JPH04245960A - 膨張黒鉛編組体及びその製法 - Google Patents
膨張黒鉛編組体及びその製法Info
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- JPH04245960A JPH04245960A JP2252755A JP25275590A JPH04245960A JP H04245960 A JPH04245960 A JP H04245960A JP 2252755 A JP2252755 A JP 2252755A JP 25275590 A JP25275590 A JP 25275590A JP H04245960 A JPH04245960 A JP H04245960A
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Landscapes
- Knitting Of Fabric (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Inorganic Fibers (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は膨張黒鉛編組体及びその製法に係り、その目
的は生産性・及び作業性に優れ、且つ耐久性がよく、グ
ランドパッキン、ガスケット、断熱材等に用いることが
できる膨張黒鉛編組体とその製法を提供することにある
。
的は生産性・及び作業性に優れ、且つ耐久性がよく、グ
ランドパッキン、ガスケット、断熱材等に用いることが
できる膨張黒鉛編組体とその製法を提供することにある
。
(従来技術及びその問題点)
従来より、膨張黒鉛はその耐熱性・耐薬品性・優れた自
己潤滑性といった特性から金型成形、或いはラミネート
等の方法でリング状製品とされ、直接ポンプやバルブの
軸封に組み込まれてグランドパッキンとして広く利用さ
れている。
己潤滑性といった特性から金型成形、或いはラミネート
等の方法でリング状製品とされ、直接ポンプやバルブの
軸封に組み込まれてグランドパッキンとして広く利用さ
れている。
しかし、このようなリング状製品は予め用いる軸径に合
わせてリング状に形成された特定の軸に対してのグラン
ドパッキンであるため、汎用性・作業性に乏しい製品で
あった。
わせてリング状に形成された特定の軸に対してのグラン
ドパッキンであるため、汎用性・作業性に乏しい製品で
あった。
即ち、膨張黒鉛は引張強度が弱く、圧縮率及び許容ひね
り回数の少ない脆い物質であるため、石綿のように編組
にして必要な長さに切断して任意の軸封部等に使用でき
るというグランドパッキンではなかった。
り回数の少ない脆い物質であるため、石綿のように編組
にして必要な長さに切断して任意の軸封部等に使用でき
るというグランドパッキンではなかった。
このようなことから膨張黒鉛を編組にする方法として特
開昭63−1863号公報に可撓性シートを複数積み合
わせてその表面をアラミド繊維等の繊維でニット編み、
又はユニット編みして編糸とし、この編糸を複数本収束
して紐状体の編組とする技術が開示された。
開昭63−1863号公報に可撓性シートを複数積み合
わせてその表面をアラミド繊維等の繊維でニット編み、
又はユニット編みして編糸とし、この編糸を複数本収束
して紐状体の編組とする技術が開示された。
しかしながら、この技術は耐熱性パッキンとして機能し
ないアラミド繊維を用いて編糸としているため、複数本
収束させて紐状体とする時に表面に露出した繊維等を燃
焼手段等で除去する必要があり、非常に手間とコストの
係る生産性の悪いグランドパッキンであった。
ないアラミド繊維を用いて編糸としているため、複数本
収束させて紐状体とする時に表面に露出した繊維等を燃
焼手段等で除去する必要があり、非常に手間とコストの
係る生産性の悪いグランドパッキンであった。
しかも、この技術は膨張黒鉛が本来有する脆さを何ら改
良するものではなく、強度に劣るグランドパッキンであ
るため、高締め付け時には潰れてしまい軸封部外に食み
出したり、或いは往復動ポンプの軸封等パッキン材と相
手材との接触面が相対移動する軸封に使用した場合は、
膨張黒鉛が相手材周面に焼きつく等の欠点があった。
良するものではなく、強度に劣るグランドパッキンであ
るため、高締め付け時には潰れてしまい軸封部外に食み
出したり、或いは往復動ポンプの軸封等パッキン材と相
手材との接触面が相対移動する軸封に使用した場合は、
膨張黒鉛が相手材周面に焼きつく等の欠点があった。
更には、特開昭64−26096号公報にグランドパッ
キンに関する技術が開示された。
キンに関する技術が開示された。
この技術は角部を構成する編糸をアラミド繊維等の補強
繊維とし、角部を構成しない編糸を膨張黒鉛からなる糸
として角形編組を形成させてグランドパッキンとしたも
のである。
繊維とし、角部を構成しない編糸を膨張黒鉛からなる糸
として角形編組を形成させてグランドパッキンとしたも
のである。
しかしながら、この技術も前記特開昭63−1863号
公報と同様、相手材に接触する部分は燃焼等して除去す
る必要があり、手間とコストの係る生産性の悪いグラン
ドパッキンであった。
公報と同様、相手材に接触する部分は燃焼等して除去す
る必要があり、手間とコストの係る生産性の悪いグラン
ドパッキンであった。
しかも、この技術では膨張黒鉛からなる糸を編糸として
使用しており、脆くて千切れたり、縒れたりし易いため
に機械編することができず、生産性が著しく悪いという
欠点があった。
使用しており、脆くて千切れたり、縒れたりし易いため
に機械編することができず、生産性が著しく悪いという
欠点があった。
(発明の解決課題)
上記課題に鑑み、業界では、生産性と耐久性がよく、グ
ランドパッキン、ガスケット、耐熱材等として利用でき
る膨張黒鉛編組体とその製法の創出が望まれていた。
ランドパッキン、ガスケット、耐熱材等として利用でき
る膨張黒鉛編組体とその製法の創出が望まれていた。
(発明の解決手段)
この発明は以上のような欠点を回避せんとして、金属メ
ッシュ及び/又は金属ファイバーが極薄熱融着フィルム
を介して膨張黒鉛フィルムに積層されたスリット状の積
層テープが繊維材料とされ、この繊維材料が単数又は複
数撚られて単糸とされ、この単糸から連続した糸が形成
されて編糸とされ、この編糸から形成された編組体であ
ることを特徴とする膨張黒鉛編組体とその製法を提供す
ることより上記従来の欠点を悉く解消することに成功し
たのである。
ッシュ及び/又は金属ファイバーが極薄熱融着フィルム
を介して膨張黒鉛フィルムに積層されたスリット状の積
層テープが繊維材料とされ、この繊維材料が単数又は複
数撚られて単糸とされ、この単糸から連続した糸が形成
されて編糸とされ、この編糸から形成された編組体であ
ることを特徴とする膨張黒鉛編組体とその製法を提供す
ることより上記従来の欠点を悉く解消することに成功し
たのである。
(発明の構成)
以下、この発明に係る膨張黒鉛編組体及びその製法につ
いて図面に基づいて詳述する。
いて図面に基づいて詳述する。
第1図(A)はこの発明に用いる積層テープ(4)の断
面図であり、(1)は膨張黒鉛フィルム、(2)は極薄
熱融着フィルム、(3)は金属メッシュ及び/又は金属
ファイバーである。
面図であり、(1)は膨張黒鉛フィルム、(2)は極薄
熱融着フィルム、(3)は金属メッシュ及び/又は金属
ファイバーである。
この積層テープ(4)は膨張黒鉛フィルム(1)と金属
メッシュ及び/又は金属ファイバーとが極薄熱融着フィ
ルム(2)を介して積層された積層体である。
メッシュ及び/又は金属ファイバーとが極薄熱融着フィ
ルム(2)を介して積層された積層体である。
この発明の膨張黒鉛フィルム(1)に用いる膨張黒鉛は
、近年に至りその優れた耐熱性、耐蝕性、潤滑性に着目
され軸封パッキンなどのパッキン素材として周知の膨張
可撓性黒鉛であればよく、天然黒鉛、熱分解黒鉛、キッ
シュ黒鉛等を濃硫酸、濃硝酸等よりなる酸化合物中で適
当な時間浸積処理して得ることができる。
、近年に至りその優れた耐熱性、耐蝕性、潤滑性に着目
され軸封パッキンなどのパッキン素材として周知の膨張
可撓性黒鉛であればよく、天然黒鉛、熱分解黒鉛、キッ
シュ黒鉛等を濃硫酸、濃硝酸等よりなる酸化合物中で適
当な時間浸積処理して得ることができる。
膨張黒鉛フィルム(1)はこの膨張黒鉛をロール部材等
により圧縮成形して製造される。
により圧縮成形して製造される。
この膨張黒鉛フィルム(1)の厚さは約0.15〜0.
3mmが好適であり、その理由は0.15mm未満では
一体複合積層化を行う工程においてフィルム自身が破損
してしまい、0.3mmを超える厚さでは厚過ぎて単糸
を形成する際に、撚り難い等の不都合が生じるからであ
る。
3mmが好適であり、その理由は0.15mm未満では
一体複合積層化を行う工程においてフィルム自身が破損
してしまい、0.3mmを超える厚さでは厚過ぎて単糸
を形成する際に、撚り難い等の不都合が生じるからであ
る。
また、膨張黒鉛フィルム(1)の密度は0.9〜1.5
g/cm3が望ましい。
g/cm3が望ましい。
この理由は、0.9g/cm3未満では、強度が弱く破
損し易く、1.5g/cm3を超えると単糸を形成する
際に撚り難いからである。
損し易く、1.5g/cm3を超えると単糸を形成する
際に撚り難いからである。
金属メッシュ及び/又は金属ファイバー(3)として用
いる金属は、メッシュ及び/又はファイバーとして形成
可能な金属あればよく、例えば可撓性に富む焼鈍したス
テンレス鋼線を基材としたものが好適に用いられるが特
に限定されるものではなく、耐熱性に富む金属、インコ
ネル(商品名)等のニッケル合金、アルミニウム、銅、
ニッケル、クロム等を基材としたもの等いずれのもので
も好適に用いることができる。
いる金属は、メッシュ及び/又はファイバーとして形成
可能な金属あればよく、例えば可撓性に富む焼鈍したス
テンレス鋼線を基材としたものが好適に用いられるが特
に限定されるものではなく、耐熱性に富む金属、インコ
ネル(商品名)等のニッケル合金、アルミニウム、銅、
ニッケル、クロム等を基材としたもの等いずれのもので
も好適に用いることができる。
また、金属メッシュにあってはそのメッシュを構成する
金属繊維の径が1〜3mmの範囲内にあることが望まし
い。
金属繊維の径が1〜3mmの範囲内にあることが望まし
い。
このメッシュ径が1mm未満では、繊維材料として利用
し難いからである。
し難いからである。
又3mmを超えると積層テープ(4)とした場合は、強
度等が大きくなり過ぎて、撚ることができなくなり好ま
しくないからである。
度等が大きくなり過ぎて、撚ることができなくなり好ま
しくないからである。
この発明において金属メッシュ及び/又は金属ファイバ
ー(3)を用いる理由は、後記詳述する機械編可能な丈
夫な連続糸を作成し、この連続糸を編糸として機械編で
編組体を得るためである。
ー(3)を用いる理由は、後記詳述する機械編可能な丈
夫な連続糸を作成し、この連続糸を編糸として機械編で
編組体を得るためである。
即ち、膨張黒鉛のみを使用した編糸は、脆くて千切れた
り、縒れたりし易く機械編に用いる編糸として使用でき
るものではなく、この金属メッシュ及び/又は金属ファ
イバー(3)の有する金属としての強靭な強度特性を膨
張黒鉛フィルム(1)に賦与させるためである。
り、縒れたりし易く機械編に用いる編糸として使用でき
るものではなく、この金属メッシュ及び/又は金属ファ
イバー(3)の有する金属としての強靭な強度特性を膨
張黒鉛フィルム(1)に賦与させるためである。
また、この金属(3)はメッシュ及び/又はファイバー
とされた金属を用いるので、金属箔の如く摩擦係数が小
さく滑り易いため撚り難かったり、撚っても元の形状に
戻ること等はなく、簡便且つ確実に撚ることができ、機
械編に適した優れた編糸とすることができる。
とされた金属を用いるので、金属箔の如く摩擦係数が小
さく滑り易いため撚り難かったり、撚っても元の形状に
戻ること等はなく、簡便且つ確実に撚ることができ、機
械編に適した優れた編糸とすることができる。
更には、膨張黒鉛のみを使用して形成されたパッキンの
機械的強度の脆さ、並びに作業性の低効率といった点が
、この金属メッシュ及び/又は金属ファイバー(3)に
より改善され、膨張黒鉛フィルム(1)の欠点である強
度不足を補うことができる。
機械的強度の脆さ、並びに作業性の低効率といった点が
、この金属メッシュ及び/又は金属ファイバー(3)に
より改善され、膨張黒鉛フィルム(1)の欠点である強
度不足を補うことができる。
この金属メッシュ及び/又は金属ファイバー(3)は前
記膨張黒鉛フィルム(1)に極薄熱融着フィルム(2)
を介して加熱圧着され積層テープ(4)とされる。
記膨張黒鉛フィルム(1)に極薄熱融着フィルム(2)
を介して加熱圧着され積層テープ(4)とされる。
この極薄熱融着フィルム(2)としてはポリアミド系樹
脂、ポリエチレン系樹脂等のオレフィン系樹脂等の熱可
塑性プラスチックフィルムが好適に用いられる。
脂、ポリエチレン系樹脂等のオレフィン系樹脂等の熱可
塑性プラスチックフィルムが好適に用いられる。
この極薄熱融着フィルム(2)を用いる理由は、膨張黒
鉛フィルム(1)と金属メッシュ及び/又は金属ファイ
バー(3)は耐熱性に優れた素材であるため、極薄熱融
着フィルム(2)で両者を加熱圧着させても、両者が変
成すること等なく、最も簡便且つ確実に積層テープ(4
)とすることができるからである。
鉛フィルム(1)と金属メッシュ及び/又は金属ファイ
バー(3)は耐熱性に優れた素材であるため、極薄熱融
着フィルム(2)で両者を加熱圧着させても、両者が変
成すること等なく、最も簡便且つ確実に積層テープ(4
)とすることができるからである。
この積層テープ(4)はロール成形法等によって製造で
きる。
きる。
この積層テープ(4)の厚さは0.3〜1.5mm程度
が次工程の繊維材料として好適に使用できる。
が次工程の繊維材料として好適に使用できる。
尚、この実施例では、単層構造の積層テープ(4)につ
いて詳述したが、第1図(B)に示される二重構造の積
層テープ(4)、即ち膨張黒鉛フィルム(1)と金属メ
ッシュ及び/又は金属ファイバーとが極薄熱融着フィル
ム(2)を介して積層された積層体の金属メッシュ及び
/又は金属ファイバーに、更に極薄熱融着フィルム(2
)を介して膨張黒鉛フィルム(1)を積層させた二重構
造の積層テープ(4)等も好適に使用できる。
いて詳述したが、第1図(B)に示される二重構造の積
層テープ(4)、即ち膨張黒鉛フィルム(1)と金属メ
ッシュ及び/又は金属ファイバーとが極薄熱融着フィル
ム(2)を介して積層された積層体の金属メッシュ及び
/又は金属ファイバーに、更に極薄熱融着フィルム(2
)を介して膨張黒鉛フィルム(1)を積層させた二重構
造の積層テープ(4)等も好適に使用できる。
このようにして得られた積層テープ(4)は、第2図示
の如くスリッター(s)等を用いて幅約2〜5mmのス
リット状に切断される。
の如くスリッター(s)等を用いて幅約2〜5mmのス
リット状に切断される。
このスリット状の切断物が繊維材料(5)とされ、この
繊維材料(5)を第3図示の如く単数又は複数用いて膨
張黒鉛フィルム(1)が外側で金属メッシュ及び/又は
金属ファイバー(3)が内側になるように撚り、単糸(
6)を得る。
繊維材料(5)を第3図示の如く単数又は複数用いて膨
張黒鉛フィルム(1)が外側で金属メッシュ及び/又は
金属ファイバー(3)が内側になるように撚り、単糸(
6)を得る。
この単糸(6)は外側が膨張黒鉛フィルム(1)である
ので耐熱性がよく、且つ内側が金属メッシュ及び/又は
金属ファイバー(3)であるので強度を保持し、しかも
撚り糸として簡便に形成される単糸(6)である。
ので耐熱性がよく、且つ内側が金属メッシュ及び/又は
金属ファイバー(3)であるので強度を保持し、しかも
撚り糸として簡便に形成される単糸(6)である。
この単糸(6)は常法に従い連続糸、即ち編糸(7)と
され、第4図示の如く糸巻き(1)等に巻付けられる。
され、第4図示の如く糸巻き(1)等に巻付けられる。
得られた編糸(7)は、上記説明した如く脆くて千切れ
たり、縒れたりすることなく通常用いられる編組機によ
って編組体(8)とされる。
たり、縒れたりすることなく通常用いられる編組機によ
って編組体(8)とされる。
このようにして得られた編組体(8)は第5図に例示す
るように八打角編(第5図(A))、格子角編(第5図
(B))、丸打編(第5図(C))、ツイスト編(第5
図(D))等各種の編組体とすることができる。
るように八打角編(第5図(A))、格子角編(第5図
(B))、丸打編(第5図(C))、ツイスト編(第5
図(D))等各種の編組体とすることができる。
その他チューブ状編組体、クロス状編組体、リボン状(
テープ状)編組体等も採用できる。
テープ状)編組体等も採用できる。
この編組体(8)は従来の編組体パッキンと同様、必要
に応じて切断して任意の流体機械、気体機械の軸封部等
に用いるグランドパッキン、ガスケット、断熱材等とし
て利用される。
に応じて切断して任意の流体機械、気体機械の軸封部等
に用いるグランドパッキン、ガスケット、断熱材等とし
て利用される。
(発明の効果)
以上詳述した如く、この発明に係る膨張黒鉛編組体及び
その製法は金属メッシュ及び/又は金属ファイバーが極
薄熱融着フィルムを介して膨張黒鉛フィルムに積層され
たスリット状の積層テープが繊維材料とされ、この繊維
材料が単数又は複数撚られて単糸とされ、この単糸から
連続した糸が形成されて編糸とされ、この編糸から形成
された編組体であることを特徴とする膨張黒鉛編組体及
びその製法であるから以下の効果を奏する。
その製法は金属メッシュ及び/又は金属ファイバーが極
薄熱融着フィルムを介して膨張黒鉛フィルムに積層され
たスリット状の積層テープが繊維材料とされ、この繊維
材料が単数又は複数撚られて単糸とされ、この単糸から
連続した糸が形成されて編糸とされ、この編糸から形成
された編組体であることを特徴とする膨張黒鉛編組体及
びその製法であるから以下の効果を奏する。
即ち、繊維材料として膨張黒鉛と金属メッシュ及び/又
は金属ファイバーとの積層テープを切断してスリット状
にしたものを用いるので、耐熱性に優れ且つ千切れたり
、瑳れたりすることがない丈夫な繊維材料である。
は金属ファイバーとの積層テープを切断してスリット状
にしたものを用いるので、耐熱性に優れ且つ千切れたり
、瑳れたりすることがない丈夫な繊維材料である。
また、メッシュ及び/又はファイバーとされた金属を内
側にして撚り単糸を形成するので、確実且つ簡便に撚り
糸としての単糸を得ることができる。
側にして撚り単糸を形成するので、確実且つ簡便に撚り
糸としての単糸を得ることができる。
従って、この単糸は耐久性のよい丈夫な単糸であるので
、機械編が簡便に行える連続糸としての編糸を得ること
ができ、生産性のよい編組体を得ることができる。
、機械編が簡便に行える連続糸としての編糸を得ること
ができ、生産性のよい編組体を得ることができる。
この膨張黒鉛編組体は、流体機械、気体機械の軸封部等
の対象物に対して、対象物に応じて任意に切断して使用
できるので簡便に用いることができる。
の対象物に対して、対象物に応じて任意に切断して使用
できるので簡便に用いることができる。
しかも金属メッシュ及び/又は金属ファイバーで補強さ
れた膨張黒鉛とされているので、脆くて崩れ易い等のこ
とがなく、グランドパッキン、ガスケット、断熱材等と
しての強度を充分保持する
れた膨張黒鉛とされているので、脆くて崩れ易い等のこ
とがなく、グランドパッキン、ガスケット、断熱材等と
しての強度を充分保持する
第1図(A)はこの発明の一実施例に用いる積層テープ
を示す断面図、第1図(B)は同じくこの発明の一実施
例に用いる積層テープを示す断面図、第2図は第1図に
示す積層テープをスリット状に切断する状態を示す斜視
図、第3図はこの発明の一実施例に係る単糸を示す斜視
図、第4図はこの発明の一実施例に係る編糸を示す斜視
図、第5図(A)はこの発明の一実施例に係るグランド
パッキンとしての八打角編体を示す斜視図、第5図(B
)は同じく格子角編体を示す斜視図、第5図(C)は同
じく丸打編体を示す斜視図、第5図(D)は同じくツイ
スト編体を示す斜視図である。 (1)…膨張黒鉛フィルム (2)…極薄熱融着フィルム (3)…金属メッシュ及び/又は金属ファイバー(4)
…積層テープ (5)…繊維材料(6)…単糸 (7)
…編糸 (8)…編組体
を示す断面図、第1図(B)は同じくこの発明の一実施
例に用いる積層テープを示す断面図、第2図は第1図に
示す積層テープをスリット状に切断する状態を示す斜視
図、第3図はこの発明の一実施例に係る単糸を示す斜視
図、第4図はこの発明の一実施例に係る編糸を示す斜視
図、第5図(A)はこの発明の一実施例に係るグランド
パッキンとしての八打角編体を示す斜視図、第5図(B
)は同じく格子角編体を示す斜視図、第5図(C)は同
じく丸打編体を示す斜視図、第5図(D)は同じくツイ
スト編体を示す斜視図である。 (1)…膨張黒鉛フィルム (2)…極薄熱融着フィルム (3)…金属メッシュ及び/又は金属ファイバー(4)
…積層テープ (5)…繊維材料(6)…単糸 (7)
…編糸 (8)…編組体
Claims (2)
- 【請求項1】金属メッシュ及び/又は金属ファイバーが
極 薄熱融着フィルムを介して膨張黒鉛フィルムに積層され
たスリット状の積層テープが繊維材料とされ、この繊維
材料が単数又は複数撚られて単糸とされ、この単糸から
連続した糸が形成されて編糸とされ、この編糸から形成
された編組体であることを特徴とする膨張黒鉛編組体。 - 【請求項2】金属メッシュ及び/又は金属ファイバーと
膨 張黒鉛フィルムとを極薄熱融着フィルムを介して積層テ
ープとし、この積層テープを切断してスリット状の繊維
材料とし、このスリット状の繊維材料を単数又は複数撚
って単糸とし、この単糸から連続した糸を形成して編糸
とし、この編糸から編組機を用いて編組体を形成するこ
とを特徴とする膨張黒鉛編組体の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2252755A JPH04245960A (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 膨張黒鉛編組体及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2252755A JPH04245960A (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 膨張黒鉛編組体及びその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04245960A true JPH04245960A (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=17241839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2252755A Pending JPH04245960A (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 膨張黒鉛編組体及びその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04245960A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001140116A (ja) * | 1999-11-10 | 2001-05-22 | Toray Ind Inc | 制 服 |
KR100379095B1 (ko) * | 2001-02-14 | 2003-04-07 | 화이버텍 (주) | 금속 단섬유로부터 연속 금속사를 제조하는 방법 |
CN107142599A (zh) * | 2017-04-14 | 2017-09-08 | 江南大学 | 一种石墨烯毛针织面料的生产方法 |
-
1990
- 1990-09-20 JP JP2252755A patent/JPH04245960A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001140116A (ja) * | 1999-11-10 | 2001-05-22 | Toray Ind Inc | 制 服 |
KR100379095B1 (ko) * | 2001-02-14 | 2003-04-07 | 화이버텍 (주) | 금속 단섬유로부터 연속 금속사를 제조하는 방법 |
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