JP3554576B2 - 給水装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の給湯(給水)装置は、設定温度と入水温度と燃焼能力とに基づいて出湯温度が設定温度になるように配水管中を流れる水量を設定する水量設定手段を備えている。さらに、給湯装置は、配水管中を流れる水量を検出する水量検出手段と、モータにより開度制御を行う水量制御弁と、この水量制御弁のモータを制御するモータ制御手段を備えている。このモータ制御手段は、検出水量と設定水量の偏差に基づくP演算(比例演算)またはPI演算(比例積分演算)により、電圧操作量を演算し、この電圧操作量に基づいてモータを制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、給湯装置が設置される地域や場所により供給水圧が異なり、また、給湯装置の使用態様により水量制御弁から出湯栓までの流通抵抗(圧力損失)も異なっている。このため、水量制御弁の上流側の水圧(供給水圧)と下流側の水圧の差も異なっている。このように差圧が異なるにも拘わらず、上記P演算、PI演算の定数が一定であるため、次の不都合があった。
水流の方向と水量制御弁の弁体移動方向が一致している場合を例にとって説明する。この場合には、差圧が高いほど弁体は差圧の助けを多く受けるので、水量変化のために必要とする力も少なくて済み、モータへの電圧操作量は小さくて済む。しかし、上記P演算またはPI演算の定数が一定なので電圧操作量は大きくなり、このため、水量は設定水量に対してオーバーシュートしたりアンダーシュートしたりしてしまうという問題があった。これとは、逆に差圧が低いと弁体が供給水圧の助けを借りられないにもかかわらず、定数は一定なので、水量を設定水量に一致させるのに時間がかかってしまう。
上記水量制御弁の弁体が水流に逆らって移動する場合には、上記とは逆に差圧が高いと弁体が移動しにくくなるので水量を設定水量に一致させるのに時間がかかり、差圧が低いとオーバーシュート、アンダーシュートを起こし易くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1は、図1に示すように、配水管中を流れる水量を設定する水量設定手段1と、配水管中を流れる水量を検出する水量検出手段2と、モータ3により開度制御を行う水量制御弁4と、少なくとも設定水量と検出水量の偏差の比例成分を含む電圧操作量を演算しこの電圧操作量に基づいてモータ3を制御するモータ制御手段5と、水量制御弁4の上流側と下流側の差圧を検出する差圧検出手段6と、検出された上記差圧に基づいて、上記モータ制御手段5で演算される電圧操作量の比例成分の定数を設定する定数設定手段7とを備えた給水装置において、上記水量制御弁の弁体は、開き方向,閉じ方向のいずれか一方向に移動するときには水流と同方向となり水量制御弁の上流側と下流側の差圧の助けを受け、他方向に移動するときには水流と逆方向となって上記差圧による抵抗を受けるようになっており、上記定数設定手段は、上記水量制御弁の弁体が水流と同方向に移動するときには、差圧が大きいほど定数を小さく差圧が小さいほど定数を大きく設定し、上記水量制御弁の弁体が水流と逆方向に移動するときには、差圧が小さいほど定数を小さく差圧が大きいほど定数を大きく設定することを特徴とする。
請求項2では、さらに、上記モータ制御手段は上記比例成分に加え上記偏差の積分成分を含む電圧操作量を演算し、上記定数設定手段は上記差圧に基づいて上記比例成分と上記積分成分の定数をそれぞれ設定することを特徴とする。
請求項3では、上記差圧検出手段は、水量制御弁の下流側に設置された水圧センサと、水量制御弁が開いた状態で水の流通がない時に水圧センサで検出される水圧と水が流通している時に検出される水圧との差を演算する差圧演算手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項4では、配水管中を流れる水量を設定する水量設定手段と、配水管中を流れる水量を検出する水量検出手段と、モータにより開度制御を行う水量制御弁と、少なくとも設定水量と検出水量の偏差の比例成分を含む電圧操作量を演算しこの電圧操作量に基づいてモータを制御するモータ制御手段と、水量制御弁の上流側の供給水圧を検出する水圧検出手段と、検出された上記供給水圧に基づいて、上記モータ制御手段で演算される電圧操作量の比例成分の定数を設定する定数設定手段と、を備えた給水装置において、
上記水量制御弁の弁体は開き方向,閉じ方向のいずれか一方向に移動するときには水流と同方向となり水量制御弁の上流側と下流側の差圧の助けを受け、他方向に移動するときには水流と逆方向となって上記差圧による抵抗を受けるようになっており
上記定数設定手段は、上記水量制御弁の弁体が水流と同方向に移動するときには、供給水圧が大きいほど定数を小さく供給水圧が小さいほど定数を大きく設定し、上記水量制御弁の弁体が水流と逆方向に移動するときには、供給水圧が小さいほど定数を小さく供給水圧が大きいほど定数を大きく設定することを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明では、水量制御弁の弁体は開き方向,閉じ方向のいずれか一方向に移動するときには水流と同方向となり水量制御弁の上流側と下流側の差圧の助けを受け、他方向に移動するときには水流と逆方向となって上記差圧による抵抗を受けるようになっている。
このような水量制御弁を用いるに際して、請求項1の発明では、設定水量と検出水量の偏差の比例成分の定数を、水量制御弁の上流側,下流側の水圧の差および弁体の移動方向に基づいて設定するので、水量制御弁の弁体に付与される差圧の影響を加味して水量制御弁のモータを適切に制御でき、その結果、水量が設定水量に達する時間を短縮できるとともに、オーバーシュート、アンダーシュートを抑えることができる。
請求項2では、上記比例成分と積分成分の定数を上記差圧に基づいて設定するので、上記モータを比例、積分制御する場合でも請求項1と同様の作用効果が得られる。
請求項3では、下流側に水圧センサを設置し、水が流れている時と流れていない時の検出水圧の差を演算することにより、1個の水圧センサで上記差圧を検出できる。
請求項4では、設定水量と検出水量の偏差の比例成分の定数を、水量制御弁の上流側の供給水圧および弁体の移動方向に基づいて設定するので、水量制御弁の弁体に付与される供給水圧の影響を加味して水量制御弁のモータを制御でき、その結果、水量が設定水量に達する時間を短縮できるとともに、オーバーシュート、アンダーシュートを抑えることができる。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図2〜図4に基づいて説明する。図2はガス給湯装置の概略構成を示している。符号11は給湯装置のケーシングであり、ケーシング11内の上部には熱交換器12が配置され、この熱交換器12の下方にはガスバーナ13が配置されている。ガスバーナ13では、ガスノズル14から供給されたガスとファン15からの空気とが混合され、この混合ガスの燃焼熱が熱交換器12に供給される。上記ガスノズル14にはガス管16の一端が接続されている。ガス管16には、主電磁弁17、圧力比例制御弁18が設けられており、ガス供給の制御を行っている。
【0007】
上記熱交換器12には配水管20が通っている。配水管20の入口部20aからの水は熱交換器12を通るときに加熱されて、出口部20bに向かう。出口部20bには出湯栓(図示しない)が接続されている。
配水管20の入口部20aにはフローセンサ(水量検出手段)30と入水温度センサ40が設置され、配水管20の出口部20bには水量制御弁50、出湯温度センサ60が設置されている。また、図2,図3に示すように、水量制御弁50の下流側近傍には水圧センサ65が設置されている。
【0008】
図3に示すように、上記水量制御弁50は、弁ケーシング51と、この弁ケーシング51に収容された弁体52とを有している。弁ケーシング51には弁口53とこの弁口53に連なる弁座54が形成されている。上記弁体52が弁座54に当接することにより弁口53が閉じられ、弁座54から離れることにより弁口53が開かれるようになっている。弁体52はロッド55を介してギアモータ56に連結されている。このギアモータ56は供給電圧を受けることにより駆動し、内蔵ギア(ウオームを含む)およびロッド55を介して弁体52を移動させて、弁口53の開度を制御するものである。なお、本実施例では、水は図3の矢印方向に流れる。したがって、弁体52が開き方向に移動する時には、弁口53からの供給水圧の助けを受け、弁体52が閉じ方向に移動する時には供給水圧に逆らうことになる。
【0009】
上記各種センサ30、40、60,65からの検出信号およびリモートコントローラ等に設置された温度設定器(図示しない)からの設定温度情報は、コントロールユニット70のマイクロコンピュータ71に入力される。マイクロコンピュータ71は、例えば低水圧の時は、水量制御弁50を全開にした状態で、圧力比例制御弁18の開度を制御して燃焼を制御することにより、出湯温度が設定温度になるようにしている。そして、この圧力比例制御弁18を全開にし燃焼能力を最大にしても出湯温度が設定温度に達しない時や高い水圧の時には、水量を絞るようにしている。この場合には、マイクロコンピュータ71は、設定温度と入水温度と最大燃焼能力とに基づいて配水管20中を流れる水量を設定し、検出水量と設定水量の偏差に基づいてPI演算を行ってデューティ比を決定し、このデューティ比の制御パルスを駆動回路72に出力して、モータ56への供給電圧を制御する。これにより、検出水量を設定水量に一致させ、ひいては出湯温度を設定温度に一致させる。なお、検出水量が設定水量より低い場合には、例えばプラスの電圧をモータ56に供給して水量制御弁50の弁体52を開き方向に移動させ、検出水量が設定水量より高い場合には、マイナスの電圧を供給して水量制御弁50の弁体52を閉じ方向に移動させる。
【0010】
上記マイクロコンピュータ71で実行される水量制御のPI演算では、上記偏差(設定水量と検出水量との偏差)の比例成分,積分成分の定数が可変となっている。すなわち、水量制御弁50を開き方向(水流と同方向)に制御する時に用いられる比例成分の定数Pとして、P1,P2,P3が用いられ、積分成分の定数IとしてI1,I2,I3が用いられる。ただし、P1<P2<P3であり、I1<I2<I3である。また、水量制御弁50を閉じ方向(水流と逆方向)に制御する時に用いられる比例成分の定数P’として、P1’,P2’,P3’が用いられ、積分成分の定数I’としてI1’,I2’,I3’が用いられる。ただし、P1’>P2’>P3’であり、I1’>I2’>I3’である。なお、P3’>P3,I3’>I3である。
【0011】
上記定数は、水量制御弁50に働く差圧に基づいて選択される。まず、水量制御弁50の開き方向制御(水流と同方向)の場合を例にとって説明する。差圧が高い時には、弁体52は差圧の助けを多く受けるので、水量変化のために必要とする力も少なくて済み、モータ56への電圧操作量は小さくて済む。したがって、この時には最も小さい定数P1,I1を選択する。その結果、電圧操作量を抑制でき、オーバーシュートを抑制できる。他方、差圧が低い時には、弁体52が差圧の助けを借りられないので、差圧が高い時に比べて水量変化のために大きな力を必要とし、モータ56への電圧操作量を大きくする必要がある。したがって、この時には、最も大きな定数P3,I3を選択し、設定水量になるまでの時間が長くなるのを防止する。なお、中程度の差圧の時には、中程度の定数P2,I2を選択する。
【0012】
次に水量制御弁50の閉じ方向制御(水流と逆方向)の場合について説明する。この場合は、差圧の高低が上記とは逆に作用する。詳述すると、差圧が高い時には、差圧による抵抗を大きく受けるので弁体52が移動しにくくなり、水量変化のために大きな力を必要とし、モータ56への電圧操作量を大きくする必要がある。したがって、この時には、最も大きな定数P1’,I1’を選択し、設定水量になるまでの時間が長くなるのを防止する。他方、差圧が低い時には、弁体52に働く差圧の抵抗が小さくなるので、差圧が高い時に比べて水量変化のために必要とする力も少なくて済み、モータ56への電圧操作量は小さくて済む。したがって、この時には最も小さい定数P3’,I3’を選択する。その結果、電圧操作量を抑制でき、アンダーシュートを抑制できる。なお、中程度の差圧の時には、中程度の定数P2’,I2’を選択する。
【0013】
次に、給湯装置の水量制御のルーチンを図4のフローチャートに基づいて詳しく説明する。給湯装置の電源オンとともにこのルーチンは開始される。ステップ101でフローセンサ30がオフの状態(すなわち出湯栓が閉じていて配水管20を水が流れず、フローセンサ30から検出パルスが出力されない状態)で、水圧センサ65の水圧を読み込む。なお、水量制御弁50は開き状態にあり、しかも水量制御弁50に水が流れない状態であるから、この時検出される水圧は、水量制御弁50の上流側すなわち弁口53に表れる供給水圧と同じである。以下、この水圧を静圧と呼ぶ。
【0014】
次のステップ102で、水量制御弁50を開き方向(水流と同方向)に制御する時に用いられる比例成分,積分成分の定数P,IをP2,I2でそれぞれ初期化する。同様に、水量制御弁50を閉じ方向(水流と逆方向)に制御する時に用いられる比例成分,積分成分の定数P’,I’をそれぞれP2’、I2’で初期化する。
【0015】
次に、ステップ103でフローセンサ30がオンか否かを判断する。ここでは出湯栓が開くまで否定判断を続けて待機する。出湯栓が開いて配水管20を水が流れると、ステップ103で肯定判断してステップ104に進み、ここで水圧センサ65からの水圧を読み込む。この検出水圧は、水量制御弁50の下流側の水圧を表しており供給水圧より低い。この検出圧力は、供給水圧と、水量制御弁50の弁座54と弁体52との間の通路での流通抵抗(圧力損失)と、水圧センサ65から出湯栓までの流通抵抗(圧力損失)とで決定されるものである。以下、この水圧を動圧と呼ぶ。
次のステップ105で、上記静圧から上記動圧を引いた差圧を演算する。そして、以下のステップで、この差圧に基づいて比例成分,積分成分の定数を決定する。
【0016】
まず、ステップ106で上記差圧が所定値D以上であるか否かを判断する。ステップ106で肯定判断されるとステップ107で上記開き方向制御での定数P,Iを最も小さいP1、I1に設定し、さらにステップ108で上記閉じ方向制御での定数P’,I’を最も大きいP1’、I1’に設定する。
ステップ106で否定判断すると、ステップ109に進み、ここで上記差圧がD(<D)より小いか否かを判断する。ステップ109で肯定判断すると、ステップ110で上記開き方向制御での定数P,Iを最も大きいP3、I3に設定し、さらにステップ111で上記閉じ方向制御での定数P’,I’を最も小さいP3’、I3’に設定する。
ステップ109で否定判断すると、ステップ112で上記開き方向制御での定数P,Iを中程度のP2、I2に設定し、さらに、ステップ113で上記閉じ方向制御での定数P’,I’を中程度のP2’、I2’に設定する。
【0017】
次のステップ114では、水量制御を行う。すなわち、上記設定水量と検出水量の偏差に定数P(またはP’)を乗じて比例成分を求め、この偏差の積分値に定数I(またはI’)を乗じて積分成分を求め、両者の和に基づいてデューティ比を演算し、このデューティ比の制御パルスを駆動回路72に出力する。次のステップ115では、フローセンサ30がオンか否かを判断する。ステップ115で肯定判断されるとステップ104に戻り、上述したステップ104〜ステップ114を繰り返す。そして、出湯栓が閉じられてフローセンサ30がオフとなった時には、ステップ115で否定判断してステップ103に戻り、出湯栓の開き操作を待つ。
【0018】
なお、本発明は上記実施例に制約されず、種々の態様が可能である。例えば、図4において、ステップ104の動圧検出とステップ105の差圧検出を省いてもよい。この場合、ステップ106,109では、差圧の代わりにステップ101で得た静圧(供給水圧)に基づいて判断を行う。水圧センサから出湯栓までの流通抵抗が予め知られている場合には、この供給水圧で差圧を置換できるのである。
水量制御弁としては、弁体が閉方向に移動する時に差圧の助けを受け、開き方向に移動する時に差圧が抵抗となるものを用いてもよい。
水量制御弁のモータへの電圧操作量は、設定水量と検出水量の偏差の比例成分だけであってもよい。また、この電圧操作量は、比例成分,積分成分の他に微分成分を含んでいてもよい。さらに、差圧や供給水圧に対して、比例成分,積分成分等の定数を無段階で調節してもよい。
差圧や供給水圧の検出は、水圧センサを用いず、水量制御弁の所定開度での水量から演算してもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1,4の発明の給水装置では、水量制御弁の弁体の移動が水量制御弁の上流側と下流側の差圧の影響を受ける場合でも水量が設定水量に達する時間を短縮できるとともに、オーバーシュート、アンダーシュートを抑制できる。請求項2では、水量を比例、積分制御する場合でも上記効果を得ることができる。請求項3では、1個の水圧センサで差圧を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例をなす給湯装置の概略図である。
【図3】上記給湯装置で用いられる水量制御弁の断面図である。
【図4】上記給湯装置のマイクロコンピュータで実行される給水制御のルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 水量設定手段
2 水量検出手段
3 モータ
4 水量制御弁
5 モータ制御手段
6 差圧検出手段
7 定数設定手段
30 フローセンサ(水量検出手段)
50 水量制御弁
65 水圧センサ
71 マイクロコンピュータ

Claims (4)

  1. 配水管中を流れる水量を設定する水量設定手段と、配水管中を流れる水量を検出する水量検出手段と、モータにより開度制御を行う水量制御弁と、少なくとも設定水量と検出水量の偏差の比例成分を含む電圧操作量を演算しこの電圧操作量に基づいてモータを制御するモータ制御手段と、水量制御弁の上流側と下流側の差圧を検出する差圧検出手段と、検出された上記差圧に基づいて、上記モータ制御手段で演算される電圧操作量の比例成分の定数を設定する定数設定手段と、を備えた給水装置において、
    上記水量制御弁の弁体は、開き方向,閉じ方向のいずれか一方向に移動するときには水流と同方向となり水量制御弁の上流側と下流側の差圧の助けを受け、他方向に移動するときには水流と逆方向となって上記差圧による抵抗を受けるようになっており
    上記定数設定手段は、上記水量制御弁の弁体が水流と同方向に移動するときには、差圧が大きいほど定数を小さく差圧が小さいほど定数を大きく設定し、上記水量制御弁の弁体が水流と逆方向に移動するときには、差圧が小さいほど定数を小さく差圧が大きいほど定数を大きく設定することを特徴とする給水装置。
  2. さらに、上記モータ制御手段は上記比例成分に加え上記偏差の積分成分を含む電圧操作量を演算し、上記定数設定手段は上記差圧に基づいて上記比例成分と上記積分成分の定数をそれぞれ設定することを特徴とする請求項1に記載の給水装置。
  3. 上記差圧検出手段は、水量制御弁の下流側に設置された水圧センサと、水量制御弁が開いた状態で水の流通がない時に水圧センサで検出される水圧と水が流通している時に検出される水圧との差を演算する差圧演算手段と、を備えたことを特徴とする請求項1及び2のいずれかに記載の給水装置。
  4. 配水管中を流れる水量を設定する水量設定手段と、配水管中を流れる水量を検出する水量検出手段と、モータにより開度制御を行う水量制御弁と、少なくとも設定水量と検出水量の偏差の比例成分を含む電圧操作量を演算しこの電圧操作量に基づいてモータを制御するモータ制御手段と、水量制御弁の上流側の供給水圧を検出する水圧検出手段と、検出された上記供給水圧に基づいて、上記モータ制御手段で演算される電圧操作量の比例成分の定数を設定する定数設定手段と、を備えた給水装置において、
    上記水量制御弁の弁体は、開き方向,閉じ方向のいずれか一方向に移動するときには水流と同方向となり水量制御弁の上流側と下流側の差圧の助けを受け、他方向に移動するときには水流と逆方向となって上記差圧による抵抗を受けるようになっており
    上記定数設定手段は、上記水量制御弁の弁体が水流と同方向に移動するときには、供給水圧が大きいほど定数を小さく供給水圧が小さいほど定数を大きく設定し、上記水量制御弁の弁体が水流と逆方向に移動するときには、供給水圧が小さいほど定数を小さく供給水圧が大きいほど定数を大きく設定することを特徴とする給水装置。
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