JPH04246229A - 熱交換装置 - Google Patents

熱交換装置

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JPH04246229A
JPH04246229A JP1068891A JP1068891A JPH04246229A JP H04246229 A JPH04246229 A JP H04246229A JP 1068891 A JP1068891 A JP 1068891A JP 1068891 A JP1068891 A JP 1068891A JP H04246229 A JPH04246229 A JP H04246229A
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JP
Japan
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cooling air
radiator
core
condenser
heat
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JP1068891A
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English (en)
Inventor
Toshio Morikawa
敏夫 森川
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばエンジン冷却水
の放熱用のラジエータの前方に、空気調和装置のコンデ
ンサを配置した熱交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置を装備した普通乗用車では
、空気調和装置の主要部品を車室やエンジンルームの適
所に分散配置し、これらの間をホースやパイプで接続す
ることにより、冷媒の循環回路を構成している。そして
、この空気調和装置において、コンプレッサで加圧され
た冷媒を凝縮させるためのコンデンサは、エンジン冷却
水の放熱用のラジエータの前方に配置されており、ラジ
エータ冷却用ファンによって吸い込まれたり、あるいは
走行中にエンジンルーム内に流れ込む冷却風により、冷
媒と空気を熱交換させるようになっている。
【0003】ところで、圧縮された冷媒がコンデンサで
熱を放散する時、このコンデンサは発熱するので、後方
のラジエータに導かれる冷却風の温度が高くなり、この
ラジエータがコンデンサからの排熱の影響を受ける。す
ると、ラジエータの冷却条件が厳しいものとなり、エン
ジン冷却水を効率良く冷却することが困難となる。この
対策として、従来、例えば「実開昭62−21434号
公報」には、コンデンサとラジエータとの間に、コンデ
ンサを通過してラジエータに向う冷却風の流れの一部を
偏向させるとともに、ラジエータの一部に冷たい冷却風
を導入するエアダクトを設けた冷却装置が開示されてい
る。この構成によると、ラジエータに前方からの冷たい
冷却風を直接導入することができ、ラジエータに対する
熱影響を緩和することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成の場合、エアダクトは、ラジエータの放熱部分
の極狭い範囲にしか冷たい冷却風を導くことができない
ので、依然としてコンデンサからの排熱影響の方が大き
く、ラジエータの放熱性能を高めるには自ずと限界があ
った。しかも、エアダクトは、より多くの冷却風を取り
入れるため、なるべく大形化することが望ましいが、最
近の普通自動車は、空気抵抗を軽減するためフードがス
ラント化され、エンジンルーム自体が益々狭くなる傾向
にある。このため、エンジンルーム内にラジエータやコ
ンデンサの前方に開口するエアダクトを配置するスペー
スを確保することは甚だ困難であり、ラジエータの放熱
性能を高めるための新たな対策が要望されている。
【0005】なお、「特開昭57−159911号公報
」には、ラジエータの前方に、このラジエータのコアに
対する走行風の導入方向を変化させるための導風板を配
置する構成が開示されている。この先行技術は、ラジエ
ータが前傾されて、コアが冷却風の流れ方向に対して垂
直でない場合に、このコアに対する冷却風の流入角度を
走行速度に応じて適性に保つようにしたものであって、
ラジエータの前方には、このラジエータに熱影響を及ぼ
すような放熱器は何等存在していない。したがって、こ
の先行技術のものは、単にラジエータに対する冷却風の
流入方向を案内するものにしかすぎず、ラジエータの前
方に発熱するコンデンサが位置する場合のように、ラジ
エータに流入する冷却風の温度が上昇して、ラジエータ
の冷却条件が厳しくなる場合の解決策とはなり得ないも
のである。
【0006】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、簡単な構成で、しかも広いスペースを確
保することなく、冷却風の流れ方向の下流側に位置する
熱交換器の放熱性能を高めることができる熱交換装置の
提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明において
は、冷却風の流れ通路に、複数の熱交換器を上記冷却風
の流れ方向に沿って互いに重なり合う位置関係に並べて
配置した熱交換装置において、上記冷却風の流れ経路に
、冷却風の流れ方向下流側に位置する熱交換器の冷媒入
口側から出口側に向う程、冷却風の通風抵抗を小さくす
る整流手段を設けたことを特徴としている。
【0008】
【作用】この構成によれば、下流側の熱交換器に対する
冷却風の風速分布は、冷媒の入口である高温部分程、冷
却風の風速が遅く、出口である低温部分に近づく程、流
速が速くなるので、熱交換器に対する冷却風の風速分布
が一様である場合に比べて、下流側の熱交換器に流入す
る冷却風の温度は、熱交換器の低温部分に近づく程に低
くなる。したがって、熱交換器で冷媒と冷却風とが熱交
換するための温度差が大きくなる。そして、熱交換器の
放熱量は、冷媒と冷却風との温度差に比例して大きくな
るので、熱交換器に対する冷却風の風速分布を上記のよ
うに設定すれば、格別なダクト類を用いることなく、下
流側の熱交換器の放熱性能を高めることができ、上流側
の熱交換器からの排熱の影響を少なく抑えることができ
る。
【0009】
【実施例】以下本発明の第1実施例を、図1ないし図5
にもとづいて説明する。
【0010】図1は普通自動車のフロント回りを示して
おり、図中符号1で示すエンジンルーム内には、水冷式
エンジン2が収容されている。エンジンルーム1の上面
は、開閉自在なフード3で覆われており、このエンジン
ルーム1の前端には、バンパ4が設けられている。バン
パ4とフード3の前端との間には、ラジエータグリル5
が取り付けられている。ラジエータグリル5は、複数の
導風板6を備えたルーバ状をなしており、これら導風板
6の間と上記バンパ4の下方には、冷却風の取り入れ口
7が形成されている。
【0011】上記水冷式エンジン2とラジエータグリル
5との間には、水冷式エンジン2の熱交換器であるラジ
エータ10が設置されている。本実施例のラジエータ1
0は、エンジン冷却水(冷媒)が縦方向に流れるダウン
フロー形となっており、その放熱部となるコア11を、
冷却風の取り入れ口7に向けた姿勢で配置されている。 コア11の上部には、水冷式エンジン2の各部を冷却し
たエンジン冷却水が流入するアッパタンク12が取り付
けられているとともに、コア11の下部には、コア11
で熱交換されたエンジン冷却水が流れ込むロアタンク1
3が設けられている。ロアタンク13は、図示しない冷
却水ポンプを介して水冷式エンジン2に連なっている。
【0012】ラジエータ10のコア11の後方には、フ
ァンシュラウド15が連続して設けられている。ファン
シュラウド15の内部には、ラジエータファン16が収
容されている。ラジエータファン16は、ファンモータ
17によって回転駆動され、このラジエータファン16
の回転によって、冷たい外気がエンジンルーム1の前端
の取り入れ口7から冷却風として吸入されるようになっ
ている。
【0013】また、ラジエータ10の前方には、空気調
和装置の放熱器であるコンデンサ20が設置されている
。コンデンサ20は、図示しないコンプレッサで加圧さ
れた高温高圧の冷媒を冷却して、液化させるためのもの
で、このコンデンサ20で冷却された冷媒は、レシーバ
や膨張弁を経由してクーリングユニットの蒸発器に導か
れる。そして、コンデンサ20はラジエータ10の前方
においてコア11と平行に設置されており、上記取り入
れ口7に対向している。このことから、図1に示すよう
に、ラジエータ10とコンデンサ20とは、取り入れ口
7からエンジンルーム1に流れ込む冷却風の流れ通路2
1に位置されているとともに、この冷却風の流れ方向に
沿って互いに重なり合う位置関係に並べて配置されてい
る。
【0014】ところで、冷却風の流れ通路21には、シ
ャッター形の整流部材22が設置されている。整流部材
22は、ラジエータ10のコア11の上部側から下部側
に向かう程、冷却風の通風抵抗を小さくする整流手段を
構成するもので、本実施例の場合は、コンデンサ20と
コア11との間に配置されている。図5に示すように、
整流部材22は、矩形状の支持枠23を備えている。こ
の支持枠23の左右の縦枠23a,23bの間には、左
右方向に延びる複数の整流板24が架設されている。こ
れら整流板24は、上下方向に間隔を存して互いに平行
に配置されており、隣接する整流板24の間には、冷却
風の案内通路25が形成されている。複数の整流板24
のうち、コア11の上部に対向する数枚の整流板24は
、縦枠23a,23bに沿う垂直方向の基準線X1 に
対し、コンデンサ20からコア11に進むに従い下向き
に所定角度αだけ傾斜されており、これら整流板24の
間の案内通路25が、冷却風の流れを下向きに偏向させ
るように傾いている。そして、整流板24の傾斜角度α
は、コア11の下部側に進む程大きくなっており、コア
11の下部に対向する数枚の整流板24は、略水平とな
っている。このため、図1の矢印で示すように、整流部
材22の上部側では、前方からの冷却風の流れが整流板
24の間を通過する際に強制的に下向きに偏向され、下
部側ではそのまま後方に向けて水平に流れるので、整流
部材22の下部側程、通風抵抗が小さくなっている。な
お、図1において、符号26はフレームを示す。次に、
上記構成の作用について説明する。
【0015】エンジンルーム1内には、ラジエータファ
ン16の回転あるいは走行中の風圧により、外方の冷た
い空気が冷却風として取り入れ口7から流れ込む。この
冷却風は、コンデンサ20を通過した後、ラジエータ1
0のコア11の前面に導かれ、このコア11を通過する
過程でエンジン冷却水と熱交換されて、このエンジン冷
却水を冷却する。
【0016】空気調和装置の運転時には、コンプレッサ
で加圧された高温高圧の冷媒がコンデンサ20に導かれ
、このコンデンサ20が発熱するので、エンジンルーム
1に流れ込んだ冷却風は、まず最初に冷媒と熱交換され
、この冷媒を冷却して液化させる。すると、ラジエータ
10のコア11の前面に導かれる冷却風の温度が上昇し
、コア11がコンデンサ20の排熱の影響を受けること
になる。
【0017】この場合、上記構成においては、コンデン
サ20とコア11との間には、整流部材22が介在され
ており、この整流部材22は、コア11のエンジン冷却
水の出口側、つまりコア11の高温部分から低温部分に
向かう程、通風抵抗が小さくなっているので、コンデン
サ20の前面での冷却風の風速分布は、図2の(a)に
示すように、コンデンサ20の上部では風速が遅く、こ
のコンデンサ20の下部に向かう程、風速が速くなる。 このことから、コンデンサ20を通過した冷却風の温度
分布、換言すれば、ラジエータ10のコア11の前面に
流れ込む冷却風の温度分布は、図2の(b)に示すよう
に、コア11の下部に向かう程、低くなるような特性を
示し、冷却風が図中の線Aで示すような温度勾配を有す
ることになる。
【0018】一方、コンデンサ20の前面に流入する冷
却風の風速分布を一様とした場合は、図4に示すように
、コンデンサ20を通過した冷却風の温度分布は、図中
線Bで示すように、コア11内でのエンジン冷却水の流
れ方向に沿って略一様となる。このため、コア11内を
流れるエンジン冷却水の水温は、図中線Cで示すように
変化し、冷却風とエンジン冷却水とが熱交換するための
温度差は、図4の斜線部の面積に比例することになる。
【0019】これに対し、コア11に流れ込む冷却風の
温度分布を図2の(b)に示すように設定し、冷却風に
所定の温度勾配を与えた場合、コア11内を流れるエン
ジン冷却水の水温は、図3の線Dで示すように変化する
。すなわち、コア11の上部の高温部分において、コア
11に流入する冷却風の温度は、冷却風の温度分布が一
様の場合に比べて高くなるが、コア11の下部の低温部
分においては、逆に冷却風の温度分布が一様の場合に比
べて低くなる。このため、コア11で冷却風とエンジン
冷却水とが熱交換するための温度差は、図3の斜線部の
面積に比例することになり、上記コンデンサ20に流入
する冷却風の風速分布を一様とした場合に比べて大きく
なる。そして、一般にラジエータ10の放熱量は、冷却
風とエンジン冷却水との温度差に比例するので、上記の
ようにコア11に流れ込む冷却風の温度分布に温度勾配
を与えれば、放熱量は増大することになり、このラジエ
ータ10の放熱性能を高めることができる。
【0020】したがって、従来のような格別なダクト類
を用いることなく、ラジエータ10に対するコンデンサ
20の排熱の影響を少なく抑えて、エンジン冷却水を効
率良く冷却することができ、ラジエータ10の冷却条件
を改善することができる。なお、本発明は、上記第1実
施例に特定されるものではなく、図6に本発明の第2実
施例を示す。
【0021】この第2実施例において上記第1実施例と
相違する点は、整流部材31を複数枚のメッシュ材32
a,32b,32cで構成することにより、この整流部
材31の上部と下部とで通風抵抗を変化させた点にあり
、それ以外の構成は第1実施例と同様である。メッシュ
材32a,32b,32cは、コンデンサ20とコア1
1との間において、冷却風の流れ方向に沿って互いに重
なり合う位置関係に配置されており、コンデンサ20に
近い一枚目のメッシュ材32aは、このコンデンサ20
とコア11との間の全面に亘って介在されている。二枚
目のメッシュ材32bは、コア11の上半分に対応した
位置に設けられているとともに、三枚目のメッシュ材3
2cは、コア11の上端部に対応した位置に設けられて
いる。このため、コア11側から見た場合に、整流部材
31は下部に向かう程、その網目が粗となっており、整
流部材31の下部側程、通風抵抗が小さくなっている。
【0022】したがって、この第2実施例の構成におい
ても、コンデンサ20の上部から下部に向かう程、この
コンデンサ20に流入する冷却風の風速を速くすること
ができ、ラジエータ10のコア11の前面に流れ込む冷
却風の温度分布を、コンデンサ20の下部に向かう程、
低くすることができる。よって、上記第1実施例と同様
の効果が得られる。また、図7には、本発明の第3実施
例が開示されている。
【0023】この第3実施例は、コンデンサ20とコア
11との間に、パンチングメタル製の整流部材41を設
置したものであり、この整流部材41は、コンデンサ2
0やコア11と平行をなしている。そして、この整流部
材41には、多数の通風孔42が開口されており、これ
ら通風孔42は、コア11の上部に対応した位置では、
その開口数が少なく、配置間隔が粗となっているととも
に、コア11の下部に向かうに従い開口数が増大して、
配置間隔が密となっている。このため、整流板41は、
下部に進むに従い開口率が大きく設定され、この整流部
材41の下部側程、通風抵抗が小さくなっている。
【0024】したがって、この第3実施例の構成におい
ても、ラジエータ10のコア11の前面に流れ込む冷却
風の温度分布を、コンデンサ20の下部に向かう程、低
くすることができる。また、図8には、本発明の第4実
施例が開示されている。
【0025】この第4実施例のラジエータ51は、エン
ジン冷却水の流れ方向が横向きのクロスフロー形となっ
ている。ラジエータ51の放熱部であるコア52は、横
長に形成されており、このコア52の一側に、水冷式エ
ンジン2の各部を冷却したエンジン冷却水が流入する第
1のサイドタンク53が取り付けられているとともに、
コア52の他側には、このコア52で熱交換されたエン
ジン冷却水が流れ込む第2のサイドタンク54が設けら
れている。そして、このコア52の前方に第3実施例と
同様の整流部材41が配置されている。この場合、整流
部材41の通風孔42は、エンジン冷却水の流入側であ
る第1のサイドタンク53の側では、その開口数が少な
く、配置間隔が粗となっているとともに、第2のサイド
タンク54に向かうに従い開口数が増大し、配置間隔が
密となっている。このため、整流板41は、コア52の
低温部分である他側に進むに従い開口率が大きく設定さ
れ、通風抵抗が小さくなっている。さらに、図9には、
本発明の第5実施例が開示されている。この第5実施例
は、上記シャッター形の整流部材22を、コンデンサ2
0の前方に配置したもので、それ以外の構成は上記第1
実施例と同様である。
【0026】この第5実施例の構成においても、整流部
材22は、上部側に向かう程、通風抵抗が大きくなって
いるので、コンデンサ20の前面での冷却風の風速分布
は、コンデンサ20の上部では風速が遅く、このコンデ
ンサ20の下部に向かう程、風速が速くなる。したがっ
て、ラジエータ10のコア11の前面に流れ込む冷却風
の温度分布を、コンデンサ20の下部に向かう程、低く
することができ、第1実施例と同様の効果が得られる。
【0027】また、図10に示す本発明の第6実施例は
、上記シャッター形のの整流部材22を、ラジエータ1
0のコア11とラジエータファン16との間に配置した
もので、それ以外の構成は上記第1実施例と同様である
【0028】この構成の場合、整流部材22の存在によ
り、コア11やコンデンサ20の上部側では、冷却風の
抜けが悪くなるので、コンデンサ20の前面での冷却風
の風速分布は、コンデンサ20の上部では風速が遅く、
このコンデンサ20の下部に向かう程、風速が速くなる
。したがって、ラジエータ10のコア11の前面に流れ
込む冷却風の温度分布を、コンデンサ20の下部に向か
う程、低くすることができる。
【0029】なお、上記各実施例では、ラジエータの前
方に配置する熱交換器を、空気調和装置のコンデンサと
したが、本発明はこれに特定されるものではなく、コン
デンサに代って例えばタ−ボ過給器や機械式過給器で加
圧された吸入空気を冷却するためのインタークーラを配
置しても良い。
【0030】
【発明の効果】以上詳述した詳述した本発明によれば、
下流側の熱交換器で冷却風と冷媒とが熱交換するための
温度差を大きくすることができ、この下流側の熱交換器
の放熱性能を高めることができる。したがって、従来の
ような格別なダクト類を用いることなく、下流側の熱交
換器に対する上流側の熱交換器の排熱の影響を少なく抑
えて、冷媒を効率良く冷却することができ、下流側の熱
交換器の冷却条件を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の整流部材とラジエータと
の位置関係を概略的に示す図。
【図2】(a)は、コンデンサに流入する冷却風の風速
分布を示す特性図。 (b)は、ラジエータのコアに流入する冷却風の温度分
布を示す特性図。
【図3】ラジエータで冷却風とエンジン冷却水とが熱交
換するための温度差を示す特性図。
【図4】ラジエータに流入する冷却風の温度分布を一様
とした場合に、このラジエータで冷却風とエンジン冷却
水とが熱交換するための温度差を示す特性図。
【図5】冷却風の通風抵抗を変化させる整流部材の斜視
図。
【図6】本発明の第2実施例の整流部材とラジエータと
の位置関係を概略的に示す図。
【図7】本発明の第3実施例の整流部材を示す正面図。
【図8】本発明の第4実施例の整流部材を示す正面図。
【図9】本発明の第5実施例における整流部材とラジエ
ータとの位置関係を概略的に示す図。
【図10】本発明の第5実施例における整流部材とラジ
エータとの位置関係を概略的に示す図。
【符号の説明】 10,20,51…熱交換器(ラジエータ、コンデンサ
)、21…流れ通路、22,31,41…整流手段(整
流部材)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  冷却風の流れ通路に、複数の熱交換器
    を上記冷却風の流れ方向に沿って互いに重なり合う位置
    関係に並べて配置した熱交換装置において、上記冷却風
    の流れ経路に、冷却風の流れ方向下流側に位置する熱交
    換器の冷媒入口側から出口側に向う程、冷却風の通風抵
    抗を小さくする整流手段を設けたことを特徴とする熱交
    換装置。
JP1068891A 1991-01-31 1991-01-31 熱交換装置 Pending JPH04246229A (ja)

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JP1068891A JPH04246229A (ja) 1991-01-31 1991-01-31 熱交換装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015072451A (ja) * 2013-09-06 2015-04-16 株式会社リコー 冷却装置、及び画像形成装置
JP2018173668A (ja) * 2013-09-06 2018-11-08 株式会社リコー 冷却装置、及び画像形成装置
US10202130B2 (en) 2015-01-08 2019-02-12 Mitsubishi Electric Corporation Cooling device for railroad vehicle

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