JPH04246531A - フォイルおよびフォイルを保護する方法 - Google Patents

フォイルおよびフォイルを保護する方法

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JPH04246531A
JPH04246531A JP3247923A JP24792391A JPH04246531A JP H04246531 A JPH04246531 A JP H04246531A JP 3247923 A JP3247923 A JP 3247923A JP 24792391 A JP24792391 A JP 24792391A JP H04246531 A JPH04246531 A JP H04246531A
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coating
metal
sheet
protective coating
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Helmuth Schmoock
ヘルムート・シユモック
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ほぼ平面状に平行な
二つの表面を有し、その内の少なくとも一方に金属被膜
を付けたシート、およびこのシートに保護を施す方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種のシートは包装産業で広い応用分
野を有する。これ等のシートは、消費者に包装した品物
を綺麗な外観にして進呈される。更に、蒸着された金属
の被膜を付けたシートは、例えば金属性のアルミフォイ
ルに比べて非常に低価格で、製造にも更に加工するのに
も低価格である。従って、金属蒸着されたシートの表面
は低経費でもって塗装もできる。
【0003】更に、特に全ての種類の食料品、化粧品も
湿気は酸素に対して気密にして包装する必要がある。こ
れには、今まで、アルミニューム被膜を付けたプラスチ
ックシートを継ぎ合わせている。他のシートにはポリビ
ニリデンクロライドの分散体が付けてある。これに関連
して知られている方法は、非常に経費がかかり、環境を
汚す。出来上がった製品は高価である。結局、大量に使
用される上記の方法で作製される金属化シートには、程
度が非常に大きく変わる状態で気体を透過させると言う
重大な欠点がある。特に酸素や湿気の透過は妨害となる
。これ等を除去するため、現在まで集中的な研究が行わ
れているが、これ等のシートのガス非透過性を得る成果
に達していない。
【0004】この発明は、シート上に金属化された被膜
が巻き取りの瞬間に滑り応力を受けることを確認してい
る。巻き取り時に生じるコイルの内部で、個々の巻付け
層が互いにずれる。この種のずれは、巻き付けるシート
に加わる張力に応じて、平均して大体十分の数ミリにな
る。この値だけ、一つの層の金属化された表面が隣の層
の非金属化された隣の表面に対してずれる。この場合、
金属化された表面に微細な傷が生じる。これ等の傷はず
れが非常に小さいため、殆ど目視できない。しかし、こ
れ等の微細な傷は、金属被膜の気体透過性に影響を与え
るには十分である。この被膜は、水蒸気や酸素に対して
強く変わり全体でかなりの程度の透過性となる。これに
対する詳細は未だ研究されていない。しかし、個々の金
属部分の摩耗は大部分使用している巻き付けパラメータ
、つまりシートの軌道に加わる張力、コイルの厚さ、金
属被膜を擦るシートの裏側の粗さ等や、更に使用する蒸
着温度と巻き付け速度にも依存する。更に、金属表面の
傷は後の加工時、つまり例えばコイルからシートを巻き
解く場合、シートを裁断する場合、およびシートを印刷
する場合にも生じる。しかしながら、種々の研究は気体
の気密度がシートに蒸着した金属層に厚さに依存すると
いう予測を確認していない。
【0005】もっとも、過去には、良好な結果が金属被
膜の上に蒸着された滑らかなフィルムで集められている
。これによって、上記の滑らかなフィルムが金属蒸着さ
れたシートを巻き取る前に、このシートに付けてある限
り、蒸着され金属被膜の傷を相当な程度で防止している
。しかしながら、このようにして保護された金属蒸着シ
ートを更に加工する場合、ある種の問題が生じる。何故
なら、滑らかなフィルムがシートの上に蒸着されている
場合、寸法測定に問題が生じるからである。この滑らか
なフィルムの厚さは所望の限界内で制御するには非常な
困難をもって初めて可能である。事実、滑らかなフィル
ムの保護作用は非常に良好であるが、この滑らかなフィ
ルムを蒸着させる場合、金属被膜を付けたシートに意図
する処理を施すのに困難となる被膜の厚さが生じるのは
稀ではない。特に、厚い滑らかなフィルムは、この滑ら
かなフィルムで保護した金属表面を印刷にかけたり、貼
り合わせたり、あるいは押出成形する場合、付着の問題
が浮上する。
【0006】それ故、多くの場合、潤滑剤の使用は排除
できる。何故なら、それはこの方法で保護したシートの
応用性を制限するからである。滑らかなフィルムを付け
る蒸着工程の管理は困難であることが知られている。蒸
着される滑らかなフィルムの層は厚過ぎないようにすべ
きである。何故なら、一定の膜厚を越えると、場合によ
って、滑らかなフィルムが金属表面から剥離するからで
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】それ故、この発明の課
題は、シートを容易に、確実に、しかもできる限り低価
格で製造でき、広い分野で利用できる、冒頭に述べた種
類のシートを提供することにある。
【0008】更に、この発明の課題は、上記シートのガ
ス気密性を高め、シートの耐摩耗性を向上させることの
できる、シートに保護を施す方法を提供することにある
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
により、互いにほぼ面平行な二つの表面を有し、それ等
の表面の少なくとも一方に金属被膜を付けているシート
の場合、前記金属被膜2がその金属表面6をこの表面に
硬く付着させた保護被膜3によって全面を被覆されてい
ることによって解決されている。
【0010】更に、上記の課題は、この発明により、少
なくとも一方の表面に金属被膜を付けた請求項1〜22
の何れか1項のシートに保護を施す方法の場合、金属被
膜2を保護被膜3で被覆し、この保護被膜がこの被膜に
対向する金属被膜2の金属表面に固定連結されているこ
とによって解決されている。
【0011】この発明による他の有利な構成は、特許請
求の範囲の従属請求項に記載されている。
【0012】
【実施例】以下では、この発明の好適実施例を添付した
図面に示し、この発明をより詳しく説明する。
【0013】シートは実質上支持膜1、金属被膜2およ
び保護被膜3で構成されている。金属被膜2は支持膜1
の上に硬く貼り付いている。この支持膜に金属被膜が蒸
着ないしは他の方法で付着させてある。保護被膜3は支
持膜1とは反対の金属被膜2の表面に付けてある。この
金属被膜には保護被膜が硬く貼り付いている。保護被膜
3は有機製品から形成される。この有機製品は、合成樹
脂、特にラッカー用の樹脂で構成されている。しかし、
この有機製品に対して天然樹脂も使用できる。特に、有
機製品としてゴムを使用できる。更に、保護被膜として
合成樹脂と天然樹脂から成る混合物も考えられる。最後
に、有機製品としてワックスも使用できる。つまり合成
ワックスや天然ワックスを使用できる。
【0014】より重要なことは、金属被膜2が未だ完全
に剥離していない時点に、保護被膜3をこの金属被膜2
の上に付着させることにある。このため、金属被膜を支
持材料1の上に蒸着させた後、直ぐ保護被膜3を金属被
膜2の上に付着させる。保護被膜3の付着は、蒸着で行
うと効果的である。この場合、付着量に関しては、保護
被膜3が厚くなり過ぎないように注意する必要がある。 蒸着によって、保護被膜を金属被膜2の全面にわたって
一様な厚さに付着させることが保証される。更に、この
方法によって、保護被膜3の膜厚が厚くなる。この厚さ
は、金属被膜2を剥離や引っ掻きに対して単に保護する
ためでなく、金属被膜2のガス気密性も与えるのに充分
である。金属被膜2は損傷のない状態で包装に充分なガ
ス気密性を有するので、この気密性が、非常に厚い保護
被膜3を更に付着させ、剥離に対して保護を形成して、
得られるだけでなく、更に保護被膜3の厚さを厚くする
ことによって更に助長される。こうして、金属被膜2は
保護被膜3と共に高いガス気密性の組み合わせ、特に酸
素に対する気密と水蒸気に対する気密となる組み合わせ
を与える。
【0015】更に、保護被膜には、高い機械的な強度を
有する。保護被膜は強度が以下のことに充分である材料
で作製される。つまり、保護被膜3に付着する圧力が高
い場合でも、付着させた保護被膜3が塊状にならないの
で、保護被膜に加わる他の被膜に貼り付かないことであ
る。
【0016】全体の製品の品質に対して重要なことは、
保護被膜3を形成する有機製品が全体の材料の品質に影
響を及ぼさない温度で蒸着できることにある。この意味
で、有機製品は、通常 100℃〜 150℃となる温
度で蒸着させることができる。使用する有機製品の蒸気
は、凝縮して保護被膜3をそれを付着させる金属被膜2
に付着する。この有機製品は付着する被膜の数に無関係
に、金属被膜2と共に、酸素と水蒸気の侵入に対しても
気密にするガス気密性の組み合わせを形成する。
【0017】更に、天然樹脂から、あるいは合成樹脂か
ら、天然ワックスあるいは合成ワックスから、ないしは
天然樹脂と合成樹脂の混合物から、ないしは天然ワック
スと合成ワックスの混合物から、あるいは樹脂とワック
スの混合物から成る有機製品を適切に選択した場合、形
成された保護被膜3が金属被膜2を発生する腐食に対し
ても保護する。科学的な研究に基づき明らかなように、
金属を蒸着させたシートのガス非気密性は、金属被膜が
腐食のためガス透過性となることによっても生じる。保
護被膜3を形成するために有機製品を正しく選ぶと、こ
の腐食が防止される。
【0018】樹脂とワックスの相違に関して言えば、樹
脂が 10,000 kp以上の分子量の有機製品であ
って、ワックスがこの限界以下の分子量を有することに
通常由来している。樹脂とワックスの混合物の場合には
、樹脂が分子量の増加と共に機械的な耐摩耗性を強め、
ワックスが付着させた保護被膜3,39の柔軟性を増大
させる。その外、樹脂とワックスを選択する場合、特に
天然樹脂ないしは天然ワックスの構成要素に関して、お
よび合成樹脂ないしは合成ワックスの構成要素に関して
も、予想される作製されたシートの応用に合わせる必要
がある。例えば、特別な環境条件を考慮する場合、気体
と蒸気に対して気密にしなくてはならないことに合わせ
る必要がある。
【0019】更に、保護被膜3を形成するためにその都
度使用する有機製品には、つまり天然樹脂、合成樹脂、
あるいは天然ワックスないしは合成ワックスおよび/ま
たは合成樹脂と天然樹脂の混合物、ないしは天然ワック
スと合成ワックスの混合物や樹脂とワックスの混合物に
は、潤滑剤を添加することができる。この潤滑剤の添加
は、保護被膜3に加わる負荷、例えばコイルで隣のシー
ト層に関して、形成された保護被膜の滑り易さを高める
。この潤滑剤をその都度使用する有機製品と組み合わせ
ると、製品と潤滑剤から作製される混合物は、金属被膜
2の上に予め定めた厚さにして付着される。この混合物
から金属被膜2の保護被膜3の露出する恐れが生じない
【0020】更に、この種の混合物から成る保護被膜3
は、例えばグラフィク印刷を付けることによって、貼り
合わせて、あるいは押出可能な材料を付着させて、良好
に加工できる。
【0021】結局、保護被膜3は金属被膜2を形成する
腐食保護として使用するのにも適している。保護被膜3
を形成する有機製品を適当に選ぶと、金属被膜2は腐食
に対して持続的に保護される。この場合、各負荷に対す
る腐食保護体は、金属被覆されたシートが受ける腐食性
の外部影響に合わせることができる。保護被膜3を形成
するため、天然樹脂、合成樹脂および/または両方の物
質の混合物および/または天然ワックスおよび合成ワッ
クスおよび/または両方の物質の混合物および/または
樹脂とワックスの混合物を使用するか否かに無関係に、
これ等の物質は腐食を防止するように選択される。この
腐食保護体は天然樹脂、合成樹脂、天然ワックスおよび
合成ワックスおよび/またはこれ等を用いて可能な混合
物に、潤滑剤を添加した時にも生じる。
【0022】金属被膜2に保護被膜3を一様に付着させ
るため、有機製品の気相から成る保護被膜が金属被膜2
の金属に良好な親和力を有することが非常に重要である
。こうして、金属被膜2の全面にわたって保護被膜3と
金属被膜2の間の良好な結合が行われる。保護被膜3は
その気相状態から一様に金属性表面に付着する。
【0023】上記製品を選択する場合、この製品が通常
の印刷法で保護被膜として付着させることによって印刷
できることに注意すべきである。このため、保護被膜3
を形成するのに、潤滑剤も添加できる天然樹脂、合成樹
脂、および/または両方の物質お混合物、天然ワックス
および合成ワックスおよび/または両方の物質の混合物
、あるいはワックスと樹脂の混合物から選択される。 前記潤滑剤はその都度発生する保護被膜3を一次被覆と
して形成するのに適している。この一次被覆はグラフィ
ク印刷を塗布するための良好な基礎被膜であるから、シ
ートの金属処理した面に印刷する直前に個別一次被覆を
設けることを省略できる。その外、そのように形成され
た保護被膜3は、混合する相手を適当に選択すると、場
合によって担持させるべき押出被膜に対する付着改善剤
として形成できる。押出成形に対するこの種の付着改善
剤は、特に低分子量のワックス状オレフィンによって得
られる。
【0024】更に、保護被膜3は金属被膜3とは反対側
の表面に良好な貼り合わせ特性があるので、接着剤や他
の溶液が金属被膜2とは反対側の保護被膜の前記表面に
良好に塗布できる。結局、多くの場合、金属被膜2とは
反対側の保護被膜の表面で保護被膜3に押出成形可能な
物質を付着できることが必要である。従って、この表面
は、金属被膜2の上で押出された物質を良好に結晶化さ
せる特性を保有する必要がある。この場合、ポリエチレ
ンやポリプロピレンがポリオレフィン共押出体に対する
良好な付着基本層を形成する。
【0025】最後に、保護被膜3は、金属化されたシー
トに食料品を包装しても、生理的に問題がなく、健康を
損なうことを排除する材料で構成する必要がある。同じ
理由により、保護被膜3は悪臭もなくする必要がある。
【0026】支持材料は、ポリプロピレンまたはポリエ
チレンで構成される。支持材料1としては、ポリエステ
ル、ポリアミドあるいはポリスチロールを使用すること
も考えられる。最後に、支持材料として、ポリビニール
クロライドも考えられる。
【0027】天然樹脂、合成樹脂および/または両方の
物質の混合物、合成ワックス、天然ワックス、および/
またはこれ等の二つから成る混合物、あるいは樹脂とワ
ックスの混合物、およびこれ等の選択された成分に添加
される潤滑剤から成る有機製品22は、蒸発体19中に
作製されている液槽23から蒸発する。このため、蒸発
体19には、液槽23から蒸発させる金属槽2への方向
に開口しているスリット24が設けてある。この金属被
膜2は蒸発装置9の内部で蒸発体19の上部のスリット
24の上に案内される。
【0028】樹脂の液槽23から蒸気21がスリット2
4の方向に立ち上り、スリット24を通り抜けて蒸着さ
せるべき金属被膜2の方向に出て、この金属被膜2に付
着する。つまり、多くの影響量、即ち例えば液槽23の
組成、液槽23に導入されるエネルギおよび蒸着させる
べき物質の導入量に応じて生じる所望の厚さに付着され
る。
【0029】液槽23の加熱は、例えば液槽23を取り
囲む壁25を介して行われる。この壁25は、電流源2
0に接続している加熱コイルん26によって加熱される
。液槽23には、溶融体33の状態の有機製品22が導
入され、この溶融体は壁25によって取り囲まれた内部
空間34の導入口28を介して導入される。この場合、
溶融体33は有機製品22が金属被膜2に向けて蒸発す
る速度と同じ速度で導入される。蒸発速度と溶融体33
の導入速度は金属被膜2と一緒に蒸着される支持材料1
の送り速度に依存する。この速度で上記支持材料が蒸着
装置9に導入される。
【0030】保護被膜3と一緒に金属被膜2を蒸着する
ため、加熱巻線26に電流源20の電圧を印加する。加
熱巻線26によって生じる加熱出力が液槽23を沸点以
上に加熱する。この液槽から蒸気21が立ち昇る。この
蒸気は蒸発体19からそばを通る金属被膜2の方向に向
けてスリット24を通り抜けて出て、金属被膜2の上に
保護被膜3として付着する。
【0031】樹脂、ワックスあるいは各混合物から作製
される保護被膜3の選択に応じて、少なくとも二つの蒸
発体19,35から保護被膜3を蒸発させることが推奨
される。この場合、両方の蒸発体19,35では、同じ
または異なった種類の材料22,38を蒸発させること
ができる。例えば、第一蒸発体19では、合成樹脂また
は天然樹脂あるいは両方の物質の混合物から成る樹脂材
料22を蒸発させることができ、第二蒸発体35で合成
ワックス、天然ワックス、あるいは両方の物質の混合物
を蒸発させることができる。しかし、両方の蒸発体19
,35でそれぞれ同じ物質を蒸発させることもできる。 この物質は、天然樹脂あるいは合成樹脂あるいは両方の
物質の混合物、あるいは同じまたは異なったワックスと
樹脂の混合物で構成されていてもよい。第一蒸発体19
と同じように、第二蒸発体35も電流源36を保有して
いる。この電流源は第一蒸発体の電流源と同じであって
もよい。その外、第二蒸発体第一蒸発体と同じように形
成してもよい。従って、第二蒸発体から蒸気37が蒸着
すべき金属被膜2の方向に向けて出る。両方の蒸発体1
9,35から出る蒸気21,37は金属被膜2の上に二
つの層を形成する。これ等のうち、第二蒸発体35から
出た蒸気は第二保護被膜39を形成する。あるいは、第
二蒸発体35から出た蒸気37は、保護被膜3が未だ硬
化していない限り、第一蒸発体19で作製された保護被
膜3の上に当たる。その結果、第二蒸発体35から出た
蒸気37は第一保護被膜3の物質と一緒に混合物を形成
する。この混合物がこの混合物によって被覆される金属
被膜2と一緒にガス気密ユニットを形成する。
【0032】これに合わせて、連続する蒸発体19と3
5の間の間隔を選定できる。蒸発体19,35によって
金属被膜2の上に付着させる蒸気21,37を層3,3
9の形にしてより明確に区別するには、両方の蒸発体1
9,35の間隔をより広げるように選定する必要がある
。両方の蒸発体19,35から金属被膜2に付着させる
物質をより親密に混合させるため、両方の蒸発体19の
35間の間隔を狭く選ぶ必要がある。従って、第二蒸発
体35から出た蒸気37は第一蒸発体19によって付着
された物質に当たり、この物質が未だ充分硬化して金属
被膜2に貼り付くまでに当たる。
【0033】具体例 1.ポリプロピレンから成る支持物質の上に、通常の蒸
着条件の下にアルミニューム被膜を付着させる。アルミ
ニュームの蒸着が終了すると直ぐ、この被膜の上に蒸着
装置の中で蒸発体から充分溶融した樹脂を付着させる。 この樹脂は蒸発体の中で 210℃の蒸着温度に加熱さ
れる。この温度では、蒸気が蒸発体の傍を通り過ぎるア
ルミニューム被膜の方向に出てゆき、この被膜の上に0
.05μm の膜厚で付着する。この場合、樹脂は H
ercules社、Wilmington, Dela
wareの PENTALYN 255 (商品名)を
使用した。この樹脂はアルミニューム被膜の上に一様な
膜厚で付着させた。そこで、付着後直に速やかに冷却さ
せて、蒸発装置を離れた後、シートを直ぐロールに巻き
取り、これによって保護被膜に損傷を与えなかった。 2.ポリエチレンの支持物質の上に、通常の圧力温度条
件でアルミニューム被膜を蒸着した。アルミニューム被
膜を付着させた後直ぐ、蒸着装置の内部で、Roem社
、Darmstadt の樹脂材料 PLEXIGRU
M M527(商品名)を金属被膜の上に蒸着した。こ
のため、蒸気樹脂材料を約235℃の蒸着温度にした。 この温度では、上記合成樹脂が蒸着装置内に配設された
蒸発体から蒸気状態にして噴出し、金属被膜の上に一様
に付着した。この場合、合成樹脂は約 0.04 μm
 の厚さで金属被膜に硬く付着した。金属被膜に付着す
ると直ぐ、この合成樹脂は、蒸着されたシートをロール
に巻き取るのに充分な硬度となった。 3.ポリエステルの支持材料を、通常の圧力と通常の温
度でアルミニューム被膜に蒸着した。蒸着装置の中でア
ルミニューム被膜を付けて直ぐ、この被膜にBASFの
Eワックス 20R 6149 を混ぜた Hercu
les社、Wilmington, Delaware
の樹脂 Hallolyn 104 (商品名)から成
る有機物質を蒸着した。好ましい混合比としては Ha
llolyn 104 に 10 %のEワックス 2
0R 6149 を添加した。
【0034】この場合、通常の方法でただ一個の蒸発体
から混合物を付着させるアルミニューム被膜の方向に向
けて蒸発させた。特別に柔軟な保護被膜は、第一蒸発体
からEワックスを蒸発させ、アルミニューム被膜の上に
付着させて得られた。アルミニュームの表面に硬い被膜
が形成される前に、第二蒸発体からHallolyn 
104 が蒸着された表面に向けて蒸発した。
【0035】
【発明の効果】上記方法で保護された金属被膜には、後
処理工程で付着させた金属被膜を剥ぎ取ることを回避で
きると言う大きな利点がある。このようにして、加工を
行った後でも金属被膜がガス気密を保持しているので、
この被膜は酸素も水蒸気も透過させることはない。蒸着
された保護被膜は、その膜厚に関して望ましい範囲で良
好に制御でき、とりわけ、膜厚に広い許容範囲がある場
合でも、保護被膜の剥離や、その後の加工での損傷を考
えに入れる必要がない。剥離に対して持続的に保護され
た金属表面はそのガス気密性を維持する。何故なら、ガ
ス透過性となる金属被膜の剥離による表面の多孔質研磨
を回避するからである。金属被膜に硬く貼り付ついた保
護被膜は、コイルに巻き上げる金属化処理したシートの
個々の層のずれも可能にしてる。従って、これ等のずれ
は剥離によって金属被膜を損傷させることに成りえない
。むしろ、一方で一つのロールに巻き取ってこのロール
中で生じる応力が非常に良好に相殺され。何故なら、個
々の層が隣の保護被膜の上で良く滑るからである。他方
、保護被膜が保護すべき金属被膜に硬く貼り付くので、
保護被膜を除去する必要がない。それ故、保護被膜は非
常に薄く付着できるので、この保護被膜はシートの重さ
を殆ど大きくすることなく、価格的に好ましく、しかも
剥離の生じない表面を有する。保護被膜は、低経費で、
速やかに付着できる。つまり、金属被膜を蒸着後に直ぐ
付着できる。金属被膜に保護被膜を蒸着する場合、管理
を常時することは不要である。
【0036】この発明の有利な実施例では、保護被膜は
有機製品で形成される。この有機製品は金属表面に硬く
付着する。このような有機製品は金属表面に対して強い
親和力を有するので、有機製品が金属表面に硬く付着す
る。更に、これ等の有機製品は通常に非常に低価格で、
金属表面に非常に薄く付着せることができ、蒸着工程を
強力に管理する必要はない。これ等の有機製品は金属表
面に一様に付着するので、金属表面に対して広範で有効
な保護となる。
【0037】この発明の他の有利な実施例では、有機製
品は合成樹脂で、あるいは天然樹脂で形成される。もっ
とも、有機製品としては、10,000 kp以下の分
子量の合成樹脂または天然樹脂も選択できる。更には、
合成樹脂と天然樹脂から成る混合物、または合成ワック
スと天然のワックスから成る混合物、あるいは樹脂とワ
ックスから成る混合物を作製し、これ等の混合物を金属
被膜に付着させることも考えられる。この場合、多くの
判定基準、例えば保護被膜を付けたシートの使用目的に
応じて、あるいはまた、所望の後処理の様式に応じて選
択する必要がある。即ち、多くの場合、付着させる保護
被膜は印刷できる必要があり、他の場合では、押出成形
可能な材料で被膜形成できる必要がある。
【0038】大切なことは、被膜を作製するのに使用す
る有機製品が、金属表面に強い親和力を有する被膜を形
成するため、この被膜が金属表面に硬く付着するという
点にある。有機製品の蒸気が金属表面に付着するとき、
金属表面に一様に付着する状態になる必要がある。
【0039】その上、この発明の他の有利な実施例によ
れば、合成樹脂、あるいは天然樹脂、あるいは合成ワッ
クスまたは天然ワックス、あるいは合成樹脂と天然樹脂
ないしは合成ワックスと天然ワックスから成る混合物、
あるいはワックスと樹脂から成る混合物に更に潤滑剤を
付けることもできる。この方法では、潤滑剤が有機材料
の構成要素に組み入れられるので、一方で隣の層の相互
の滑りを改善し、他方で、金属被膜を保護するため、も
っぱら潤滑剤を使用する場合に生じる潤滑油を塗布する
ような好ましくない付随現象を助長させることもない。 天然樹脂、合成樹脂、天然ワックスおよび合成ワックス
の混合させる、および/または種々の有機物質から成る
混合させると、潤滑剤を非常に良好に金属表面に付着さ
せることができる。この種の混合物の計量・供給は簡単
に行える。付着させた保護被膜の滑り効果は潤滑剤によ
ってもっと改善され、この潤滑剤が保護被膜に加わる圧
力の下で汚すことはない。
【0040】この発明の他の非常に重要な実施例によれ
ば、保護被膜は金属被膜に生じる腐食に対して保護機能
を有する。天然樹脂、合成樹脂、合成ワックスまたは天
然ワックス、および/またはこれ等の構成要素の混合物
を適当に選ぶことによって、金属被膜を腐食から守るの
に適した保護被膜が生じる。実験によれば、ガスの透過
は金属被膜の腐食からも生じていることが示されている
。試験によれは、金属被膜に蒸着される樹脂を適切に選
ぶことによって、腐食を殆ど完全に防止できることが判
っている。この種の耐食性の保護特性を、天然樹脂、合
成樹脂、合成ワックスまたは天然ワックスおよび/また
はこれ等の有機物質の一つまたは全てから成る混合物を
有する潤滑剤の混合物も保有している。
【0041】この発明の他の有利な実施例は、適当な有
機製品をそれに応じて選択した場合、保護被膜がグラフ
ィック印刷を行うための金属表面の良好な一次被膜とし
て適している点にある。良好な一次被膜を作製するため
には、天然樹脂や、合成樹脂、天然ワックスや、合成ワ
ックスおよび/またはこれ等の成分の全てまたは幾つか
の混合物が適している。適当な潤滑剤を付けたこの有機
製品の混合物も一次被膜として考えられる。保護被膜を
適当に選ぶと、グラフィク印刷を付ける直前のグラフィ
ク印刷用のシートに更に一次被膜を付けることが省略で
きると言う利点がある。
【0042】更に、有機製品には、通常の場合、非常に
低価格で、好みに応じて金属被膜の上に薄く塗布できる
と言う利点がある。これ等の有機製品は金属表面に非常
に一様に付着するので、これ等の製品を薄い膜厚で付け
た場合でも、金属表面に対して広範で有効な保護となる
【0043】この発明の他の有利な実施例によれば、少
なくとも表面に金属被膜を付けたシートの保護を形成す
る方法の場合、金属被膜にはシートとは反対側の金属被
膜の金属表面の一方に硬く連結する保護被膜が被覆され
ている。こうして、大きな応力も成長し、しかも保護す
べき表面に硬く連結する保護被膜が生じる。保護被膜を
金属被膜に硬く付けると、ロールの個々の層に作用する
機械的応力を非常に抵抗力のある保護被膜に移すことな
るので、金属被膜は湾曲でき、抵抗力のあるように保護
される。
【0044】この発明の他の有利な実施例によれば、金
属表面に有機被膜を蒸着する。この有機被膜には、この
被膜が非常に低価格の初期材料から作製でき、非常に一
様な厚さで金属被膜に塗布でき、しかもこの金属被膜に
硬く付けることができると言う利点がある。更に、この
有機被膜は大きな耐摩耗性を発生させるために必要な強
度と粘性を有する。
【0045】この発明の他の有利な実施例によれば、有
機被膜を合成樹脂の被膜として付着させることができ、
この被膜が金属被膜に急速にしかも硬く貼り付く。更に
、この有機被膜を天然樹脂からでも作製でき、食料品の
分野に利用するために非常に良好な特性を有し、必要な
弾力性と耐摩耗性を保有する。その上、この有機被膜は
合成ワックスでも、天然ワックスでも、あるいは両方の
混合物、ないしは樹脂とワックスの混合物からでも作製
できる。
【0046】この発明の他の有利な実施例によれば、金
属被膜を蒸着させた直後に金属表面に付着させ、その後
に金属被膜を付けたシートを巻き取る。こうして、金属
被膜に何らかの方法で機械的な負荷、特に摩耗が加わる
前に、保護被膜をこの金属被膜に付けることができる。 保護被膜を付けてから初めて、金属表面を保護する保護
被膜を有するシートがロールに巻き取られるので、巻き
取りをしても引っ掻きや摩耗による機械的な応力が金属
表面に作用しない。摩耗によって金属被膜が壊れる前に
、既にこの金属被膜を保護する保護被膜が存在し、付着
した金属被膜の機械的応力を防ぐ。保護被膜は金属被膜
と一緒に、一方で非常に抵抗力があり、他方で非常に強
力なガス気密をもたらす一体物を形成する。この保護被
膜は一つ工程または時間的に連続した個別工程で蒸着さ
れ、これ等の個別工程は、蒸着する材料に応じて、多少
時間間隔を変えて連続的に行われる。
【0047】この発明の他の有利な実施例によれば、有
機製品の選択は、それが天然樹脂として、または合成樹
脂として、天然ワックスないし合成ワックスとして、ま
たは数種の成分ないし全ての成分から成る混合物として
形成されているか否か、あるいはその製品が補助混合物
質として潤滑剤も含み、シートの金属面に付ける印刷用
の一次被膜として適するように付けるか否かに無関係に
行われる。適当な樹脂、ワックスあるいは潤滑剤を選択
した場合、こうして金属被膜を付けたシートの表面に印
刷する前にシートの付加的な一次被膜を省略できる。更
に、金属被膜の摩耗に対して付けた保護被膜が金属被膜
の腐食防止にも適するように、有機製品に場合によって
潤滑剤の混合物を付けることも考えられる。
【0048】この発明の他の有利な実施例によれば、有
機被膜は、蒸着装置の中に設けた一様に加熱される蒸発
器から金属被膜に向けて蒸着される。この蒸着器には、
蒸発させる有機物質が支持材料に金属被膜を付着させる
蒸着速度と同じ速さで導入される。この蒸着によって、
任意に設定できる厚さの保護被膜が保護すべき金属被膜
に付着される。この場合、蒸発する有機物質の導入速度
を蒸着速度に合わせる。この速度で金属被膜が支持材料
の上に付着される。こうして、常時一定に維持された厚
さの保護被膜を想定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】付着保護被膜を有するこの発明による金属化さ
れたシートの横断面図である。
【図2】付着保護被膜を有する金属被膜の横断面の拡大
図である。
【図3】印刷を施した付着保護被膜を有する金属被膜の
拡大横断面図である。
【図4】押出成形された付着保護被膜を有する金属被膜
の拡大横断面図である。
【図5】巻き付けたシートの互いに隣接する二つの層の
部分断面図である。
【図6】保護被膜を付ける蒸着ステーションを有する蒸
着装置の系の模式図である。
【図7】蒸発器の上に延びる蒸着すべきシートと共に図
6の交線 VII− VIIに対応する蒸着器の横断面
図である。
【符号の説明】
1      支持層(支持材料) 2      金属被膜 3,39      保護被膜 6      支持層とは反対側の金属被膜の表面9 
     蒸着装置 19,35    蒸発体 20,36    電流源 21,37    蒸気 22,38    有機製品 23    液槽 24    スリット 25    壁 26    加熱コイル 28    導入開口 33    溶融体 34    内部空間

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  互いにほぼ面平行な二つの表面を有し
    、それ等の表面の少なくとも一方に金属被膜を付けてい
    るシートにおいて、前記金属被膜(2)はその金属表面
    (6)をこの表面に硬く付着させた保護被膜(3)によ
    って全面を被覆されていることを特徴とするシート。
  2. 【請求項2】  保護被膜(3)は金属表面(6)に硬
    く付着した有機製品で形成されていることを特徴とする
    請求項1に記載のシート。
  3. 【請求項3】  有機製品は分子量が 10,000 
    kp以上の合成樹脂として形成されていることを特徴と
    する請求項1または2に記載のシート。
  4. 【請求項4】  合成樹脂はラッカー樹脂として形成さ
    れることを特徴とする請求項3に記載のシート。
  5. 【請求項5】  有機製品は分子量が 10,000 
    kp以下の合成ワックスとして形成されていることを特
    徴とする請求項1または2に記載のシート。
  6. 【請求項6】  有機製品は天然樹脂として形成されて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載のシート
  7. 【請求項7】  有機製品は金属表面(6)への印刷を
    容易にする印刷一次被覆体として形成されていることを
    特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載のシート。
  8. 【請求項8】  保護被膜(3)は非常に薄く塗布され
    ていることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記
    載のシート。
  9. 【請求項9】  保護被膜(3)は引っ掻き傷のない金
    属表面(6)を被覆していることを特徴とする請求項1
    〜8の何れか1項に記載のシート。
  10. 【請求項10】  保護被膜(3)は、金属化処理に利
    用する金属化処理装置の中で金属被膜(2)と塗布した
    直後、金属表面(6)に負荷が加わる前に付着されるこ
    とを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載のシー
    ト。
  11. 【請求項11】  保護被膜(3)は金属表面(6)に
    蒸着されることを特徴とする請求項1〜10の何れか1
    項に記載のシート。
  12. 【請求項12】  保護被膜(3)は金属表面(6)全
    体にわたって一様に蜜に塗布されていることを特徴とす
    る請求項1〜11の何れか1項に記載のシート。
  13. 【請求項13】  保護被膜(3)は塊状にならないこ
    とを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載のシ
    ート。
  14. 【請求項14】  気相の樹脂製品は金属被膜(2)の
    金属に対して良好な親和力を有することを特徴とする請
    求項1〜13の何れか1項に記載のシート。
  15. 【請求項15】  保護被膜(3)には印刷ができるこ
    とを特徴とする請求項1〜14の何れか1項に記載のシ
    ート。
  16. 【請求項16】  保護被膜(3)は貼り合わせ用の基
    礎層として使用されることを特徴とする請求項1〜15
    の何れか1項に記載のシート。
  17. 【請求項17】  保護被膜(3)はその上に押出成形
    され、結晶化する物質を一様に付けることができること
    を特徴とする請求項1〜16の何れか1項に記載のシー
    ト。
  18. 【請求項18】  保護被膜(3)は悪臭を出さないこ
    とを特徴とする請求項1〜17の何れか1項に記載のシ
    ート。
  19. 【請求項19】  保護被膜(3)は悪臭を出さないこ
    とを特徴とする請求項1〜18の何れか1項に記載のシ
    ート。
  20. 【請求項20】  シートは支持材料(1)としてポリ
    プロピレンを具備することを特徴とする請求項1〜19
    の何れか1項に記載のシート。
  21. 【請求項21】  シートは支持材料(1)としてポリ
    エステルを具備することを特徴とする請求項1〜20の
    何れか1項に記載のシート。
  22. 【請求項22】  保護被膜(3)は、耐摩耗性を有す
    るように、この被膜に対向する金属被膜(2)の最上層
    を固定していることを特徴とする請求項1〜21の何れ
    か1項に記載のシート。
  23. 【請求項23】  少なくとも一方の表面に金属被膜を
    付けた請求項1〜22の何れか1項のシートに保護を施
    す方法において、金属被膜(2)を保護被膜(3)で被
    覆し、この保護被膜がこの被膜に対向する金属被膜(2
    )の金属表面に固定連結されていることを特徴とする方
    法。
  24. 【請求項24】  金属表面(6)に有機製品が蒸着さ
    れることを特徴とする請求項23の方法。
  25. 【請求項25】  有機被膜として、合成樹脂が金属被
    膜(2)を蒸着させた後直ぐ金属表面(6)に塗布され
    、その後に金属被膜(2)を被覆したシートが巻き取り
    されることを特徴とする請求項23または24に記載の
    方法。
  26. 【請求項26】  有機被膜として、天然樹脂が金属被
    膜(2)を蒸着させた後直ぐ金属表面(6)に塗布され
    、その後に金属被膜(2)を被覆したシートが巻き取り
    されることを特徴とする請求項23または24に記載の
    方法。
  27. 【請求項27】  有機被膜は非常に薄く塗布されるこ
    とを特徴とする請求項23〜26の何れか1項に記載の
    方法。
  28. 【請求項28】  有機被膜は金属被膜を蒸着させるた
    めに設けた蒸着装置(9)の中で蒸着されることを特徴
    とする請求項23〜27の何れか1項に記載の方法。
  29. 【請求項29】  有機被膜は金属被膜(2)の上に加
    熱された蒸着装置(19)の少なくとも一つから直接塗
    布され、この蒸着装置には蒸着される有機物質(22)
    が、支持材料(1)の上に金属被膜(2)を塗布する蒸
    着速度と同じ速度で導入されることを特徴とする請求項
    28に記載の方法。
  30. 【請求項30】  蒸発体(19)は、その表面の上で
    加熱されることを特徴とする請求項23または24に記
    載の方法。
  31. 【請求項31】  金属被膜(2)に対して高い親和力
    を有する有機製品が蒸着されることを特徴とする請求項
    23〜30の何れか1項に記載の方法。
  32. 【請求項32】  樹脂物質(22)は蒸発体(19)
    に蒸着のために導入された樹脂(23)の有機被膜とし
    て金属被膜(2)に蒸着されることを特徴とする請求項
    23〜31に何れか1項に記載の方法。
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