JPH04255522A - 車両の冷却装置 - Google Patents

車両の冷却装置

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Publication number
JPH04255522A
JPH04255522A JP1022091A JP1022091A JPH04255522A JP H04255522 A JPH04255522 A JP H04255522A JP 1022091 A JP1022091 A JP 1022091A JP 1022091 A JP1022091 A JP 1022091A JP H04255522 A JPH04255522 A JP H04255522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
engine
air
vehicle
oil cooler
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1022091A
Other languages
English (en)
Inventor
小川聡一郎
Soichiro Ogawa
難波誠治
Seiji Nanba
野崎 修
Osamu Nozaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP1022091A priority Critical patent/JPH04255522A/ja
Publication of JPH04255522A publication Critical patent/JPH04255522A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に対してエンジン
のラジエータおよびオイルクーラを配設する車両の冷却
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両に対してエンジンを搭載
する場合に、エンジンの直ぐ前方にラジエータを配設す
るのが一般的であり、また、インタークーラをこのラジ
エータの前方に配設するようにした技術が例えば、実開
昭57−193028号公報に見られるように公知であ
る。
【0003】一方、ラジエータに対する冷却風を得るの
に、エンジンの出力軸によって直接駆動される冷却ファ
ンを用いる場合と、ラジエータの背部にモータによって
駆動される電動ファンを配設する場合とがあり、ラジエ
ータとエンジンとが離れている場合などには上記電動フ
ァンが設置されている。さらに、車両のエンジン用オイ
ルもしくは変速機用オイルなどの冷却を行うオイルクー
ラを設置し、オイル劣化を防止するようにした技術も知
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記のよう
に車両に搭載したエンジンに対してラジエータおよびオ
イルクーラを配設する場合に、ラジエータおよびオイル
クーラを通過して温度が上昇した熱風をそのままエンジ
ンに当てることは、かえってエンジン温度の上昇を生起
し、さらにラジエータの放熱量が増大する問題を有する
【0005】特に、ラジエータの冷却水温度よりオイル
クーラの温度の方が高く、このオイルクーラを通過した
熱風がエンジンに向けて流れると、エンジン周辺の空気
は換気性が低いことと相俟って熱的悪影響を与えるもの
である。
【0006】そこで、本発明は上記事情に鑑み、オイル
クーラおよびラジエータを通過した熱風によるエンジン
への悪影響を低減するようにした車両の冷却装置を提供
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の車両の冷却装置は、ラジエータの背面側に電動
ファンを設置する一方、該ラジエータの車幅方向の側方
にオイルクーラを配設し、上記電動ファンと後方のエン
ジンとの間にエンジンに吸気を導入する吸気経路の一部
を配設し、かつ前記オイルクーラの後方に流体貯蔵タン
クを配設して構成したものである。
【0008】また、上記吸気経路の一部としては、先端
が車両前部の空気取入口の近傍に開口したエアダクトと
、該エアダクトに接続されたインタークーラとで構成す
るのが好適である。さらに、前記流体貯蔵タンクは、ラ
ジエータに対する冷却水を収容するサブタンクで構成す
るのが好適である。
【0009】
【作用および効果】上記のような車両の冷却装置では、
ラジエータ背部には電動ファンを配設し、その後方のエ
ンジンとの間には吸気経路の一部を配設してラジエータ
を通過した熱風がエンジンに当たるのを低減してエンジ
ンの熱的悪影響を軽減することができる。また、上記ラ
ジエータとエンジンとの間には吸気経路の一部、例えば
インタークーラとそのエアダクトを配設することで、両
者間のスペースを有効利用して吸気経路の設置が行える
【0010】さらに、ラジエータの側方に温度の高くな
るオイルクーラを配設し、さらに、このオイルクーラの
後方には冷却水のサブタンクなどの流体貯留タンクを配
設し、オイルクーラを通過した熱風は流体貯留タンクで
冷却されると共にエンジンの側方を通過することで、こ
のオイルクーラを通過した熱風が直接エンジンに作用す
るのを低減してエンジンの熱的悪影響をさらに軽減する
ことができる。
【0011】
【実施例】以下、図面に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は一実施例の冷却装置を備えた車両の前部構造
を示す概略平面図、図2および図3はそれぞれ図1のA
−A、B−B断面構造を示している。
【0012】車両1の前部は高さの低いショートノーズ
タイプに構成され、この前部にエンジンルームが形成さ
れている。上記車両1の前端部のフロントパネル2の下
部中央には、車幅方向に伸びる空気取入口4が開口され
ている。この空気取入口4の後方には、ラジエータ6が
前傾状態に配置され、このラジエータ6の両側には車両
1の前後方向に伸びるフロントフレーム7が設置されて
いる。また、上記ラジエータ6の背部には電動ファン8
が設置され、さらに、上記ラジエータ6の後方には、エ
ンジン3が車幅方向の略中央に搭載されている。
【0013】一方、上記ラジエータ6と後方のエンジン
3との間には、エンジン3に吸気を導入する吸気経路の
一部、すなわち吸気の冷却を行うインタークーラ11と
、このインタークーラ11に接続され走行風を導くエア
ダクト12とが、ラジエータ6を通過した冷却風をエン
ジン下方に向けて案内する案内部材10として配設され
ている。 そして、上記エアダクト12は、先端が前記空気取入口
4の近傍に開口し、ラジエータ6に面する部分がラジエ
ータ6を通過した冷却風をエンジン3下方に案内する案
内面に形成されている。
【0014】また、前記ラジエータ6は両側部が前記フ
ロントフレーム7に上下の取付部材14,15を介して
取り付けられているものであって、上部横方向のアッパ
タンク16に流入口16a から流入した冷却水はコア
部17を下方に流れて下部横方向のロアタンク18の流
出口18a からエンジン側に流出する。そして、上記
ラジエータ6のコア部17の背部には左右に2個の電動
ファン8が配設され、この電動ファン8はその外周を囲
むファンシュラウド19と車幅方向に伸びたモータ支持
部20とによって支持され、このモータ支持部20はフ
ァンシュラウド19の下部側に大きな開口部を形成する
ように構成されている。
【0015】さらに、前記ラジエータ6の車幅方向の右
側の側方には、フロントフレーム7より外側におけるタ
イヤハウス22の前方に、第1のオイルクーラ23が配
設されている。この第1のオイルクーラ23は変速機用
オイル(150℃程度)を冷却するためのものであり、
該第1のオイルクーラ23の前部にダクト25を備え、
該ダクト25の前方の車両前端には側部空気取入口5が
開設されている。 また、この第1のオイルクーラ23の後方には、冷却水
注入口26a を備えて冷却水(80℃程度)を収容す
るサブタンク26が液体貯蔵タンクとして配設されてい
る。
【0016】一方、前記ラジエータ6の車幅方向の左側
の側方にも、フロントフレーム7より外側におけるタイ
ヤハウス22の前方に、第2のオイルクーラ24が配設
されている。この第2のオイルクーラ24はエンジン用
オイル(130℃程度)を冷却するためのものであり、
この第2のオイルクーラ24は第1のオイルクーラ23
と同様に前部にダクト27を備え、該ダクト27の前方
の車両前端には側部空気取入口5が開設されている。
【0017】前記案内部材10としての吸気経路の構造
を詳しく説明すれば、インタークーラ11の本体部分1
1a はラジエータ6の上方に若干前傾姿勢で配設され
、その上下方向に吸気を流通させて吸気冷却を行うもの
であり、上部に連接された流入ポート11b から過給
機を経て温度が上昇した吸気が流入し、本体部分11a
 で冷却された後、下部に連接された流出ポート11c
 から吸気がエンジン3に供給される。そして、本体部
分11a の前面側にエアダクト12の後端部12b 
が接続されるものであって、この後端部12b は本体
部分11a の形状に対応して大きく形成され、前端の
導入口12c が空気取入口4の後方に臨んで形成され
るものであるが、その間は前方になるに従って上面は前
方から斜め下方に屈曲する一方、下面は電動ファン8の
モータ支持部20に沿って一旦上方に屈曲してからファ
ンシュラウド19およびラジエータ6の上端に沿って斜
め下方に形成されている。
【0018】さらに、上記エアダクト12は平面的には
、前端の導入口12c が右側の温度の高い第1のオイ
ルクーラ23から離れるように左側にオフセットして開
口し、後端部12b のインタークーラ11は上記第1
のオイルクーラ23に近付くように中央側に配置され、
このエアダクト12は後端部12b の位置から左側に
斜めに伸びて形成されている。上記エアダクト12の下
面およびインタークーラ11の底部によって形成された
案内面によって、ラジエータ6を通過した冷却風をラジ
エータ6背部上方から下方に向けて案内し、この冷却風
が後方のエンジン3の下部に流れるようにしている。
【0019】また、前記電動ファン8の支持構造を詳細
に説明すれば、図4にも示すように、ラジエータ6の背
部にファンシュラウド19が取り付けられるものであり
、このファンシュラウド19は左右の電動ファン8の冷
却ファン8a(図1、図4では図示省略)の外周に沿っ
て短い筒状に形成され、このファンシュラウド19のさ
らに背部に電動ファン8のモータ部8bを固定するモー
タ支持部20が設置されている。このモータ支持部20
は中心部20a から上方に2本の連結部材20b が
放射状に伸びてファンシュラウド19に連結される一方
、中心部20a の下部には下部部材20c が横方向
(車幅方向)に一直線状に伸びて側部のファンシュラウ
ド19に連結されて形成されている。 これにより、モータ支持部20の下部部材20c より
下方のファンシュラウド19の背部は大きく開口して、
連結部材20b の配設などによる通気抵抗の増大がな
く、ラジエータ6下半部分の冷却風の通過量が増大する
ように構成されている。
【0020】なお、前記ラジエータ6の下方には空気取
入口4の下部とラジエータ6の下端部とを連結するアン
ダーパネル29(図2参照)が設置され、このアンダー
パネル29には前方に向けて開口する複数のエア流入口
29aが形成されている。
【0021】上記のような構造により、車両1の走行に
応じて前方の空気取入口4から流入した走行風は通路断
面積が大きく拡大しないで高い流速のままラジエータ6
のコア部17に作用し、このコア部17で冷却水との熱
交換を行ってから背部に通過する。また、電動ファン8
の駆動に伴って生じる冷却風も同様にラジエータ6を背
部に通過する。そして、ラジエータ6の上半部分を通過
した熱風は上部の案内部材10によって下方に向けて案
内され、また、ラジエータ6の下半部分はモータ支持部
20の通気抵抗が少なくこの部分を多量の熱風が通過し
、全体としてラジエータ6の通過熱風はエンジン3の下
方に向かいそのままエンジンルームの後底部から排出さ
れ、エンジン3に熱風による熱的悪影響を低減すること
ができる。
【0022】さらに、前記空気取入口4からの走行風の
一部はエアダクト12からインタークーラ11に導入さ
れて吸気の冷却を行うものであるが、その際、上記エア
ダクト12の先端導入口12c は高温の第1のオイル
クーラ23から離れた位置に開口して、その熱的影響を
受けることが少ない。
【0023】一方、両側の第1および第2のオイルクー
ラ23,24をエンジン3の前方を避けてラジエータ6
の車幅方向の両側に配置したことで、このオイルクーラ
23,24を通過した熱風がエンジン3に当るのを低減
し、特に高温側の第1のオイルクーラ23の後方にはサ
ブタンク26を配設して、熱風によるエンジン3に対す
る熱的悪影響をさらに低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却装置を備えた車両の前部構造を示
す概略平面構成図
【図2】図1のA−A断面構成図
【図3】図1のB−B断面構成図
【図4】ラジエータの平面図
【符号の説明】
1    車両 3    エンジン 4    空気取入口 5    側部空気取入口 6    ラジエータ 8    電動ファン 11    インタークーラ(吸気経路)12    
エアダクト 23    オイルクーラ 25    ダクト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ラジエータの背面側に電動ファンを設
    置する一方、該ラジエータの車幅方向の側方にオイルク
    ーラを配設し、上記電動ファンと後方のエンジンとの間
    にエンジンに吸気を導入する吸気経路の一部を配設し、
    かつ前記オイルクーラの後方に流体貯蔵タンクを配設し
    たことを特徴とする車両の冷却装置。
  2. 【請求項2】  前記吸気経路の一部は、先端が車両前
    部の空気取入口の近傍に開口したエアダクトと、該エア
    ダクトに接続されたインタークーラとからなることを特
    徴とする請求項1記載の車両の冷却装置。
  3. 【請求項3】  前記流体貯蔵タンクは、ラジエータに
    対する冷却水を収容するサブタンクで構成したことを特
    徴とする請求項1記載の車両の冷却装置。
JP1022091A 1991-01-30 1991-01-30 車両の冷却装置 Withdrawn JPH04255522A (ja)

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JP1022091A JPH04255522A (ja) 1991-01-30 1991-01-30 車両の冷却装置

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JP1022091A JPH04255522A (ja) 1991-01-30 1991-01-30 車両の冷却装置

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JPH04255522A true JPH04255522A (ja) 1992-09-10

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JP1022091A Withdrawn JPH04255522A (ja) 1991-01-30 1991-01-30 車両の冷却装置

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JP (1) JPH04255522A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100544328B1 (ko) * 1998-11-14 2006-03-28 한라공조주식회사 자동차냉각장치의팬쉬라우드어셈블리고정장치
JP2008049815A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Mazda Motor Corp 車体前部構造

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100544328B1 (ko) * 1998-11-14 2006-03-28 한라공조주식회사 자동차냉각장치의팬쉬라우드어셈블리고정장치
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514