JPH04248082A - 給湯装置の給湯温度制御装置 - Google Patents

給湯装置の給湯温度制御装置

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JPH04248082A
JPH04248082A JP632291A JP632291A JPH04248082A JP H04248082 A JPH04248082 A JP H04248082A JP 632291 A JP632291 A JP 632291A JP 632291 A JP632291 A JP 632291A JP H04248082 A JPH04248082 A JP H04248082A
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JP
Japan
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hot water
water
hot
cold water
cold
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Pending
Application number
JP632291A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisatoshi Hirota
久寿 広田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T G K KK
TGK Co Ltd
Original Assignee
T G K KK
TGK Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by T G K KK, TGK Co Ltd filed Critical T G K KK
Priority to JP632291A priority Critical patent/JPH04248082A/ja
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  • Control Of Temperature (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、温水と冷水の混合比
率を変えることによって給湯温度を変えるようにした給
湯装置の給湯温度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の給湯装置の給湯温度制御装置と
しては、従来は温度変化によく追随するワックスの様態
変化を利用して混合弁の状態を制御する、いわゆるワッ
クス式混合弁が一般に用いられていて、その温度設定機
構を電動モータによって駆動している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
ワックス式の混合弁は、温度設定機構部を駆動するため
に、電動モータとその運動を減速して伝達する減速歯車
機構などをワックス式混合弁に加えて必要とするため、
装置が非常にコスト高となる欠点がある。
【0004】またワックス式混合弁を用いず、単なる三
方向弁をモータ駆動するようにすれば、ワックス式に比
べて装置コストを下げることができるが、動作速度が遅
くて弁制御が難しいという欠点がある。
【0005】本発明は、そのような従来の欠点を解消し
、動作速度が速くて、しかも装置コストの低い給湯装置
の給湯温度制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の給湯装置の給湯温度制御装置は、温水が流
入する温水流入口と冷水が流入する冷水流入口と上記両
流入口から流入した温水と冷水とが流出する流出口とが
形成された弁室内に、表裏両面の一方の面は上記温水流
入口から流入する温水の水圧を受け、他方の面は上記冷
水流入口から流入する冷水の水圧を受ける弁体を配置し
、ソレノイドによって上記弁体を駆動することによって
上記流出口から流出する温水と冷水との混合比を制御す
るようにしたことを特徴とする。
【0007】なお、上記弁体を上記ソレノイドの駆動力
に抗して付勢する付勢手段が設けられており、上記弁体
は、その表裏両面に受ける水圧間の差圧と上記ソレノイ
ドによる駆動力と上記付勢手段による付勢力とが釣り合
う位置に誘導されるようにしてもよい。
【0008】また、上記温水流入口に連通する温水管路
は上記冷水流入口に連通する冷水管路から分岐されたも
のであって、上記温水管路の途中には熱交換器が接続さ
れており、上記分岐部と上記温水流入口との間の温水管
路の管路抵抗と上記分岐部と上記冷水流入口との間の冷
水管路の管路抵抗の比を所定の比率にするための絞り部
が上記分岐部と上記冷水流入口との間に設けられていて
もよく、上記絞り部が、上記冷水流入口付近に設けられ
ていてもよい。
【0009】さらに、上記弁体に生じるハンチングを吸
収するためのダンパが設けられていてもよい。
【0010】
【作用】温水流入口から流入する温水の水圧と冷水流入
口から流入する冷水の水圧とが、弁体を挟んでその表裏
両側から弁体にかかり、基本的には両水圧が釣り合う状
態で弁体は静止する。そこで、弁体をソレノイドによっ
て駆動することによって、上記両水圧の差圧とソレノイ
ドから弁体に加わる駆動力との釣り合う位置に弁体が誘
導されて温水と冷水の混合比が制御され、流出口から温
水と冷水の混合水が送り出される。
【0011】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。
【0012】図2は給湯装置1の全体的構成を略示して
おり、2は、冷水源に接続された冷水管路であり、その
出口側は混合弁10に接続されていて、その途中には総
流量Gを検出するための流量センサ3が接続されている
【0013】流量センサ3より下流側において、温水管
路4が、冷水管路2から分岐して設けられている。9は
その分岐部である。
【0014】温水管路4の出口側は混合弁10に接続さ
れ、その途中にガスバーナ、電気ヒータ又は石油バーナ
などを熱源とする熱交換器5が設けられていて、温水管
路4内を通過する水がそこで温められて温水になる。
【0015】混合弁10の出口側は、給湯管路6を経由
して外部のコック7に接続されていて、混合弁10内で
混合された温水と冷水との混合水をコック7から出すこ
とができる。
【0016】50は、中央演算装置(CPU)などを内
蔵した制御部であり、流量センサ3からの総流量G検出
信号の他に、分岐部9より上流側において冷水管路2内
の水圧Pを検出する水圧センサ51、冷水管路2内の水
温Tcを検出する水温センサ52、冷水管路2の出口部
の水圧Pcを検出する水圧センサ53、温水管路4内の
水温Thを検出する水温センサ54、温水管路4の出口
部の水圧Phを検出する水圧センサ55、及び給湯管路
6内の水温(給湯温度)Tを検出する水温センサ56の
各センサから出力される検出信号が入力される。
【0017】また、制御部50には、コック7から出る
混合水の水温を希望する温度T0に設定するための設定
部60から、設定信号が入力され、混合弁10の電磁コ
イル21を駆動するための駆動回路に対して、制御部5
0から制御信号が出力される。
【0018】図1は混合弁10を示している。冷水管路
2の出口が接続された冷水流入口12と、温水管路4の
出口が接続された温水流入口14とは、弁室11の両側
にあい対向して開口して形成されている。この冷水流入
口12と温水流入口14は、断面積Aが等しく形成され
ている。
【0019】弁室11内には、円盤状の弁体13が、そ
の表側の面は温水流入口14から流入する温水の水圧P
hを受け、裏側の面は、冷水流入口12から流入する冷
水の水圧Pcを受けるように配置されている。
【0020】15は、給湯管路6の入口が接続された流
出口であり、両流入口12,14に対してT字状に直角
に弁室11に接続されていて、両流入口12,14から
弁室11内に流入した冷水と温水とが、流出口15から
給湯管路6内に流出して混合される。
【0021】16は、冷水管路2の出口部分において管
路の内径を小さく絞る絞り部であり、熱交換器5におけ
る温水管路4の管路抵抗に匹敵する管路抵抗を冷水管路
2に与えて、分岐部9から冷水流入口12までの冷水管
路2の管路抵抗が、分岐部9から温水流入口14までの
温水管路4の管路抵抗と等しくなるようにしている。
【0022】弁体13はソレノイド20に直結されてい
て、弁面と垂直方向に移動することができるように配置
されている。
【0023】ソレノイド20の可動鉄芯22は、円筒状
の電磁コイル21内に軸方向に移動自在に配置されてお
り、電磁コイル21に流される電流の強さに応じた強さ
で軸方向に駆動される。
【0024】可動鉄芯22と弁体13の裏側の面とは、
ロッド24によって直結されている。したがって、弁体
13はソレノイド20の駆動力によって裏側から押され
ている。
【0025】また逆に、弁体13は、圧縮コイルバネ1
6によって表側から押されている。17は、圧縮コイル
バネ16の座を受けるばね受けであり、コイルバネ16
が弁体13に与える付勢力を変えられるように、温水管
路4の出口部に螺合して設けられている。
【0026】したがって弁体13は、表側からは温水流
入口14から流入する温水の水圧Phとコイルバネ16
の付勢力fとを受け、裏側からは、冷水流入口12から
流入する冷水の水圧Pcとソレノイド20による駆動力
Fとを受け、これらが釣り合う位置に誘導されてその位
置で静止する。
【0027】本実施例の場合、温水の水圧Phと冷水の
水圧Pcとはほぼ等しいので、ソレノイド20による駆
動力Fとコイルバネ16の付勢力fとに差がなければ、
弁体13は弁室11のほぼ中央に位置して、冷水と温水
との混合比は1対1となり、ソレノイド20の駆動力、
即ち電磁力を変えれば、弁体13が移動して混合比が変
わり、給湯管路6を通ってコック7から出る水の温度T
を変えることができる。
【0028】この場合、コイルバネ16の付勢力fは非
常に弱くしておくことができるので、ソレノイド20の
駆動力Fが小さくても、弁体13を自由に駆動して、混
合比の制御、即ち給湯温度Tの制御をすることができる
【0029】可動鉄芯22は、突端側が閉じられたシリ
ンダ25によって囲まれており、可動鉄芯22の外径と
シリンダ25の内径との間には小さな隙間が形成されて
いる。そして、シリンダ25内は冷水流入口12側から
弁室11に連通し、シリンダ25の口元はOリング26
によってシールされている。
【0030】したがって、シリンダ24内で可動鉄芯2
2が動く際には、可動鉄芯22の外周面とシリンダ25
の内周面の間を通って可動鉄芯22の後側に水が出入り
し、これによって、可動鉄芯22の軸方向の振動を吸収
するダンパが構成されている。そして、可動鉄芯22に
は弁体13が直結されているので、このダンパによって
弁体13のハンチングが吸収される。
【0031】図3は、上記制御部50において行われる
制御処理を行うための処理フロー図である。Sはステッ
プを示す。
【0032】ここでは、まず設定部60における設定温
度T0を入力し(S1)、次いで混合弁10に流入する
温水及び冷水の水温Th,Tcと総流量Gとを入力する
(S2)。そして、混合弁10から流出する混合水の温
度Tが設定温度T0になるように温水と冷水の混合比を
与えるソレノイド20の駆動力Fを算出し、その駆動力
を生じるコイル電流が電磁コイル21に流されるように
、電磁コイル21の駆動回路に制御信号を出力する(S
3)。
【0033】なお、ソレノイド20の駆動力Fは
【00
34】
【数1】
【0035】で与えられる。
【0036】ただし、A及びfは、前述のとおり、流入
口面積及びコイルバネの付勢力であり、Kは、次式で与
えられる流量抵抗係数である。
【0037】K=(P−Ph)/Gh=(P−Pc)/
Gcただし、Gh及びGcは温水流入口14及び冷水流
入口12を流れる温水と冷水の流量である。
【0038】次いで、現実の給湯温度Tと設定温度T0
とを入力し(S4,S5)、その差(T0−T)をaと
する(S6)。
【0039】そして、a=0ならば最初の設定温度T0
入力からくり返し(S7)、a=0でなければ、T0=
T0+aとして(S8)、S2の検出値入力からくり返
してS3による温度変化速度を速め、給湯温度Tが早く
設定温度T0になるようにする。
【0040】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、温水流入口14の断面積と冷水流
入口12の断面積を所定の適当な比を有するように相違
させ、あるいは、分岐部9と冷水流入口12との間の冷
水管路2の管路抵抗が温水管路4の管路抵抗に対して所
定の適当な比を有するように相違させてもよく、この場
合には、前述の制御式[数1]をそれに合わせて適当な
ものに変えればよい。
【0041】
【発明の効果】本発明の給湯装置の給湯温度制御装置に
よれば、混合される温水の圧力と冷水の圧力とが弁体の
両側から分かれて弁体にかかるので、駆動力の弱いソレ
ノイドによって弁体を駆動して温水と冷水の混合比を自
由に制御することができ、その結果、動作速度の速い給
湯装置の給湯温度制御装置を低コストで製造することが
できる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の混合弁の断面図である。
【図2】実施例の給湯装置の全体構成略示図である。
【図3】実施例の制御処理フロー図である。
【符号の説明】
10  混合弁 11  弁室 12  冷水流入口 13  弁体 14  温水流入口 15  流出口 20  ソレノイド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温水が流入する温水流入口と冷水が流入す
    る冷水流入口と上記両流入口から流入した温水と冷水と
    が流出する流出口とが形成された弁室内に、表裏両面の
    一方の面は上記温水流入口から流入する温水の水圧を受
    け、他方の面は上記冷水流入口から流入する冷水の水圧
    を受ける弁体を配置し、ソレノイドによって上記弁体を
    駆動することによって上記流出口から流出する温水と冷
    水との混合比を制御するようにしたことを特徴とする給
    湯装置の給湯温度制御装置。
  2. 【請求項2】上記弁体を上記ソレノイドの駆動力に抗し
    て付勢する付勢手段が設けられており、上記弁体は、そ
    の表裏両面に受ける水圧間の差圧と上記ソレノイドによ
    る駆動力と上記付勢手段による付勢力とが釣り合う位置
    に誘導される請求項1記載の給湯装置の給湯温度制御装
    置。
  3. 【請求項3】上記温水流入口に連通する温水管路は上記
    冷水流入口に連通する冷水管路から分岐されたものであ
    って、上記温水管路の途中には熱交換器が接続されてお
    り、上記分岐部と上記温水流入口との間の温水管路の管
    路抵抗と上記分岐部と上記冷水流入口との間の冷水管路
    の管路抵抗の比を所定の比率にするための絞り部が、上
    記分岐部と上記冷水流入口との間に設けられている請求
    項1又は2記載の給湯装置の給湯温度制御装置。
  4. 【請求項4】上記絞り部が、上記冷水流入口付近に設け
    られている請求項3記載の給湯装置の給湯温度制御装置
  5. 【請求項5】上記弁体に生じるハンチングを吸収するた
    めのダンパが設けられている請求項1,2,3又は4記
    載の給湯装置の給湯温度制御装置。
JP632291A 1991-01-23 1991-01-23 給湯装置の給湯温度制御装置 Pending JPH04248082A (ja)

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JP632291A JPH04248082A (ja) 1991-01-23 1991-01-23 給湯装置の給湯温度制御装置

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JPH04248082A true JPH04248082A (ja) 1992-09-03

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ID=11635133

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JP (1) JPH04248082A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5597009A (en) * 1994-03-17 1997-01-28 Societe Europeenne De Propulsion Vacuum-enclosed integral cryogenic valve

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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