JPH042476Y2 - - Google Patents

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JPH042476Y2
JPH042476Y2 JP9714686U JP9714686U JPH042476Y2 JP H042476 Y2 JPH042476 Y2 JP H042476Y2 JP 9714686 U JP9714686 U JP 9714686U JP 9714686 U JP9714686 U JP 9714686U JP H042476 Y2 JPH042476 Y2 JP H042476Y2
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【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は操作入力装置に関し、例えばビデオテ
ープレコーダ(VTR)、スチルビデオ再生装置、
ビデオ編集装置等の電子機器に操作指令を入力す
る手段として適用して好適なものである。
B 考案の概要 本発明は、操作入力装置において、ケース、ケ
ースと一体となつた防塵壁及びプリント基板を用
いて操作入力装置のコード板及びコード板の回転
位置検出手段とを密閉し、防塵構造にすることに
より、操作入力装置全体を小型化するものであ
る。
C 従来の技術 従来、電子機器、例えばスチルビデオ再生装置
及びその編集装置においては、オペレータが動作
モードを指定入力する手段として卓上型の操作入
力装置を機器本体とは別体に用意し、操作入力装
置の操作パネル上に設けられた例えばアツプスイ
ツチ又はダウンスイツチを押圧操作することによ
り、機器本体の磁気デイスク上の記録トラツクに
記録された静止画像信号を再生、編集するように
なされたものが用いられている。
D 考案が解決しようとする問題点 ところが、この種の機器においては静止画像の
再生、編集をする際に、オペレータが複数のスチ
ル画像を順次所望のタイミングで切換えながら表
示する動作モード(これを連続再生モードと呼
ぶ)を指令することにより、再生、編集したい画
像を、丁度本のページめくりを行くように連続的
に確認し得るようにできれば、便利である。
実際上この連続再生モードは、1枚の静止画像
を十分な時間をかけて鑑賞した後、次の静止画像
に切り換える場合や、初めは短い時間で静止画像
を切り換えて行き、徐々に切換速度を遅くして所
望の静止画像をサーチする場合などに利用し得
る。
ここで切換えるタイミングを可変するための操
作子として、オペレータの操作量に応じて画像を
切り換えるタイミングを変更するようにすれば、
切り換えられる画像の概略枚数をオペレータが実
感でき、その結果使い易い操作入力装置を得るこ
とができると考えられる。
このような操作子として、従来、回転操作速度
に応じて画像の送り速度を制御するようにした回
転操作型操作子として、ジヨグダイヤルが用いら
れており、これを適用することが考えられる。
従来のジヨグダイヤルは、例えばVTRにおい
て用いられているものとして第5図に示すよう
に、ロータリーエンコーダ1をVTR2の筐体3
の操作面にねじ4を用いて取り付け、ロータリー
エンコーダ1の回転軸5に操作ダイヤル6をねじ
7を用いて固定するように構成されている。ロー
タリーエンコーダ1は、外部から進入する塵や光
による誤動作を防止するために、防塵ケース8に
よつて密閉されており、この防塵ケース8の内部
に回転軸5に固着されかつ周辺部に切欠きを具え
た円板状のコード板9と、エンコーダ基板10と
が収納されている。
エンコーダ基板10には、コード板9の回転位
置を光学的に検出する例えば2個のフオトインタ
ラプタ11a及び11bが設けられ、操作ダイヤ
ル6の回転操作と連動するコード板9の切欠き位
置の変化を、当該フオトインタラプタ11a及び
11bによつて検出する。エンコーダ基板10
は、この検出結果に応じて操作ダイヤル6の回転
操作方向及び操作量を回転位置情報を接続コード
12を介してマザー基板13に出力する。
マザー基板13は当該回転位置情報に基づいて
VTR本体を駆動制御するようになされている。
ところが、従来のロータリーエンコーダ1は防
塵ケース8により筐体3から独立した密閉構造と
なつているため、その占有体積が大きくなること
を避け得ず、そのため操作入力部の構成を小型化
することが困難である。
さらにロータリーエンコーダ1の内部の保守を
行うためには、VTR2の筐体3を開いてロータ
リーエンコーダ1を取りはずした後、当該ロータ
リーエンコーダ1のケース8を開いて点検、修理
するという極めて煩わしい作業をしなければなら
ない問題がある。
本考案は以上の点を考慮してなされたもので、
従来のジヨグダイヤルと比較して格段的に小型か
つ保守の容易な回転操作型操作子を有する操作入
力装置を提案しようとするものである。
E 問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本考案において
は、軸受部21aと軸受部21aを囲む防塵壁2
7とを有するケース21と、防塵壁27の内側に
設けられたコード板24と、軸受部21aを介し
て上記コード板24に連動して回転するように結
合された回転ダイヤル22と、ケース21と対向
するように防塵壁27の蓋をし、かつ防塵壁27
の内側の対応する部分にコード板24の回転位置
の検出手段11a,11bを有すると共に当該防
塵壁27の対応する部分に上記検出手段を介して
得られるコード板24の回転位置の情報に基づい
て動作する回路を搭載したプリント基板28とを
具え、ケース21、防塵壁27及びプリント基板
28によつて検出手段11a,11b及びコード
板24とを密閉する。
F 作用 ケース21、防塵壁27及びプリント基板28
によつてコード板24及びその回転位置情報の検
出手段11a,11bを密閉することにより防塵
構造を得ることができる。
かくしてケース21とプリント基板28を用い
て防塵構造を得るようにしたので、従来の構造に
比して一段と小型、薄型でかつ保守の容易な操作
入力装置を得ることができる。
G 実施例 以下図面と共に、本考案の一実施例を詳述す
る。第2図において、20は全体としてスチルビ
デオ再生装置用の操作入力装置を示し、上側及び
4側ケース半体21a及び21bで構成された扁
平な箱体でなるケース21を有する。ケース21
の操作面には、静止画像の切換速度を制御するサ
ーチダイヤルとして用いられる回転ダイヤル22
が配設されている。
この回転デイヤル22は、第1図に示すよう
に、操作両側すなわち上面の偏心した位置に断面
円弧状の凹部22cを有すると共に、下面におけ
る中心線上を下方に突出する円筒状の凸部22a
を有する。
さらに回転ダイヤル22は、上側ケース半体2
1aに設けられた円形凹部21b内に配され、凸
部22を凹部21Bの中心位置に設けられた軸受
部21aの中心孔に挿通し、かくして回転ダイヤ
ル22の頂部をケース21の操作面から僅かに上
方に突出させ、かつ凸部22aの下端部が軸受部
21aから下方に僅かに突出させる。
回転ダイヤル22は凸部22aの中心線上にね
じ穴22bを有し、このねじ穴22bにねじ23
が円板形状のコード板24の中心孔を貫通して当
該ネジ穴22bにねじ込まれることにより、コー
ド板24が凸部22cの下端面に固定される。
かくして回転ダイヤル22が回転操作されたと
き、これに連動してコード板24が軸受部21a
を中心として回転する。
円形凹部21bの内側位置には、軸受部21a
を中心にして凹状の溝21cが環状に形成され、
この溝21cに所定の角間隔を保つて貫通穴21
dが設けられている。貫通穴21dにはスチール
ボール25が挿入され、スチールボール25が溝
部21c内に固定された環状ばね板26によつ
て、下方に押圧偏倚され、これによりスチールボ
ール25がコード板24に弾力的に押しつけられ
る。
コード板24は、スチールボール25が押しつ
けられる位置に、円周方向に、第3図及び第4図
に示すように、断面波形形状の8個の凹部24b
が等角間隔を保つように設けられている。
かくしてコード板24が回転動作したとき、ス
チールボール25の当接する波形加工部の面が上
下動することによりスチールボール25に対して
ばね板26から当該上下動に応じた押圧力が与え
られる。その結果オペレータが回転ダイヤル22
を回転操作したとき、当該押圧力の変化に応じた
クリツク感を指に感じることができるようになさ
れている。
コード板24は、第3図に示すように、凹部2
4bと等しい数の羽根部24aを具えている。
上側ケース半体21aの内側には、コード板2
4を囲むようにケース21と一体成形された防塵
壁27が突出するように形成され、防塵壁27に
蓋をするようにプリント基板28が防塵壁27に
密着して固定されている。
従つて防塵壁27の内側のプリント基板28上
の搭載部品及びコード板24は、ケース21の防
塵壁27、ケース21及びプリント基板28によ
つて防塵され、かつ遮光される。
プリント基板28には、防塵壁27で囲まれた
部分にエンコーダ回路が設けられ、また防塵壁2
7の外側にスチルビデオ再生装置に対する制御回
路が設けられている。
さらにプリント基板28上のコード板24の羽
根部24aと対向する位置には、回転ダイヤル2
2の回転軸22bを中心にして所定角度だけ離れ
て例えば2個のフオトインタラプタ11a及び1
1bが設けられている。フオトインタラプタ11
a及び11bはコード板24の羽根部24aが真
上に来ると、フオトインタラプタ11a及び11
bから射出された光線が当該羽根部24aによつ
て反射されてフオトインタラプタ11a及び11
bに入射されることにより、その出力の論理レベ
ルを例えば論理「H」に立ち上げる。
フオトインタラプタ11a及び11bは回転ダ
イヤル22の回転軸22bを中心に所定角度だけ
ずれて取り付けられており、その結果各フオトイ
ンタラプタ11a及び11bの論理レベルの変化
のタイミングによつて回転ダイヤル22の回転方
向を知ることができ、さらにこの論理レベルの変
化の速度によつて、回転ダイヤル22の操作速度
を知ることができる。
このようにして、フオトインタラプタ11a及
び11bの検出出力は、回転ダイヤル22の回転
位置情報として出力され、この回転位置情報に応
じてフオトインタラプタ11a又は11b上を1
個の羽根部24aが通過するごとに、静止画像を
切り換えさせるための指令信号がスチルビデオ再
生装置に送出される。
以上の構成において回転ダイヤル22を回転操
作すると、この回転操作と連動してコード板24
が回転し、クリツク感が得られると同時に当該ク
リツクごとにフオトインタラプタ11a及び11
b上をコード板24の羽根板24aが通過する。
その結果、フオトインタラプタ11a及び11b
の検出出力の論理レベルが変化し、この論理レベ
ルの変化に応じてスチルビデオ再生装置において
静止画像を切り換えさせる。
以上の構成によれば、ケース21と、このケー
ス21と一体成形された防塵壁27及びプリント
基板28を用いてコード板24及びフオトインタ
ラプタ11a及び11bを密閉するような防塵、
遮光構造としたことにより、従来のような独立し
た防塵ケースが不要となる。従つて全体として小
型、かつ薄型の操作入力装置を実現し得る。
また、独立したエンコーダのケースを設ける必
要がないので、従来の場合と比して、一段と簡易
で安価、かつ組立工数の少ない操作入力装置を得
ることができる。
さらに、プリント基板28上にエンコーダ回路
及び制御回路を一体に設けたことにより、従来の
ように別個に設けた場合の接続コードなどを省略
することができる。同時に接続コードの引き出し
口を設ける必要などがないので、従来に比して一
段と確実な防塵構造を得ることができる。
さらに、プリント基板28を取り外すだけで、
エンコーダ回路の点検、補修を行うことができる
ので、極めてサービス性の高い操作入力装置を得
ることができる。
また上述の実施例においては、コード板24の
一部を波形構造にして一回転につき羽根部24a
の枚数と同数のクリツク感を得られるようにした
ので、静止画像の切換え枚数を回転ダイヤルの操
作を通して得られるクリツク感によつて感じ取る
ことができる。
なお上述の実施例においては、スチールボール
25及びばね板26を用いてクリツク感を得るよ
うにした場合について述べたが、これに代え、例
えば吸着磁性材料のコード板の一部に切り起こし
部を設けると共に、ケース側にマグネツトを配置
し、このマグネツト及びコード板の切り起こし部
の間で生じる吸着力を利用してクリツク感を得る
ようにしても良い。
さらに上述の実施例においては、フオトインタ
ラプタを用いてコード板の反射光によつてコード
板の回転位置情報を検出するようにしたが、これ
に代え、例えば遮光型の光学素子を用いて回転位
置情報を検出したり、また光出力部分と受光部分
とを分離するようにしても良い。
さらに上述の実施例においては、本考案を磁気
デイスクを用いたスチルビデオ再生装置の静止画
像の操作入力装置に適用した場合について述べた
が、本考案はこれに限らず、例えば光デイスクを
用いたスチルビデオ再生装置、VTR、ビデオ編
集装置などの電子機器の操作入力装置に広く適用
することができる。
H 考案の効果 以上のように本考案によれば、従来のようにエ
ンコーダを独立した構造にしなくても、確実にか
つ容易に防塵、遮光効果が得られるようにしたの
で、操作入力装置の構成を従来の場合に比して一
段と小型、薄型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による操作入力装置の一実施例
を示す拡大断面図、第2図は本考案を適用した操
作入力装置の全体構成を示す斜視図、第3図は第
1図のコード板を示す平面図、第4図は第3図の
一部の断面を示す部分拡大断面図、第5図は従来
のVTRのジヨグダイヤルを示す拡大断面図であ
る。 1……エンコーダ、2……VTR、3,21,
21a,21b……ケース、4,7,23……ね
じ、8……防塵ケース、9,24……コード板、
10,13,28……プリント基板、11a,1
1b……フオトインタラプタ、20……操作入力
装置、22……回転ダイヤル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軸受部と上記軸受部を囲む防塵壁とを有するケ
    ースと、 上記防塵壁の内側に設けられたコード板と、 上記軸受部を介して上記コード板を連動して回
    転するように結合された回転ダイヤルと、 上記ケースと対向するように上記防塵壁の蓋を
    し、かつ上記防塵壁の内側の対応する部分に上記
    コード板の回転位置の検出手段を有すると共に、
    当該防塵壁の外側の対応する部分に上記検出手段
    を介して得られる上記コード板の回転位置の情報
    に基づいて動作する回路を搭載したプリント基板
    と を具え、上記ケース、上記防塵壁及び上記プリン
    ト基板によつて上記検出手段及び上記コード板を
    密閉するようにした ことを特徴とする操作入力装置。
JP9714686U 1986-06-25 1986-06-25 Expired JPH042476Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9714686U JPH042476Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9714686U JPH042476Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS636591U JPS636591U (ja) 1988-01-16
JPH042476Y2 true JPH042476Y2 (ja) 1992-01-28

Family

ID=30963781

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9714686U Expired JPH042476Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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JPS636591U (ja) 1988-01-16

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