39に収納されていく。
そして、ホッパー19内が空になり、クリーナーホース
35をホッパー19内に挿入して、吸取口36にてホッ
パー19の隅等に残った肥料を吸い取る場合は、同じく
図2に示すようにクリーナーホース35、エジェクタ2
5、ホース18bと搬送されて、前記同様に肥料は肥料
袋39に回収されていく。 【0012】尚、ホッパー19が脱着できる構成である
と、ホッパー内の肥料を出してから清掃作業をするほう
が早く作業を終了でき、また、施肥機の回収・清掃作業
の終了後に肥料袋39を除いて、網体37の代わりにノ
ズルを装着して、田植機本体に圧縮空気を噴出させて、
埃等を除去することもでき、或いは、吸取口36から埃
等を吸い込むこともできるものである。 【0013】 【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、空気噴流式作業機
の吐出部に本発明の回収・清掃装置を接続することによ
り、作業終了後のホッパー内に残った肥料や薬剤等を容
易に回収することができる。また、クリーナーホースに
よりホッパーの隅や隙間に入り込んだ肥料や薬剤等も回
収することができるようになり、ホッパー内に肥料や薬
剤等が殆ど残らなくなり、次の作業で肥料や薬剤が混じ
ることがなく、湿気て次の作業時に詰まるようなことも
なくなるのである。また、本発明の回収・清掃装置は肥
料や薬剤等の回収だけでなく、本体の清掃等もできるの
である。
【図面の簡単な説明】 【図1】施肥機を装着した乗用田植機の全体側面図であ
る。 【図2】本発明の要部斜視図である。 【図3】エジェクタの断面図である。 【図4】本発明の使用状態を示す側面図である。 【図5】他の空気噴流式作業機との接続部を示す斜視図
である。 【符号の説明】 A 施肥機 10 繰出装置 18a・18b ホース 19 ホッパー 20 ロート 25 エジェクタ 32 吸気管 35 クリーナーホース 36 吸取口 39 肥料袋(回収容器)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ホッパー19と繰出装置10とロート2
    0より構成した施肥機Aのロート20の部分に、エンジ
    ンの動力により駆動するブロア3の圧縮空気を供給し、
    ホッパー19から繰出装置10により繰り出した肥料
    を、ホース38と分配器22と散布ホース21・21を
    介して、各植付部側部の作溝器24に供給する空気噴流
    式施肥機構において、前記ロート20に連結したホース
    38を取外して、エジェクタ25のホース18aを取り
    付け可能とし、該エジェクタ25の他側には、ホース1
    8bと底が開放した圧縮空気を抜く為の網体37を取り
    付け、エジェクタ25の吸気管32にはクリーナーホー
    ス35を接続し、該ブロア3と繰出装置10を作動させ
    ることにより、繰出装置10とロート20内の肥料をま
    ず網体37に回収し、その後に空になったホッパー19
    内の隅等の残った肥料をクリーナーホース35により吸
    い取り可能としたことを特徴とする回収・清掃装置付き
    空気噴流式施肥機
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