JPH06327324A - 空気噴流式作業機の回収・清掃装置 - Google Patents

空気噴流式作業機の回収・清掃装置

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JPH06327324A
JPH06327324A JP5122859A JP12285993A JPH06327324A JP H06327324 A JPH06327324 A JP H06327324A JP 5122859 A JP5122859 A JP 5122859A JP 12285993 A JP12285993 A JP 12285993A JP H06327324 A JPH06327324 A JP H06327324A
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JP
Japan
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hose
fertilizer
ejector
air jet
jet type
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JP5122859A
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Hiroaki Oishi
広昭 大石
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Taki Farm Implements & Tools
TAKI NOUKOUGU KK
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Taki Farm Implements & Tools
TAKI NOUKOUGU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気噴流式の施肥機や薬剤散布機等のホッパ
ー内に残った肥料薬剤を確実に回収して清掃もできるよ
うにする。 【構成】 ホース18aとホース18bの間にエジェク
タ25を介装し、一方のホース18a端を空気噴流式作
業機の吐出口に接続し、他方のホース18b端を回収容
器39に接続し、エジェクタ25中途部に配設される吸
気管32にクリーナーホース35を連結して、残った肥
料又は薬剤を回収するとともに清掃できるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気の噴流を利用して搬
送する施肥機や散布機等において、空気噴流を利用する
肥料や薬剤の回収・清掃装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からブロアを用いて空気噴流を発生
させて、肥料を施肥部まで搬送する乗用田植機の施肥機
や、粒剤や粉剤を動力散布機のブロアの空気噴流により
散布する技術は公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような施肥機や散
布機による作業を終了すると、ホッパー又はタンク等内
に残った肥料や薬剤等は元の袋や容器等に戻して次ぎの
作業まで貯蔵しておくが、この戻す作業はホッパーをひ
っくり返して出したり、空運転させて排出口のホースよ
り取り出したりしていたが、ひっくり返したりしても、
隅に押しつけられたり、繰出部やシャッター等の隙間に
入り込んだ肥料や薬剤は、完全に除去することができな
かったのである。このように肥料や薬剤等を残したまま
にしておくと、湿気を吸収してこびり付き、錆等の原因
となったり、次の作業で他の肥料や薬剤が付着して詰ま
りの原因となったりしていたのである。また、完全に除
去しないで、他の種類の肥料や薬剤を入れて混じったま
まで作業を行うと薬害が生じたりしていたのである。そ
こで、容易に回収・清掃できる装置が望まれていたので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、ホースとホースの間にエジェ
クタを介装し、一方のホース端を空気噴流式作業機の吐
出口に接続し、他方のホース端を回収容器に接続し、エ
ジェクタ中途部に配設される吸気管にクリーナーホース
を連結し、清掃ができるように構成する。
【0005】
【作用】次に、作用について説明する。乗用田植機に空
気噴流搬送式の施肥機Aを付設した場合において、施肥
作業終了後にホッパー19内の肥料を回収する場合、側
条施肥部に連通するホース38を取り外して、エジェク
タ25を装着したホース18aをロート20の吐出側に
連結して、ホース18b端を回収容器に挿入してから、
ブロア3及び施肥機Aを作動させると、ロート20に落
下した肥料はホース18aからホース18b端まで搬送
されて、網体37にて圧縮空気は外気中に放出され、肥
料だけが肥料袋39内に回収されていく。そして、ホッ
パー19内から繰り出されないようになると、クリーナ
ーホース35先端の吸取口36をホッパー19内に挿入
して、出しきれなかった肥料屑等を吸い取り網体37に
回収し、同時に埃等も吸い取って清掃もできるのであ
る。
【0006】
【実施例】次に、本発明の構成、施肥機の実施例につい
て図面に従って説明する。図1は施肥機を装着した乗用
田植機の全体側面図、図2は本発明の要部斜視図、図3
はエジェクタの断面図、図4は本発明の使用状態を示す
側面図、図5は他の空気噴流式作業機との接続部を示す
斜視図である。
【0007】図1において側条施肥機を付設した乗用田
植機は、前部にエンジン室1を設け、該エンジン室1の
後部上にステアリングハンドル2を突出し、前記エンジ
ン室1側面にブロア3を固設し、エンジンの動力により
ブロア3を駆動すべく構成している。前記ブロア3の吐
出口にはホース5を介して、圧縮空気を貯蔵し、吐出空
気の脈流を解消させる為のエアーチャンバー4に連通さ
れ、該エアーチャンバー4の吐出口にはホース7が連通
され、該ホース7の他端は施肥機Aの繰出装置10下部
のロート20の吸入側に連通している。
【0008】前記施肥機Aは運転席12の両側に配設さ
れ、該施肥機Aはホッパー19と繰出装置10とロート
20より構成され、該繰出装置10は繰出ロール13が
内装され、該繰出ロール13の繰出軸14にはフレキシ
ブルワイヤー15を介してミッションケース16後端よ
り突設したギアボックス17と接続して繰出軸14を駆
動できるように構成し、また、前記ロート20の吸入側
には前記ホース7、吐出側にはホース38が連通され、
該ホース38端は分配器22を介して散布ホース21・
21・・・と接続され、該散布ホース21先端の散布口
は植付部側部に配置した作溝器24にそれぞれ連通して
いる。
【0009】そして、施肥機Aにおける施肥作業は、乗
用田植機を走行させていくと施肥機Aの繰出装置10の
繰出軸14が駆動され、該繰出軸14の駆動により繰出
ロール13が回転し、これによりホッパー19内の肥料
が繰り出されてロート20に落下する。一方、ブロア3
が作動されて、該ブロア3にて発生した圧縮空気はホー
ス7を通じてロート20まで送られ、該ロート20内に
落下した肥料をホース38から分配器22を介して散布
ホース21・21・・・から作溝器24後部に落下させ
て施肥される。
【0010】本発明の清掃装置は図2に示すように、ホ
ース18aとホース18bの間にエジェクタ(真空発生
器)25を配置し、ホース18a他端は作業機側の吐出
部に接続し、本実施例ではロート20の吐出側に接続さ
れるが、作業機によっては図5に示すように、ブロア3
の吐出口3aに直接接続しても良く、脱着容易とするた
めにカップリング40を介装することも可能である。そ
して、前記ホース18b他端は網体37を装着し、エジ
ェクタ25の中途部にはクリーナーホース35を接続し
ている。該エジェクタ25は図3に示すように、ディフ
ューザー26、ノズル27、中空部28、吸気管32、
送気口33、排気口34から構成され、圧縮空気をエジ
ェクタ25の送気口33に送りノズル27で高速噴流と
すると、その粘性で周囲の空気を引き付けて負圧となっ
て、吸気管32から空気が中空部28内に吸い込まれ、
両者を排気口34より排出する構成としているのであ
る。この吸気管32にクリーナーホース35を連結し
て、その先端に吸取口36を装着することにより清掃装
置とすることができるのである。
【0011】このような構成において、施肥機の肥料を
回収する場合には、図4に示すように、まず、ロート2
0からホース38を取り外して、ホース18a端をロー
ト20に装着し、該ホース18bの他端に底が開放した
圧縮空気を抜く為の網体37を取り付け、該網体37の
下方を回収容器、本実施例では使用済の肥料袋39に挿
入し、前記エジェクタ25の吸気管32にはクリーナー
ホース35を接続しておく。このようにセットしてか
ら、繰出装置10とブロア3を作動させると、図2に示
すようにロート20に落下した肥料はホース18a、エ
ジェクタ25、ホース18bと搬送され、空気は網体3
7より外へ出て、肥料は肥料袋39に収納されていく。
そして、ホッパー19内が空になり、クリーナーホース
35をホッパー19内に挿入して、吸取口36にてホッ
パー19の隅等に残った肥料を吸い取る場合は、同じく
図2に示すようにクリーナーホース35、エジェクタ2
5、ホース18bと搬送されて、前記同様に肥料は肥料
袋39に回収されていく。
【0012】尚、ホッパー19が脱着できる構成である
と、ホッパー内の肥料を出してから清掃作業をするほう
が早く作業を終了でき、また、施肥機の回収・清掃作業
の終了後に肥料袋39を除いて、網体37の代わりにノ
ズルを装着して、田植機本体に圧縮空気を噴出させて埃
等を除去することもでき、或いは、吸取口36から埃等
を吸い込むこともできるものである。
【0013】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、空気噴流式作業機
の吐出部に本発明の回収・清掃装置を接続することによ
り、作業終了後のホッパー内に残った肥料や薬剤等を容
易に回収することができるとともに、クリーナーホース
によりホッパーの隅や隙間に入り込んだ肥料や薬剤等も
回収することができるようになり、ホッパー内に肥料や
薬剤等が殆ど残らなくなり、次の作業で肥料や薬剤が混
じることがなく、湿気て次の作業時に詰まるようなこと
もなくなるのである。また、本発明の回収・清掃装置は
肥料や薬剤等の回収だけでなく、本体の清掃等もできる
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】施肥機を装着した乗用田植機の全体側面図であ
る。
【図2】本発明の要部斜視図である。
【図3】エジェクタの断面図である。
【図4】本発明の使用状態を示す側面図である。
【図5】他の空気噴流式作業機との接続部を示す斜視図
である。
【符号の説明】
A 施肥機 10 繰出装置 18a・18b ホース 19 ホッパー 20 ロート 25 エジェクタ 32 吸気管 35 クリーナーホース 36 吸取口 39 肥料袋(回収容器)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホースとホースの間にエジェクタを介装
    し、一方のホース端を空気噴流式作業機の吐出口に接続
    し、他方のホース端を回収容器に接続し、エジェクタ中
    途部に配設される吸気管にクリーナーホースを連結した
    ことを特徴とする空気噴流式作業機の回収・清掃装置。
JP12285993A 1993-05-25 1993-05-25 回収・清掃装置付き空気噴流式施肥機 Expired - Fee Related JP3430461B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010022273A (ja) * 2008-07-18 2010-02-04 Marubun Seisakusho:Kk 土壌の蒸気消毒装置
CN113330848A (zh) * 2021-05-08 2021-09-03 河南德道农业科技有限公司 一种马铃薯实生种籽打破休眠的装置

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