JP2669084B2 - 流体制御弁 - Google Patents

流体制御弁

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JP2669084B2
JP2669084B2 JP1320008A JP32000889A JP2669084B2 JP 2669084 B2 JP2669084 B2 JP 2669084B2 JP 1320008 A JP1320008 A JP 1320008A JP 32000889 A JP32000889 A JP 32000889A JP 2669084 B2 JP2669084 B2 JP 2669084B2
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行則 尾崎
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷水を温水にする給湯機等に使用する流量制
御弁である。
従来の技術 従来この種の技術は、例えば特公昭60−259854号公報
に示されている。第4図において1は水量制御器であ
り、入水路2から入った水は前記水量制御器の入口弁室
3、出口弁室4、熱交換器5、出湯管6の順に流れ前記
熱交換器5により冷水が温水に熱交換される。前記入口
弁室3と出口弁室4は主制御弁孔7が設けられており、
前記主制御孔7には主制御弁8が設けられている。
前記主制御弁8には停止リング9を有する弁棒10が固
定されている。また前記出口弁室4と前記出湯管6はバ
イパス路11で連通されており、その途中には復帰バネ12
により付勢されたバイパス制御弁13が設けられている。
前記弁棒10はリング機構14を介してモータ15に連結され
ている。16は水量検出器、17はバーナ、18は出湯温度設
定器、19は給湯制御器であり20は加熱制御器である。2
1,22は各々入口サーミスタ、出口サーミスタである。こ
の様に構成された従来例における動作を説明すると、出
湯温度設定器18の設定温度が例えば70℃と高い場合バイ
パス制御弁13は第4図の如く閉成状態にある。この状態
で出湯管6の先にある蛇口(図示せず)を開成すると水
量検出器16が流れ検出しバーナ17が燃焼され前記熱交換
器5で熱交換され出湯器6から給湯されることになる。
この時主制御弁8は次の様な動きをする。即ちバーナ17
の燃焼量が決まっており、出湯温度設定器18で設定した
温度が決まっており、前記入口サーミスタ21で入水温を
測定しているため、必要流量を演算することができる。
従ってこの様に演算された流量に前記主制御弁8により
流量調節することになる。流量を減少させる時にはモー
タ15を駆動し弁棒10を図中上において上方向に引き上げ
ることにより前記主制御弁8と前記主制御弁孔7の間隙
が狭くなり流量が減少する。この時流量は水量検出器16
により計測しつつ必要流量まで減少する。流量を調節す
る際の前記主制御弁8と前記主制御孔7との間隙は同じ
流量を設定する場合であっても、入水路2、入口弁室3
の圧力により異なっている。圧力が高い場合には間隙は
狭く、圧力が低い場合には間隙は広くなる。
次に出湯温度設定器18の設定温度を低く(例えば40
℃)設定した時の動作を説明する。このときには出湯温
度を低く設定しているため大量の湯を得ることができ
る。従ってモータ15が作動し弁棒10を図中下方向に移動
する。その結果停止リング9がバイパス制御弁13に当接
し復帰バネ12を押しバイパス制御弁13は開成される。こ
の時入水路2から入った水の流れは熱交換器5の流れ
と、バイパス路11の流れに分流されることになる。この
時、熱交換器5側とバイパス路11側に流れる流量比は一
定であるが、トータル流量は前記主制御弁8で調節する
ことになる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら従来例においてはトータル流量を制御す
る時に課題が生じる。即ちバイパス制御弁13が閉じ停止
リング9がバイパス制御弁13に当接している状態で主制
御孔7と主制御弁8は一定の開度を設ける必要がある。
(高温設定時に流量調節をするため)今、バイパス制御
弁13が開いた状態で入水路2の圧力が高い場合にはトー
タル流量が大きくなるため主制御弁8を図中上方向に移
動し、主制御孔7と主制御弁8の間隙を狭くし流量を減
少させる。この時バイパス制御弁13の開度も小さくなり
バイパス路11を流れる流量が減少すると言う課題があっ
た。
また、従来例は主制御弁8の流量節部を1箇所で構成
しているため、停止リング9がバイパス制御弁13に当接
している際にも主制御孔7と主制御弁8は一定の間隙を
設けておかねばならず、バイパス制御弁13が開いた状態
で特に入水路2圧力が高い場合、流量を減少させる時に
小流量まで絞ることが出来ないものであった。
そこで本発明の目的は高水圧で、バイパス制御弁が開
いた状態であっても、閉じた状態であっても、小流量ま
で絞ることが出来る制御性にすぐれた制御弁を提供する
ことを目的とするものである。
課題を解決するための手段 前記目的を達成するために本発明は、流体の入口が設
けられた1次圧力室と、1次圧力室に連通部を介して連
通させた2次圧力室と、この2次圧力室に設けた流体の
第1の出口及び第2の出口と、前記連通部内に貫設され
前記一次圧力室と前記2次圧力室の間の連通部内を往復
移動して2箇所で流量調節する流量調節手段と、前記流
量調節手段を駆動する駆動手段と、前記第1の出口或い
は前記第2の出口の少なくとも一方に設けられた流路開
閉手段とからなり、前記流量調節手段が往移動時には前
記流路開閉手段を開状態で前記流量調節手段により第
1、第2両出口の流量調節を可能とし、前記流量調節手
段が復移動時には前記流路開閉手段を閉状態で前記流量
調節手段により前記一方出口の流量調節を可能としたも
のである。
作用 本発明の流体制御弁は上記構成により、前記流路開閉
手段が開状態、或いは閉状態で流量調節を行なうため、
流量制御性に優れるものである。
実施例 以下本発明の一実施例を添付図面にもとずいて説明す
る。第1図、第3図において23はバルブ本体であり、こ
のバルブ本体23には入口24が設けられた1次圧力室25
と、流体の第1の出口26及び第2の出口27が設けられた
2次圧力室28が設けられている。前記1次圧力室25と前
記2次圧力室28は連通部29で連通されている。前記連通
部29の形状は前記1次圧力室25から前記2次圧力室28に
向って、縮小円錐流路30と円筒流路31の組合せになって
いる。
前記連通部29の内部には正逆2方向に移動し流量調節
可能な流量調節手段である流量調節弁32が設けられてい
る。前記流量調節弁32の形状は、流量調節弁32断面積が
拡大する拡大部33と断面積が一定な円筒部34で構成され
ている。前記流量調節弁32の2次圧力室28側には弁軸35
が設けられ、その先端には前記第1の出口26を閉成する
流路開閉手段の弁36がスプリング37で付成されている。
38は前記弁36の前記弁軸35からの抜けを防止する止め輪
である。一方前記流量調節弁32の前記1次圧力室25側
は、前記流量調節弁32と一体に構成されOリング39でシ
ールされたピストン部40が構成されている。このピスト
ン部40により3次圧力室41が設けられており、この3次
圧力室41と前記2次圧力室28とは連通孔42により連通さ
れている。43は前記ピストン部40に直結された駆動軸で
ありこの駆動軸43の先端にはギヤー44が設けられており
前記ギヤー44はモータ45で駆動される。
次に、この一実施例における動作を第1図、第3図に
おいて説明すると、入口24から入った流体は流量調節弁
32により制御され第1の出口26、或いは第2の出口27か
ら出る。第1図は中立状態で流量制御していない状態で
あり、先ず第2の出口27から流出する際の動作を第2図
により説明すると、モータ45を駆動し、流量調節弁32を
図中左側に移動すると、弁36をスプリング37が付勢した
状態で流量制御する。流量制御は円筒流路31と流量調節
弁32の拡大部33の間隙寸法を変えることにより流量調節
を行なうことが出来る。大流量を調節する際には、流量
調節弁32を図中左側へ大きく移動すれば良く、小流量を
調節する際には流量調節弁32を図中右側へ移動する、微
小流量調節状態は第1図の状態であり、この際には弁36
は閉成状態にある。
次に第1の出口26から流出する際の動作を第3図によ
り説明すると、モータ45を駆動し、流量調節弁32を図中
右側に移動すると、弁36が弁軸35に設けられた止め輪38
により開成状態となる。この状態で流量制御する。流量
制御は縮小円錐流路30と流量調節弁32と円筒部34の間隙
寸法を変えることにより流量調節を行なうことが出来
る。大流量を調節する際には、流量調節弁32を図中右側
へ大きく移動すれば良く、小流量を調節する際には流量
調節弁32を図中左側へ移動する。小流量調節状態は第3
図の状態であり、この際には弁36は開状態にある。本実
施例は、弁36を開、或いは閉の状態で流量調節弁32で流
量調節可能であると共に、ピストン部40を設けると共に
連通孔を構成することにより2次圧力室28と3次圧力室
41の圧力をバランスすることによりモータ45の回転トル
クを小さく出来ると言う効果を有するものである。
発明の効果 以上の様に本発明は、流体の入口が設けられた1次圧
力室と、1次圧力室に連通部を介して連通させた2次圧
力室と、この2次圧力室に設けた流体の第1の出口及び
第2の出口と、前記連通部内に貫通され前記一次圧力室
と前記2次圧力室の間の連通部内を往復移動して2箇所
で流量調節する流量調節手段と、前記流量調節手段を駆
動する駆動手段と、前記第1の出口或いは前記第2の出
口の少なくとも一方に設けられた流路開閉手段とからな
り、前記流量調節手段が往移動時には前記流路開閉手段
を開状態で前記流量調節手段により第1、第2両出口の
流量調節を可能とし、前記流量調節手段が復移動時には
前記流路開閉手段を閉状態で前記流量調節手段により前
記一方出口の流量調節を可能としたことにより、出口側
の弁が閉成状態で流量調節する時には前記出口側の弁の
閉成状態を確保しつつ流量調節を、小流量から大流量ま
で制御することが可能であると共に、前記出口側の弁が
開成状態で流量調節する時には前記出口側の弁が開成状
態を確保しつつ第1、第2両出口の流量調節を、小流量
から大流量まで制御することが出来、流量調節弁で小流
量まで絞っても出口側弁の開度が狭くなることは無く制
御性に優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示す流体制御弁の
断面図、第4図は従来例を示す流体制御弁を使った給湯
機水回路図である。 24……入口、25……1次圧力室、26……第1の出口、27
……第2の出口、28……2次圧力室、29……連通部、32
……流通調節手段(流量調節弁)、36……流路開閉手段
(弁)、45……駆動手段(モータ)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体の入口が設けられた1次圧力室と、1
    次圧力室に連通部を介して連通させた2次圧力室と、こ
    の2次圧力室に設けた流体の第1の出口及び第2の出口
    と、前記連通部内に貫設され前記一次圧力室と前記2次
    圧力室の間の連通部内を往復移動して2箇所で流量調節
    する流量調節手段と、前記流量調節手段を駆動する駆動
    手段と、前記第1の出口或いは前記第2の出口の少なく
    とも一方に設けられた流路開閉手段とからなり、前記流
    量調節手段が往移動時には前記流路開閉手段を開状態で
    前記流量調節手段により第1、第2両出口の流量調節を
    可能とし、前記流量調節手段が復移動時には前記流路開
    閉手段を閉状態で前記流量調節手段により一方の出口の
    流量調節を可能とした流体制御弁。
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JPS6138371A (ja) * 1984-07-31 1986-02-24 株式会社 鷺宮製作所 電動式流量調節弁

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