JPH04248022A - プロペラシャフト - Google Patents

プロペラシャフト

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JPH04248022A
JPH04248022A JP3006124A JP612491A JPH04248022A JP H04248022 A JPH04248022 A JP H04248022A JP 3006124 A JP3006124 A JP 3006124A JP 612491 A JP612491 A JP 612491A JP H04248022 A JPH04248022 A JP H04248022A
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JP
Japan
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shaft
yoke
tube
serrations
serration
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JP3006124A
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English (en)
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JP3034613B2 (ja
Inventor
Masao Sakamoto
坂本 政男
Sakae Yamaguchi
栄 山口
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Atsugi Unisia Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロペラシャフトに関
し、詳しくは、車両用のエンジンからの動力を後車輪等
に伝達するためのプロペラシャフトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプロペラシャフトにあた
ってはその軸線上に自在継手が設けられるため、軸端の
継手部にヨークを有し、ヨークに中空のチューブを軸管
として結合した構成のものが多く使用されてきた。かか
るプロペラシャフトの一例として、例えば特開平1−3
07506号公報に開示されているものが知られている
【0003】このものは、継手部のヨークと軸管のチュ
ーブとを塑性結合するにあたり、軽量シャフトとしての
特色を生かしつつその結合強度を増すために、ヨークの
軸部とチューブの軸端部とをセレーション結合した上、
その外側に更に補強リング部材を焼嵌めによって装着す
るようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように構成されたプロペラシャフトでは、ヨークの軸
部とチューブの端部とをセレーションによって結合する
のに、セレーションをヨーク軸の軸端まで刻設した状態
で嵌合わせ、補強リング部材の焼嵌めによって双方が塑
性域で結合されるように構成されている。そこで、ヨー
ク軸の外周部に刻設されているセレーションが塑性結合
のためにヨーク軸端のところでチューブ軸内面に食い込
む形となる。そして、かかる喰い込みがヨーク軸端のと
ころで急激に消滅することによって生じる不連続性から
応力集中が生じ、強度低下と共に、製品の間で強度のば
らつきが大きくなる。また、そのためにチューブの肉厚
を必要強度以上に厚くしなければならなくなるという問
題があった。
【0005】本発明の目的は、上述した従来の問題に着
目し、その解決を図るべく、セレーションを用いた塑性
結合部において、そのセレーションによる強度低下を抑
制することができ、しかもチューブの肉厚を厚くしたり
する必要のない耐久性に優れたプロペラシャフトを提案
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の第1の形態は、ヨークの軸部回りにセレ
ーションを施し、チューブの端部を前記ヨークの軸部に
嵌め合わせた上、前記チューブの端部を前記軸部に向け
てしぼり込むことにより前記セレーションを介して塑性
結合されるようにしたプロペラシャフトにおいて、前記
セレーションの形成範囲を、前記軸部の軸端から離れた
位置に限定したことを特徴とするものである。
【0007】更に本発明の第2の形態は、ヨークの軸部
回りにセレーションを施し、チューブの端部を前記ヨー
クの軸部に嵌め合わせた上、前記チューブの端部を前記
軸部に向けてしぼり込むことにより前記セレーションを
介して塑性結合されるようにしたプロペラシャフトにお
いて、前記軸部の軸端寄りの部分に形成する前記セレー
ションの歯数を、前記軸部の前記チューブ先端寄りの部
分に形成する前記セレーションの歯数より少なくするよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明の第1の形態では、ヨークの軸部に形成
されるセレーション部が軸端から離れた位置に限定され
て形成された上チューブと塑性結合され、また、本発明
の第2の形態では、ヨークの軸部に形成されるセレーシ
ョンのうち、ヨーク軸部の軸端寄りの部分に形成される
ものの歯数をヨーク軸部のチューブ先端寄りの部分に形
成されるものの歯数より少なくした状態でチューブと塑
性結合されるもので、共に、チューブのヨーク軸端近傍
に発生する集中応力の大きさを低く抑えることができる
【0009】
【実施例】以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳
細かつ具体的に説明する。
【0010】図1は本発明の第1実施例を示す。ここで
、1はチューブ、2はヨークであり、共に例えばアルミ
ニウムまたはその合金等軽量でかつ可塑性の金属材料に
よって形成されている。なお、チューブ1の両端部にヨ
ーク2がそれぞれ後述するようにして嵌め合わされ、塑
性結合の上、補強リング部材3がその結合部の外側に焼
嵌めされるが、その構造はいずれも同じように構成され
るもので、以下ではその一方の結合部分(図1の左側の
部分)についてのみ説明し、他方については説明を省略
する。
【0011】本実施例においては、チューブ1の端部1
Aが嵌め合わされるヨーク2の軸部2Aに形成するセレ
ーション部4を、軸部2Aの軸方向の中間部分に限定し
、軸部2Aの軸端2B近傍にはセレーションを設けない
ようにする。なお、セレーション部4は、軸部2Aの軸
端2B側に向ってその外径寸法が小さくなるように、テ
ーパ状に形成してもよい。そこで、ヨーク2の軸部2A
にチューブ1の端部1Aを嵌め込んだ上、そのチューブ
端部1Aの外周部を絞り加工等によってヨーク軸部2A
に締め込むようになし、セレーション部4においては図
2および図3に示すようにその三角山型の歯形がチュー
ブ1の内側に喰い込むようにする。また、ヨーク軸端2
B近傍においては図4に示すようにセレーションが無い
筒状のままの形でチューブ1の内面に接した状態に結合
される。
【0012】なお、このようにしてヨーク軸部2Aにチ
ューブ端部1Aを結合した上、その外側に補強リング部
材3を圧入若しくは焼嵌めによって嵌着する。このよう
うに一体化したプロペラシャフト5においては、従来例
の場合の応力発生が、図5の(a)に示すようにその結
合長に対してヨーク2の軸部2Aの軸端2Bのところで
その応力集中により最大応力がσ1 となるのに対し、
本実施例の場合は図5の(b)に示すようにその最大応
力がσ1 より低いσ2 に抑制できる。
【0013】ついで、図6により本発明の第2の形態の
実施例について説明する。
【0014】本実施例においてもチューブ1の両端部1
Aにヨーク2の軸部2Aが嵌込まれ、塑性結合されるこ
とは第1の実施例と変わりはない。ただし、本実施例に
おいては、ヨークの軸部2Aの周囲部に第1セレーショ
ン部4Aと第2セレーション部4Bとを形成する。なお
、第1セレーション部4Aはヨーク軸部2Aのヨーク寄
りの部分に、また、第2セレーション部4Bはヨーク軸
軸端2B寄りの部分に第1セレーション部4Aに連続し
てそれぞれ形成されるもので、図7および図8に第1セ
レーション部4Aの断面を、また、図9および図10に
第2セレーション部4Bの断面を示す。これらの図から
明らかなように、第1セレーション部4Aでは三角山型
の歯形が第2セレーション部4Bより数多く形成されて
おりヨーク2の軸部2Aへのチューブ1端部1Aの締め
込みによってチューブ端部1Aに形成される切れ込み溝
の数が第2セレーション部4Bでは第1セレーション部
4Aに比してはるかに少なくなる。なお、第1セレーシ
ョン部4Aおよび第2セレーション部4Bは、ヨーク軸
軸端2B側に向ってその外径寸法が小さくなるように、
テーパ状に形成してもよい。
【0015】従って、それだけチューブ端部1Aでの構
造的不連続性を従来例に比して緩和することができ、ヨ
ーク軸軸端2B近傍のチューブ端部1Aに発生する応力
を先に図5で示したように従来に比して低く抑制するこ
とができる。なお、4A,4Bの双方のセレーション部
を介してヨーク軸部2Aにチューブ端部1Aがしっかり
と塑性結合される上、補強リング部材3を嵌着すること
により結合部に緩みが生じて抜け出したりするのを更に
防止することができる。
【0016】なお、上述の実施例ではヨーク軸部2Aに
沿ってセレーション部を2つに分け、その先端部側の第
2セレーション部4Bの歯数を少なくするようにしたが
、セレーション部を分けるにあたっては2つに限らず、
例えば3つないし4つ等に分けてヨークの先端部側ほど
その歯数を少なくするように構成してもよい。更にまた
、歯型を山の高さを低くしてもよく、更に、三角山型の
代りに丸型、台形等にして切欠きによる応力集中等強度
に及ぼす影響を少なくすることも可能である。
【0017】また、ヨーク軸部とチューブとを嵌め合わ
すにあたり双方結合部の間に接着剤を介在させることに
より、結合を一層強固にすることが可能であり、特にヨ
ークとチューブとが異種類の材料で構成される場合、接
着剤に絶縁性のものを使用することで更に電蝕防止効果
が期待できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、ヨークの軸部回りに形成するセレーションの形成範
囲を、軸部の端部から離れた位置に限定するか若しくは
ヨーク軸部の軸端寄りの部分に形成するセレーションの
歯数を、チューブ先端寄りの部分に形成するセレーショ
ンの歯数より少なくするようにしたので、プロペラシャ
フトの捩れによって結合部のチューブに生じる応力のう
ちヨークの軸端に発生する集中応力の度合を低く押える
ことができ、チューブの肉厚を厚くしたりすることなく
、強固に塑性結合され軽量化されたプロペラシャフトを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】図2のA部の拡大図である。
【図4】図1のY−Y線断面図である。
【図5】従来例および本発明による結合部において発生
する応力を比較して示す特性曲線図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図7】図6のX−X線断面図である。
【図8】図7のB部の拡大図である。
【図9】図6のY−Y線断面図である。
【図10】図9のC部の拡大図である。
【符号の説明】
1  チューブ 1A  チューブの端部 2  ヨーク 2A  ヨークの軸部 3  補強リング部材 4,4A,4B  セレーション部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ヨークの軸部回りにセレーションを施
    し、チューブの端部を前記ヨークの軸部に嵌め合わせた
    上、前記チューブの端部を前記軸部に向けてしぼり込む
    ことにより前記セレーションを介して塑性結合されるよ
    うにしたプロペラシャフトにおいて、前記セレーション
    の形成範囲を、前記軸部の軸端から離れた位置に限定し
    たことを特徴とするプロペラシャフト。
  2. 【請求項2】  ヨークの軸部回りにセレーションを施
    し、チューブの端部を前記ヨークの軸部に嵌め合わせた
    上、前記チューブの端部を前記軸部に向けてしぼり込む
    ことにより前記セレーションを介して塑性結合されるよ
    うにしたプロペラシャフトにおいて、前記軸部の軸端寄
    りの部分に形成する前記セレーションの歯数を、前記軸
    部の前記チューブ先端寄りの部分に形成する前記セレー
    ションの歯数より少なくするようにしたことを特徴とす
    るプロペラシャフト。
  3. 【請求項3】  請求項1または2に記載のプロペラシ
    ャフトは、前記セレーションを介して塑性結合された上
    その結合部分に補強リングが嵌着されることを特徴とす
    るプロペラシャフト。
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